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芸能 2015年10月07日 11時04分
ピース又吉が「今日のメガネはこれじゃなかった」と大後悔
「ここ一番大事な時にかけようと思ってたのが…、それ今日でしたね」芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が大後悔だ。 6日、都内で開かれた「第28回日本メガネベストドレッサー賞」の授賞式でのこと。“最も眼鏡の似合う人”を各界から選ぶ同賞で、お笑い芸人としては史上初めての選出となった又吉は、受賞のスピーチでメガネとの出会いを語り出した。 「“お前、メガネかけてるか?”と思われるかもしれませんが実は中1からかけはじめまして、そのころ駅前のデパートでご飯を食べていたらヤンキー8人に囲まれてボコボコにされまして。病院に行って店に帰ったらメガネがなくなってたんです」 初めてのメガネとの切ない別れを披露した一方で、メガネにまつわる嬉しいエピソードも語った。 「2008年くらいの最も仕事がなかった頃、後輩らがお金がないのにみんなで誕生日プレゼントにロイドメガネを買ってくれたんです。“全然かけてないじゃん”と言われ続けたけど、ここ一番大事な時にかけようと思っていたのが…、それ今日でしたね」と呟くと会場は大きな笑い声に包まれた。 最後に「劇的な一年だった。昨年秋から書き始めた小説がこんなに話題になるとは。忘れられない一年になったけど、自分が忘れられそうで怖い」と小説執筆からの一年間を振り返った又吉。気になる次回作については「どんなのにしようかまだ企画段階」という。
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アイドル 2015年10月07日 10時55分
AKB48 高橋みなみ「幽霊の方々にも見て頂きたい」
アイドルグループ、AKB48の高橋みなみ、西野未姫、谷口めぐ、NMB48の小谷里歩、HKT48の森保まどかが6日、東京・Zeppブルーシアター六本木で行われたリーディングシアター「アドレナリンの夜」の初日公演前に取材に応じた。 高橋は心霊現象について、「私は見えるほう」と語り、リハーサルで音響トラブルがあったことを告白した。そんな高橋は、「(演出の)堤幸彦さんに『来たよ、来てるよ』とビビらされた」とのエピソードを明らかにした。また、「ぜひ朗読劇を幽霊の方々にも見て頂きたい」とも。 「アドレナリンの夜」は、オムニバスホラーの朗読劇。AKB48グループの総合プロデューサーである秋元康氏(57)が企画・原作を担当。関連グループを含むメンバー総勢90人が日替わりで出演する予定だ。
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芸能 2015年10月07日 10時43分
漫才師の秋田Aスケさん 糖尿病性腎症で死去
漫才師の秋田Aスケさん(本名・山口敬一)が2015年8月24日、糖尿病性腎症のため大阪市内で亡くなっていたことが7日、わかった。93歳だった。 葬儀・告別式は親族のみの密葬にて8月28日、大阪市内で執り行われたという。
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社会 2015年10月07日 10時00分
排ガス規制不正VW倒産危機 トヨタ“爆売れ”棚ボタ攻勢ぬかりなし!(2)
トヨタの“この指とまれ”戦略は当初、業界内では「誰も名乗り出ない」との観測しきりだった。しかし今回の騒動で、トヨタは図らずも“漁夫の利”を得ることになりそうだ。 「VWは世界市場でトヨタとシノギを削って争ってきた。今回の不正による信用失墜で、欧州などで過半を占めるディーゼル市場からしばらく撤退しなければならないでしょう。そうなれば、消費者が最初に目を向けるのはトヨタです。自社技術を普及させ、世界のFCV市場を主導したいとの魂胆が透けていたとしても、環境意識の高さは非常に評価されています」(欧州市場に詳しいモータージャーナリスト) 片や、「絶妙のタイミングで縁を切った」と称賛されたのがスズキだ。同社は4年前にVWとの資本・業務提携の解消を求めて国際仲裁裁判所に申し立て、長い法廷闘争の末に8月29日、「VWは保有するスズキ株を売却すべきだ」との判断が下った。VWとの“国際離婚”が成立したのに伴い、スズキは9月17日付でVWが保有する自社株(発行済み株式の19.9%)を買い戻した。その額、4602億円。VWはスズキ株を約2290億円で取得しており、この間にスズキの株高もあって2300億円余の利ザヤを得た計算になる。 「もし裁判所の判断が今回の大騒動後にずれ込んでいたら、厄介な事態もあり得た。尻に火がついたVWがスズキ株を第三者に高値で売却したかも知れません。そうなったら、スズキの乗っ取り騒動に発展していたはずです」(大手証券マン) 辛くも最悪の事態を回避できた格好だが、ここでスズキに「まさか」の失態が浮上する。VWがスズキに出資したように、同社もVWに出資、発行済み株式の1.5%を約300億円で取得していた。この株は当然、売却済みと思いきや、連休明けの9月24日、本誌の取材に対し同社の広報担当者から「まだVW株を保有している」との回答が返ってきたのだ。これでは、暴落の一途をたどるVW株を持ち続けるしかない。 ところが、本誌取材の翌々日(9月26日)、スズキは全株をVWの親会社にあたるポルシェHDに30日付で売却、367億円の特別利益を得ると発表した。前出の大手証券マンは「急激な株安に焦って売却したということ。株主代表訴訟を恐れたからに他なりません」と辛辣だ。 VWは不正を隠ぺいすべく、スズキにディーゼル技術を供与しなかったのか…。もしそうであれば、不正の闇は想像以上に深い。
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芸能 2015年10月07日 08時00分
チュートリアル福田、一般人との交際を告白
チュートリアルの福田充徳が5日、都内で行われた「日本女子博覧会 JAPAN GIRLS EXPO 2015」概要発表記者会見に相方の徳井義実と出席。共に独身貴族を謳歌する徳井と“結婚”トークを繰り広げる中で、突如、現在交際相手がいることを告白し、周囲を驚かせた。 ファッション、ビューティー、グルメ&スイーツ、占い、ハロウィンなどをテーマに毎年行われる「日本女子博覧会」。この日はチュートリアルのほかに、同博覧会に出演予定の橋本マナミ、三戸なつめ、ダレノガレ明美、ダコタローズ、ジャルジャル、加藤景太、十河寧々、サイモン・フィッシャーらも出席。 イベント中、占い師の手相占いなどを元に、“結婚”トークで盛り上がる中で、交際相手の有無を司会者から問われた福田は「お相手は以前からずっといますけど…」と交際相手がいることを告白。「噂になったあやまんJAPANのルーちゃんではないですよ」と断りを入れつつ、「一般の方です」と述べ、結婚についても「いずれはという感じです」とそれを前提の交際であることを明かした。 交際相手の存在を「うっすら知っていた」という徳井は「(結婚も)いずれするんじゃないですか」とそんな福田の交際にエール。自身の結婚については「『まだかまだか』とよく言われます」と苦笑いを浮かべて否定しつつ、最近、先輩である千原ジュニアの結婚に刺激を受けたとも述べ、「ジュニアさんのはビックリしました。家庭のイメージがあんまりない方なので…。ジュニアさんも結婚するんやって思うと、俺もしなきゃなって思いましたよ」としみじみ。 また、理想の結婚相手についても「健康で明るい方がいいですよ。内臓が元気な方。『ちゃんと野菜も食べてます』みたいな。歳を取るとそうなっていくんですかね」と話したが、ダレノガレを横目に「徳井明美でもいいよ」とダレノガレにラブコールを送る一幕も。ダレノガレのほうもまんざらではないようすで、「徳井さんみたいな人好きですよ」とにっこり。「わたしも(猫を2匹飼っている徳井と同様)猫が好きだし」と徳井にすり寄って会場を沸かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
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ミステリー 2015年10月06日 16時44分
2万5千光年先の宇宙人へ「アレシボ・メッセージ」
時折写真や動画が撮影され、衝撃映像として世界中で話題になることもある、UFO。常識では考えられない飛び方をすることから、地球よりはるかに文明の進んだ宇宙人の乗り物ではないかとも考えられたりしている。中には墜落、着陸したUFOから宇宙人が出てきて…といった話もある。 そこで出てくるのが、「本当に宇宙人は存在しているのだろうか?」という疑問だ。空飛ぶ円盤に乗って地球にまで訪れているかどうかは別としても、宇宙に無数の天体が存在している以上、地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低確率ではあるが存在するはずであると。 そして1974年、プエルトリコのアレシボ天文台から宇宙に向けてあるメッセージが発信された。0と1の組み合わせで、数字や太陽系の図と地球の位置、簡単な人間の姿とDNAの構造などが一覧になっているものだ。このメッセージは1679文字からなり、23と73という素数をかけたものになっている。つまり、素数が理解できる知能の持ち主であれば、受信したメッセージを読み解くことができるのだ。 送り先はヘラクレス座M13球状星団、片道約2万5千光年の電波交信となる。 当然、このアレシボ・メッセージには疑問も出ている。送り先の球状星団は宇宙の初期に形成された古い天体にあたるので、もし電波が到達しても生命体が存在する可能性は非常に低いとする意見が多いのだ。しかし、そもそもこのアレシボ・メッセージ自体1974年に改装された記念として発信された、一種の記念式典でもあった。受信されて返事があるかどうかよりも、人類がここまでの技術を獲得できるに至ったのだというお披露目の目的が大きかったとみていいだろう。 さて、そんなアレシボ・メッセージの返事か!? と思われるミステリーサークルが2001年にイギリスのチルボルトン天文台近くに出現して騒ぎになった。そのミステリーサークルによれば、受信者は三本の鎖で構成されたDNAを持ち、頭でっかちで小さな体を持つ人型の生物であるという。なお、このミステリーサークルについてはさすがにジョークで作成されたものであることが後に判明している。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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スポーツ 2015年10月06日 16時07分
イチロー 自己最低打率更新も、マーリンズ残留が濃厚に!
イチロー外野手が所属するマーリンズが、今季のレギュラーシーズンを終えた。 10月4日(日本時間5日)の最終戦では、ダン・ジェニングズ監督の粋な計らいで、救援投手として、メジャー初マウンドに立ち、1回を2安打1失点だった。 今季は153試合に出場し、438打席に立ち、398打数91安打1本塁打21打点11盗塁、打率.229。メジャー移籍後、14年続けていた100安打はストップ。13年(ヤンキース時代)の打率.262を大きく下回り、自己最低打率を更新してしまった。 打率のみならず、試合数、打席数を除けば、安打、本塁打(ワーストタイ)、打点、盗塁も自己最低。イチローとして、なんとも納得いかない成績に終わってしまった。 守備力、走力は健在だが、打撃面では明らかに衰えが隠せないが、マーリンズはあくまでも“4番手”の控え外野手としての働きを評価。 今オフにFAとなるが、マイケル・ヒル編成本部長は「残ってくれればうれしい」と早くも残留を希望した。 イチローは周囲に「今のところ、残留の可能性が最も高い」と漏らしているといい、相思相愛。 10月22日で42歳となり、2割2分台の打率しか残せなかったイチローに対し、“メジャー契約”でオファーする球団が、マーリンズ以外にあるかどうかは、はなはだ疑問。 メジャー3000安打まで、あと65本。500盗塁まで、あと2と迫っており、イチローにとって、来季は大記録が懸かる重要なシーズンとなる。可能な限り、出場機会が得られるチームでのプレーを望むのは当然のことで、年俸さえ折り合えば、マーリンズに残留する可能性が濃厚になったといえよう。(落合一郎)
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スポーツ 2015年10月06日 16時00分
プロ野球「弔い合戦」 松原・選手会事務局長の死去で楽天・嶋が中日FA移籍へ
パ・リーグ屈指の好捕手の動きが球界の勢力分布図を変える。 中日・谷繁元信兼任監督(44)が現役引退を表明した。連続試合出場記録を塗り替え、来季からは監督業に専念。誰もが思い描いていた規定路線だ。しかし、谷繁兼任監督の引退表明と前後して、中日グループのドン・白井文吾オーナーから意味シンな発言が飛び出した。 「契約書を調べないといかん。オレが知ってることと違う」(9月14日) 監督・谷繁は来季、4年契約の3年目を迎えると思われていた。その後、同オーナーは「勘違い」とし、自身の発言を撤回。しかし、落合博満GMを中核とした現体制の仕掛け人はオーナー自身である。勘違いするはずもないのだが…。 「戦力補強に関する責任者は落合GMです。最下位に関する責任を問う声が出ないのは、後ろ盾である白井オーナーが来年もドラゴンズのオーナーを続けることが確認され、落合批判がタブーとなったからです。しかし、地元TV局は対巨人戦の視聴率が1ケタ台に落ちており、これに対し何もしないのでは示しが付かない。そこで、落合GMがいったん監督に復帰し、チームを建て直すとも噂されています」(球界関係者) 白井オーナーの不可解な発言はそのためか…。いずれにせよ、今オフのチーム補強も落合GMが仕切ることになる。そこで落合GMはサプライズを温めていたのだ。 「FA権を持つ好捕手が3人います。楽天・嶋基宏、埼玉西武・炭谷銀仁朗、日本ハム・大野奨太です。炭谷の中日移籍は去年も囁かれたが、実現しませんでした。谷繁の後釜となりうる正捕手が育たないのなら、外部から補強するしかない」(ベテラン記者) そこで、急浮上してきたのが、嶋基宏だ。嶋は現職の選手会会長でもある。その選手会を長年支えてきた事務局長の松原徹氏が病死したのは、9月20日。 「松原氏は元ロッテ球団のスタッフでした。落合GMとは現役時代から交流があり、プロ野球選手会とかかわるようになったのも、落合GMによるものなんです。落合GMの人情家な一面、心許した人に対しては面倒見も良いということは、松原氏から嶋も聞かされています」(前出・球界関係者) 昨季FA権を得た嶋は、「このチームでもう一度優勝したい」と言って残留。だが、三木谷浩史オーナーの現場介入にもっとも怒っているとされ、去就が注目されている。 「嶋は東日本大震災の被災者に向けたスピーチをしています。落合GMは表には出ないが、球界の救災チャリティーについて『一過性で終わらせるな!』と後方支援してきました。選手会要人は落合GMを信頼しています」(前出・同) 巨人も阿部に代わる正捕手の補強を考えているが、嶋の世代はメジャーリーグ中継を見て育ったため、「巨人ラブ」のみではない。したがって、嶋争奪は中日の圧勝となりそう。落合GM初のFA交渉も見物だ。
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社会 2015年10月06日 14時00分
激突3秒前! 橋下対SEALDs 新党「おおさか維新の会」潰しへ総動員(2)
脅威を抱いたのは総理周辺も同様だったようだ。自民党の調査担当者が徹底して動き始めたという。 「『SEALDs』のバックには何が付いているのか。大きな組織の影としては、共産党と民主党が何とか彼らを取り込もうと躍起になっているようですが、共産党などは機関紙で彼らをヨイショする程度で、直接的な影響はまだ見えません。しかし、彼らの手法を見ているとプロのにおいもするため、背後をさらに調査中です。特に橋下氏がピリピリする理由は、奥田氏には女性を引き付けるカリスマ性があり、さらに野望を持っていることがハッキリしたからでしょう。彼らは延々と特定の政治活動はするつもりはないと言いつつ、その腹の内が露呈する注目すべき発言をしていますからね」(自民党関係者) 注目発言とは何か。その点を、橋下氏周辺関係者はこう証言する。 「奥田氏が『みんなのニュース』(フジテレビ系)に出演した9月上旬のこと。MCの伊藤利尋アナが『仮に例えば法案が通ってしまったら、次の対抗手段としては野党結集をして『SEALDs』が参院に議席を得る方法を取るとか?』と話を振ると、奥田氏は『明確にそのつもりでホームページでもそれを書いています』と断言したのです。ホームページにはそこまで明確に書かれていないが、その発言で『SEALDs』が来年の参院選で候補者を擁立し、一大勢力を目指していくことが明白になったのです」 となれば、どうなるのか。維新関係者はこう懸念する。 「最も影響を受けるのは、新党を結党し来年の参院選で自らも立候補する可能性のある橋下氏です」 関係者の証言で、その影響理由と橋下氏マイナス効果を羅列するとこうだ。 (1)『SEALDs』の関西組織は大阪中心に活発な動きがあり、中心人物には関西や山陰地方出身者が多いという話がある。東京でガチンコで誰かと戦うよりも、大阪で橋下氏と戦うことを標榜すれば自ずと注目を浴びる。そこから全国展開するなど、奥田氏は本能的にマスコミ操作を心得ているようにも見える。対する橋下新党が『おおさか維新の会』という地域政党名でどこまで戦えるのか。 (2)『SEALDs』は“打倒安倍政権”を標榜している。安倍首相と親しい橋下新党が、“安倍傀儡新党”と叩かれることは必至。 (3)奥田氏らのフレッシュさや斬新さと比較して、橋下氏は府知事、市長とすでに手垢が付き過ぎている。 (4)『SEALDs』は「戦争反対」、「反原発」、「反辺野古」と、多彩な反対項目を掲げる。対する橋下新党は「大阪都構想」とあくまで地域的というインパクトの弱さ。 (5)ラップ以外に、国際平和映像際で賞を取ったこともある映像面や、SNSなど奥田氏が得意とする手段の影響は、'10年から'11年、北アフリカのチュニジアやエジプト、リビアで吹き荒れた民主化運動『ジャスミン革命』にも匹敵する可能性がある。この運動もSNSなどのネットでの拡散が絶大な効力を発揮した。 (6)来年の参議院選挙から18歳以上に選挙権が与えられ、新たに240万人の有権者が増える。その若者たちを『SEALDs』は取り込みやすい。 『SEALDs』が脅威となる可能性が高まる中、次のような情報も飛び交う。 「奥田氏の父親は牧師で、同時に生活困窮者の支援活動中。その父親の同志の弁護士がカジノ法案反対の先頭に立っているという。その意味では、カジノに意欲を持つ橋下氏をターゲットにした戦術も生まれてくる可能性は大」(公安関係者) 対する自民、橋下氏はどう出るのか。
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アイドル 2015年10月06日 12時08分
アイドリング!!!、初の日本武道館ワンマン=ラストワンマンが大団円!!!
10月5日、日本武道館で「アイドリング!!! 15th LIVE ング!!!ング!!!祭りだ!!! 〜良きところで武道館グ!!!」が行われた。 アイドリング!!!初の日本武道館でのワンマンライブであり、また10月31日に活動10年目を迎えるとともにメンバー全員が卒業する彼女らにとって、これがラストワンマンライブとなる。彼女らの晴れ舞台を見届けるため、平日にもかかわらず約6,500人のファンが日本武道館に集った。 ライブのテーマが「お祭り」ということで、冒頭に浴衣衣装の1期生、6号・外岡えりかと9号・横山ルリカが太鼓パフォーマンスを披露。続いて同じく浴衣衣装のメンバー全員が登場。12thライブ以来となるバックバンドによる生演奏での「百花繚乱アイドリング!!!」で単独ラストライブは幕を開ける。「キミがスキ」「恋ゴコロ」「ガンバレ乙女(笑)」と初期の楽曲を続けて歌唱。 MCとメンバー全員の自己紹介を挟んで次のブロックでは、新しい一歩を歩みだそうとする今のアイドリング!!!にふさわしい歌詞の「Shine On」のほか、「シャウト!!!」「S.O.W. センスオブワンダー」「無条件☆幸福」「女神のパルス」で会場を盛り上げ、「SHA KA LA KA PARTY」ではメンバーとファン、会場にいる全員がタオルを振り回し、さらにトロッコでメンバーがアリーナを周遊し、ますますファンを煽っていく。 続いてのMCでは、「アイドリング!!!」番組MCのバカリズム升野が剣道着姿でステージに登場し、持ち歌「AVを観た本数は経験人数に入れてもいい」を披露。アイドリング!!!メンバーから番組さながらのガヤやツッコミを受けながら、升野は退場。 メンバー曰く“気を取り直して”次は、19歳以下のメンバーによる「ミルキーガール」、20歳以上のメンバーによる「Wing」。そして番組内で解散コンサートを行った3期生ユニットHIP♡ATTACKが一夜限りの再結成。「黄金蟲〜太陽のサマサマデイズ」を披露した後、20号・大川藍が「これにて、HIP♡ATTACKは解散!」と改めて解散宣言を行った。 続いて12号・河村唯と14号・酒井瞳の“梅酒”による「あこがれアドレイション」、NEO fromアイドリング!!!による「Sakura ホライズン」、1期生の外岡と横山による「Over Drive」、「Stay with me」とユニットブロック後半を駆け抜けていく。 次にラストアルバム「SINGLE COLLECTIONグ!!!」の衣装に着替えたメンバーが再び全員登場し、ライブでの定番曲「GO EAST!!! GO WEST!!!」を披露。メインステージとサブステージ、それらを繋ぐ花道を縦横無尽に駆け回り、まだまだ盛り上げていく。 再びバカリズム升野と、フジテレビの森本さやかアナウンサーが登場し、森本アナの呼び込みにより、7期生の36号・朝日るな、37号・橋本夏希、38号・酒井芳子が登場。38号・酒井芳子は升野から前日美容院に行ったことを、娘である14号・酒井瞳からはエステにも行っていたことをバラされる。 MCでは、森本アナから「アイドリング!!! 卒業アルバム 2006-2015」が10月30日に発売されることが発表され、客席のファンも入れて卒業アルバム用の記念写真を撮影。さらに今回のライブのブルーレイも12月23日に発売されることが発表された。 7期生、升野、森本アナ含めた24人で「Iのスタンダード」を歌唱した後、7期生、升野、森本アナは退場し、再び19人で「One up!!!」「baby blue」を歌唱。「baby blue」では会場中のファンも巻き込んでの大合唱に。 続いてのMCでは、34号・佐藤麗奈が「なんと、次が最後のブロックになってしまいます!」と早くも次が最後のブロックであることを告げる。「MAMORE!!!」、「サマーライオン」、「やらかいはぁと」と代表曲で終盤戦も駆け抜ける。 そして最後の楽曲、6号・外岡えりかの「みなさんは、何を想像して今このステージにいるメンバーに重ねますか?」という振りから、ラストアルバム「SINGLE COLLECTIONグ!!!」に収録された、アイドリング!!!の集大成と呼ぶにふさわしい最後の新曲「〜などあって〜よきところで」を披露。会場を埋めたファンに対し、全員で何度も「ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、ラストライブ本編は幕を閉じた。 メンバー全員が退場した後、鳴り止まないアンコール。しばらくあって音とともにTシャツの上にピンク色のハッピを羽織ったメンバーが戻り、トロッコへ。アンコール1曲目は、ファンに笑顔と元気を届けるラストシングル「Cheering You!!!」。続けて、アイドリング!!!を象徴する楽曲「職業:アイドル。」。 9号・横山ルリカが「次の曲がほんとにほんとにアイドリング!!!ナンバリングライブ最後の曲です」と告げる。実はアイドリング!!!が武道館に立つのは二度目で、一度目は指原莉乃プロデュース「第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜」であったことに触れ、「今回は応援してくださる皆さんの力で、私たちの足だけで武道館に立てています。感謝の気持ちをたくさん込めて、歌いたいと思います」と述べる。そして歌われたのは、ライブの締めくくりにふさわしい「さよなら・またね・だいすき」。 歌唱後、6号・外岡えりかのMC。「最後の曲が終わってしまったんですけど、どうしてもこのステージ上から感謝を伝えたい人がいて、今このステージ上から伝えさせていただいてもいいですか?」「私たちの一番近くで9年間見守ってくれていた、振り付けの村上陽子先生!」メンバー皆が涙し、客席で涙する村上先生もスクリーンに映る。 続けて「今こうやってここで私たちを見つめてくださっているみなさんのおかげで、ここまで走ってこれて、このステージに立てました。たくさんの愛を、本当にたくさんいただいたので、その愛を抱えて最後までアイドリングとして突っ走っていくので、変わらずよろしくお願いします。そして卒業してこれから一人ずつになっても、みんなそれぞれ応援してください。本日は本当にありがとうございました!」と心からの感謝をファンに伝える。 大団円を迎えるかと思いきや、「待ちなさい!! こんなんじゃ終わらせない」と再びバカリズム升野が登場。「このままいい感じで終わりたい」とのメンバーの抗議も虚しく、「フツーのアイドルだったらこれでいいかもしれません。バカリズムの目の黒いうちは笑いで終わらせる! どうですかお客さん!?」とのバカリズムの煽りに会場中のファンからはさらなる大歓声が。「ミュージックスタート!!!」の合図とともに始まったのは、「モテ期の歌〜season2〜」。しんみりした空気を吹き飛ばす、アイドリング!!!らしい最後の楽曲。それぞれが思い思いに盛り上がり歌う中、升野が次々とメンバーを捕まえ、メンバーの鼻を指で押さえて豚鼻にした姿をカメラに向けるという、自由すぎるパフォーマンスも。 エンディングには升野が35号・佐藤ミケーラ倭子から順にメンバーの名前を読み上げ、一人ずつ返事とお礼の言葉を述べて整列していった。最後に升野が「以上アイドリング!!!でした! そしてバカリズムでした!」と叫ぶと、アイドリング!!!メンバー全員で「ありがとうございました!」とお礼を伝え、アイドリング!!!最後のナンバリングライブ、「ング!!!ング!!!祭りだ!!! 〜良きところで武道館グ!!!」は幕を閉じた。