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アイドル 2016年02月01日 11時30分
岩佐美咲、初ソロコンサートでAKB48からの卒業を発表!
AKB48異色の演歌歌手、岩佐美咲が30日、浅草公会堂で念願だったという初のソロコンサート「岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻(とき)〜」を開催した。岩佐は終盤「これからも皆さんのお力をお借りしながらいろんな夢を叶えていきたいと思っています」とファンに感謝の気持ちを述べたが、同時に「自分に厳しくいきたい」とも明言。「一つ自分の中で決めたことがあります」と切り出すと「AKB48を卒業します」と発表してファンを驚かせた。 冒頭、艶やかな着物姿でステージに登場した岩佐。ファンの歓声を受けるとのっけから元気いっぱい。「初酒」「鞆の浦慕情」などを次々と披露した後、「いよいよ、今日を迎えることができました。自分の夢でもあった初めてのソロコンサート。スタッフさん、ファンのみなさんのおかげ。本当にありがとうございます!」と深々と頭を下げたが、その後は歓喜の涙。ファンの声に「あんまり言わないで、泣いちゃうから」と声を詰まらせた。 中盤以後は派手な三味線の音に乗せ、「フライングゲット」から始まる壮大な演歌バージョンのAKB48メドレーを披露。「津軽海峡・冬景色」「赤いスイートピー」など昭和の名曲に続いて、「涙そうそう」「なごり雪」ではギターの弾き語りにも挑戦。ファンとの「写真撮影タイム!」では「東京ブギウギ」で3階席、「恋する夏の日」で2階席、「東京のバスガール」「ブルーライトヨコハマ」「瀬戸の花嫁」で1階席の客席を練り歩いて歌うなどファンとも積極的に交流した。 会場が大盛り上がりを見せる中、AKB48グループの同僚たちからのビデオメッセージも紹介され、渡辺麻友(AKB48)、浦野一美、多田愛佳(HKT48)、菊地あやか、仲川遥香(JKT48)らが次々に岩佐にエールを送った。また、終盤に差し掛かると、スペシャルゲストとして元AKB48の松井咲子(岩佐の同期で現役音大生)も岩佐の姉の手作りだというバースデーケーキを手に登場。この日が21歳の誕生日だった岩佐を祝福。松井のピアノ伴奏による「履物と傘の物語」「翼をください」も披露され、岩佐を「幸せです」と感激させた。 最後は突然の卒業発表で会場をどよめかせた岩佐。「演歌の道、一本でやっていきたいという意思が演歌を歌わせていただくたびに強くなってきた」と卒業理由を明かすと、「AKBをやめてからが本当のスタートライン。これからも応援してください」と改めてファンに呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)
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アイドル 2016年02月01日 11時13分
AKB48グループ横山由依、北原里英ら、初恋相手との再会トークで盛上がる
AKB48グループのメンバーがそれぞれ主演を務める9つの短編(各10分)からなる映画『9つの窓』の先行公開初日舞台あいさつが30日、横浜市のブリリア ショートショート シアターで行われ、出演する9人のうちAKB48グループの横山由依、北原里英、宮澤佐江、中西智代梨、入山杏奈、木崎ゆりあ、江籠裕奈、茂木忍が出席し、横山が主演した本作の中の一編「漁船の光」のテーマである「初恋の相手」に絡め、「初恋の人にもし再会したら」をお題にトークを行った。この日はその「漁船の光」で横山の初恋相手を演じた大野拓朗ほか、共演の小池亮介、主題歌を担当するThinking Dogsもイベントに出席した。 横山は「初恋の相手」との再会について、大野を横目に「久しぶりに会うということは相手も昔と変わって、大人っぽくなっていたりすると思うので、きっと緊張するかな」とコメント。「初恋の人に会ったという経験が今までないのでわからないです」と謙遜しつつ「恋に落ちるかも」とにっこり。 北原は対照的に「初恋の人って久しぶりに会うと『あれ?』って言うパターンが多い」と述べ、イケメンの大野を振り返りつつ「大野さんみたいだったら嬉しいですけどね」とニヤニヤ。宮澤のほうは「わたしだったら、『初恋の相手だ』ってきちんと告白しますね」といい、木崎は相手によると匂わせる発言で会場を笑わせると、やはり大野をちら見して「長身がだめなので大野さんだったらいらないです」と大野を突き放した。 中西は恋に積極的なイメージを持たれるタイプだというが、「見た目的にガツガツいくと思われがちですけど、たぶん実際は何も言えなくなってしまうタイプです」と恥ずかしげな表情。「会ったとしても心の奥底にしまって『こんにちわ』って言います。思い出に浸っているタイプです」としみじみ。 茂木は「会って、相手がカッコよくなっていたら『あの時、告白しておけばよかった』って後悔するかも」と女の子らしい発言。入山は他のメンバーとは打って変わって素っ気ない態度で「たぶん、どうもしないですね。何も思わないと思います。初恋の相手と言うことをたぶん忘れていると思います」と話して会場をわかせ、15歳の江籠は「本当に好きな相手だったら恥ずかしくて声をかけられないと思います」とキュートな笑顔。他のメンバーから「アイドルとしてパーフェクトな答え」と絶賛されていた。 本作の公開に横山は「短編映画の集まりのような作品。今日ようやく1本になったんだなって感慨深いです。新しいAKBを見ていただけたら嬉しい」と発言。北原も「短編映画にあまりなじみがなかったんですけど、今回参加して短編映画の魅力にはまってしまいました。見てくださる方にもそれが伝わるといいな」と本作をPRしていた。(取材・文:名鹿祥史)『9つの窓』は2月6日より全国順次公開
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その他 2016年02月01日 11時06分
「闘会議2016」セガブースでは「超巨大ロボピッチャ」が登場
「闘会議2016」のセガゲームスのブースでは、80年代に、セガ・エンタープライゼス時代の同社が販売し、家庭用ピッチングマシン玩具として大ヒットした「ロボピッチャ」が、超巨大サイズになって登場した。 「超巨大ロボピッチャ」全長は成人男性くらいの大きさに。10球挑戦してホームランを打つと、賞品としてセガのアクリルキーホルダーをプレゼントしてもらえる体感ゲームとなっていた。 ブースの一角に、バッティングセンターのようにネットが張られており、そこに「超巨大ロボピッチャ」を設置。バッティングセンターのマシンとは違い、使用する球が、オレンジ色のウレタン製ボールということで、侮る人も多かったようだ。しかし、普通の軟式ボールとは違い、仮にタイミングがあったとしても、打球が変な跳ね方をし、ホームランゾーンに持ち込むことは困難なようで、30日のホームラン数は8本、31日は14時の段階で1本だった。 実際に体感した都内在住の野球部経験者の20代男性は「球速はそこまで速くないと思うのですが、当たっても、なんか思うように飛んでくれなかったです」と語った。 また、ブースの中央ステージでは、最新ゲームの紹介や実況プレイを開催。同社の人気コンテンツとなっている、龍が如くシリーズの最新作『龍が如く6(仮称)』の公開プレイには多くの人がつめかけ、より派手になったアクションシーンなどに歓声をあげていた。(斎藤雅道)
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芸能 2016年02月01日 10時57分
元日テレアナ・上田まりえが松竹芸能所属 公式ブログもスタート
2月1日から松竹芸能に所属しタレント活動を開始する元日本テレビアナウンサーの上田まりえ(29)が、同日、アメブロで『上田まりえオフィシャルブログ「ど直球」Powered by Ameba』」を開設。今後のタレント活動への意気込みや心境をつづった。 同ブログを、「初球 」とのタイトルで更新した上田。「みなさま、はじめまして! 上田まりえと申します。昨日までは日本テレビのアナウンサーでした。そして、今日から松竹芸能に所属し、タレントとして活動を始めます」と発表し、「アナウンサーには区切りをつけ、フリーアナウンサーではなく、タレントとして活動していくという答えを出しました。ナレーション、声優、ラジオ、バラエティー、文章を書くこと、お芝居…挑戦してみたいことがたくさんあります。みなさんに楽しんでいただけるようになることが、今の私の一番の目標です」と意気込んでいる。 また、お笑い芸人が多数所属する松竹芸能に所属するということで、「最後に、事務所の兄さん方、姉さん方! 今はまだタレントとして“梅”の実も成っていないような私ですが、“竹”、“松”と成長していけるように頑張りますので、ご指導のほど、宜しくお願い致します!」とも語っている。
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スポーツ 2016年01月31日 12時10分
ヨシノブがもっとも恐れているのはDeNA ラミちゃんと遺恨対決になる?
高橋由伸監督(40)がこんなことを口走ったという。 「僕のことをいちばん知っているからね…」 DeNAのアレックス・ラミレス監督(41)のことだ。同僚として、4年間いっしょにプレーしている。高橋監督は自身の性格をラミレス監督に知られており、代打や投手継投などを読まれてしまうだろうと考えていた。見方を変えれば、高橋監督もラミレス監督の性格は分かっている。今季の両球団の対戦は『心理戦』になりそうだ。 「ラミレス監督は巨人戦を意識したような発言もしています」(プロ野球解説者) ドラフト1位ルーキー、今永昇太(22=駒大)を巨人戦でデビューさせたいと言う。 「巨人に勝つことで彼も勢いづく。だから…」 今永が大学ナンバー1左腕と称されながら、DeNAの単独指名となった。大学最後の2015年は故障から復帰を目指す1年となり、本来のピッチングができなかった。それに加え、ドラフト候補は「豊作の年」とされ、「不安要素が残るのなら、他の候補へ」と1位指名を見送った球団も出た。 その今永はドラフト後の東都リーグ入れ替え戦で、被安打3、奪三振12の好投を見せている。「完全復活」を信じて疑わなかったDeNAスカウト陣の眼力を立証するようなピッチングであり、ラミレス監督のコメントも、 「ローテーションの軸として活躍してくれると信じている」 と、さらに期待を高めるものと変わった。 巨人関係者の一人がこう言う。 「ラミレスが巨人戦で今永をデビューさせるなら、高橋監督もそれに相応しい舞台を用意するのでは」 巨人も1位指名の桜井俊貴(22=立命館大)をDeNA戦でデビューさせるかもしれない。巨人はドラフト会議1週間前、1位候補を数人に絞り込んだが、結論を先送りした。そして、山下哲治スカウト部長自らが対関西大の試合を視察し、最終決断を下したという。「失点1、206球で延長14回を一人で投げ抜いたスタミナ、試合終盤でも球速をほとんど落とさないストレートが決め手になりました」(同) 桜井が大会タイ記録の18奪三振を奪った明治神宮大会初戦は、高橋監督も視察している。高橋監督も当然、桜井の先発ローテーション入りを期待している。第2節、DeNA3連戦の初戦に1位ルーキーを抜てきしてくるかもしれない。 「今永は自身の1位入札がDeNAだけだったことを受け、他球団の1位選手に敵愾心を抱いているとも聞いています。桜井は公立校から立命館大学に進んだ叩き上げです。もし対決が実現すれば、両投手とも意地の張り合いになるでしょう」(前出・プロ野球解説者) 1位ルーキー同士の激突。期待感の膨らむ遺恨試合なら、ファンも大歓迎だろう。 ラミレス監督はDeNA投手陣に対戦バッターへのインコース攻めを徹底させるとしている。高橋監督は大田泰示、岡本和真の育成に重点を置いている。両球団の試合では絵になるような「投手対打者」も見られそうだ。
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スポーツ 2016年01月31日 12時10分
KING OF STRONG STYLEを胸に…中邑真輔“世界”に挑戦!
「悩んでいたのは、2年ぐらい前からですかね」 25日に新日本プロレス本社で行われた退団記者会見で「決意した時期」について質問されると、中邑はこう明かした。最終的に決意したのは昨年11月だったと語っているが、今にして思えば2014年からは「中邑真輔サヨナラツアー」だったと言っても過言ではない。それぐらいこの2年というのは、中邑とゆかりがある選手との対戦が多い期間だった。その軌跡を振り返ってみよう。【棚橋、柴田との再会、グレイシーに12年越しのリベンジ】 2014年は、まず1・4東京ドーム大会で“運命のライバル”棚橋弘至に敗れ、IWGPインターコンチネンタル王座(以下インターコンチ)を失う形でスタート。2月の広島大会でのリターンマッチにも敗れた。しかし、3月のNEW JAPAN CUP 2014では決勝に進出。対戦相手であるバッドラック・ファレのパワー殺法に苦しみ、流血するハンデを背負いながらも逆転勝利を果たし優勝。試合後にはIWGPヘビー級王座ではなく、インターコンチへの挑戦を表明した。 4月の両国国技館大会で棚橋からベルトの奪還に成功すると、中邑がINOKI BOM-BA-YE 2002にて総合格闘技ルールで対戦し、敗れた相手であるダニエル・グレイシーが挑戦表明してきた。バックステージでは「ダニエルもホーレス(・グレイシー)もいつか、こっちから突っついてやろうかって思ってたんスよ。それが向こうから来るとはね」と感慨深い表情でコメントしている。 桜庭和志とのタッグで臨んだ5・3福岡大会では敗れてしまったが、5・25横浜アリーナ大会でダニエル相手にインターコンチの防衛に成功。自身が語った「出世試合」のリベンジを新日本のリングで果たした。 6月の大阪大会でファレに敗れインターコンチを明け渡すが、7月から開幕した“空前絶後”のG1クライマックスでは決勝に進出。決勝の舞台となった8・10西武ドーム大会で行われたオカダ・カズチカとのCHAOS同門による決勝戦は名勝負だったが、惜しくも敗れ準優勝に終わる。 9月の神戸大会でファレを破り再びインターコンチ王者に返り咲くと、10月の両国大会ではタッグで対決した柴田勝頼を次期挑戦者に逆指名。棚橋とともにかつて“新・闘魂三銃士”と呼ばれた柴田との危険な再会は話題を呼んだ。その柴田を11月の大阪大会で退けると、飯伏幸太の襲撃と挑発に遭い、2015年の闘いに続いていく。【飯伏との激戦、同期対決、棚橋との惜別マッチ】 「2015年の新日本プロレスにおける自分の試合というのは、常に100%以上のモノを求めて、かつ自分にとっては特別な、今の中邑真輔を形成する上で特別だった人間とやり合えた。1月4日の飯伏君、12月の後楽園での田口(隆祐)に至るまで」 中邑は退団を決意したポイントについて質問されると、このように2015年の闘いを例に挙げた。2015年は1・4東京ドームで飯伏との激戦を制すと、2月の仙台大会では中邑が新日本本隊を離れてからも一目置いていた“ミスターIWGP”永田裕志を相手に防衛。そして5月の福岡大会では、中邑が仕掛ける形で“同期”の後藤洋央紀と防衛戦を行うも敗れ、7月の大阪城ホール大会でのリターンマッチにも連敗。 同月から開幕したG1クライマックスでは、怪我で戦線離脱してしまったものの途中復帰し、2年連続で決勝まで駒を進めた。決勝の相手は棚橋となり、2人のシングル戦の集大成のような試合を繰り広げたが中邑は惜敗し、2年連続で準優勝。試合後には中邑から手を差し伸べて握手を交わし、手を挙げて棚橋を称えた。もしかしたら、中邑の中で「これが棚橋との最後のシングル」という思いがあったのかもしれない。 9月の神戸大会では、後藤に再び挑戦し、インターコンチを三たび奪取。11月の大阪大会では、デビュー後にLA道場で練習を積み、苦楽をともにしたカール・アンダーソンを相手に防衛に成功する。そして、試合後に挑戦表明したAJスタイルズとの対決が、今年の1・4東京ドームで組まれることになった。 中邑が語っているように、昨年末の後楽園大会では後藤と同じく同期で、中邑を意識した“オヤァイ”でブレイク中の田口ともシングルを行っており、同期という点で言えばヨシタツ(長期欠場中)とリング上で再会できなかったのが悔やまれるが、改めてこの2年間を振り返ってみると、AJとのシングル初対決というのは新日本マットで残された最後のピースだったことがよく分かる。 「今後は新たな刺激、環境、舞台を求めて、挑戦し続ける所存であります」 退団会見で中邑が表情を崩すことはほとんどなかった。しかし、菅林直樹会長から激励の花束を渡されると、数秒間深々と頭を下げ、握手。その姿からは、新日本を“旅立つ”のではなく、新日本の“KING OF STRONG STYLE”中邑真輔が“世界”に挑戦する決意が感じられた。 新日本のプロレスが世界に通用することを証明するため、中邑は世界へと旅立つ。(増田晋侍)<リアルライブ・コラム連載「新日Times」VOL.3>
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その他 2016年01月31日 12時00分
【コンピューターゲームの20世紀 64】一度プレイしてみないと絶対に分からない実写サウンドノベルの素晴らしさ『サウンドノベル 街 -machi-』
1998年1月にセガサターン用ソフトとして発売された『サウンドノベル 街 -machi-』は、『弟切草』『かまいたちの夜』に続くチュンソフト製サウンドノベルシリーズの第3弾にあたる作品であり、過去シリーズからの大胆な仕様変更で話題となった。 最大の変更点は、一部シナリオを除いて背景から登場人物に至るまで全てが実写となった点であろう。前作ではプレイヤー各人が思い描くキャラクター像を壊さないように、そしてより強く感情移入できるよう、全登場人物がシルエットで表現されていた。その狙いは見事的中し、以後に発売された様々な亜流作品においても、同様の技法が多用されることになったのだが、『街』ではこれを敢えて採用しないという決断を下す。結果的にこの仕様変更は物議を醸すこととなり、サウンドノベルは好きでも『街』は未プレイという、多くの食わず嫌いも生んでしまい、肝心の売り上げも振るわなかった。 しかしながら、プレイした人からの評価は総じて高く、サウンドノベルというジャンルをさらなる高みに導いたと言っても過言ではない。なお、プレイステーションで発売された移植版では「シルエットモード」が追加され、実写に抵抗があるプレイヤーに配慮した形となっているが、『街』の魅力の1つは俳優陣のあの熱演であり、セガサターン版をプレイした者としてはシルエットにこそ違和感を覚えたものである。 ところで、本作では「ZAP(ザップ)」なる新システムが採用されているほか、初期状態で8人の主人公が存在し、それぞれに個別のシナリオが用意されている。本作はそのどれからプレイしてもいい。主人公同士は赤の他人で各シナリオも独立しており、直接的なストーリーの繋がりはないものの、舞台は同じ「渋谷」という“街”。本人同士が気づかないうちにすれ違っていることもあり、ある主人公がとった何気ない行動が別の主人公の運命を大きく左右することも。これこそが本作の醍醐味であり、「ZAP」が含まれる文字を選択すれば、他の主人公の特定の時間帯に飛ぶ(=ザッピング)ことができる。 ちなみに、本作では1つのシナリオだけを重点的に進めても、行き着く先はバッドエンド。ただ、このバッドエンドの豊富さもサウンドノベルの魅力の1つであり、本作ではその結末にさらに磨きがかかっている。バッドエンドを回収するために右往左往するのもこのジャンルの面白味の1つだ。しかしながら、1つだけ用意された本エンドに辿り着くためには、正しい選択肢を選びつつ、ザッピングも利用して各主人公の運命を少しずつ変化させながら、それぞれのシナリオを同時並行的に進めなければならない。 ZAPの数はかなり多めで、しかもどれがどのような形でザッピングしているのかを常に考えなければならないため、サウンドノベルシリーズの中ではとりわけ難易度が高い。その代わり、同ジャンルの問題点であった特有の作業感は薄れていて、極めて能動的にゲームを進めることが可能となっているのである。 肝心のシナリオはどれも非常に個性的だ。シナリオは一部を除いて5日間構成で、全員がその日のシナリオを終えたら翌日のシナリオがスタートといった形で進行。その間、各主人公は様々な人間に出会い、あるいは何かしらの事件に巻き込まれたりしながら、個人個人が抱える問題を解決していく。人命が関わるほどのシリアスな物語もあれば、ダイエットに挑戦する女性の5日間を追ったシュールな物語など、涙あり笑いありのバラエティに富んだシナリオはいずれもハイレベルだ。それもそのはず、原作と監修を担当した長坂秀佳氏は脚本家として数々の名作を手がけており(『弟切草』も担当)、特に刑事ドラマの金字塔『特捜最前線』では、メインライターとして数多くの脚本を執筆。そういった経緯から、ゲーム中には『独走最前線』というパロディドラマも登場している。 また、膨大なテキストの中には頻繁に青や緑で示された文字が出てくるのだが、これは「TIP(ティップ)」と呼ばれるもので、おおまかに言うと業界の専門用語など、一般的でない言葉を解説してくれる便利な機能である。この機能のおかげで、聞き慣れない言葉が出てきた場合でもすぐにその意味を理解でき、結果的にテンポを壊すことなく、スムーズにゲームをプレイすることが可能となっている。 また、TIPは用語の解説だけでなく、何らかの事象に対する注釈の意味合いを持つ場合もあるほか、ゲームの進行とはまるで関係ない、制作者の単なる独り言のことも。TIPは真面目な話からおふざけ要素まで実に多彩で、推理の連続で疲れきった頭をすっきりさせてくれる…かどうかは分からないが、『街』を語る上では絶対に外すことのできない重要な要素の1つではないだろうか。 ZAP・TIP・実写という、本作のシステムを流用したサウンドノベルは他に『428 〜封鎖された渋谷で〜』という作品がある。タイトルに「渋谷」とあるので『街』の続編と勘違いしてしまいそうだが、直接的な繋がりはなし。ただ、随所に『街』を彷彿させるネタがちりばめられているので、それを探しながらのプレイもまた一興である。『428』はよりスピード感が重視されたゲーム性で『街』以上に評価する人も多い反面、場を和ませてくれるおふざけ要素はほとんどなし。ストーリーもシリアスな展開の連続で、『街』のあのゴチャついた感じが好きだった方には、逆に物足りなさを感じるかも知れない。『街』は良い意味でも悪い意味でもアンバランスなゲームであったが、ある意味それが魅力のひとつでもあったと言えよう。(内田@ゲイム脳=隔週日曜日に掲載)DATA発売日…1998年メーカー…チュンソフトハード…セガサターンジャンル…サウンドノベル(C)1998 CHUNSOFT Co.,Ltd. (C)1998 チュンソフト (C)1998 長坂秀佳 (C)1998 難波弘之
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芸能ネタ 2016年01月31日 12時00分
宇垣美里アナ バスト90? 過激な“上げ底”がバレた
アイドル不在のTBSにあって「期待の星」だった宇垣美里アナ(24)は、やはりハズレの様相だ。 「宇垣アナは、同志社大学出身。'14年にTBSに入社しました。在学中は『ミスキャンパス同志社』でグランプリを獲得。鳴り物入りとはいわないまでも、注目を集めての入社だったんです。というのもTBSは、一番美形が少ない局とされ、そんな中にあって宇垣アナは将来のエース候補と見られていましたからね。しかし最近では、そんな彼女の評価は下がる一方なんです」(女子アナライター) 宇垣アナが本格的に露出するようになったのは、'14年10月から担当となった情報番組『あさチャン!』。現在も、MCではないものの、連日出演している。 「一気に名を売ったのは、大きな胸を見せつけながらお天気情報を伝えたのがキッカケとされます。男性週刊誌などがこぞって、華奢な体に似合わない“豊乳”が最高! と絶賛し始めたんです。ピチピチの着衣のときなど、あまりに大きく見えるので90センチ超えのGカップと断定されたほどです」(同) しかし、そんな彼女の胸に異論が出始めているというのだ。 「日によってバストの大きさが違うというんです。ネットでは、怒りの“上げ底説”がマン延している状態です」(ネットライター) 実際、彼女の胸には非常に不可思議なところがある。ミスキャンパスに出ただけあって、大学時代の写真が複数存在するのだが、それを見る限り、Gカップはどうも怪しい…。 「ボディーサイズは公表されていませんが、写真判断ではB80・W60・H82。どう見てもB90超えなどは絶対あり得ません。番組によっては、貧乳にさえ見えることがある。これは一説ですけど、本人は大きな胸でブレイクできると読んでいた。ところが、最近は男性誌のネタになることもないので本性を現したとか。つまり、本人も“寄せ上げ”がだんだん面倒になってきたのではないでしょうか」(投稿雑誌編集者) また、彼女の人気を、さらに下げかねない残念な話も浮上した。 「ここ最近、厚塗り化粧が目立つと、ネットに多数書き込みされているんです。ポスト・田中みな実なんて呼ばれたこともありましたが、そんな話もいまや昔です」(同) おっぱい偽装の真意は定かではないが、過剰の“上げ底”は命取りなのだ。
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アイドル 2016年01月31日 11時45分
Juice=Juice・金澤朋子 子宮内膜症で今後の活動に影響
ハロー!プロジェクトの5人組ユニット、Juice=Juiceの金澤朋子が「子宮内膜症」の診断を受けていることが、1月25日、公式ホームページの発表で分かった。金澤の去就、そしてJuice=Juiceの今後に、病気はどのような影響をおよぼすのだろうか…。 予兆は、昨年の秋からあった。 10月17日、その日からはじまる全国ライブツアー「LIVE MISSION 220 〜Code2→NEXT to YOU〜」の公演を体調不良で欠席した金澤。この体調不良が、その後に公表される子宮内膜症によるものなのかは不明だが、重要な初日公演を離脱し、公演前に予定されていたサイン会も返金対応で中止にしたのだ。単なる風邪などでないのはあきらかだった。 武道館公演実現の条件として、全国220公演達成を目標とするライブハウスツアー。その過密スケジュールからか、これまで公演やイベントを欠席したメンバーは、金澤を含めて5人中4人。当初は、ファンの間でも「またか」「働かせすぎだ」などの声が大半で、事態をそれほど重く見てはいなかった。 ファンが不穏な空気を感じはじめたのは、年明けのハロプロ全体コンサートだ。1月9日、金澤はその日の2公演を欠席。翌10日の昼公演には登場したが、体調が万全でないことは、重い表情や動きから見て取れた。案の定、夜公演の途中から金澤は姿を見せなくなった。その日は、DVDの収録が入っていた。本来なら全休としたいところ、無理をしてギリギリまでステージに立っていたのかもしれない。 1日2〜3公演を連日こなしていくハロプロの全体コンサート、通称「ハロコン」では、ツアー途中で体調を崩し離脱する者が少なくない。特に、毎年1月2日からはじまる冬のハロコンでは、インフルエンザに罹患して欠席するメンバーが多い。しかし、このとき金澤にインフルエンザの症状が出ていたのなら、周囲に広がることを恐れ、収録があろうとも朝から欠席させていたはずだ。前年の秋から痛めていた肩が悪化したと見る向きもあったが、昼公演ではひな壇に座ってのトークコーナーを休んでいたため、それも考えづらい。金澤は、1月11日と12日のJuice=Juiceのイベントも欠席した。 1月13日、金澤の体調不良が「胃腸炎」であることが公式サイトで伝えられた。とりあえず、病状が分かったことでひと安心する一方、その後に予定されていたJuice=Juiceでの2公演(1月13日、15日)、ハロコン2公演(同16日、17日)の欠席決定の知らせに、ファンはとまどった。「ただの胃腸炎で、そこまで長引くだろうか?」と。ハロコンを欠席した1月9日以降、ブログをほぼ更新していなかったことも、心配する気持ちを波立たせた。 金澤が生の姿をファンの前に見せたのは、1月19日の握手会イベント。3日後の単独ライブにも晴れて復帰するが、その公演後の握手会で、金澤は大粒の涙を流した。体調への配慮か、途中からは着席しての握手となった。欠席が続いた悔しさからなのか、あたたかく待ち続けていたファンへの感謝か、それともほかの理由があるのか。涙を流し続ける金澤を前に、数百人のファンは誰も確かめることができなかった。 金澤朋子の本当の病名が報告されたのは、それから3日後だった。 そもそも、子宮内膜症とはどのような病気なのか。ハロプロの公式サイトには、「20代から40代の女性のおよそ10%が患っている」とあるが、「それほど珍しくはない」と、特段に心配しないでもいいものなのだろうか。 子宮内膜症とは、本来子宮内にある子宮内膜という組織が、子宮以外の場所に発生し増殖する病気だ。最も大きな症状は、下腹部、腰、頭などに表れる「痛み」で、それは「腹の奥が引きちぎられるよう」とも表現される。これだけでも、「多くの女性がなるから」と楽観できる病気ではないことが分かる。また、短期間での完治は難しく、基本的に長く付き合っていく病気だという点も気がかりだ。金澤にとってはハロプロの大先輩である松浦亜弥も同じ病気を患い、活動をセーブすることになった。 「今後は体調と相談しながらの活動となりますが、今までと同様、いや、今まで以上に! 精一杯努力していきます」 自らを鼓舞するかのように語る金澤だが、同時に「志半ばで夢を諦めたく無いという気持ちが強かった」とも綴っている。「卒業」や「引退」という選択が、現実味をもって考えられていたことがうかがえる。 「薬の影響による突発的な頭痛、めまい、むかつきなどの症状が見受けられます。体調をみながらの活動となります事、また急な変調も予想されますので、何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます」 こちらは、所属事務所であるアップフロントプロモーションからの公式発表だ。この内容からも活動の継続は間違いないようだが、現在、Juice=Juiceはハロプロのどのグループよりも多忙を極めている。前述の単独ツアーだけでなく、朝井リョウの同名小説を原作とするテレビドラマ『武道館』の劇中ユニット「NEXT YOU」としての動きも、2月3日のシングルリリースに向けていよいよ本番を迎えるところだ。 220公演という無謀とも思えるライブツアーは、やっと折り返しを迎えた辺り。同じハロプロのアンジュルムが「2年で日本3周」を宣言したものの、その後、なし崩し的に公約の旗を下ろしたこともあって、Juice=Juiceまでが同じ道を辿るわけにはいかない。文字通り、過酷なミッションだ。 そんな苦労が実を結んで、最近のJuice=Juiceへの評価は非常に高い。総合的なパフォーマンス力は、ハロプロトップとの声も耳にする。当然この評価は、他に類のない歌声や個性を持つ金澤朋子あってのもの。“5人”のJuice=Juiceのキャラクターバランスのよさは、ハロプロのみならず、アイドル界随一だ。「決して無理をさせたくはないが、グループ成功のためにも活動は続けて欲しい」と願うのが、ファンの偽らざる気持ちだろう。 このようなとき、ファンはどのような態度をとるべきなのか。「働かせすぎるな」「しっかりと休ませろ」と事務所をバッシングするのは簡単だ。しかし、原因が不明で短期間の完治は難しい病気だけに、休養を取ることだけが本当に金澤朋子のためになるのか、現時点では医師すら分からない。とある医師会では、子宮内膜症に罹った者の心がけとして、第一に「好きな仕事や趣味を続ける」ことをあげている。 今回のアクシデントに、ほかのメンバー4人は「みんなで支えていきたい」と声を揃えている。「観覧者」や「ユーザー」というだけでなく、「サポーター」の側面も強く持っているアイドルファン。心配する思いや応援の持ちを過剰な方法で表すことなく、本人の意志を尊重して冷静に見守るのが、今、ファンにできる第一のサポートかもしれない。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第13回】*写真 (C)フジテレビ/スカパー!/共同テレビ
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その他 2016年01月31日 11時40分
クエン酸で疲労回復! 梅アンチョビの和風ブルスケッタ
梅干に含まれるクエン酸は疲労回復、二日酔い解消、食欲増進など、多忙な社会人に嬉しい効果がたくさん期待されています。また梅干を、たんぱく質の豊富なチーズと合わせることで肉体疲労だけでなく、精神的な疲れを緩和させることにも役立ちます。梅干の酸味、アンチョビの塩気、クリーミーなチーズが食欲をそそるバランスの良いおつまみです。【材料 2人分】バゲット 約6cmバター 適量梅干 1個アンチョビ、フィレ 2枚オリーブオイル 小さじ1モッツァレラチーズ 1個パセリ 適量(なくても可) 1.バゲットを約1.5cmの厚さに4等分して、表面にバターを塗り、トースターでカリっとするまで焼く。 2.梅干の種を取り、アンチョビと一緒に包丁でたたいてなじませる。そこにオリーブオイルを加えのばす。 3.モッツァレラチーズは4等分にスライスする。 4.1のバゲットにチーズ、2の梅アンチョビを載せ、トースターでチーズが溶けるまで焼く。お好みでパセリをトッピングする。 モッツァレラチーズだけでなくリコッタチーズ、市販のピザ用チーズもおすすめです。レシピ・文・写真:オダーナルみさ
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分