キックボクシング
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スポーツ 2020年10月26日 11時30分
RISE那須川天心「自分の試合をすればいい」11.1裕樹のラストマッチで対戦
11月1日に大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催されるキックボクシング団体RISEのビッグマッチ『RISE DEAD OR ALIVE 2020 in OSAKA』のメインイベントで、RISE三階級制覇の“Mr.RISE”裕樹(ANCHOR GYM)と対戦するRISE世界フェザー級王者の“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)が、24日千葉県松戸市にあるTEPPEN GYMにて公開練習を行った。 練習ではシャドーのみを公開した天心。ミット打ちは行わなかったが、「いま練習が終わったばかりなので、ちょっと疲労が溜まっているのでこんな感じで。今回はハイペースな試合なので、いつもより疲れが溜まりやすいかなって言うのはあります」と、ミット打ちを回避した理由を説明。9月27日にRIZIN埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で、皇治を相手に怒涛の攻撃をしたばかりで、まだ疲れが残っているようだ。 天心が掲げている「冷静かつ上昇」とのテーマの意味を聞かれると、「急に浮かんできました。冷静にいきたいと思って。なおかつ自分が上がるって感覚ですね」と理由を語った。また、今回対戦する裕樹とはエキシビションマッチをやったり、裕樹のジムでセミナーを行うなど、関係性が深い仲だが、「関係ないです。相手として見ています。もちろんMr.RISEと呼ばれてRISEを引っ張ってきた人物なので尊敬はしています」と語り、しっかりと引導を渡す覚悟で試合に臨む。 裕樹が「根性」で対抗すると言っていることに関しては「いろいろなタイプの選手がいるので、僕はそういう感じではないですね。裕樹選手に対してどういうことをしようかなと考えて練習しています」とした上で、裕樹が掲げている「男と男の勝負」というテーマには「そういう勝負には絶対になると思いますよ。裕樹選手は昔からアツイ選手なので、その気持ちにはしっかり応えたいと思いますし、応えつつしっかり倒さないといけないと考えています」と、気持ちには応えると明かした。 同大会で行われる「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント」については、「そこに関しては自分の試合がメインなので、あまり意識できないですが、楽しみな部分はあります。面白いですよね。誰になるんだろうな。ある程度は予想ついていますけど。」と、天心の中では誰が優勝するのか予想が出来ている様子。 「しっかりといい追い込みができていますし、準備をしっかりとみんなで強くなることだけを考えて練習してきたので、その結果が出ると思います。裕樹さんの引退試合だからというのは関係なく、自分の試合をすればいいのかなって。そういう風潮になってきて、そのままの感じで行けばいいのかなって思っています」 天心は裕樹の引退試合を普段の試合と位置づけることで、裕樹をトップファイターとして、しっかり倒して送り出すようだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月07日 06時30分
那須川天心の仕上がりに“盟友”白鳥大珠も太鼓判「俺自身もついていけないぐらい成長している」
7月12日に行われるRISE初の無観客試合によるテレビマッチ『Cygames presents RISE on ABEMA』にて、一般公募の中から選ばれたシュートボクシングの新鋭、19歳の笠原友希(シーザージム)と対戦する那須川天心(TARGET / Cygames)が、4日、白鳥大珠、寺山日葵(ともにTEAM TEPPEN)と練習後、オンライン会見を開いた。 先週の会見では、少し疲れがあると話していた天心だが、「仕上がってる。疲労は溜まってますが、試合前かなっていう感覚を久々に味わえています。12日に関しては問題です。格闘技の新しい形、お客さん入りはしないけど、見てくれる人は増えると思う。生で観戦が一番ですが、ライブが出来ないので、その中で、皆さんにしっかり熱を伝えることが出来るのか出来ないのか、わからないけど、僕は自信があるので、画面越しでも大きな声で叫んでくれればと思います」と好調をアピール。試合へのイメージは「全然かわらない」そうで、「今までも何も変わることはない。自分の調子を上げるだけ。ルーティンとかもそう。コロナに関してはかからないなんてことはない。減量してるので免疫は下がるので最善の注意を払って、技術の調整をしていこうかと思います。相手に今の映像を見られたとしても隠すことは何もない。いつも通り、試合前だからといって、撮らないとかないんで、対面しないとわからない、ある程度の対策は必要ですが、正面に立ってみないとわからないことがある」と語った。 また、体重については「調整の仕方は一切変えてない」とのこと。「今回58kgなので水抜きもしていない。水抜きして55 kgまで落とすことは出来るが、その作業がなくなったというわけ。大晦日は3kg、2kg落とすことはしましたけど、58の時は一切落とすことはせず、やれています。今回のテーマは『ただいま』『帰って来たよ』という感覚じゃないですか?久々の試合でしかも無観客だから、ストーリーという形になるかどうかわわからない。デビュー戦と同じ感じ。僕はずっと挑戦し続けてる。新しいものだらけと思っている。実際、試合をしてみてわかることはある。いつも通りにやり、いつも以上に盛り上げる、そこに注目して見ていただけたら」と当日の見どころに関して話すと、自粛期間中は「変わったことは特にない。僕の中では変わらずにやってた。周りだけ変わっていく。コロナだから、という言い訳はしたくない。コロナだけど、こういう期間だからこそチャンスだと思う。どんだけプッシュ出来るかがテーマ。具体的にはないけど、なんかやってやろうと思っていた。いろんなこと考える時間にはなった。こんな時期だから格闘技から遠ざかる…というのやだ。格闘技というものが薄くなっても那須川天心という存在は薄れたくないと思って。やれることをやった」と存在感を無くさないことを心掛けていたという。 新技や秘策に関して質問が飛ぶと、「新技か~ないですね~」と今回は今年最初の那須川天心の闘いをしっかりと見せたい様子。 天心の練習相手を務めている“盟友”の白鳥は「笠原選手のことは僕は知らず、『そのままやってくれ』と言われて、そのままやっただけです。俺自身もついていけないぐらい、最近の天心は成長していますね」と天心の仕上がり具合に太鼓判を押していた。当日は、白鳥も“難敵”小川翔(OISHI GYM)との対戦を控えているが、「対戦するとは思わなかった選手」とした上で、「KOします!」とKO予告。当日はヴァンパイアプリンス・白鳥の試合にも注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月16日 17時30分
ブシロードがキックボクシング事業から撤退!KNOCK OUTを「譲渡」
株式会社ブシロード傘下の株式会社ブシロードファイトは15日、キックボクシングイベント『KNOCK OUT』の事業を、キックボクシングイベント『REBELS』を運営する株式会社Def Fellowに譲渡すると発表した。 KNOCK OUTは2016年に株式会社キックスロードとして事業開始以来、格闘技界の繁栄に寄与すべく、那須川天心や不可思ら所属ジムにとらわれることなく、スターを輩出してきた。昨年初夏にはプロデューサーとして、REBELSの山口元気氏を迎え活動してきたが、先般の新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、今後のKNOCK OUT事業の方向性について検討及び話し合いを重ねた結果、同じくキックボクシングイベントREBELSを運営し、山口元気氏が代表を務めるDef Fellowの下での事業運営が最善と判断に至ったという。 譲受時期は今年の6月としており、REBELSからは事業譲受のリリースがされている。 なお、既に発表していた、株式会社ブシロードファイト主催での2020年KNOCK OUT大会は全て中止になることも併せて発表された。中止となる大会は下記の通りだ。2020年7月17日 東京・後楽園ホール大会2020年9月12日 東京・大田区総合体育館大会 以後のKNOCK OUT大会については、株式会社Def Fellowより発表されるとのこと。 今後、株式会社ブシロードファイトは、キックボクシングイベントKNOCK OUTの運営を退き、女子プロレス団体スターダムの運営に専念するという。本事業譲渡に伴い当該事業の一切は今後、株式会社Def Fellowの運営となるとした上で、ブシロードファイトは「従来通りご愛顧を賜りますようお願い申し上げますとともに、格闘技界の益々の発展を心よりお祈り申し上げます」とコメントしている。 ブシロードは第2期で撤退となってしまったが、キック界に一石を投じたのは間違いない。第3期KNOCK OUTはキック界にどんな新しい景色を見せてくれるのか大いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月13日 22時30分
RISE6月大会中止も那須川天心「僕は変わらず元気です」と前を向く!
キックボクシング団体RISEは、6月14日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催を予定していた『RISE WORLD SERIES 2020 1st Round 』を中止にすると発表した。 RISEによると、「新型コロナウィルスの感染拡大状況を見て、協議を重ねた結果、お客さまの安全並びに選手のコンディションを第一優先とさせていただきまして、6月14日ぴあアリーナMMで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2020 1 st Round in Yokohama』を中止とさせて頂くこととなりました」という。続けて、「4月12日の大阪大会に続き当大会を楽しみにされていたお客様、そして、この試合に向けて準備をしていた選手、関係者様には深くお詫び申し上げます」と陳謝した。RISE WORLD SERIESは開催可能な日程を調整し、追って発表するとのこと。 今回の発表を受けて、裕樹と対戦する予定だった“神童”那須川天心は「仕方ないですよ。こんな状況ですから。今の時期に、格闘技だけやろうというのも僕は違うと思います。野球、サッカー、バスケ、ラグビーなど、メジャースポーツが動き始めるタイミングと同じでは無いと、格闘技はメジャースポーツになれないと思います」と持論を展開した上で、「緊急事態宣言が解除されたとしても無観客試合は続くと思います。無観客で試合するのは嫌だと言うのは、もうわがままになってしまうと僕は思います。コロナと共存して生きていかないと。またイチから格闘技というものを皆さんで作っていきましょう」とファンに呼びかけた。 今年の初陣がなかなか決まらない状況にあるが、「こういった状況が収まった時、真っ先に動き出せる人が時代を変えていくと思います。僕は変わらず元気です。ご心配なく」と気持ちはかなり前向きだ。プロレスや格闘技は再開がいちばん最後になるのではないかという声もある中、天心はその日が来るまで、出来ることをやっていくのだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月21日 23時00分
那須川天心、菅田将暉ANN電話出演で「オールナイトニッポンやりたい」
キックボクサーで格闘家の那須川天心が20日深夜、ラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に電話出演した。 もともとは天心が11日の朝、自身のツイッターで「夢で菅田将暉さんと試合してた。普通に負けたんだけどなんで?」とツイートしたことを13日に番組の冒頭で菅田がひろったことがキッカケ。菅田は冗談まじりに「正夢にしたろかいボケェ」などと、天心をあおった。 オンエア中に天心がツイッターで「コロナ落ち着いたら やったりますか。夢は普通に判定で負けでした。強かったです」とリアクションすると「バレた…」と菅田もリスナーもヒートアップ。20日の放送で「元気テレフォン」を企画していた番組には、俳優で菅田と同じ事務所の松坂桃李の電話出演が決まっていたが、菅田の「大体スケジュール空いてるの?」という問いに「空いてます」と天心が即答したため、放送終了後、番組サイドが正式にオファーしたという。 菅田はこの日、有楽町のスタジオではなくリモートで番組を進行、菅田と天心はテレビ電話で会話をした。天心は「オールナイトニッポン出たかったんっすよね」と話すと、菅田は「特番やったらええやん!言っといてあげるよ。菅田の名前出してもいいから」と、天心のオールナイトニッポン実現を後押しした。 夢の中の対戦では、天心が菅田をボコボコにして、胴回し回転蹴りまで出したものの、「打たれ強い」菅田はダウンせず、判定の結果、レフェリーは菅田の手をあげたという。天心は勝ちを確信していただけに「俺、負けたのか…」と思ったようだが、「もともと母親が菅田さんのことが好きで、僕もオールナイトニッポンを聴くようになりました。ラジオはよく聴くんですよ」と話すと、2人は一気に打ち解けたムードに。 菅田が「今度、夜呼び出すから来いよ!」と声をかけると天心も「行きます!」と即答。あっという間に20分間の出演時間が終了した。 天心は最後に「ホントに菅田さんのことが好きなんで」と前置きし、菅田の「いいんだよ、きっと」をリクエスト。この選曲には菅田のファンから称賛されていた。この日は松坂、天心、R-指定が出演し、番組名がツイッターのトレンド1位になるなど「神回」の声が多かった。天心にとっては『那須川天心のオールナイトニッポン』実現に向けて大きく前進した夜となった。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月21日 11時00分
RISEがTBSで月イチの新番組!初回は那須川天心の1時間特番
キックボクシング団体RISEクリエーションの伊藤隆代表は20日、今後の大会スケジュール等に関する会見を開いた。 伊藤代表は新型コロナウイルス感染拡大による影響で延期となっている『RISEワールドシリーズ2020』について、「6月14日のRISE ワールドシリーズ、横浜・ぴあアリーナMM大会は開催の方向で進んでいます。もし開催できない場合はスライドします。ワールドシリーズの決勝大会は12月か、来年になるかもしれません。順調にいけば6月、9月、12月にワールドシリーズを開催します。4月の大阪大会が中止になりましたので、秋に大阪で追加の大会する予定です」と語り、9月の大阪大会を目指す方針を明らかにしている。 また、6.14ぴあアリーナMM大会で、Mr.RISEこと裕樹の引退試合を開催することが決定。対戦相手はワールドシリーズでは、ワンマッチで出場することが発表されている那須川天心となった。2人は階級が違うが、今回は59.5kg契約で合意したという。裕樹は減量、天心は増量してスペシャルマッチに臨む。なお、中止となった4.12大阪・エディオンアリーナ大会でラインナップされていたワールドシリーズ-63kgトーナメント1回戦と、天心への挑戦権が懸かっているアジアトーナメント1回戦のカードはそのままスライドされるとのこと。 さらに、RISEの月1回の新番組『RISE ~立技格闘技 新時代~ Episode 1』が、関東ローカルながらTBSの地上波で4月25日の深夜25時28分から1時間枠で放送されることも発表された。TBSで格闘技の番組が放送されるのは10年ぶり。4.12大阪大会が初回放送になる予定だったが、中止になったため、那須川天心ベストバウト3試合を放送予定だという。現在、RISEではAbemaTVで生中継されているが、ここに地上波が加わることにより、天心の国内での試合は全て地上波で見られることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月08日 22時30分
緊急事態宣言を受け、プロレス・格闘技各団体が中止または延期を発表
安倍晋三首相が7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、初の「緊急事態宣言」を発令し、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県を対象地域に指定したことから、プロレス、格闘技の各団体が興行の中止ないし、延期の対応に追われている。 格闘技では、那須川天心も主戦場にしているキックボクシング大会RISEが、29日に予定していた東京・後楽園ホール大会の中止を発表した。RISEは今月12日に開催予定だった大阪・エディオンアリーナ大阪大会も中止にしており、「お客さまの安全並びに選手のコンディションを第一優先とさせていただいた」と今回も苦渋の決断となってしまった。 プロレス界では、DDTグループが「不要不急の外出自粛に伴い遠方へ営業活動ができない」との理由で、7月までの28大会(昼夜興行も含む)を中止とした。6月以降は地方大会のみ中止を発表しており、開催するにはプロモーションが必須であることから、早めの中止を決断した高木三四郎社長は「緊急事態宣言が明ける5.7以降の幾つかの地方大会もこの緊急事態宣言の期間に営業活動を伴うので同様に中止とさせて頂きます。何卒ご了承ください」とファンに理解を求めている。 また、大日本プロレスは、現在開催中の北海道ツアーを打ち切り、5.16東京・東部フレンドホール大会での再開を目指して、大会を開催しないと発表。ビッグマッチである5.5神奈川・横浜文化体育館大会は延期となり、振替日を協議中だという。業界最大手の新日本プロレスは、8日から東京・水道橋にあるオフィシャルグッズショップ『闘魂SHOP』を5月6日まで臨時休業。オフィス機能もしばらくの間、休止するという。5月には福岡・福岡国際センター2連戦が控えているが、流動的だ。 プロレス・格闘技界にとっても、今は我慢の時期となっている。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月25日 11時00分
那須川天心&白鳥大珠、RISE大阪大会中止も前を向く!
キックボクシング団体RISEは24日、来月12日に開催を予定していた今年初のビッグマッチ『RISEワールドシリーズ2020 1st Round』大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会を、新型コロナウィルスの感染拡大状況の影響により、中止にすると発表した。 同大会では、昨年好評だったRISEワールドシリーズの階級を変えたトーナメント(白鳥大珠は2階級制覇を目指し連続参戦)と、那須川天心への挑戦権も懸けられたアジアトーナメントのそれぞれ1回戦と、天心の今年初戦となるスーパーマッチなどが組まれていた。昨年の大阪大会は5,850人(超満員札止め)の動員を記録しており、今大会も開催すればたくさんの格闘技ファンが集まったのは間違いなかっただろう。 しかし、現在の大阪府は再び不要不急の外出や、大規模イベントの自粛ムードが広がっている。22日に決行したK-1埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会に対する国民の反応も、少なからずとも影響した感は否めない。 今回の決定に、天心は「苦渋の選択です。プラスに 捉えるしか 無い これ以上 広がらない為にも!みんな 一つになって 力を 合わせましょう!」「1人じゃ 何も できないかも しれない けど 1つになれば なんでも できる」と前向きな発信を行うと、白鳥も「楽しみにしてくれてた皆さんには申し訳ないですが賢明な判断だと思います。これ以上広がらないためにも。次もどうなるかはわからないけど来たる日のために準備しときます!」と前を向いた。 RISEでは「6.14神奈川・ぴあアリーナMM大会を開幕戦とし、後の2大会は会場を調整したい」としている。 天心の2020年の闘い始めを楽しみに待ちたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月23日 11時00分
K-1武尊の発言に那須川天心が反応!「格闘技は素晴らしいんだよ」
キックボクシング団体K-1が22日、年間最大大会「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K'FESTA.3~」を埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催した。直前になり、新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、行政や会場側から自粛要請があったが、K-1は大会を開催。全20試合という長丁場だったものの、会場はマスク姿のファンから熱気溢れる声援が飛ぶなど、好勝負が続いたこともあり、格闘技熱を発信する大会となった。 当初は、ダブルタイトルマッチを開催する予定だったK-1のエース、スーパーフェザー級チャンピオンの武尊だが、新型コロナの影響で対戦相手の来日がキャンセルとなり、ペッダム・ペットギャットペット(タイ)とノンタイトルマッチに臨み、2R0分49秒でTKO勝ち。唐突に組まれたワンマッチを圧勝した武尊は、マイクを握ると今大会開催までの葛藤や、世界情勢を見据えたような険しい表情で話し始め、「僕はタイトルマッチ、スーパーファイト(ワンマッチ)関係なく、試合内容で見ている人たちにパワー与えられたらと思って試合をしていますので、応援してくれる皆様のおかげで勝つことが出来ました。大変な事っていっぱいあると思うんですけど、格闘技は本当に人にパワーを与えられるスポーツだと思っていて。こんな状況だからいろんなこと言われますけど、格闘技って凄いスポーツだと思うので、格闘技でもっとたくさんの人にパワーを与えたいと思います」とコメント。 さらに、「本当は言うなと言われてたんですけど…団体とか関係なく、日本中世界中もっとでっかくもっと元気にしていきたいし、もっとパワーを与えていきたい。格闘技全体を応援してもらって、必ずでかい大会やりますので、それに向けて頑張ります」と涙ながらに語り、最後はいつもの「K-1サイコー!」ではなく、「格闘技サイコー!」で締めた。武尊は昨年から那須川天心との対戦を熱望していると思わせる発言が続いており、今回も“ギリギリ”のラインまで踏み込んだ発言と思われる、天心の反応が気になる中、天心は23日未明にツイッターを更新。「格闘技 は 誰が なんと 言おうが 素晴らしいんだよ」とツイートして、これに応えた。天心が「もうあまり興味がない」と語ったことで、2人の対戦は夢物語になるのかと思われたが、「格闘技を盛り上げたい」気持ちを誰よりも持っている自負がある天心の心が“動く”のか?今後の言動が再び見逃せなくなってきた。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月12日 11時37分
ぱんちゃん璃奈、ほろ苦い7連勝、スターダム星輝ありさとの合同練習は継続へ
KNOCK OUT『テレ・マーカーPresents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』▽11日 東京・大田区総合体育館 観衆3,280人 ブシロード傘下のブシロードファイトが運営しているキックボクシング団体KNOCK OUT(ノックアウト)が11日、東京・大田区総合体育館にて今年最初の大会を開催した。 昨年8月から山口元気プロデューサーによる新体制となり、その象徴的な存在が、シンデレラストーリーを歩み出し、現在デビューから無傷の6連勝中の女子キックボクサー、ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)。昨年2月にデビューしたぱんちゃんが、デビュー1周年の節目となる今大会で逆指名した相手は、昨年8月に大田区総合体育館で対戦した祥子JSK(JSKキックボクシングジム)。「今なら成長した姿を見せられる」という強い思いを抱いて、判定で唯一、2-0に終わった祥子に完勝するビジョンを描いていたという。 1Rは前回と同じく一進一退の攻防になったが、2Rに入るとぱんちゃんのローキックが祥子に大きなダメージを与える。そこで、一気に攻めようとローの一辺倒になってしまったため、その後、祥子にガードされ最終ラウンドもぱんちゃんは攻め切れず、試合終了のゴングが鳴らされる。今回は判定ながらも3-0のストレート勝ちを収めたが、ぱんちゃんは納得のいかない表情を浮かべた。 インタビューフロアに現れたぱんちゃんは「練習では出来たのに何で出来なかったんだろう」と困惑した感じで、話の途中には悔しさのあまり、「ダメですね。練習でしたことを出せないと」と涙を浮かべる場面もあった。今回は、同じブシロードファイトが運営している女子プロレス団体スターダムのワンダー・オブ・スターダム王者で、元シュートボクサーの星輝ありさと合同練習をしており、「星輝選手は楽しんでいる。私も『楽しめ』と会長に言われるんですけど、一緒に練習してて凄く楽しかった。これはまた続けたいですね」と継続宣言。STRUGGLEの鈴木秀明会長も、「星輝選手との練習は良かった」とこれを後押し。星輝も7日のスターダム東京・後楽園ホール大会で王座防衛後、「蹴りの間合いとか、すごくスパーリングやったことで思い出したので、この試合に活かせた。ぱんちゃんも勝ったら祝杯です!」と練習の成果があったことを明かしており、「またジムには(合同練習をしに)行きたい」と2人は意気投合している。 「今年はキレイな試合をしたい」 このように語るぱんちゃんは、チャンピオンクラスの選手との対戦を望んでいる。「メンバーが集まれば」と前置きをしつつ、トーナメントの開催にも意欲を見せている。1年目は一気に駆け抜けたぱんちゃんにとって、無駄なことは何一つなかった。今回味わった悔しさもしっかり受け止めているだけに、次の試合では、悔しさを強さに変えて披露してくれるはずだ。(どら増田)
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