坂本勇人
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スポーツ 2021年12月02日 15時35分
巨人・坂本の主将続投報道に心配の声 不安抱く原監督に「やります」、異例の8年目突入を志願したワケは
2007年から巨人でプレーし、今季までに「1902試合・.291・261本・911打点」といった通算成績を残しているプロ15年目・32歳の坂本勇人。2日、来季も主将を続投すると複数メディアが報じた。 坂本は2015年に阿部慎之助(現巨人一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ)の後任として主将に就任し、今季まで7年連続で主将を務め続けている選手。報道によると、原辰徳監督は「少し楽な状態で野球をやらせるのもいいかな」という思いから、今季終了後に坂本に続投可否の意思を確認。すると、坂本が「もう1年、僕やります」と続投を希望したことから、来季も引き続き主将を任せることを決めたという。 今季の坂本は5月に右手親指を骨折した影響もあり「117試合・.271・19本・46打点」と、打撃3部門全てが前年(.289・19本・65打点)以下の数字に。また、クライマックスシリーズ(CS)ではファースト・ファイナル合わせて「.118・0本・1打点」とほとんど結果を残せなかった。 >>巨人・坂本、原監督の敬遠策に失笑? マウンド集合後に見せた表情が物議、「状況考えたら仕方ない」と同情も<< 坂本の主将続投報道を受け、ネット上には「返答次第では辞めれただろうによく自分から志願したな」、「故障もあったとはいえ、成績落としてるのに主将続投して大丈夫なのか」、「7年間も重責担ってるんだし、そろそろ肩の荷を降ろすのもアリだと思うんだけど」と驚きの声が寄せられている。 一方、「主将期間に日本一獲れてないことに負い目感じてるのか?」、「チームを頂点に導いてから後を託したいって思ってるのかも」、「日本一ゼロのまま辞めるわけにはいかないって責任感もあるんだろうな」と、続投を希望した背景を推測するコメントも数多く挙がった。 坂本が主将を務めた今季までの7年間、チームはAクラス6回、リーグ優勝2回を記録した一方で日本一はゼロ。日本シリーズには2019~2020年にかけ2年連続で出場したが、どちらの年もソフトバンクに4連敗を喫し敗退している。これらの結果を踏まえ、主将在任中にチームを日本一に導けていないことも続投志願の一因になったのではとみているファンは少なくないようだ。 「坂本は今季CSファイナルでヤクルトに敗れ日本一への道が閉ざされた後、『選手個々がもう1ランク、2ランク、ランクアップしないと同じ結果になる』と、自身を含め選手がより一層、奮起しなければ来季も日本一には届かないという旨を語ったことが伝えられています。そのため、主将の立場なら練習・試合中に他選手にげきを飛ばしやすいと考え、来季の続投を希望した可能性も考えられるのではないでしょうか。なお、主将は他選手への鼓舞に加え成績面でもチームを引っ張る数字が求められる過酷な役割ですが、坂本は2007~2014年は平均で『.281・14.4本・54.4打点』、2015年~2021年は同『.303・20.9本・68打点』と主将就任後の方が数字が良くなっています」(野球ライター) 来季は前任者の阿部と並び、球団史上最長となる主将8年目を迎える坂本。2012年の日本一を経験している唯一の現役野手として、チームを10年ぶりの頂点に導くことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月12日 17時00分
巨人・坂本、原監督の敬遠策に失笑? マウンド集合後に見せた表情が物議、「状況考えたら仕方ない」と同情も
11日に行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージの巨人対ヤクルト戦。「0-5」で巨人が敗れたこの試合で、巨人のプロ15年目・32歳の坂本勇人が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と巨人1点ビハインドで迎えた6回裏2死二、三塁で坂本が見せた表情。先発・菅野智之がヤクルトの8番・西浦直亨を打席に迎えたこの場面で、原辰徳監督はベンチを出てマウンドへ。バッテリーや内野陣を集め何か言葉をかけた後、ベンチに戻り西浦を申告敬遠で歩かせた。 原監督がマウンドから離れた直後、同戦の中継カメラは遊撃の守備位置に戻る坂本の様子を映し出す。坂本はバックスクリーンの方向を見ながら苦笑いで首をかしげた後、マウンド上の菅野の方を振り向き「やばっ」というような声をかけた。 >>巨人・原監督の試合後コメントにファン怒り「野手陣も叱れよ」 炎上の山口に苦言も沈黙打線にはお咎め無し?<< 坂本の様子を受け、ネット上には「こんな明らかに困惑してる坂本は初めて見た」、「坂本的には申告敬遠は完全に予想外だったのかな」、「苦笑いというより失笑に近い笑みだったな、内心でも『マジで?』って思ってそう」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「状況考えたらこんな表情になるのも仕方ない」、「苦手でも何でもない西浦との勝負を避けたんだからそりゃ笑うしかないよな」、「メリットが薄すぎる采配に付き合わされる坂本らは可哀想としか言えない」といった同情のコメントも多数挙がった。 「今回の場面で打席に入っていた西浦は今季打率が『.223』と今ひとつ。巨人相手には『.268』とシーズン成績以上の数字を残したものの、マウンド上の菅野に対しては『.000』と1本もヒットを打てていませんでした。原監督は西浦の次打者がここまで『6回無失点・被安打2』と好投していた先発・高橋奎二であることを踏まえて、代打起用による降板を狙って西浦を申告敬遠で歩かせたものと思われます。ただ、ヤクルトベンチには今季代打打率『.366』、得点圏打率『.421』の切り札・川端慎吾が控えていたので、坂本は満塁で川端勝負はリスクが高すぎないかと強い疑問を抱いていたのかもしれません」(野球ライター) 西浦への申告敬遠で2死満塁となった後、菅野は代打で登場した川端に押し出し四球、後続の塩見泰隆に3点三塁打を打たれ計4失点と炎上。坂本が首をかしげた原監督の采配は完全な裏目となり、巨人はCS敗退にリーチがかかる痛い敗戦を喫する結果となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月21日 11時10分
巨人、今季は過去最悪レベルのチーム状況か 坂本の途中交代がきっかけに? 今オフの大型補強も決定的か
「ヤバイ」のひと言では片づけられない。大掛かりなチーム改造を予感させる一戦となった。 10月20日のDeNA戦で原巨人が14試合ぶり、連敗を「10」でストップさせる勝利を挙げた。ゲームセットの瞬間、選手たちは笑みも見せたが、ドッと疲れた出たような雰囲気だった。ここ数日、試合前の練習を見ても、選手たちの悲痛は伝わってきた。特に打撃練習では「対打撃投手」で一人になるせいか、目が血走っていて、人を寄せつけない“ピリピリ感”が漂っていた。 >>巨人・小林、試合終了直後の一場面に批判「喜んでる場合か」 連敗ストップ失敗もマウンド上で投手と抱き合ったワケは<< 同日の勝利がチームを好転させてくれれば良いのだが、まだ安心できない。今のチーム状況は「1975年」と同じだからだ。 「先発の山口俊は初回にこそ失点しましたが、その後はベテランらしく、走者を出しながらも要所をしっかり抑えてくれました」(プロ野球解説者) 5イニングを投げ、失点2。先発投手としての役目は十分に果たしてくれた。 しかし、勝ち星は2番手の畠世周に付いた。投手戦となり、リリーバーに勝ち星を付く試合は珍しくないが、巨人の先発投手は9月24日阪神戦以降、22試合連続で勝ち星が付いていないのだ。この“珍現象”は1975年以来である。 1975年と言えば、巨人が球団史上初の最下位に沈んだ屈辱のシーズンだ。 NPBデータを見てみると、75年のチーム打率が2割3分6厘。リーグワーストである。チーム防御率は3・53(5位)。今季はチーム打率2割4分2厘、同防御率が3・63だから、「最下位に沈んだ75年よりも投手成績が悪く、リーグワーストを記録したシーズンと同じくらい打線が低迷している」とも解釈できる。 その黒歴史となった75年オフだが、張本勲、加藤初といった投打の猛者をトレード補強し、チームを立て直している。 「主力クラスの選手を交換要員として放出したので、大袈裟な言い方になるけど、違うチームになったみたい」 年長のプロ野球OBがそう言う。 当時のことは年長者に聞いても、古すぎて“なんとなく”でしか覚えていなかった。しかし、今オフ、チームが一変するようなテコ入れを強行したとしても決しておかしくはない。 「巨人の雰囲気がおかしくなったのは、坂本勇人を途中交代させた阪神戦(9月6日)だと言われています。6対0でリードしていて、坂本を休養させるために引っ込めた直後から、阪神打線がカチンときたのか、結局、勝ち試合を引き分けに持ち込まれ、以後、チームの雰囲気もおかしくなった、と」(球界関係者) 結果論だが、その9月6日が“転機”と指摘されている。 坂本は10月16日の広島戦で死球を受け、練習も別メニューとなっていた。志願の強行出場であり、20日の連敗脱出を坂本の存在に結びつける声も多く聞かれた。 亀井善行が引退を表明した。チームの精神的支柱でもあったベテランがいなくなる以上、坂本をサポートするためにもチーム補強は必要だ。巨人のオフの動向は要注意である。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月12日 11時00分
球団40年ぶりの快挙、史上最年少がかかる選手も? プロ野球後半戦、球史に残る記録ラッシュに期待
東京五輪(7月21日~8月8日)開催に伴い、7月14日を最後に一時中断していた今季のプロ野球。約1カ月の中断期間を経て、8月13日からいよいよシーズンが再開する。 前半戦終了時点ではセ・リーグは阪神、パ・リーグはオリックスが首位に立っている。この両チームがこのまま優勝を果たすのか、それとも2位以下のチームが巻き返してくるのかが焦点となる中、大記録を達成できるか注目されている選手がいる。 >>巨人、後半戦ローテに隠し球を投入? エース菅野の代役に意外な投手が浮上、不安要素も既に払拭か<< 今季開幕前から大きな期待がかかっているのが、西武のプロ20年目・37歳の栗山巧の通算2000本安打。栗山は当時プロ3年目・21歳だった2004年9月24日・近鉄戦でプロ初安打を記録すると、そこから昨季までに1926安打をマーク。今季も前半戦で59本の安打を積み上げ、通算2000本に残り15本まで迫っている。 前半戦の栗山は1試合あたり約0.92本のペースで安打を記録しているため、後半戦も同ペースと仮定すると8月31日からの対ロッテ2連戦中に2000本に到達する見込みとなる。西武所属選手が2000本安打を達成したのは1983年9月18日・ロッテ戦での山崎裕之氏(現野球解説者)が最後だが、栗山は故障などがなければ後半戦の序盤で球団約40年ぶりの快挙を実現させるだろう。 プロ野球史上最年少記録となる可能性があるのが、巨人のプロ15年目・32歳の坂本勇人の通算400二塁打。当時プロ2年目・19歳の2008年4月1日・中日戦でプロ初二塁打をマークした坂本は、それから昨季までに通算376二塁打を記録。今季前半戦では13本を上積みし記録まで残り11本としている。 現在の通算400二塁打の史上最年少記録は榎本喜八さん(元毎日他)、立浪和義氏(元中日/現野球解説者)が保持する33歳10カ月。坂本は現在32歳8カ月のため今季後半戦、もしくは来季中に400二塁打に到達すれば新記録樹立となるが、前半戦で13本を放っていることを考えると今季後半戦中に歴史を塗り替えることが濃厚といえそうだ。 日本ハムのプロ14年目・36歳の宮西尚生は、昨季まで続けているシーズン50登板記録の更新が後半戦にかかっている。宮西は当時プロ1年目・23歳だった2008年に50試合に登板すると、翌年以降も50登板以上をキープし昨季までに13年連続シーズン50登板を達成。この記録は岩瀬仁紀氏(元中日)が保持するプロ野球記録・15年連続50登板(1999-2013)に次ぐ史上2位の記録となっている。 今季の宮西は防御率「5.82」と不調で、前半戦終了時点では24登板にとどまっている。後半戦のチームの試合数は62試合となっているが、果たして26登板を積み上げ記録を維持することはできるのだろうか。 長らくチームの主力を担い続け、大記録達成に迫っているこの3名。両リーグの優勝争いとともに、彼らの記録の行方に注目してみるのも面白いかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月29日 17時55分
侍ジャパン初戦劇的勝利も稲葉監督に問われる中継ぎ陣の起用法
東京オリンピックの野球競技で侍ジャパンは28日、福島県営あづま球場でドミニカ共和国と対戦。最終回に3点を奪ってサヨナラ勝ちを収めた。 サヨナラ打を放った巨人の坂本勇人は、「初戦を勝つことができてホッとしています。序盤は重い雰囲気で試合が進んでいましたが、ベンチではみんな声を出してくれていましたし、最後も最高の形でみんながつないでくれました。投手がずっと頑張ってくれていたので、野手のみんなが何とか返してあげたいという気持ちが必ずあったと思います。本当にみんなでもぎ取った勝利でした」と試合を振り返っている。 侍ジャパンの稲葉篤紀監督は、「初戦という非常に難しい中で先発の(山本)由伸がしっかり抑えてくれました。先に点を取られて苦しい展開になりましたが、後ろにつなごうという気持ちや最後まで諦めないという気持ちがみんなで一つになって、サヨナラ勝ちという良い形になりました。福島のみなさんにも何か感じられるものが与えられたのではないでしょうか。ボランティアの方々を含めみなさんが我々を応援してくれて、ここまで支えてくれたことに感謝します」とコメント。先発のオリックス山本の好投と、最終回のつなぐ野球を評価しつつ、復興五輪の象徴として開催された福島での試合を支えてくれたボランティアスタッフらに感謝の意を述べていた。 試合には何とか勝ったものの、中継ぎ陣に不安が残ったのは事実だ。2番手の阪神のサイドスロー右腕、青柳晃洋は力のあるドミニカ共和国の左バッターに捕まり2失点。広島のルーキーでクローザーを務めている栗林良吏を最終回に5番手で登板させたが、こちらも1失点と安定感を欠いていたのは事実だ。 楽天の松井裕樹や、メジャー帰りのオリックス平野佳寿らがメンバー落ち。代表経験があって、後ろを任せられるピッチャーが不足していることは多方面から指摘されていた。山崎康晃は代表でもクローザー経験があるが、最終回となると疑問が残る。巨人の高梨雄平のような、ワンポイントで火消しができる存在も欲しかったところ。 山本、楽天の田中将大ら回数が期待できる先発陣に、第2先発が期待される伊藤大海、起用法に注目が集まる大野雄大、千賀滉大と先発型のピッチャーはそろっている。31日のメキシコ戦や決勝トーナメントと、稲葉監督の起用法に注目が集まる。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月01日 15時30分
巨人・山口、打撃中の珍ハプニングで話題に 一塁コーチャーが思わず爆笑?「打席に問題があるのでは」と心配も
6月30日に東京ドームで行われた巨人対広島の一戦。「1-0」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ16年目・33歳の山口俊の珍プレーだった。 注目が集まったのは、両チーム無得点で迎えた3回裏に飛び出たプレー。1死ランナーなしで第1打席に入った山口は、広島先発・九里亜蓮が投じた2球目を強振。ところが、勢い余ったのか左足を滑らせ転倒してしまった。 スイングの際に体のバランスを崩した影響か、打球は九里の前に転がるボテボテのゴロに。山口は転倒後すぐに立ち上がり一塁に走ったもののアウトとなったが、一連の様子を見ていた一塁コーチャーの村田修一コーチは笑みを浮かべながらベンチに戻る山口を見つめていた。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< 山口の転倒を受け、ネット上には「結構な勢いですっ転んだからびっくりした」、「投手なのにフルスイングする姿勢は好きだけど怪我には気をつけてくれ」、「村田コーチがめっちゃニヤニヤしてて草、この様子だとしばらくチーム内でイジられそう」といった反応が寄せられている。 一方、「昨日も同じような転倒があったけど大丈夫か?」、「ウィーラー、坂本に続いて山口もコケたとなると心配、打席に何らかの問題があるのでは」、「全員右打席で左足滑らせてるから、球場関係者は右打席の土の具合を一度チェックしてほしい」と心配するコメントも複数見受けられた。 「巨人は前日29日に同球場で行われた試合でもウィーラーが3回裏の第1打席、坂本勇人が7回裏の第4打席でそれぞれ転倒しています。一般的に打席を含む内野グラウンドは土が軟らかいと踏ん張りがきかず足をとられやすくなるとされていますが、今回の山口を含めた3名は全員右打者で、スイング後に左足を滑らせて転倒したという共通点があります。このことから、球場側は右打席の土の状態などを一度チェックするべきではないかと主張するファンも少なくありません」(野球ライター) 坂本、ウィーラー、山口の3名は、いずれも転倒で故障などを負ったとは伝えられていない。ただ、予期せぬアクシデントが起こる前に、打席の状況は一度確認しておくのが得策かもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月22日 19時45分
侍ジャパン・稲葉監督、五輪メンバー選考基準を明かし驚きの声「そういう面も重視してたのか」 過去の気苦労の影響指摘も
21日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、侍ジャパン・稲葉篤紀監督がVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 16日に東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバー(全24名)を自身の口から直接発表した稲葉監督。スポーツキャスター・松岡修造氏(元男子プロテニス選手)との対談形式のインタビューに応じ、メンバー選考での考え方や金メダル獲得に向けた思いなどを語った。 その中で、松岡氏から「五輪で世界と戦った時に、(この選手は)いけるかどうかっていう(点を判断する)ポイントはどこなんですか?」という質問を受けた稲葉監督は、「ジャパンに対する思い、日の丸を背負って戦うという情熱(があるかどうか)ですね」と回答。メンバー選出に当たっては、侍ジャパンの一員として全力で戦いたいという気持ちがどれだけあるかが大きな判断基準になったと明かした。 >>五輪メンバーの指名を中日がまさかの拒否? 高木氏がアテネ五輪での誤算を暴露、「だから北京では大量派遣したのか」と驚きも<< 稲葉監督は続けて、侍ジャパンへの熱い思いが感じられた選手の1人として、2019年・プレミア12での坂本勇人(巨人)を挙げる。稲葉監督は同大会のベネズエラ戦終盤、それまで「4打数無安打・2三振」と振るわなかった坂本に代え山田哲人(ヤクルト)を代打に送る。ただ、坂本は突然の交代にも全く不満をにじませず、すぐにベンチ前の柵に乗り出して山田を応援したという。 「(坂本は)『代えられた、クソッ!』という気持ちがある中で、それを(態度に)出さずに応援したんですよ。チームが勝つために」と、坂本から勝利への強い気持ちが感じられたという稲葉監督。「ああいう姿なんですよ。ああいうチームにしたいんですよ」と、選手全員が坂本のように気持ちを見せる侍ジャパンにしたいと語った。 稲葉監督の発言を受け、ネット上には「実力だけじゃなくてそういう気持ちの面も重視してたのか」、「五輪みたいな短期決戦は勢いが大事だから、坂本のように周囲を鼓舞する選手は多ければ多いほど有利になりそう」、「そもそもやる気ある選手の方が招集に応じてくれやすいから、『断られた時の代役は…』とかあれこれ考えなくて済むっていう面もあるんだろうな」、「プレミア12の時は戦前から辞退者多かったから、代表への気持ちが招集基準の1つになったのは分からなくもない」といった反応が多数寄せられている。 「稲葉監督が侍ジャパンメンバーを選出したのは2019年のプレミア12以来ですが、同大会の選考では松井裕樹(楽天)、千賀滉大(ソフトバンク)、山川穂高(西武)など、コンディション不良を理由に代表入りを辞退する選手が続出。これに伴い甲斐野央(ソフトバンク)や嘉弥真新也(ソフトバンク)、大竹寛(巨人)といった選手を急きょ追加招集するなど、メンバー選考の段階でそれなりの苦労をしいられていました。こうした経緯もあってか、稲葉監督は今回侍ジャパンにどれだけの思いを持っているかを判断基準に組み込むことで、選考をスムーズに進めたい思惑があったのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 番組では全24名の人選について、「一つも迷いはない」と自信をのぞかせた稲葉監督。確固たる信念のもとで招集した選手たちは、来たる東京五輪でどのような活躍を見せてくれるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月21日 19時55分
巨人・坂本、東京五輪への心境を明かし心配の声「弱気過ぎだろ」 直前の故障離脱も影響? 5度目の大舞台へ及び腰なワケは
20日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)に、巨人のプロ15年目・32歳の坂本勇人がVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバー(全24名)に選出された坂本。メンバーが発表された6月16日に二軍本拠地・ジャイアンツ球場で番組のインタビューに応じ、選出後の心境や金メダル獲得へかける思いなどを語った。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< その中で、インタビュアーから「今回のメンバーを見た時、率直な感想はいかがでしたか?」という質問を受けた坂本は、「僕が一番年上というか、もうそんなに年を取ったんだなと(いう気持ちだった)」と回答。今回のメンバーでは坂本、大野雄大(中日)、田中将大(楽天)、柳田悠岐(ソフトバンク)ら1988年度生まれの4名が最年長となっているが、2013年WBCから侍ジャパンの常連になっている坂本は時の流れの早さに驚いたという。 前回の国際大会である2019年のプレミア12では最年長の松田宣浩(ソフトバンク/当時36歳)がムードメーカーとしてチームを牽引したが、今回は選外のため坂本ら4名が年下の選手たちを引っ張っていく立場となる。ただ、坂本は「僕は盛り上げたりというのはあまりキャラじゃないんですけど、チームを引っ張っていけるようにやらないといけない」と、どのような形で他選手を引っ張っていくべきか少々悩んでいるような旨を語った。 坂本の発言を受け、ネット上には「ファンとしては『まだ32歳か』って感じだけど、本人的には『もう32歳か』って後ろ向きな気持ちなのか」、「五輪へ向けてちょっと弱気過ぎだろ、 正遊撃手の坂本が振るわないって展開になるとマズいんだが」、「同級生が3人いるんだから、盛り上げ役は他に任せてもいい気がするけどなあ」といった心配の声が多数寄せられている。 同時に、「どことなく弱気なのは、ちょっと前まで故障離脱してたからか?」、「復帰後の成績はまだ低空飛行してるし、五輪までに状態戻るか自信が持ててないのでは」、「1か月一軍に居なかったわけだから、目先の国際大会へ及び腰になるのも仕方ないか」と、故障の影響もあるのではと推測するコメントも複数見受けられた。 「侍ジャパン最年長となる坂本、大野、田中、柳田の4名ですが、これまでの国際大会(五輪・WBC・プレミア12)出場回数は柳田が0回、大野が2回、田中が3回、そして坂本が4回となっています。そのため、本人は『年齢も経験も一番上の自分が頑張らないといけない』と少々気負っている可能性は考えられます。これまでの最年長選手が全員ムードメーカータイプだったわけではないのですが、前任者の松田は練習から試合までとにかく声を出して雰囲気を盛り上げていたので、そのイメージも色濃く残っているのかもしれません。一方、坂本は右手親指骨折により5月10日~6月10日まで一軍を離脱しており、復帰後も『6試合・.263・1本・3打点・5安打』とまだ本調子には至っていません。ファンの間ではこの点を引き合いに、坂本は五輪までに調子を戻せるか不安視しているのではと推測する声も挙がっています」(野球ライター) 過去4度出場した国際大会では、「27試合・.286・2本・14打点・30安打」といった通算成績を残している坂本。東京五輪でも正遊撃手としての活躍を多くのファンが期待しているが、果たして期待通りの結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月11日 11時10分
故障者続出の巨人にもはや上がり目はない? 復帰間近の坂本・山口に不安な情報、大逆転での3連覇は絶望的か
原巨人の悪い流れを断ち切ることができるのは、キャプテン・坂本勇人内野手しかいないのか…。 オリックスとの交流戦に敗れ、首位・阪神とのゲーム差は「6」。交流戦最後のカードとなる6月11日からの千葉ロッテ戦に勝ち越すことができなければ、「トラの独走、ペナントレースは終了」と見て間違いないだろう。 オリックスに零敗した10日の試合前、こんな指摘も聞かれた。 「セ・リーグ? 焦っているのは阪神の方です。『追われることの重圧』を感じています。巨人は菅野に続いて、坂本も近日中に復帰してきますし、山口俊投手の帰還も決まりました。打撃不振で二軍調整中の丸も復調しつつあるようです。巨人が追撃態勢を整えつつあるので脅威を感じています」(プロ野球解説者) 「追われることの重圧」について語る関係者は少なくなかった。 しかし、エース菅野智之投手は復帰登板(6日)を白星で飾ることができなかった。ここで勝利していれば、投打の主力選手の不在中をしのいできた選手たちも「いける!」と思い、追撃ムードも一気に高まったはずだった。 >>巨人エース・菅野のクローザー転向を提案? 高木氏の主張に「もったいなさすぎる」賛否、過去の前例から期待の声も<< この後、チームの雰囲気を変えるチャンスがあるとしたら、坂本、山口の復帰戦だけだ。 「単にチームに合流するだけではなく、坂本は得点に絡むヒットを打って、山口は勝利投手にならなければなりません」(球界関係者) あえて、マイナスの情報を伝えるが、再契約した山口俊だが、「渡米する前と比べ、太った」(前出・同)という。米球界のタイト・スケジュールに合わせ、意図的に体重を増やしたのかもしれないが、スタミナ面への懸念と同時に、 「楽天の田中将大でさえ、日米の公式球、マウンドの硬さに適応できませんでした。いきなり一軍登板となる可能性も高いので…」 なんて声も聞かれた。 原辰徳監督は先発での起用を明言したが、「日本の環境に慣れるまではリリーフで」と指摘するプロ野球解説者もいないわけではない。 「坂本、丸、梶谷、菅野、小林が故障や不振で二軍落ちし、チームをまとめてくれる選手がいなくなりました。阪神をまだ追いかけていること自体、上出来では?」(ベテラン記者) 一般論として、優勝経験の多いチームは勝ち方を知っている反面、諦めるのも早いという。選手、関係者は否定するかもしれないが、2019年に原巨人が中盤戦以降で流れを掴んだ途端、前年覇者の広島は淡々とした試合運びが続き、覇気も失った。 今シーズンが終わった時、坂本が帰還する今日からの千葉ロッテ3連戦が分岐点と位置づけられるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月10日 11時30分
巨人・原監督、坂本骨折は阪神追撃へ好都合? 心配コメントの裏で画策する復帰計画とは
巨人・坂本勇人内野手の離脱で、交流戦の戦い方も変わってきそうだ。 去る5月9日の東京ヤクルト戦で、チームの精神的支柱でもある坂本が「右手親指の末節骨骨折」を負った。5回裏の攻撃中、ヤクルト捕手・中村から投じられた牽制球に一塁走者の坂本がヘッドスライディングで帰塁した際に痛めたものだ。 「原辰徳監督は試合後、まだ情報を聞かされていないと前置きしつつも、『大事に至らなければ』と話していました。打撃好調で、かつチームを牽引してきたリーダーの離脱は大ダメージです」(スポーツ紙記者) アクシデント発生からの舞台裏だが、まず、この「セーフか、アウト?」の際どいプレーに対し、ヤクルト・高津臣吾監督がリプレー検証を要求する。審判団が映像を確認している際、坂本はトレーナーに囲まれており、その様子から、「重傷?」の声が取材エリアで漏れていた。 セーフの判定は変わらず、原監督も代走を告げなかった。次イニングの守備からベンチに下がったが、坂本はトレーナー室に入ったまま。重傷であれば“即病院”となるので、「重傷ではなさそう」という安堵感が広まった。 「試合後、病院に直行しました。試合が終わるまでに球場を出たら、チームが浮足立つと思い、坂本が痛みをガマンしていました」(球界関係者) 坂本の配慮が逆転勝利を呼んだのかもしれない。 >>巨人・原監督が緊急トレードを画策か 大乱打戦を招いた意味深采配、昨シリーズのトラウマは未だ根強い?<< 「復帰までの日数は発表されていません。普通に考えたら、長期離脱ですが」(前出・スポーツ紙記者) 打撃好調の坂本が抜けるのは、大きな痛手だ。しかし、別の見方もされていた。 「打つだけなら問題ないとし、すぐに試合にも出てくるのではないか」(前出・球界関係者) 代打要員という意味ではない。 5月25日からセパ交流戦が始まる。パ・リーグ球団が主催する試合では守備に就かない「指名打者」が使える。交流戦が始まるまでは休ませるが、その後はDH要員として使っていくというものだ。 「坂本が帰ってきた時、巨人ナインの士気は高まります。主将の帰還を効果的に利用してくるのではないか、と」(前出・同) エース菅野も右肘の違和感で登録を抹消されている(8日)。主将、エースが揃って不在となる期間ができるが、原監督はさほど慌てていないそうだ。試合後のインタビューでは心配していたが…。 「首位阪神とのゲーム差がこれ以上広がらなければと捉えています。ショートの守れる廣岡をトレード補充したことも、ここで生きてきました」(前出・同) 首位・阪神とのゲーム差は、3・5。この“余裕”が「終盤戦での後悔につながる」と懸念する声も聞かれた。厳しい試合が続きそうだが、同試合の逆転勝ちは「坂本不在」という危機意識が、チームを鼓舞した結果でもある。勝っても、負けても坂本次第。その存在の大きさを再認識させられた。(スポーツライター・飯山満)
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分