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スポーツ 2015年09月22日 16時49分
勝つことと育てることは両立しない! 手札のない原巨人
今日にもマジックナンバー点灯−−。東京ヤクルトスワローズが混戦レースを抜け出しつつある9月20日、各スポーツ新聞はそんな見出しを立てた。2ゲーム差で追い掛ける2位阪神、3位巨人にすれば、ここが踏ん張りどきだ。ヤクルトとの直接対決を迎えた阪神は2番に今成を置く攻撃的打線で臨み、先制点を挙げ、試合主導権を握ってみせた。阪神が意地をみせた一戦だった。 一方の巨人だが、先発マウンドに送ったのは高木勇人だった。高木は開幕5連勝を飾るなど前半戦のチームを引っ張ってみせた。こんなこともあった。オープン戦終盤、主力投手たちの調子が上がらず、「今年の巨人は苦しい出だしとなる」と予想された際、ある有力OBが「新人だが、高木を開幕投手にして…」と、原監督に助言していた。開幕投手の大抜てきはなかったが、社会人野球で7年も眠っていた新人を『戦力』として、確実に計算していたはずだ。 その高木が中盤戦以降、“輝き”を失った。カットボールとスライダーの中間のような独特の軌道を持つ変化球を、相手球団に研究されたのか、勝ち星よりも『負け』のほうが上回ってしまった。 「投球内容そのものは悪くないんだけどね」 巨人関係者に高木を先発マウンドに送り続ける理由を聞くと、そんな答えが返って来る。将来を見越しての育成というわけか…。 投手出身のプロ野球解説者に高木の不振について聞いてみた。 「勝負どころでの投球が甘いというか、逃げているような気がする。負け続けたことで自信がなくなったのかな。投げた瞬間に『ボールカウント』になる投球も目立つようになった」 高木をこのまま使い続けるのか。しかし、今の巨人にはそんな余裕はない。高木を先発マウンドに送る前日、原監督は不振のベテラン・村田修一をついにスタメンから外した。その代役三塁手に高卒ルーキーの岡本を選んだのは、ラストスパートであるこの時期に“起爆剤”になるタマがほかに見当たらなかったからだろう。村田もこのままで終わるオトコではないが、原監督が「もう待てない」と判断したのなら、高木も今季中のチャンスはもうないのかもしれない。 優勝を狙うチームは若手や不振選手に与えるチャンスがどうしても少なくなる。それが、世代交代が遅々として進まない原因であり、今の巨人は、まさに「勝つことと育てることは両立しない」と言われる象徴な姿を晒している。 東京ヤクルトにバレンティンが帰って来て、阪神には好打の今成というカードが残っていた。4位広島には前半戦こそ苦しんだが、クローザーとして一本立ちした中崎がいる。巨人が巻き返すとしたら、村田か高木の復調しかないようだ。
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ミステリー 2015年09月22日 16時15分
ドロップ型飛行物体 バンクーバーに現る?
こちらの写真は1937年、カナダのバンクーバーで撮影されたものだ。石造りの建物の上空に、光るドロップ型の謎の物体が写っているのがわかる。うっすらと外側に光るバリアやフィールドのような層をまとっているこの物体は、どうやらかなりの高速で移動しているらしく細く光の筋が後方に延びているのが分かる。果たして、この物体は何なのだろうか。 この写真を撮影したのは当時21歳のレナード・ラムルー氏。彼は所属していた軍の休暇中、弟のウィルフレッドとともにバンクーバー市役所のクリスマス・ディスプレイを撮影するためにカメラを手に訪れていた。 そんな彼らの前に上空から突如として現れたのが、この謎の発光物体だったのである。 非常に明るい青い光をまとって現れたドロップ状の物体は、猛スピードで水平に空を横切っていったという。その早さにも関わらず、飛行物体にありがちな轟音などは全くせず、音を立てることもなかったとのことだ。ラムルー氏はこの謎の飛行物体が市役所の屋上に立っていた旗棹を越えた辺りで手にしていたカメラで撮影に成功。しかし、今まで見たこともない物体との遭遇に、恐ろしくなった二人は現場から逃げ出してしまったのだという。 ちなみに彼は、物体の複数箇所にライトのようなものがついており、そこから放出された光が物体の周囲を取り巻いているように見えたという。 このUFO写真は兄弟の死後、娘のデボラに受け継がれた。彼女は幼い頃から父親たちの体験談をよく聞いており、その真剣な口振りからとても嘘を言っているようには見えなかったと答えている。 この写真については多くのUFO研究家が検証しており、残念ながら写真の印刷ミスやネガにできた気泡が謎の物体に見えてしまったものではないか、とする見解も出てきている。実際、古い写真の場合当時の印刷技術では現像技術にむらがあり、撮影当時は存在しなかった汚れやシミが出てきてしまって、結果UFOのように見える写真が出来上がってしまうこともままある。UFOは非常に高速で飛ぶ、という認識があるため、「気づいていなかったけれど実際にはUFOが飛んでおり、たまたま捉えてしまったのかもしれない!」と写真の持ち主が誤認してしまうケースも存在しているのだそうだ。 しかし、彼女によれば「幼い頃から写真やネガを見せてもらっていたが、ネガに気泡もないし印刷ムラがなかった事を確認している」という。また、「父は本当なら光る物体がどうやって光っているのか確かめるため、様々な角度から撮影しようと思っていたようでした。でも機能がなかったために連写や露光がうまくできなかったそうです。父は光に包まれた物体に尾翼などが付いていたのを確認していたそうです」とも述べている。 果たして、彼が撮影したものはUFOだったのだろうか?この事件から約10年後の1947年6月に一躍「空飛ぶ円盤」の存在が世界中に知れ渡ることになるケネス・アーノルド事件が起きるのである。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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芸能 2015年09月22日 16時07分
ライブ終了後がいろいろ大変だった長渕剛
歌手の長渕剛が21日、TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」に生出演し、8月22日から23日にかけて行った富士山麓10万人オールナイトライブを振り返った。 長渕はライブの感想を「とてつもないプレッシャーを感じながら、それを跳ねのけるのに必死でした、最初は」と切り出した。ライブ後については、「終わった後に自分の使命は終わったと思って、そのまま失神をしちゃって、3日か4日くらい点滴治療を受けたりなんかして」と壮絶な様子を振り返った。 ライブ中に昇り、ファンを感動させた“奇跡の朝日”については、「僕は彼らの姿を見て、彼らの1個1個の命を無駄にしたくないと、彼らの命に寄り添った。そして10万の観客も僕の命に寄り添った。その思いの力が、あの一瞬だけだったんですよ、『富士の国』を歌った後に、雨ばっかり降っていて、どんよりした曇り空に、ついに日が昇ったんですね」と感動をよみがえらせながら語ったのだが…。 「とにかく、ライブ後がいろいろ大変。長渕はライブを無事に終えることだけ考えていればいいが、周囲のスタッフはいろいろなところに気を配らなければならなかった」(音楽関係者) これまで報じられているところでは、ライブ終了後はエリアごとの規制退場だったため、最後のファンが退場したのは終演から7時間後だったというが、ほかにもいろいろ大変だったようだ。 「一部週刊誌が報じているが、ライブ終了後、長渕の“暴君ぶり”に耐えかねたかなりの数のスタッフが長渕の事務所を辞めてしまった。さらに、来場者10万人を見込んでグッズを販売したものの、大量に売れ残ったため、ネット通販で売りさばいているが、なかなか売れないようだ」(芸能記者) 富士山ライブの次の挑戦が注目される。
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スポーツ 2015年09月22日 16時00分
阪神12連戦で起きた功罪 セの盛り上げ役は優勝できるか
ペナントレースが終盤に差し掛かり、阪神タイガースが日程に泣かされている。これまでの雨天中止などの影響によって、9月18日から脅威の12連戦を強いられてしまった。近年、阪神は終盤戦に失速する変な傾向があり、優勝争いに大きな影響をもたらすのは必至だ。しかし、経営陣はむしろこの連戦を喜んでいるという。 「優勝が掛かっているため、前売チケットの売れ行きも上々。選手は体力的に厳しいが、そのリスクがむしろファンの関心を煽っているようですね」(在阪記者) 阪神は今年、球団創設80周年の節目を迎えたが、年間予約席が売れ残るという異常事態でシーズンを迎えた。しかし、後半戦に優勝戦線へ食い込み、経営的不安は解消された。もっとも、12連戦のチケットの売れ行きがいいと言っても、そのうち阪神の主催ゲームは3試合しかない。だが、ペナントレースの行方次第では、甲子園で行われる9月28日の対巨人戦か、29日のDeNA戦が優勝を決める天王山になるという見方があり、そのチケットがプレミア化しているというのだ。 「9月15日時点で最終戦は10月4日(対広島・甲子園開催)。混戦がさらに長引けば、もっと儲かる(笑)」(球界関係者) その10月4日、ライバルの巨人もペナントレース最終戦を戦う。相手は阪神と0.5ゲーム差(9月14日時点)で首位の東京ヤクルトであり、状況次第ではテレビ局も、2試合を繋ぐ臨時プロ野球中継を検討中とのことだ。そうなれば、主催の阪神に放映権という臨時収入も飛び込んでくる。 しかも、その後のクライマックスシリーズで2位以上を確保すれば、その開催権も獲得できる。混戦は80周年を飾るに相応しい好景気とも化したわけだ。 「阪神の命運を握っているのは藤浪です。メッセンジャー、能見の調子がイマイチなだけに、頼れる先発投手は藤浪だけ。クローザーの呉昇桓が息切れしなければという条件も加わりますが、阪神は藤浪の登板間隔を縮め、スクランブル体制で戦うことになりそうです」(前出記者) 見方を変えれば、藤浪で試合を落とせば、阪神は“毎度の終盤戦の息切れ”となってしまう。また、こんな声も聞かれた。 「毎度の息切れが早ければ、9月28、29日の甲子園での主催チケットは払い戻しという事態に。V戦線から脱落すれば、10月4日は巨人、ヤクルト、広島の盛り上げ役となり、甲子園球場が広島ファンの赤に染められる屈辱事態も考えられます」(前出関係者) 12連戦が決まったのは、9月8日の対巨人戦が雨天中止と決まったときだった。前日に虎ナインは休養日を返上して練習している。その意気込みを巨人戦にぶつけたかったが、水入りとなってしまい、そこから阪神は3連敗を喫した。その連敗がさらにペナントレースを混線させてしまった原因だ。 もしかしたら、トラの不遇はすでに始まっているかもしれない。皮算用が過ぎて肝心の結果が伴わないなんてことにならなければいいが。
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アイドル 2015年09月22日 15時55分
水月桃子 ウインナーを舐めちゃいました!
ロリ顔で奇跡のバスト93cmのHカップボディということで、大きな注目を集めている水月桃子が、8枚目のDVD『私のお兄ちゃん』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、21日、都内で行われた。 4月にグアムで撮影された今作品は、可愛さだけでなく、これまでに無かったエロさも楽しめる作品になっている。まずDVDの内容を聞いてみた。「私がお兄ちゃんに恋をするんですけど、お兄ちゃんを友達と取り合って戦っています。いい感じの私の名演技が見れますよ」と紹介した。 その中でもオススメのシーンを聞いてみると「胸にバラがたくさん付いていて、ズレたらヤバい水着を着ています。このシーンでは自然光と私の白肌とバラが絶妙なバランスになってイイ感じに仕上がっていますよ。目を凝らしたら見えちゃうのかなって思えるほど際どいシーンになっています」とコメントした。 ギリギリのシーンに挑戦している今作品だが、今回は何故か何かを舐めるシーンが多いという。「ウインナーを舐めているシーンがあるんですけど、スタッフさんが食べているホットドッグから抜き取ったモノなんですよ。そのウインナーを舐めちゃいました。撮影するたびに舐めるモノが進化しているんですよね」と語った。 意外に舐めるシーンは嫌いじゃないみたいなので、今後も舐めのシーンは積極的に挑戦したいみたいで、次回作ではどんなモノを舐めてみたいか聞いてみると「白い棒のアイスとか舐めたいですね。もちろんミルク味がいいです」と男性が最も喜びそうなモノをチョイスした。 これからはこういうエロ路線で攻めていくのかと思い、今後の目標について聞いてみると「私の清純さは守ったままで、まだまだDVDを出していきたいと思います」と清純路線の継続を宣言した。
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芸能 2015年09月22日 15時47分
熱愛を否定してもバッシングを浴びた嵐・大野
18日発売の『フライデー』(講談社)で元女優と交際&同棲を報じられ、19日から宮城県で開催されている嵐の東日本大震災復興コンサート前に謝罪した大野智に対する“バッシング問題”が浮上し、ネット上で話題になっている。 同誌によると、大野は都内の繁華街にあるバーに勤めていた元女優と約1年前から交際し、同棲中だったという。それを受け、19日の本番前、大野は各スポーツ紙の取材に応じ、「僕の軽率な行動でファンの皆様を悲しい気持ちにさせてしまったことを反省し、 申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪したうえ、交際を否定していた。 「大野がそうやって謝罪していたことが世間に知れ渡ったのは翌20日のこと。19日のコンサートが開演された時点でファンは知らなかった。そのため、“暴走”する残念なファンが現れてしまったようだ」(芸能記者) そして、19日の公演の終了後、ネット上に「今回のコンサート中、うちわに『消えろ』『裏切り者』『別れろ』『大野くんひどい』などと書いていた人がいたようだ」と書き込まれたちまち拡散。そのため、ネット上では「中傷するために来たの? ホントにファン?」、「ショックなのはわかるけど、自分の品性貶めてまでやるもんじゃないわ」 、「わざわざ中傷やりにコンサート行くのってヤバイと思う」などと大野をバッシングしたファンに対する批判の声があがった。 その一方、以前、ファンに販売されていた、大野がデザインしたTシャツのモデルとなっていたパグが、交際相手の愛犬だという疑惑が浮上。そのため、「グッズの件は裏切り行為だろ!」 「ファンを馬鹿にしてるのは大野の方」などと大野に対するバッシングも巻き起こってしまった。 大野の交際相手の胸中やいかに?
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芸能 2015年09月22日 15時27分
関根勤 テリ−・ジョーンズのおバカ映画『エリック・ザ・バイキング』への出演秘話を明かす
タレントの関根勤が21日、都内で行われた映画『Absolutely Anything(アブソルートリー・エニシング)』のジャパンプレミアに登場した。 同作の監督はイギリスのコメディーグループ「モンティ・パイソン」に所属するテリ−・ジョーンズで、過去に関根は同監督の映画、『エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海』(1989年)に出演した経験がある。 その時の経緯を、関根は同作で日本人のコメディアンを募集していたと知り、モンティ・パイソンの大ファンだった関根は、自ら志願したと明かした。なぜか現地では凶悪な俳優が来ると思われていたそうで、当時の様子を「『日本から三船敏郎、勝新太郎ばりの俳優が来るぞ』って言われていたけど、なで肩で童顔、おまけに身長も低かったので到着してみたらスタッフから『はっ?』とポカンとされてしまった」と語り、場内の笑いを誘った。 『Absolutely Anything』は来年春に『ミラクル・ニール!』という邦題で公開が予定されている。その流れから同作のキャッチコピーを考えるようお願いされると、関根は、フリップに「この映画を見ると、男はかっこよく、女はかわいく見える」、「だましてでも見せたいのよ。見たら絶対に笑うんだから!」と大喜利の様に何度も書き、会場を楽しませていた。 なお、今回のジャパンプレミアは、東京都内で開催中の映画の祭典「したまちコメディ映画祭 in 台東」の一環で行われ、関根の他、タレントの松尾貴史、いとうせいこうらが登場した。(斎藤雅道)
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芸能 2015年09月22日 15時21分
10代の女子のためのコミュニティサイト「SAKURA学園」の学園祭が開催
呉服販売業の一蔵が運営する10代の女の子のためのコミュニティサイト「SAKURA学園」の第1回学園祭が21日、東京・渋谷区にある恵比寿ガーデンプレイスで開かれ、ミスコンやファッションショーなどの華やかなイベントで盛り上がった。 4月からスタートした「SAKURA学園」は、「今しかできないこと、今だからできること」をキーワードに、大人一歩手前の17〜20歳の女の子を対象にした体験型コミュニティサイト。入学手続き(無料)をすると授業や社会科見学に参加できるほか、参加して得た単位(ポイント)で、リムジンパーティーなどの豪華な体験ができる仕組み。 今回は学園初となる学園祭を開催。メインイベントでは、和装を華麗に着こなす“現代の大和撫子”を決める「ミスSAKURA学園」コンテストが行われた。100名以上の応募者から選ばれたファイナリスト8名が艶やかな振り袖姿でステージに登場。やや緊張した面持ちながら壇上でそれぞれ一生懸命に自己PRを披露した。栄えあるグランプリには白地の大人っぽい振り袖を見事に着こなした、東京都小平市のアパレル店員、安倍花映さん(19)が輝いた。 審査員からクリスタルの盾を贈呈された安倍さんは「本当にありがとうございます。グランプリになったからには今やっているファッションコーディネートの仕事にさらに力を入れていきたいです」と笑みを見せた。安倍さんは同学園のPR大使としてカタログのモデル出演や広報活動を行っていく予定。 そのほかにも、人気読者モデルらが同社の新作振り袖に身を包んでランウェイを歩くファッションショー、モデルの下田美咲による10代の恋の悩みについてのトークショーなどもあり、会場は若い女子たちの熱気でいっぱいだった。
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社会 2015年09月22日 14時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 財務省のホンネはどこに
再来年4月からの消費税10%への引き上げの際に、与党が公約していた生活必需品への軽減税率導入に代わって、マイナンバーを活用した給付金制度を導入する案を、財務省が突然発表した。消費者が買い物をするたびに事業者が準備する端末にマイナンバーカードをかざして、カードに搭載されたICチップに情報を蓄積する。そして、その情報を市町村の窓口に提示することで、飲食料品の増税分2%を還付するという仕掛けだ。 飲食料品の税率を低くするより後から払い戻した方が、財務省にとっては利益が大きい。マイナンバーカードを利用しなかったり、還付の申請に来ない納税者がいるからだ。さらに、財務省の案では、還付の金額に数千円の上限を設ける予定で、財政負担はさらに小さくなる。 しかし、新聞各紙が揃って批判したように、この仕組みは、実現不可能と言っても過言ではないほど問題が多い。 まず、消費税引き上げまでにマイナンバーカードが国民に届くかどうかだ。マイナンバーカードは申請方式で、国民の申請に基づいて送付される。しかも本人限定送付だから、在宅しないと持ち帰られてしまう。また、この還付金方式を採ると、国民は常にマイナンバーカードを持ち歩かなければならない。そうなれば、カードの紛失やナンバーの流出事故が桁違いに多くなることは間違いない。 一方、飲食料品を取り扱う事業者は、すべて端末を設置することが必要になる。零細事業者がそれに対応できるかが不透明だ。また、還付を担当する市町村には、とてつもない事務負担がかかるし、還付のために市役所などに出かける国民の負担も非常に重い。 さらに、還付制度は自民党が公明党と与党協議の中で約束し、昨年末に与党の税制改正大綱に示した軽減税率の導入という公約に反するものだから、公明党との関係にも亀裂を生じかねない。少し考えただけでも、これだけ問題が噴出するのだから、やはり実現は不可能とみるべきだろう。 このまま行けば、財務省の制度案は、絵に描いた餅どころか消費税率10%への引き上げそのものを総理が撤回するきっかけになるだろうと私は見ている。 現在、安全保障関連法案の強行で、安倍内閣の支持率は危険水準と言われる40%前後まで落ちている。今後も、原発再稼働、辺野古の米軍基地建設、TPP交渉での大幅譲歩など、支持率を下げる要因が目白押しだ。そうした状況の中で、マイナンバー活用による還付制度導入で大混乱が起きれば、政権にとっては致命傷になる。 私は、このままでは来年夏の参議院選挙の直前に、安倍総理が消費税率の引き上げ撤回を宣言するだろうと考えている。参議院選挙に勝利するためには、他に方法がないからだ。しかし、それは財務省が最も恐れるシナリオだ。 財務省としては、消費税引き上げ撤回ではなく、準備が整うまでの凍結の形で、どうしても10%への道筋は残して置きたい。そこで、わざわざ準備に時間のかかる制度を提案して、安倍総理に凍結の口実を与える。安倍総理は、凍結をテコに参議院選挙で勝利し、憲法改正に向かう。財務省と安倍総理による完全な出来レースかもしれないのだ。
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レジャー 2015年09月22日 12時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(9/23)「第26回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)」(浦和)
底力は見せた…。先週大井競馬場でおこなわれた「第52回東京記念(SII)」。本命に推したユーロビートは、まずまずのスタートを切ると少し押して出していく。道中は2番手につけるが、前半は少し行きたがってしまう。3コーナーから少しずつ促し始め、直線へ入ると満を持して追い出され先頭に立つが、59kgの斤量が堪えているのか本来の伸び脚が見られず内からすくわれ2着。それでも斤量を考えると底力は見せつけました。やはり長距離は崩れませんね。今後も長距離戦では目が離せません。 さて、今週は「第26回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。交流重賞だけあって南関東馬、JRA勢はもちろんのこと、高知からは高知へ移籍後21戦15勝(交流重賞2着あり)の実績を誇るエプソムアーロン、笠松からも2頭が参戦し、各地代表の意地と意地のぶつかり合いに注目です! 本命はサウンドガガ。その名の通り名前の由来が世界の歌姫レディーガガ。そんなガガ様ことサウンドガガは、これまで8勝を挙げていますが内7勝が1200m戦。唯一のマイル戦での勝利は昨年のスパーキングレディーカップでのもので、今年も同レースでは2着に敗れたものの女王サンビスタには先着しており、地方でならマイルまで守備範囲と言えるでしょう。となると今回は1400m戦ではありますが、地方では守備範囲なので強敵はいますがコース適性の差で逃げ切り勝ちを狙います。 相手本線はレーザーバレット。1200m〜1800mまで勝ち鞍がありますが、これまでの戦績が示す通り1200m戦はこれまで3戦2勝で、唯一の敗戦でも勝ち馬からタイム差なしの4着と1200mに高い適性を見ます。それでも前々走、前走は1400m戦の交流重賞で2着、3着と好走しており、1400mでも能力的にはサウンドガガと好勝負と見ていますが、コース適性の差でサウンドガガを上位に取りました。 ▲は交流重賞さきたま杯(JpnII)で3着と好走したリアライズリンクス。 以下、タガノトネールまで。◎(7)サウンドガガ○(6)レーザーバレット▲(4)リアライズリンクス△(11)タガノトネール買い目【馬単】3点(7)→(4)(6)(11)【3連単フォーメーション】4点(7)→(4)(6)→(4)(6)(11)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。
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