筒香嘉智
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スポーツ 2023年07月26日 11時00分
巨人は「筒香を獲得した方がいい」球団OBが大胆提案! 坂本離脱で打線低迷も、ファンからは疑問
野球解説者・江川卓氏が24日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手・監督のラミレス氏(前DeNA監督)が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画でラミレス氏は現役・NPB時代(2001-2013)に苦手としていた投手や、どちらも古巣であるDeNA、巨人の今季ここまでの戦いぶりなどを話した。 注目が集まったのは、巨人打線の現状について話す中での発言。ラミレス氏は「坂本勇人選手の離脱(右太もも肉離れにより6月24日から抹消中)はかなり痛いね。外国人外野手も期待通りの活躍をしていないみたいだし、若手のレギュラーになったことがない選手を起用していくしかない」と、故障者が出ている影響もあり層が薄いように見えると指摘。 その上で、同氏は「もしかしたら筒香嘉智選手を獲得した方がいいかもしれないっていうくらい打者が必要だね」、「中田翔選手もけがをしている(右太もも裏肉離れにより5月5~24日にかけ抹消)し、岡本和真選手だけ抑えればいいって打線は問題がある」とコメント。テキサス・レンジャーズ3Aを6月末に退団した筒香を引き合いに打者補強を検討すべきではと提案した。 >>広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか<< 今季の巨人は24日時点でチーム打率がリーグ2位(.248)、本塁打数が1位(100本)、得点数が3位(307得点)と一見するといい数字を残しているが、規定打席に到達した上で好成績を残しているのは岡本(.293・20本・51打点)、大城卓三(.265・12本・36打点)ぐらい。故障・不振などで規定打席に達していない、あるいはシーズン途中から台頭してきた選手の方が多い状況だが、ラミレス氏は岡本らへのマークを分散する意味でも計算できる新戦力が必要ではと考えているようだ。 ラミレス氏の発言を受け、ネット上には同調の声が寄せられたが、中には「補強は構わんが筒香はいらないだろ」、「実績は申し分ないけど、今も実力あるのかはかなり怪しくないか」、「そもそも仮に獲ったとしてどこで使うつもりなんだ」といった否定的なコメントも見られた。 「筒香はNPB・横浜、DeNA時代(2010-2019)に通算205本塁打をマークした左の強打者ですが、2020年からプレーするメジャーでは通算18本塁打と苦戦中。また、主なポジションは一塁、左翼ですが、今の巨人は一塁は主軸の中田、左翼は今季頭角を現しつつある秋広優人で埋まっている状況です。これもあり、筒香を補強候補に挙げたラミレス氏の言い分には首をかしげているファンも少なくないようです」(野球ライター) 筒香が所属チームを退団した6月末からここまでは、獲得調査を行っているなどとは特に伝えられていない巨人。7月末の補強期限までに動きを見せることは果たしてあるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について江川卓氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@egawasuguru
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スポーツ 2021年08月16日 11時15分
パイレーツ移籍の筒香、巨人入りの可能性もあった? 獲得諦めマイナー助っ人に切り替えたワケは
筒香嘉智選手の心は決まっていた? ドジャース傘下の3Aオクラホマシティーが筒香嘉智選手の自由契約を発表した。 その件がMLB公式サイトに記載されたのが日本時間8月15日午後3時過ぎ。日本の各メディアは古巣・DeNAに「帰還か?」と質問を浴びせたが、それから6時間ほどが経過すると、「ピッツバーグ・パイレーツへの移籍が決まった」との“追加情報”が飛び込んできたのだ。 この数時間内の「クビと復活」、「シーズン2度目の移籍」というドタバタ劇について、米国人ライターがこう説明する。 「パイレーツが筒香を獲りたいと思い、ドジャース側に働きかけたと見るべき。リリース(自由契約)にしたのは、ドジャースが見返り(交換要員)は求めませんよ、という対応でしょう」 しかし、今回の移籍劇には布石があった。 巨人の新外国人選手の獲得と、ドジャースの途中トレードである。 >>ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う<< まず、7月21日、ドジャースは優勝争いを続けるため、不足していた左打ちのスラッガーをトレードで獲得した。ブルージェイズからビリー・マッキニー外野手(左投左打)を獲ったのだが、その頃の筒香は絶好調だった。 「7月中旬から鋭い打球が増えてきました。8月の成績だけなら3Aで10試合、打率3割7分8厘、本塁打2、打点11と絶好調でした。『筒香を使うべきだ』と地元メディアも報じていました」(前出・同) 筒香の調子が上向きになっていることは、ドジャース首脳陣にも伝えられていた。同じ左打ちのスラッガーとして、筒香の昇格とマッキニーの獲得が天秤にかけられ、トレードによる外部補強に決まったわけだが、この選択によって、他球団にこんな解釈も広まった。「筒香はもう使わないようだ」と。 8月6日、巨人がレッズ傘下のマイナー選手、スコット・ハインマン外野手(右投右打)を獲得した。これについて、こんな見解も聞かれた。 「巨人の渉外担当者も筒香が『構想外』になったことは把握していたはず。交渉の余地は十分すぎるくらいあったわけです。探していたのは右打ちの外野手でしたが、無名のマイナー選手と筒香では、獲得後のインパクトが全然違います」(球界関係者) そう言えば、筒香の古巣であるDeNAの本拠地・横浜スタジアムのゲートには「待っている」と記された背番号25のポスターが貼り出されていた。「25」は筒香がつけていた背番号だ。古巣との信頼関係を象徴するようなポスターである。 「筒香はDeNA以外の日本球団ではプレーしない」と巨人は諦めていたのかもしれない。 「パイレーツは補強資金が厳しい球団です。19年オフ、筒香は2年1200万ドル(約13億2000万円)でレイズと契約しました。その高額年俸の今季分なんですが、ドジャース移籍後もレイズが負担する約束になっていました。その約束はパイレーツ移籍後も継続されます」(前出・同) 今季終了と同時に、2年契約が満了し、フリーとなる。マイナーでの好調さがホンモノなら、来季以降も米球界でプレーできそうだが、高額年俸での契約は難しい。契約満了後、DeNAが正式にオファーを出すのでは。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月08日 17時00分
ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う
これまで横浜・DeNA(2010-2019)、タンパベイ・レイズ(2020-2021)、ロサンゼルス・ドジャース(2021)でプレーしているプロ12年目・29歳の筒香嘉智。8日(現地時間7日)、その筒香がメジャー昇格が可能な40人枠から外されたことを複数メディアが報じた。 筒香は6月10日(同9日)に右ふくらはぎの張りのため負傷者リスト(IL/10日間)入りし、その後は調整のためマイナーでプレー。ただ、マイナーでは「15試合・.138・3本・7打点」とほとんど結果を残せていなかった。 報道によると、IL入りした野手がマイナーの試合に調整目的で出場できるのは最大20日間で筒香は7日(同6日)にその日数に到達したが、チーム側はマイナーでの成績も加味して40人枠外とすることを決定。“事実上の戦力外”とも呼ばれるこの措置を受けた筒香は引き続きマイナーでプレーするとのことだが、今後メジャー再昇格の機会があるかは不透明な見通しとなっている。 今回の一件を受け、ネット上には「3割とかならまだしも、1割台なら枠を外されるのも当然」、「去年は150キロ超の速球をほとんど打ててなかった(打率.065)けど、その弱点を克服できてないってことなんだろうか」、「そもそもメジャー成績もサッパリ(12試合・.120・0本・2打点)だったし、もう上がり目はないんじゃないか」といった反応が寄せられている。 >>ドジャース・筒香、10年来の弱点を中畑元監督が指摘 「まさか無策だったのか」当時の指導陣への疑問も<< 一方、「仮に帰国なら新助っ人が全滅した巨人が狙うだろう、もう関係者が水面下で接触しているとしても不思議ではない」、「炭谷(銀仁朗/現楽天)の放出は筒香電撃入団の布石だったのか?」、「MLB帰りの山口(俊)が普通にやれてるから、味を占めて筒香にも手を出す可能性はあり得る」と、今後のNPB復帰・巨人入りを予想する声も複数見受けられた。 「一般的に40人枠を外れた選手はマイナーでのプレーを受け入れ再起にかけるか、他球団移籍を模索するために退団するかの2択を迫られるとされています。各報道では筒香はマイナーでのプレーを受け入れる見通しだといいますが、日米の他球団から好待遇のオファーが来た場合は翻意してチームを去ることもあり得ない話ではありません。その有力候補として一部ファンが挙げている巨人は今季獲得した新助っ人のテームズ(4月27日にアキレス腱を断裂し今季絶望)、スモーク(家族が来日するめどが立たず6月17日に退団)が稼働していないこともあり、7日終了時点のチーム打率はリーグ5位(.253)。1.5ゲーム差で追う首位阪神の追撃に向け打線のテコ入れは急務といえますが、その状況の中NPB時代に『.285・205本・613打点』と実績を残している筒香が40人枠から外れたため、巨人は打線強化に最適な人材として筒香に食指を動かすのではと予想する声が強まっています。また、6月10日にMLBからNPB・巨人に復帰した山口は今季マイナーで『5登板・0勝3敗・防御率6.17』とサッパリだった一方、NPBでは『3登板・2勝1敗・防御率1.33』と結果を残しています。捕手の炭谷を7月4日に金銭トレードで楽天に放出し支配下枠が1つ空いたことも筒香獲得への好材料になるのではという見方もされています」(野球ライター) 本職の左翼をはじめ一塁、三塁と複数ポジションを守ることができ、三塁以外に絶対的レギュラーがいない巨人の思惑に合うとみられている筒香。仮にNPB・巨人復帰となれば球界に衝撃が走ることは間違いないが、果たして今後実現することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月20日 11時00分
DeNA・大和のバット投げ、阪神相手なら大問題だった? 矢野監督が問題行動に激怒、物議を醸した就任初年度の騒動
5月25日~6月16日のセ・パ交流戦で、「9勝6敗3分・勝率.600」と全体3位に入ったDeNA。パ球団相手に奮闘を見せた中、思わぬ物議を醸したのがプロ16年目・33歳の大和が見せたバット投げだった。 大和は6月6日・ロッテ戦の9回裏にロッテ守護神・益田直也からサヨナラタイムリー二塁打を放った際、スイングした勢いのままバットを左手で大きく放り投げた。すると、バットは一塁線際を転々とし、最終的にはマウンド付近でようやくストップ。大和は試合後のお立ち台で、「打った瞬間絶対(打球が外野を)越えると思ったので、バットを投げちゃいました」とサヨナラの喜びで思わず投げてしまったと語った。 >>DeNA・大和に「完全に煽ってる」と批判 相手投手にバットを投げつけ、本人は“うっかり”と釈明も報復のリスクも?<< ただ、バット投げは相手側に侮辱と捉えられるリスクがある行為の上、野球規則では投げたバットが相手選手の守備を妨げると守備妨害になると定められているため、ネット上には「当たってたらサヨナラ取り消しなんだから余計なことするな」、「完全に煽ってるようにしか思えなかった」といった苦言や批判が複数寄せられた。一方、「相手が矢野監督だったら猛抗議受けてそう」、「ロッテ側が矢野監督と違っておとなしくて命拾いしたな」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている矢野燿大監督は、2019年から現在まで阪神を指揮。闘志あふれる監督として多くのファンに知られているが、就任初年度の2019年に敵選手のバット投げに激怒したことがある。 矢野監督が怒りを見せたのは、2019年9月4日・阪神対DeNA戦でのこと。同戦は「5-5」と両チーム同点のまま延長戦に突入したが、10回裏にDeNA・筒香嘉智(現ドジャース)が阪神6番手・能見篤史(現オリックス)からサヨナラ2ランを放ち決着。筒香は打球を放った瞬間にサヨナラ勝ちを確信し、一塁側の自軍ベンチにガッツボーズを見せながらバットを思い切り放り投げた。 ところが、中継カメラには映し出されていなかったがこの時、筒香が投げたバットは捕手・梅野隆太郎の真上を通過し、三塁側の阪神ベンチ付近まで転がっていたことが試合後に伝えられる。これを受けた矢野監督は「うれしいのは分かるけど誰かに当たったら怪我をする。危ないやろ」と怒りをぶちまけた。なお、同じく激怒した清水雅治一軍ヘッドコーチ(現二軍野手総合コーチ)も関係者を通じてDeNA側に抗議したというが、DeNA側がどのような対応を見せたのか詳細は報じられていない。 筒香は試合後のお立ち台でバット投げについては言及しなかったが、ネット上には「梅野の頭に当たってたら大事になってたぞ」、「投げたくなる気持ちも分かるがもう少し考えろよ」といった声が続出。一方、阪神が試合に敗れた立場ということもあってか、「そんな変ないちゃもんつける前に勝てよ」、「能見じゃなくて藤川(球児/現阪神SA)を出せば筒香にバット投げられることも無かった」と矢野監督に呆れるコメントも複数見受けられた。 今回の大和のバット投げはファンの間では物議を醸したが、ロッテ側は特に問題視しなかった。ただ、相手が阪神なら筒香と同じように、大和も矢野監督からやり玉に挙げられていた可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月21日 22時30分
ドジャース・筒香、10年来の弱点を中畑元監督が指摘 「まさか無策だったのか」当時の指導陣への疑問も
野球解説者の高木豊氏(元大洋他)が20日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の中畑清氏(元DeNA監督)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で中畑氏は、自身が指導者として見てきた選手の中で特に印象に残っている選手をテーマにトーク。巨人コーチ時代の1993年に入団してきた松井秀喜氏(元巨人他)の体の固さや、DeNA監督時代の2013年に当時プロ7年目・25歳の梶谷隆幸(現巨人)にかけた言葉などについて語った。 話題となっているのは、2012~2015年にかけDeNAで共に戦った筒香嘉智(現ドジャース)についての発言。2012年にDeNA監督に就任した中畑氏は、当時プロ3年目・20歳の筒香について「(打撃に)柔らかすぎるぐらいの柔軟性があった」、「(筒香と初めて)会った時に『(松井と)同じ(ように)高校から(プロに)入ってきてもこんなに違うのか』と思った」と、バッティング時の体の柔らかさに驚かされたという。 一方、中畑氏は「真っすぐにはめちゃ(くちゃ)弱い、変化球(を打つの)はものすごくうまい」と、筒香は直球に苦戦している節も見受けられたとコメント。ただ、直球に弱い原因や改善のための具体的な指導などについては触れなかった。 >>元巨人・笠原氏、レイズ筒香に「活躍できない」「レギュラーも獲れない」 メジャーに挑む大砲を酷評したワケは<< 今回の動画を受け、ネット上には「速球に弱いって今と全く変わってないじゃないか」、「なまじ柔軟性があるから速球を引きつけ過ぎて、その結果差し込まれてるってことなんだろうか」、「速球に弱い原因や解決策についても話してほしかった、まさか無策だったのか?」、「どんな指導をしたのかは分からないけど、ちゃんと対策してあげれば今の不振も無かったのでは」といった反応が多数寄せられている。 「筒香は横浜・DeNA(2010-2019)で『.285・205本・613打点』といった数字を残した後、2019年オフにMLB・レイズへポスティング移籍。ただ、同年の対ストレート打率が『.238』だったことから、ファンの間ではストレートの平均球速が150キロを超えるMLBでは通用しないのではという見方もされていました。実際、これまでの報道などによると筒香は『.197・8本・24打点』に終わった移籍1年目の2020年、150キロ以上のストレートに対する打率が『.065』だったそうです。こうした直球への弱さが若手時代から見受けられたという中畑氏の発言を受け、当時の首脳陣が適切な指導をしていれば違った結果になったのではと考えているファンもいるようです」(野球ライター) MLB2年目の今季は「.167・0本・5打点」と不振に苦しみ、5月12日(現地時間11日)にレイズから戦力外となった筒香。その後同月16日(同15日)に移籍したドジャースでも21日(同20日)終了時点で「.111・0本・1打点」と苦戦しているが、今後成績が好転することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年05月20日 11時30分
ドジャースの筒香獲得は2年越しの悲願? デビュー戦では音なしも、首脳陣は打撃以外の部分に期待か
筒香嘉智選手が“大変貌”を遂げるかもしれない。現地時間・5月18日、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した筒香が、ダイヤモンドバックス戦に「7番・左翼」でスタメン出場した。移籍後初めての試合出場で、“お試し期間”のような意味合いもあったようだ。 結果は2打数ノーヒット、2四球。「計4打席で2回も出塁した」と前向きな見方もできるが、バットを振って結果を出さなければ、前在籍チーム・レイズ以上に選手層の厚いドジャースでは生き残れないだろう。 >>元巨人・笠原氏、レイズ筒香に「活躍できない」「レギュラーも獲れない」 メジャーに挑む大砲を酷評したワケは<< しかし、ドジャースは筒香の「守備」にも期待を寄せていた。守備に関しては、ベイスターズ時代から「巧い」というイメージはないが…。 「今年のドジャースは、2年連続でのワールドシリーズ制覇を狙っています。筒香獲得を決めた理由として伝えられているのは、レギュラー陣に右打ちがやや多いこと、そして、守備要員として計算が立つと判断されたからです」(現地関係者) 評価されたのは、レフトでの守備だという。 昨季の筒香は、レフトで16試合に出場している。公式データサイト・ファングラフスによれば、レフトでのエラーはゼロ、好プレーで失点を防いだケースも2回カウントされおり、「守備範囲も平均以上に広い」とあった。三塁では4失策を記録しているものの、データ上では「外野守備要員として計算が立つ」というドジャースの着眼点は間違っていない。 もっとも、昨季の覇者・ドジャースはエラーの多いチームでもあり、「主力選手の守備範囲が狭い」弱点も抱えていた。とは言っても、ドジャースにも守備要員的な選手はいる。筒香に求められているのは、やはり、打撃力だ。 18日の試合後、筒香は日米共同のオンライン会見に臨み、こんな質問も受けた。「メジャーに移籍する時、ドジャースからもオファーはあったと聞いているが?」――。 筒香は「そこは、僕からは言えないですね」と苦笑した。 否定しなかった。レイズ入りした2019年12月当時、筒香はケビン・キャッシュ監督自らが連絡を入れてきて、本交渉前に会談したことも明かしている。ドジャース優位で進んでいた入団交渉を、レイズが“直接会談”で逆転させた経緯があるのかもしれない。 「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督ですが、沖縄県の出身です。母親は日本人女性で、監督就任会見では両親、奥さん、子どもたちを同席させています。『コツコツと努力して』という、日本人の働き方、美意識を敬愛しているそうです」(米国人ライター) そのロバーツ監督は「ウチのコーチ陣は(欠点や修正点を)把握している」と、移籍当初にコメントしていた。 レギュラー争いは熾烈だが、今後は守備要員としても駆り出されることが多くなりそうだ。外野守備、打撃改造。日系人指揮官のもとで、やらなければならないことがたくさんあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月12日 11時40分
筒香、クビの原因は打撃不振だけじゃない? 古巣DeNAは“見てみぬふり”、NPB復帰も絶望的か
打率1割台に喘ぐレイズ・筒香嘉智選手に、真剣に身の振り方を考えなければならない時が来た。日本帰還の可能性が出て来たのだ。 「筒香自身の不振も大きいですが、同じ左打ちで、守備位置、打撃スタイルがかぶるチェ・ジマン選手がリハビリを終え、近くチームに合流すると現地メディアが報じています」(米国人ライター) ここまでの筒香の成績は、打率1割6分7厘、本塁打ゼロ、打点5。メジャーリーグに移籍した昨季は90マイル以上(150キロ台半ば)の速球に対応できず、不本意な成績に終わった。米球界の雰囲気にも慣れてきた今年、飛躍が期待されていたが、今のところ、日本に伝えられるのはマイナスの情報ばかりだ。 「チェ・ジマンがチームに合流したら、出場機会が減るだけでは済まないでしょう。マイナー降格はもちろんですが、『重大な決断』をしなければなりません」(前出・同) マイナーリーグで調整し、再挑戦する。そういう選択もあるが、簡単にはいかないようだ。筒香はレイズ入りする際、「マイナー拒否の条項」を契約書に加えていた。 つまり、このままマイナー落ちが通達された場合、筒香はいったん“解雇”となる。ウェーバー公示され、他球団とも交渉できるが、獲得に名乗りを挙げる米球団が現れなかった場合、マイナー降格を受け入れる新契約を結び直すか、退団の二択となる。 >>元巨人・笠原氏、レイズ筒香に「活躍できない」「レギュラーも獲れない」 メジャーに挑む大砲を酷評したワケは<< 日本では、球界のご意見番H氏が日曜朝の情報番組で「帰って来い!」と発言してきた。「日本帰還」も視野に入れなければならないだろう。 「筒香の契約期間は2年。マイナー降格を逃れたとしても、出場機会の激減は免れません。マイナー降格を受け入れたとしても、再昇格のチャンスは少ないと思います」(現地関係者) もっとも、侍ジャパンの主砲としても活躍してきた筒香にもプライドがある。仮に帰還を選択したとしても、日本のファンは温かく迎え入れてくれるはず。米球界から帰還し、日本で現役生活を続けた“元メジャーリーガー”もたくさんいるが、「シーズン途中」というのは芳しくない。 「最下位に沈むDeNAが『助けてくれ』と正式にオファーを送れば、状況は違ってきます。『古巣のために』となれば、シーズン途中の帰還でもマイナスイメージはありません」(ベテラン記者)「DeNA球団が動けば」と話すNPB関係者は少なくなかった。田中将大投手も古巣楽天のオファーでなければ、日本球界への復帰はなかっただろう。 DeNAと筒香は今も良好な関係にあるが、「本人が望まなければ、球団はその選択を応援するだけ」との見方も同時にされていた。苦しい今の立場を変えるには、打ちまくるしかない。筒香はどんな選択をするのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月31日 06時30分
マリナーズ・菊池、2021年シーズンは先発ローテ落ちか “韓国勢”の脅威はレイズ・筒香にも?
日本人メジャーリーガーのライバルは“韓国新選手”となりそうだ。 菊池雄星のいるシアトルマリナーズが2020年シーズン、韓国・プロ野球の斗山でプレーしていたクリス・フレクセン投手を獲得。成績は8勝4敗、防御率3・01(21試合先発)。韓国・斗山と言えば、20勝を挙げて大型契約で阪神に迎えられたラウル・アルカンタラ投手もいた。しかし、メジャースカウトの間では、「フレクセンの方が米球界に順応できる」と判断されたようだ。 「フレクセンは19年までニューヨークメッツに在籍していました。当時の成績はイマイチでしたが、韓国球界で成長したと評価されたのでしょう」(米国人ライター) そのフレクセンはマリナーズの先発ローテーションの5、6番手を争う。その「5、6番」とは言え、菊池にとっては難敵となりそうだ。 「通常、メジャー球団は5人の投手で先発ローテーションを回していきます。でも、マリナーズだけは6人なんです。ディポトGM、サービス監督は『6人体制の継続』を言っていますが、これには批判的な声も多く、チームがまた低迷すれば、5人体制に戻すかも」(前出・同) 菊池は20年シーズン、ローテーションの3番手でスタートした。しかし、防御率は先発投手陣の中で、ワーストの5・17。フレクセンが奮闘し、5人体制に戻すのなら、真っ先に弾き出されることになる。 また、2年目のシーズンを迎えるタンパベイ・レイズの筒香嘉智選手も、チーム内ライバルとの競争は避けられそうにない。 「筒香は一塁を守ることになりそうですが、その一塁、外野、指名打者、全てのポジションにおいて被るのが、韓国出身のチェ・ジマンです。彼は20年シーズンのトータル成績こそ低かったですが、ポストシーズンマッチでは大活躍でした」(特派記者) ポストシーズン18試合に全てスタメン出場し、37打数10安打、本塁打2、得点8と大きくアピールした。しかも、体型は筒香と同じ“力士型”だが、スイッチヒッターである。チェ・ジマンとの定位置争いに敗れれば、成長株のランディ・アロザレーナ外野手もいるので、筒香は「ベンチスタート」となる。 筒香、菊池の2人はスロースターターというか、実戦を積み重ねながら調子を上げていくタイプだ。しかし、21年はそんな悠長なことも言っていられない。筒香に関しては「オフ返上で練習中」との情報もあった。ライバルとなった韓国勢に勝利してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月27日 12時10分
張本氏、メジャー初ホームランの筒香に苦言「右中間に打たなきゃダメ」 ファンから「素直に褒めて」批判も
26日の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が日本時間の25日に行われたアメリカメジャーリーグのデビュー戦で、初ホームランを放ったタンパベイレイズの筒香嘉智選手について苦言を呈し、物議を醸している。 張本氏は、日本時間の25日に行われたトロントブルージェイズ戦で、レフトスタンドにメジャー第1号ホームランを放った筒香について、「左にホームラン打ったけどもね、良かったけど、相変わらずポイントが近い。あの球はね、左バッターは右中間に放り込まなきゃダメなんですよ。そうすると、ホームランの数も増えてくるからね。これは流しちゃダメなんだけど、ポイントの近い選手ですから」と解説した。 >>張本氏「話にならないね」川藤氏も「凡ミス」 サンモニでの指摘が物議「サッカー知らない人が語らないで」<< そして、今後については「筒香、大谷、秋山。そこそこの成績を上げると思います」と苦言を呈しながらも、「一定程度の成績は残す」という見方を示す。ただし、「投手大谷翔平」については、「今の状態ではピッチャーは難しいよ。肘の状態が良くないもんね。60ゲームというのはあっと言う間だからね、まあ怪我しないようにやってほしいわ」と厳しい評価を与える。 元読売ジャイアンツで、メジャーリーグでもボストンレッドソックスやテキサスレンジャーズなどで活躍した上原浩治氏は「投手大谷」について、「怪我からの復帰ってことで、多少怖さがあると思うので。投げていくことによって自分のフォームに近づいてくる」と説明。そして、「まだ心配する必要はない」「チームも詰めて投げさすってことはないと思いますので、今年ってよりも来年以降も見て投げさせると思う」とコメント。そして、「バッター大谷は心配ない」と話した。 張本氏の「筒香評」に、「素直に褒めてほしい」「どこに打ってもホームランはホームラン。右中間に打てなんて、あり得ない」などと批判の声が上がる。一方で、「少し押されているからレフトに行ったのかも」「張本氏の言うことももっともだと思う」など肯定的な声も出た。 メジャーリーグは全60試合で戦うことが決まっている。筒香には張本氏を見返すような活躍を期待したい。
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スポーツ 2020年07月20日 11時50分
レイズ・筒香、「1番」でMLBデビュー? 守備位置も4ポジションで準備中、前代未聞の奇策の思惑は
メジャーリーグもまもなく開幕戦を迎える(7月23日~/現地時間)。その日はタンパベイ・レイズの筒香嘉智にとって、別の意味でも忘れることのできない試合となりそうだ。 「対戦チームのブルージェイズはまだ開幕投手を発表していませんが、韓国出身の左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン)が濃厚です。元同僚の山口俊は開幕ローテーションから外れ、ロングリリーフでの起用となりそう。開幕カードで『筒香対山口』が実現するかもしれません」(同時点/米国人ライター) “元ベイスターズ”の山口と筒香の激突。日本の野球ファンにとっても注目の対決である。しかし、衛星中継を見る日本のファンは、筒香の打順にもビックリさせられそうだ。 レイズのケビン・キャッシュ監督が「異色の1・2番コンビ」を念頭に入れているという。筒香と韓国出身の崔志萬(チェ・ジマン)だ。崔志萬は日本ではあまり知られていないが、打撃スタイル、体型ともに筒香にソックリなのだ。名鑑によれば、筒香の体重は98㎏、崔志萬は113㎏。この“体重100㎏コンビ”が1・2番コンビを組むのだ。 一般論として、1番バッターは俊足タイプで、2番は走者を進める打撃ができるバッターが置かれている。近年ではその2番に強打者を入れる攻撃的な打順も流行りだが、「走る」という要素に乏しい筒香、崔志萬はともにそのタイプではない。 「OPS(出塁率プラス長打率)の高い選手で1・2番コンビを組み、初回にいきなり大量得点を挙げようとしているのでしょう」(前出・同) キャッシュ監督と言えば、中継ぎ投手を先発マウンドに上げ、2イニング目から先発投手に投げさせる新・継投策「オープナー」を発案した“奇策家”でもある。 「開幕戦は左腕の柳が予想されているので(同時点)、筒香と崔の1・2番コンビは第2戦以降からかも。ただ、レイズは主力バッターのメドウズが故障で開幕オーダーから外れるので、筒香か、崔のどちらかが上位打順を任されるのでは」(プロ野球解説者) 力士体型の1・2番コンビが注目されそうだ。もっとも、キャッシュ監督の奇策は、単なるヒラメキではない。先のオープナーは、初回の失点数がもっとも多いというメジャーリーグ全体のデータを見て、「だったら、短いイニングをゼロに抑えることに長けた中継ぎ投手を出せば良い。先発投手は長いイニングを投げようとし、ペース配分してしまう」と考えたもの。奇策には根拠となるデータがあったわけだ。 今回の筒香、崔の1・2番コンビにしても、「初回の失点が多いのなら、大量得点が期待できる」という狙いもあったのではないだろうか。ベイスターズ時代、筒香は1番を経験している。ラミレス監督にも根拠となるデータはあったようだが、一番多く打席に立つ1番に4番バッターを置く采配は、オープナーのように他球団が模倣するまでには至らなかった。 筒香は外野、三塁、一塁、そして、指名打者と出場できるところを全て準備させられているという。ラミレス監督で経験したので奇策に翻弄されることはないだろうが、目まぐるしいシーズンとなりそうだ。 古巣ベイスターズはラミレス監督の采配が空回りし、混乱しつつある。奇策とは、選手にも準備をさせておかなければならないものだ。今、キャッシュ監督に学んでいる筒香は、元同僚たちにどんなアドバイスを送るのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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