中日
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スポーツ 2020年04月28日 11時35分
中日・根尾、レギュラー争いは勝ち抜けない? 先輩ドラ1と重なる状況、高校時代の強みが生かせないワケ
テレビ電話、電話による取材。選手たちはグラウンドに出ての自主練習を再開させたが、野球報道における取材状況は元通りにはなっていない。選手たちもネット上で個々にメッセージを発信している。通常のシーズンとは全く異なる光景ばかりだが、選手たちには、「考える時間」もたくさんあるようだ。 日時は少し異なるが、中日ドラゴンズの“新旧・地元スター”が別々のメディアで「野球観」を語っていた。 岐阜県出身の根尾昂が電話での代表取材に答え、「苦しいことも経験した。振り返りたくないぐらい」とルーキーイヤーだった昨季を振り返った。昨秋から挑戦している外野はいつの間にか頓挫してしまった。今春キャンプ後の対外試合で、打球の勢いを見誤り、頭上を超えていく場面もあった。草野球でありがちな“バンザイ”というやつだ。オープン戦中盤以降、内野守備に戻っているが、正遊撃手の京田陽太には及ばない。根尾は球団が原則としている「高卒選手は4年間」という、寮生活を大事にしながら成長していきたいと語っていた。 「根尾は誰かに教わりながらというよりも、自分で考えながら練習している感じ。まあ、プロ野球選手の場合、自分で考えて行動しなければならないので、根尾だけが特別ではありません」(球界関係者) また、地元・愛知県出身の高卒ドライチだった堂上倫直が代表取材に応じ、兄・剛裕氏が今季から球団職員として中日に帰って来たことを喜んでいた。 堂上はイチローや兄と同じ愛工大名電高のOBでもある。しかも、ドラフトでは巨人、阪神との競合となって引き当てた経緯もある。ファンの間では有名だが、巨人が堂上を外したあと、再入札した1位選手が坂本勇人であり、プロ入り後は完全に評価が逆転してしまった。 「当時の中日の二遊間にはアライバコンビ(荒木雅博・井端弘和)がいたので、そこに割って入るのは並大抵のことではありませんでした」(地元メディア) 若手時代の堂上と今日の根尾が重なってくる。堂上が堅守のアライバコンビに跳ね返されたように、ショートの定位置獲得を目指す根尾には京田が立ち塞がっている。現時点での根尾と京田だが、その守備力は比較するまでもないだろう。外野、セカンドなど試合に出られる可能性があるポジションも練習しながら、自己アピールを続けていくしかないのだが、こんな声も聞かれた。 「若手時代の堂上も、自分で考えて練習していました」(前出・同) 根尾に対してもそうだが、コーチが何も教えないという意味ではない。強化すべき箇所を見誤ればきちんと指摘する。定位置を巡るライバル争いに負けたと言えばそれまでだが、ポジションを変更させてでも使いたいと思わせるプラスアルファーが見つけられなければ、現状打破はないのだ。 「与田剛監督は投手出身なので、守備の話になると、実はうるさいんです。投手が相手バッターを打ち取ったと思ったら、味方野手がエラーしたなんてことになったら、ピッチャーは精神的に落ち込みます。守備でのミスを減らせば、根尾も使ってもらえるはずです」(前出・関係者) 根尾は高校時代、守備の巧い選手で知られていた。しかし、プロ入りしてから守備で苦労する選手がいるような気もする。なぜだろう…。 今さらだが、中日ファンは地元愛が強い。強すぎる地元愛も、お膝元出身の選手のプレッシャーになっているようだ。根尾が先輩のしくじりを踏襲しなければ良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月22日 11時45分
中日・与田監督、選手のメンタル把握に苦戦? 今シーズンのプロ野球、遂に試合中も「マスク着用」となるか
「無観客試合」は、異様な雰囲気を醸し出していた。だが、これから始まるペナントレースでは、さらに違和感のある光景を見せられることになりそうだ。 4月21日、中日ドラゴンズの主力選手たちがナゴヤ球場で練習を行った。そのキャッチボールのシーンを見てまず思ったのは、ボールの勢いがキャンプ中とは全く違うこと。当たり前の話だが、選手の体は完璧に出来上がっている。ユニフォームは着ていない。トレーニング・ウエアだ。彼らはマスクも着けていて、キャッチボール終了と同時にアルコール消毒液を手に付けていた。 「今後もマスク着用で練習していくそうです。マスクを着けて運動をしているので顔中が汗だらけになり、一人が消費するマスクの数もけっこうな枚数になるようです」(地元メディア) また同日、一部選手が“テレワーク”による質疑に応じている。選手、担当記者団ともに「ヘンな感じ」と苦笑いしていた。他球団を取材した際には、「3メートル以上離れて質問してくれ」と告げられた。大きな声での質問もやりにくかったが、これらは慣れるしかない。しかし、開幕戦の調整を行うNPBの取材班からはこんな声も聞かれた。 「試合中に手を消毒するだけではなく、マスク着用もあり得る状況です」 冗談みたいな話だが、スポーツ興行の再開に批判的な声も少なくない。「無観客」だけではなく、至近距離での接触にも対処しているところをファンに見せる必要があるのかもしれない。 「練習施設のシャワーの使用を禁止したチームもあります。選手は大変だと思います」(ベテラン記者) また、同日の与田剛監督だが、三塁側ベンチに座り、腕組みをしたまま選手たちを見守っていた。伊東勤ヘッドコーチはネット裏にいた。“3密”状況になるのを防いだのだろう。 三塁側ベンチ。その与田監督の選手を見守る“ポジション取り”に「野球観」が秘められていた。どの球団もそうだが、監督は基本的に練習には口を挟まない。担当コーチに託し、一歩引いたところからチーム全体を見ているのだが、与田監督はホームのベンチとなる一塁側ではなく、三塁側に座ることが多い。 「一般的には、自軍ベンチに座っている監督が多いですね」(前出・同) 元中日指揮官でもある落合博満氏はバックネット下だった。やや三塁側で球場整備用のクルマの運転席に座るか、同じ箇所にある関係者席に入り、ガラス越しに見ていた。落合監督は作戦に関する質問には一切応じてくれなかったので、いつもこの位置で練習を見ていたのか理由は分からないが、「選手全員が見えるところ」(関係者)とも言われていた。 「与田監督の場合、一塁側ではなく、ビジターの三塁側というところが興味深い。普段見えないものが見えてくればと思っているのでは」(球界関係者) 与田監督は練習終了後、早々に球場を立ち去ってしまった。違和感だらけの練習の中で、何を感じ取っていたのだろうか。練習中は選手も「野球ができる喜び」を感じていたようだが、私生活では悶々としているという。普段は座らないビジター側のベンチから見ることで、選手のメンタル面を探ろうとしていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月02日 11時30分
中日・石川に三冠王の素質あり? 根尾との練習で見せた可能性、開幕戦延期で得た大収穫とは
取材エリアの制限、選手に質問をする時は3メートルくらい離れて…。「やりにくいなあ」と思っているメディアは少なくない。かといって、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、この現状を受け入れるしかない。選手も開幕戦の日程が決まらないからか(4月1日時点)、練習にも気合が入られないようだった。 しかし、この長い公式戦までの期間は、若手選手の“可能性”を広げたようだ。将来の主砲候補、中日のドライチルーキー・石川昂弥内野手のことである。 「石川には三塁を守らせる予定。守備の負担の少ないポジションで試合経験を積ませ、打撃優先で育てていくつもり」(名古屋在住記者) ナゴヤ球場近くの室内練習場で二軍の守備練習が行われ(4月1日)、石川はショートでノックを受けていた。「二塁・根尾昂、遊撃・石川」で組んで、併殺プレーの練習もこなしていた。だが、30分もしないうちに根尾と石川が入れ代わった。「二塁・石川、遊撃・根尾」。根尾は大阪桐蔭時代からショートを守ってきた。石川はセカンドを守った経験がないからだろう。苦笑いをしていた。気分転換もかねての入れ換えだったが、「二塁手・石川」は根尾以上に輝いていた。 二塁ベース上で根尾からの送球を捕り、一塁送球までの軽快な動き。ノックを捕球してから、二塁ベースに入る根尾への正確な投球には目を見張るものがあった。「二塁・石川」は実戦でもイケるんじゃないか? 「東邦高校時代は主に投手。セカンドを守れるなんて聞いたことがありませんでした。でも、仁村徹二軍監督も褒めていました」(前出・同) 身長185センチ、体重93㎏という石川の体格を考えると、セカンドタイプではないのかもしれない。しかし、「3割、30本、30盗塁」の東京ヤクルト・山田哲人も二塁手だ。内野手出身のプロ野球解説者に「二塁手に求められるもの」を聞いてみた。 「打点王(13年、18年)のタイトルを獲得した浅村栄斗も二塁を守っています(注・13年は主に一塁)。過去、首位打者のタイトルを獲得した二塁手も少なくありません。真弓明信(83年)、篠塚利夫(87年/登録名は当時)、辻発彦(93年)、今岡誠(03年)などがそうで、要するに、投打ともに野球センスの高い選手」 長打力のある二塁手は多くない。小久保裕紀が本塁打王のタイトルを獲得した95年は二塁手だったが、打撃センスを開花させたのは三塁手に専念してからである。 興味深いデータも残っていた。落合博満が初めて三冠王に輝いた82年は二塁手だったのだ。同年、127試合、セカンドの守備についており、失策はわずか7。三冠王は守備も巧かったことが証明されている。 「石川が二塁手の素質があると分かっただけでも収獲です。仁村二軍監督は試合の中でも石川に二塁を守らせていくと思います」(前出・名古屋在住記者) 開幕戦が遅れた分、練習の時間が増えた。この様々なことをテストできる期間が、落合以来となる“二塁手の三冠王”の誕生にも発展するかもしれない。どんよりとしたグラウンドに一縷の光が…。夢を見せてくれた。やっぱり、石川は並みの新人ではない。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月26日 17時00分
「もうピッチャーはやめろ」野村克也さんにもらった助言がプロ入りのきっかけに? 元巨人・井端氏が明かした秘話に驚きの声
元巨人・井端弘和氏が25日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。先月11日に84歳でこの世を去った野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)の2球団でプレーした44歳の井端氏と、監督として南海(1970-1977/選手兼任監督)、ヤクルト(1990-1998)、阪神(1999-2001)、楽天(2006-2009)の4球団で指揮を執った野村さん。この両者はプロ野球で同じチームに所属したことはない。 ただ、井端氏によると自身が中学時代に所属していた少年野球チームの近くに野村さんが関わる別のチームがあり、地区大会で当時投手だった井端氏のプレーを偶然目にしていたという。 その野村さんから中学3年の夏休みに、突然自宅に電話がかかってきたという井端氏。「どこか行く高校があるのか?」と聞かれ「家の近所の高校にでも行きます」と答えたところ、野村さんから「堀越どうだ?」と、自身の息子である野村克則氏(現楽天一軍作戦コーチ)が当時通っていた堀越高校(東京・中野区)を紹介されたという。 地元が神奈川・川崎市ということもあり堀越高校の存在は知らなかったものの、野村さんの言葉を受け「堀越にお世話になります」と答えた井端氏。すると、野村さんは「もうピッチャーはやめろ。高校に行ったらショートをやれ」と言ってきたという。 それまでショートの経験は一度もなかったが、「ああいうすごい方に『ショートやれ』って言われたらその気になって」とショート転向を決断した井端氏。その後堀越高校に入学するとショートを守る同級生が1人もいなかったため、「(ショートが)いない。ラッキー!」と思ったと当時を振り返っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「ノムさんの電話が無かったら井端というプロ野球選手は誕生してなかったかもしれないのか」、「井端の才能をいち早く見抜いたノムさんの眼力すごいな」、「野村さんは堀越の新入生にショートがいないことを知ってたのか、あるいはショートが入学しないように根回ししていたのか…」といった視聴者からの反応が多数寄せられている。 堀越高校に入学後、井端氏は2年時の1992年に春のセンバツ、3年時の1993年に夏の甲子園に出場している。その後、亜細亜大学を経て1997年ドラフトで5位指名を受け中日に入団。2015年に巨人で引退するまで「1896試合・.281・56本・510打点・1912安打」といった成績を残し、ショートとしてゴールデングラブ賞を7回(2004-2009,2012)受賞している。 現在は侍ジャパンで内野守備・走塁コーチを務めるなど、指導者としても順調なキャリアを歩んでいる井端氏。その井端氏の歩みに野村さんが関わっていたことに驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年03月17日 11時40分
中日、ドラ4郡司が開幕入り決定か “甲子園のスター“を好リード、かつてのライバルが最強バッテリーへ
「97回大会」がキーワードとなりそうだ。 今季、中日ドラゴンズがペナントレースの「台風の目」になると見る関係者は少なくない。昨季は5位と低迷したが、若い投手が多い。“未知数”の投手と故障組の復活が重なれば、「投手王国」に一変するからだ。 「与田剛監督は大野、柳の先発ローテーション入りは明言していますが、3番手以降はまだ競争の段階。とは言っても、人材難ではなく、絞り切れていないだけ」(スポーツ紙記者) 注目は“甲子園の優勝投手”だ。一連の新型コロナウイルスの影響でセンバツ大会が中止になったからか、決勝戦バッテリーにも関心が集まっている。 「小笠原慎之介のピッチング内容が変わったような印象を受けました。シーズンを通じて、こんな強気なピッチングをされたら、他球団は手が出ないでしょうね」(プロ野球解説者) その強気なピッチングを演出したのが、ドラフト4位の新人捕手・郡司裕也(慶大)だ。郡司は「開幕マスクも!?」と伝えられるほど、チーム内外から高い評価も受けている。 「肩の強さとディフェンス面なら、加藤匠馬(27)でしょう。打撃面を含めた総合的な能力なら、郡司」(前出・同) 昨季、正捕手を決め切れなかっただけに、与田監督が思い切って郡司を使ってくる可能性も高い。しかし、郡司がリード面でも並の新人ではないことを証明したのは、小笠原との2度目のバッテリーを組んだ千葉ロッテ戦だった(3月15日)。 「内角を強気に攻めさせていました。走者を出しながらも、強気の姿勢を崩さなかったと言うか、要所でしっかりと抑え込んでいました」(ベテラン記者) 8安打を浴びながら、6回2失点。先発ローテーション入りをほぼ確実にしたと言っていいだろう。そもそも、郡司が小笠原に強気の内角攻めをさせた背景に、2015年の夏の甲子園大会があった。当時、小笠原は優勝校・東海大相模の出身で、決勝戦の先発マウンドを任されている。郡司はその対戦校・仙台育英の4番バッターだった。 4年の歳月を経て、決勝戦でぶつかったピッチャーと4番バッターが、プロで同じユニフォームを着てバッテリーを組むのも不思議な縁である。郡司の記憶の中には、小笠原のストレートのキレ味がインプットされていたのだろう。また、高校卒で中日入りした小笠原は“プロの洗礼”を浴び、「ストレートだけでは通用しない現実」を突き付けられ、知らないうちに変化球でかわすピッチングになっていたのかもしれない。 「バッテリーを組むのは2度目なので、試合前、2人で色々と話し合っていました。2ストライク後に変化球ではなく、直球で押すスタイルでも通用することを小笠原は認識したと思います」(前出・同) 甲子園で対決した経験がプラスに転じたのであれば、与田監督にとっても有り難い話だ。試合後、小笠原、郡司ともに甲子園時代の質問を受けたが、多くは語らなかった。視線はこれからのプロ野球人生に向いていたが、こういう質問が出るのも、センバツ大会が中止になった影響だろう。“甲子園スター”がペナントレース序盤戦のカギを握りそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年01月30日 17時00分
中日・荒木コーチ、元同僚・井端氏の“特殊能力”を絶賛 ファン待望のコンビ復活、「今も若い選手に」指導への影響も明かす
元プロ野球選手の井端弘和氏が29日に投稿したユーチューブ動画に、中日・荒木雅博一軍内野守備走塁コーチが出演。かつて二遊間を組んだ井端氏の守備について言及した。 中日(1996-2018、2019)一筋で現役生活を送った荒木コーチと、中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)の2球団でプレーした井端氏。中日時代に二遊間を組んでいたこの両者は、2004年から2009年まで6年連続でゴールデングラブ賞を同時受賞するなど球界屈指の守備力を誇り、今もなお“アライバコンビ”としてファンの語り草となっている。 井端氏のユーチューブチャンネルがスタートした昨年10月当初から、ゲスト出演を望む声が数多く寄せられていた荒木コーチ。同年12月5日に行われた元中日(1988-2009)の立浪和義氏の野球殿堂入りを祝うパーティーで井端氏から声をかけられたことがきっかけとなり、今回の出演が実現したという。 動画内で進行役を務めているものまね芸人・みっちーから「荒木さんから見た、井端さんの守備のすごいところは?」と質問された荒木コーチは、「ボールを取りに行っているという感覚が(井端さんには)ないんですよね」と、打球を取りにいくのではなく迎え入れていると表現。 荒木コーチは続けて、「ボールがグローブに入ってくるところに、足を使って入っているというのが井端さんの守備」と補足。打球の方向や速度を計算に入れて位置取りをし、打球を正面で確実に捕球できる態勢を常に整えている点を評価した。 また、「(コーチとして)今も若い選手に指導する」と、現役時代の井端氏が見せていた位置取りを現在でもチームの若手に教え込んでいることを明かした。 一方、荒木コーチからの言葉を受けて、井端氏も「ダイビング(キャッチ)はプロ野球でも一番きれい。普通ダイビングする選手って膝から行ったりしますけど、荒木さんの場合は宙に浮いてますからね」と、荒木コーチの守備のすごさについてコメントしていた。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「全盛期をリアルタイムで観てたアライバが復活するなんて嬉しすぎる」、「打球を瞬時に見極めて、先回りして動く判断能力がすごいってことか」、「自身も守備上手い荒木さんにここまで言わせるってことは、裏で相当な練習を積んでたってことなんだろうな」、「野球やってる人、特に内野手の子供たちは参考にする価値がある」といった反応が多数寄せられている。 往年の名コンビが“再結成”したとあって、多くのファンの注目を集めている今回の動画。なお、動画終盤に表示された今後の予定では、荒木コーチ、井端氏の両名がキャッチボールやノック、二遊間連携といった守備関連のプレーを、次回以降の動画で実際に行っていることが予告されている。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年01月23日 20時45分
元横浜・高木氏、戦力外直後に守道さんから中日入り直接オファー? 故人との感動秘話にファンも「初めて知りました」
プロ野球解説者の高木豊氏(元大洋・横浜他)が23日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。急性心不全のため今月17日にこの世を去った、元プロ野球選手・監督の高木守道さんに言及した。 大洋・横浜(1981-1993)、日本ハム(1994)の2球団でプレーした高木豊氏と、中日(1960-1980)一筋で現役を全うし監督も2度(1992-1995、2012-2013)務めた高木守道さん。この両者は現役の期間や所属球団は被っていないが、高木豊氏は同じ苗字、そして同じセカンドを守っていたこともあり、よく「守道さんですか?」と間違えられていたという。 動画内で高木豊氏は、現役時代の1993年オフにあった高木守道さんとの秘話を披露。同年オフ、高木氏はそれまで所属していた横浜を戦力外となりその後日本ハムへ移籍するが、実はこの当時中日からも声がかかっていたことを告白。 また、この際に当時監督を務めていた高木守道さんからも「直接電話をいただいた」といい、「『お前どうするんだ?』って言われて、『いや、まだ分かりません』って…」と、移籍先に悩む胸中を吐露したという。 すると、高木守道さんは「君もいい大人なんだから、うちに絶対来てほしいとは言わない。君の判断で野球人生を全うしてくれればいい」と一言。しかし、その後に続けて「ただ、うちは迎え入れる体制だけは整えておくから、その時が来たら遠慮なく言ってくれ」と、高木豊氏が望むなら中日側は受け入れる用意があると言ってくれたという。 「今思えば高木(守道)さんって、人をすごく尊重してくれてる方だった」と、高木守道さんとのやりとりを振り返った高木氏。「亡くなったって聞いた時、『縁があった人だったな』と思ってすごく悲しい思いをしましたね」と故人を惜しんでいた。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「守道さんが豊さんに電話かけてたのは初めて知りました」、「わざわざ直電するって守道さんは相当豊さんが欲しかったんですね」、「同姓・同ポジションだったから、守道さんも特別気にかけてくれてたんでしょうね」といった反応が寄せられている。 高木豊氏を含め、数々の球界関係者が哀悼の意を表している高木守道さん。各報道によると、中日は球団主導で追悼セレモニーを行うことを検討しており、オープン戦を追悼試合とすることやファンに向けた献花台を設置することを考えていると伝えられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年01月14日 21時30分
中日指導陣にファン反発 ドラ1ルーキーへの“柵越え禁止令”、人手が足りない中での強行に「元々予定になかった?」と疑問も
2019年のドラフトで中日、ソフトバンク、オリックスの3球団から1位指名を受け、抽選の結果中日が指名・獲得に成功した石川昂弥(愛知・東邦高)。その石川に対する球団の指示が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、石川が13日に行った打撃練習。石川は自身の他に中日に入団した6名の新人選手と共に、二軍本拠地のナゴヤ球場(愛知・名古屋)で11日から始まった新人合同自主トレに参加中。この日は屋外で打球を遠くに飛ばす打撃練習、いわゆる「ロングティー」を敢行した。 しかし、この様子を伝える『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)によると、球団側は球拾いを行うスタッフの人数が少なかったことを理由に、ロングティー開始前の石川に対して「(打球を)柵越えさせるな」と指示を出したという。 ロングティーの目的は打球を遠くに飛ばす中で、体全体でのスイングやボールをバットに乗せる感覚を養うこと。にもかかわらず、指導者が選手に「打球を遠くに飛ばすな」という指示を出すことは極めて異例のことで、『中日スポーツ』の該当記事内でも「前代未聞」という表現が用いられている。 ネット上のファンからは「ロングティーで飛ばすなはおかしい、一体何のための練習なんだ」、「人足らないから全力出すなってひどすぎる」、「スタッフいないなら別の練習をすればよかっただろ」、「石川の打撃に変なクセついたらどうするんだ」といった批判が噴出。 同時に、「人手不足なのにロングティーを強行した理由を知りたい」、「スタッフがいないってことは、ロングティーは元々の練習予定にはなかったんじゃないか?」、「飛ばすな云々は後付けで、本当は単純に柵越えが無かっただけなんじゃ…」といった疑問の声も複数見受けられた。 高校通算55本塁打を記録し、昨年8、9月に韓国で開催されたU-18W杯でも日本の4番を務めた石川。2018年のドラフト1位である根尾昂(大阪・大阪桐蔭高)と共に次代を担う金の卵と目されている選手なだけに、球団がしっかりと育成できるか気がかりなファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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