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芸能 2019年09月03日 12時00分
加藤浩次「親子を分断してでも保護すべき」に称賛 出水市虐待死「児相の対応問題ない」発言の山脇氏には批判
子どもへの虐待事件が増える中、また痛ましいニュースが飛び込んできた。鹿児島県出水市で4歳の大塚璃愛来ちゃんが死亡し、暴行容疑で母親の交際相手で同居の建設作業員・日渡駿容疑者(21)が逮捕された。 3日の『スッキリ』(日本テレビ系)でも、この経緯を詳しく紹介。加藤浩次の発言にも称賛が広がっている。 事件の直接の引き金になったと思われるのは7月のこと。テーブルの角に頭をぶつけたとして、璃愛來ちゃんが病院の救急外来で受診。その際、病院の職員が璃愛來ちゃんの体に数か所のあざがあることを確認し、市に通報。その後、家を児童相談所(児相)が3度訪れたが不在だったという。先月26日にようやく面会できたが、その翌日、日渡容疑者は璃愛來ちゃんを暴行。璃愛來ちゃんの死亡が確認されたという。 この日は、児相に19年間勤めたという心理カウンセラーの山脇由貴子氏がスタジオに登場。「面談している時にお子さんの体を見せていただけますかっていう話はできるか」という質問に同氏は、「権限はあるがお母さんが嫌がることを無理にして、子供の安否確認ができなくなることにもつながる」とその危険性を回答。 また、「(面会)初回でいきなり、服を脱がせて全身を見せてねということはなかなかできない」と主張し、「出水市の対応に大きな問題があるとは思っていない」とも述べた。 だが、同氏の考えに加藤は「それぞれの案件は随分違うので、ひとつにまとめることはできない」と柔軟な対応をすべきと反論。さらに、児相の仕事について、「難しいのはわかるが、でも、結果的にこういうことが起こってしまっている」と、やるせない怒りをぶつけた。 一方、山脇氏は「児童相談所は親との信頼関係を重視しなければいけないという矛盾した役割を担っているので、介入する役割を分けない限りは強行に分断することは難しい」と児相の限界を指摘。 それでも加藤は「その不安より引き離した方が安全だという方法を取った方が僕はいいと思う」と語気を強め、「分断しなきゃいけないという判断をしなきゃいけない」と引き離してでも保護すべきと繰り返し強調していた。 全国の児相が平成30年度に対応した児童虐待の件数は、15万9850件と過去最多を更新した。今後、児相の役割はどう変わっていくべきなのだろうか。
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芸能 2019年09月03日 11時50分
ファン急増中のイケメン俳優・伊藤健太郎、牛の心まで掴む? 鳴き声で会話できる理由も明かす
俳優の伊藤健太郎が2日、都内で行われた「新『紅茶花伝ロイヤルミルクティー』発売記者会見」に出席した。 コカ・コーラが発売する同商品は、来年発売25周年を迎えることから、味やパッケージデザインを一新。伊藤はその同商品の新CM「開発者物語」 編に出演し、牛のロイミを相手においしいミルクティーを作ろうと奮闘するミルクティー開発者役を熱演。同CMではロイミと伊藤のコミカルなやり取りが見所となる。 会見ではその役と同じスーツ姿でロイミと共に登場。CMさながらロイミの鳴き声を通訳するパフォーマンスや、ロイミの声を当てるパフォーマンスも披露し、嬉しそうな表情。牛の鳴き声を聞いて何を言っているかを理解できる理由を問われると、「心が通い合っているから」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2019年09月03日 11時30分
オリックス、逆転CSへ負けられない11連戦は2勝1敗1分け発進!悔やまれる1日の逆転負け
“大”下克上を目指すオリックスの逆転CS進出に向けて大きな「貯金」が求められる魔の11連戦が8月30日、千葉ロッテとのZOZOマリンスタジアム4連戦で開戦した。 初戦は6回まで点差を広げられていたが、7回に小島脩平の4号ソロをロッテ先発の西野勇士から放つと、8回、9回とロッテのリリーバーを破壊力ある打線が打ち崩し逆転。終わってみれば10-4と快勝で初戦を制した。先発の“エース”山岡泰輔は4回4失点でKOされ、ベンチで悔しさを滲ませていたが、高山郁夫投手コーチがしっかりとフォローする姿が印象的で、山岡は「チームにとって大事な連戦の初戦を任されていたのに、今日のようなピッチングになってしまい、申し訳ないということしかありません」と大反省のコメント。この悔しさを次戦に生かしてもらいたい。 第2戦は先発のアルバースが、ロッテ先発の佐々木千隼とお互いに1失点ずつの投げ合いを演じて、リリーバーにスイッチ。ドラマは最終回に待っていた。ロッテの守護神、益田直也から、安達了一が2号ソロをオリックスファンが集まっているレフトスタンドへ直撃。最後はディクソンが締めて2連勝。5位の北海道日本ハムが敗れたため、実に4か月ぶりに最下位を脱出。オリックスにとっては大きな1勝となった。 3戦目は、吉田正尚の23号3ランなどで4点を先に取るも、先発の竹安大知がピリッとせず3回2/3を3失点で降板。竹安に続いてマウンドに上がった山田修義も制球に苦しみ、ロッテのマーティンに9号3ランを打たれてしまい、まさかの逆転を許してしまう。その後、突き放されながらも追いついたオリックスだったが、その直後、近藤大亮が藤岡裕大にボール球をライトスタンドに運ばれ再び2点差で万事休す。この試合、ロメロが走塁、小島が自打球のアクシデントでそれぞれ途中交代しており、後味の悪い試合となってしまった。 オリックスの2勝1敗で迎えた4戦目は、K-鈴木と、ロッテ先発の土肥星也が2失点ずつに抑える投手戦に。結局、延長になっても両チームともに決め手を欠く内容で延長12回引き分けに。得意としているロッテを相手に3勝1敗…願わくば4タテを狙いたかったオリックスにとっては、マイナスには終わらなかったが、大きな貯金を生み出すことも出来なかった。特に9月1日の試合は4点を先に取っただけに、“勝てた”ゲームであり、まだ可能性を残しているシーズン終盤での“取りこぼし”は痛過ぎる。 ただし幸いだったのは、好調のロメロと小島が抹消されずに済んだことである。小島は2日の試合の最終回に一塁の守備に就いていた。ファームでは“神童”山本由伸が復活に向けて実戦登板し、近日中の再昇格が見えてきた。由伸も「順調に来てます」と、抹消されてから無駄な時間を過ごすことなく、チームの“大”下克上と、自身の最優秀防御率のタイトル獲得、そして“秋以降”を見据えて、しっかりと準備が出来た段階で再び一軍で勇姿を見せてくれるはず。由伸が帰ってきた時、ミッションオクトーバーへのスピードをさらに加速させるためは、4日から始まるほっともっとフィールド神戸での埼玉西武との3連戦は最低でも勝ち越さなければならない。今年最後の神戸という意味でも負けられない要素が揃っている。 神戸の後は札幌3連戦と仙台で1試合が待っている。西武、東北楽天との差を縮めていくことを最優先に、「負けない」ヤル気MAXオリックスに期待したい。(どら増田)
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社会 2019年09月03日 11時25分
17歳高校生、タクシーを盗んで無免許運転“動かぬ証拠”を残し御用 「無知すぎる」と呆れ声
2日、福岡県北九州市門司区で、無免許でタクシーを盗んで運転した高校生が逮捕されたことが判明。その呆れた行動に怒りの声が噴出している。 逮捕されたのは門司区に住む高校2年の男子生徒(17)。8月31日早朝、タクシー営業所に忍び込むと、そのままエンジンを掛け出発。2キロ走った山道でカーブを曲がり切れずに脱輪。そのまま道にタクシーを放置し、通報などをせずその場を離れた。 その後、車両がなくなっていることに気がついたタクシー会社が通報。通行人が現場で発見し、事態が発覚した。当然タクシーにはドライブレコーダーが搭載されており、一部始終がバッチリ記録されていた。すぐにこの高校生の犯行であることが判明し、警察が捜査を開始し、道路交通法違反などの疑いで御用と相成った。 警察の取り調べに対し、高校生が容疑を認めたうえで、犯行理由について、「運転がしたかったから」と供述。「車を運転したいから盗んでしまえばいいんじゃない?」という、驚きの論理で犯行に及んでいた。どうやら、タクシーにドライブレコーダーという「動かぬ証拠」を撮影するシステムが搭載されていることを知らなかったようだ。 このなんとも恐ろしい事件に、ネットユーザーからは「運転がしたかったからという理由で他人の車を盗んでしまおうとなる思考回路が恐ろしい」「今後重大事件を起こす可能性がある人物。きちんと処罰してほしい」など、処分を望む声が上がる。 また、「ドライブレコーダーを知らないとは無知すぎる」「親の顔が見てみたい」「親は一体何を教育していたのか」「どうしたらこんな人間を育てられるのか」「親が甘やかしていたのではないか」など、犯人の高校生はもちろん、その親の責任を追及する声もあった。 高校2年生が自動車に興味を持つことはよくあることだが、タクシーを盗んで運転してしまうとは異常である。自分の欲求を満たすために他人の物を奪ってもなんとも思わないという思想は、非常に危険と言わざるを得ないだろう。
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スポーツ 2019年09月03日 06時30分
何も聞かされていなかった…中日・松坂、球団との関係はもはや修復不能? 阪神・鳥谷とは今後明暗分かれるか
例年以上に慌ただしいオフになりそうだ。阪神・鳥谷敬内野手(38)が引退勧告を受けたのに続き、中日・松坂大輔投手(38)も現役続行の危機に晒された。 「1イニングと持たず、1/3回8失点のKO劇以降(7月27日)、松坂は二軍で調整を続けていました。8月に入り、右肘の違和感を訴え、チームを離れ、横浜市内の病院で検査を受けるなどしていましたが」(関係者) 中日・加藤宏幸球団代表(60)がナゴヤ球場で松坂との直接会談に臨んだのは、9月1日。同代表は8月27日からの阪神3連戦(甲子園)に同行しており、29日、「近日中に松坂と面談する予定」だと伝えていた。 鳥谷が「最後かもしれない」と引退を示唆するような言葉を発したのは、8月25日・神宮球場。その後、球団幹部と面談し、引退勧告がされた。そのため、阪神・中日戦(甲子園)は、通常以上の記者団が集まり、そこに松坂の去就問題も重なってきたわけだ。 「鳥谷の『最後かも』発言が騒動の発端とされていますが、普段の彼はそういう発言をしません。野球人生を振り返るような感慨深い物言いをしたということは、それ以前に球団幹部との話し合いがあって、来季の契約か厳しい(現役続行)と伝えられていたと見るべき」(ベテラン記者) その見解を松坂のほうに照らし合わせてみると、中日球団との関係がアヤシクなってくる。29日の加藤代表の発言を、翌30日に中日番の記者たちが松坂本人にぶつけている。その時、松坂は「聞いていない」と答えたが、さらに「いつ言ったの?」と聞き返したそうだ。 ベテランへの肩たたき発言は、言う側もつらい。そして、長年の功績に配慮し、事前に何度か会って、ヤンワリと伝えておき、お互いが感情的にならないよう配慮するのが一般的だ。 「松坂は現役続行の意思を強く持っています。8月に痛めた右肘のこともありますが、中日は松坂の投手生命に限界を感じたのではないか」(前出・同) 今季、いろいろなことがあった。2月に右肩を故障、それについて、松坂は握手を求められたファンに強く引っ張られたと説明した。この言葉に嘘はないとしても、相手がファンならば、球団は松坂を咎めることができない。また、同月米国での永住権取得のため、一時的にチームを離れることも球団は認めている。一方、5月に知人とゴルフに出掛け、「10日間の外出禁止と反省文の提出」のペナルティ処分を受けた。 「試合で投げるか投げないかは、いつも松坂の申告次第。他選手の調整の兼ね合いが難しい」(前出・同) こうした松坂への配慮は、他選手にも影響する。結果を残せないベテラン、待遇に対する球団への疑念…。ナゴヤ球場で行われた松坂との面談だが、球団側は「意見交換」というニュアンスだった。しかし、現役続行が叶わない可能性は松坂も察していたはずだ。 鳥谷と松坂。試合前の守備練習で、鳥谷が木浪、糸原などの若手にアドバイスを送ることもある。スタメンを外されても、試合開始と同時にベンチの最前列に出て、声を出す。松坂は故障を抱えているとはいえ、自身の練習が終わると、すぐに帰り支度を始める。性格もあるのかもしれないが、両者が他球団での現役続行を望むとしたら、松坂は厳しい状況に置かれそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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社会 2019年09月03日 06時00分
腰に8本の針が刺さったまま10年間生活した男性 4時間以上の手術で針が取り除かれる
日常生活に大きな差し障りがなければ、ちょっとした身体の痛みを放置してしまう人はいるだろう。海外では体内に入った異物を長い間、放置し生活していた人がいる。 中国・湖南(こなん)省で、55歳の男性が8本の針が体内に刺さったまま10年間生活していたと、海外ニュースサイト『Oddity Central』が8月28日に報じた。同記事によると、男性は右側の腰に痛みを感じることがたまにあったが、仕事が忙しく、長年病院に行かずに放置していたそうだ。しかし今年の8月初旬、背中の強い痛みに襲われ男性は医師の診断を受けることに。レントゲン検査で、右側の腰に8本の針が刺さっていることが分かった。 同記事によると、男性は10年前に職場のごみ箱の上に転んだことがあり、転んだ際にゴミ箱の中にあった針が右側の腰に刺さったという。男性は、腰に刺さった針を全て自分で抜き取ったと思っていたが、いくつかの針は体内に残ったままだったようだと伝えられている。 何本かの針が重要な筋肉に刺さっていたため、男性が走ったりストレッチをしたりすると、筋肉を傷つける可能性があった。医師はできるだけ早く手術をし、針を取り除くよう促した。8月15日に手術が行われ、4時間以上の手術を経て、男性の体から全ての針が取り除かれた。幸いにも男性は回復し、今後は痛みを感じることなく通常の生活を送れるという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「10年も気づかないものなのか。痛みに慣れてしまっていたのかも」「10年間も針が体内にあったなんてゾッとする」「10年前、針が腰に刺さった時点で病院に行くべきだった」「心臓に針が到達していたら大変だった。致命傷にならず、痛みだけで済んでよかった」などの声が挙がっていた。 海外には、体内に針が刺さったまま生活していた人が他にもいる。 中国・河南(かなん)省で、8歳の男児が、首に3本の針が刺さったまま、5〜6年間生活していたと海外ニュースサイト『AsiaOne』が7月に報じた。同記事によると、男児は運動不足でよく転倒していたが、家族はさほど心配していなかったそうだ。男児が首の痛みを頻繁に訴え、時には泣くこともあったため、家族が男児を病院に連れていった。 男児が病院でCTスキャンを受けたところ、首に3本の針が刺さっていることを確認した。2本は神経が多く通る脊柱の隙間に刺さっていて、1本は気管の近くに刺さっていたという。医師は非常に危険な状態であると家族に告げ、一刻も早く手術をすべきだと伝えた。7月7日、針を取り除く手術が行われ、7時間以上の手術の後、全ての針が取り除かれた。針がいつどのように男児の体に刺さったのかは分かっていない。幸いにも、男児は回復している。針が神経に刺さっていたら、痛み以外の後遺症が残る可能性があったが、針が神経に刺さる前に手術したため、痛み以外の後遺症はないという。 今回の2事例は、大惨事になる前に取り除くことができた。想像もできない事態だが、身体に異変を感じたらすぐに受診した方がよさそうだ。記事内の引用についてPain in the Butt – Man Somehow Lives with Eight Metal Needles Stuck in His Behind(Oddity Central)よりhttps://www.odditycentral.com/news/pain-in-the-butt-man-somehow-lives-with-eight-metal-needles-stuck-in-his-behind.html8-year-old boy in China found with broken needle lodged in his neck for 6 years(AsiaOne)https://www.asiaone.com/china/8-year-old-boy-found-broken-needle-lodged-his-neck-6-years
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社会 2019年09月03日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第334回続アベ・ショック
10月1日に消費税が増税されるが、その後の景気失速、あるいは「経済危機」について、財務省や安倍政権は間違いなく“外国”に責任を押し付けようとする。1997年の消費税増税による「消費縮小」を中心とした景気失速は、なぜか「アジア通貨危機」のせいにされた。緊縮財政による悪影響を、外的要因に押し付けるというのは、財務省のお家芸なのである。 ’97年4月の消費税増税による消費縮小は、1997年4―6月期に始まった。アジア通貨危機が勃発したのは1997年7月であるため、日本国民は、「7月からアジア通貨危機で世界経済が混乱するから、今のうちに消費を控えよう」と、神をも超える洞察力を発揮し、4月時点で消費を控え始めたことになる。バカバカしい限りだ。 さて、現在、日本は内部要因である五輪不況、消費税増税、残業規制など、外部要因である米中覇権戦争、欧州経済失速、ブレグジットなどと、複数の経済的なリスクを抱えており、残念ながら2020年の「アベ・ショック」は避けられそうにない。 実は現在、主要国の国債金利が異常な状況になっている。長期金利で見ると、日本が▲0.2%、スイスが▲1.08。この辺りは長期金利マイナスの常連なのだが、加えて、ドイツ▲0.688%、フランス▲0.413%、オランダ▲0.57%。日本の長期金利が“高く”見えてしまう有様なのだ。 長期金利がマイナスに陥っていない欧州諸国にしても、イギリスが+0・46%、スペイン+0.07%、ポルトガル+0.09%、ギリシャ+1.93%(!)。’14年に財政破綻したギリシャの長期金利が、2%を割っている。 アメリカの長期金利は+1.55%で、これも相当に低水準だが、ギリシャが接近してきている。世界は完全に「資金需要不足」の状況に陥りつつあるのだ。 すでにドイツの4―6月期の経済成長率はマイナスに落ち込んでいる。ドイツは財政均衡を“憲法”に書いている、ブキャナニスト(ジェームズ・M・ブキャナンの信者)だ。“そのドイツ”が、財政赤字の拡大を示唆するような事態になっている。 ドイツの景況感(PMIベース)は、2018年初頭は60を上回っていたのが、一気に落ち込み、すでに45を切った。特に、輸出依存度が高いドイツは、輸出低迷(伸び率がほぼゼロ)の影響をもろに受けてしまった。 流石に、勘違いしている読者は少ないだろうが、ドイツは日本をはるかに上回る輸出依存国である。同時に、日本は相対的に輸出依存国ではない。 最近のドイツは、輸出依存度40%弱で高止まりしており、外需縮小の影響を受けやすい立場にある。そのドイツが、輸出低迷で景気失速に陥ったということは、今後の世界経済の「方向」を明確に示してくれる。 すでに、日本でも外需縮小の影響は出始めている。財務省が8月19日発表した7月の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2496億円の赤字。日本の貿易収支が赤字に落ち込んだのは、2カ月ぶりである。米中覇権戦争を背景にした中国経済の失速が響き、中国向けの輸出が大きく落ち込んだためだ。 日本は貿易収支が赤字化しても、所得収支の黒字が巨額(何しろ世界最大の対外純資産国である)であるため、経常収支が赤字になることは、まず考えられない。 さらに、日本の場合、GDPの15%にも満たない財の輸出が多少低迷したところで、政府が「国民を豊かにする」ために財政を拡大し、内需牽引型の経済成長を目指せば、それで話は済む。ところが、現実の日本は緊縮財政だ。 消費税増税やPB黒字化目標、政府支出削減で内需を痛めつけ、そこに米中覇権戦争、欧州経済失速の影響が覆いかぶさり、「アベ・ショック」と、歴史的に呼ばれることになる経済危機に陥る。それでも財務省や政権は自らの緊縮財政の責任は一切認めず、「米中覇権戦争や欧州経済危機の影響で、日本経済も失速した」と言い訳する確率が100%なのだ。 ブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)は、8月19日に公表した8月月報で、ドイツ経済の2019年7―9月期が2四半期連続のマイナスになる可能性があると警告。2四半期連続のマイナス成長とは、要はリセッション突入という話だ。 ブンデスバンクは現在のドイツ経済の落ち込みについて、偶発的なものではなく、弱い状態が当面は続く深刻な事態が起きていると分析している。 ドイツで輸出や生産の低迷が続くと、国内の消費や投資に悪影響が広がり、ユーロ全域が「不況」に陥らざるを得ない。 8月18日、ドイツのショルツ財務大臣は、自国に「将来の経済危機に総力を挙げて対処する健全な財政」が存在するとの見方を示した。同時に、最大500億ユーロ(約5.2兆円)の追加支出が可能であることを示唆。 正直、ドイツが5兆円規模の追加支出をしたところで、ユーロ全域を救うには力不足で、そもそもドイツ経済は「輸出次第」の構造を持っているため、内需拡大にどれほど効果があるのか疑問なのだが、それにしても、「あの、財政均衡を憲法に書いているドイツ」ですら、赤字財政の「拡大(一応)」を宣言せざるを得ないわけだ。この状況で、本当に我が国は消費税を増税するのか。 2019年10月以降の日本は、消費税増税、五輪不況、そして世界経済の低迷というトリプル・ショックを受け、日本は「経済危機」、すなわち“アベ・ショック”に突入することになる。アベ・ショックの責任を、“外国”に押し付けてはならない。日本は「政府の失策」により、経済危機に突入するのだ。 事実を“歴史”に残し、将来的に緊縮財政路線からの転換を図るためにも、我々は「次なる経済危機は、安倍政権の責任である」ことを事前に知る必要があるのである。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2019年09月02日 23時00分
TOKIO国分、『ビビット』終了よりもショッキングだったこととは この先望みなしか
落語家の立川志らくが、今月30日スタートのTBS系情報番組「グッとラック!」でMCを務めることを、各スポーツ紙が報じた。 各紙によると、同番組は、10月改編により4年半で終了する「ビビット」の後番組。現在、月〜木曜の午前9時55分から放送されている料理番組「おびゴハン!」も終了して、午前8時から同10時25分まで(金曜は午前9時55分まで)の生放送になるという。 志らくは、同番組に引き続き「ひるおび!」への出演も継続。連続する2番組に出演するのは異例で、文字どおりTBSの“午前の顔”となりそうだというのだ。 「前身番組『いっぷく!』から『ビビット』まで、“朝の顔”をTOKIO・国分太一が務め、低視聴率でも同局はガマンして起用していたが、もはやガマンの限界だったようで、志らくに後を託す決断をした。国分については、MCを務める深夜帯の『世界くらべてみたら』を10月からゴールデンに格上げする配慮で、ジャニーズを納得させた」(テレビ局関係者) 国分にとって、番組終了はかなりショッキングな出来事だったはずだが、この先、もっと残念な事態になりそうだというのだ。 「国分といえば、スポーツ情報番組に出演していた関係で、12年のロンドン五輪と14年のソチ五輪でフジテレビのキャスターを務めた。その“実績”があるだけに、TBSから東京五輪のキャスター業のオファーがあるのを心待ちにしていた。しかし、キャスターとしては、自ら積極的に取材できず、スタッフにお膳立てしてもらっているだけで悪評しかなかった。そんな国分を起用するはずがないが、『ビビット』の終了で、五輪の仕事に関われる可能性がほぼ消滅してしまった」(芸能記者) 国分は観客か視聴者として、東京五輪を楽しむことになりそうだ。
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スポーツ 2019年09月02日 22時30分
三冠も視野?棚橋弘至、苦手のザックから“柴田が巻いていた”ブリティッシュ王座を獲得!
新日本プロレス初のイギリス大会『NJPW Royal Quest』が日本時間1日、ザ・カッパーボックスで開催され、セミファイナルでブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.に、棚橋弘至が挑戦するタイトルマッチが行われた。 8.11東京・日本武道館大会で行われたタッグマッチで、棚橋がザックから3カウントを収め、翌12日の武道館大会では、ザックがブリティッシュヘビー級王座の次期挑戦者として棚橋を逆指名。真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』では公式戦4勝5敗に終わり、連覇の道が途絶え“次の光”を探そうとしていた棚橋にとっては願ってもないチャンスが舞い込んできたことになる。 イギリスはザックにとって地元なのだが、2012年のロンドンオリンピックでも競技で使用された会場に集まった6,119人(満員)のファンは、日本から直輸入された『ニュージャパン』の世界を純粋に楽しみにしていた。棚橋の入場テーマ曲に合わせて手拍子が沸き起こり、ザックには日本よりも大きなブーイングが起こった。ひと昔前であれば、たとえヒールレスラーであっても地元の選手が応援され、日本人レスラーはブーイングを浴びていたものだが、時代が変わった証である。ファンは“ニュージャパンのエース”タナハシをスーパースターと見なし、憧れの眼差しで声援を送っていた。 直前の前哨戦ではザックが勝利を収めており、やはり棚橋にとってザックは自他ともに認める「苦手なタイプ」であることに違いはない。また満身創痍の棚橋にとっては、ザックの予測不能かつバラエティーに富んだ関節技の数々で、再び欠場に追い込まれるリスクもある。本当に厄介な相手なのだが、この日はザックのバリエーションに富んだ関節技をあえて引き出しながら、隙を突く作戦で理詰めの闘いを展開していく。ザックとグラウンドで渡り合うことで、棚橋が新日本で学んだグラウンドテクニックを世界にアピールしているようにも見えた。 試合は中盤からザックも棚橋の土俵に上がって張り手を繰り出すが、棚橋の「諦めない気持ち」は揺るがず。最後は渾身のハイフライフローがズバリと決まり、ファンと一緒にカウント3。棚橋が初のブリティッシュヘビー級王座を戴冠した。怒り狂いながら退場するザックを横目に、タイトルコレクターとして新たに加わった同王座のベルトをギターに見立てて、棚橋はエアギターを披露。ザックは次期シリーズでのリターンマッチを要求している。 棚橋は「このベルトとつながっているのは、月イチでイギリスに来られる(権利がある)ことと、(同期で長期欠場中の)柴田勝頼が巻いていたこと」とコメントした。来年1月のダブルドームに向けて、IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座と合わせて、三冠統一王座も視野に入れていると言われている棚橋の野望は、そう簡単に崩れることはないのではないか。そう感じさせるほどの完勝劇であった。 これで今年の両者のシングル戦績は棚橋の2勝1敗だ。(どら増田)
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社会 2019年09月02日 22時00分
富士山をロックオンする「浅間山噴火」という引き金
お盆直前の8月7日、浅間山の突然の噴火は1783年に1151人が死亡する大災害となった“天明噴火”が脳裏をよぎった。 幸いにも噴火は小規模で、目立った被害はなかったが、これまでのような「前兆」が観測されず、いきなり噴火したことで火山学者の間に動揺が広がっている。 防災ジャーナリストの渡辺実氏が言う。「浅間山の事例を見て、予知の限界を感じた専門家もいたでしょう。御岳山の噴火では63人の死者・行方不明者が出ましたが、もし同じことが富士山で起こったら…」 年間20万人の登山客が訪れる富士山。シーズン中は毎日、3000〜8000人の人が山頂を目指しているとされ、とくに夏休み中の今は、山頂付近に登頂者の“渋滞”が起こっているほどだ。そこで、なんの前触れもなく噴火が起きたら下山で大パニックになり、多くの犠牲者が出るだろう。 地震学者で琉球大学名誉教授の木村政昭氏が言う。「富士山は日本で最も監視体制が進んだ山ですから、何かあれば分かるはず。とはいえ、浅間山噴火、箱根山の状況を見ても分かるように、太平洋プレートが押してきているのは間違いありません。いずれ富士山が噴火すると考えている専門家も少なくないはずです。しかし、私は噴火の前に大きな地震があるような気がする。大島三原山の動向も気がかりです」 木村氏が言うように、富士山の噴火の前には、周辺で火山活動が活発になり、地震なども起こると予測されている。「1708年に起こった富士山の宝永大噴火は、宝永地震の49日後に発生しています。南海トラフや相模トラフを震源とする地震や近隣地域の地震、火山噴火の前後25年以内に、富士山に何らかの活動が発生している事例が多いのです」(サイエンスライター) 浅間山噴火の前後には、福島や青森などで複数回、震度4〜5程度の地震も発生している。「富士山噴火」という最悪の事態の引き金とならなければいいが…。
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NMB48 渡辺美優紀の七夕の願いは“世界平和”
2015年07月08日 11時45分
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AKB48 島崎遥香 総選挙の結果で火がついた!?
2015年07月08日 11時45分
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芸能ネタ
女子アナには向いてなかった? “元テレ朝のエース”前田有紀アナが一般男性と結婚へ
2015年07月08日 11時45分
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芸能
綾瀬はるか 大胆に背中が開いた赤いロングドレスでノリノリ
2015年07月08日 11時45分
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アイドル
夢みるアドレセンスが新曲「サマーヌード・アドレセンス」で仰天“ヌード”コラボ
2015年07月08日 11時45分
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トレンド
次世代のイケメンサッカー選手は“家族愛”に溢れるあの選手!
2015年07月08日 11時00分
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社会
酒池肉林! 外国人セレブの実態 トヨタ女役員が溺れた六本木「薬物コネクション」(1)
2015年07月07日 19時00分
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同期芸人のトンファー山西&タカダ大貫 交際10年目で結婚
2015年07月07日 18時14分
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加藤綾子 “綾し〜い”還暦・明石家さんまと急接近
2015年07月07日 18時00分