秋山準
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スポーツ 2021年01月12日 22時30分
ノア2.12武道館に秋山準参戦!丸藤とタッグで、清宮&稲村の超新星タッグと対決
プロレスリング・ノアは10日、『HIGHER GROUND 2021』東京・後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントでは「新春スペシャルマッチ東京」として、NOAH対金剛の8人タッグマッチが実現。潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&清宮海斗のNOAHドリームカルテットが、拳王&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学の金剛と対戦した。 試合は8人の持ち味が十分に発揮され32分を超える激闘になったが、最後は拳王が清宮をP.F.Sで仕留め、チーム力で勝る金剛に軍配が上がっている。 試合後、拳王は「不安な中、後楽園ホールへ来てくれてどうもありがとう。緊急事態宣言も出されて俺の夢、テメーらの夢も緊急事態だよな…おい!必ず連れていくぞ!俺たちが感染対策を一つ一つすれば…"夢"は願えばかなうもんだろ?」とファンに訴えると、バックステージでも「夢の日本武道館、俺たちが必ず連れていってやる。夢は願えばかなうもんだ。行くぞ!来月、日本武道館まで」と11年ぶりに開催する『DESTINATION 2021〜BACK TO BUDOKAN〜 』2.12東京・日本武道館大会を必ず実現させると誓った。 ノアでは緊急事態宣言が2月7日から延長された場合でも武道館大会を決行すべく、現在細部を調整している。国や都からの「開催自粛要請」がなければ開催する方針だ。 ノアにとって“聖地”武道館大会の復活はメモリアルなものだ。そこで、旗揚げメンバーの一人である丸藤正道が参戦を熱望していたノアOB・秋山準の同大会参戦が正式に発表された。ノアから古巣の全日本プロレスに移籍した秋山だったが、現在はノアと同じくサイバーファイトが運営するDDTプロレスにレンタル移籍中。サイバーファイトの高木三四郎社長の計らいもあって、秋山のノア参戦が実現した。対戦相手は清宮海斗&稲村愛輝のノアが誇る超新星タッグとなった。 この日の試合後、丸藤は「僕の呼びかけに対して耳を傾けてくれた。感謝してるし、秋山さんの中でやる気に満ちてることがうれしい。秋山準は俺より厳しいぞ。清宮も稲村も心して日本武道館のリングに上がってほしい。ああいう人たちがいてのプロレス界。秋山さんと組めること、楽しみです」とコメント。昨年、武藤敬司を追い続けた清宮は、今度は秋山の前に、しかも武道館という舞台で立つ。稲村にとっても大きなチャンスと言っていいだろう。 現在のノアは緊急事態宣言が出ても止められない勢いがある。武道館大会ではGHCヘビー級でチャンピオン潮崎豪に武藤敬司が、GHCジュニアヘビー級ではチャンピオン原田大輔に吉岡世起がそれぞれ挑戦することが決まっており、いよいよカードもそろい始めてきた。◆プロレスリング・ノア◆『HIGHER GROUND 2021』2021年1月10日東京・後楽園ホール▼新春スペシャルマッチ東京 NOAH 対 金剛(60分1本勝負)潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&●清宮海斗(32分15秒 片エビ固め)拳王○&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学※P.F.S(どら増田)
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スポーツ 2020年12月14日 18時30分
DDT『D王』決勝で竹下幸之介と秋山準の再戦が実現!竹下はリベンジ誓う
DDTプロレス最強決定リーグ戦「D王グランプリ2021」は12日の東京・成増アクトホール大会で公式戦最終日を迎え、Aブロックでは竹下幸之介、Bブロックでは秋山準が勝ち上がった。27日の東京・後楽園ホール大会で決勝戦を行う。 両者は11月3日の東京・大田区体育館大会で初の一騎打ちが実現し、秋山が勝利している。 12日の成増大会では先にBブロック公式戦が行われ、まず得点6の高尾蒼馬が勝俣瞬馬に敗れ脱落。続いて、秋山がDDTUNIVERSAL王者の上野勇希と対戦した。 上野はエルボー連打、きりもみ式プランチャ、ブリザード・スープレックス・ホールドなど果敢に攻め立てるも、BMEは自爆。チャンスとみた秋山はサポーターを外してのヒザ蹴りからエクスプロイダーを見舞うもカウントは2。 ならばとリストクラッチ式エクスプロイダーから、上野を引き起こしてフロント・ネックロックで絞め上げてギブアップを奪い、得点8で公式戦を終えた。 直後に得点7でBブロックトップのKO-D無差別級王者の遠藤哲哉が登場し、秋山が属する「準烈」リーダーの大石真翔と激突。引き分け以上で優勝決定戦進出が決まる遠藤だが、大石の猛攻に苦戦。それでも、サスケスペシャル、ゆりかもめなどで反撃した。 さらに、ハンドスプリング式オーバーヘッドキックから、カナディアン・デストロイヤーを決めるも、足を離さなかった大石が必殺のフジヤマ・ニーロックで切り返した。渾身の力で大石が絞め上げると、遠藤はたまらずギブアップ、不覚を喫した。この結果、秋山の決勝進出が決定。大石は秋山をアシストする形となった。 続けてAブロック公式戦が行われ、得点6の坂口征夫が彰人に、クリス・ブルックスがMAOにそれぞれ敗れ脱落が決定。決勝進出はHARASHIMA対竹下の結果次第となった。得点7のHARASHIMAは引き分け以上でOK、得点6の竹下は勝つしか道はなかった。 HARASHIMAは筋肉を断裂している竹下の左腕に集中砲火を浴びせ、キック連打で攻め立てた。それを耐えた竹下はパワーボム、ザーヒーでダメージを与えると、変型のジャーマン・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪取。得点を8として、逆転で優勝決定戦進出を決めた。 試合後には秋山がリングに上がった。「11月3日、俺が君に勝って、リベンジのときがきた。頑張れよ。腕をちゃんと治してこい。俺メチャクチャ攻めるから。みんな竹下が勝つのを期待してるかもしれないけど、リベンジはさせない」とキッパリ。 一方、竹下は「11月3日、悔しい気持ちがあったから、あなたの前にもう1回立ちたいから、ここまで上がってきた。2度目の敗北はありません。僕が勝ちます」と勝利宣言した。 バックステージで秋山は「彼は11月3日のリベンジ、そして『D王GP』優勝を狙いにくるでしょう。ファンの方もそれを望んでいるのかもしれないですけど、そうはいかない。あの腕で俺に絶対に勝てない。今日も攻められたみたいだけど、攻め方も何もかも違うというところを分からせてやろうかなと。僕も『D王』という新たな勲章をもらいたいし、そのために出ているので。今日もギリギリのところで大石リーダーが勝ってくれてここまで来たので、彼のためにも優勝したいと思います」と宣言した。 『D王』覇者は、2月14日、神奈川・カルッツかわさき大会で無差別級王者・遠藤に挑戦する権利を得る。秋山は「(『D王』を)獲ったら、今度は僕のリベンジするチャンスだと思うので。やっぱ(遠藤に)負けたままじゃイヤなので。勝ってリベンジしようかなと。その上でベルトも手に入るなら、なおさらいいことだし」とDDTの最高峰ベルト奪取を視野に入れている。 一方の竹下は「本当に今までの『D王GP』にないくらい、どの『D王GP』よりも、僕自身厳しいリーグ戦でした。でも、なんとかAブロック勝ち上がって、もう一度、秋山準の目の前に立つことができた。あと決勝まで2週間、この腕を治すことはもちろん、気持ちを高めて決勝に向かいたいと思います」と意気込んだ。 竹下は「2度とあんな思いはしたくないので。負けは負けでも2度目は絶対に許されないと思うので」と続ける。「このリーグ戦を通して、僕のテーマはMAOにも彰人さんにも言われましたけど、『楽しんで』って。楽しんでいるときの僕が一番強い。(秋山と)2回目なのでプレッシャーも正直あるけど、気負いはせず本来の竹下幸之介で勝ちたいと思います」と2年ぶり2度目の優勝と、秋山へのリベンジを果たす覚悟だ。◆DDTプロレス◆『D王グランプリ2021 in NARIMASU!』2020年12月12日東京・成増アクトホール▼第3試合 Bブロック公式リーグ戦(30分1本勝負)<6戦4勝2敗8点>○秋山準(11分51秒 フロント・ネックロック)上野勇希●<6戦3勝3敗6点>▼メインイベント Aブロック公式リーグ戦(30分1本勝負)<6戦2勝2敗1分1不戦勝7点>●HARASHIMA(20分39秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○<6戦4勝2敗8点>(どら増田)
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スポーツ 2020年11月24日 22時30分
秋山準敗れたり!遠藤哲哉がKO-D王者の意地を見せる「DDTで勝ったのは俺しかいない」
DDTプロレスは22日、東京・後楽園ホールで、DDT最強決定リーグ戦『D王グランプリ2021』の開幕戦『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』を開催した。 メインイベントでは、KO-D無差別級チャンピオン遠藤哲哉と、全日本プロレスからレンタル移籍中の秋山準が対戦。遠藤の希望で、いきなり優勝候補対決が実現。試合は序盤ロックアップで始まり、グラウンドでのレスリングの攻防でしのぎを削った。遠藤が場外戦に誘うと、秋山は逆にフェンスに投げ飛ばし、ヒザ蹴りを見舞った。リングに戻ると、秋山はパイルドライバー、ネックブリーカーなどで攻め立てた。ヘッドロックをバックドロップで切り返した遠藤は、サスケスペシャル、スワン式エルボーなどで反撃。負けじと、秋山はラリアット、ランニング・ニー、フロント・ネックロック、投げ捨てジャーマンを繰り出した。その後、激しいエルボーの打ち合いとなったが、秋山はジャンピング・ニー、ヒザ蹴り、そしてエクスプロイダーを叩き込むもカウントは2。さらに、秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うと、遠藤は首固めで切り返すも2カウント。 勝機と見た遠藤はオーバーヘッドキック、ハンドスプリング式のキック、旋回式トーチャーラックボムと波状攻撃も、秋山はカウント2で返す。すると、遠藤はトップロープへ駆け上がると、シューティングスター・プレスを決めて、3カウント。秋山にDDTで初めて土をつけたのは遠藤だった。 13日の記者会見で、遠藤は秋山戦を事実上の“優勝決定戦”と位置付け、勝っても負けても、残り試合を棄権すると発言していたが、バックステージで「遠藤哲哉の天王山。山場は越えた。気分がいいから残りの公式戦も全部出て、全部俺が取る。20年、遠藤哲哉イヤーで締めくくる。勝っちゃたよ。俺が一番ビックリしてる!」と前言を撤回して、全勝優勝を宣言。続けて、遠藤は「正直ちょっと圧倒されたところはある。ゴングが鳴って、向かい合って、向こうが歩み寄ってきた時、俺自身後ろに引いたところはある。圧の掛け方と言うか、まだ俺が経験したことがないようなものを秋山準は持ってた」と振り返り、「秋山準に勝った人間は、DDTに俺しかいないから。ほかの奴ら、同じブロックに誰がいるかとかあんまり覚えてないけど、残りも誰が来ようが俺が勝つ以外にない」と秋山に勝ったことで、自信を深めたようだ。 さらに、遠藤は「畳みかけかな、最後の。うまく自分の型にはまったというか。秋山準との闘いは、そんなにしてないから、お互いにわからない状況で、今回はたまたま俺の型がはまった。そこかな。今日の俺の勝ちを決めたポイント。だから2回目以降がどうなるかわからない。またいつか試合することがあるかもしれないし」とコメント。無差別級王者の遠藤が優勝した場合、挑戦者を指名できるが、遠藤は「そんなの決まってるでしょ。言わせないでよ。それはもう、みんなが考えている相手を指名しますよ」と話し、明言は避けた。 一方、5月16日の「TV SHOW!」から、DDTにレギュラー参戦し、7月よりレンタル移籍した秋山は、同団体での初黒星となったが、「チャンピオンだから、あれぐらいじゃないと。シューティングスターって効くんだな。彼は体重も軽いからそんなに効かないと思ったら効いたよ!息できなかった。さすがチャンピオン。28年目にして目標ができた。目標ができた俺、まあまあ強いから」と既に気持ちを切り替えており、残り試合を負けないことで、優勝決定戦への進出を狙っていく貪欲さを覗かせていた。試合に負けた秋山だが、まだ余裕がある印象。ここから本領発揮して来るのは間違いないだろう。◆DDTプロレス◆『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』2020年11月22日東京・後楽園ホール▼ メインイベント Bブロック公式リーグ戦 (30分1本勝負)<1戦1勝2点>○遠藤哲哉(14分0秒 片エビ固め)秋山準●<1戦1敗0点>※シューティングスター・プレス(どら増田)
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スポーツ 2020年11月17日 06時30分
秋山準「全部勝って『D王』を制覇したい」DDT制圧へ全勝優勝宣言!
DDTプロレスは、22日の東京・後楽園ホールで開幕するDDT最強決定リーグ戦「D王グランプリ2021」に向け、初出場となる秋山準が自身への“包囲網”をモノともせず、完全制覇を宣言した。13日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同リーグ戦に参戦する13選手(Aブロックの坂口征夫は所用のため欠席)が出席し、それぞれ意気込みを語った。 7月1日付で全日本プロレスからDDTにレンタル移籍した秋山はBブロックに組み入れられたが、ほかの6選手が過剰に意識した。KO-D無差別級王者で、自らの希望で開幕戦で秋山と激突する遠藤哲哉は「初戦の秋山準。この試合に勝てば、それで優勝は決まる。残りの消化試合はすべて棄権します。仮に負けることがあれば、それで優勝が消滅するので、残りの試合は棄権します。11・22後楽園、遠藤哲哉VS秋山準の優勝決定戦になります」と秋山戦に懸ける並々ならぬ決意を見せた。ここで秋山を止めておきたい気持ちは誰よりも強いのだろう。 高尾蒼馬は「CIMAさんとシングルやって、11・3大田区(総合体育館)でCIMAさんと組んで、(HARASHIMA&丸藤正道)に勝って、モチべーションが下がってる。賞金がない?ヤル気ないけど、同じブロックに秋山選手がいる。若い頃、全日本に出て、試合したけど、シングルでやるのは初。いいチャンスなので教わったものを出したい。最近哲哉が調子に乗ってるんで殺す」とコメント。 上野勇希は「UNIVERSALのベルト獲って、防衛して、より勝ち負けが意識される。責任背負ってるし誰にも負けられない。遠藤さん、高尾さんも、ほかの選手もそうだと思いますけど、秋山さんがいらっしゃる。高尾さんのように、若い頃に教えていただいたわけじゃないし、プロレスの歴史を通して恐れることもない。平田(一喜)さんにダンスを強要するお茶目で怖い秋山さんを意識します」と話した。 進境著しい勝俣瞬馬は「初出場することができました。『D王』はシングルプレイヤーとして結果出したことがなかったし、出ることが出来てうれしい。秋山さんに誉められて自信がついた。秋山さんに今の自分をぶつけて勝って、サウナ部に加入してもらう。最終的にはサウナ部4人で決勝を闘いたい」と述べている。体格では秋山に劣らぬ樋口和貞は「自分自身の闘いをするだけ。秋山準、全日本で終わりかけた人間に、トップを譲るわけにはいかない。ぶっ倒していきます」と気合十分。 これに過敏に反応した「準烈」リーダーの大石真翔は「『D王』初出場。僕は志願してエントリーした。今までシングルのリーグ戦に出たことがなかった。今の大石の実力がどんなものか見せたい。みんなが雁首そろえて、秋山準と言っているので、僕はその足をすくって、『大石、ここにあり』を見せたい。秋山さんへの気持ちが一番強いのは僕」とキッパリ。 6選手のコメントを聞いた秋山は「全日本で終わりかけてた秋山です。社長としてできなかったこと、やれなかったことをすべてなくして、1選手として、DDTに上がってリーグ戦に臨みます。チャンピオン(遠藤)を突破しないと優勝できない。全部勝って、決勝に行って、『D王』制覇したい」と全勝優勝宣言。 秋山がシングルのリーグ戦に出場するのは、全日本プロレスの2018年「第38回チャンピオン・カーニバル」以来、2年ぶり。同リーグ戦では13年を最後に優勝から遠ざかっていたが、「(遠藤とは)本当は初戦より、真ん中くらいでやりたかったけど、ご指名なんで。チャンピオンから直接取れば、いろいろ話もできるし、願ったりかなったり。リーグ戦でマークされるのは慣れてる。逆にこの年でマークしてもらってありがとう。樋口選手、彼の言葉はいただけない。試合を通して、俺の感情をぶつけたい」と締めくくった。 一方のAブロックで、2年ぶりの制覇を目指す竹下幸之介は「大田区以降、自問自答の日々。自分がやってきたことが間違っていたのか、正しい道を歩んでいるのか。考えるとわからなくなる。秋山準にやり返したら、答が見つかるとは思えない。だけど、秋山準にやり返さないと新しい一歩を踏み出せない。どんなにかっこ悪くても、がむしゃらにやって、再び秋山準の前に立てるようがんばりたい。勝ち上がって決勝に行って優勝しないと何も始まらない。勝ち上がることに最も重きを置いて優勝します」とコメント。 遠藤からのエールで、示唆していた引退を回避した佐々木大輔は「俺には『D王』に秘策がある。優勝宣言だ。秘策? 先に言ったらバレるだろ。丸め込みだ! 注目選手は俺だ。俺だけ見てりゃいいんだ!」と早くも“カリスマ節”が復活。 元無差別級王者のHARASHIMAは「2020年は1月に無差別級失って、コロナ禍で思うように興行できなかったり、再開してもベルトに絡むことができず。大田区でも負けてしまったり、自分の中でいいものではなかった。個人的によりよくするために、最後に『D王』で結果を出したい」と決意すれば、クリス・ブルックスは「ウエノに大田区で負けた。ぜひとも勝ち上がってきてほしい。一方、対戦したくないのはアキヤマ。ボコボコにされると思うので」とコメント。 MAOは話さず、自身のTwitterに「前に出た『D王GP 2019』はエントリーされたことがまぐれみたいなもの。今回はエントリーされて、しかるべき実力も期待もふさわしくなっていると思います。必ず結果を出します。クリスとは唯一シングルで当たったことがないので楽しみ」といった内容をツイート。彰人は「普通を普通でなくす。当たり前を当たり前ではなくす『D王』にしたい」と番狂わせを示唆。坂口は広報を通じ、「全員殺す!」とのメッセージを寄せている。 秋山がエントリーしたことにより、レベルの高いリーグ戦になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月10日 06時30分
秋山準のDDT制圧をKO-D王者、遠藤哲哉が止めるか?11.22後楽園で対戦
DDTプロレスの最強決定リーグ戦『D王 GRANDPRIX2021』の開幕戦(22日=東京・後楽園ホール)で激突する、KO-D無差別級王者・遠藤哲哉と秋山準が共に初シングル戦での勝利を宣言だ。 3日の東京・大田区総合体育館大会で、佐々木大輔を破って、同王座を防衛し、王者として『D王』に臨むことになった遠藤は、同じBブロックに振り分けられた秋山との初戦での対戦を熱望。団体側がこれを認めたため、22日の初戦で対戦する。8日に『DDT TV SHOW!#11』(DDTTV SHOWスタジオ)が無観客で開催。動画配信サービスで配信された。 同大会のセミファイナルで、遠藤は佐々木、高尾蒼馬、マッド・ポーリーとの「ダムネーション」で、「準烈」の秋山、大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹組と8人タッグマッチで激突。遠藤が秋山と絡むのは、全日本プロレス2016年6月15日の後楽園大会(秋山、青柳優馬組VS竹下幸之介、遠藤組)以来、約4年半ぶり。DDTでは初である。 両者は試合権利がない場面で激しいエルボー合戦を繰り広げるなど、闘志あふれる攻防を展開。秋山はエクスプロイダーを見舞ったが、岡谷が遠藤に捕獲され、ゆりかもめで絞め上げられてギブアップ。DDTでの初遭遇は、遠藤が属する「ダムネーション」が勝利を奪った。試合後にも、遠藤と激しくエルボーの応酬でやり合った秋山は「4年半くらい前に1回やった時とは自信、顔つきも全然違った。別人と思っていい。チャンピオンだし。22日、初戦でありがたいことに、ご指名いただいたんで。チャンピオンから取れば、いろいろ話ができると思う。取れるようにしたい」とコメント。 一方の遠藤は「秋山準、ゾクゾクした。一瞬の絡みしかなかったけど、あの一瞬で竹下に勝つ理由がわかった。でも、DDTのチャンピオンで、DDTで一番強いのはこの俺。後楽園では、何が何でも俺が勝つ」と必勝を誓った。また、一時は「ダムネーション」から追放されながら、出戻った佐々木は、遠藤から看板持ちでのやり直し指令を受けていたが、「違和感しかねぇ。やりづらいぞ。看板を持ってくるの忘れた。見届けに来た。(遠藤に対して)秋山、オマエの闘魂でやってやれ!」と、上から目線で話した。 秋山は遠藤のライバル竹下をシングルで倒しているだけに、トップの遠藤を倒すことにより、KO-D無差別級のタイトル挑戦も視界に入って来るのは必至。秋山の壁を遠藤が超えられるのか注目である。◆DDTプロレス◆『DDT TV SHOW #11』2020年11月8日DDT TV SHOWスタジオ▼DAMNATIONvs準烈!(30分1本勝負)○遠藤哲哉&佐々木大輔&高尾蒼馬&マッド・ポーリー(10分30秒 ゆりかもめ)秋山準&大石真翔&渡瀬瑞基&岡谷英樹●(どら増田)
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スポーツ 2020年11月04日 22時30分
DDT秋山準が竹下幸之介との激戦制す!「案外大丈夫だった」
DDTプロレスは3日、東京・大田区総合体育館で、ビッグマッチ『Ultimate Party 2020』を開催した。 7月1日付で、全日本プロレスからDDTにレンタル移籍した“重鎮”秋山準が、11・3大田区大会のセミファイナルで“DDTの若きエース”竹下幸之介を破り、世代交代を阻止した。 これまで幾度となく、タッグでの前哨戦で竹下と対戦してきた秋山だが、初の一騎打ちとあって、魂のこもったヘッドバット、ヒザ蹴りなどを繰り出し、これまで以上に厳しい攻めを展開。負けじと、竹下も場外でのボディスラム、ウォール・オブ・タケシタなどで反撃するも、なかなかペースはつかめず。20分過ぎ、竹下が投げ捨てジャーマンを見舞うと、秋山はエクスプロイダーで応戦。すぐさま竹下が再度投げ捨てジャーマンに行くと、秋山もエクスプロイダーで反撃。続けて、竹下はラリアットから高角度のパワーボムを炸裂させるもカウントは2。勝負と見た秋山は、サポーターをずらしてヒザ蹴りの連打、3発目のエクスプロイダーを出すも、フォールは奪えず。さらに顔面にヒザをたたき込んだ秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーを見舞うと、竹下は青息吐息。あえて竹下の肩を上げた秋山が、フロント・ネックロックで絞め上げると、竹下はたまらずギブアップ。両者の初のシングル戦は25分を超える熱闘となったが、秋山が制し世代交代をさせなかった。 試合後、秋山は「もっと早く勝負つけたかったけど、時間がかかったから。アイツが有利だと思ったけど、案外大丈夫だった。正直スタミナの面でどうかと思ったけど、昔取った杵柄ってある。(竹下は)いい選手。すべてがそろってる選手だけど、経験が足りない。彼の技はだいたいわかってる。後は今の技でもっと気持ち込めてきたらわからない。試合で俺をリードできるようになったら、彼の勝ち。自分が何か失敗したら全部危ない。体もでかいし力も強い。だけど、これ来たらこうだなという、ほかの人とは試合した数も違うし、先輩方にやられて体に染みついてるから。(フィニッシュは)体が死んでたので、リストクラッチでもよかったかもしれないけど、アレの方が悔しいでしょ。若手のことを見てと、高木(三四郎)さんに言われて、若手の全体を上げないといけないけど、竹下選手中心にやってきたから、まずは彼。次『D王』に出たら、いろんなテーマが見つかると思う」と既に次のステージに目を向けている様子。 DDTの最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX」への初出場が決まった秋山は「今まで竹下選手とばかりやってきたんで、ほかの選手はほぼ知らない。みんなと闘って、DDTの本当はどうなのかって。せっかく出るんで、クビ取りに来たら目立ちます」と意欲を示しており、通常、無差別級王者以外の選手が「D王」に優勝した場合、同王座に挑むのがほぼ慣例になっているが、秋山は「何でもいいんですか? 高木さんのベルト(EXTREAME級)に挑戦します(笑)。まず勝たないといけないんで。ちゃんと体を整えて、今日以上の動きができるよう精進したい」と余裕を見せていた。 一方、敗れた竹下は「僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道は正解じゃなかったのかもしれません。間違ってたなんて思いたくないですけど。やってきたこと間違ってたのかなって思いました」と肩を落とすしかなかった。 今年はプロレスリング・ノアのマットで、武藤敬司が清宮海斗と27分を超える激闘を制しており、この試合も比較されることもあったが、秋山は秋山の試合でキッチリと竹下を倒してみせたのはさすがの一言。竹下がこの試合を経てどのような変化が見られるのか注目したい。◆DDTプロレス◆『Ultimate Party 2020』2020年11月3日東京・大田区総合体育館 観衆 未発表(札止め)▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)○秋山準(25分38秒 フロントネックロック)竹下幸之介●(どら増田)
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スポーツ 2020年10月26日 22時30分
DDT秋山準、竹下幸之介との前哨戦に敗れマイクを払いのける!
DDTプロレスの今年最後のビッグマッチとなる「UltimateParty2020」(11月3日、東京・大田区総合体育館)で秋山準と初の一騎打ちに臨む“DDTの若きエース”竹下幸之介が、25日の東京・後楽園ホール大会で最後の前哨戦を行った。 この日、竹下は彰人をパートナーに、秋山・大石真翔組と対戦。竹下と秋山は共に先発を買って出て、激しいエルボー合戦を展開。戦場が場外に移ると、両者ともにビッグブーツを繰り出した。5分過ぎ、竹下は秋山にエルボー連打、ジャンピング・ラリアット、フェースロックと怒涛の攻め。秋山もビッグブーツ、ラリアット、ヒザ蹴り、フロントネックロックを仕掛けるも、彰人がカット。秋山が串刺しジャンピング・ニーからエクスプロイダーを出すと、すぐに立ち上がった竹下は投げ捨てジャーマン。秋山が再度エクスプロイダーを見舞えば、竹下は投げ捨てジャーマンからヒザ蹴り。秋山がラリアットを繰り出すと、両者しばしダウンするほどの目まぐるしい攻防を繰り広げた。竹下は秋山から代わった大石の変型スタナーを食ったものの、ローリング・エルボーから股の間に両腕を差し込んだ変型ジャーマン(ダブルレッグ・スープレックス・ホールド)を決めて3カウントを奪取。竹下が前哨戦を制している。 試合後、竹下がマイクを持とうとすると、秋山は払いのけ、竹下は自声で「大田区、絶対に勝ってやる!」と絶叫。バックステージで、竹下は「最後の前哨戦。絶好調なとこ見せて、『竹下VS秋山、どうなるんやろ?』と思ってもらえたら、前哨戦の意味があった。(新技は)大石さんと闘う時は毎試合、試してるんで。108個(新技が)あります。そのうち3つくらい出したんで、あと105個あります。脳と心と体の筋肉のミックス具合がちょうどいい。(マイクを払われたが)お互いに闘いでわかってる。投げっ放しだけど、秋山さんにジャーマンを初めて使った。的確に一発一発魂込めて食らわせたい」と終始強気なコメント。 一方、秋山は「(最後の変型ジャーマンは)あんなんやられて、41歳(大石)でもこんなだから、51歳の俺だとヤバい。体は動いてるし、いい勝負できると思う。いい勝負って勝つことなんだけど。DDTではいっぱいマイクするでしょ。もうマイクはいらないだろう。体と体で語り合ったから」と淡々と話し、シングルマッチ本番に向けてエンジンが掛かったようだ。◆DDTプロレス◆『Road to Ultimate Party 2020』2020年10月25日東京・後楽園ホール▼第4試合 準烈vsALL OUT!(30分1本勝負)秋山準&●大石真翔(9分28秒 ダブルレッグ・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○&彰人(どら増田)
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スポーツ 2020年10月14日 22時30分
DDT11.3大田区大会の全カードが決定!秋山準が竹下幸之介とシングル戦
DDTプロレスは、『Ultimate Party 2020』11.3東京・大田区総合体育館大会の全対戦カードを発表した。【追加カード】▼4WAY6人タッグマッチ樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希 対 大鷲透&吉村直巳&平田一喜 対 マッド・ポーリー&エル・リンダマン&島谷常寛 対 スーパー・ササダンゴ・マシン&大石真翔&アントーニオ本多▼アンダーマッチ大和ヒロシ&星誕期 対 渡瀬瑞基&納谷幸男▼アンダーマッチ中村圭吾 対 岡谷英樹【既報カード】▼メインイベント BLACK OUT presents KO-D無差別級選手権試合<王者>遠藤哲哉 対 佐々木大輔<挑戦者>※第75代王者3度目の防衛戦。※勝者にはエナジードリンク「BLACK OUT」販売元の株式会社キャスティングドットジェイピーより賞金200万円と「BLACK OUT」1年分が贈呈される。▼ヤネカベ presents DDT EXTREME級選手権試合~ウェポンランブル<王者>青木真也 対 高木三四郎<挑戦者>※第48代王者6度目の防衛戦。▼DDT UNIVERSAL選手権試合<王者>クリス・ブルックス 対 上野勇希<挑戦者>※第3代王者3度目の防衛戦。▼スペシャルシングルマッチ秋山準 対 竹下幸之介▼スペシャルタッグマッチ~ハラシマルフジvsシーマソーマ!HARASHIMA&丸藤正道 対 CIMA&高尾蒼馬▼シングルマッチ男色ディーノ 対 彰人▼MAO復帰戦MAO 対 勝俣瞬馬 DDT年内最後のビッグマッチは、アンダーカード2試合を含む全10試合が組まれた。 全日本プロレスからDDTにレンタル移籍した秋山準は、竹下幸之介と注目のシングルマッチが組まれた。竹下が対戦を希望していたプロレスリング・ノアの清宮海斗は、今年、敗れはしたものの、武藤敬司と27分を超える好勝負を展開しており、竹下もレジェンドである秋山相手にどのような試合を見せてくれるのか期待したい。 また、ケニー・オメガ戦を訴えているKO-D無差別級チャンピオン遠藤哲哉は、恩人である佐々木大輔をダムネーションから追放した上で、佐々木の挑戦を受けるとあって、ビッグマッチのメインイベンターとして真価が問われるところ。 コロナ禍においてもTV SHOWを開催するなど、感染予防策を徹底して、出来る限りのことをやり続けてきたDDT。今回のビッグマッチは若い所属選手に注目していきたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月26日 22時30分
DDT秋山準、“大鵬3世”納谷幸男に完勝!「彼が一番時間かかるかも」
爆破甲子園実行委員会は25日、東京・後楽園ホールで『STREET FIGHT CLUB Produced by 爆破甲子園』を開催した。後楽園は火を使うことが禁止されていることから、日本では大仁田厚がFMWで浸透させたストリートファイト・スクランブルバンクハウス・デスマッチをメインにラインナップ。豪華メンバーが聖地に集結した。 セミファイナルでは、『STREET FIGHT CLUB特別試合~王道伝承マッチ~』として、DDTの秋山準が、“大鵬3世”納谷幸男の挑戦を受けた。昭和の大横綱・大鵬さんの孫で、元関脇・貴闘力の長男である納谷幸男が“王道伝承マッチ”で秋山準に挑むも玉砕した。納谷は身長2メートル、体重130キロの恵まれた体格を持ち、昨年5月にリアルジャパン・プロレスからDDTプロレスリングに移籍したが、その体をなかなか生かせず、伸び悩んだ状態が続いている。 25日に後楽園で開催された「STREET FIGHT CLUB」で、当初納谷はストリーファイトへの参戦を希望したが、大仁田から「オマエは秋山選手から、王道プロレスを教えてもらえ!」とたしなめられ、秋山との一騎打ちに臨むことになった。入場した秋山についてきた準烈の3選手(大石真翔、渡瀬瑞基・岡谷英樹)は、全員納谷のセコンドに付く波乱で試合がスタート。ロックアップから、秋山がヘッドロック、ショルダータックルを仕掛けると、納谷もショルダータックルで逆襲。秋山はエルボー、ヘッドバットから場外に投げ捨てた。納谷はDDT、キック、エルボーを繰り出すも、秋山もヒザ蹴り、キックで反撃。いったんリングインした二人だが、再度場外戦になると、秋山はエプロンで納谷の後頭部にニードロップを落とす、えぐい攻めを見せた。 5分過ぎ、納谷はショルダータックル、串刺しスプラッシュ、サッカーボールキック、コブラツイストなどで猛攻するも、秋山もヒザ蹴り、フロントネックロックで対抗。激しいエルボー合戦から、納谷はラリアット、スクラップバスターで攻め立てた。耐えた秋山はジャンピング・ニー、顔面へのヒザ蹴り、そして必殺のエクスプロイダーで巨体を投げ切って、カウント3。 試合後、秋山が求めた握手を拒否した納谷は、バックステージで「負けました。それが全てです。秋山選手が何を言うかですね」と肩を落とした。秋山は「ヤル気、前に出ようという気持ちは感じた。今まで若い選手とやってきたけど、彼が一番時間かかるかもわかんない。本気になる気持ちはわかるけど、その本気をどういう風に見せるか、そこを考えないと。いいもの持ってんだから。もしかしたらDDTで最高のものを持っているかもしれない。その最高のものを自分でどう生かすかは本人次第だし。まだ生かしきれてないし、生かそうとしているのはわかるんだけど、ちょっとまだ違う。本人が信じた道を行けばいいと思うけど、オレにはちょっと違うかな」と話し、納谷の“将来”に期待を寄せていた。◆爆破甲子園実行委員会◆『STREET FIGHT CLUB Produced by 爆破甲子園』2020年8月23日 観衆 未発表東京・後楽園ホール▼STREET FIGHT CLUB特別試合~王道伝承マッチ~(30分1本勝負)○秋山準(12分04秒 片エビ固め)納谷幸男●※エクスプロイダー文・どら増田
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スポーツ 2020年06月29日 22時30分
全日本からDDTにレンタル移籍の秋山準、竹下幸之介との抗争が本格化!
DDTプロレスリングと全日本プロレスは、7月1日付で、全日本の所属選手である秋山準がDDTへレンタル移籍すると、27日に新宿FACEで開催された『DDT TV SHOW!#8』の試合前の会見で発表した。 この日の第5試合に登場した秋山は、大石真翔、岡谷英樹とトリオを結成し、秋山に宣戦布告した「オールアウト」の竹下幸之介、勝俣瞬馬、飯野雄貴と激突。秋山と竹下は、全日本の2016年6月15日、東京・後楽園ホール大会(秋山、青柳優馬VS竹下、遠藤哲哉)以来、丸4年ぶりの対戦となったが、大将同士がともに先発を買って出た。二人は手の取り合いから、激しいエルボー合戦を展開。代わった勝俣も、エルボー連打で秋山に決死の攻めを見せた。5分過ぎ、竹下が秋山にランニング・エルボー、ラリアットを叩き込めば、秋山はジャンピング・ニーパット、エクスプロイダーで反撃。新人の岡谷も、猛烈な勢いで竹下にエルボーを繰り出した。逆襲に転じた竹下は、テキサス・クローバー・ホールドから、逆片エビ固めに移行して、岡谷を絞り上げるも、秋山がカット。10分過ぎ、岡谷を捕らえた飯野がスピア連発で3カウント。 両軍による対抗戦第1ラウンドは、「オールアウト」が「秋山軍(仮)」を制している。試合後、竹下は「ボクは今日あまり言うことはない。秋山コーチとの対戦はリング上がすべてと思ってるので。一つ言うならば、久しぶりに緊張感のあるプロレスをしたな、と思いました。(岡谷は)若干ボクの10代の頃とかぶりますね。岡谷は、あまり言葉とかには出さないんですけど、先週(20日)、秋山さんにマイクを振られた時、『近い将来、DDTをボクが引っ張ります』みたいなことを言ってて、勢いで言ったのかもしれないけど、日頃から半分くらい本気で思ってないと、そういう時ってパッと出ないんですよ。あれを聞いた時に、ここ数年になかった若手というか、いい意味でビッグマウスというか、本気でそう思ってるんだろうな、って感じました。岡谷には今日、対戦して違う何かがあるような気がしました」と振り返った。 秋山は「(竹下は)でかくなったな小僧、って感じです。一発一発の当たりも強いし。ただ、オマエはDDTの何なんだ?それがまだわかってない。それを理解してない。わかった時にはすごい選手になる。ここから飯伏(幸太)クンみたいにメジャーになった選手もいる。竹下、オマエはDDTにいて、メジャーと肩並べるくらいになれ。それくらいの力はある。今のままじゃダメだ。自分で考えろ。オレも全日本からここにいて、『何しに来たんだ?』と。それをしっかり考えてオレもやる。それをしっかり考えてやるから、一時より身体も動いてるし、動くようにもってきた」とコメント。秋山はこの日、旧バージョンのテーマ曲で入場したが、「シャドー・エクスプロージョンって、いちばん気合入ってた時なんです。今のスターネスは、落ち着いてきて変えたけど、シャドー・エクスプロージョンって、カッカカッカ出て行ってた時の曲なんで」とコメント。秋山が他団体の選手ではなくなり、DDTに籍を置くことで、両ユニットの闘いは、より一層激しさを増すのは間違いない。また、竹下の成長とともにDDTをメジャーに匹敵する団体にしたいという秋山の気持ちが見え隠れするこの日の闘いぶりだった。(どら増田)
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