-
芸能 2020年02月09日 09時00分
家の中が丸見えでもドイツ人が家にカーテンをつけない理由 国民性だけじゃない?
ドイツでは、カーテンをつけることが珍しいという。ドイツ人はシャイな国民性が日本人と似ていると言われることが多いが、ドイツでは日本でいう雨戸のようなものはあるものの、カーテンをつけている家は少ない。 ドイツでカーテンをつける人が少ない理由の一つは、常に家の中が整理整頓されていて、外から見られてもいい状態だからだという。ドイツ人は掃除好きで、家の中はいつでも人を招けるほど綺麗にされているのだ。 「日本人は隠す文化を持っているように思いますが、ドイツ人はどちらかというと見せる文化を持っているように思います。ですが、そもそも人のことをいい意味で気にしないので、人の家の中を気にして見る人も少ないです」(ドイツ在住日本人) また、防犯意識が日本よりも低い点も、カーテンをつけない理由だろう。ドイツでは電車などで痴漢に遭うことはまれで、女性の一人暮らしでも、誰かに見られないように家を常に隠さなければと思う人があまりいないという。痴漢や変質者が少なく、痴漢や変質者への心配が少ない環境も、カーテンをつけないことに繋がっているようだ。 「ドイツでも日本の痴漢が話題に上がることはありますが、私の周りの多くのドイツ人女性は『電車で痴漢なんてされたらその場で怒るから、ドイツではあり得ない。痴漢されているところを見たら、周りも怒鳴るはず』と言います」(前出・同) さらに、太陽の光を家の中に十分に取り入れようとすることも、カーテンをつけない理由である。特に冬場は日照時間が短く、どんよりとした天気の日も多いため、ドイツでは年間を通して自然の太陽の光を大切にする文化がある。天気のいい日は外に出て太陽に当たろうとするドイツ人は、家の中でもできるだけ太陽の光を取り入れようとするのだ。 「太陽が大好きなドイツ人ですが、太陽の光を取り入れることで節電にもつながるという考えもあります。ドイツ人はかなりの倹約家。ちょっとの電気代も無駄にしません」(前出・同) そして、ドイツ人は自然を大切にするがゆえ、家の中にいても外の自然を見ることを好むのだ。マンションやアパートには中庭があり、窓からは中庭の自然が見えるようになっている。一軒家でも、庭に木や花を植え、常に窓から自然の景色が見えるように工夫されている。 「ドイツ人は自然が大好き。家の中からでも外の自然を見る気持ちよさを重視しているんです」(前出・同) 倹約家の国民性や、治安のいい環境が、ドイツでカーテンをつけることを不要にさせているようだ。
-
スポーツ 2020年02月09日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「マクガイヤー兄弟」草創期の新日マットを沸かせた600㎏の超巨漢兄弟
新日本プロレス初期の名物レスラー、ベニーとビリーのマクガイヤー兄弟。アントニオ猪木のストロングスタイルばかりが喧伝されがちな新日だが、こうした一種のイロモノ選手が団体の人気を支え、収益の面でも大きく貢献したことを忘れてはならない。※ ※ ※ 新日本プロレス草創期の外国人レスラーといったとき、マクガイヤー兄弟の名を挙げるファンは多いだろう。兄のベニーと弟のビリーはともに体重300キロ前後という超巨漢で、しかも瓜二つの双子というのだからインパクトは絶大だった。 来日前には「ダブル攻撃で相手を容赦なく圧殺する悪漢」的な紹介をされていたが、実際は2人そろってホンダのミニバイクで入場するなど、その様子はどこかユーモラスで、たちまち善玉的な人気を博すことになる。 世にも珍しい巨漢の双子レスラーとして、テレビのバラエティー番組でも頻繁に紹介され、世界最重量の肥満双生児としてギネスブックにも認定されるなど、一般層にまでその名を知られるようになった。 マクガイヤー兄弟が登場した際のテレビ視聴率は、同時期にNWA王者ら豪華外国人を招聘していた全日本プロレス中継を上回ったというから、いかに当時の注目度が高かったかがうかがえよう。「あまりの巨体で巡業バスに同乗できず、ワゴン車の後部席を取っ払い、そこに2人を寝転がして“搬送”していた」「トイレに入ったら壁も便器も壊れた」「入浴する際は若手が総がかりでデッキブラシを使って体を洗った」など、やや下駄を履かせたような逸話も数多く残っている。 試合は主に小柄で機敏なヤマハ・ブラザーズ(星野勘太郎&山本小鉄)とのタッグマッチか、若手4〜5人とのハンディキャップ戦であったが、アントニオ猪木が1人で兄弟2人と対戦するという逆ハンデ戦も1975年に実現している。「おふざけの試合を嫌う猪木ですが、あまりの人気ぶりに仕方なくといったところで、1対2のハンデ戦となったのは、メインイベンターの猪木とマクガイヤー兄弟では格が違うとのアピールでしょう」(プロレスライター) とはいえ試合自体は意外なほど噛み合い、立っている相手に猪木がヘッドシザースを仕掛けるようにして飛び乗り、そこから場外に投げ飛ばされてみせるなど、しっかりと見せ場をつくっていた。 なお試合は、ベニーが猪木を羽交い絞め、ダブルで圧殺しようとビリーが突進すると、猪木がキックで切り返す。そして、ビリーがロープに腕を絡めて動けなくなると、リング中央で倒れたベニーに、猪木がコーナーポスト最上段からのニードロップを決めて、見事フォール勝ちを収めている。試合時間は6分14秒。「ちなみに、ハンデ戦などでまれに2人が敗れるときも、これと同様のパターンでした。仰向けに倒れると、自力で起き上がれなかったそうです」(同) また、2人はタッグマッチでもエプロンには立たず、リング内のコーナー付近に待機していた。狭いエプロンに立てないというサイズ的な問題もあったが、彼らにとってはロープをくぐってリングインするだけでも重労働だったのだ。★プロレス興行を支えた異形の者 マクガイヤー兄弟は、実のところ3分以上まともに動けなかったとの評もあり、持久戦に持ち込まれると戦闘能力は急激に低下した。ただ、そうしたことに薄々気づいていながらも、あるがままを楽しむというのが昭和プロレスファンのたしなみであった。 シリアスな闘いだけを見たいなら、ほかにもいろいろな競技がある。マクガイヤー兄弟のような存在は見世物としてのプロレス興行を支えるもので、小人プロレスなどもそうした役割を担っていた。「かつては日本プロレスの放送枠で、力道山の試合の代わりに小人プロレスが中継されたこともありました。そのような人々を笑いものにしてはいけないという風潮が強まったことで、すっかり衰退してしまいましたが、彼らが人並み以上に稼ぐチャンスを潰してしまったことも事実です」(同) 異形のメインイベンターとしては、1940年代のアメリカでフレンチ・エンジェルなるレスラーが活躍していた。 極度の末端肥大症で、言うなればアンドレ・ザ・ジャイアントの顔をそのまま普通の肉体にくっつけたような様相であったが、デトロイト版のAWA王座(世界三大王座といわれたAWAとは別物だが、ルー・テーズも王者に名を連ねる由緒あるタイトル)に就くなど、強さと人気を兼ね備えていたという。 こうした異形の者たちによるプロレスについては、単に好みの問題としてもさまざまな意見がありそうだが、プロレスの歴史において確かに存在していたことは間違いない。 そのことに口をつぐみ、いつか忘れてしまうことこそが、彼らに対する最大の冒瀆と言えるのではないだろうか。マクガイヤー兄弟**************************************PROFILE●ベニー(兄)1946年12月7日生まれ〜2001年3月26日没、ビリー(弟)1946年12月7日生まれ〜1979年7月14日没。米国サウスカロライナ州出身。身長、体重は2人とも188㎝、300㎏前後(常に20〜30㎏変動)。得意技はボディプレス。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
-
社会 2020年02月09日 07時00分
LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 便利の先には恐怖の未来!?『AI崩壊』
お仕事お疲れ様です。休日の旅行や通勤などで日々、悩まされる車の渋滞。“早く自動運転にならないかなぁ”と思っている方も多いのでは? 自動運転技術は確実に進んでいますが、日本はレベル2で、もう少し時間がかかると言われるけど、便利な日が来るのは、案外、そう遠くはないかも。 今回の作品『AI崩壊』は、そう遠くない2030年が舞台。だから、妙にリアルなのがまた面白い。 この時代では、人工知能「AI」が全国民の個人情報を管理し、人々の生活に欠かせないライフラインとなっています。でも、そんな“人のために働く”AIが暴走し、年齢や年収、家族構成、病歴、犯罪歴などで人の生きる価値を選別し、殺し始めたら…考えるだけでも恐怖を感じる。“果たして自分はどう判断されるのだろうか?”ってね。 で、AIが暴走したのは誰のせいなのか? それはもちろん、開発者ってことになりますよね。そう、みんなの怒りの目はプログラムを作った天才科学者、大沢たかおさん演ずる桐生に。疑いを掛けられた桐生の逃亡劇が始まりますが、AIによって、どこを走ってもカメラに監視され、隠れることすらできません。いったい、AIが暴走したのは誰のせいなのか!? ストーリーだけだと、まるでAI対人間の物語に感じるかもしれませんが、人と人の絆や家族愛の物語でもあります。世の中がパニックになる映画って、組織の中や頑張ってる人たちだけが描かれがちですが、これはしっかりと生活している国民も描かれています。 大沢たかおさんにインタビューで伺ったのは、逃げるシーンへのこだわり。つまり、本作品では走ることが多く、ただ、そこらへんの道を走るのではなく、事前に場所も明確に決めていたといいます。わざわざ新幹線で現場について、スタッフに挨拶する前に「あそこまで走ってください」とリハーサルで走ってから「おはようございます」の日々だったらしい(笑)。 そして、私が“おっ!”と思ったのは、冒頭に話した車の自動運転のシーン。運転席に誰もいなくたって大丈夫だけど、対向車の運転手が不安を覚えるからと、3Dホログラムで運転手がいるように映し出す技術というのが、本当にありそうで納得しました。 昔は携帯電話すらなかったのに、スマホがフリーズしただけでパニックになることも…。“人間は地球の主役の座から降りる”、想像しただけでゾッとしますが、覗き見したくなりますよね!画像提供元:(c)2019 映画「AI崩壊」製作委員会----------------------------■AI崩壊監督・脚本/入江悠 出演/大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、髙嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子、松嶋菜々子、三浦友和 配給/ワーナー・ブラザース映画 1月31日(金)全国公開。■2030年、天才科学者の桐生浩介(大沢たかお)が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、全国民の個人情報と健康を管理していた。しかし、ある時突然、暴走を開始。AIが個人データを基に、人間を選別し殺戮を始める。警察庁の天才捜査官・桜庭(岩田剛典)は、桐生がAIを暴走させたテロリストと断定。警察のAI監視システムによって桐生は徐々に追い詰められていく。********************LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。
-
-
社会 2020年02月09日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『半自伝的エッセイ 廃人』 北大路翼 春陽堂書店刊 2000円(本体価格)★アウトロー俳人を俳句とエッセイでつづる“鳥わたるこきこきこきと罐切れば”“へろへろとワンタンすするクリスマス”などの代表作からオノマトペ(擬音語)俳句の名手と呼ばれたのは秋元不死男。 その長男で、のちに昭和30年代伝説の番組『シャボン玉ホリデー』を手掛けることになるプロデューサーの秋元近史が日本テレビの入社試験を受けた時のこと。面接の際に父親の職業を問われた彼は、素直にそのまま「ハイジンです」と答えた途端に居並ぶ重役連の表情が一変。皆一斉に眉をひそめ沈痛な面持ちで、やがて「それは気の毒になあ」とため息まじりに呟いたとか…これは戸板康二の「ちょっといい話」に出てくるエピソードだが、その点、著者のたたずまいは俳人=廃人とイコールでつなげるより「ハイ」な「人間」としての「ハイ人」だろう。 言葉に対する恍惚・忘我・陶酔・酩酊感に突き動かされての作句ぷりが、まさに“ランナーズ・ハイ”のハイの意味(症状?)に似て。 限りなく自由律のように奔放とみえて定型を守り、定型の約束は守られつつも端正と乱暴が鷹揚に同居する句風が素晴らしく、著者の人生と芸術に切れ目のない“一分の一”感が、本書のどのページにも快活にみなぎってとにかく潔い。 中にはもはや一見俳句ですらなさそうな作品もあって、自筆で書かれた“ウォシュレットの 設定変へた奴殺す”には思わず笑ってしまったが、これとて見方によればかつて前衛華道の中川幸夫が白菜をまるごと活けて「聲なき肉聲」と名付けた瞬間に相通ずるものを思わせて鮮か。 無頼だのデカダンだの破滅型だのと殿堂入りの死語で形容はすまい。しかし、どこか懐かしい文士の匂いがする著者は、どんな卑語をも黄金に変える俳句のミダス王だ。(居島一平/芸人)【昇天の1冊】『決定版 面白いほどよくわかる!家紋と名字』(西東社/1000円+税)という1冊を読んだ。 誰もが必ず持っている「名字」と、普段は気にかけないものの墓などに刻むことが半ば慣例となっている「家紋」。自分の名字の起源は? 家紋にはどんな由来があるのか? 楽しいウンチクが満載だ。 まず家紋についてだが、戦国大名たちが合戦のときの旗印に家紋を付けていた例が紹介されている。天下分け目の一戦といわれた関ヶ原の戦いの屏風図には、東軍・西軍入り乱れて家紋だらけ。有名どころだけでも徳川家康の「三つ葉葵」、石田三成の「大一大万大吉」、黒田長政の「藤巴」、島津義久の「丸に十文字」。 他にもさまざま…我が県の殿様は、いったいどんな家紋だったか、見つけるのも一興である。 そして、そうした家紋がどのように庶民に伝わっていき、我々が使うようになったかまで解説されている。 一方の名字は、例えば「斎藤」。じつはこの名字、伊勢神宮の神職「斎宮頭」(さいくうのかみ)からきている由緒あるものらしい。だが、同じ読み方で漢字が違う「斉藤」もあり、こちらとの違いは? また、平民が名字を付けることを義務付けられたのは明治時代からだが、どうやって名字を付けたのか? 「名字は?」と役人に聞かれ、名前を聞かれていると勘違いした女性が「おふくだ」と答えたら、「福田」となってしまった、なんて例もあるらしい。 由緒ある一方で、いい加減。日本人は面白い。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー 尾島正洋総会屋とバブル 文春新書 800円(本体価格)★日本経済の復調の道をくじいた総会屋――1982年10月1日の改正商法施行で総会屋が激減したといいます。なにが起こったのでしょうか?尾島 それまで株主総会には、たった1株しか持っていない総会屋が山ほど押し寄せ、経営陣にさまざまな要求を押し付けてきました。しかし、単位株制度が導入されたことで、ある程度資金力のある者しか生き残ることができなくなったんです。利益供与罪が同時に新設され、総会屋に資金を提供した企業と、金を受け取った総会屋双方に“6カ月以下の懲役、又は30万円以下の罰金”が科せられることになりました。 この効果は絶大で、施行前は全国に約6800人いた総会屋が、施行後は1700人ほどに激減しました。一方で、知恵のある、力を持った総会屋が生き残るという皮肉な結果を招いたとも言えます。――しかし、その後も利益供与が発覚し、摘発される企業が相次ぎました。なぜだったのでしょう?尾島 総会屋が狙うのは、より消費者に近い川下の企業です。特に食品業界やデパートはイメージを重視しますので、株主総会が長引くことは体裁が悪い。スキャンダルを極端に嫌うので、総会屋が食い込みやすいんです。特にバブル時代は、企業の不祥事がたくさんありました。力のある総会屋には次々と情報が集まってきますので、企業はそれらを隠蔽するために総会屋に莫大な金を払っていたのです。――’97年の『総会屋利益供与事件』は世間を震撼させましたね。尾島 まず野村證券が総会屋の小池隆一氏へ利益供与していたことが発覚しました。小池氏は第一勧業銀行(現みずほ銀行)から融資という形で300億円近くの資金を得ていて、これで4大証券すべての株を大量に所有し揺さぶりをかけました。“信用第一”の金融機関が最も親しかったのが闇社会だった実態が明らかになりました。総会屋にすれば4大証券はおいしい餌だったんです。 この問題が罪深いのは、バブル崩壊後、日本経済が復活するきっかけがあったのに、復調の施策がすべて水の泡になってしまったことです。総会屋と癒着した企業の責任は重大です。――現在、総会屋と企業の結びつきはどうなっているのでしょうか?尾島 今はかつてのような総会屋はほとんどいないでしょう。いまだに企業が総会屋と交際していたら大問題に発展します。総会屋に金を払う企業はないでしょうね。現在は投資ファンドなど“物言う株主”が合法的な立場で、企業に要求をする時代になっています。_(聞き手/程原ケン)尾島正洋(おじま・まさひろ)ノンフィクションライター。1966年生まれ。埼玉県出身。早稲田大学政経学部卒。’92年、産経新聞社入社。警察庁記者クラブ、警視庁キャップ、国税庁記者クラブなどを担当。’19年3月末に退社しフリーに。
-
社会 2020年02月09日 06時00分
インド、バイクのノーヘル走行に意外な罰で効果、法律として採用される
世界にはさまざまな法律があるが、インドでは、一風変わった法律が施行された。 インド・マディヤ・プラデーシュ州で、ヘルメットを着用せずにオートバイやスクーターに乗っていた人に対し、反省文を書かせる法律が施行されたと、海外ニュースサイト『News18』と『Storypick』が1月17日までに報じた。 報道によると、同州の警察は、ヘルメットを着用せずにオートバイやスクーターに乗る人が増加していることから、違反者に「なぜヘルメットを着用しなかったのか」について100語以上の反省文を書かせる法律を施行したという。同州の警察は、これまでにもヘルメットを着用しなかった人に対し、罰金や免許停止処分を科してきたが、効果はあまり見られなかった。 反省文を書かせる法律は1月11日から17日までの間で試験的に施行され、施行された7日間で150人以上が反省文を書いた。同州の警察は「交通ルールに対する意識が高まった」として、17日以降も法律を継続して有効にすることにしたという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「ジョークでしょ? こんな法律聞いたことがない。反省文は誰がチェックするんだ」「100語は少なすぎるのでは? ヘルメット着用を徹底させるにはもっと厳しい罰が必要」「交通ルールを理解する人が増えたならよかったのかも。反省文を書くのは意外と苦痛」などの声が挙がっていた。 インドには、他にも奇妙な法律がいくつかあるようだ。 マハーラーシュトラ州では1911年以降、10人以上の男女が、クラブやバーのダンスフロアや公共の場で踊ることを禁止する法律がある。大勢が集まってダンスをすると、大衆の興奮を引き起こし、治安が乱れる可能性があるからだという。 もし10人以上の男女が踊る催し物を実行したい場合は、催し物が開催される3日前までに催し物の意図や時間、場所を地元の警察までに通知し、承認されなければならない。違反した場合、最大10万ドル(約1100万円)の罰金が科せられる可能性があるという。 またアーンドラ・プラデーシュ州では、車検などを行う自動車検査官になるには歯並びが良くなければならないという法律がある。この法律は1914年に施行され、当時は、自動車検査官は笑った時に見える歯が重要とされていたようだ。この法律は、現在、廃止される方向で審議されている。 世界には、日本人には想像もつかないような法律があるようだ。記事内の引用について「MP Police Ask Two-Wheelers Without Helmets to Write 100-Word Essay on Why They Violated Laws」(News18)よりhttps://www.news18.com/news/buzz/mp-police-ask-two-wheelers-without-helmets-to-write-100-word-essay-on-why-they-violated-laws-2461629.html「Bhopal Traffic Cops Make Helmet-less Riders Write 100-word Essay On Why They Violated Laws」(Storypick)よりhttps://www.storypick.com/helmetless-drivers-write-essay/
-
-
ミステリー 2020年02月08日 23時00分
節分の「鬼」の正体は「疫病神」だった
2月のイベントと言えば節分。立春の前日に当たる節分は今年は2月3日で、「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりした人も多いだろう。 そんな節分の行事は古代中国で生まれ、日本に入ってきて宮中行事として行われていたものが民間に浸透していったものだ。 古代中国、宮廷では新年の前日である大晦日に邪気や悪鬼を打ち払い、新たに年を迎える行事として「追儺」(ついな)の儀式が行われていた。日本でもかなり古くから宮中行事として行われていたようで、『続日本紀』には「天下諸国疫疾、百姓多死、始作二土牛一大儺」の記述がある。これは慶雲3年(706年)頃に日本全国に疫病が流行し、人々が大勢亡くなった国難が起きた事を記しており、この疫病の鬼を払うために追儺が行われたそうだ。 洋の東西を問わず、古くから人々は病気を目に見えない何かによってもたらされるものだと考えていた。病気の悪魔や悪神などが人々に悪さをさせているというもので、日本の場合は古代中国の病気を司る鬼神「疫鬼」の伝説が伝わった事も影響しているとされている。つまり、節分で追い払われる鬼はたいていが病気の神だったわけだ。 疫鬼や悪鬼を払う存在として追儺の儀式に登場するのが方相氏だ。方相氏は4つの目を持つ四角い仮面を被り、右手に杖、左手に大きな楯を持ち、熊の革をかぶるという恐ろしい格好で登場する。そして、侲子と呼ばれる子供の従者を引き連れて儀式を行い、最後には門の外に疫鬼や悪鬼を追い出すとされていた。 しかし、日本では9世紀頃からは日本独自の「鬼」に対する認識から、儀式の中で目に見えない鬼を恐ろしい格好で追い立てる方相氏自体を「鬼」と認識するように移り変わっていく。こうして、豆を撒いて鬼を追い立てる現在の「節分」の行事になったわけだ。 現在、世界中で新型コロナウィルス肺炎が猛威を振るっており、日本でも感染者が確認される事態となっている。病気の神を追い出そうとした追儺の儀式にあやかって、改めて病気への対策やうがい・手洗いなど、身の回りに気をつけてみるのはいかがだろうか。(山口敏太郎)
-
社会 2020年02月08日 22時00分
濃厚接触に怯える風俗、キャバクラ嬢が駆け込む“パパ活”営業
新型肺炎に関する報道で、「濃厚接触」という単語を聞き、真っ先にセックスを連想した読者も多いのではないか。「新型コロナウイルスは、咳や会話時の唾液飛沫などで感染します。報道において“濃厚接触”とは、家族や会社の同僚などが同じ空間で長時間滞在し、食事や会話を至近距離で行うことを指しますが、当然、性行為も含まれます。むしろ、最も感染のリスクが高い行為といえるでしょう」(全国紙社会部記者) このため、新型肺炎の恐怖は、日本の風俗業界や夜のネオン街にも大きな影響を及ぼし始めている。不特定多数の男性との「濃厚接触」を恐れ、逃げ出す風俗嬢やキャバクラ嬢が続出しているというのだ。「ヌキがある性風俗は、デリヘル、ソープランド、ピンクサロンなどが主流。店や女性によって違いはあるが、多くはディープキスや生フェラ、クンニリングスなどのプレイが含まれています。医学的に、舌を絡ませて唾液を交換したり、性器を舐めるなどのプレイは自殺行為。“粘膜接触”がヤバイということは、風俗嬢たちのほうが敏感に感じているはずです。それだけに、新型肺炎が日本でこれ以上蔓延したら、風俗界は大打撃を受けるでしょう。また、至近距離で長時間会話するキャバクラや、ディープキスがOKな業態であるセクキャバ(おっぱいパブ)もリスクが高い。夜の街が壊滅的状態になることも十分考えられます」(風俗ライター) そうした状況に怯え、早くも業界や店から脱出する女性が相次いでいるという。本誌取材班は、北川景子似のルックスで人気という都内のデリヘル嬢(23)に接触。絶対匿名を条件に、話を聞くことができた。「新型肺炎のニュースを聞くたびに怖くなって、1月いっぱいで私もデリヘルを辞めました。1日何人も、知らない男性とベロチューしてち○こをナマでしゃぶる…。風俗嬢の仲間も、どんどん辞めていますよ。このままだと潰れる店も出てくるでしょうね」 本誌取材班は、都内某繁華街のセクキャバにも潜入。本来、「キスはOK」のルールのはずだが、ついた2人はいずれも積極的に唇を重ねたがらない。有村架純に雰囲気が似た現役女子大生嬢(20)に話を振ると、本音を語ってくれた。「基本、セクキャバはキスがプレイ内容に含まれるんだけど、新型肺炎が話題になり始めた1月下旬ごろから知らない人と粘膜接触するのが怖くなっちゃって…。できるだけ自分からはキスしないようにしています。どうしてもしたい人とは、唾液がつかないようフレンチキスにしている。でも、本来、それはダメだから、もう退店しようかなと思ってるの。最近は衛生面を気にして、お客さんも減っている印象です」 そんな中、新たな動きも起きている。風俗嬢やキャバ嬢が、感染リスクを避けるため、信頼できる一部の男性客だけと個人営業をする、事実上の“パパ活”に乗り換えているというのだ。 月数十万円を、風俗やキャバに使い、夜の街に精通している不動産会社役員(52)が明かす。「最近、指名していた風俗嬢やキャバ嬢から、次々と『お店を辞めるので、今後は外で個人的に会おうよ』と誘われるようになったんです。ある服飾系専門学生のデリヘル嬢は『今後は月数回、個人的に会いたい。手でヌクだけなら5000円、フェラなら1万円、本番だったら1万5000円か2万円でどう?』と持ち掛けてきました。さっそく、ご飯を食べてデートした後、ラブホテルで1万円払ってフェラしてもらいましたよ。『感染が怖いから、信頼できるお客さん数人にパパになってもらおうと思ってるの』なんて言ってましたね」 実は、本誌記者も1月末に、数回指名したことがある東京・新宿の現役OLセクキャバ嬢からLINEがきて、同様の個人営業を持ち掛けられていた。〈セクキャバは、いきなり舌を入れてきたり、おっぱいをベロベロ舐め回してくるお客さんがいるから、感染が怖くて怖くて。2月半ばに辞めることにしたの。だから今後は、定期的に会ってくれれば“個人セクキャバ”するけど、どう? 1時間1万円でカラオケボックスでキスしたり、ナマ乳揉んだりしてもいいよ〉(セクキャバ嬢の文面) 一方、「感染覚悟」で開き直り、高いオプション代を要求する“特攻ギャル”も出没しているというからカオス状態だ。「ディープキスや生フェラを拒否する女性が増えていくのに反して、『私は何でもやるよ。その代わりプラス5000円ちょうだい』と荒稼ぎに走る女性も、デリヘルや派遣型リフレなどで出現しています。新型肺炎狂騒曲が沈静化しない限り、風俗業界の混乱も収まらないでしょう」(都内デリヘル経営者) 感染を恐れず本能に従うか、“パパ活”すら回避か――男としては複雑だ。
-
レジャー 2020年02月08日 22時00分
同僚の歯ブラシを勝手に…〜女がドン引く瞬間〜
2月4日に放送されたバラエティ番組『青春高校3年C組』(テレビ東京系)にて、MCの千鳥・ノブが、生徒たちをドン引きさせる一幕があった。この日、ノブは、お気に入りの女子高生が歯磨きする動画を鑑賞。すると、その動画を撮影した他の生徒に「今度、その歯ブラシ持ってこれる?」と要求したため、出演者全員から悲鳴が上がる事態に。 これに相方の大悟は「お前…、この番組でそんな攻めんでええ」とツッコミ、NGT48・中井りかも「マジでキモい」と吐き捨てたのだった。 そんな中、亜弥さん(仮名・29歳)は過去、知人男性の歯ブラシにまつわるエピソードでドン引きしたことがあるという。 「友人たちとの飲み会にて、ゲームをした時のこと。負けた人は罰ゲームとして、秘密をカミングアウトしなければならないというルールでした。それで、負けたA君が告白したのは、『こっそり女子社員の歯磨き、しゃぶってます!』というエピソード。彼は、同僚にバレないよう、会社にある歯ブラシを勝手に舐めたり、色々なものを擦り付けて楽しんでいるのだとか。昼休憩などでその歯ブラシを使っている女性を見ると、『今日も頑張ろうと思える』とのこと。それを聞いてガチでドン引きしていると、A君は『男はね、学生時代の時に女子のリコーダーをこっそり舐めるんだよ。それが大人になったら、同僚の歯ブラシになっただけ』と悪びれもせず言ってて呆れました」 亜弥さんはこの話を聞いて以降、自分の会社にも変態がいないかと怖くなり、歯ブラシを置かなくなったという。写真Anderson Mancini
-
芸能 2020年02月08日 21時30分
【放送事故伝説】毎週のように大乱闘!今なら放送できない過激番組とは?
司会者・タレントのみのもんたが2020年3月をもって唯一のレギュラー番組『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)を降板することが発表された。 一時は朝と昼で帯番組を担当。2006年には「一週間で最も長時間、テレビの生番組に出演する司会者(21時間42分)」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されるなど「寝ても覚めてもみのもんた」という時代は今も昔である。 さて、そんなみのだが、彼のキャリアの中で一番物議を醸した「伝説の番組」といえば、やはり1998~99年にかけて放送された『愛する二人別れる二人』(フジテレビ系)ではなかろうか。 この番組は所謂「素人参加番組」で、一般から募集した夫婦が出場し、結婚生活の続行か、離婚かという人生の節目をショー的に見せる画期的な番組であった(当時は同じく素人参加番組の『新婚さんいらっしゃい!』(ABC・テレビ朝日系)と比較され『黒い新婚さん』とも呼ばれていた)。 出演する夫婦は顔をモザイクで隠して登場。みのは『午後は○○おもいッきりテレビ』(日本テレビ)で鍛えたインタビュー術で夫婦の悩みを聞き出し、同じく司会には美川憲一、パネリストには中尾彬に梅沢富美男、デヴィ夫人と現在のバラエティ番組でも活躍する人物と、2008年に亡くなった飯島愛という非常に濃いメンバーだった。 ガヤもうるさく、人生の岐路に立っている夫婦ということであれば放送事故は必死。毎週のようにスタジオで夫婦や浮気相手同士の殴る蹴るの乱闘が繰り広げられ、番組スタッフが止める光景は番組名物となっていた。そのような過激な番組であったため世間からの注目度は高く、平均視聴率は20%以上。最高視聴率は27%を記録し「20世紀最後のお化け番組」との呼び声もあった。 しかし、『愛する二人別れる二人』は人気絶頂の中、1999年11月で最終回を迎えてしまう。理由として、番組に出演したことのある女性が自殺し、遺書の中に番組に「やらせ演出」があったことが書き残されていたことにあった。なお、自殺の理由に『愛する二人別れる二人』があるとはされていない。 この事実が問題となり、スポンサー企業が相次いで降板する姿勢を見せたことからフジテレビは、ついに番組の打ち切りを決定した。 『愛する二人別れる二人』は90年代後半のバラエティ番組の「ダークな部分」を濃縮したような番組であったが、テレビが娯楽の王様だった時代だからこその番組だったと言えよう。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
-
芸能 2020年02月08日 21時30分
ようやく運営側が“厄介払い”できた松井珠理奈
アイドルグループ・SKE48の松井珠理奈(22)が7日、愛知・名古屋市のSKE48劇場で行われたチームS公演で、グループから卒業することを発表したことを、各スポーツ紙が報じた。 松井は08年7月、SKE48の1期生として合格し、同10月にわずか11歳で公演デビュー。小学生離れした存在感で、プロデューサー・秋元康氏(61)から「10年に1人の逸材」と称され、2018年には「第10回AKB48世界選抜総選挙」で1位に輝いた。 松井はステージで、「久しぶりに帰ってこられてうれしい。ただいま」とあいさつ。アンコール後に薄紫色のドレス姿で再登場し、ソロ曲『あの日交わした約束』を歌った後、「私、松井珠理奈はSKE48を卒業します」と発表。 公演終了後、動画配信サイト「SHOWROOM」に生出演して、9月26、27日に愛知・名古屋市の日本ガイシホールで卒業コンサートを行い、SKE48の12周年記念公演となる10月5日が劇場最終公演になることを報告した。「秋元氏がかわいがりすぎたこともあって、天狗になってしまった。総選挙で1位になったあとはメンタルが不安定で休養と復帰を繰り返し、かなり扱いが厄介な存在に。SKEの運営会社も代わってさらに扱いに困って国いたが、ようやく“厄介払い”できた」(芸能記者) おそらく、今後は須田亜香里(28)を中心にした新体制で風通しのいいグループになりそうだ。
-
芸能
リアル兄弟漫才師は第二の中川家になれるか
2016年11月30日 14時05分
-
社会
『韓国』大混乱でも変わらぬ脱北女性たちの“人身売買”の悲劇
2016年11月30日 14時00分
-
トレンド
「5種類ミルク飲み比べ」 アーモンドミルクとヘンプミルクに注目!
2016年11月30日 13時38分
-
芸能
いよいよジャニーズに本格的な“結婚ラッシュ”到来か
2016年11月30日 12時20分
-
ミステリー
ルネサンス期の絵画に「スプートニク」が描かれていた!?
2016年11月30日 12時20分
-
芸能
帝国崩壊ジャニーズが最後に切る次期大統領トランプ「カード」(2)
2016年11月30日 12時00分
-
芸能
「あらびき団」5年ぶり一夜限り復活! 豪華ゲスト出演、特別企画も放送
2016年11月30日 11時46分
-
芸能
高畑充希と坂口健太郎に交際報道
2016年11月30日 11時37分
-
アイドル
島崎遥香 早見あかりとドラマ共演“元アイドル”対決が見所!
2016年11月30日 11時22分
-
アイドル
国分太一 V6長野の結婚にビックリ大喜び「V6は口が堅い」
2016年11月30日 11時07分
-
スポーツ
検証1「トラの糸井はセ・リーグ盗塁王になれるのか?」
2016年11月30日 11時00分
-
芸能
「ブルガリ アウローラ アワード」授賞式に安倍昭恵氏(内閣総理大臣夫人)ら豪華ゲスト来場
2016年11月30日 10時40分
-
社会
小泉純一郎、小池百合子、橋下徹 「新党結成」のタイミング
2016年11月30日 10時00分
-
アイドル
福岡のアイドルグループHR、メジャー4thシングルが3月に発売決定 日本全国をハカタ化に!?
2016年11月30日 10時00分
-
芸能
すでに動き始めているSMAP解散後のメンバー共演
2016年11月29日 21時00分
-
芸能
SMAP解散で香取慎吾を引退させないために中居正広は独立へ
2016年11月29日 21時00分
-
レジャー
女がドン引く瞬間(3)〜スマホゲームへ課金する男はナシ?〜
2016年11月29日 18時00分
-
スポーツ
「トラの糸井は若手の手本になれる」は本当か?
2016年11月29日 17時00分
-
芸能
トレエン斎藤司、流行語大賞「ジンクスもあるので、気楽に朗報を待ちます」
2016年11月29日 15時00分