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アイドル 2015年07月10日 11時45分
乃木坂46 秋元真夏が大河ドラマ撮影で涙を流す その理由は…!?
アイドルグループ、乃木坂46の秋元真夏が、大河ドラマの撮影でカツラに苦戦していたことがわかった。 同グループの主力メンバーが大河ドラマ「花燃ゆ」に出演することが、すでに報じられているが、その撮影で、カツラに苦戦したのが秋元真夏だ。秋元は、以前から頭が大きいことで、多くのメンバーにいじられ、白石麻衣からバレンタインに帽子をプレゼントされた時も、うまくかぶることができず、失笑されていた。 そんな秋元について、まず話題にしたのが、8日深夜に放送されたオールナイトニッポンに出演した生駒里奈、深川麻衣、若月佑美。乃木坂46が大河ドラマに出演することを発表し、撮影を振り返る中で若月が、「なんかありましたよね。カツラの事件が」と話し始めると、生駒が、「秋元真夏さんは頭のハチがね。張ってるんです。カツラを被る時に、締め付けられるから、誰でも痛いじゃないですか。でも、真夏さんの場合は相当痛かったらしくて、痛くて泣いちゃったんだよね」と説明。あまりの痛さに一度は綿をつめてもらいに戻るも、「でも顔が曇ってて、マネージャーさんが頭痛薬を買いにいった」と若月が語った。 また、メンバーの生田絵梨花も自身のブログで、大河の撮影について、「カツラが予想以上に重たくて おじぎするとき頭が落っこちそうになったよ。あと真夏が大変そうでした…いや、でもほんとにね 彼女は泣きながら頑張ってました」と振り返った。 そして、9日には秋元真夏も自身のブログを「締めつけ注意」とのタイトルで更新。「オールナイトニッポンでも話が出ていたみたいですが かつらで少々問題が…」綴り、かつらのサイズが合わず、激痛で涙を流す秋元自身の画像がアップされた。最後に秋元は、「その後、余裕のあるサイズの かつらに変えてもらって撮影しましたよ せっかくセットしていただいたのに またセットし直していただいたり 大変ご迷惑をお掛けする頭でした」と謝罪した。 19日放送の大河ドラマは、秋元真夏の苦労のカツラ姿も注目だ。
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芸能 2015年07月10日 11時45分
滝川クリステルがハメス・ロドリゲスに「チャーミングでさわやかな」
トヨタ自動車『新型シエンタ』報道発表会が9日、都内で行われ、フリーアナウンサー滝川クリステルとサッカー・コロンビア代表のハメス・ロドリゲスが出席した。 『新型シエンタ』の新CMで共演した滝川とロドリゲスだが撮影は別々だった為、今回のイベントが初めての対面となった。滝川がロドリゲスについて「目がキラキラしていて、チャーミングでさわやかな好青年ですね」と話すと、ロドリゲスも「とても綺麗な方ですね」と滝川に好印象。CMについて聞かれるとロドリゲスは「さっき見ましたが、素晴らしい仕上がりでしたね。このCMが流れれば売り上げが伸びると思います」とニッコリ。 今回初の単独来日となったロドリゲス。「滞在時間が短かかったですが、行った所はすごくきれいで、会う人皆親切でとても嬉しかったです。今度訪日する時はもっと長い時間を過ごしたいです」と日本が気に入った様子。 23歳のロドリゲスだが既婚で2歳の娘もいるという。夫婦円満の秘訣を問われると「妻がこの会場に来ているので何と言ったらいいのかな。私はサッカー選手なのでスポーツ以外の事は気にしてません。サッカーに専念させてもらって自分の好きなようやらせてもらってます」と笑顔で語った。(アミーゴ・タケ)
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トレンド 2015年07月10日 11時45分
全長300m! 全米で話題のウォータースライダーが埼玉に
大都会のド真ん中を巨大なウォータースライダーで駆け抜けるイベント「スライド・ザ・シティ(Slide the City)」がこの夏、埼玉に出現する−。 昨年、アメリカで生まれたスライド・ザ・シティは、都会の路上に約300メートルの超巨大ウォータースライダーを特設して、その上を浮き輪に乗りながらハイスピードで滑り抜ける解放感満点のイベント。普段歩いている道路上を水着で滑り抜けるという非日常さがウケて、アメリカやヨーロッパで話題沸騰。6月6日、7日に東京・お台場に日本初上陸した際には、約1万2000枚の前売りチケットは1週間で完売し、スタート前から参加者の行列ができたことでも話題になったばかり。 今回は夏休みド真ん中の8月15日、16日に「SEIBU RAILWAY Presents Slide the City in SEIBU PRINCE DOME」と題して、埼玉県所沢市にある埼玉西武ライオンズのホームスタジアム「西武プリンスドーム」で開催されることになった。目玉は何といっても、国内でも大人気の「泡パーティー(泡パ)」と初コラボレーションすることが決まったことだろう。クラブでお馴染みの泡パは、雪のように舞う泡を頭から浴びて、男女関係なく大盛り上がりするイベント。全身泡だらけになるだけに、まさにスライド・ザ・シティと相性抜群のコラボといえよう。会場には、音楽を楽しめる「DJブース」や屋台が立ち並ぶ「フードブース」もあり、友人同士からファミリーまで楽しめる「フェス」のような盛り上がりが期待できそうだ。 当日は、西武プリンスドーム内に設けられたDJブースでノリノリのミュージックを楽しみながらテンションをフル充電。気分も絶好調になったところで、ドーム出口から200m先の坂の下まで伸びた巨大ウォータースライダーに、ドーム内から助走をつけてスタート。浮き輪に乗って一気に滑り抜けよう。見事ゴールしたら「泡フォトゾーン」がお出迎え。泡バズーカから噴射される泡にまみれながらみんなで記念撮影すれば、最高の夏の思い出の1ページになるかもしれない。 残念ながら先行販売のチケットはすでに完売しているが、この度、追加チケットが8日から発売開始された。この夏は開放感あふれる大規模な水遊びで暑さを吹き飛ばしてみては。【参考サイト】http://seibu-slidethecity.jp/
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社会 2015年07月10日 10時00分
ミサイル“恫喝外交”で同調!? 「ロシア・北朝鮮連合軍」が引き起こす 第三次世界大戦の最悪のシナリオ(2)
要は、ロシアと北朝鮮は共に国内事情の悪化から、“ミサイル外交”に転じる可能性が急速に高まりだしているのだが、恐ろしいのはこの噂にはさらに続きがある点だ。 別の防衛省関係者がこう話す。 「張成沢氏の処刑で中国の後ろ盾を失って以来、北朝鮮はロシアに擦り寄ってきたが、ここにきて両国の経済事情が共に死活問題にまで高まりだしたために、共に手を取り、日米を攻撃する可能性が高まりだしているのです。同時に“ミサイル外交”を仕掛けるか、波状的に別々の動きを見せるかはいまのところわからないが、米国防総省や日本政府もこの不気味な蠢動を警戒しているのです」 日本政府や米国がこうしたロシアと北朝鮮の共闘論を危惧しだしたのには、理由があるという。前述通り、近年両国は水面下で急接近していたが、ここにきて軍事的にも強固な結びつきを見せているからなのだ。 「その一つが、昨年北朝鮮が国内に建設した羅津港3号埠頭の使用権をロシアに与えたことなのです。同埠頭には、石炭や生活物資が大量にロシアから運び込まれているが、有事の際にはロシアの軍用艦が集結できる密約が結ばれたともいわれているのです」(自衛隊関係者) また、北朝鮮には以前にも増してロシア製の武器が持ち込まれているという。 「北は今年に入り、米韓の合同軍事演習を牽制するために、射程距離200キロの最新鋭対艦ミサイルSA5の発射を繰り返しているが、実はこのミサイルはロシア製のKh35Eと指摘されている。そのため、今後はプーチン大統領が宣言した新型大陸間弾道ミサイルが、北朝鮮の最新鋭ミサイルとのフレコミで同国に配備される可能性も高く、ある日足並みを揃えてミサイル発射に踏み切ることも絵空事ではないのです」(同) ただし、気になるのは仮にロシアと北朝鮮が“ミサイル外交”に及んだ場合、どんな悪夢が具体化するのかということだろう。 軍事アナリストが言う。 「最悪のシナリオは、米国本土やグアムに核弾頭付きの大陸間弾道ミサイルが撃ち込まれることだが、その前段には東アジアの米軍防衛ラインを崩すため、三沢や横須賀、沖縄などの在日米軍基地、さらに韓国の在韓米軍基地が攻撃される可能性が高い。無論、その前に米国は偵察衛星で、両国のミサイル発射の動きをキャッチするだろうが、この時点で欧州諸国を巻き込んだ第三次世界大戦が勃発しかねないのです」 安保法制関連法案の成立を目指し、ノー天気にプーチン大統領との会談を模索する安倍首相は、果たしてこの事態をどう見ているのだろうか。
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社会 2015年07月09日 19時00分
虚言癖ドラ息子と白百合女子が犯した 三角関係「キャバ嬢殺人」の報じられない動機(1)
「二股交際がもつれた上に金銭トラブルも重なり凶行に及んだものとみられる」 行方不明だった女性の遺体が発見された6月25日、捜査関係者の一人はこう語った。 神奈川県相模原市緑区の霊園の土中に遺体を埋めたとして、同日に警視庁捜査一課は東京都渋谷区の飲食店アルバイトの男性容疑者A(29)と、静岡県富士市の農業手伝いの女性容疑者B(23)を、死体遺棄容疑で逮捕した。 「翌日の司法解剖で、遺体は一昨年7月から行方がわからなくなり、昨年12月に親族から捜索願が出されていた新宿区に住む阿部由香利さん(当時25)と判明。それまでの捜査で、阿部さんが失踪当時に交際していた容疑者Aと、もう一人の相手だった容疑者Bがすでに浮上していたのです」(全国紙社会部記者) 6月に入り何度かの事情聴取の末、容疑者Bが霊園の一角に埋めたことを自供。特定された遺棄現場は、容疑者Aと関係の深い場所だった。 「そこは母方一族代々の墓石がコの字型に並んだ所。その中央が遺棄現場だったのです。彼には土地勘があるばかりか、彼所有の車のナビには阿部さんが遺棄された当時、この場所へ何度か行った履歴も残されていたのです」(捜査関係者) 容疑者Aは、会社役員の父親と元ラジオ局アナウンサーの母親との間に生まれ、現在は弟と4人暮らし。 渋谷区の自宅は、東京・代々木上原駅近くの都内でも屈指の高級住宅街に建つ鉄筋コンクリート3階建ての豪邸だ。 「不動産関係者によれば、その辺りは坪単価400万円で、約5年前に建て替えたという上物を合わせれば4億円はくだらない邸宅だそうです。容疑者Aは高校を出た後、実際は喫茶店などのアルバイトを転々とする身だったが、夕方の時間帯になると高級スーツを身にまとい外出。芸能関係者を装い携帯電話片手に大声で業界用語っぽいことを喋っている姿が、近隣住民に度々見掛けられていた。本人はサマになっていると思っていたのでしょうが、近所では単なる変わり者扱いだったようです」(前出・記者) 一方の容疑者Bは、犯罪に手を染めるのが不似合いな“お嬢様”育ちだ。 容疑者Bの知人が語る。 「容疑者Aと交際していた当時は、お嬢様大学として知られる白百合女子大学の英語英文学科に通い、映像制作やアナウンス練習をする放送研究会に入っていました。富士市の実家は裕福な茶農家で、借りていた世田谷の部屋は1LDKで家賃が月14万5000円の高級マンション。月々の仕送りも50万円ぐらいあったとかで、リッチな女子大生生活を満喫していましたよ」
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社会 2015年07月09日 18時00分
フジHD株主総会に浮上する質疑打ち切り“やらせ動議”疑惑
フジテレビやニッポン放送の持ち株会社、フジ・メディア・ホールディングスの株主総会が6月25日、都内のホテルで開かれた。ここ数年、毎年のように注目されるのは、32年にわたり同社取締役の座に就いている日枝久会長の進退だ。 「今年も結局は続投が決まりました。太田英昭社長一人に責任を負わせた格好です」(会場に来ていた株主) しかし、今年の総会は思わぬ爆弾がさく裂した。質疑の時間、ある株主が同社の議事運営に“やらせ疑惑”があると暴露したのだ。 「昨年の総会質疑では、質問に立った16人のうち9人が社員株主などの“やらせ”だったという総務局作成のメモがある」 このメモは立派な内部告発だ。すなわち、9人は会社側の業務命令で総会に参加し、会社側の意を汲んだ質問をする人たちだったということ。議長を務める日枝会長が挙手している株主の中から社員株主ばかりを指名するので、本気で会社を追及しようとしている株主たちの発言機会が少なくなったことになる。 「フジ側は質問に対し、沈黙したままでしたね。確かに今年も何人か“やらせ”質問をする株主たちがいました。台場へのカジノ誘致推進にエールを送ったり、動画配信事業の戦略を聞いたり、会社側に堂々と事業説明する機会を与えるだけでした」(経済誌記者) さらに、開始3時間過ぎに事件が起きた。 「60歳過ぎと思われる株主から、質疑打ち切りと採決の動議が出されました。その動議を受けて、日枝議長は会場に同意を求めて、総会を終わらせてしまいました」(同) 実はこの手法、同社は数年前にも使ったことがあるらしく、顧問弁護士から「そういうことをすると会社法に違反し、総会自体が無効になる」と厳しく注意されたという。 近年は日枝会長自身が議長権限として、強引に総会打ち切りを行っていた。この“やらせ動議による質疑打ち切り”について株主は「訴訟を起こす」と怒りを隠さない。 フジの“やらせ体質”はまさにDNAレベルだ。
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芸能ネタ 2015年07月09日 17時30分
2015年上半期の“CM女王”は独走で上戸彩! 男性タレントは相葉雅紀、櫻井翔、松岡修造が首位に並ぶ
メディアの調査、分析を行うニホンモニター社(東京都港区)が「2015上半期タレントCM起用社数ランキングを発表し、女性タレントでは10年のCM女王だった上戸彩(13社)が独走でトップに立った。男性タレントでは、昨年首位だった櫻井翔(嵐)、松岡修造、そして同3位タイだった相葉雅紀(嵐)の3人が10社でトップに並んだ。 昨年、3位タイだった上戸は、ソフトバンクモバイル、AOKIホールディングスなどのCMに出演し、2位に大差をつける圧倒的な強さだった。今後、産休に向かう見込みだが、CMとなると話は別で、10年以来、5年ぶりの首位が射程圏に入った。 2位タイには10社で、杏(昨年10位タイ)、桐谷美玲(同3位タイ)、山本美月(同15位タイ)の3人が並んだ。 5位タイ(9社)に並んだのは、綾瀬はるか(昨年圏外)、有村架純(同2位)、大島優子(同3位タイ)、武井咲(同8位タイ)、広瀬すず(同圏外)、本田翼(同10位タイ)の6人で、広瀬の躍進ぶりが目立った。 11位タイ(8社)は木村文乃(昨年圏外)、指原莉乃(HKT48=同圏外)、ローラ(同1位)の3人で、連ドラの主演に起用されるなど、上り調子の木村はさらに上昇する可能性も十分。昨年のCM女王であるローラは急降下した。 14位タイ(7社)には、石原さとみ(昨年15位タイ)、尾野真千子(同圏外)、菅野美穂(同圏外)、小嶋陽菜(AKB48=同10位タイ)、佐々木希(同圏外)、堀北真希(同3位タイ)、マツコ・デラックス(同10位タイ)、松下奈緒(同圏外)、米倉涼子(同圏外)、渡辺麻友(AKB48=同8位タイ)の10人が並んだ。 一方、男性タレントは昨年と大きな変動はなく、首位(10社)が相葉雅紀(昨年3位タイ)、櫻井翔(同1位)、松岡修造(同1位)の3人。 4位タイ(9社)が大野智(嵐=昨年6位タイ)、西島秀俊(同6位タイ)、二宮和也(嵐=同6位タイ)の3人。7位タイ(8社)が岡田准一(V6=昨年6位タイ)、松坂桃李(同圏外)、松本潤(嵐=同12位タイ)、向井理(同6位タイ)の4人。 以下、11位タイ(7社)が阿部寛(昨年3位タイ)、錦織圭(同圏外)、本田圭佑(同3位タイ)。14位タイ(6社)が綾野剛(昨年圏外)、石川遼(同12位)、小栗旬(同圏外)、香取慎吾(SMAP=同圏外)、斎藤工(同圏外)、笑福亭鶴瓶(同圏外)、登坂広臣(三代目JSB=同圏外)、中居正広(SMAP=同圏外)、松重豊(同圏外)、村上信五(関ジャニ∞=同12位タイ)。昨年、6位タイだった木村拓哉は圏外となった。 昨年、女性タレントではローラが大逆転で女王の座に就いた。下半期、上戸がトップを守るのか、杏らがCM出演数を増やすのか注目が集まる。※調査期間は2015年1月1日〜6月30日で、対象局は日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ (東京地区地上波オンエア分)。番組宣伝や本人出演のCD、DVD、ゲーム(ソーシャル含む)、楽曲配信、映画CMやPV出演での露出等は除かれている(坂本太郎)
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社会 2015年07月09日 16時00分
達人政治家の処世の極意 第八回「中曽根康弘」
中曽根康弘ほど毀誉褒貶の多かった総理大臣はいない。口さがない連中からは「クルクル回る“風見鶏”。定見がない」とさんざん叩かれる一方、じつはよく見ると自身の座標軸はブレておらず、内政・外交ともに確実に実績を残した。 その中曽根の“代名詞”は、まさに「風見鶏」であった。風見鶏とは、ヨーロッパの寺院の塔上などによくあったニワトリの形をした風の方角を知る装置を指している。いま北を向いていたのが瞬時に南のほうを向くことなどで、政界では定見を持たず大勢に順応する人物を指すのが一般的だ。表題の言葉は、天下獲りを目指した中曽根の“政界遊弋史”を見ながら、思わずそのスゴさに唸った自民党ベテラン議員のそれである。中曽根自身も「風見鶏」との声をよしとしていたのである。 なるほど、中曽根風見鶏は若い頃から、じつにクルクルとパフォーマンス全開であった。陣笠議員の頃は自ら新聞に「首相の国民投票制」なるものを投書。群馬県の選挙区の田畑、野原に「首相も悪人もあなたが選びましょう!」と謳ったタテ看を林立させた。国民投票は首相になる“近道”とのアイデアだったが反応はほとんどなく、ダメとわかってすぐ取り払った。 佐藤(栄作)内閣の頃は、当初「佐藤批判の精神を貫く」と声を大にしていたのだったが、その佐藤政権が強靱であると見定めると第2次内閣では運輸大臣のニンジンをぶら下げられ、これに飛びついた。中曽根派内は親分のこの行動に不満爆発だったが、中曽根いわく「犬の遠吠えでは効果がない。刀の切っ先が相手に届く必要がある。佐藤首相のためでなく、国家国民のために働くためである」とした。しかも、第3次内閣でも、やはりちゃっかり防衛庁長官として入閣してしまったのだった。 ちなみに、この防衛庁長官ではいよいよパフォーマンスに拍車がかかり、就任直後の「長官巡視」では東京・練馬の第一連隊がまず最初というのが慣例だったが、どこ吹く風。あえてジェット戦闘機に乗り、重力に顔をゆがめながらも北海道は千歳第七師団に“降下”してみせたのであった。巡視が済んだあとの夜がまたカッコよく、若い自衛隊員と車座の茶碗酒で、「オレはなァ、あえて佐藤総理に頼み込んで防衛庁に来たのよ。言うならキミたちと同じ志願兵だナ」。本来なら長官の位は旧日本軍なら元帥、とても若い隊員たちに、直接、口を開く立場にはない。しかし、中曽根はあえてこの挙に出、酒の入った若者をイイ気持ちにさせ、“一体感”を見事に演出してみせたものである。まさに、「名優は“出”が大事」の実証であった。 また、その一方で自民党内外に向けてはソツがなく、「私は沖縄の返還問題が解決するまでは佐藤総理を守る」と“宣言”、これがまた佐藤をいたく喜ばせ、次の改選人事ではやはり党3役の一角、総務会長ポストを手にしてみせたということであった。 その後も「風見鶏」は休むことなく全開、権力抗争の中で主流にいたかと思えば反主流派に転じ、次いでいつの間にか主流派に身を置くなど、まさに義経の“八艘飛び”かくやを見せ続けた。 白眉は、しばしば田中角栄と距離を置いていたものの、その田中が福田赳夫と天下を争った俗に言う「角福戦争」総裁選では勢いのある田中に付き、主流派の立ち位置を明確にしたことであった。その田中はロッキード事件で退陣後、大平正芳、鈴木善幸といったなお影響力の及ぶ政権を誕生させたが、鈴木のあとついに中曽根を担いだ。 その中曽根政権は田中の影響力の強さから「直角」「角影」「田中曽根内閣」などとヤユされたが、その一方で中曽根は戦後政権で佐藤栄作、吉田茂、小泉純一郎に次ぐ約5年の長期政権の中で、徐々に田中の影響力を殺ぎながらあっぱれ本格政権へ移行させていったということだった。 まさに、こうした中曽根の天下獲りの足跡をみると機を見るに敏、“風向き”を的確にとらえる非凡さをみることができる。読者諸賢にも、この「処世の極意」は十分、一考に値する。社内の風向きは、常に察知しておいて損はないということである。 中曽根康弘、只今じつに97歳。なお向学心を忘れず、論理明晰な論客ぶりを示している。政界にあって「怪人」という言葉は、中曽根のためにあるようである。=敬称略=■中曽根康弘=科学技術庁長官(第7・25代)、運輸大臣(第38代)、防衛庁長官(第25代)、通商産業大臣(第34・35代)、行政管理庁長官(第45代)、内閣総理大臣(第71・72・73代)、自由民主党幹事長、自由民主党総裁(第11代)などを歴任。小林吉弥(こばやしきちや) 永田町取材歴46年のベテラン政治評論家。この間、佐藤栄作内閣以降の大物議員に多数接触する一方、抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書多数。
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レジャー 2015年07月09日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/11福島・7/11中京)
今週デビューの注目新馬は、7月11日(土)中京第5R芝1600m戦に出走予定のシルバーステート。馬名の由来は「銀の州、ネバダ州の愛称」。牡、青鹿毛、2013年5月2日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ、母父Silver Hawk。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はG1レーシング。愛馬会法人・G1サラブレッドクラブの募集馬で総額1億円。近親には05年ディープインパクトが勝った皐月賞で2着に入ったシックスセンス(父サンデーサイレンス)がおり、全兄には芝・ダートで勝ち星を挙げているオリハルコンがいる。本馬はどっしりとしたバランスの良い造り。動きには柔軟性があり、現時点では前駆もトモの筋肉量も十分。長く良い脚を使うというよりもキレ味を武器に勝負するタイプだろう。繋ぎは長めで胴伸びが良いため、距離はある程度あった方が良いタイプだろう。なお、鞍上は福永祐一騎手を予定している。 もう一頭の注目馬は、7月11日(土)福島第5R芝1200m戦に出走予定のマイネルパッセ。馬名の由来は「冠名+通り過ぎる(仏)」。牡、栗毛、2013年3月20日生。美浦・萱野浩二厩舎。父ダノンシャンティ、母コスモクラッベ、母父マイネルラヴ。生産は新冠町・ビッグレッドファーム、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアンターフマンクラブの募集馬で総額1600万円。伯父には09年カンパニーが勝ったマイルCS(GI)で2着に入ったマイネルファルケ(父ムタファーウエク)がいる。本馬は全体的に筋肉量が多く、胴が詰まった如何にも短距離が向く造りをしている。スナップの返しはなかなかのもの。豊富な筋肉量を持つトモから繰り出される末脚は必見。なお、鞍上には柴田大知騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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スポーツ 2015年07月09日 15時00分
FIFAスキャンダルが日本政界に飛び火!? 懲りない男の新たな野望 橋下徹大阪市長仰天の“転職先”(2)
疑惑の火消しに躍起となる日本サッカー協会だが、捜査の手はすぐ近くまで及んでいるのだ。米司法省及びスイス司法当局は、CONMEBOLに関連する日韓汚職ルート問題にも関心を持っており、近日中にA氏を事情聴取する方針だ。 「今回の汚職事件の捜査の本丸は、あくまで17年間の長期政権を築き、FIFAを私物化してきたブラッター会長なんです。焦点はどこまで遡って捜査が進められるか。2002年のW杯では韓国側がFIFA幹部に賄賂をバラ撒いて共催にこぎつけたのは有名な話です。米国は確実な線を潰したい。韓国ルートも内偵中だが、今回のCONMEBOLルートは、まさに宝の山だと見ているんです」(社会部記者) この爆弾発言を行ったA氏の新証言と、さらに彼が保有しているという書類が白日の下に晒され、日本サッカー協会を特定する何かが出てきたら、それこそ大問題になるのは確実だ。 「今回、伏魔殿といわれたFIFAの汚職問題を担当するのは、アフリカ系アメリカ人として初めて女性司法長官に任命されたロレッタ・リンチ氏。ハーバード大法科大学院卒のリンチ長官は、国際的な金融犯罪に実績を持つ超切れ者なんですよ」(同) 来るべきXデーに怯え、日本サッカー協会存続の危機に晒される中、最後の切り札として意外な人物の名前が挙がっているという。 政治生命を賭して訴えた大阪都構想が住民投票で否決され、政界引退を明言した『大阪維新の会』代表の橋下徹大阪市長だ。なんと同協会は、次期Jリーグチェアマンとして橋下氏を招聘する極秘プランを立てているという。 「このままだと、いずれ米&スイス当局は'02年日韓共催W杯招致に伴う“巨額マネー=裏金”にたどり着く。恐らく何らかの問題は浮上するでしょう。そうなれば現幹部の数人、もしくは大半が退陣という事態も想定されるんです」(スポーツライター) 日本サッカー協会が橋下氏擁立を急ぐ事情がもう一つある。一連の汚職問題で2018年にロシア、'22年にカタールで開催されるW杯の開催国選定にも不正があった可能性が指摘されているからだ。 「もし疑惑の対象となっている'22年大会の開催地が白紙になった場合、日本での代替開催案が浮上する可能性が出てきた。不正疑惑で再投票が行われた場合、日本は立候補して、新しい国立競技場を徹底PRする作戦です」(スポーツ紙サッカー担当記者) そんな時に必要とされるのが政財界に有力なパイプを持ち、かつカリスマ性を誇る指導者だ。 「橋下氏なら何ら問題がない。仮に裏金問題でサッカー協会関係者が処分され世間のバッシングを浴びても、弁護士資格を持っている橋下氏がコンプライアンス面に対応すればいいんです」(サッカー協会関係者) また、橋下氏は日本サッカー協会の新たなスポークスマンとしても、うってつけの人材である。 「Jリーグチェアマンは'94年以降、上位組織である日本サッカー協会の副会長も兼任し、絶大な発言力を有している。弁護士、人気タレント、大阪府知事、大阪市長…これだけのキャリアを持ち、しかも弁が立つ。説得力が違うんです。持ち前の過激発言と政治姿勢から“ハシズム”なる造語まで飛び出したスター性もある。橋下氏が指導者としてトップに君臨すれば何の不安もありません」(同) もっとも、橋下氏を巡ってはすでに政界やテレビ界が争奪戦を繰り広げている。 「安倍晋三総理は憲法改正のブレーンとしてなんとしても次期参院選に担ぎ出したいところ。まだあきらめていない」(永田町関係者) テレビ界では、日本テレビが他局に先んじて交渉を進めているという。 「一つが『ミヤネ屋』のコメンテーターです。司会の宮根誠司の頼みとあって、どうしても一度は話を聞かなければならない雰囲気になっている。もう一つが古巣の『行列のできる法律相談所』です」(番組制作関係者) 政界、テレビ界、スポーツ界…。オファーが殺到中の橋下氏だが、Jリーグチェアマンにはガ然関心を持っているようだ。 「タレント活動への障害はない。実は、日本サッカー協会は政財界と密接な関係にあるんです。また、これまで橋下氏が弱いとされていた外交面の人脈も飛躍的にアップする。正直、現段階では断る理由は何も見つからない」(サッカー協会関係者) 橋下氏の動向に注目だ。
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