この日の試合はスポーツテレビ「J SPORTS」が、解説に元プロ野球選手の高橋雅裕氏を迎え中継を行っていた。試合結果は楽天 7 - 4 西武で楽天の勝利となったが、6回表、西武の攻撃で木村文紀外野手が三振すると、高橋氏は「いい気味ですね」と暴言を放った。その後、6回裏で高木勇人投手がフォアボールを出してしまうと、高橋氏は「オッケー」とも発言していた。
しかし、これについて中継を見ていた野球ファンからは、「いい気味って言った…?」「侮辱発言しすぎでしょ」という指摘が殺到。試合終了後も情報が拡散され、「解説者は基本的に平等に解説しなければならないのに、こんな暴言は論外」「人としてどうかしてる…」「楽天ファンでもこんな発言嫌悪する」という批判が多く寄せられる事態になっている。
「批判が批判を呼ぶ状態になり、18日現在、高橋氏のウィキペディアは改ざんされ、概要欄に『解説の評判はとても悪く、なぜ解説の仕事が続けられるのかわからないレベルだ。そして解説者としての自覚があるのか疑問だ』といった文が書き込まれています。西武ファンはもちろん、野球ファン全体からバッシングを受けている状態になっているようです」(芸能ライター)
試合を放送した「J SPORTS」の公式ツイッターアカウントのもとにも、「この人を解説として起用し続けるなら解約します」「楽天ファン用の副音声レベルの解説のように思えますが。他球団のファンは音声消して観ろってことですか?」「ホームチーム寄りになるのは仕方ないですが、あまりにも不適切で腹が立ちました。Jスポはもう解約する予定です」といった苦情が多く寄せられている。
モラルのない解説に、多くの野球ファンが傷ついてしまったようだ。