エール
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芸能ニュース 2020年04月09日 18時00分
朝ドラ『エール』、ヒロインのガラが悪くなり「任侠の娘になった」の声も? 早くもSNSでアンチタグ出現
NHK連続テレビ小説『エール』の第9話が9日に放送された。 第8話からヒロイン・音の幼少時代が描かれている本作。第9話では、『竹取物語』に出演する学芸会までには戻ってくると、音(子役・清水香帆)と約束し、出張に出かけた父・安隆(光石研)が出張先で事故に遭い、帰らぬ人に。母・光子と三姉妹は途方に暮れ、馬具職人の岩城(吉原光夫)も「関内家にいても仕事がない」と去って行こうとしてしまい――というストーリーが描かれた。 2週目で早くも衝撃的な展開が描かれた本作だが、実は現在、SNS上では本作に関するあるハッシュタグが流行しているという。 「最近、SNS上でよく見られているのは、『萎えーる』や『萎エール』、『冷エール』という『エール』をもじったハッシュタグ。『エール』のハッシュタグが“本タグ”を呼ばれ、主に称賛などが呟かれるのに対し、『萎えーる』などのハッシュタグは“アンチタグ”と呼ばれ、この日のストーリーに対するバッシングや批判などが寄せられています」(ドラマライター) アンチタグはこれまでの朝ドラでも多く見られたが、早くも出現したことに驚く朝ドラファンも少なくない。また、このハッシュタグでは今話の批判も多く見られていた。 「今話では、なぜか警察から学校に音の父の死が知らされ、クラス全員の前でそれが告げられたり、学芸会に出ている子どもたちの着物がやたらと豪華だったりなど、ツッコミどころが多数見られ、アンチタグは大盛り上がり。さらには、音が去っていこうとする職人頭の岩城に対し、『逃げるんですか!?』『お父さんの世話になってたんじゃないんですか!』と責める一幕も。自宅に戻って、『岩城、見つけた。あいつも逃げた』と母に報告していましたが、これにも『馬具屋のお嬢さんだったはずなのに、父親が死んだ途端、職人呼び捨て。任侠の娘になっちゃった』『職人使う家だったら、何よりも職人を大事にするように教育されてるはずなのに呼び捨てって…』とドン引きの声が殺到していました。また、父の遺骨を海に散骨するシーンもありましたが、大正時代の火葬率は43.2%な上、キリスト教の葬送は土葬埋葬が基本になっていることを指摘する視聴者もおり、『散骨ってありえないと思う』という厳しい声が聞かれていました」(同) 果たしてこのアンチタグ、今後も盛り上がってしまうのだろうか――。
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芸能ニュース 2020年04月07日 18時00分
朝ドラ『エール』柴咲コウが話題 今後は人気アーティストも登場、歌声が注目されるキャスト続々
NHK連続テレビ小説『エール』の第7話が7日に放送された。 作曲家・古関裕而と妻の金子がモデルとなっている本作。主演は窪田正孝でヒロインを二階堂ふみが務めている。この日の放送では、ヒロイン・音の幼少期が描かれた。 主人公・裕一の幼少期時代を経て、音がフィーチャーされた今話だったが、その中でもっとも注目を集めたのは、夫妻の人生に大きな影響を与えた世界的オペラ歌手・双浦環を演じた柴咲コウだった。 「教会で行われる音楽会で琴を演奏するため、父・安隆(光石研)と会場へ向かった音(子役・清水香帆)が環と出会うという展開が描かれましたが、終盤、音らの前で柴咲演じる環はオペラを熱唱。視聴者からは『鳥肌立った』『うますぎる』という絶賛の声が寄せられました。一部報道によると、柴咲はこの歌唱のために昨年7月初めから猛練習したとのこと。この裏話にも、『もともと上手いのに努力家なんだ』『数秒のシーンにそこまで頑張るのすごい』という驚きの声が集まっていました」(ドラマライター) 本作では、“音楽”がテーマになっていることもあり、この後に控えているキャストの歌にも注目が集まっているという。 「まず、ヒロインの音は歌手を目指し音楽学校に入学するという役どころ。ヒロインの二階堂は、オーディションのために自費で発声練習やボーカルレッスンまで受けたという情報もあり、『二階堂ふみの歌声が楽しみすぎる』『柴咲コウでこんなに力入れてるんだからヒロインはもっとすごそう』という声が集まっています。また、裕一の幼馴染で、のちに歌手となる佐藤久志を演じるのはミュージカル俳優の山崎育三郎。もともと圧巻の歌声を持っていることで知られており、『早く山崎育三郎の歌声聞きたい』と期待の声が集まっているほか、今後登場するRADWIMPSの野田洋次郎も注目されています」(同) 称賛を集めた柴咲に、二階堂、山崎、野田も続くことはできるだろうか――。
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芸能ニュース 2020年04月05日 09時00分
出演者の事務所も激怒? 朝ドラ『エール』、想定外の事態連発で大ピンチか
3月30日に放送がスタートした、俳優・窪田正孝主演のNHK連続テレビ小説「エール」の初回平均世帯視聴率が21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。 前作「スカーレット」の20.2%を上回る上々のスタート。「わろてんか」(2017年度後期)から6作続けて初回20%超えとなった。 ところが、今月1日、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、同12日まで当面収録を見合わせることが発表されてしまった。 「おそらく、コロナの影響で、そのうちNHKには入場規制がかかると思われます。そのことも想定しての収録見合わせの発表だったと思われます」(テレビ局関係者) 同作といえば、昨年から想定外の事態が連発。撮影がすでに始まっていた昨年11月、スタッフとの意見が合わずに脚本家が降板してしまった。 同ドラマは、全国高校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」などを作曲した昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子氏をモデルにした夫婦の物語。 古関氏は1964年の東京五輪の「オリンピック・マーチ」も作曲したとあって、今夏の東京五輪に向け盛り上がるはずだったが、五輪は新型コロナの影響で来年夏に延期。 さらに、コロナに感染し3月29日に亡くなった、タレントの志村けんさんが、主人公が幼少期から憧れる重鎮の作曲家役を演じていた。 「脚本家降板の影響で撮影が遅延。そのため、コロナにもかかわらず撮影を続行していたら、出演者たちの事務所が激怒。そのため、撮影を見合わせざるを得なくなってしまったようだ。最悪の場合、当初の予定よりもかなり話数を減らしての放送になりそう」(芸能記者) このピンチをどう乗り切るかが注目される。
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芸能ニュース 2020年04月01日 23時00分
テレビ各局は更に大幅な編成変更が必要に? 再放送が相次ぎ視聴率に大打撃か
NHKは1日、今週スタートした窪田正孝主演の朝の連続テレビ小説「エール」と、長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」の収録を今月12日まで見合わせることを公式サイトで発表した。 サイトでは、「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、出演者の方々や番組スタッフの安全に配慮するとともに、感染拡大の予防に努めていくため、NHKは、本日以降予定していた、大河ドラマ『麒麟がくる』と連続テレビ小説『エール』の収録を当面、見合わせることとしました」と報告。 続けて、「ドラマ番組の収録に際しては、これまでも感染予防対策を徹底してきましたが、大河ドラマと連続テレビ小説は、出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界があると判断しました」と説明。なお、「現時点で両ドラマ番組の関係者に、感染の疑いのある人は出ていません」としている。 また、TBSは4日に放送予定だった「オールスター感謝祭2020春」、4月スタートの連続ドラマ「半沢直樹」、「私の家政夫ナギサさん」、「MIU404」の放送延期を発表した。 同局は「東京都から感染爆発の“重大な局面”が続いているとの認識が示されていることなど、諸事情を勘案して、放送を延期することを決定致しました」と説明した。 「さすがに、NHKは放送に穴を開けることはなさそうだが、TBSは感謝祭やドラマの放送を延期した枠をなんとかして埋めなければならない。今後、他局も続くことになりそうだが、となると、新たな番組を撮り直すことは難しく、過去の番組の再放送、コロナに関する緊急特番、海外のVTRを使った番組などで埋めることになりそう。当然、視聴率が取れるはずもなく、テレビ各局にとっては大打撃」(放送担当記者) いつコロナ騒動が収束するかまったくメドが立たないだけに、今までにない苦境となりそうだ。
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芸能ニュース 2020年04月01日 18時00分
朝ドラ『エール』に「朝からいじめシーンはキツい」と苦言 いじめられっ子主人公に「共感できる」の声も
NHK連続テレビ小説『エール』の第3話が1日に放送された。 昭和の作曲家・古関裕而と妻・金子をモデルに、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家とその妻が描かれている本作。第1週は、主人公・古山裕一の幼少期が描かれており、第3話は、蓄音機から流れる西洋音楽に夢中になっている裕一(子役・石田星空)だったが、運動会の日が近づくにつれ、憂鬱な気持ちを募らせる。運動会の練習でも失敗して、皆の足を引っ張ってばかり。真面目に取り組んでいないと思われて、体育教師(芦澤興人)に叱られている裕一を、赴任してきたばかりの藤堂清晴先生(森山直太朗)が助け――というストーリーが描かれた。 第2話ではガキ大将に目を付けられ、第3話では運動音痴ぶりを披露していた裕一。この展開に一部視聴者は困惑しているという。 「第2話では、いじめっ子の女の子と取っ組み合いの喧嘩をして負け、笑って誤魔化したところ、ガキ大将に『悔しいことを笑って誤魔化すな。俺はお前みたいなずぐだれ(注・「いくじなし」の方言)は大嫌いだ。街で見かけたらぶっ飛ばす』とまで言われた裕一。第3話では、運動会の徒競走で転んでしまい、児童や保護者も笑うなど散々な扱い。また、主人公が吃音で、今の所うだつが上がらないこともあり、視聴者からは、『朝からいじめシーンはキツい』『朝ドラでいじめはやめてほしい』といった声が集まっています」(ドラマライター) とは言え、この展開に“新しい朝ドラ”を見出している視聴者もいるという。 「朝ドラと言えば、夢に破れることはあっても基本的にヒロインは明るく、困難に立ち向かい、自らの力で乗り越えていく女性。いじめられっぱなしの主人公というのは珍しいこともあり、『弱くて喋りも上手じゃない子でも主人公になれるっていうのもいい』『いつも元気で前向きな子ばかりじゃなくてもいいし、むしろ共感できる』という声も集まっています。元気のいい主人公ばかりが描かれているからこそ、珍しい男性主人公作品かつ、ある意味リアリティのある斬新な主人公に反響が集まっているようです」(同) 果たして裕一は今後、いじめにどう立ち向かっていくのだろうか。視聴者の注目が集まる。
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芸能ニュース 2020年03月31日 18時00分
朝ドラ『エール』、唐沢寿明演じる“ポンコツ父”が話題に 「こういうお父さんは王道」と好評
窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』の第2話が31日に放送された。 30日にスタートした本作。昭和の作曲家・古関裕而と妻・金子をモデルにした物語が描かれるが、第2話は明治42年、福島の県下有数の老舗呉服屋「喜多一」の店主・古山三郎(唐沢寿明)とまさ(菊池桃子)に、待望の長男・裕一が誕生するというストーリー。大喜びの三郎が、当時はまだ珍しいレジスターを奮発して買ってしまう姿も描かれた。 第1話は原始時代から始まるという衝撃的なスタートだった本作だが、この日は唐沢演じる父親が話題になった。 「冒頭では裕一の誕生が描かれましたが、三郎は喜びで絶叫しながら街を駆け回ったあげく、『こいつのためにもっと働かなきゃなんねえ! これで商売頑張るぞ!』となぜか高価なレジスターを購入。その後、裕一の弟・浩二が誕生した際には蓄音機を購入していたことも明らかになりました。また、まさの兄で資産家の権藤茂兵衛(風間杜夫)がやってきた際には、すっと隠れ、『久しぶりだ』と声をかけられても、『……はい』と小さな声で返事をするだけ。妻に相談せずに大きい買い物をする一方、妻の兄という強い立場の人物に弱い三郎に対し、視聴者からは、『ポンコツっぷりが可愛すぎる』『商売が下手で道楽にうつつを抜かすけど優しいお父さん、ダメな香りがめちゃくちゃ漂うなあ』といった声が寄せられていました」(ドラマライター) また、朝ドラファンからは、「こういうお父さんは朝ドラの王道」「朝ドラお父さんを踏襲してる」という喜びの声も聞かれているという。 「稼ぎが悪く、世間になじめない一方で、優しく家族思いな父親というのは実は朝ドラあるある。前作の『スカーレット』の主人公の父・常治(北村一輝)も借金したり酒ばかり買う一方で他人には優しくするなど人のいい父親が描かれ、15年上半期の朝ドラ『まれ』でも家族思いの一方、事業の立ち上げなどを理由にたびたび失踪する父親・徹(大泉洋)が描かれていました。あまりに身勝手な姿が描かれることから、一部では批判の声も集まりますが、愛すべきダメ父はもはや朝ドラの定番。今後のポンコツぶりを期待する声も集まっていました」(同) 今後のストーリー展開に期待したい。
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芸能ニュース 2020年03月30日 18時00分
新・朝ドラ『エール』の斬新なスタートに視聴者困惑 “脚本家が途中降板した原因では”と話題に?
2020年上半期のNHK連続テレビ小説『エール』が30日にスタートした。 主演は俳優の窪田正孝。男性が主演に名を連ねるのは2014年下半期『マッサン』の玉山鉄二以来、約6年ぶりで、主人公・古山裕一は昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而がモデルとなっており、その妻・古関金子をモデルにした女性・音を二階堂ふみが演じている。 しかし放送後、視聴者からは賛否の声が多く聞かれた。 「本作のスタートとなったのは、まさかの紀元前1万年。『古来 音楽は人とともにあった』とテロップが表示され、魚が獲れたことに喜ぶ原始人の窪田と二階堂が、棒で岩を叩いて音を出す様子が映されていました。さらに場面は変わり続け、音楽が流れる中、窪田扮するカウボーイが棺の中の二階堂を前に涙したり、また違う場面では、テニスプレーヤーに扮した二階堂が休憩中に音楽を聴く場面も。最後は現代で、窪田が二階堂との公園デート中にフラッシュモブを成功させるシーンでフィニッシュ。踊る窪田やモブたちをバックに、『いろいろやっていますが音楽はすばらしい』『音楽が奏でる人生の物語です』とのテロップが記され、そこからようやく、古山裕一の物語がスタートするという異例の初回演出となっていました」(ドラマライター) この演出に視聴者からは、「斬新で面白い」「朝からなんて面白いもの見せてくれるんだ」「開始1分衝撃しかないんだけど本当に朝ドラ見てる?」といった面白がる声が聞かれた一方で、「あまりにチャラくて、先行き心配になった」「いろいろ、前途多難な感じがした」「朝ドラに不自然なCGって一気に冷める」という否定的な声も見受けられた。 「また、否定派の中には、『脚本家降板の理由が分かった気がした』『これなら降ろされる理由は脚本家にもあったんじゃないかって思った』という声も。実は、本作で脚本を担当するはずだった林宏司氏は、11月に降板が報じられています。理由についてNHKは『制作上の都合により』としているものの、一部では物語の構成や方向性を巡り林氏とNHK側で齟齬が生じたとも報じられていました。第3週までは林氏脚本の内容が放送されるとのことでしたが、この第1話を見た視聴者からは、この斬新すぎる演出が降板の遠因になったのではと推測。朝ドラファンからも困惑が聞かれていた降板劇でしたが、実際に放送が始まったことで納得したファンも少なくなかったようです」(同) この斬新な演出は第3週まで続くのだろうか。また本作は、29日に亡くなった志村けんさんの出演シーンをそのまま放送する予定だと発表し、称賛の声が上がっている。様々な面で話題の新・朝ドラに注目が集まっている。
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芸能ニュース 2020年03月29日 12時00分
取材は自粛ムードも視聴率は安定しそうな朝ドラ『エール』 コロナ問題が追い風に?
俳優の窪田正孝が主演し、30日にスタートするNHK連続テレビ小説「エール」の第1週試写会が先日、東京・渋谷の同局で行われた。 同ドラマは、全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家・古関裕而さんとその妻がモデル。夫婦二人三脚でヒット曲を生み出す姿を描くという。 一部スポーツ紙によると、試写会は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、10人程度の小規模試写会を複数回実施するスタイルに。恒例となっている出演者の登壇もなかったという。 窪田は書面で、「登場人物のキャラクターが際立っていて、何よりテンポがすごく良かったです」とのコメントを寄せたという。 また、同ドラマからは同局が推進する「働き方改革」の影響で月曜から金曜までの放送に。土曜はダイジェスト版ではなく、視聴していない人も楽しめる内容になる予定で、詳細は近く同局から発表されるというのだ。 「おそらく、土曜の放送は翌週の視聴率アップにつなげるような内容になるのでは。ダイジェストにしてしまうと、ドラマを見ている人しか見ないので、出演者たちがスタジオに登場してPRするなど、ドラマを見ていない人にも興味を持ってもらえる内容になりそうだ」(放送担当記者) 現在放送されている戸田恵梨香主演の「スカーレット」は、1月の第3週から週の平均視聴率が19%台をキープしている。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、例年のようなプロモーション活動ができていない「エール」だが、視聴率は安定しそうだというのだ。 「まだまだコロナの影響が及んでいるが、裏番組の各局の朝の情報番組はまだまだコロナの話題ばかり。それに飽きた視聴者は『エール』にチャンネルを合わせそうで、『スカーレット』を上回るのでは」(芸能記者) 制作サイドはひそかに期待を募らせているはずだ。
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芸能ニュース 2020年01月18日 14時00分
「朝ドラ」出演報道の志村けん、俳優をやらない理由 大物からの直接オファーで引き受けた映画も
志村けんが、今年春スタートのNHK朝の連続テレビ小説『エール』に出演すると複数のメディアに報じられている。本作は窪田正孝主演で、ヒロインには二階堂ふみが出演する。志村が演じるのは音楽家の役であるようだ。 志村と言えば、コントの名手として知られ、『志村けんのバカ殿様』『志村けんのだいじょぶだぁ』(ともにフジテレビ系)など名物番組も多い。だが、俳優としての活動実績はほとんどない。1960年代にザ・ドリフターズの映画に端役で出演したほかは、映画俳優としての出演作は、1999年公開の『鉄道屋(ぽっぽや)』のみである。本作では子連れの炭鉱労働者を熱演した。本来、志村は俳優業は受けないことで知られているが、『鉄道屋』に関しては、主演の高倉健から直々にオファーの電話があったため受けたようだ。 そもそも、志村はなぜ映画やドラマなど俳優業をやらないのか。ザ・ドリフターズメンバーは、リーダーだったいかりや長介が晩年はコント色を排したシブい俳優として活躍したことでも知られる。ほかのメンバーも俳優業は行っているが、志村だけは頑なに拒んでいるようにも見える。そこにはれっきとした理由があった。 「志村さんは『バカ殿』を始め、自身のコント番組には、本名の志村康徳名義で構成作家として関わることが多いです。これはダウンタウンの松本人志にも通じるスタイルですね。そこには自身が関わる番組に関してきちっと、自分の関われる範囲での世界を作り上げたい思いがあるのでしょう。映画やドラマの場合は演出家がおり、『こうしてください』といった注文を付けられるので、それが嫌なようですね」(芸能ライター) 言わば、コントに殉じる芸人としての美学がそこにあると言える。ただ、そんな志村も今年で70歳を迎えるだけに、何か心境の変化があったのだろうか。いずれにせよ、新たな挑戦と熱演に期待したいところだ。
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