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芸能 2020年03月16日 11時40分
視聴者から「泣いた」の声 チュート徳井が漫才復帰、自虐ネタとエロネタも健在でファン歓喜
チュートリアルの徳井義実が15日、吉本興業が主催する劇場のYouTube生配信に登場した。すでに、自身のラジオ番組『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』(KBS京都)で仕事復帰を果たしているが、カメラの前に姿を現すのは、自粛後初となる。 徳井は、ルミネtheよしもとの配信に相方の福田充徳と共に登場。すぐさま、「ご迷惑をおかけしてすみませんでした。これからは社会人としてやるべきことをやって、仕事を頑張っていこうと思います」と謝罪し、「続きまして、福田さんの万引きの件を……」とボケて、笑いを誘った。その後、本ネタへ。彼らの名作漫才『カメラ』をベースに、アドリブを交えながら展開。「(モデルを探しているため、芸能人に頼んだものの)『私はいいけど事務所が……』と断られている」、「自粛はイヤ! マンションの住民が……」などと自虐を交えてネタを進行していった。生配信は『大阪チャンネル』(1週間限定)にてアーカイブが残るが、他の公演の視聴回数が数千回から1万回程度に対して、チュートリアルが出演する劇場公演の視聴回数は15万回を突破している。 「自粛前は“エロキャラ”としても知られていた徳井は、漫才中に『復帰して勃起やろ!』『(下半身を見て)お帰りって言って』などとコメント。ネットでは、変わらないチュートリアルの漫才に、『徳井さんの変態さ加減が安泰で本当によかった』『もう完全に取り戻していた』『2人で楽しそうに漫才してる姿見て泣いた』などと絶賛の声が相次いでいました」(芸能ライター) 最後に徳井は、漫才のボケとして、コンビ結成から『M-1グランプリ』王者になり忙しくなった頃の話、コンビ間でギスギスした話、さらには福田に感謝を伝える一幕もあった。エロ、イケメンなどに加えて自虐ネタもできるようになったチュートリアル。地上波復帰はまだまだ先になるかもしれないが、今後の活躍や世間の声次第では、時期が早まる可能性もある。しっかり反省して、表舞台に戻って来た徳井の今後に期待したい。
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スポーツ 2020年03月16日 11時30分
ロッテ、移籍1年目の美馬が開幕投手を託された真相 井口監督が抱く思惑、作戦成功し記録樹立なるか
今季もBクラスなら、「暗黒時代」ということになる。 千葉ロッテマリーンズは、今季の開幕投手を美馬学だと発表している。フリーエージェントで「巨人に交渉勝ち」して獲得した右腕である。期待の大きさはもちろんだが、美馬自身も新天地での働き甲斐を実感しているだろう。 「美馬はソフトバンクとの相性も良く、好スタートを切りたいとする井口(資仁)監督の計算でしょう」(スポーツ紙記者) しかし、この抜擢には「危険な賭け」も含まれていた。 昨季の美馬は、ソフトバンク戦7試合に登板し、3勝1敗。防御率1・97とバツグンの強さを誇った。ソフトバンクを初戦で叩けば、チームは間違いなく勢いに乗る。この戦略は間違っていないが、こんな指摘も聞かれた。 「背番号18は何をやってるんだよ!?」 今季より、エースナンバー18を背負うのは、7年目の二木康太だ。昨季まで18番を背負っていた涌井がトレード放出され、その継承者として選ばれた。近年で言えば、「18番」は、故・伊良部秀輝さん、清水直行、涌井秀章らが付けてきた。二木にはまだ投手タイトル獲得の実績はなく、将来性を重視しての継承劇だった。 その二木について、聞いてみた。 「近年、『今年こそは』と首脳陣が期待してきた投手です。後半戦に息切れするというか、スタミナ不足の印象もありますが、低めにボールを集め、粘り強いピッチングができる好投手です」(プロ野球解説者) 期待のエース候補を開幕投手に抜擢すれば、ファンも「チームの若返り」「世代交代」の印象を持つだろう。1月の自主トレ期間中の情報だが、「井口監督は二木か、背番号が『16番』に昇格した種市の開幕投手を考えている。美馬は第2節の初戦に」とも言われていた。 二木、種市ともに、キャンプ、オープン戦を順調に送っていた。それでも、井口監督が開幕投手を美馬に決めた理由が興味深い。 「二木はプロ3年目に一軍に定着しました。以後、先発投手としてやってきましたが、まだ2ケタ勝利を収めたシーズンはありません。二木に2ケタ勝利を収めさせるため、あえて開幕戦を外したんです」(球界関係者) 開幕カードを「3連戦の初戦」と置き換えれば、その意味は明白だ。3連戦の初戦はエース投手をぶつけてくることが多い。「エース対決」となれば、ロースコアで相手打線を抑えていたとしても、黒星を喫するケースも少なくない。つまり、井口監督は二木にエース対決を避けさせ、勝ち星を伸ばすつもりなのだ。“温情”、“親心”だが、これではエースナンバー継承の前段階ではなく、前々段階だ。 「打線にも懸念材料が残っています。サードのレギュラーを予定している移籍2年目のレアードですよ。前半戦は爆発しましたが、後半戦はイマイチでした。トータルでの打率も2割4分8厘まで落ち込みました。後半戦のまま、今季がスタートしたら…」(前出・同) 千葉ロッテが鳥谷を緊急で獲得した理由として、レアードへの不安が挙げられている。投手は美馬、打撃陣は鳥谷に助けてもらう。千葉ロッテは世代交代の難しい時期にあるようだ。佐々木朗希が早く一軍に昇格し、ストレートで三振の山を築く…。そんな“爽快な野球”を見せてもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月16日 11時00分
オリックス、西村監督「去年と同じ結果になる」OP戦4連敗で終了
プロ野球オープン戦オリックス 4-6 阪神▽15日 大阪・京セラドーム大阪 無観客試合 プロ野球のオープン戦は15日、最終日を迎えた。オリックスは13戦3勝8敗2分で、11位という結果になった。最後は11日の中日戦に敗れ、阪神には3連敗。4連敗のフィニッシュに、西村徳文監督はタメ息をつくしかなかった。特に最終戦となった15日の試合は、守備の乱れから失点に繋がるなど、内容も悪く、指揮官が頭を抱えるのも無理ない。 「内野手がピッチャーの足を引っ張ったというところじゃないですかね。あまりにも多かった。この阪神との3連戦、開幕は延期になってますけど、しっかりした形というものを見せたかった。それが逆の結果になったので。そこを休んで練習、あるいは開幕までにある試合の中でしっかりやっていかないと。去年と同じ結果になってしまうと思う。つまらないミスからの失点というところで、何とか今年は改善していこうとキャンプからスタートしたわけですからね」 オープン戦の最終日に、チームに対して監督が喝を入れた形となったが、「今は4月10日の開幕を目指しているわけですから、4月10日までしっかりいろんなことをやりなさいということですよ」と、開幕延期を前向きに捉えて、チームに足りない部分を補っていく方針だ。 また、勝利の方程式については、「まだ言えません」としつつも、「コットン(注・ディクソンの愛称)は9回、海田も8、7回には入る。ヒギンスは連投が大丈夫か、もう一度見てみたい。クリア出来れば入れていきたい」と語り、モヤとの外国人枠問題も考えながら、ヒギンスの適性を見ていくことになりそう。 「アウトに出来るものアウトにしていかないと」 昨年最下位だったオリックスが浮上するためには、キャンプからコツコツとやってきたことを今一度、見直していく必要があるのは間違いない。時間が出来た分、有効的に活用してもらいたい。(どら増田)
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芸能ネタ 2020年03月16日 07時00分
竹内由恵の女子アナ復帰に“人妻水着”アドバルーン説が浮上!?
本誌既報通り、元テレビ朝日の竹内由恵が早くもフリーアナとして復帰してくる。そのアドバルーンとして、グラビアで“人妻水着”を披露する可能性が高まっているという。「彼女ほど分かりやすい人も珍しい。昨年7月にテレビ朝日を退職することを発表。その直後から『週刊実話』だけが“即、現場復帰”を報じていましたが、まさに、その通りの結果となりました」(女子アナライター) 9月いっぱいで画面から消えたが、実際には年末で退職。局を辞めて2カ月ばかりという早期の復帰だ。「昨年3月に医師と結婚し、現在は静岡県に住んでいます。彼女自身、辞めるに際してのコメントが『東京から離れて住むことになり、仕事との両立が難しく…』なんです。その時点で両立を考えていたようで、未練タラタラ。静岡は決して東京に通えない場所ではない。当然、フリーアナで再出発することを考えていたのでしょう」(テレビ朝日関係者) 彼女は去る2月、東京の芸能事務所と契約したことを発表。フリーアナとして活動することを明確にした。「当面はテレ朝の系列局である静岡朝日テレビをメーンに活動していくと思われます。でも、彼女の本筋は静岡ではなく、東京。だから東京の事務所に決めたのです」(前出の女子アナライター) ならば、最初からテレ朝を辞めなければよかった話。しかし、その陰に見えてきたのが、男がらみのトラブル説だ。「辞める直前は『報道ステーション』の金曜日のメインキャスターにまで昇格。しかし、局の上司やプロ野球選手、広告代理店勤務のサラリーマン、プロバスケ選手など、多くの異性との“疑惑”が問題になっていて、秋にもネットテレビへの異動が予定されていたとの話もある。本人もそれを察知して、自主退社に踏み切ったのではないかと囁かれているのです」(前出のテレビ朝日関係者) とはいうものの、元「ミス慶応」の美貌を持つ彼女の復帰に大喜びしているのが、世の女子アナファンたちだ。「テレ朝時代は、顔はもちろん、小ぶりのBカップ級おっぱいがかわいいと評判。何より、局アナ時代に“スクール水着”を披露したことで爆人気となった過去もある。それだけに、フリー転身後の第1弾は“人妻水着”をやるのではないかともっぱら。身震いしますね」(写真集編集者) 田中みな実に挑戦状!?
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芸能 2020年03月16日 06時00分
図書館で音漏れを注意され、逆上して女性を刺し殺す 残虐な犯行に恐怖の声
他人のイヤフォンから漏れる音に嫌悪感を抱いた経験のある人はいるだろうが、海外では、音漏れを注意され、殺人を犯した人間がいる。 アメリカ・ニューヨーク州で、図書館にいた25歳の男が、52歳の女性からイヤフォンの音漏れを注意されたことに腹を立て、女性を殺害したと、海外ニュースサイト『COMPLEX』と『CBS New York』が2月24日までに報じた。女性は、図書館で警備員として働いていた。報道によると、2月18日の午後2時頃、男は図書館を訪れたそうだ。男はイヤフォンで音楽を聴いていたが、音漏れをしていたため、女性から音量を下げるように言われたという。 男は女性から注意されたことに腹を立て、持っていた刃渡り約15cmのナイフを突然振りかざし、女性を複数回刺した。男は女性を刺した後、図書館から逃走しようとしたが、図書館にいた数人が男を取り押さえ、警察に通報。男は駆け付けた警察によって逮捕された。 女性は病院に運ばれたが、病院で死亡が確認された。女性は図書館に10年以上勤務しており、同僚らは『CBS New York』のインタビューに対し、「彼女は多くの人に好かれ、図書館に訪れる人にいつも笑顔を与えていた」と話している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「音漏れを注意されただけで人を殺すなんて、男は狂っている」「男の精神は正常ではない。いきなり刃物を振り回すあたり、薬をやっていた可能性もありそう」「女性は他の人のことも考えて注意をしたはず。他人の音漏れが気になることはあるけど、注意するのが怖くなった」「図書館はリラックスして本を読んだり、勉強したりする場所。図書館でこのような事件が起きたことに驚く」などの声が挙がっていた。 海外には、音楽の音量が原因で起こった殺人事件が他にもある。 アメリカ・アラバマ州で、車で聴いていた音楽が大きすぎると注意された当時18歳の少年が、注意した保安官を銃で撃ち殺したと、海外ニュースサイト『Fox News』が2019年11月に報じた。同記事によると、少年は同州にあるコンビニエンスストアの駐車場に車を止め、大音量で音楽を聴いていたという。少年が音楽を聴いていたコンビニエンスストアの横をたまたま通り掛かった保安官が、少年に音量を下げるように注意した。 少年は注意されたことに腹を立て、車の中にあった銃で保安官を撃った。保安官はすぐに病院に運ばれたが、その日のうちに死亡が確認された。少年は、事件の4時間後に逮捕されている。 自分の非を注意されたことで相手に腹を立てるべきではないし、ましてや殺人を犯すなど、もってのほかだ。記事内の引用について「Library Security Guard Fatally Stabbed After Asking Patron to Turn Down His Music」『COMPLEX』よりhttps://www.complex.com/life/2020/02/library-security-guard-fatally-stabbed-after-asking-patron-to-turn-down-music「Funeral Held For Security Guard Sandra Wilson As Spring Valley Library Reopens」『CBS New York』よりhttps://newyork.cbslocal.com/2020/02/24/spring-valley-library-security-guard-sandra-wilson-funeral/「Alabama sheriff fatally shot in head over loud music; suspect is son of a deputy: reports」(Fox News)https://www.foxnews.com/us/alabama-sheriff-fatally-shot-in-head-over-loud-music-suspect-is-son-of-a-deputy-reports
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社会 2020年03月16日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(20)元官自民党幹事長・野中広務(上)
田中角栄という人物は、使える人間とそうでない人間を峻別した。田中派入りを望む者であっても、使いものになりそうもない人間には、他派閥入りを勧めることもあった。 逆に、使えるとなれば積極的に勧誘、有力ポストに就けてさらなる成長を促すといった姿勢である。この連載に登場した金丸信、梶山静六が後者に該当し、この野中広務もまたその一人であった。 田中と野中は、ともに成績はよかったが、家庭の事情で学歴は田中が新潟県二田村の尋常高等小学校卒、野中は旧制の京都府立園部中学卒にとどまった。 田中は15歳で上京、土工などの職を転々としながら、やがて全国施工実績で50位以内に入る土建会社を興して事業に成功、それを足場に政界入りを果たし、やがて「今太閤」「庶民宰相」として天下を取った。 一方の野中も、田中同様の「叩き上げ」である。中学を出ると大阪鉄道局に勤め、地元の青年団活動を通じて政治を厳しく見詰め、26歳で京都府園部町の町議となった。その後、園部町議会議長をやっていた32歳のときに、当時、39歳で郵政大臣に就任した田中と出会うことになる。東京・目白の田中邸における陳情であった。そのときの田中の印象を、野中自身が次のように記している。「園部町の郵便局が老朽化して困っていると、建て替えのための陳情書を持って伺った。『郵便局か。よし、分かった』で、ろくに私の説明も聞かず、傍らの秘書に『早急に処置』と書いたメモを渡し、『すぐ役所に届けろ』と言っていた。その翌年6月に、田中さんは内閣改造で郵政相を辞められていたが、補正予算にはちゃんと郵便局の改築費用が入っていた。 その後、融資を受けに大阪郵政局へ出向いたのだが、局長にこう言われた。『改築の順番は、ホントはあんたんところは3番目だったんや。あんたが田中大臣のところへ行ったことで、順番を狂わせてしもた』と。 田中さんは一町議の私でも丁重に扱い、責任を持って誠実に対応してくれた。政治家かくあるべきと思った」(『新潮45』2010年7月号=要約) その後、野中は町長から京都府議、京都副知事を経て、昭和58(1983)年に中選挙区時代の〈京都2区〉から衆院補欠選挙に出馬、初当選を飾っている。57歳であった。時の補選は2議員の死去に伴うもので、もう一人の当選者が父親の跡を継いだ谷垣禎一・元自民党総裁だった。 当選した野中は、あの陳情以後、何かにつけて田中との関係を保っていたことから、迷うことなく田中派入りした。 すでに田中は金脈・女性問題の不明瞭さを突かれて、首相の座を追われるように退陣し、その後のロッキード事件で逮捕という中での田中派入りだった。野中の地元からは、なぜあの田中のもとに身を寄せるのかとの批判もあったが、揺るがずの田中派入りだった。 当時の田中派担当記者の弁がある。「野中には、田中から直接の出馬要請が来て、田中派幹部の竹下登が口説きに出た。竹下は『君のような議会と地方行政経験のある奴こそ、いま国会が求めている人物だ』と熱心だった。竹下は竹下で、やがての天下取りを目指していただけに、一人でも田中派内に手兵が欲しかったのだ」★希代の「ケンカ上手」 そうした田中の“野中買い”の背景には、野中の腕っ節の強さがあった。度胸これ以上なし、希代の「ケンカ上手」ということである。時に、田中もロッキード事件への批判が渦巻く中、中央突破を図るには「ケンカ上手」の手下が欲しいということであった。 田中は野中の、特に次のようなケンカぶりを評価していた。 野中は京都府議時代、時の共産党が担いだ蜷川虎三・京都府知事に強い対抗心を持ち、その知事を支えた京都府職員労働組合などがやっていた組合の「ヤミ専従」を徹底的に叩いてきた。「ヤミ専従」とは、府の職員などとして府から給料をもらい、組合活動に専従していたことを指す。 野中はスキャンダル情報を徹底的に集め、この追及に尽力したのだった。 結果、さしもの「共産党府政」も弱体化、昭和53年の京都府知事選で自民党がようやく“府政奪回”を果たすと、野中は請われて副知事に就任した。また、この副知事ポストでも、人事権を駆使して組合の分裂を策すといった徹底ぶりであった。 人事による分断工作により、組合の無力化をうかがったということである。 その野中が田中の眉を曇らせたのは、竹下が近い将来の天下取りを期し、田中派の“派中派”として「創政会」を旗揚げした際、それに同調したときであった。 このケースは、田中の子飼いだった前出の金丸や梶山と同様の動きであった。 ロッキード事件で傷だらけとなった田中は、なおも「闇将軍」として復権と影響力温存に腐心していたが、田中派内の息苦しさはピークに達していたのだった。(本文中敬称略/この項つづく)***************************************【著者】=早大卒。永田町取材50年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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ミステリー 2020年03月15日 23時00分
病気をもたらす妖怪たちの絵、実は政治風刺が込められていた!?
現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、日本でも感染者が確認される事態となっている。現代の病気は病原菌やウイルスが主な原因であると判明しているが、原因が分からなかった昔の人々は、病気が悪鬼や妖怪によってもたらされるものだと考えていた。そのため、偉人が病気の妖怪を退治する話が生まれたり、疫病がはやった時にはその逸話にあやかった絵を飾ると疫病よけになるとして出回ることも多かった。例えば以前紹介した角大師やアマビエの絵などが代表例だろう。 今回紹介するこちらの題材も、病気よけとみなされた題材である。酒呑童子(しゅてんどうじ)退治などで知られる源頼光が病気で臥せっていると、巨大な蜘蛛(くも)の妖怪が現れた。頼光が愛刀の膝丸で切り付けると妖怪は退散。坂田公時ら頼光四天王が妖怪の残した血の跡をたどると、北野天神裏の古塚に土蜘蛛が巣食っており、退治した……という逸話にちなんだもの。病気の妖怪を倒す話だけに、この話を題材とした絵も病気よけとみなされた。 天保14(1843)年に描かれた歌川国芳の「源頼光公舘土蜘作妖怪図」もこの話を題材にした3枚続きの作品である。右側に鉢巻をして床に就く源頼光と、その上に巣を張る土蜘蛛の姿が描かれており、真ん中には碁を打つ頼光四天王がいる。その上には土蜘蛛が呼び込んだとぼしき妖怪たちが百鬼夜行を繰り広げている、という構図になっている。国芳らしいダイナミックな構図とユーモラスで独創的な妖怪たちが多く描かれており、現代の我々から見ても楽しいものになっている。 しかし、この絵が描かれた背景や意図はあまり楽しいものではない。この絵が描かれた当時は水野忠邦による天保の改革の時代で、幕府の厳しい緊縮政策とそれに苦しむ民衆を妖怪に、源頼光と四天王を時の将軍であった家慶と老中・水野忠邦らに当てはめて描いたものだとされているのだ。 天保年間は飢饉が発生したり、大塩平八郎の乱や生田万の乱など、さまざまな事態が発生した時代でもあった。そこから天保の改革が行われたものの、社会的な混乱が収まることはなかった。そんな天保の改革の様子を皮肉ったものだとして、この絵は当時から人気を博し、絵解きを楽しむ人々も多かったという。まるで現代の政治風刺漫画のようだ。 あまりの人気ぶりに浮世絵の版元である伊場仙が、幕府の手打ちを受ける前に絵を回収し版木を削るという対処に出たため、国芳も版元もおとがめなしとなった。だが逆にこの絵の海賊版が流出。問題となった妖怪の部分を削った絵を売り、裏で妖怪の部分も刷った絵を高値で売るという悪質な店も出たとか。ちなみにこの悪質商売を行った店は召し捕られたとのことだ。(山口敏太郎)
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社会 2020年03月15日 22時30分
日本最後の斬首刑?伝説の「毒婦」高橋お伝の真実【背筋も凍る!女の事件簿】
悪心があり悪事を働く女のことを、世間では「毒婦」と呼ぶ。 その「毒婦」という呼び名を一般的に広めたとされているのが、明治時代の初め頃、死刑となった高橋お伝(本名:でん)である。 お伝は、嘉永3年7月(1850年8月)に今の群馬県みなかみ町に生まれ、幕末の慶応2年12月(1867年1月)に同郷の高橋浪之助と結婚。横浜へと移り住んだ。 しかし、明治時代に入り、夫の浪之助がハンセン病を発症し死亡。その後は生活のため娼婦となり、さまざまな男性と交際。 明治9年(1876年)、借金返済のため交際していた男性に騙され、怒り狂ったお伝はカミソリで男性の喉を切って殺害。財布から金を盗み逃走したのである。 お伝は、強盗1件殺人2件(夫の浪之助の死亡もお伝の仕業とされたため)の容疑で逮捕され、明治12年(1879年)に東京裁判所で死刑判決。市ヶ谷監獄にて死刑執行となった。 死刑執行は斬首であり、翌年の明治13年(1880年)には旧刑法の制定により、死刑は絞首刑となることが決定。そのため、お伝は(諸説あるが)日本最後の斬首刑を受けた女囚と呼ばれることがある。 この斬首は、壮絶極まりないものであったようで、執行人は八代目山田浅右衛門(江戸幕府から代々続く死刑執行人の名称)の弟吉亮であり、技術は確かだったものの、お伝は首が切られる直前まで大暴れし、頭や顎から血を流しながら無罪を訴えていた。そのため、狙いが定めずに都合3回も首に刀を入れ、ようやく首を落とすという壮絶なものだったという。 その後、お伝の逸話は「男を次々に殺した悪女」または「身勝手な男に振り回された女性」として、当時の講談や歌舞伎の演目になり、人々に愛されたほか、その人気は昭和期に入っても変わらず、映画や歌謡曲にもなっている。 さまざまな伝説があるお伝だが、実際は不幸な運命に翻弄され続けた悲しいごく普通の女性であった。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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レジャー 2020年03月15日 22時00分
銃口を彼女に向ける男〜本当にあった怖い彼氏
伊藤七菜香(仮名・28歳) 彼はミリタリー系が大好きで、サバイバルゲームや戦争もののテレビゲームばかりやっている人でした。サバイバルゲームには、ついて行ったことがないのでわかりませんが、テレビゲームをやっている時の姿は見たことがあります。彼はSっ気のある人で、そこに私も惹かれて付き合うようになったものの、戦争ゲームをやっている時は自分が負けていると、暴言を吐いたり、物に当たったりする人でした。 私はインドア派で、あまり外に行かないタイプなので、彼とは部屋で遊ぶことが多かったです。でも、彼は戦争ゲームばかりしているので、銃声がいつも爆音で部屋に流れており苦痛でした。それで、たまには別のゲームをやってほしいこと、音にびっくりすることなど、不満をそれとなく伝えたところ、「ふーん、わかった」とそっけない返事が。 そこからが恐怖でした。彼は次から、私の家にモデルガンを持ち込んで、笑いながら撃ってきたのです。「これならゲームじゃないからいいでしょ。当たっても大丈夫な弱い力のやつだから」と言ってましたが、普通に痛かったですね。私が「本当にやめて!」と怒ると、今度はぬいぐるみを何度も撃ち始めました。その後、この人を怒らせたら撃たれると思い、ビクビクして過ごすことに。でも、精神的に限界が来て、連絡を絶ちました。写真・liftarn
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芸能ネタ 2020年03月15日 22時00分
NHK人妻女子アナお色気SEXフェロモン(2)
「昼飲み計画」桑子真帆アナ 一方、件の会見で寂し気な表情を見せていたのが桑子真帆アナ(32)。「和久田アナと異例の“交換トレード”という形で、朝を担当することになりました」(ニュース番組スタッフ) これは、上層部の“強い意向”が反映されたともっぱらの噂なのだ。「桑子アナにはかわいそうですが、これで“ポスト有働由美子”は和久田アナに決定ということでいいと思います」(前出・女子アナウオッチャー) 和久田アナの1年先輩の桑子アナにとって、これほどの屈辱的な人事はないかもしれない。「おっぱいの方は、毎日、大きくなっているように見えるんですけどね。Fカップはあると思います」(前出・女子アナライター) プライベートでは、フジテレビ・谷岡慎一アナと2017年5月に結婚したものの、わずか1年で別れてしまった。「実質的な夫婦生活は半年足らずとされます。お互いの多忙によるセックスレスが原因と囁かれました」(同) バツイチとなっての楽しみは、酒と“寅さん”だという。「局内では“大酒豪”として知られています。同僚と飲んで酔いがまわってくると、“わたしみたいなイイ女はいない”とオダをあげるそうです。オフの日は、朝からグビグビ一杯やるクチ。“寅さん”のDVDを見るのが至福の時のようです」(前出・小松氏) それが、もうすぐ“朝型”へと変わる。ならば桑子アナの仕事スタイルは?「なんと、“昼から飲める店”をリサーチしているようです。なにせ、本番終了は、朝8時。夜まで待てないし、次の日のことを考えたら“昼飲み”がいい。局近くの渋谷界隈で飲める店のリストを作っているそうです」(前出・女子アナライター)『ニュースきょう一日』を担当している井上あさひアナ(38)は、昨年末、結婚していたことが明らかになった。「お相手は一般の男性で、時期は昨年の秋頃だったそうです。そういえば、その直後から、彼女の左手の薬指に指輪が光っていました。自らコメントすることなく、指輪で結婚したことを匂わせていたのですね。奥ゆかしい、彼女らしいやり方でした」(前出・女子アナウオッチャー) 番組の最後に、「あなたの明日がよい1日でありますように」 とモナリザのような微笑を浮かべる井上アナ。「スッピンに近いナチュラルメークの井上アナは、中高年男性から圧倒的な支持を得ています。疲れて帰宅したサラリーマンを癒やしてくれる存在でもあるのです」(同) その井上アナも7月で39歳。「そろそろ子作りに励まないといけません。NHKは、人妻アナの妊活に理解のある局ですから、現在、濃密な夫婦関係を営んでいると思われます」(前出・NHK関係者) その井上アナと同期なのが、育休中の鈴木奈穂子アナ(38)。「井上アナは、よく鈴木アナのもとを訪ねてアドバイスを受けているようです」(放送担当記者) 鈴木アナは昨年5月に女児を出産した。「そろそろ復職するかもしれません。井上アナが妊娠して、その後釜に鈴木アナが…なんてことも考えられます」(芸能レポーター)『ニュースシブ5時』の守本奈実アナ(39)も、井上・鈴木アナとは同期の間柄。「2014年9月、同僚のディレクターと結婚。2016年3月、第1子を出産しました」(ニュース番組スタッフ) アナウンス力には定評のある守本アナ。「派手さはないかもしれませんが、スタッフから信頼されている実力派。カピパラに似ているところから親しみを込めて“カピ子”と呼ばれているそうです」(前出・女子アナライター)(明日に続く)
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2017年04月24日 17時05分
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アイドル
キンキ剛が芸人のパワースポットになりつつある
2017年04月24日 17時00分
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芸能
芳根京子 ブログで“じまさん”こと中島健人へ感謝を綴る
2017年04月24日 16時08分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
