プロ野球
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スポーツ 2020年07月14日 17時00分
中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日・荒木雅博一軍内野守備走塁コーチに苦言を呈した。 今回の動画で大久保氏は、7月10日終了時点の各球団の戦いぶりについて複数の選手・首脳陣の名を挙げながらトーク。その中で7日の中日対ヤクルト戦で荒木コーチが見せた判断について語った。 同戦の中日は「1-2」と1点ビハインドで迎えた10回裏、1死一、三塁の場面で平田良介がライトフライを放つも、三塁コーチャーの荒木コーチが三塁走者・遠藤一星にタッチアップをさせなかったため同点ならず。その後2死満塁までチャンスは広がったものの、与田剛監督が控え野手を使い切っていたこともあり同点・逆転はできなかった。 この荒木コーチの判断について、大久保氏は「行かせなきゃ。次京田(陽太)が歩かせられたら投手しかいないって分かってるんだから勝負しなきゃいけない」と指摘。ベンチに野手が残っていない状況を考えれば、アウト覚悟で遠藤をタッチアップさせるべきだったと苦言を呈した。 後日、中日関係者に話を聞いたところ、「荒木は(野手不在の)状況は分かってた」と言われたという大久保氏。だが、「俺は絶対に分かってなかったと思う」とした上で、「分かってて止めたのなら、三塁コーチャーは辞めた方がいい」と痛烈に批判した。 ここまで厳しく注文をつけるのは、「荒木ができるやつだと思ってるから」だという大久保氏。「荒木はこのことに懲りずに勝負をかける(べき)」と、今回の失敗を糧に今後は積極的な判断をしてほしいと期待していた。 >>中日・与田監督に「最低の采配」ファン激怒無計画な選手起用で自滅、本人も「完全に僕のミス」と猛省<< 今回の動画を受け、ネット上には「たしかに試合見てて何で回さないんだよっていうのは思ったな」、「次打者の申告敬遠はファンでも予想できたのに勝負をかけなかったのは意味不明」、「相手がミスする可能性もあるんだから突入させてほしかった、実際返球はホームから逸れてたし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「与田監督が野手を全部使い切ったのが悪い、荒木はむしろ被害者では」、「与田が投手を8番に入れてたのが全ての元凶」といった、与田監督を引き合いに出した反発も複数見受けられた。 「今回の試合で与田監督は10回表に投手・捕手を同時に交代させた時点で全ての野手を使い切りましたが、この交代の際に投手を8番、捕手を9番とセオリーとは真逆の位置に入れています。セオリー通りに8番・捕手、9番・投手の順にしていれば、平田の後も2人野手が続き無理して勝負をかける必要性が下がるため、荒木コーチの判断が物議を醸すこともなかったのではと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 物議を醸した同戦だが、中日は翌8日から12日までの5試合で「1勝3敗1分」と負けが込み、最下位阪神とはゲーム差なしという状況に陥っている。一部からは「あの試合をきっかけにチームがおかしくなった」という声も挙がっているが、与田監督、荒木コーチら首脳陣はチームを復調させることができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2020年07月14日 15時40分
楽天、高梨雄平が巨人に電撃トレード!「濃い3年半でした」
東北楽天は14日、交換トレードにて、巨人から高田萌生投手を獲得し、高梨雄平投手の選手契約を譲渡することに合意したと発表した。偶然ながら双方の背番号は「53」で、新天地でも同じ番号を背負う予定。15日に高田の入団会見が行われる予定だ。 高田は、1998年7月4日生まれの22歳。岡山県出身の右腕で、身長は178cm、体重は83kg。球歴は、創志学園高~(2016年ドラフト5位)~読売ジャイアンツ~楽天イーグルスとなる。1軍には昨年まで3試合に登板しているが、白星はまだない。 高田は「三年半と短い期間でしたが、巨人ファンの皆様の声援がいつも励みになっていました。ファンの皆様のご期待に応えられず、残念な気持ちでいっぱいです。仙台でも野球選手として、全力で頑張りますので引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。 一方の高梨は、1992円7月13日生まれの28歳。埼玉県出身の右腕で、身長は175cm、体重は81kg。球歴は、川越東高~早稲田大学~(2016年ドラフト9位)~楽天イーグルス~読売ジャイアンツとなる。2017年40試合、2018年70試合、昨年は48試合に登板。防御率は1.03、2.44、2.30と中継ぎとして試合を壊さない役割をしっかりと果たしてきた。ホールドも3年間で「44」を記録。今シーズンはまだ一軍での登板はないが、巨人に移籍しても即戦力としての活躍が期待される。 高梨は「楽天イーグルスという球団、イーグルスファンの皆さん、仙台・東北という場所に感謝しています。箸にも棒にもかからない選手を獲ってもらって、たくさん投げさせてもらった濃い3年半でした。思い出は多すぎるのですが、ベンチからマウンドに行く時の声援、抑えた時の歓声というのは最高の時間でした。プロになる夢を叶えさせてもらって、優勝したかったですが、それはこのあとの野球人生で叶えられるように頑張っていきます。ジャイアンツに行って元気な姿をお見せするのが皆さんへの恩返しになると思っています。これからも応援よろしくお願いします」とコメント。 高梨、高田ともに新天地でさらなる飛躍を遂げることを期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月14日 11時45分
ヤクルトがイケメンベスト10を発表!1位は男女ともに山田哲人!
東京ヤクルトスワローズでは、開幕を記念して、~あなたの1票で順位が決まる~「みんなのイケメン総選挙」を実施していたが、その最終の集計が終わり、結果を発表した。<スワローズイケメンベスト10結果発表>【女性の部】1位山田哲人2位坂口智隆3位奥川恭伸4位荒木貴裕5位廣岡大志6位嶋基宏7位川端慎吾8位高橋奎二9位村上宗隆10位長谷川宙輝【男性の部】1位山田哲人2位奥川恭伸3位青木宣親4位村上宗隆5位坂口智隆6位川端慎吾7位田代将太郎8位西浦直亨9位石川雅規10位原樹理 今回の投票は、全選手に対応したグッズを購入したファンによる投票を集計したもの。6月19日のペナントレース開幕から今月8日まで投票が行われた。1位は女性投票、男性投票ともに山田哲人内野手が奪取。そして、ルーキーの奥川恭伸投手が男女ともにベスト3入りを果たしたのは、チームにとって明るい話題だろう。球団広報によると「ベスト10入りをした選手に関しては後日、特別グッズを販売する」という。 12日に兵庫・ほっともっとフィールド神戸で巨人を倒して、セ・リーグ首位となったヤクルトの快進撃はまだまだ止まりそうにない。優勝から遠ざかっているだけに、ベスト10入りを果たした選手たちがさらに発奮することをファンは願っている。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月14日 11時40分
矢野監督、藤浪一軍昇格に歯切れ悪く…本人は奮起も望み薄のワケ 昇格しても出番なし?
一軍昇格を懸けた今回の先発登板には、何かウラがあるのでは? 二軍調整中の阪神・藤浪晋太郎が7月14日のウエスタン・オリックス戦に先発する。その内容次第では一軍昇格もあり得るというのは既報通りだが、これまでとは少し様子が違う。「熱量」が伝わって来ないのだ。 「前回5日に好投し、『この調子なら』と前向きな声が出始めたんです。7、8イニング、100球前後を投げるのが必要条件だと聞いています」(在阪記者) 当の藤浪は前々日(12日)にブルペンで変化球を交え、約60球を投げ込み、「(昇格は)首脳陣の方の判断。意識しないっていうことはないですけど」と、“ちょっと控え目”。矢野燿大監督のコメントも意味シンだ。 「(1軍に)上げようっていう選択肢は十分になって来る」(13日) 昇格の選択肢? 額面通りなら、14日の登板は昇格テストではなく、一歩後退して、その内容・結果次第で考えるかもしれないという意味だが…。 この藤浪の調子が上向きになって来たのと前後して、一軍の投手事情も少し変わってきた。 「クローザーの藤川球児が右肩の不調で離脱し、当面はスアレスと岩崎優に代役をさせるつもり。中継ぎで好投してきた2人に9回の最後のマウンドを任せるとなれば、中継ぎ投手の頭数が足らなくなります」(プロ野球解説者) 藤浪の昇格テストに先立ち、矢野監督は伊藤和雄、馬場皐輔両投手の一軍昇格を決めている。両投手ともリリーフタイプであり、特に伊藤和は矢野監督が二軍指揮官だった2018年のファームのセーブ王だ。馬場に対しても、こんな情報が聞かれた。 「二軍選手の状態は一軍に報告されています。中でも、矢野監督が注視していたのは馬場でした。ここまで二軍戦1試合に投げ、無失点。リリーフタイプの島本、守屋の状況も詳しく聞き直していました」(前出・同) 12日に一軍合流したガンケルにも、意味シンな指示が出ていた。練習はリリーフ陣と一緒だったのだ。今さらだが、先発とリリーフは同じピッチャーでも、シーズン中の練習が大きく異なる。リリーフは試合に出る、あるいは、連投を前提に調整しているので、体のキレや疲労を残さないため、短時間での集中練習が一般的だが、先発は違う。次の登板日を見越してランニングや遠投だけ、キャッチボールの距離を変えるなど日によって、練習メニューが異なる。 先発要員として獲得したガンケルをリリーフで使うということは、「一軍の先発投手は飽和状態」。つまり、藤浪が帰って来る場所はないということだ。 「8月に入れば、9連戦が予定されています。6人の先発投手を『中6日』の等間隔で回すとしたら、9連戦の7試合目に先発投手がいません。そこで藤浪が出て来ることも考えられますが。6人の先発投手たちに『中5日で調整しろ』と事前に通達すれば、問題はありません」(球界関係者) 矢野監督がいつになく、回りくどいコメントを発した理由は、この辺にありそうだ。関係者によれば、藤浪はメンタル的に前向きな気持ちになっているそうだ。「好投しても、チーム事情で昇格は厳しい」と、ハッキリ言えなかったのだろう。仮に昇格したとしても、登板の機会はなさそうだ。いっそ、藤浪にリリーフをやらせてみるのはどうだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月13日 18時30分
エモやん「福留は怒ってるんじゃ」 阪神・大山の“謎盗塁”に苦言、岡田元監督も「絶対にやってはいけない」と一喝しファン共感
12日に行われた阪神対DeNAの一戦。この試合に「4番・三塁」でスタメン出場した阪神・大山悠輔のプレーが、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 同戦の大山は6回裏の第3打席で先制点となるタイムリーヒットを放つと、8回裏の第4打席では追加点となるタイムリーツーベース。初回の第1打席で放ったヒットを含め「4打数3安打・2打点」の活躍で、チームの「2-1」での勝利に大きく貢献した。 問題となっているのは、タイムリーツーベースを放った8回裏に飛び出たプレー。大山の一打で1点を取りなおも2死二塁という場面でボーアが打席に入ったが、DeNAベンチは申告敬遠を選択。2死一、二塁とさらにチャンスが広がったことを受け、阪神ベンチは福留孝介を代打に送りさらなる得点を狙った。 ところが、福留に初球が投じられた瞬間、二塁走者の大山は三塁への盗塁を敢行。一度はセーフになったが、リクエストの結果アウトに判定が覆り、広がったチャンスは一瞬でついえてしまった。 >>元ロッテ・里崎氏、阪神首脳陣に「大山を出そう」スタメン固定を提案、「よく言ってくれた」賛同の声相次ぐ<< 大山の三盗失敗を受け、複数の阪神OBが大手メディアの報道やテレビ番組などでコメントしている。元阪神監督で野球解説者の岡田彰布氏は、13日の『デイリースポーツ』(株式会社デイリースポーツ/電子版)の記事内で「絶対にチームとしてやってはいけないこと」、「チームとしての代打策だから、打者の勝負を最優先にしなければならない」と苦言を呈している。 元阪神で野球解説者の江本孟紀氏は、12日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に電話で生出演。番組内で「これ福留は怒ってるんじゃないか」、「あそこで三塁に走るっていうのはなかなか(ない)。いくら投手のフォームを盗んだ(見抜いた)といっても走ってはいけない(場面)」と、セオリーに反するプレーだったと指摘した。 大山の盗塁を受けては、ネット上にも「大山はよく打ってくれたけど、あの盗塁だけは本当に意味不明だった」、「大山の独断かベンチのサインかは分からないが、いずれにせよあの場面でやるべき作戦ではなかった」、「流れを自ら手放すボーンヘッドでしかない、現にその後1点返されたし」、「打撃は好調だったから、その分気持ちが前がかりになってしまったのかも」といった反応が多数寄せられている。 今回の大山のプレーについて、試合後の報道ではチームを率いる矢野燿大監督のコメントは特に伝えられていない。この点について一部ファンからは「勝敗に直結しかねないミスなんだから、報道を通じて一言釘を刺しておくべきなのでは?」、「ベンチからサインが出てたのかどうかだけでもいいから説明してほしい」といった不満が挙がっているが、矢野監督が今後言及することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月13日 17時30分
バースデーウィークにウイニングボールを2個プレゼント! DeNA・石川、“愛され続ける男”の人間力
7月10日、ベイスターズの石川雄洋の34回目の誕生日。ちょうどその日に行われた、ファームの平塚球場でのスワローズ戦に、1番・セカンドでスタメン出場した石川は、5回にセンター前ヒットを放つなどフル出場。ピンチにはピッチャーに声を掛け、ショートに入ったゴールデンルーキーの森敬斗にも指示を送るなど、ベテランらしい働きでチームの勝利に貢献。9回、進藤が最後のバッターを三振に取ってゲームセットとなり、マウンドにナインが集った際、ウイニングボールはそっと石川に渡された。はにかみながらボールをかざし、“エアハイタッチ”でみんなで勝利と祝い、同時に誕生日を祝われる姿は、まさにチームに愛される男を象徴していたシーンだった。 また一軍で、9日の敵地広島で先発を任された井納翔一も、登板前日に「10日が同級生の石川の誕生日なので、ウイニングボールをプレゼントできるように頑張る」と意気込んだ結果、6回を被安打4、1失点ピッチングで見事に今季2勝目を挙げる事に成功。井納は12日にTwitterで、約束通り石川にボールを渡し「これからもチームの為に頑張る」と共闘を誓っていた。 昨年の1000本安打を達成した際も、ヒーローインタビューで後輩の筒香嘉智からサプライズケーキがプレゼントされ、ナインが集まって記念撮影が行われた。現役のみならず、OB達からも「気遣いをスマートにできる。本当に凄い」と絶賛されるなど、愛されエピソードは枚挙に暇がない。 チームでは日本人野手最年長となっているが、昔から変わらぬスマートなスタイルと、キャップの後ろからなびく金髪、若々しいプレーからは34歳の年齢は全く感じさせない。現在一軍は好調な状況だが、これから稀に見る強行日程も予想される今シーズン。昨年、大型連敗に終止符を打つ貴重なホームランを放つなど、チームの雰囲気を変えることができる“特殊能力”を持つ石川は、どこかのタイミングで必ずその力が必要とされる日がやってくる。16年目にして新背番号42を背負う熱い男は、栄冠掴むその日の為に、太陽の下で淡々と爪を磨く。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月13日 16時30分
巨人・堀内元監督、制球難の澤村をバッサリ 「相手が打ってくれただけ」に賛否の声、原監督は「もうちょっとね」とため息?
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、12日に自身の公式ブログに投稿。ブログ内で展開した批判をきっかけに、ネット上の巨人ファンの間で議論が巻き起こっている。 巨人は同日の試合でヤクルトに「2-3」で敗れ、開幕から守ってきた首位の座をヤクルトに明け渡す結果に。今回の投稿で堀内氏は、複数選手の名前を挙げながら同戦について解説した。 賛否を呼んでいるのは、「2-3」と1点ビハインドの9回に登板した澤村拓一に向けての言葉。同戦の澤村は失点こそ0だったものの、四球・死球をそれぞれ1つずつ与えるなど制球難を露呈。この不安定な投球について、堀内氏は「無失点とは言え たまたま相手が打ってくれただけ」、「フォアボールにデッドボールと これ1点リードしてる試合だったらどうすんだろう…」と苦言を呈した。 >>巨人・澤村、原監督の“公開説教”で涙!「何年も同じ失敗してるくせに」進歩のない投球に呆れ声も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「本当にストライクが入らなすぎ、押し出し四球で失点してもおかしくない状態だった」、「僅差でこういう投球されたら信頼できない、守ってる野手陣も内心イライラしてるんじゃないか」、「接戦で使えるレベルじゃない、一度二軍で再調整した方がいい」といった澤村への批判が噴出している。 一方、「正守護神のデラロサが怪我でいないから、実績のある澤村に頑張ってもらうしかない」、「今シーズンは他球団の抑えも軒並み苦しんでるから、ある程度の不調は割り切って考えるべきでは?」、「抑え起用一発目の結果だけで見限るのは早すぎる、もう少し登板を重ねてから判断すべき」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「今シーズンの澤村は、開幕からここまで『防御率6.43・6四球・1死球』と制球難もあり低迷。2四球を与え敗戦投手となった1日のDeNA戦では、降板直後に原辰徳監督からベンチで説教され涙を流す場面もありました。澤村の制球難は今に始まった話ではないのですが、今シーズンは開幕延期で調整に狂いが生じた影響もあるのかより一層苦しんでいる印象です。ただ、澤村はプロ入りした2011年から昨シーズンまでにリリーフとして『74セーブ・50ホールド』といった数字を残し、2016年には最多セーブのタイトルを獲得してもいます。実績は十分なだけに、ここから復調する可能性は十分あると考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、原監督が「もうちょっとね」と不満をうかがわせるようなコメントを口にしたことが伝えられている澤村。次戦となる14日・対広島戦以降の試合で、ファンや首脳陣の信頼を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月13日 11時45分
「本当に監督がヘボい」日本ハム・栗山監督、誤算続きのチームにため息 リーグ最低クラスの貧打にも怒り心頭か
最下位、転落。栗山英樹監督がちょっと心配だ。 京セラドームで行われたオリックス戦に敗れ、北海道日本ハムファイターズが単独の最下位となってしまった(7月12日)。試合後、栗山監督はオリックス先発の山本由伸投手を指して、「プロ野球の中で素晴らしいと言われるピッチャーであるのは間違いない」と好投を認めながらも、「そのピッチャーを打てるようにレベルを上げないといけない」と言い放った。極めつけは最後のひと言。 「本当に、監督がヘボいのでそうなっている。しっかり、やりましょう」 この敗北は自分の責任と位置づける姿勢は、さすが。しかし、その口調は完全にキレていた。いや、選手個人の名前を挙げて非難しなかったのだから、理性は僅かに残っていたと見るべきだが、自虐的な発言はちょっと気になる。 「昨年オフ、栗山監督はチーム低迷の責任を取って退任の意向をフロントに伝えました。球団上層部が必死に慰留し、大事には至らなかったのですが」(ベテラン記者) 球団が慰留に努めた理由はいくつかある。若手育成、選手個々の力を伸ばそうとする采配が評価されたのだが、それだけではない。 「栗山監督の次は、侍ジャパンの指揮を取っている稲葉篤紀氏と目されています。その稲葉監督の代表指揮官としての任期は、『東京五輪終了まで』でした。何事もなければ、2020年夏に稲葉代表監督はフリーとなり、ファイターズの成績に関係なく、オフに栗山監督とバトンタッチすると予想されていたのですが」(前出・同) 新型コロナウイルス禍で、色々と事情が変わってきた。今後、どうなるかは本当に分からないが、予定通りに行けば、東京五輪は21年夏。稲葉監督の任期も自動的に1年延長となった。つまり、栗山監督には稲葉代表監督が“フリー”になり、21年シーズンまでチームを指揮してもらわなければならないのだ。 「エースの有原に勝ち星がつかなかったり、急成長した野村佑希が故障離脱、大田泰示、王柏融の打撃が今年はイマイチです」(プロ野球解説者) 栗山監督が憤怒した試合だが、その大田や渡邉諒などスタメン野手4人を下げる新オーダーで臨んでいる。代わって出場した選手たちも期待に応えられなかった。同日先発のルーキー・河野竜生も力投したが、プロ初勝利とはいかなかった。今はジッと耐える時なのかもしれないが、120試合しかない今季、長期連敗なんてことになれば、取り返しがつかないだろう。 「前日(11日)、清宮が9回に代打出場し、2ランを放ちました。4点ビハインドの場面だったので、『明日につながる本塁打』とはなりませんでした」(前出・ベテラン記者) まだ21試合を終えたところだが、日本ハム打線のチーム打率、総安打数、本塁打、打点、盗塁はリーグワースト(本塁打のみ千葉ロッテと同数)。三振の数が167と多いのも気になる。打撃陣の不振が敗因であり、栗山監督が負う責任ではない。打撃担当はヘッドコーチ格で迎えられた小笠原道大コーチだ。 「小笠原コーチは清宮の教育に適任と思われていました。同じ左バッターで大砲タイプなので、フロント主導で招聘されました」(球界関係者) 栗山監督は早急にチームを建て直すため、コーチスタッフと話し合いをするべきだろう。でないと、稲葉監督が侍ジャパンと日本ハムの指揮を兼務することにもなりかねない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月13日 11時00分
オリックス3連勝で最下位脱出!2カード連続勝ち越しに西村監督「まずは5割」
オリックスが北海道日本ハムとの6連戦を4勝1敗1分けの成績で終えて、埼玉西武との6連戦に引き続き、カード連続で勝ち越し。最下位を脱出した。<オリックス戦績 7.7〜7.12>対 北海道日本ハム(大阪・京セラドーム大阪)▽7月7日○オリックス(アルバース)7-1(杉浦)北海道日本ハム●▽7月8日●オリックス(鈴木優)4-10(マルティネス)北海道日本ハム○▽7月9日△オリックス(山崎福)4-4(バーヘイゲン)北海道日本ハム△▽7月10日○オリックス(榊原)4×-3(有原)北海道日本ハム●▽7月11日○オリックス(田嶋)5-3(金子)北海道日本ハム●▽7月12日○オリックス(山本)2-1(河野)北海道日本ハム●※オリックス4勝1敗1分。通算戦績は21試合8勝11敗2分、リーグ5位。※カッコ内は先発 先発ピッチャーに勝ち星が付いたのは、アルバースとエースの山本由伸だけだったが、この日本ハム6連戦では、不安定だった増井浩俊、クローザーのディクソンの球にキレが戻り、ストライクとボールがハッキリしなくなってきたため、三振を奪えるようになったのが大きいだろう。中継ぎ陣に関しては、まだ「安定」とまでは言えないが、先発陣が100球前後投げられるようになり、中継ぎ陣もよく踏ん張っているように見える。 打線も繋がりが出てきており、やはり吉田正尚、ジョーンズ、T-岡田、ロドリゲスと続く中軸は相手チームにとって脅威。若月健矢、安達了一も好調をキープし、大城滉二にも当たりが出てきたことで、この6連戦中5試合は、4点以上得点している。西村徳文監督は「投打が噛み合ってきた」と手応えを口にしていたが、2カード連続の勝ち越しはチームにとって自信と勢いをもたらせたのは言うまでもない。 「あまり焦っても良くないですから、まずは5割に戻したい」 首位の楽天とは4ゲーム差まで迫っているが、「まだ21試合。順位は5割に戻してから」と西村監督は直近の目標を現在「3」となっている借金を返済することを目指すとしている。14日からは、福岡ソフトバンクを大阪・京セラドーム大阪に迎えての6連戦が控えている。この6連戦で借金を返済出来れば、4位のソフトバンクと入れ替わるだけに、ここは一気に突っ走りたいところ。 有観客試合が再開してから3試合負けなしのオリックス。さらなる巻き返しに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月12日 17時00分
元ロッテ・ジャクソンの逮捕で話題、お騒がせ助っ人の“実弾所持” 逮捕は一度だけでは無かった?
広島(2016-2018)、ブルワーズ(2019)を経て今シーズンからロッテに入団するも、7月9日に突如自主退団し波紋を広げていた助っ人投手・ジャクソン。同月10日、そのジャクソンが自宅で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕され球界に衝撃が走った。 報道によると、ジャクソンが薬物を使用していると情報提供を受けた広島県警が同月7日に千葉市内の自宅を捜索したところ、液体状の大麻が入った容器数本を発見。その後同月10日未明に、広島市内でジャクソンを逮捕したと伝えられている。 >>元ロッテ・ジャクソン、広島県警による逮捕で憶測呼ぶ「保釈金集めようとしてた?」不自然なクラファンにも疑問の声<< 今シーズン「7試合・3ホールド1セーブ・防御率3.86」といった数字を残していた助っ人の逮捕劇を受け、ネット上にも多くのファンから驚きや悲しみの声が寄せられた。一部では、「ナバーロが逮捕された時を思い出した」、「ナバーロ以来の衝撃だ、今回の方が大事だけど」といったコメントも上がっている。 名前が挙げられている「ナバーロ」は、2016年にロッテでプレーした助っ人打者。82試合出場で「.217・10本・44打点」と低打率ながら2ケタ本塁打をクリアした選手だが、同年の開幕前に逮捕され騒ぎとなった選手でもある。 前年に韓国・KBOで48本塁打をマークした実績を引っ提げ、2016年1月にロッテに入団したナバーロ。2月3日付で支配下登録されると、同月20、21日のオープン戦で2試合連続本塁打を放つなどさっそく期待通りの打撃を披露していた。 ところが、ナバーロは21日夜にチームの移動のため那覇空港で手荷物検査を受けたところ、バッグの中に拳銃の実弾を1発(後の取り調べで2発と判明)所持していたことが発覚。そのため、銃刀法違反の疑いにより、沖縄県警に現行犯逮捕されてしまった。 逮捕されたナバーロは県警豊見城署で取り調べを受けた後、23日に那覇地方検察庁に送致され同日夜に処分保留で釈放される。当時の報道では実弾を所持していた理由について、「母国ドミニカでは実弾所持は合法(国の許可があれば)で、本国の自宅にあった実弾がバッグに入っていたのに気付かなかった」と故意ではないと供述したことが伝えられた。 この訴えが認められたのか、ナバーロは同年3月22日に不起訴処分に。だが、事態を重く見たロッテは不起訴処分が出る前の2月29日、ナバーロに対し「2016年3月中のすべての試合の出場停止、パシフィック・リーグおよびイースタン・リーグ公式戦開幕より各々4週間における出場停止、制裁金50万円」という厳しい処分を決定。また、複数の球団幹部にも厳重注意や減給処分が下された。 処分を受けたナバーロは、同年4月23日・オリックス戦でようやく来日初の一軍出場を果たす。ただ、予期せぬアクシデントで調子が狂ってしまったのか、思うような成績は残せず同年限りで退団となった。 退団後のナバーロは母国ドミニカやメキシコのリーグで今もプレーを続けていることが伝えられている。なお、この間の2018年5月にはドミニカ国内で銃器の不法所持で逮捕されたことが報じられたが、この件でどのような処分を受けたかは定かではない。 ナバーロの一件から4年の時を経て、再び起こってしまったロッテ助っ人の逮捕。ジャクソンは取り調べに対し「何も話したくない」と話していることが伝えられているが、衝撃の逮捕劇の真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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