池江選手はツイートで「骨髄バンクの登録をした」「輸血、献血をした」といった励ましのメッセージが寄せられたことを紹介し、「私だけでなく、同じように辛い思いをしてる方達にも、本当に希望を持たせて頂いてます」と感謝していた。
今回の池江選手の白血病公表に対し、「本当にガッカリ」と発言したことについて桜田義孝五輪相は13日の衆議院予算委員会で、「配慮を欠いた。おわびをして撤回をする」と発言。野党の辞任要求については、「職務を全力で全うするつもりだ」と拒否した。
14日、この一連のニュースを取り上げ、桜田大臣への批判を報じた『ひるおび!』(TBS系)に出演した作家・タレントの室井佑月は「池江さんは自分の身体のことを一番に考えてほしいです」と前置きをした上で、持論を展開した。
「桜田大臣のことはこれで辞めることになったとしても、オリンピック憲章も読んでない。だから、池江さんは自分のせいとは思わないと思う。他のやり取りを見てると、能力が低いって分かるじゃないですか」と桜田大臣を糾弾した。
この発言を受け、ネット上では批判が殺到している。
「このタイミングで辞めたら確実に池江選手は気に病むよ」「『自分のせいで』と思う人もいるから政争の具に利用してはいけないと言っているのに『そうは思わない』と言って、大臣辞めろと言う。ダメだこりゃ」「勝手に選手の心情を代弁して大臣クビにしろって」「結局切り取りして自民批判したいだけ」「思うかどうかは室井が決めることじゃないぞ」と非難の声が多く挙がっている。
多くの人が、池江選手の告白に驚かされた一方、池江選手の身体を案じている中、今回の告白を「政治利用するな」という意見が寄せられた結果となった。
池江選手は東京オリンピックでメダルが期待されていたトップスイマーの1人だが、「いまは競技よりも治療に専念してください」という声が多く寄せられている。一刻も早い病魔からの回復が待たれる。
記事内の引用について
池江璃花子の公式ツイッターより https://twitter.com/rikakoikee