プロ野球
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スポーツ 2020年08月18日 17時30分
ロッテ2005年日本一ユニフォーム復刻!8.22の始球式は村田兆治氏
千葉ロッテマリーンズは10月2〜4日の埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム)で「2005年誠ユニホーム」を先着5000人に配布すると発表した(ビジター外野応援指定席を除く)。 Lゲートを除く全ゲートで、開場と同時に配布を開始する(開場時間は未定)。誠ユニホームはマリーンズが日本一に輝いた2005年シーズンにおいてホームユニフォームの一つとして着用していた。なお、10月2〜4日は球団設立70周年を記念して日本一に輝いた4度のシーズンに焦点を当てる企画「70周年チャンピオンシリーズ」の一環として、2005年の日本一に関連したイベントを開催する。 イベントの詳細は後日発表されるが、人気が高かっただけに、ファンからの反響は大きい。 千葉ロッテマリーンズ広報室は「誠ユニホームはファンの間でも思い出深いユニホームの一つだと思います。ネーミングはファンから募集する形で決めました。また当時はピンストライプか誠ユニホームか黒パンツの侍ユニホームのどれをゲームで着るのかは当日の先発投手が決めていました。日本一に輝いた年ということもあり、とても懐かしく思い出深いユニホームです。ぜひご来場いただき懐かしの誠ユニホームをゲットしてください」としている。 現在のスタッフにとっても思い入れは強いだけに、イベントに期待したい。 またロッテは8月22日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリン、17:00試合開始)の始球式を1974年ロッテオリオンズ日本シリーズ優勝時の胴上げ投手・村田兆治氏が務めると発表した。 こちらは「70周年チャンピオンシリーズ」から、1974年の日本一にスポットを当てるイベント。村田氏による始球式の他にも、試合前イベントとして1974年当時のメンバーである村田、有藤通世、山崎裕之、木樽正明の4氏による1974年日本一ペナントのお披露目セレモニーを開催。8回裏マリーンズの攻撃前に当時「ラッキー8」として使用していた「ロッテ親衛隊のうた」の場内演奏、1974年ロッテオリオンズユニフォームの来場者プレゼント等の関連イベントも行う。 村田氏は「1974年、ロッテ球団として初の日本一を達成してから46年が経ちました。ファンの皆さんに支えていただきながら毎日、チームのためにとにかくガムシャラに、必死にプレーしていたことを昨日のことのように覚えています。今はこのような状況ですが、球場にお越しいただけるファンの皆さん、画面を通してプロ野球を楽しんでおられるファンの皆さんに元気を与えられるような球を投げ込みたいと思います」とコメントを寄せた。 現役を引退してからも球威あるボールをたびたび始球式で投げ込んでいた村田氏が、70歳になった2020年にどんなピッチングを披露するのか注目したい。(どら増田 / 画像は球団提供)
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スポーツ 2020年08月18日 17時10分
巨人・畠の敗戦の原因をズバリ指摘 「ここは工夫の余地あり」堀内元監督が失点シーンで気付いた問題点とは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、17日に自身のブログに投稿。巨人の先発右腕で26歳の畠世周について言及した。 畠は16日に行われた対中日戦に先発したが、「0-0」と両軍無得点の2回表に1点、「1-1」と同点の5回表に3点を失い「6回4失点・被安打6」で降板。その後点差は変わらず「1-4」でチームは敗れ、畠には今シーズン2敗目が記録されている。 同戦の畠の投球について、堀内氏は「課題は『セットポジション』だな」と断言。「セットになるとスピードが落ちてコントロール 特に変化球が甘くなる」と、走者を置いた場面では不安定な投球が見受けられると主張した。 堀内氏は続けて、「その理由として 畠は今シーズンからバックスイングを変えてきてる」と、投球時の利き腕の使い方が変わっていると指摘。堀内氏によると、昨シーズンまでの畠は「右腕を後ろに引きぎみにしてから投げていた」というが、今シーズンは「右腕を右足の膝の上あたりに 真下に下ろすように修正してきた」という。 ただ、従来の“引いて投げる”とは違い“下ろして引いて投げる”と動作を1つ増やしたため、「腕が体に追いついていかない。つまりタイミングが合ってない」、「だからボールが高めにいっちゃう」と堀内氏は解説。その上で、「試合の7割はセットポジションで投げることを考えると ここは工夫の余地ありだね」と、腕をスムーズに動かせるように取り組むべきと語っていた。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 今回の投稿を受け、ネット上には「確かに中日戦の失点はどれも甘いコースにいった変化球を打たれてたな」、「被打率見たらランナーがいる状態だと急激に悪化してるのか」、「それまで良かったのに突如豹変して数失点って感じになったのはこれが原因なのかな」、「セット時の投球が課題って言うのは桑田(真澄)もテレビ解説で言ってたな」といった反応が多数寄せられている。 「2016年のドラフト2位で巨人に入団した畠は、プロ1年目の2017年に6勝を挙げるもその後は昨シーズンまで2勝、0勝と低迷。復調を期す今シーズンは杉内俊哉二軍投手コーチのアドバイスの下、余計な力みをなくすために腕を下げた新投球フォームを取り入れています。ただ、今シーズンの被打率を見ると走者なしの場面では『.122』と1割台前半の数字である一方、走者を置いた場面では『.417』と約3割も数字が跳ね上がっています。こうしたデータからも、ランナーを置いた場面の投球に課題があることは明白。今後はブルペン等でランナーありの状況を想定して投げ込みをし、スムーズな腕の動かし方を自分の身体に染み込ませることが必要なのではないでしょうか」(野球ライター) 16日の試合後には、原辰徳監督が「一級品のボールにはなっている。ただ本番に弱い」と苦言を呈したことも伝えられている畠。次回登板は22日の対広島戦とみられているが、同戦では粘りの投球を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年08月18日 11時45分
西武・内海が低迷脱出のキーマンに?「若手にかまっている余裕はない」シーズン前に示した覚悟とは
埼玉西武・内海哲也投手が8月22日のオリックス戦に先発する。昨季は相次ぐ故障で一軍登板はナシ、再起をめざすベテランにようやくチャンスが巡って来たようだ。 「若手がちょっとパッとしないところがあるので、ベテランに頑張ってもらいたい」(西口文也投手コーチ/8月17日談) チーム防御率4・63はリーグワースト(同時点)。昨季までは打線の勢いで投手難をカバーしていたが、今季は空回りしている感もある。売り出し中の豪腕リリーバー・平良海馬など新しい戦力も育ちつつあるが、先発投手が早いイニングで降板し、救援陣も粘り切れない試合も少なくない。内海が好投すれば、下位に低迷するチームの雰囲気も一変できるのだが…。 「ファームのロッテ戦で好投しました(7月21日)。次の日本ハム戦ではイマイチでしたが、本人は修正ポイントも分かっています。調子が悪ければ悪いなりにまとめてくることもできるので、首脳陣は『救世主』として期待しています」(関係者) 今季の内海だが、当然、一軍登板ナシに終わった屈辱を晴らそうと強い思いを秘めていた。1月の自主トレだが、内海と言えば、たくさんの後輩投手、それも他球団の若手まで従えていた。そこでトレーニング理論やピッチングの極意を伝授していたのだが、「若手にかまっている余裕はない。ゴメン」と言って、異例の“孤独練習”を選んだ。 「投球に往年のスピードはありません。巨人時代の最後はバッターのタイミングを外すなどし、駆け引きや変化球のキレで勝負していました」(スポーツ紙記者) しかし、前出の関係者によれば、西武に来て、そのピッチングスタイルが少し変わったという。変化球で逃げるのではなく、「攻める」ようになったそうだ。 >>西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動<< 投球理論の詳細はともかく、こんな情報も聞かれた。 「投球練習の際、『ブルペン捕手を座らせて』という表現がよく使われます。メディアだけではなく、そう話す現役ピッチャーも少なくありません。内海はその表現を嫌います。『座ってもらって』『構えてもらい』と言います」(プロ野球解説者) ベテランの野球人生によるものだろう。プロ野球選手として好調な時ばかりではない。長期離脱を経験した者は、周囲に支えられてきたことを知っている。その有り難さ、感謝が「座らせて」という“上から目線”の言葉を嫌うのだろう。 「早朝、少年野球をするご子息を連れ出して一緒に練習しているとも聞いています」(前出・スポーツ紙記者) 西武投手陣には甲子園での優勝など輝かしい実績を持った若手も多い。彼らが伸び悩んでいる理由は故障だけではない。オリックスの強力打線に、内海はどう立ち向かっていくのか。内海の野球に取り組む姿勢を学べば、チーム低迷の脱出方法も見えてくるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月18日 11時00分
オリックス12試合で2勝しか出来ず…借金「14」深刻な先発不足
オリックスにとって、今年も鬼門の夏がやって来た。7月は13勝11敗3分と勝ち越したが、梅雨が明け本格的な夏に突入した8月はここまで2勝10敗1分と大苦戦。苦手な千葉ロッテ、福岡ソフトバンクとの同一カード6連戦が続いたのも痛かった。ロッテ戦では、先発ピッチャーが3選手も登録を抹消されており、ソフトバンク戦では、15日の試合に先発ピッチャーが足りないことから、吉田一将を3イニング限定の先発に起用し、ブルペンデーで繋いでいる。<オリックス戦績 8.4〜8.16>対千葉ロッテマリーンズ 大阪・京セラドーム大阪▼8月4日△オリックス(山本)5-5(美馬)千葉ロッテ△▼8月5日●オリックス(鈴木優)1-12(小島)千葉ロッテ○▼8月6日○オリックス(山崎福)3-1(岩下)千葉ロッテ●▼8月7日●オリックス(榊原)3-6(石川)千葉ロッテ○▼8月8日●オリックス(K-鈴木)3-9(二木)千葉ロッテ○▼8月9日●オリックス(アルバース)0-4(中村稔)千葉ロッテ○※オリックス1勝4敗1分対福岡ソフトバンクホークス 福岡・福岡PayPayドーム▼8月11日●オリックス(山本)7-8(千賀)福岡ソフトバンク○▼8月12日●オリックス(田嶋)0-6(和田)福岡ソフトバンク○▼8月13日●オリックス(張)1-3(大竹)福岡ソフトバンク○▼8月14日●オリックス(山崎福)1-4(東浜)福岡ソフトバンク○▼8月15日○オリックス(吉田一)8-2(二保)福岡ソフトバンク●▼8月16日●オリックス(アルバース)2-6(石川)福岡ソフトバンク○※オリックス1勝5敗※(カッコ)内は先発投手※通算戦績は50試合16勝30敗4分。首位と11.5ゲーム差の最下位。 チームは7連敗と大型連敗を喫したこともあり、借金は「14」に膨らむと、首位ソフトバンクとのゲーム差は11.5ゲーム、5位の埼玉西武にも4ゲーム差をつけられてしまい最下位を独走しかけている。18日からは京セラドームでその西武との6連戦が行われるが、ここで引き離されるようなことだけはあってはならない。「あと1本」が出ない打線も深刻だが、最も深刻なのは、先発ピッチャーの駒が足りていないことである。山岡泰輔がファームで登板し始めているが、本調子にはもう少し時間がかかりそう。焦ってまた怪我をしたら本末転倒なだけに、ここは我慢するしかないだろう。 まずはエース山本由伸が先発をする18日のゲームを、全力に取りに行く姿勢が大切ではないだろうか。同一カード6連戦もこの西武戦で終わるだけに、エースが投げる試合は必ず勝って勢いをつけて、連勝する以外に浮上する道はない。崖っぷちからの巻き返しを信じているファンの為にも、オリックスの底力を見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月17日 20時30分
ロッテ・田村、お立ち台での発言に「余計なこと言い過ぎ」 ファンが危惧する不吉なジンクス、歴史的連敗に繋がったケースも
16日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。同戦に「8番・捕手」でスタメン出場したロッテ・田村龍弘の発言が物議を醸している。 田村は、2回裏の第1打席から6回裏の第3打席までノーヒットと振るわず。だが、8回裏2死二塁で迎えた第4打席で日本ハムの5番手・宮西尚生から決勝のタイムリーツーベースを放ち、チームを「6-5」の勝利に導いた。 試合後にヒーローインタビューに臨んだ田村は、その場で「来週は(首位の)ホークス戦なので全勝したいと思います」と発言。18日から23日まで行われる対ソフトバンク6連戦で全て勝利を収めることを宣言した。 >>ロッテ8.23マリンフェスタでユニホーム配布、広報室「当日もお楽しみに」<< 田村の発言を受け、ネット上には「よくぞ言ってくれた、チーム一丸となってソフトバンクを首位から引きずり下ろしてくれ」、「ソフトバンクとは相性いいし、6連勝は十分あり得るぞ」といった賛同の声が挙がったが、同時に「首位相手に6連勝宣言はなめすぎだろ、逆にコテンパンにやり返してやれ」、「さすがに調子乗り過ぎ、ソフトバンクは初戦でいきなり望みを断ち切ってほしい」といった反発も寄せられるなど賛否両論となっている。 一方、「変なフラグを立てるなよ、『次のホークス戦も頑張ります』ぐらいでよかっただろ」、「全勝するとか余計なこと言い過ぎ、真逆の結果にならなければいいが…」、「新庄の二の舞になりそうで怖い、逆に大型連敗とかなったら今シーズン終戦だぞ」といったコメントも複数見受けられた。 「田村が所属するロッテは昨シーズン17勝8敗とソフトバンクを圧倒し、今シーズンも2勝1敗と勝ち越しています。球団間の相性を考えると、6連勝も決してあり得ない話ではないでしょう。ただ、球界ではお立ち台で『勝つ』、『連勝する』といった景気のいい言葉を口にすると、翌日以降の試合が逆の結果になるという不吉なジンクスがあります。最も有名な例が1999年の阪神で、同年9月10日の巨人戦後に新庄剛志が『明日も勝つ!』と宣言してから、同月28日の対広島戦まで球団ワーストタイ記録となる12連敗を喫しています。こうした過去のケースを踏まえ、田村の発言が良くない結果をもたらすのではと危惧しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 16日終了時点で首位ソフトバンクと2ゲーム差の3位ロッテは、仮に全勝なら逆に4ゲーム差をつける計算になる。今後の優勝争いを考えるとできれば1つも落としたくないところだが、18日から始まる6連戦はどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月17日 18時30分
大谷より先に“二刀流”に挑戦? 当時のコーチは「殿堂入りしてた」と主張、元巨人・斎藤氏が明かした秘話に驚きの声
元大洋・横浜で野球解説者の高木豊氏が16日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏がゲスト出演。現役時代の秘話を明かした。 プロ1年目の1983年シーズン序盤にサイドスローに転向し、その後2001年シーズン限りで引退するまでに通算180勝をマークした斎藤氏。今回の動画ではサイドスロー転向を巡るエピソードを明かした。 >>コーチ指令に「ちょっと無視だ」 実はあまり投げたくなかった? 元巨人・斎藤氏が『10.8決戦』の裏話を告白<< 1982年のドラフトで1位指名を受け巨人に入団した当時18歳の斎藤氏。プロ入り当初はオーバースローだったというが、翌1983年4月に二軍で2試合ほど登板したところ、どちらの試合でも低めの球が伸びないところを狙われ打ち込まれてしまったという。 すると、二軍首脳陣の中で斎藤氏を投手から野手に転向させる構想が浮上。特に当時二軍守備・走塁コーチを務めていた須藤豊氏は斎藤氏の打撃センス、内野守備のうまさを買い「野手にしろ」と強く主張していたというが、中村稔一軍投手コーチも「いや、あいつは投手だ」と譲らず。そのため、斎藤氏は「一時期僕は2つ練習してた。打撃練習も投球練習もどっちもやらされていた」という。 今から30年以上前にエンゼルス・大谷翔平ばりの“二刀流”に取り組んだ斎藤氏だが、高卒1年目でまだ体力が十分ではなかったことやドラフト1位投手というプライドもあり「嫌で嫌でしょうがなかった」とのこと。そんな中、二軍での打撃練習中にふてくされた態度を見せ二軍首脳陣に怒られたことをきっかけに、一軍の藤田元司監督に投手・野手どちらでいくのか決めてもらおうという話になったという。 その後、シーズン真っただ中の5月、実際に藤田監督が二軍に視察に訪れたというが、斎藤氏の投球を見た藤田監督は「もうちょっと腕を下げて投げてごらん」と一言だけアドバイス。その言葉に従って投げるとカーブが自分でも驚くほど曲がったことから、斎藤氏は即座にサイドスロー転向を決意したという。 その後シーズン終盤の9月まで二軍戦には登板せずにひたすら練習を重ね、この間に野手転向の話も自然消滅したという斎藤氏。翌1984年に一軍でプロ初勝利を含む4勝を挙げると、1985年には12勝をマーク。その後1986年から1988年の3年間は計13勝と一時は伸び悩むも、1989年から現役を引退する2001年までに沢村賞を3度(1989,1995-1996/プロ野球最多タイ記録)獲得するなど投手として大成している。 今回の動画を受け、ネット上には「1980年代前半に二刀流に挑戦してたのは知らなかった、大谷より30年も早いぞ」、「須藤コーチは『斎藤は遊撃で名球会入れる』って相当評価してた気がする」、「18歳で二刀流は体力的にしんどいだろうな、予期せぬ故障を負う可能性もある訳だし」、「藤田監督の言葉がなかったらどうなってたんだろう、案外野手の方でも活躍してたりして」などといった反応が多数寄せられている。 斎藤氏の野手転向を強く推した須藤コーチは、後に「藤田監督がサイドスローで投げさせなかったら、(斎藤氏は)遊撃手として2000本安打を達成して殿堂入りしてたと思う」と語っている。投手としてはまぎれもない名選手である斎藤氏だが、もしかすると野手でも後世に名を残すような選手になっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年08月17日 17時30分
DeNA、今年の「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」は初のタイガース戦! テーマの“Supernova”のような爆発で街を元気に
ベイスターズが主催する夏の恒例イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2020 Supported by 横浜銀行」が、9月8日から10日のタイガース戦で開催される。選手、コーチ陣が着用し、ファンにも配布されるユニフォームは、ボディに横浜ブルーを採用し、昨年同様左胸にビジターキャップでも使用されている“Y”のロゴを単体で配する。そのロゴから白線が放射線状に伸びるデザインは、背面の背番号も同様となっており、昨年の“宇宙への航海”を踏襲した今年のテーマでもある“Supernova”に則った、力強さと新たな星が生まれる瞬間の超新星爆発をイメージしている。 みなとみらい地区にある、よこはまコスモワールドで行われた発表会でモデルとして登場した左のエース・今永昇太投手は「スタイリッシュで力強い。昨年同様、宇宙をモチーフしていてとても気に入ってます。新型コロナウイルスにより様々な規制がある中ですが、横浜の街にパワーを届けたいと思います!」と誓い、右のエースに成長した平良拳太郎投手は「YOKOHAMA の“Y”を中心に拡散されている白線に、何か新しいものが生まれるイメージを感じました。また、スローガンの“New generation is HERE.”にもマッチしているなと思いました」と笑顔でコメントを残した。 今年で9年目を迎えるが、これまでドラゴンズ戦3回、スワローズ戦3回、ジャイアンツ戦2回となっており、タイガースとは初めてのマッチアップとなる。今までのSTAR NIGHTでの通算成績は9勝13敗1引き分けで、4つの負け越しとなっているが、初年度と2年目は全敗し3年目の初戦まで7連敗スタートしたことを鑑みれば、そこそこの戦いをしている。 今年は、ラミレス政権になってからは特に苦手のタイガースを夏の一大イベントで退治し、『一人ひとりが星のように輝いてチームも、街も、元気になるそんな場所をみんなで作りたい』という想いを是非とも叶えてもらいたい。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年08月17日 15時30分
広島・堂林は「たいした不調じゃない」? 元中日・谷沢氏の見解に賛否、「二軍で休ませるべき」と反論の声も
元中日で野球解説者の谷沢健一氏が、16日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。広島・堂林翔太について言及した。 堂林は同日に行われた阪神戦に「6番・三塁」でスタメン出場したが、「4打数ノーヒット・1三振・1併殺」と全く打つことができず。同戦を含め14打席連続ノーヒットとスランプに陥っており、打率も「.302」と3割陥落の危機に瀕している。 番組内で同戦について解説した谷沢氏は、堂林について「たいした不調じゃないと思う。14(打席)くらいだったら」と断言。長らくヒットが出ていない現状をそこまで心配する必要はないのではと主張した。 谷沢氏は続けて、「(今までは)半速球や変化球をうまく打っていたが、(相手バッテリーの配球が)速い球種に変わってきている。それで打ち損じている」と発言。堂林はこれまで遅いボールを右翼方向にうまく打ち返していたが、他球団の研究が進み速いボールで攻められていることが不振の原因ではないかと指摘した。 現在の堂林は打席内での構えにも力みが見受けられるという谷沢氏。「もう少しゆったり構えて、コースに応じて素直に打ち分ける(ことが大事)」と、力を入れ過ぎずに余裕を持って構えることが不振脱却につながるのではと語っていた。 >>広島、“昭和式育成”に原点回帰? 山本・衣笠を生んだ猛練習、時代に逆行も既に成果アリか<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かに外よりの球をうまく流せなくなってきてる印象はある」、「今年は久々に一軍で多く試合に出てるから疲れも溜まってるのかな」、「打率2割台がやっとだったここ数年に比べたらまだマシだから、あまり気負わずに頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「首位打者から3割陥落寸前はたいした不調だろ」、「8月は得点圏打率も0割だし、全然楽観視できる状況ではないのでは?」、「今のままだとチームにとっても個人にとっても致命傷になりかねない、潔く二軍で休ませるべき」といった反発も複数見受けられた。 「今シーズンの堂林は開幕から一時4割を超えるほどのハイペースでヒットを量産し、7月終了時点でも打率『.358』でセ・リーグ打率ランキングトップでした。しかし、8月は16日の試合を含め「.152」と絶不調で、通算打率も一気に5分以上落としています。好調といえる時期がほとんどなく、3割はおろか2割中盤にも届かなかったここ3シーズンと比べるとまだ良い数字をキープしているという見方もできますが、こうしたデータを見ても今の堂林がスランプに陥っていることは明白です。この状況を『たいした不調じゃない』と楽観視する谷沢氏に疑問を抱いたファンも少なからずいたようですね」(野球ライター) 16日の試合後には、広島・朝山東洋打撃コーチも「体のねじりが多い」と心配を募らせていることが伝えられている堂林。一部からは「ここまでの活躍はただの確変だった」という厳しい声も出始めているが、今後の試合で評価を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月17日 14時45分
VR“バーチャルハマスタ”で「新時代の観戦体験」を! DeNAとauのタッグで拡がる新様式のプロ野球観戦
11日、横浜DeNAベイスターズとKDDIは、8月4日に発表した「バーチャルハマスタ」に関する「オンライン説明会」を開催。更にこの日のタイガース戦で、無料トライアルを実施した。 >>全ての画像を見る<< 「バーチャルハマスタ」とは、スマートフォンやパソコン、VRデバイスを利用してバーチャル空間にもう1つの横浜スタジアムの一部を構築。オリジナルアバターを使いながら、「バーチャルハマスタ」内を自由に歩き回れるほか、試合の状況に合わせた演出などにより、多くのファンと一緒に実際の球場で応援するような“次世代型観戦”を楽しめる。 説明会では、横浜DeNAベイスターズ ブランド統括本部長 林裕幸氏とKDDI 株式会社 パーソナル事業本部サービス統括本部5G・xRサービス戦略部長 繁田光平氏が登壇し、コンセプトのアウトラインを解説した。 林氏はコロナ禍において、「満員の観客の熱気や熱狂は不可」となり、「バーチャルでアバターなどによる新時代の観戦体験」を模索。5Gの基地局設置が完了している横浜スタジアムの「ファーストスタジアム構想」と相まって企画が実現した。繁田氏は「国内初、ひょっとしたら世界初」のプロジェクトに、「現地と同期を取りながら、熱気を集めて応援」できる環境にこだわったと明かした。 特徴は外周やエントランス、コンコースをリアルに再現する事で、本当にハマスタにいるようなワクワク感を得られる。その後、スタンドへ続く通路に差し掛かると、いきなりベンチへワープし、そのままグラウンドに出られる有り得なさのギャップがポイント。見やすい場所を探しながら、巨大スターマンや巨大今永など、VRならではのド派手演出も楽しめ、ヒットやホームランの際は花火が打ち上がり、今はハマスタでは自粛を強いられている7回の「スタージェット飛ばし」や「ヤスアキジャンプ」も可能だ。 トライアルでは、延べ人数として約30,000人が参加。担当者も「今回の無料トライアルで予定していた取り組みは全て実施することができ、想定以上のお客様が参加していただけたことは非常に良かった」と満足気なコメントを発表した。 「コロナが収まっても限定的で、球場に来れない方もいる。他の選択肢としてバーチャルハマスタがあれば」とし、将来的には「入場料やアバターへの課金、スポンサードなど」で収益化も念頭に入れる。めざすは現地観戦、テレビ観戦に次ぐ「第3の観戦スタイルの確立」だ。コロナの影響でプロスポーツ界にも激震が走っている昨今に、時代にマッチした「バーチャルハマスタ」。新時代のプロ野球を観戦する形は、最新テクノロジーによって、より遊び心溢れるものになっていきそうだ。取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年08月17日 12時10分
ノーヒットノーランのはノーラン・ライアンが起源? 張本氏の持論に視聴者猛ツッコミ
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がノーヒットノーランの起源について持論を展開。その内容が「間違っているのではないか」と物議を醸している。 番組では、15日の横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズ戦で、先発の「ライアン」の愛称がつけられているヤクルト・小川泰弘投手がノーヒットノーランを達成した様子を紹介する。 >>張本氏、メジャー初ホームランの筒香に苦言「右中間に打たなきゃダメ」 ファンから「素直に褒めて」批判も<< これを見たゲストの元中日ドラゴンズ・立浪和義氏は「浮き上がってくる直球が復活した」「エラーがあったんですけど、それでも崩れることなくノーヒットノーランですから、今年は制球・球のキレ。素晴らしいですね」と称賛した。 立浪氏のコメントを聞いた関口宏は「ノーラン小川といいますか、ライアン小川ね」と愛称とノーヒットノーランを若干混同してしまう。続けて、コメントを求められた張本氏は「いやーすごい記録ですね。今はもう80%バッター有利の時期に、0で抑えるというのは大変なんですよね」と小川を褒め称える。 同氏は続けて、「日本では82人目ですが、あのノーランというのはアメリカのノーラン・ライアンの名前を取ってノーヒットノーランと名前付けてるんです。ノーランは7回も行ってるんでしょ。どちらにしてもすごい記録ですよ、ほんと」と持論を展開した。 小川は創価大学時代から高く足を上げるフォームが特徴で、これはアメリカの大投手ノーラン・ライアン(Nolan Ryan)に薫陶を受けたもの。その影響もあり、ファンからは「ライアン」と呼ばれている。どうやら、張本氏はこのニックネームの起源とノーヒットノーラン(no-hit, no-run)を混同した様子。それだけに、視聴者からは「ノーヒットノーランとは、失点をしていないことでは?」「小川を褒めてくれたのは嬉しいけど、ノーランの意味は違うよ」「『サンデーモーニング』は普段安倍政権の失言や失態を嬉々と叩いている番組。それが自身の失態に甘いのでは話にならない」と批判が相次ぐことになった。 人間誰しも間違いはあるもので、張本氏もうっかりしていたものと思われる。それは致し方ない部分もあるが、普段政府を厳しく批判している同番組だけに、訂正は必要だったと言わざるを得ないだろう。
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西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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2020年01月16日 11時00分
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2020年01月15日 11時57分
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