巨人
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スポーツ 2022年06月17日 11時00分
中日・立浪監督、巨人戦で「投手・根尾」をお披露目? コンバート批判がさらに強まるリスクも
いきなり、実現するかもしれない。「投手・根尾」対巨人打線――。 投手2日目の根尾は黙々と練習をこなしていた(6月16日)。投内連携プレーを終えた後、「先発投手陣だけ」のフリー打撃練習にも参加。打った瞬間に「スタンドまで行った」と分かる大飛球も放っていた。さすがは“元野手”だが、実戦形式で行われた先の投内連携プレー中の投球フォームを指して、こんな指摘も聞かれた。 「『野手投げ』ってヤツですよね。下半身が使い切れていません」(プロ野球解説者) しかし、クイックモーションはしっかりとできていたという。 >>中日・根尾の投手転向、昨秋キャンプ時点で予告済み? 立浪監督の決断は“野手失格”の烙印か<< 投内連携プレーは走者がいることを想定して行われる。牽制球、投球の間合いを変えるなどの“小技”もできており、投手としての素材の高さは感じられた。 「根尾を二軍に降格させ、投手としての本格的な練習をさせると見られていました。でも、そうはならないみたい。少なくとも、17日の巨人戦は出場登録させるようです」(名古屋在住記者) あくまでも16日時点の情報だが、「投手・根尾」のお披露目がペナントレース再開の最初のカード・巨人3連戦となる可能性も出てきた。 同日、野手陣では“懲罰降格”となっていた正遊撃手・京田陽太も合流した。練習前の円陣では声出し役にも指名され、「戦う顔をしていなかったら、言ってください!」と、自らに喝を入れるようにそう声を張り上げていた。 成績不振で覇気がなくなり、立浪和義監督に「戦う顔をしていない」と叱咤されたのは、5月4日。二軍降格後は右足も痛め、別メニューも続いていたが、心身ともにリフレッシュができたようである。 即スタメン復帰も予想されていたが、巨人戦のポイントは、17日予告先発のエース・大野雄大。大野は巨人・ポランコと相性が悪く、前回対戦の5月13日に3打席対峙して3安打。ここまでの対戦成績も6打数6安打となっている。中日バッテリーも対策を講じているはずだが、大野が先に失点してしまった場合、救援投手陣は“大忙し”となる。 「一軍登録したまま」の情報通りとなれば、根尾の出番も十分に考えられる。 16日の練習終了間際、落合英二ヘッド兼投手コーチと大塚晶文投手コーチが根尾に近寄った。時間にして2、3分。何を話したのかは分からなかったが、技術的なアドバイス以外の話も出たのではないだろうか。両投手担当コーチが揃って話をしたということは、「投手・根尾」を戦力として考えている証でもある。 先のプロ野球解説者がこう言う。 「僅差の場面、特に勝ちゲームで根尾を登板させるのはまだ怖いですよね。点差の離れた場面での登板になると思いますが、試合の流れを見ながら、登板の準備をする時なのかどうか、いろいろと勉強することになるでしょう」 「投手・根尾」を早く見たいが、それは中日ファンにとっては望まない試合展開になった時のようだ。地元ファンは今回のコンバートに批判的だと聞く。たとえ、点差の開いた場面であっても、根尾が失点することになれば、監督批判にも発展していくだろう。好スタートが切れれば良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月15日 15時30分
巨人、直江の投球に「さすがにおかしい」の声 1死も取れず6失点と大炎上、古傷が悪影響?
14日に行われた二軍・巨人対ヤクルト戦。「4-12」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ4年目・21歳の直江大輔の大炎上だった。 「2-5」と巨人3点ビハインドの5回裏。直江はこの回から3番手としてマウンドに上がったが、先頭・キブレハンの二塁打から無死満塁の大ピンチを招くと、古賀優大に左翼へのタイムリーを打たれ1点を失った。 さらに、直江はその後も並木秀尊(タイムリー左安)、奥村展征(押し出し四球)、太田賢吾(2点タイムリー右安)、宮本丈(右安)、内川聖一(タイムリー左安)と全くヤクルト打線を抑えられず。内川のタイムリー後は併殺、三ゴロで3アウトを奪ったが、1死も取れずに6失点を喫する大炎上で試合の流れを完全にヤクルトに渡してしまった。 >>巨人・廣岡に死球のヤクルト・高橋が激怒?「謝るどころかにらみつけてる」 主審にも猛抗議、不自然なひじの動きを問題視か<< 直江の大炎上を受け、ネット上には「先頭にいきなり長打打たれた時点で不安だったが、まさかアウト奪えないまま6失点もするとは」といった驚きの声と共に、「さすがにおかしい、腰の怪我が再発してるんじゃないか」、「直江は先月末頃から急に調子が落ちてるけど、もしかして古傷を庇ってるからだったりして…」と故障を疑うコメントも多数見られた。 「直江はプロ2年目・20歳だった2020年10月、下半身にしびれが生じるなど悪化した持病の腰椎間板ヘルニアの手術を受けました。復帰時期が翌2021年シーズン前半になる見込みであったことなどから、2020年オフに一時支配下から育成に降格し、2021年6月28日に再び支配下に戻った過去があります。支配下復帰後は特に故障したとは伝えられていないのですが、ヤクルト打線につるべ打ちを食らった今回の投球を受け、腰の古傷が痛んでいるせいではないかと心配しているファンも少なからずいるようです。今季の直江は二軍7登板のうち、最初の3登板(5月4、11、19日)は計『15回2失点・被安打12・四球2』と安定していたものの、その後の4登板(5月26、6月2、9、14日)は『11回18失点・被安打22・四死球8』とガクッと調子を落としているため、5月末頃に患部にアクシデントが発生したという可能性もゼロではないでしょう」(野球ライター) 14日の試合では続投した6回裏も1失点を喫し、「2回7失点・被安打8・四球3」と散々な投球成績となった直江。制球は大きく乱れ、最速150キロを誇る直球もこの日はMAX145キロにとどまっていたが、大炎上の原因は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月14日 15時30分
巨人・原監督、ブルペン陣への嘆きが「トレード補強あるか?」憶測呼ぶ 実現の可否は現有戦力次第か
12日終了時点で「36勝31敗・勝率.537」でセ・リーグ2位につける巨人。14日に伝えられた原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、原監督は13日に応じた取材の中で「左のセットアップがもう1人欲しいよな。彼ら(高梨雄平、今村信貴)しかいないわけだよな」、「リリーフは(一軍全体で)7、8人いるわけでしょ? (左が)入ってこなきゃね」とコメント。首位ヤクルトを7ゲーム差で追う現状について話す中でリリーフ左腕の不足を嘆いたという。 巨人は現在高梨、今村と2名のリリーフ左腕が一軍に同行し、高梨は「24登板・1勝0敗9ホールド・防御率2.76」、今村も「25登板・0勝1敗17ホールド・防御率4.81」といった数字を残しブルペンを支えている。ただ、他にリリーフ左腕がいないこともあり、今村は登板数リーグ5位タイ、高梨も同9位タイと登板数がかさんでいる。 >>巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も<< この原監督のコメントに、ネット上では「今いる2人が登板過多で調子落とす前にもう1枚加えたい」といった同調の声と共に、「原のことだから、誰も使えなければトレード補強もあるんじゃないか?」、「今枠が埋まってる外野手を弾に左のリリーフ引っ張ってくるのもあり得なくはない」と外部補強を予想する声も多数みられた。 「巨人は現在高木京介(防御率2.03)、戸根千明(同3.45)など二軍である程度数字を残しているリリーフ左腕が複数名いますので、原監督は今後まずこうした左腕たちが一軍で使えるかを探るものと思われます。ただ、巨人は原監督が指揮した2019~2021年にかけ計9件(12球団トップ)のトレードを成立させるなど外部補強に積極的な球団であるため、現有戦力では賄えないと原監督が判断すればトレードもあり得ると考えているファンも少なからずいるようです」 「トレードは一般的に作戦サインの流出を防ぐため別リーグ同士で行われやすいこと、現在は出場機会に恵まれていないものの過去にある程度実績がある選手が対象になりやすいことを踏まえると、ロッテ・中村稔弥(今季7登板、防御率9.82/昨季まで通算40登板、同4.18)、西武・佐野泰雄(今季2登板、防御率0.00/昨季まで通算103登板、防御率4.43)といった左腕は狙い目とみられます。また、ロッテはチーム打率『.220(リーグ最下位)』、西武は『.227(同5位)』と両球団共に打線が湿っていることを考えると、巨人としてはレギュラーが固まっているため余剰戦力となっている外野手(ウィーラー、重信慎之介、石川慎吾など)を交換要員として持ちかけやすい状況ともいえます」(野球ライター) 昨季は東京五輪開催に伴う特例で8月31日までだったが、今季は例年通り7月31日までとなっているトレード期限。残り1か月半の間に巨人がリリーフ左腕のトレード補強に乗り出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月10日 18時30分
巨人・赤星、好投後のベンチ映像が話題 ウィーラーも二度見、顔を覆いうなだれたワケは
9日に行われた巨人対西武戦。「4-3」で巨人が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人のドラ3・22歳の赤星優志が見せた姿だった。 先発マウンドに立った赤星は「1-0」と巨人1点リードの3回裏、1死三塁から呉念庭に犠飛を許し同点に追いつかれる。ただ、これ以外に失点は許さず、5回裏終了時点で「5回1失点・被安打2・四球5」と制球に苦しみながらも粘りの投球を見せていた。 「3-1」と巨人2点リードの5回裏が終了した後、中継カメラはベンチに戻った赤星の様子を映し出す。ただ、ベンチに座った赤星は勝利投手の権利を得ながらも、両手に持ったタオルで顔を覆い20秒ほどうつむくなど、まるでKOされたかのような様子を見せる。赤星の近くに座っていた同僚・ウィーラーは、この様子を二度見した後、赤星が顔を上げたタイミングで近づき肩をポンポンとたたいて慰めているようだった。 >>阪神・矢野監督に「みっともない」批判相次ぐ 昨季に続く失言? 好投した巨人・赤星へのコメントが物議<< 赤星の様子に、ネット上では「なんだかんだ試合作ったのになんで落ち込んでるの?」、「中継観る限りでは泣いてたわけじゃ無さそうだけど…」、「ウィーラーが二度見したのも分かるわ、落ち込むような要素は特になかったのに」と驚きの声が相次いだ。 同時に、「今日は登板経緯が経緯だったから、5回を投げ切ったところでどっと疲れが出たんじゃないか?」、「エース菅野の代役はやっぱり相応の重圧があったんだろうか」、「昼の二軍戦で投げる予定が、いきなり夜の一軍戦行けって言われたんだから察するものはあるわ」と心情を察するコメントも多数見られた。 「9日の巨人はもともと菅野智之が先発予定でしたが、菅野が前日8日夜に発熱を訴え、9日に登録を抹消されるというアクシデントが発生。これを受けて首脳陣は、9日昼の二軍・ロッテ戦に先発予定だった赤星を同日夜の一軍戦に緊急先発させました。このこともあり、赤星が5回裏に突然ベンチでうなだれるような様子を見せたのは、エース・菅野の代役としてデーゲームからナイターに回され、心身両面の負担が一気に押し寄せたからではないかと考えたファンも少なからずいるようです。首脳陣がこの赤星の様子を見ていたのかは不明ですが、6回裏から赤星を降ろし継投に入っています」(野球ライター) 試合後の報道では、原辰徳監督が「良く投げてくれましたね。まあ今日は早起きしただろうけど、粘り強く放りましたね」とコメントしたことが伝えられている赤星。スクランブル登板を務めきったことは指揮官としてもうれしい誤算だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月10日 11時00分
巨人・小林のスタメン落ち、菅野の登板回避が原因ではない? 原監督が問題視した致命的プレーとは
「今日から」と「昨日まで」が交錯しているような一戦だった。 6月9日の埼玉西武対巨人の試合は、緊急登板となった赤星優志が好投。結果的に4月17日以来となる白星(3勝目)を挙げた。赤星が同日の二軍戦に先発する予定で、早朝6時に起床し、午前中にファームの練習にも参加していた経緯は既報通りだが、こんな情報も聞かれた。 「先発予定だった菅野智之の発熱、体調不良が確認されたのは昨夜。昨日の試合が終了した直後から、原辰徳監督は赤星の代理先発を考えていたようですが」(球界関係者) 試合後のインタビューで、赤星は代理先発を告げられたのは「午前中のファーム練習終了後」だと答えていた。 原監督も昨夜のうちに二岡智宏二軍監督に連絡を入れていたはず。赤星にヘンな緊張感を与えないため、ギリギリの直前通告となったのだろう。 >>巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も<< 「坂本勇人の復帰が大きいですよ。復帰していきなり猛打賞(3安打以上)、ベンチにいるだけで雰囲気を変えられるオトコが帰って来ました」(プロ野球解説者) 坂本復帰を勝因に挙げる声も多く聞かれたが、スタメン捕手が小林誠司ではなく、3年目の山瀬慎之助だったこと。緊急登板の赤星の心境を考えれば、経験豊富な小林がマスクをかぶるべきなのだが…。 「昨夜、小林は守備でミスをしています。首脳陣を怒らせたので」(前出・球界関係者) 昨夜のミスとは、西武に「重盗」を許したこと。4回裏、先制点を奪われ、一・三塁という場面になった。一塁走者が二塁盗塁を仕掛けた時、小林の頭の中に「三塁走者の存在」が抜け落ちていたのか、二塁に送球。三塁走者の本塁突入を許してしまったのだ。 「三塁走者が外国人選手のオグレディだったんです。『外国人選手だから、走って来ない』と決め込んでしまい…」(前出・同) 山瀬の抜てきは「昨日のミス」が影響してのこと。もっとも、菅野が予定通り先発していたら、原監督も迷ったのではないだろうか。息の合う「スガコバ・コンビ」は有名だ。 試合後のインタビューで、原監督はプロ初安打も放った山瀬のことを聞かれ、こうも語っていた。 「いい風を吹かせたと思いますよ。小林にしても、岸田(行倫)にしても大城(卓三)もそうだし。何か奮起に、いろいろな意味で」 原監督は一時期、スタメン捕手を固定しなかった。連敗した場合、「前日の敗戦が配球面にも影響する」という独自の理論によるもの。チーム事情で大城に固定しかけた時期もあったが、インタビュー中の口ぶりからして、「複数制」が復活しそうである。 「バッテリーの課題が残った試合でしたね。勝利したものの、赤星は5イニングを投げ、毎回、四球を出していました。四球を多く出すということは、捕手にも原因があります」 前出のプロ野球解説者がそう言う。プロ3年目、初スタメンの捕手にそこまで求めるのは酷な話だが、巨人の課題は4番手以降の先発投手が安定しないこと。赤星を育てようとしているのは間違いない。「これから」を考え、早めの継投策に出たようだ。 同日の巨人の勝利を含め、セ・パ交流戦は「セ46勝、パ44敗」。2年連続でセ・リーグ勝ち越しか? (スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月09日 11時00分
巨人、“準完全試合”で敗戦は低迷の予兆? 主将・坂本の故障復帰でベテラン頼りの窮状に拍車か
チーム低迷、苦しい時に頼りになるのは、やはり「ベテラン」だ。 6月8日の埼玉西武戦を落とし、原巨人は3連敗。3投手相手に1安打、打者27人の零封負けを喫した。先発・與座海人から6回まで走者を一人も出せず、 「2日続けての快挙達成か?」 の声も球場で囁かれていた。 >>巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も<< 前日、DeNA・今永がノーヒットノーランを達成しているのは既報通り。7回に吉川尚輝のバットから快音が聞かれたが、吉川の後の2番・増田陸がセンターフライ、3番・丸佳浩がセカンドゴロで併殺。後続の平田海馬、増田達至にも3者凡退に仕留められ、“27人でジ・エンド”の屈辱となってしまった。 「明日(9日)の同カードが今季の分岐点になるのでは。エースが先発し、キャプテンが帰ってきます。ここで連敗を止められなかったら、一大事ですよ」(プロ野球解説者) 9日の予告先発は、菅野智之だ。 注目は、坂本勇人の帰還である。試合前、坂本が同日の二軍戦で「3打数2安打1四球」と、結果を出したことは伝えられていた。ショートの守備も無難にこなしており、「即スタメン・ショートで使う」との情報も聞かれた。 「一塁走者で出塁した時、後続打者の長打で一気にホームまで帰ってきました。故障した右ヒザへの影響は全く見られませんでした」(スポーツ紙記者) その長打が出る前、坂本は“咄嗟の一塁帰還”を強いられた。次打者が芯で捉えた打球が二塁手正面に飛び、セカンド方向に向かおうとしていた坂本は、慌てて一塁ベースに滑り込んだのだ。故障した右足に体重が乗った状態からのヘッドスライディングであり、本塁までのロングランはその直後のことだった。瞬時の動きをしても痛くないということは、「完全に癒えた」と見て間違いないだろう。 坂本帰還に際して、前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「8日の零封負けですが、巨人打線に工夫が見られませんでした。與座の調子も良かったのですが、同じパターンで打ち取られていました。與座はアンダースロー投手ですが、クイックモーションが得意で、時折、投球テンポを早くし、巨人打線のタイミングを外していました。だったら、打ち方を変えるとか、そういう工夫ができるのが坂本なんですよね」 俗に言う、駆け引きというヤツだ。経験豊富なベテランならではの高等技術でもある。 そう言えば、先発・シューメーカーの後を任され、西武打線の追撃を許さなかったのは、井納翔一、鍵谷陽平のベテラン投手たちだ。連敗脱出のキーワードは、「経験値」となりそうだ。 「坂本の不在中、ショートのポジションを守り抜いた中山礼都です。中山も使っていかないと、坂本に頼りきったチーム状況は変わりません」(球界関係者) 試合後、桑田真澄投手チーフコーチが、昨季の守護神・ビエイラの一軍昇格を明言した。戦力は整いつつあるが、若手の底上げがなければ、長丁場のペナントレースは乗り切れない。まずは坂本の経験値に期待したいが、その後の選手起用法が難しくなってきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月07日 18時30分
巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も
とんねるず・石橋貴明が6日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人のプロ6年目・27歳の吉川尚輝が登場。巨人・原辰徳監督にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画では巨人本拠地・東京ドームを訪れた石橋が吉川、丸佳浩、大勢の巨人3選手とそれぞれ1名ずつ対談形式でトーク。その中で、吉川はオープン戦期間中に原監督から激怒されたエピソードを明かした。 >>巨人、中田の二軍降格で原監督に批判「雑に扱ったせいだ」 再昇格直後は好調も、その後の処遇に問題アリと指摘の声<< 吉川は今年2月1日~27日の春季キャンプは一軍メンバーとして完走。しかし、キャンプ後半からスタートしたOP戦(2月23日~3月21日)では「17試合・.200・0本・0打点」と深刻な打撃不振に苦しんだ。 そのOP戦期間中のある日、原監督から声をかけられたという吉川。そこで原監督は「いつまでそんなバッティングしてんだ! もっと思い切っていけよ!」と、縮こまったスイングをしていた吉川にカミナリを落としたという。 OP戦中、吉川は「結果を求めてやってたんですけど、なかなか結果が出なくて…」と苦悩していたという。ただ、原監督に一喝されたことで「だったらとことん、思い切ってやってやろう」と目先の結果にとらわれないスイングをしようと吹っ切れることができたといい、話を聞いていた石橋を「それが守備でも打撃でも走塁でも、やっぱり大切なところなんでしょうね」とうなずかせていた。 これを受け、ネット上には「原監督がオープン戦の不振にキレてたのは初耳」、「監督から直々に結果を恐れるなって言ってもらえたのは吉川としても相当心強かったんじゃないか」、「結果的に調子がV字回復してるのも含めて原監督は凄いわ」と驚きの声が寄せられた。 同時に、「原さんはそろそろもう1回吉川に檄飛ばした方がいいんじゃないか?」、「最近かなりバット湿ってるし、復調狙いでまた喝入れてほしいんだが」、「不運な離脱があったとはいえ、低調のままだと埒が明かないから原監督には動いてほしい」と、原監督に“再指導”を求めるコメントも多数見られた。 「吉川は原監督に一喝された効果もあってか、開幕から4月までは『.342・1本・9打点』と絶好調。しかし、5~6月は『.238・1本・3打点』と1割以上打率を落としています。吉川は5月4日・広島戦で死球を受け肩甲骨骨挫傷のけがをしたことを理由に一時戦線を離脱(同月6〜16日)。けがは回復しているものの実戦から遠ざかった影響で打撃が狂っている可能性も考えられますが、本来のスイングを取り戻させる意味で原監督に再度カミナリを落としてほしいと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 6月5日・ロッテ戦をもってシーズン打率が3割を切った(.299)吉川。開幕前のように原監督が直接喝を食らわすことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について石橋貴明の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCbXUEjBdbrn4BEbLSKJuSpw
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スポーツ 2022年06月07日 11時00分
巨人・中田の二軍降格、球団の体質にも原因アリ? 立ち位置を掴めない現状に原監督も失望気味か
巨人・中田翔内野手が一軍登録を抹消された(6月6日)。その一報が飛び込んできた時、各メディアが確認を急いだのは「前回、二軍調整となった首の痛みが再発したのか?」だった。球団は詳細を発表していないが(6日時点)、関係者の話を総合すると、「打撃不振のための二軍落ち」ということのようだ。 「打率2割1分5厘、本塁打5、打点20。本人にとっても不本意な成績であり、首脳陣から再調整の時間をもらったと解釈すべき」(球界関係者) 今回の抹消が不振ではなく、故障を疑ったのにはワケがある。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< まず、中田は試合前の練習で外野ノックも受けていたこと。特にレフトのウォーカーは守備面に不安要素が多い。セ・パ交流戦の残り2カードは埼玉西武、東北楽天で、指名打者制となる。パ・リーグで打点王を3度も獲得した実績を買って、「左翼・中田、DH・ウォーカー」の布陣も予想されていた。 「ライトのポランコも肩が強くありません。交流戦が終わった後も、中田を外野で使っていく案が聞こえていたんですが」(スポーツ紙記者) 日本ハム時代、外野手部門で2度、ベストナインにも選ばれている(2013、14年)。試合前の外野ノックだが、中田自身も楽しんでいるといった雰囲気も伝わってきた。 「若手にも話し掛けたり、自身がベンチスタートとなっても、早いイニングから代打の準備を始めるなどしていました」(前出・関係者) チームにも馴染んできたようだが、いまだ“不慣れ”なところもある。 「試合の中で調整する機会」が少ないのだ。 スタメン一塁手は、赤マル急上昇中の増田陸(以下、増田)。外野手としての待機組には、機動力も使える立岡宗一郎がいる。選手層の厚さが二軍再調整の時間を与えたと解釈されているが、同時にこんな見方もある。 「巨人は試合の中で調整することができないチームでもあります。実績のあるベテランになると、結果が出なくても、ある程度の期間はスタメンで使ってもらえます。ベテランはその間に調整し、本来の当たりを取り戻していくものですが」(プロ野球解説者) また、原辰徳監督の中田評も気になる。中田の活躍について質問をする際、どうしても、「日本ハム時代のような」の前振りが出てしまう。すると、原監督は「ワタシは当時のことを知らないんで」と淡々と返すのだ。中田当人を発奮させるためのパフォーマンスだと思われるが、次に一軍昇格する時は、すぐに結果を出さなければ、「現状」は変えられないだろう。 「変える」と言えば、増田が「人生を変えようと思って…」と再び支配下登録を勝ち取るまでの心境を語り、そのコメントがファンの共感を呼んでいる。 「彼の高校時代の恩師が、光星学院高校時代の坂本勇人を指導していたのは有名な話です。恩師や学校関係者たちは増田に期待していたんでしょう。関東地区担当の巨人スカウトが学校関係者に会うと、必ず増田のことを聞かれていたそうです。巨人の育成について“お叱り”もあったとか…」(前出・球界関係者) 応援してくれる人がいる、増田が頑張れた一因だろう。中田も応援してくれる人の期待に応えなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月06日 20時30分
巨人、中田の二軍降格で原監督に批判「雑に扱ったせいだ」 再昇格直後は好調も、その後の処遇に問題アリと指摘の声
今季「41試合・.215・5本・20打点」といった数字を残している巨人のプロ15年目・33歳の中田翔。6日、一軍登録を抹消されたことがNPBから公示された。 NPB公式サイトはこの日、巨人が中田の登録を抹消し二軍降格としたことを公示。抹消を伝える報道では、成績不振が降格の理由ではとみられている。 今季の中田は「23試合・.188・2本・8打点」といった数字にとどまっていた4月22日、首のコンディション不良を理由に登録抹消。その後再調整を経て5月10日に一軍に再昇格したが、同日から6月5日までの成績は「18試合・.263・3本・12打点」と微妙な数字となっていた。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 中田の二軍降格を受け、ネット上には「見てくれの数字は凄く悪いわけじゃないけど、6月は1本もヒット打ってないからまあ妥当か」、「一塁スタメンは増田(陸/打率.333)、代打枠は中島(宏之/代打打率.286)がいるから使いどころがない」、「増田らが調子落とした時に備えて、二軍でじっくり再調整させるのはアリだと思う」と納得の声が寄せられた。 一方、「原(辰徳)監督が雑に使ったせいだろ」、「昇格直後はスタメンで好調だったのに、突然控え起用に切り替えたことが悪手だったのでは」、「変な起用法で復調しきれずにまた落とされた中田が不憫だ」と、首脳陣の起用法を問題視するコメントも多数みられた。 「中田は再昇格した5月10~14日にかけ5試合連続でスタメン起用され、『.313・2本・7打点』と復調を印象付けるような好成績をマーク。ところが、首脳陣は翌15日から6月5日にかけての18試合で中田を3試合、中島を8試合、増田を7試合で一塁スタメン起用と中田以外の一塁手を重用しており、途中出場が主となった中田はこの間『13試合・.200・1本・5打点』と打率を1割以上落としています。首脳陣が結果を出していた中田が突然控え要員にしたことには、数字は良くても何か納得できない点があった、5月末に今季初めてスタメン起用した増田が好調で外せなくなったなど複数の要因が絡んでいるものと思われますが、スタメンで固定起用していれば中田が低迷し、二軍再降格となることもなかったのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) ファンの間でも賛否が分かれている中田の二軍再降格。この件について原監督ら首脳陣が何かコメントしたとは特に伝えられていないが、果たしてその意図はどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月06日 11時00分
巨人・原監督、投手の緊急補強を画策? ブルペン陣の足を引っ張るローテ候補らにうんざりか
巨人・原辰徳監督と桑田真澄投手チーフコーチの構想が崩れつつある。 「日曜日に勝てない」 そんな指摘も受けている。6月5日の千葉ロッテ戦を落とし、日曜日のトータル成績は2勝9敗となった。4月24日に逆転負けを喫して以来、日曜日に勝てなくなってしまったのだ。 >>巨人・桑田コーチ、失点直後の映像が物議「公開説教?」 赤星の耳元に顔を近づけ会話、その後の投球に悪影響と指摘も<< 「先発ローテーション入りを狙うピッチャーの伸び悩みが原因です。3月27日の最初の日曜日に先発したのは、赤星優志でした。その赤星が調子を落とし、勝てなくなったのが4月24日でした。以後、赤星に代わってチャンスをもらったのが、高橋優貴、横川凱。彼らがそのチャンスを活かすことができなかったんです」(プロ野球解説者) ロッテ打線にKOされた山崎伊織もチャンスをモノにできなかった。 「日曜日に勝てない」は偶然だとしても、先発ローテーションの4番手が不安定なことが原因のようだ。 「山崎、赤星、高橋、堀田賢慎…。彼らの中で一人くらいが、ローテーションに定着してくれると首脳陣は見ていました。ここに、シューメーカー、アンドリースの外国人投手が加われば」(前出・同) 菅野智之、戸郷翔征、メルセデス。主軸を脅かすピッチャーが育っていないわけだ。 もっとも、桑田コーチもただ嘆いているだけではない。この日先発の山崎は序盤に失点する傾向がある。試合前の投球練習でいつも以上の球数を投げさせ、かつ、スタッフをバッター役として立たせるなど、調整方法を変えさせていた。 「山崎が打たれ始めたのは2イニング目。試合開始から1時間も経っていないうちに、リリーフ投手は登板準備を始めました」(スポーツ紙記者) 試合後、原監督が「先発ピッチャーがねぇ~」とボヤいていたが、この言葉は意味深い。当日、ベンチ入りさせたピッチャーは先発の山崎を含め、9人。実際に登板したリリーバーは6人だが、「待機投手の8人全員」が肩を作っていた。 「点差が縮まっていたら、勝ちパターンで使う鍬原、大勢も投げさせていました。試合後半に投げた他投手は何度も肩を作り直して…」(球界関係者) 先発投手が試合序盤に崩れると、リリーフ投手たちを必要以上に疲れさせてしまう。日曜日に先発投手が“炎上”するのを繰り返しているため、リリーフ投手たちは月曜日にドッと疲れを感じているそうだ。 原監督は山崎降板後、10分近く“お説教”をしていた。ベンチ内でのことであり、その光景はファンやメディアにも丸見えだった。丸見えになるのは、指揮官も分かっていたはず。それでも、降板直後のタイミングで伝えなければならないと判断したのは山崎への期待はもちろんだが、「このままではヤバイ」と思ったからだろう。 「一部メディアで緊急トレード説が報じられました。投手の補強を考えているようです」(前出・同) 首位・ヤクルトとのゲーム差は、今季最大の「4」まで広がった。昨季、追撃に苦しんだ巨人は「前半戦の1敗」が後半戦に響いてくることを痛いほど分かっているはずだが…。(スポーツライター・飯山満)
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