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芸能 2009年02月25日 15時00分
テレビ界は2強時代に突入か
いまテレビ界は“2強3弱”時代に突入したと言われているらしい。2強とはNHKとフジテレビ。NHKは、国が支えているので安泰。しかし、スポンサー企業に支えられている民放は、この大不況でどこも青色吐息のはずなのだが…。 「フジテレビには“神風”が吹いたんですよ」というのは大手広告代理店関係者。神風とは、ライブドア(現LDH・東京)を巡る一連の粉飾決算事件でフジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」が手にした和解金のこと。フジテレビは310億円もの大金を手にしたのだ。今回、フジテレビが得た和解金は、3月期決算に特別利益として計上される。 「中期決算で赤字を申告した日テレやテレ東も今度の決算では意地でも黒字に転換するはず。といっても数億円規模。テレ朝も似たようなものでしょう。TBSは不動産事業で数十億円の利益を出した。しかし、フジは数百億円以上の純利益を計上する。大不況のこの時期に黒字を出すことはスポンサーや株主に対しても大変なアピールになりますよ」(テレビ関係者) 気になるのは和解金310億円の使い道だ。フジ局内ではいろいろと話が盛り上がっているそうだ。特に社運を賭けて建設した“フジテレビ湾岸スタジオ”の費用に当てようという意見が多いという。そんな中、急浮上して来たのが東京・お台場に一大テーマパーク建設プロジェクトの話。オープン予定は、3年後のデジタル放送解禁日を目標にしている。 「背景には、都が以前から動いていたカジノ建設計画が絡んでいる。この世界的不況を踏まえ日本でもカジノが法的に解禁される可能性が高い。フジはこれらの政治的動きも視野にいれて動いている」(週刊誌記者) テーマパークの規模はかなり巨大なようだ。 「フォーミュラーニッポン用のサーキット場や巨大な温水プールなどアミューズメントを詰め込んだものにするらしい。すぐ隣にはフジの湾岸スタジオがあり、スタジオ見学もできるようにして、オープンから2年後には黒字になる予定とか」(テレビ関係者) 一方で長年の懸案事項だった低予算番組の開発費に和解金の一部が流用されるという。 「一番は若手育成番組『笑っていいとも』のテコ入れ。『いいとも』はこれからというタレントを起用する一方、若手局員を育てる場でもある。20年以上のノウハウが先輩から後輩へと引き継がれている。多くの卒業生が『めちゃ×2イケてるッ!』などの王道バラエティーの演出に成長している」(テレビ関係者) 他局関係者はこの話を聞き、フジのスケールに度肝を抜かれているそうだ。
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芸能 2009年02月25日 15時00分
山田邦子「がん支えあいの日」のシンボルソング発表
タレントの山田邦子(48)が「がん支えあいの日」(6月21日)の制定を記念して、作詞作曲を手掛けた「あなたが大切だから」を24日、都内で発表した=写真。 「がん支えあいの日」は、がん患者の心地よい生活の実現のために発足したNPO法人キャンサーリボンズが制定。山田の楽曲はそのシンボルソング。この日、歌手の柏原芳恵らスター混声合唱団によりお披露目された。山田は「鳥越(俊太郎)さん、頑張れ」とエールを送った。
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レジャー 2009年02月25日 15時00分
中山記念(GII、中山芝1800メートル、3月1日)追い切り速報 ドリームジャーニー 反応上々
思わぬ敗戦から1カ月。ドリームジャーニーが反撃態勢を整えた。 1番人気に支持されたAJCCは8着。朝日杯FS勝ちのある得意の中山で期待されたが、陣営は不向きな条件がそろってしまったという。 池江寿調教師は振り返る。「発表こそ良馬場だったけど、前日の雨で上滑りするコンディションだった。加えて、ペースが落ち着きすぎたからね。後方待機から一発を狙うスタイルなので、あれだけ流れが緩くなると末脚が爆発しなかったのも仕方ない」 中間はここに備えて、いつものように栗東近郊のグリーンウッドへ放牧に出された。時季的なものもあり、先週の時点ではいくらか体に余裕があったというが、その分、1週前追い切りは熱がこもっていた。 19日は栗東DWで6F82秒8、ラスト1F12秒3。さらに22日にも坂路で800メートル55秒5、ラスト1F13秒3と妥協のない仕上げだ。 「いつもよりビッシリやったし、これで体はきっちり絞れてくる。直前にサッとやれば十分仕上がるでしょう」 重賞4勝、強豪がそろった有馬記念も4着と、底力はここでも抜きん出たものがある。「あとは展開。淀みのない流れになってくれれば、チャンスだろう。中山にこだわってきたんだから何とか決めたい」と気合が入っていた。 【最終追いVTR】池添騎手を背に、DWで追われた。前半はゆったり入り、終い気合をつけるいつものパターン。降雨の影響でラスト1Fは13秒0とかかったが、回転の速いフットワークは依然、健在で、休みなく使われている疲れは感じられない。
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レジャー 2009年02月25日 15時00分
内外タイムス杯(1600万、中山ダ1800メートル、3月1日) 穴党必見 一発狙う関西の刺客に注意!
ピサノデイラニなど関東勢に人気が集中しそうな本社杯「内外タイムス杯」(1600万、中山ダ1800メートル、3月1日)だが、やはり怖いのは関西馬。人気はそちら、お金はこちらとばかりに一発を狙う素質馬がスタンバイしている。 その筆頭格がフライデイフライト。前走の1000万戦は前半3F通過が33秒8のハイペースのなか、4角2番手の積極策で押し切る好内容。ダ1400メートル1分22秒8(重)の勝ちタイムも優秀で、昇級の壁をまったく感じさせない。 「かなりもまれたけど、強い内容で勝ってくれたね」と安田隆調教師。「中山の坂も千八も心配はしていない。東京へ行ったことがあるから輸送も平気だと思うし、中1週でも状態は変わりなく順調。相手が強くなるので走ってみないと分からないが、頑張ってほしいね」と期待を込めていた。 ジェントルフォークも楽しみな一頭。こちらも1000万を勝ち上がったばかりだが、「前走は直線でいい脚を使ってくれたし、ここにきてだいぶ力をつけているね」と領家調教師。「まだ伸びしろはいっぱいあると思うし、昇級戦でもパワーアップした今なら」と自信ありの表情だ。 また、タマモグレアーにも注意が必要。久々の前走・銀蹄Sは0秒7差6着に敗れたものの、「間隔があくとダメな馬だから」と中竹調教師は意に介さない。「前回の休み明けのときも京都で14着した後、東京で2着にきたように、使って良くなるタイプ。1回叩いた上積みはあるし、パサパサで時計のかかる馬場ならチャンスはある」と巻き返しに力が入っていた。
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レジャー 2009年02月25日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年中山記念 個性あふれた世界の良血馬キングヘイロー
この10年、血統の進化は目覚ましい。サンデーサイレンスに代表される大物種牡馬の活躍。また社台グループを筆頭に、優秀な繁殖牝馬の輸入も盛んに行われてきた。その結果、いまや海外のバイヤーが日本の良血馬を求めてセリ市で手を挙げる時代になった。 だが、そういうすう勢にあっても、キングヘイローの中に流れる血はひときわ輝いている。日本ではめったにお目にかかれない世界的名血だ。 父は1980年代の欧州最強馬の評価が定まっているダンシングブレーヴ。直線一気で制した凱旋門賞の強さは今でも語り草になっている。そして母はグッバイヘイロー。米国のGIを7勝した超名牝である。 イギリスの紳士とアメリカの淑女が日本で出会って恋をした。そんなドラマチックな背景を持つキングヘイローだが、その競走生活は波乱に満ちていた。3歳時はスペシャルウィーク、セイウンスカイと3強を形成したが、3冠はどれも惨敗。特に我を失い暴走したダービーは、お坊ちゃんの早熟ぶりと淡泊さを露呈したようにいわれた。 苦境に立たされたキングヘイローにとって、ひとつの転機となったのが4歳で迎えた99年の中山記念だった。長距離志向を捨て、前走の東京新聞杯をV。そして、このレースでは3番手からあっさり抜け出す強い走りを見せた。 直線の長い府中の1600メートルで繰り出した鋭い決め手と小回りの1800メートルで発揮した器用さ。短い距離で生きるふたつの武器を見いだしたことが、翌年の高松宮記念制覇につながった。 だが、GI勝ちは意外にもこれひとつだけ。勝ったり負けたりで、引退するまで安定感はあまりなかった。 しかし、それでも、型にハマッた時の強さはいかにも天才型の良血馬。種牡馬となっても、その特性をいかんなく産駒に伝えている。オークス、秋華賞を勝ったカワカミプリンセス、短距離路線で活躍するローレルゲレイロなど、活躍馬は実に個性的だ。いずれは自身を超える大物産駒の登場も期待できそうだ。
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トレンド 2009年02月25日 15時00分
「私、テレビの味方です」 兵隊の霊におびえる奥菜恵へどんぴしゃなスピリチュアルメッセージ
打ち切り報道も出ている「オーラの泉」(テレビ朝日系)に3年ぶりに奥菜恵(29)が登場した。 ご存じのように、奥菜はこの3年間でさまざまなことを経験した。サイバーエージェントの藤田晋社長(35)との離婚は4年前のことだが、その後は若手俳優との熱愛報道が出たこともあったし、長年所属していた事務所を離れ、それに伴うゴタゴタもあった。 デビュー以来の奥菜ウオッチャーである私としては、芸能人・奥菜恵は第3期に突入した、と見ている。第1期は中1でデビューしてから2001年まで。正統派アイドルとして売り出された彼女はファンと事務所の期待に見事すぎるほどに応えてくれていた。 第2期は01年5月から事務所を離脱した07年まで。月刊誌に本人としか思えないヌード写真を掲載され、スキャンダラスなイメージが付きまとう存在になった時期だ。 そして、充電期間を終えた奥菜は、心機一転して第3期を迎えた。本人的に第3期をどうとらえているのかを確認するためにも「オーラの泉」出演は必要だったのかもしれない。 さて、オーラとかスピリチュアルとかほとんど理解がない私ではあるが、番組内で美輪明宏(73)と江原啓之(44)は鋭い指摘をしていた。それはいつか私が奥菜恵に会うことがあったら伝えようとしていたことでもあった(そんな機会は一生訪れないが)。 どういうことかというと、奥菜は以前からパワーストーンを収集したり、相田みつをの詩を部屋に飾ったり、高橋歩の著作を読んでみたり…と、常に何かを頼って生きてきたのだが、美輪&江原がそれをズバリ指摘したのだ。「そういうのはもうおやめなさい」「石を集めてない? 隠しておしまいなさい」と。鋭すぎる! 奥菜の著書「紅い棘」を読めば、芸能界で生きていくことの大変さの一端は理解できる。しかし、それを乗り越えられなければ、「この世界に向いてない」というだけのこと。 そんなアドバイスをなぜか上から目線でしようとしていた矢先のスピリチュアルメッセージだった。番組終了間際に奥菜を出してくれたスタッフには、本人になり替わりまして御礼申し上げます! このメッセージに真摯に耳を傾けていた奥菜。兵隊の霊を見たり、幽体離脱の経験がある彼女がこのメッセージを受けてどう変化していくのか。奥菜ウォッチャーとして今後も一方的に見守っていく所存である。
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その他 2009年02月25日 15時00分
カメラ小僧塾 体力勝負の現場ではエネルギー補給も大切
古今東西さまざまな歌番組があります。しかし日本一の歌番組といえば、今も昔もNHK紅白歌合戦。大みそかの風物詩であり、歌手の祭り、NHKスタッフの祭り、芸能記者の祭り、芸能カメラマンの祭り…です。 本番は毎年12月31日の午後7時から午前0時まで。この5時間のために29日のリハーサルから渋谷のNHKホールは戦場と化します。一日9時間×3日間と本番の5時間、計32時間におよぶ体力勝負です。 期間中、カメラマン仲間との食事は“年越しそば”がわりの花まるうどんばっかり。うどんだけではスタミナがつかないのでカレーセットを食べます。体力勝負の現場ではエネルギー補給も仕事のうち。紅白でなくとも長丁場になりそうな撮影前には、必ずしっかりメシを食べ、トイレに行って踏ん張っています。 空腹感から集中力を欠くことのないよう、そして満腹すぎて眠くなるのを防ぐのが狙いです。 さて、紅白では3日間撮りっぱなしですが、歌手によっては写真に撮られるのが好きではないとか、本番まで秘密とか、取材が出来ないことも多いんです。そのときは写真を撮らずにじっくり歌を聴くことができます。 緊張感のなかで素晴らしい歌声に感動して泣いたこともあります。昨年末でいえば、ポニョにもちょっぴりうるっときました。(写真部・突撃軍曹)
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その他 2009年02月25日 15時00分
「歩け!ヲタク記者」消えた裏DVD案内人
秋葉原・中央通りの裏手にある“ジャンクストリート”から裏DVD案内人が姿を消した。かつては日曜日ともなれば、即席テーブルの上に怪しいグッズを並べた裏商売人が集結。コンピューターソフトの海賊版や偽ブランド品の販売業者に交じり、裏DVDを販売する一味がいたことを本紙は確認していた。 連中は取り締まりを警戒してか、やたら周囲をキョロキョロ。こっそり渡されたメモには、中継地点となる電話ボックスまでの案内図と携帯電話番号が記されていた。徒歩約5分かけてボックスから電話すると、丁寧な口調の男が「近くのコインパーキングで待っていてください。中年の男が迎えにいきますので」と答えた。 迎えにきたのは70歳近いおじいさん。密売のアジトらしきマンションの一室には先客が3人おり、数十冊にファイリングされた裏DVDリストに目を血走らせていた。店長らしき男にあれこれ質問しすぎて「刑事さんじゃないですよね?」と疑われた。1枚2000円。中身を確認すると“裏モノ”だった。 警視庁は昨年、こうした業者の摘発に力を入れた。あの連中も商売を替えたのだろうか。キャッチ役の男がいた一角には、万世橋署などによる「許可なき路上販売はやめなさい。違法な行為は逮捕する!」と書いた立て看板があった。
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トレンド 2009年02月25日 15時00分
書評「007猿の手を持つ悪魔」セバスチャン・フォークス著、竹書房
イアン・フレミングの生誕100年を記念して出版された本書。ボンドの生みの親に代わって筆をとるのは文芸作家のフォークスだ。 舞台は「黄金の銃を持つ男」の1年半後。冷戦真っただ中の南欧から始まる。ボンドも40代になり、さすがに気力も衰え始め、自らの老いを意識する。ローマで出会った美女からのベッドの誘いも断ってしまう。こんなボンドの姿が描かれたことが、あっただろうか。 しかし最後はやってくれるのが、我らがスーパースター。謎の美女スカーレットと共に、先天的な障害で猿の片手を持つ強欲で偏執狂のゴルナー博士と生死を掛けた戦いを繰り広げる。 ダブルオー・シリーズのデビュー作とあって荒削りな部分もあるが、衝撃のラストもうまくまとまっている。(税別1714円)
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トレンド 2009年02月25日 15時00分
書評「反乱する管理職」高杉良著、講談社
経済小説の第一人者による新作経済巨編は、今まさにタイムリーな内容の一冊。 老害と化したワンマン経営者によって経営危機に陥ってしまった東都生命と、それを乗っ取ろうとする外資の間で奮闘する中堅サラリーマンの活躍を描く。 企業の破綻から、管財人の選定、破産処理へと至る一連の流れが、お得意の会話文中心のストーリー展開でつづられる。今回もフィクションと断りを入れておきながら、「プレジデンシャル」「AICグループ」などどこかで聞いたことがあるような名前がちらほら。リアリティーは抜群だ。 さらに今作では、エリート過ぎる主人公に寄り添ってくる女性陣とのからみも満載。 恋人や金髪美女らとの濡れ場。特に旅館の女将が迫るシーンなどは濃厚な描写で、お色気の方もサービス満点だ。(税別1700円)
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