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芸能ニュース 2016年09月27日 11時06分
小芝風花、理想の彼氏像明かす「おかずを作ってくれる人」
女優の小芝風花が26日、都内で行われた「あきたこまち」新CM発表会に出席。和装姿で登場し、愛嬌を振りまくと、「和装は大好き。ちょっと昭和顔とか言われているので、着物はいけるかもしれないって思っています」と嬉しそうな表情を見せた。 着物で秋田米をアピールした小芝は「赤の着物はあんまり着たことがないんです。大きな柄がついているのにがちゃがちゃしていないところが気に入っています」とこの日の着物を紹介。現在、都内で母親と妹と3人暮らしをしていることを明かすと、「ご飯は自分でもよく研ぐし、炊いています。料理はお米を炊くくらいしかできないので」と家族の中でお米炊き担当になっていることを告白。 来年4月には20歳を迎えるが、今のところ恋の噂などはなし。「わたしがお米を炊くからおかず作ってくれる人がいたら嬉しい。そういう人が現れたらいいですね」と理想の彼氏像に言及。「基本、わたしはずぼら。動きたくない人なので家事とかやってくれる相手がいたら嬉しい」と話した。 秋田米については「秋田は行ったことがないですけど行ってみたい、秋田に行って新鮮なあきたこまちを食べてみたいです」としみじみ。新CMについても「見てもらえたら嬉しい反面、ちょっと恥ずかしいです。(映像の中で)ピンポイントでずっと(カメラに)寄られて顔のアップを撮られているので」と終始笑顔を振りまいていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2016年09月27日 10時57分
宮沢りえ 約5億円のカルティエジュエリーに驚く
女優の宮沢りえが26日、旗艦店として28日にオープンする「カルティエ ブティック 銀座」のオープニングセレモニーに登場した。 スペシャルゲストとして参加した宮沢は、サーモンピンクのドレスに同ブランドのジュエリー約5億円分を着用して登場。ジュエリーの総額を会場で聞き「ヒャー!」と驚いた表情をみせ「鏡をみたとき思わずみとれてしまいました」と語る場面もあった。 同ブランドのファンだという宮沢は「仕事を始めて来年で30年になるので、自分へのご褒美としてカルティエリング製作中なんです」と笑顔。また、2014年9月に亡くなった母・光子さんには、同ブランドのジュエリーをプレゼントとしてもらった思い出もあるということで「うちの母がジュエリーは母から子へ歴史を重ねていけるものとしてプレゼントしてくれていました」と話した。(斎藤雅道)
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社会 2016年09月27日 10時00分
「小池なぎなた」VS「内田長ドス」火花散る第3回定例都議会の侃々諤々
東京都の築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転が延期となり、12月に予定されていた都道「環状2号線」の築地−豊洲間(約2.8キロ)の暫定開通が事実上不可能になった。2020年東京五輪・パラリンピックまでに全線開通する予定だったが、豊洲市場の盛り土を巡る問題も浮上し、間に合うかどうかは見通せない状況だ。さらに盛り土問題だけでなく、総事業費が約5900億円に膨らんだことなどが問題視されている。 数々の疑惑が浮上する築地市場移転問題。その闇を暴こうと躍起の小池百合子都知事に、移転を進めてきた自民党東京都議連のドン、内田茂前幹事長一派が「これ以上の混乱は市場機能が崩壊するばかりか、都政の大混乱、東京五輪への進行まで滞りかねない」(関係者)と、危機感を強め、いよいよ反転攻勢の構えを見せ始めているという。 「対決の最初のヤマ場は、小池都知事にとって初議会となる9月28日から16日間の日程で始まる第3回定例都議会。ここでは、野党が豊洲新市場の空洞疑惑などを徹底追及するのは必至です。しかし、移転を11月で推す都議会自民党は、移転した後の築地市場跡を通る環状2号線建設の遅れと、それに伴う東京五輪への影響等を持ち出してくるものと見られています」(都議会関係者) それに呼応するように、市場関係者も反小池で動き出している。9月10日、築地市場内で、都と業界で構成する「新市場建設協議会」の会合が開かれ、築地市場協会の伊藤裕康会長ら豊洲市場早期開場推進派からは、「予定通り11月7日に開場すべきだ」「なぜ今さら延期なのか」「納得できない」と怒号が飛び交った。 推進派が死活問題と早期開場を唱える理由は、移転に向けてすでに結んだ設備のリース契約破棄で生じる“違約金”と、月700万円はかかる冷蔵庫棟のランニングコスト。 開場時期が先延ばしになればなるほど赤字が膨らみ、営業保証金も膨大になる。ところが、都は補償金にはノーアンサーで対立は深まるばかり。そのため推進派市場関係者は、内田氏などと市場の強制開場を画策する話も聞こえてくる。 「小池氏のスキャンダル探しに奔走しているという話も聞く。その端緒が、一部週刊誌に書かれた“金庫番”の小池邸への3億3000万円の根抵当権の設定と解除の怪情報。これを暴いたのも、反小池の自民党都議の流れを汲んだ極秘調査団という情報もあります」(夕刊紙記者) それだけではない。自民党都連は都知事選で小池支持に回った自民党豊島区議ら7人に離党勧告、除名の動きを示した。しかし、これに対し小池氏は来年都議選に向け、新党を立ち上げ大量擁立の準備に入った。 「小池氏は10月、政治塾を立ち上げる。そこには橋下徹前大阪市長、河村たかし名古屋市長らも全面協力のようです」(小池氏側近) 橋下徹氏は豊洲問題について、都庁の意思決定の在り方や工事受注を巡る疑念を追及していくことと、豊洲自体の安全性の問題は区分けしなければならないと言い、前者を明らかにしたことは小池の大功績としている。 小池百合子都知事VS内田茂前幹事長一派、“なぎなたと長ドス”の刃が火花散る日はもうすぐそこに来ている。
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芸能ネタ 2016年09月26日 16時30分
ブラマヨ吉田が“不倫”と“浮気”の違いに持論
お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの吉田敬が、「バイキング」(フジテレビ)で、“不倫”と“浮気”の違いについて持論を展開した。 26日放送の「バイキング」では、「日本の結婚観」とのトークテーマが外国人ゲストを招いて議論された。議論は「不倫をしたら逮捕も」との意見も出される中、MCの坂上忍から「これはえらいことだね」と話を振られたブラマヨ吉田は、外国人ゲストに向かって、「何回も言っているんですけど、“不倫”と“浮気”は全然違うんですよ。男からしたらね」と主張。さらに、「“不倫”ちゅうのは、自分の家の車のローンをまだ払ってるのに、もう一台車を買うてローンを払い出すようなものなんですよ。“浮気”ちゅうのは、ミニカーを何台か買うだけなんですよ」と持論を展開。 持論を語り満足そうにしていた吉田だが、相方の「小杉竜一」から「何を伝えたいねん」とツッコまれていた。
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芸能ネタ 2016年09月26日 16時10分
ロンブー淳 週刊リテラシー最終回で「終わらせたくない気持ちでいっぱい」
24日にロンドンブーツ1号2号の田村淳がMCを担当する「週刊リテラシー」(TOKYO MXテレビ)が最終回を迎え、同番組について、淳が自身のツイッターでコメントしている。 淳は自身のツイッターで、「淳と隆の週刊リテラシー そして週刊リテラシーが最終回です…」と報告。「この番組が大好きでした…そして今でも終わらせたくない気持ちでいっぱいです」とコメント。「自己責任において自己表現ができる数少ない場所でしたが…とても悔いの残る最終回です」と番組最終回に悔しさをにじませるも、「今まで視聴して頂き本当にありがとうございました」と視聴者へ感謝した。 同番組は2014年から「淳と隆の週刊リテラシー」としてスタート。政治、経済、国際情勢、メディア問題に鋭く切り込む内容の番組で、時として上杉隆氏がシュールなボケをかまし、田村淳がそれにツッコミを入れるところが見所となっていた。上杉氏が、「2016年東京都知事選挙」に出馬すると、番組には上杉氏の代わりに様々なゲストが出演し、多種多様な企画も実施。しかし、9月末で終了することが発表されていた。 後継番組は、10月から田村淳が引き続きMCを務める「田村淳の訊きたい放題」が放送される。
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社会 2016年09月26日 16時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第36回
トップリーダーの問われる最大の資質は「決断」のいかんである。大きな曲がり角の判断を誤ればトップリーダーの資格なしのラク印を押され、危機管理能力なしで組織もまた崩壊の危機に立たされる。そうした中で、それまでは順風満帆、国民生活に資する国家財政の最高責任者、大蔵省のトップリーダーだった田中角栄蔵相の前に立ち塞がったのは、時に証券業界の三役クラスだった「山一證券」の倒産危機であった。 昭和40年。この年は国際収支が好調の一方で、国内経済は不況、株式市場も38年以降の低迷を引きずっていた。その年3月には兵庫県姫路市に本社を置く山陽特殊製鋼が第2次大戦後最大の負債総額約500億円を抱えて倒産。その影響を受けて多数の関連会社、中小の下請会社が不渡手形で苦境に立たされ、連鎖倒産が続出というありさまだった。 一方で、政府はこの年11月、一般会計第2次補正予算を組み、折からの不況の中での税収不足による歳入不足分を補うため、約2500億円を戦後初の赤字国債発行で賄った。そうした中で、山一證券の倒産問題が急浮上したのだった。 この昭和40年前後の株式市場は機関投資家の株保有は今ほどでなく、個人投資家が60%を超えていた。ために、山一が倒産となれば国民生活、景気に与える影響は計り知れないことが予測された。 国としてリスクを負いながら山一を救済するのか、それとも目をつぶって見放すのか、田中の決断は何とも重いものがあった。 時に、その40年春先、すでに大蔵省は山一の危機を深刻に受け止めていた。そうした空気はやがてメディア各社の知るところとなり、報道準備に入っていた。一方で、報道すれば国民生活に不安をあおることにもなり、メディアには逡巡もあった。5月、こうした空気に大蔵省が先手を打った。山一の再建案が固まるまで、報道を控えてほしいとの要請をしたのである。 ところが、5月21日朝刊でブロック紙『西日本新聞』がこの山一危機をスッパ抜いてしまった。抜かれた形の他のメディアは、その日の昼のニュース、夕刊で一斉に報道したからたまらない。翌朝から山一の本店、支店、傘下の関連会社には株の運用預かりの引き揚げ、投資信託の解約を求める客が殺到、それは3日間で約70億円にも達した。このままいたずらに時間を費やせば、証券恐慌のみならず金融恐慌の引き金となる可能性もある。まさに、田中にとっては一世一代の決断の場ということであった。田中はどんな手を打ったのか。 田中の対応は、実に素早かった。『西日本新聞』朝刊がスッパ抜いたその日の昼、まずやったのは動揺する投資家へ向けての大蔵大臣談話の発表であった。 「山一證券については金融機関の協力を得、再建の方策を具体的に決めることになっている。ために、一般投資家に不安を与えることはない。投資信託もこれは別会社でやっていることだから、投資家に迷惑が掛かることは全くない。また、山一證券そのものは店舗や従業員を整理し、会社側の合理化計画や金融機関側の利子棚上げなどの特別援助措置で経常収支はつり合うものと予想される。日本銀行も必要とあれば、通常の資金繰りの枠内で弾力的配慮をすることもあり得る」 ここで注目すべきは、投資家の“まずは”の動揺を鎮める一方、最悪の事態を想定、「弾力的配慮」という言葉を使いながら、すでに大バクチとなる日本銀行による特別融資、すなわち「日銀特融」を視野に入れていたということであった。 こうした田中における決断の凡庸ならざるところは、事態の目先、あるいは一元的なものに目線を置くのではなく、あらゆる事態の展開を想定、すでに計算し尽くされた「次善の策」「三善の策」までが頭の中を駆け巡っていたことにある。「まず最善策を目指し、一方で次善、三善の策まで思いを致さぬようで、なんでリーダー、政治家なのか」は、田中の平素からの口癖でもあった。最善、次善、三善の策まで用意、一つ駒を動かせば必ずどこかに連動、あちこちに布石ができてしまうといった「王手飛車取り」とも言える田中流の手法、戦法は、後にまた数々の権力抗争を常勝に導いたゆえんでもあったのだ。 さて、蔵相談話が発表されて5日目、しかし、山一の株の運用預り引き揚げ、投信の解約は一気に止まらぬ事態になった。田中の「最善の策」の思惑は機能せず、むしろ山一以外の証券会社に飛び火、事態の拡大懸念が出てきたのであった。 しかし、「次善の策」は即、6日目に出た。大蔵省議の結果として、「まず民間での努力が不可欠。山一のメインバンクである富士、三菱、日本興業の主力銀行3行で融資、救済を行うことを要請する」との方針が明らかにされた。 ところが、これには銀行側が猛反発。田中のいよいよの「三善の策」、「日銀特融」という大英断が下されることになるのである。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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芸能ネタ 2016年09月26日 15時30分
武井壮 ボクシングの世界チャンピオン結婚式での御祝儀10万円でブーイング
タレントの武井壮の結婚式への御祝儀が、フジテレビ「バイキング」で話題となった。 番組では、中村愛之助と藤原紀香の結婚式のテーマから御祝儀の話題へ。司会の坂上忍は、「(武井)壮とかは結構、色々な人にお世話になっているじゃないですか。披露宴とか行く機会はないんですか?」と話を振ると、武井は、最近ではボクシングの世界チャンピオン・井上尚弥選手の披露宴に出席したことを明らかにした。 さらに坂上は、「いくら包んだの?」と追及。「え〜」と武井は動揺するも、「僕は普通に10万円ですね。すいません」と発表。その金額に坂上は、「そんだけ?」と驚き、「ポルシェ乗ってて10万なの?」とも。 そんな中、ブラックマヨネーズの吉田敬は、「オレ、最安値で同級生結婚式に7000円包んだことありますよ」と話して、笑いを誘った。
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アイドル 2016年09月26日 15時00分
AKB48 柏木由紀が体調不良で点滴 ファンから心配の声
アイドルグループ、AKB48の柏木由紀が体調不良で点滴を受けて仕事をしていることがわかった。 柏木は自身のツイッターで、「朝から熱と喉の痛みがすごくて病院で点滴」と現状を語り、「いいこと続きのときもあれば、ついてないことが続くときもあるよね」とコメントした。しかし、「撮影いってきます」と体調不良の中、仕事があるようだ。 ファンからは、「ゆきりん、大丈夫ですか?」「無理しないで〜」「撮影終わったらしっかり身体やすめてね」など心配の声が挙がっている。
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アイドル 2016年09月26日 14時40分
AKB48小嶋陽菜&SKE48松村香織が神戸新聞杯的中
アイドルグループ、AKB48の小嶋陽菜とSKE48の松村香織が、そろって昨日開催された神戸新聞杯を的中させたことを自身のツイッターで語っている。 小嶋陽菜は「神戸新聞杯」とのハッシュタグとともに、「久しぶりに3連単的中」とのコメントを掲載。また、松村香織は自身の予想を書き込み、勝ち馬となったサトノダイヤモンドを予想していたことを明らかにしている。
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スポーツ 2016年09月26日 14時00分
プロレス解体新書 ROUND19 〈“大巨人”に完勝した猪木〉 生涯唯一のギブアップ負け裏事情
1986年6月17日、IWGPリーグ戦の愛知県体育館大会。アントニオ猪木は“大巨人”アンドレ・ザ・ジャイアントを相手に腕固めで勝利を収める。アンドレのプロレス人生において、最初で最後のギブアップ負けだった。 「年俸世界一(40万ドル)のプロレスラー」として、'74年度版のギネスブックに掲載されたアンドレ・ザ・ジャイアント。 当時の為替レートは1ドル300円前後、円換算で1億2000万円と聞けばさほどの額とは感じられないかもしれないが、しかし「年俸10万ドル超が一流メジャーリーガーの証し」とされた時代のことである。 アンドレがプロレス界を超えた超一流であったことに間違いはない。この前年に、リングネームを以前のモンスター・ロシモフから改名し、WWWF(のちWWF、現WWE)プロモーターのビンス・マクマホン・シニアと契約したアンドレは、それから一気に人気と知名度を上げていったことになる。 大ブレイクの裏には、ビンスの独特なマネジメント法があった。アンドレを自分の団体の専属とせず、積極的に世界各地を転戦させたのだ。 「一つのリングに上がり続ければ、いくら怪物でも希少性が薄れていく。ならば他団体のリングに派遣して、そのブッキング料で稼ごうというわけです」(プロレスライター) その結果、やはり'74年からアンドレは定期的に新日本プロレスへ参戦することとなった。 「ただ、日本ではヒール役であり、アンドレがベビーフェイスとして世界的に人気だったと聞いても、あまり実感の湧かないファンが多いのでは?」(同) 晩年、全日本プロレスに参戦したアンドレは、ジャイアント馬場のパートナーというベビー役であったが、全盛期の動きとは程遠く、日本のファンからすると、アンドレが善玉ヒーローとして活躍するイメージはなかなかつかみ難い。 「バトルロイヤルやハンディキャップマッチで、圧倒的な強さを見せつけるというのが、善玉アンドレの一つの典型。あるいは、ある団体が強大な敵に襲われ、従来のエースだけではとても歯が立たないところにアンドレが現れる。強敵を倒すための最終兵器的な助っ人というわけです」(同) マクガイア兄弟やグレート・アントニオのように、自分勝手に暴れ回るだけの巨漢怪奇派レスラーとは異なり、動ける上にレスリングの技術もあるのがアンドレ最大の強み。相手との攻防ができて試合をつくれるから、ストーリーも組みやすい。 アンドレを招聘する団体からすれば、世界的なVIPということもあり、基本的に負け役に回すことはない。たとえ負けるにしても、リングアウトや反則などのアクシデント的なものに限られていた。 そんな全盛時のアンドレから唯一ギブアップを奪って勝利したのが、アントニオ猪木であった。 WWFに定着して以降はフォール負けも普通のことになったし、モンスター・ロシモフ時代には、カール・ゴッチがジャーマン・スープレックスで3本勝負のうちの1本を奪っているが、それらはいずれも全盛時とは時期が異なる(ブルーザー・ブロディとローラン・ボックにそれぞれ敗れたとする説もあるが、非公式のもので事実確認はできていない)。 そんな中にあっての猪木の勝利は、まさに偉業といえよう。では、なぜ勝てたのか。 「日本でヒール役だったというのが大きな理由の一つ。アンドレ自身、他国での扱いと異なる悪役を楽しんでいる節がありました」(スポーツ紙記者) ジャイアント・マシンのマスクを気に入ってノリノリでかぶったのも、日本での試合をエンジョイしていたことの表れで、しょせん極東の地のこと、という気安さもあったのだろう。 '86年6月17日のIWGP公式リーグ戦。試合中、コーナーポストの金具で負傷したアンドレの左肩を、猪木はアームブリーカーや連発ストンピングで集中攻撃。延髄斬りで巨体を倒すと、その左肩にまたがって腕固めを極め、耐えに耐えたアンドレがついにギブアップの声を発するという、猪木の完勝劇であった。 “無敗”のアンドレがこれほどの負け方を受け入れた裏には、当然、猪木への敬意もあっただろうが、他にもさまざまな事情が重なっていた。 「まず、直近のシングル対決ではアンドレが猪木にピンフォール勝ちしており、この負けで“行って来い”というのはあったでしょう。また、猪木はこのリーグ戦の序盤、写真誌に不倫現場を撮られてケジメの丸坊主にしていた。汚名返上のためにも劇的な勝ち方が必要でした」(同) この試合と同年の4月29日、アンドレは前田日明との伝説の不穏試合で実質的な敗戦を喫しており、猪木としてはそれを越える完勝を望むところも当然あっただろう。 さらに、アンドレはWWFの世界戦略に専念するため、新日参戦はこれが最後と決まっていて、だからこそ“完全決着を”という伏線もあった。 勝敗にさまざまな事情が複雑に絡み合う、これもプロレスの味わい深さの一つと言えようか。
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