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芸能 2014年12月01日 11時00分
ウーマン村本 ベッキーとは何もないと強調
11月29日、「NSC・YCC・YOEC合同学院説明会」が都内で行われ、南海キャンディーズ山里亮太と、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が特別講師として登壇した。 説明会終了後、フォトセッションのみに応じる予定だった村本は、「例の件(熱愛)が書かれることによって、名古屋の看護師にフラれそうなんです!」と自ら写真週刊誌の報道をネタにベッキーとの熱愛を改めて否定。「(ベッキーとは)敬語でしゃべる仲ですよ」と強調した。 さらには、「しかもこれ(この日の報道)でまた、静岡のエステティシャンのファンが怒るんです」とプライベートでの女性関係が面倒になると話し、「今度食事する機会がありましたら、ついてきていいですから、その女の子オトす為に、みなさんの会社の経費で(食事代)落としてください!」とキレ気味に語った。 村本が帰った後に山里は、「(講義)長かったでしょー、みんな村本のあの話聞きたいから待ってたのに」と自虐気味にコメント。自身に恋愛スキャンダルがないことを嘆いた。 ちなみに、講義での入校希望者の印象について山里は、「いずれお世話になりそうな、有望な人がいそうでしたよ。僕の時なんか緊張しちゃって質問できませんでしたもん」と評価。しかし、入学希望者向けにコメントを求められると「あの中に将来のライバルがいるかと思うと、ヘドが出ます。才能がある人は来ないでください」と吐き捨て場内を爆笑させた。(斎藤雅道)
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芸能 2014年12月01日 10時15分
小島瑠璃子の理想の男性は、内面が爆笑・田中でルックスは向井理
タレント 小島瑠璃子が29日都内でレノボ・ジャパン「YOGA RAVE」イベントに出席した。 スポーツキャスターとして人気上昇中の小島、最近運動を始めたという。「ホノルルマラソンを目標に走る練習をしています。今までは全く運動をしていませんでしたが、体を動かすことで食欲も出て健康になりました」とニッコリ。 先日、元マラソンのオリンピック金メダリスト高橋尚子さんからコーチを受けたという。「アップダウンの山道を走り70段の階段を駈け上るという、心臓破りの猛烈トレ-ニングです。これをこなせば皇居マラソンは簡単に走れます」と自信満々。報道陣からの「20年(東京オリンピック)も目指しているんですか」の質問には「え〜、出場ですか! そんな事を言ったらバカかと言われますのでやめて下さい」とあわてて否定。続いて「12月14日のホノルルマラソンは5時間切りで完走したいです」と目標を語った またマラソン以外にやりたいスポーツを問われると「テニスデートなんか爽やかで良いですね。相手は残念ながらいませんが」と苦笑い。理想の男性像を問われると「爆笑問題の田中さんみたいな内面で、ルックスは向井理さんですね」とかなわぬ想いを披露。 クリスマスの予定については「有難いことに仕事が入っています(笑)。空いてて1人だと寂しいので…」とまだ見ぬ理想のお相手はしばらくおあずけ!? (アミーゴ・タケ)
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レジャー 2014年11月30日 23時00分
キャバ嬢が生まれる瞬間(25)〜派手な格好に憧れ、キャバ嬢になった女〜
飯田香澄(仮名・20歳) 私は子供の頃から、あまり外で友達と遊ぶということをしなかった。親もスパルタ教育で厳しかったし、娯楽は家の中でテレビを見ているだけ。でもそれでなんの不満もなかった。だからといって暗く内向的な性格というわけでもなく、学校へ行けば友達と楽しく会話していた。 ずっとそんな感じで学生時代を過ごしてきたんだけど、周りが恋愛やお洒落に目覚め始める頃、私が興味を持ったのはアニメだけだった。テレビアニメだけじゃなく、原作となったライトノベルとかも読み漁ったりして、かなりハマってたんだよね。だからその頃からクラスメートとは話が合わなくなったかな。 友達から原宿に服を買いに行こうと誘われたこともあったけどいつも断ってた。少ないお小遣いでなぜ服を買わなければならないのか、それならアニメのグッズを買ったほうがよっぽどいいって思ってて、休日は一人でアニメイトに行ったりしていた。 だから青春の1ページみたいな思い出はないし、恋人も出来なかった。私が向き合ってきたのは二次元だけ。10代の頃はそれが当たり前だと思ってたんだけど、成人してからお洒落というか華やかな服装に興味が出てきた。その状況になったらどんな世界が見えるのだろうっていう興味。 昔ほどではないけど、今でもアニメは見ているし、別にこのままじゃダメだと思ったわけでもない。ただなんとなく今まで一切、身を着飾ってこなかったからその反動が来たんだよね。このまま年をとる前に一度はああいう格好しとくかみたいな。 とはいえファッション誌を買って今さら1から勉強するってのも面倒くさい。だったらある程度、方向性が決められているキャバ嬢になって、ドレスや髪型、派手なネイルなんかを思いっきりやってやろうって思った。 今はキャバ嬢になって満足してる。私にはいわゆるギャル時代みたいのもなかったから、現在の着飾った格好で外を歩くだけで楽しい。でも昔の友達が今の私を見たらビックリするだろうな。(取材/構成・篠田エレナ)
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芸能 2014年11月30日 19時00分
上原多香子 悲劇の未亡人にのしかかった安室奈美恵独立騒動
9月25日にミュージシャンのTENNが大阪市内の自宅マンション駐車場の車内で“首つり自殺”。妻で『SPEED』の上原多香子(31)が“悲劇の未亡人”として同情を集めている。 「格差婚といわれていましたが、夫婦仲は円満だった。葬儀での憔悴しきった彼女の表情が業界関係者の涙を誘ったものです」(マスコミ関係者) 上原をデビューの頃から知る音楽関係者が言う。 「上原の派手な交友関係が、夫のTENNを追い詰めたんじゃないですか。自殺の原因は“大阪を拠点にしたいTENNと、東京で活動したい上原のすれ違いが原因で離婚の話になった”という情報も流れましたが、上原の男性関係の情報を封じ込めるために流したと囁かれています」 1990年代に一世を風靡した『SPEED』メンバーの上原は、同じ事務所所属の『DA PUMP』ISSAとの半同棲をスタートに、ロックバンド『RIZE』のボーカルのJESSEとの“七夕朝帰りデート”や俳優の山崎裕太との親密交際が報じられた。 「他にも、ドラマ共演した『関ジャニ∞』錦戸亮や元ジャニーズ事務所の赤西仁、俳優の山本耕史、ヒップホップ系ダンサーのAKIHIROとも噂された」(ロックイベント関係者) 上原がTENNと電撃入籍したのは、'12年8月。結婚と同時に上原は芸能活動を休止した。 「その間も『SPEED』時代の功績が認められて、一説には毎月200万円のギャラを貰っていたんです。逆にTENNの音楽活動はスランプ、上原に養ってもらっている状態でしたね」(在阪の音楽関係者) 大阪での知られざる新婚生活として、上原は関西のお笑い芸人や歌手仲間との飲み会にもよく参加していたという。 「芸人との飲み会で酔ったノリで抱き合ったり、誤解されるような行動が度々あったみたいです。生真面目なTENNは仕事だけでなく、上原の交友関係についても悩んでいましたよ」(前出・在阪の音楽関係者) 今年5月、同じ事務所に所属する安室奈美恵の独立騒動が発覚。上原も優雅に活動休止を続けるわけにはいかない状況になった。 「東京で生活することが多くなったのです。結果、すれ違いが生じるようになった。TENNが不安を募らせたんだと思いますよ」(芸能プロ関係者) 美しすぎる未亡人。
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レジャー 2014年11月30日 17時40分
【第34回ジャパンカップ】スタミナたっぷりエピファネイア圧勝
競馬のオリンピック「第34回ジャパンカップ」(GI・芝2400メートル、30日東京競馬場18頭)は、道中好位3番手を進んだ単勝4番人気のエピファネイア(57キロC.スミヨン騎手)が最後の直線400メートルで先頭に立ち、2着ジャスタウェイ(単勝3番人気、57キロ福永祐一騎手)に4馬身差を付けて圧勝。昨年の菊花賞に続きGI2勝目を飾った。2分23秒1。3着は秋の天皇賞馬スピルバーグ(単勝6番人気、57キロ北村宏司騎手)1/2馬身。ジャパンC3連覇を目指した、単勝1番人気のジェンティルドンナ(55キロR.ムーア騎手)は4着、2番人気のハープスター(53キロ川田将雅騎手)は5着に終わった。 エピファネイアは、父シンボリクリスエス、母シーザリオの牡4歳馬(鹿毛)。馬主は(有)キャロットファーム。戦績=12戦6勝(内海外1戦0勝)。主な勝ち鞍=重賞4勝目(12年ラジオNIKKEI杯2歳S、13年神戸新聞杯、13年菊花賞)。スミヨン騎手は初勝利、角居勝彦調教師は2勝目(09年ウオッカ)。「配当」単勝(4)890円複勝(4)320円(1)320円(15)410円枠連(1)(2)970円ワイド(1)(4)1780円(4)(15)2170円(1)(15)1980円馬連(1)(4)4120円馬単(4)(1)7800円3連複(1)(4)(15)1万9750円3連単(4)(1)(15)9万1790円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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芸能 2014年11月30日 17時10分
全日本国民的美少女の吉本実憂を共演者がベタ褒め
2012年の「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝いた女優の吉本実憂が29日都内で行われた初主演映画「ゆめはるか」の完成披露舞台挨拶に登場。 吉本が演じる、陸上選手の本田遥が脳腫瘍を患いながらも、困難に立ち向かい成長していく姿を描いた作品。 母親役を演じた山村美智は、「寒い時も、寝ていない時もいつも大丈夫です! と言っていて、国民的美少女は性格も美少女でないとダメなんだと思いました」と吉本について話し、父親役を演じた山寺宏一も、「大女優になれる、吉本実憂伝説のスタートです。しっかり目に焼き付けてください」と絶賛。 吉本は、「自信になりました。仕事をご一緒させて頂いた方に言われるとすごく嬉しいです」と嬉しそうに話し、今後について「軸はぶれないようにし、実力をつけたい。役を頂けるならどんな役でもぶつかっていきます」と目を輝かせていた。 また、ロックバンドLOUDNESSの二井原実が主題歌「INTO THE OCEAN」を、少年カミカゼのSaCoが挿入歌「ユメハルカ」を披露した。 「ゆめはるか」は12月13日から公開。
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その他 2014年11月30日 17時00分
本好きリビドー(32)
◎快楽の1冊 『ジョニー・ザ・ラビット』東山彰良 双葉文庫 600円(本体価格) 先週に引き続き大藪春彦賞受賞作家の小説を取り上げたい。東山彰良『ジョニー・ザ・ラビット』だ。 先月10月、東山作品の新刊『キッド・ザ・ラビットナイト・オブ・ザ・ホッピング・デッド』が双葉社から出た。この長めのタイトルの小説はウサギが主人公である。彼の活躍はユーモラスと言うよりスラップスティックであり、作品全体はホラー・テイストの強い冒険小説という肌触りだ。 これはこれで面白いのだけれど、純然たる単独作品ではない。『ジョニー・ザ・ラビット』の続篇なのだ。というわけでまずは一作目を読むことをお勧めしたいので、こちらを主に取り上げることにした次第である。 東山彰良の魅力と言えばSF仕立て、あるいはそれに近い架空世界とクライム・エンターテインメントを合体させる手腕、と言う人は多いかもしれない。犯罪者同士のユーモラスであまり品のない口調の会話に深い哲学的思想を盛り込む技も得意としている。2003年のデビュー作『逃亡作法 TUED ON THE RUN』がすでにこの両者を兼ね備えていた。その後'09年に大藪春彦賞を得た『路傍』は後者の方を強調しているが、'13年の大作『ブラックライダー』ではSF仕立ても哲学的思想もかなり壮大なものになった。 さて本書は'08年に双葉社から出た。現在は双葉文庫で読める。主人公の語り手〈俺〉=ジョニー・ラビットは名前からわかる通りウサギである。かつてはマフィアのドンに飼われていたが、その飼い主は抗争の中で殺された。今は私立探偵業をやっている。あくまでウサギの世界においてであるが。こういう設定自体ずいぶんと荒唐無稽だが、ストーリー展開もあらゆる方向へ飛躍していく。東山彰良らしい哲学的会話が満載のハードボイルド私立探偵小説だ。この一作目と続篇を併せて読みたい。(中辻理夫/文芸評論家)【昇天の1冊】 抱腹絶倒、奇想天外な風俗業界ノンフィクション。 『なぜ「地雷専門店」は成功したのか?』(東邦出版/1200円+税)は“デブ・ブス・ババア”の風俗嬢ばかりをそろえた待ち合わせ型デリヘル『鶯谷デッドボール』の経営者である通称“総監督”と、風俗ライターのハラ・ショー氏の共著だ。 女性の派遣を依頼すると、トンデモない危険球が飛んでくるというのが店名の由来であり、書籍タイトルの「地雷」とは、在籍する風俗嬢たちのレベルの低さを指す。 そんな風俗店が、開店5周年を迎えた。なぜ、生き馬の目を抜くような過当競争の社会で生き残れたのか−−その謎解きを通じ、サービス業の経営戦略を浮き彫りにするという本だ。 価格は格安で、「この値段なら悪くないと客に思わせる」「癒されない美人より、癒してくれるブス」「風俗だからこそ、最後は情で客が来る」など、経営者・総監督の経営理念はなるほど…と、うなずくモノばかり。 また“デブ・ブス・ババア”が採用基準だから、どんな女でも即採用という人材活用法。『鶯谷デッドボール』は女性の出勤管理も徹底した放任主義らしいが、風俗嬢の無断欠勤や退職(という名の行方不明)が起きても、すぐに人材を補充でき、人手不足に陥ることもないという。 ブスでは客がこないし店もつぶれるという、従来のデメリットを逆手にとった、たくましいまでの発想が爽快な1冊。ビジネス書のコーナーで平積みされるべき本だ。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)
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スポーツ 2014年11月30日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第48R 愛すべき名悪役の名脇役〈キラー・トーア・カマタ〉
悪役らしい悪役レスラーが日本マットで見られなくなって久しい。 アブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シーク、タイガー・ジェット・シンといったトップヒールはもちろんのこと、見た目からして凶悪なキラー・コワルスキー、ブルート・バーナード、バロン・フォン・ラシク、ジプシー・ジョー、オックス・ベーカー…etc。インチキ丸出しのザ・ブラックハーツなども含めて、彼らは妖しい“悪のニオイ”を放ちつつ、マット上の闘い模様を豊かに彩ってきた。 キラー・トーア・カマタは、そんな中の代表的な一人に挙げられよう。 アメリカマットでは日系選手との触れ込みで、なるほど外見的には東洋系に見えなくもない。トーア・カマタという名前の響きも日本語的で、「東亜・蒲田」と漢字を当てればすんなり収まりがつく。 だがその実はポリネシア系カマカ族の出自で、カマカを日本風の発音にしてカマタ。またトーアは“岩山”を表す英語の語彙であって、つまり日本との血縁は何もない。 「そのファイトスタイルは反則暴走を繰り返しながらもどこか明るさがあって、他のヒールのような陰湿さを感じさせない。舌を出してペロペロと口の周りを舐め顔をしかめる、そんな表情はどこかユーモラスで、大物感こそはなかったものの攻めっぷりもやられっぷりも潔く、敵役としては“丁度いい具合”の選手でした」(プロレスライター) 体型的にはブッチャーよりひと回り小さく、その点でのインパクトは薄かったが、その分“動けた”のがカマタの強味。奇声とともにその場で跳び上がって放つジャンピング・トーキックに、フィニッシュホールドはロープ最上段からのフライングソーセージ(ボディープレス)。片足跳びのドロップキックなど、当時のあんこ型の選手には珍しく空中戦をこなし、またロープワークも軽快だった。 国際プロでラッシャー木村の好敵手として幾多もの過酷なデスマッチに挑み『流血大王』の異名を取ると、1978年に全日プロへ移籍した。すると、すぐにジャイアント馬場が連続防衛中だったPWF王座を奪取して2代目王座に就くという大仕事を成し遂げている。 「国際で木村に負け続けだったカマタに対し、反則裁定とはいえ馬場が敗れるというのは全日の歴史上でも異例のことでしょう。馬場としては、待遇にうるさいブッチャーをけん制するため、似たタイプのカマタをトップの一角に組み込もうというもくろみもあったようですが」(同・ライター) さらにいえば「国際崩壊よりも先に移籍してきた分、好待遇を得た」「PWF王座は外国人エース格だったビル・ロビンソンに渡すまでが規定路線で、馬場が直接ロビンソンに負けることを避けて一時的にカマタを王者とした」との説もある。 とはいえ、カマタもそうした扱いにふさわしいだけの実力を備えていた。 悪役スタイルには珍しく、どんな相手とも好勝負を繰り広げたのはその表れで、日本人相手はもちろんのこと外国人選手とも、ザ・ファンクスらのベビー勢だけでなく、ブッチャーとの抗争などヒール対決でもファンの耳目を集めている。 中でもディック・マードックとの大流血戦は、両者にとっての日本におけるベストバウトといわれるほどだ('80年3月、後楽園ホール)。 「結果はレフェリー・ジョー樋口への暴行による両者反則の無効試合となりましたが、試合はどちらも見せ場たっぷり。カマタは地獄突き、マードックはエルボー主体のいわゆるラフファイトなのですが、両者ともに技の合間に見せる表情や間の取り方が絶妙で、会場は大いに盛り上がりました」(プロレス記者) 自ら主役も張るだけでなく、ブッチャーのパートナーなどでもしっかり仕事をこなす。この時代の全日にはかかせない存在だった。 後に、とんねるずの石橋貴明が地獄突きを放ちながら「トーア・カマタ!」と叫ぶギャグをやったり、またフジテレビ『みなさんのおかげです』(当時)の仮面ノリダーのコーナーでも“トーア・カマタ男”なる怪人に扮するなどしたことで、プロレスファン以外の知名度も飛躍的に高まった。 そういう意味でも堂々、昭和の日本マット界を支えた名選手の一人として記憶されるべきレスラーといえるだろう。〈キラー・トーア・カマタ〉 1937年、米国ハワイ州出身。高卒後、米空軍に入隊した後、'58年プロレス入り。初来日は'72年の新日本プロレス。'75年の国際プロレス参戦から常連外国人となり、'78年に全日プロへ移籍。'82年心臓の不調により引退。2007年、心臓発作で死去。享年70。
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スポーツ 2014年11月30日 15時00分
思わぬところに落とし穴 巨人お得意の金満戦力補強が封じられた!
11月23日に東京ドームで行われた巨人ファンフェスタで、育成選手4名を含む新人選手8名が紹介された。ドラフト1位の岡本和真内野手(18=智弁学園)は「少しでも早く、チームの力になりたい」と、初々しい抱負を語っていたが、原辰徳監督(56)を囲む関係者からは「大丈夫か!?」という声も聞かれた。何が心配の種なのかと言えば、“定員オーバー”で本命の外国人選手が獲得できない可能性が出てきたことについてだ。 「レンジャーズのミコラス、ポレダの2投手とは大筋で合意しつつあり、入団は確実。マシソンとは複数年契約がまだ残っており、アンダーソンも残留の方向で話を進めています。この時点で、支配下登録選手は67名まで膨れ上がっていて…」(球界関係者) 今秋のドラフトは即戦力の選手が少ないと言われていた。そのため、巨人は12球団最少の4選手で指名を切り上げ、70名の支配下登録枠には十分に空きがあると思われていた。しかし、事態は一変した。そうさせたのは、落合博満中日GM(60)だ。 「“4年前の恋人”がフリーになったと聞けば、気にするなと言う方が無理な話」(同) 吉川大幾内野手(22)が落合GMから非情の戦力外通告を受けたのは、10月30日のことだった。吉川は宮崎でのフェニックスリーグに参加していたが、怠惰な練習態度が谷繁元信監督(43)の逆鱗と触れ、強制帰還させられた。反省し、一人で練習していたところを呼び出され、唐突に「来季の構想に入っていない」と戦力外を告げられたのである。 「吉川には二軍戦で覇気のない走塁をした前科もありましたが、巨人はPL学園時代から高く評価していました」(名古屋在住記者) 巨人は身辺調査も行い、吉川の獲得に踏み切った。さらに原監督は、同じく中日を解雇された堂上剛裕外野手(29)にも触手を伸ばした。その堂上は11月9日に行われた『第1回12球団合同トライアウト』で6打数無安打だったが、「ヒット数の結果だけではなく、体のキレ、自軍チームの補強ポイントなどで総合的に判断される」のがトライアウトでのスカウティングだ。しかし、この2選手の獲得は「落合GMへの陽動作戦の意味合いの方が強かった」と指摘する声が挙がっている。 「外野手、左打者という補強ポイントがあったが、FA獲得した金城(龍彦=38)と重複する」(前出関係者) 29歳で大きな怪我もしていない堂上を、育成枠で契約するという矛盾した獲得方法になったのは、支配下登録枠が定員オーバーしそうだったからだ。 「今後はキューバ選手の獲得交渉が始まります。キューバ政府下の野球連盟に欲しい選手のリストを提出し、金銭面、起用法などが吟味され、日本の各球団に振り分けられるシステム。そのため、状況次第ではグリエル、デスパイネなど他球団で活躍したキューバ選手を強奪できるかもしれません。ただ、支配下登録の定員を考えると、巨人は予定していたキューバ選手の獲得を見送るのでは」(前出関係者) 巨人はグリエルかデスパイネを強奪し、さらに第一線で活躍するキューバ投手の獲得を狙っていたという。しかし、選手枠が足らないのだ。 支配下登録上限人数は70名。そこから5名程度の空きを作ってシーズンに臨むのが通常の方法だ。空き枠は、主力選手の故障などアクシデントが起きた場合に選手を補充できるように備えるため。さらには自軍育成選手に支配下選手登録を目標とさせる意味もある。 現時点(11月25日現在)で巨人の支配下登録選手数は67名。元中日選手を獲って、落合GMに心理作戦を仕掛けるためとはいえ、原巨人は自分で自分の首を絞める選手編成にしてしまっている。
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社会 2014年11月30日 13時00分
大阪は「裏切り」の大義あり! 橋下vs創価学会・公明党総動員の肉弾戦(2)
ただ、公明党が維新の党と橋下氏の蠢動ぶりにナーバスになっているのには、別の理由もあるという。それを誘発しているのが、学会内部の軋轢なのだ。 前出の学会ウオッチャーがこう続ける。 「実は、学会内部には次期会長を巡る池田博正派閥と谷川佳樹副会長のさや当てがあり、これが一枚岩の学会内部に亀裂をもたらしているのです。それが鮮明となったのが、今年7月に閣議決定された集団的自衛権の行使容認問題。博正派で婦人部の強烈な後ろ盾を持つ正木正明副会長が反対を唱えると、賛成に回った谷川氏が腹心の佐藤浩副会長を使って安倍政権に擦り寄った。この激しいつばぜり合いが公明党議員や学会員に波及し、一時は政権離脱も囁かれたほどなのです。最終的に党は行使容認を決断したが、そのしこりがいまだに残っているのです」 要は、集団的自衛権の行使容認問題で、次期会長レースを巡る争いが尖鋭化。この亀裂が創価学会の集票率を落とし、公明党の議席を激減させる可能性を秘めているのだが、それだけに同問題はさらなる波乱を呼んでいるという。 選挙アナリストの解説。 「維新の党が露骨な意趣返しを狙う大阪の選挙区には、公明党の副代表や幹部がズラリと居並んでいる。そこをじゅうたん爆撃され、死屍累々の落選者の山を築けば、公明党の基盤が揺らぐ可能性が高い。ましてや、安倍-橋下は以前から浅からぬ仲で、公明党が議席を減らせば、自民が維新と組む可能性も十分にある。創価学会本部からは『何が何でも議席を守れ!』との大号令が飛んでいるとも噂され、党内が騒然としているのです」 ちなみに、公明党の山口代表は、安倍首相が中国・北京で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)出席中に突如幹部会を招集し、解散風を加速させた張本人。ところが、こうした数々の問題が山積し始めたためか、今では「『安倍首相に騙された』と恨み節を漏らしている」(政界事情通)との情報も寄せられているのだ。 というのも、今回の解散劇は安倍首相の申し出を山口代表が了承したことから起きたもの。その際に首相は、選挙時の懸念を払拭する老獪な策略を用いたといわれているからなのだ。 前出の全国紙政治部記者がこう話す。 「実は、安倍首相はAPEC訪問直前の11月7日に山口氏と会談。自民党が10月25日〜26日に全国で行った選挙調査の結果を見せたという。それによれば、自民、公明両党の議席減率はマイナス5%程度で、この結果を元に安倍首相が山口氏に年末解散を強く迫ったのです。この時、山口氏は今年結党50周年を迎えた公明党と、来年創立85周年を迎える創価学会の歴史に泥を塗らない選挙となることを前提に受け入れたが、それが橋下氏の国政参加で危機的状況に陥りだした。惨敗すれば代表の座を危うくする可能性もあり、安倍首相には一杯食わされた感が大きいようです」 執念深さと大胆な発言、戦術に定評がある橋下氏だけに、出馬すれば熾烈な戦いが予想されるのは明らか。 橋下vs創価学会・公明党の死闘はノーガードだ。