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トレンド 2009年08月12日 15時00分
秋葉原ラジオ会館に人工衛星激突!?
マニア系ショップが数多く入居するJR秋葉原駅前の老舗ショッピングセンター「ラジオ会館」に人工衛星が激突する“事件”が“ぼっ発”した。衛星が軌道をはずれた原因や衝突までの経緯などは不明。ヲタクの街として賑わう東京・秋葉原は騒然となった。 白昼のアキバ上空に巨大な球体が飛来した。目撃者によると、上空が一瞬暗くなったあとすぐ、爆発音のような物凄い音が響き渡ったという。 「駅改札口を出た瞬間、『ガガガーン!』と耳をつんざく轟音に襲われました。女性の悲鳴や『逃げろーっ』などと怒号が飛び交う中、空を見上げている人々の視線を追うと信じられない光景があったんです。駅前のラジオ会館に巨大な鉄球のような物体が突き刺さっていて…、それから先のことはよく覚えていないんです。ラジオ会館内のフィギュア専門店に行こうとしていた矢先だったので、足がすくんでしまって…」(20代男子学生) 週2〜3回はアキバに通うこの男子学生は、数分後、我に返ってフィギュア収集を趣味とする仲間に安否確認の電話をかけまくった。「いまも連絡がつかない仲間がいるんです」と表情を曇らせた。 秋葉原地区の家電量販店を担当する大手パソコンメーカーの営業マン(31)は商談の真っ最中だった。衝撃でテーブルの上のコーヒーがこぼれ、何事かと窓ぎわに駆け寄った。 「商談相手の売り場責任者がすぐ『地震だ。これ大きいぞ』と言ったけど、直感で違うんじゃないかと思った。下から突き上げるような衝撃が1回あっただけで、地震特有の余震を感じなかったわけ。でも、さすがに人工衛星が衝突したなんて思わなかった」 衝突箇所からはしばらく破片が降り注ぎ、ビルから外に飛び出そうとする人を懸命に食いとめる集団が見えたという。 現場はJR秋葉原駅電気街口を出てすぐの8階建て商業ビル。同館はホームページで「オーディオ、パソコン、フィギュアの聖地」と謳い、ヲタクのハートを鷲づかみにする大小さまざまな趣味・ホビー系専門ショップが入居する。 休憩時間を利用して同館に買い物に行く途中、衝突の瞬間を目撃したというメイドカフェの女性従業員(19)は「悪い夢を見ているようでした。なんでこんなことが起こるのか分からないから、頭の中がパニくっちゃって…。ヒザがぶるぶる震えてしばらく止まりませんでした」と声を振り絞るように証言した。 同館前の駅前広場は、ひところには週末になると販促チラシを配布するメイドさんであふれ、カメコ(カメラ小僧)の集合場所だった。いわば秋葉原の象徴的なスポットといっていい。人工衛星はどうして突如衝突したのか? なぜ秋葉原だったのか? “事件”の背景には何が隠されているのか? すべての真相は「STEINS;GATE」徹底解剖に。◎秋葉原ラジオ会館 ヲタク系の各ジャンル専門店が集結するショッピングセンター。1962年に開業。橋幸夫&吉永小百合の「いつでも夢を」や中尾ミエの「可愛いベイビー」など希望にあふれる楽曲がヒットした高度経済成長期の真っただ中、電気街のシンボリックなビルは産声を上げた。増改築を経て、現在は1階にアキバ土産を扱うホビーショップが入居。2階より上階には、複数のフィギュア専門店のほか防犯ショップや収集用カード専門店、模型店、大型書店など。8階の貸しホールではイベントなどが開催される。※本日は特別紙面建て。事件・登場人物はすべてフィクションです。
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トレンド 2009年08月12日 15時00分
「STEINS;GATE」徹底解剖
今度の舞台に選ばれたのはアキバ! しかもラジオ会館に人工衛星が衝突する!? 想定科学アドベンチャー(ADV)ゲームの最新作『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』=Xbox360専用=が、今秋発売に向け開発されたとの衝撃スクープ情報を本紙は独占キャッチした。音楽制作&コンシューマゲームメーカー「5pb.(ファイブ・ピービー)」とパソコンゲームメーカー「Nitroplus(ニトロプラス)」の革新企業同士が組むコラボレーション企画のシリーズ第2弾。その全貌を暴く。 渋谷を舞台とした前作『CHAOS;HEAD(カオス・ヘッド)』は昨年、計5万7000本を売る大ヒットとなった。あれから1年。シリーズ最新作はゲームデザインに豪華メンバーを加え、ヲタクの聖地・秋葉原を震源地とする“重大危機”を壮大なスケールで描く。10月15日に全国の家電量販店などで発売される。 業界関係者は「前作がゲーマーを熱狂させたのは、徹底的にリアルさを追求したため。『近未来にあり得る危機』を細部まで手を抜かず作り込んだことで仮想世界にすんなり入り込めた。科学的根拠に基づき独特の世界観を作り上げているのも大きく、今度は秋葉原で何が起こるのかゾクゾクする」と期待する。 そうした期待に応えるべく、前作『CHAOS;HEAD』と同じ世界観のもとで物語が展開していく。ただし、いわゆる続編ではない。地震によって渋谷が崩壊してから1年、全く別の物語が秋葉原で始まる。前作に登場した「ゲロカエルん」「ブラッドチューン」「@ちゃんねる」などは存在し、その世界観はより固まってきた。新たな美少女キャラクターらがまた魅力的で、ゲームヲタクを熱中させそうだ。 シリーズはタイムマシンの取り扱いがストーリーの大きな軸となる。しかしながら、従来のタイムトラベルを題材にしたフィクションではない。タイムトラベルの構造そのものに重点をおいた「科学アドベンチャー」と位置付けるのが正しい。ゲームを構成する設定や用語のほとんどに科学的検証がなされているほか、リアルに構築されたサスペンスは説得力十分。99%の科学と1%のファンタジーがプレイヤーの知的好奇心を刺激する。 基本的なゲーム構成はシンプルだ。プレイヤーはタイムマシンを扱うことによって、未来・過去の記憶を共有しながら世界を分析し、過去を改変していく。現実と未来・過去が定められた『STEINS;GATE』。果たして、未来を変えることができるか。すべてはプレイヤーの腕次第だ。◎ゲームデータ 『CHAOS;HEAD』スタッフが贈る5pb.×Nitroplusコラボ企画第2弾『STEINS;GATE』がいよいよ10月15日、Xbox360に登場する。 「想定科学ADVシリーズ」として生まれた前作が、PC版、TVアニメ化、Xbox360移植と拡大し、ゲーマーの話題をさらったことは記憶に新しい。最新作ではキャラクターデザインにニコニコ動画等で話題の“huke”、ガジェットデザインに“SH@RP”と前作同様の豪華メンバーが集合。“志倉千代丸(5pb.)”の企画原案を元に、シナリオ“林直孝(5pb.)”とシナリオ構成協力“下倉バイオ(ニトロプラス)”が生み出した物語に、独特の色を出すhukeとSH@RPが加わったことで、一体どのような作品が生まれたのか? 答えはゲームをプレイした先にある。 価格は初回限定版が9240円で、通常版7140円(ともに税込み)。限定版には特典として、嘘レベルを計測できる(?)未来ガジェット3号機「もしかしてオラオラですかーッ!?」と設定資料集「VISUAL COLLECTION」が付く。◎“選択肢”が存在しない!? 携帯電話が物語のカギとなる「フォーントリガー」システム。『STEINS;GATE』は、従来のオーソドックスなアドベンチャーゲームにあるような選択肢は存在しない。主人公が持つ“携帯電話の取り扱い”で物語が動く。 電話に「出る」「出ない」など、現代人に欠かせない状況やその行動によって自然にストーリーが分岐していく。相手からかかってきた電話に出るか出ないかはプレイヤー次第。◎あらすじ 神をも冒涜(ぼうとく)する12番目の理論…それは、俺たちが手にした偶然の産物。 岡部倫太郎(通称・オカリン)は、いまだ中二病から抜け出せない大学生。自称「狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真」を名乗る。「未来ガジェット研究所」というメンバーわずか3人だけの発明サークルを秋葉原に構え、ヘンテコな発明をする日々を送っていた。 そんな彼らが新たに発明した未来ガジェット8号機「電話レンジ」には、偶然にもオカリンたちが意図しなかった驚くべき機能が隠されていた。なんと過去に電子メールを送れるというもので、すなわちこれはタイムマシンだったのだ。 タイムマシンについて調べるうちに「SERN」という欧州の研究機関が、ミニブラックホール生成実験に関連してタイムマシンを作ろうとしているという情報を入手する。 そんなある日オカリンは、アメリカの学術雑誌に論文が載ったという弱冠18歳の天才少女・牧瀬紅莉栖と出会う。だがオカリンは、紅莉栖が数時間前にラジオ会館の屋上で殺害されているのを目撃していた。いったいなぜ、紅莉栖は生きているのだろう…。 SERN、ジョン・タイター、幻のレトロPC「IBN5100」、タイムマシン、バタフライ効果、タイムトラベルにおける11の理論。いくつもの要因が偶然に重なり合ったとき、秋葉原に本拠を置くサークルのメンバーたちに、世界規模の“未来への選択”が委ねられた。http://steinsgate.jp/◎メーンキャラ▼岡部倫太郎(おかべ・りんたろう) 通称オカリン。鳳凰院凶真(自称)。 本編の主人公。東京電機大学1年生。狂気のマッドサイエンティストと名乗り、悪役っぽく立ち振る舞う中二病患者。大学入学直後、秋葉原に「未来ガジェット研究所」というサークルを立ち上げて用途不明の発明をしている。携帯電話を耳に当てて、意味不明のひとり言をノリノリでつぶやく。思い込みは激しく空気は読めず友達は少ない。○コピーライト(C)2009 5pb. Inc./Nitroplus
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社会 2009年08月12日 15時00分
酒井容疑者逃走ルートの謎
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された女優酒井法子容疑者(38)が12日までの警視庁の調べに、失跡から6日間の逃走ルートを明かし始めた。しかし供述している立ち寄り先の点と点を線でつなぐと、このルートには不自然な謎が多い。一方、不起訴や起訴猶予の可能性が指摘されていた酒井容疑者に対して11日、政界からは厳しい声が相次いだ。 酒井容疑者は調べに対し、行方不明中の足取りについて「神奈川・箱根や東京・立川方面にも立ち寄った」と供述している。夫の高相祐一容疑者(41)が逮捕された東京都渋谷区の現場から、携帯電話の電波がキャッチされた山梨県身延町をつなぐルートの一部が解明した。 警視庁組織犯罪対策5課によると、酒井容疑者は新たに東京都千代田、港区、立川方面や箱根に立ち寄ったり宿泊したりしたと供述。出頭までの6日間で記憶がはっきりしない点もあるといい、同課は立ち寄った順番や場所の詳細についても裏付け捜査を進める。 酒井容疑者は姿をくらませた3日から出頭した8日夜までに新宿区、中央区で宿泊していたことが分かっていたほか、山梨県にも行ったことが判明している。警視庁はこうした行動の目的や、同行した人物がいたかどうかなどを調べている。 事件取材するジャーナリストは「サーファーの酒井容疑者夫妻は千葉の外房海岸での目撃情報が多かったが、関東のサーファーは千葉だけでなく大洗(茨城)、湘南(神奈川)にも精通している。山合いの箱根にわざわざ温泉につかりにいったわけではないだろうし、東京―箱根をつなぐ線上にある湘南にあえて立ち寄らなかったとすれば、なにがしかの意図的なものを感じる」と指摘する。 酒井容疑者の覚せい剤事件は、選挙戦のさなかにある政界をも揺さぶった。11日の閣僚懇談会では麻薬・覚せい剤撲滅の必要性を訴える発言が続々。河村建夫官房長官は「有名タレントの事件で関心が高い。若者がその方向に入っていくことがあってはいけない」と指摘した。 このほか「警察当局がもっと認識をしっかり持つべきだ」「青少年への薬物まん延を防がなければならない」との意見も出た。野田聖子消費者行政担当相は「著名人は影響力の大きさを理解してほしい」と強調した。
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芸能ニュース 2009年08月12日 15時00分
優香が脱いだワケ
かつてグラドルとして人気だった優香(29=写真)が水着姿を見せなくなって久しい。そんな彼女が先ごろ、女性誌でグラビアに挑戦、セミヌードを披露した。その背景には深田恭子(26)へのライバル心があるという。 「彼女も来年は三十路に入りますが、今回の女性誌での9年ぶりのグラビアを見る限り、Fカップ巨乳は健在でした。むしろ今の方が“女”を感じさせてくれて、ファンはドキドキしたと思います」(芸能リポーター) 元祖“癒やし系”タレントの優香が先月発売された月刊誌「FRaU」(講談社)で久々のグラビアに挑戦。表紙では背中もあらわな“ノーブラヌード”を披露したが、これがさまざまな憶測を呼んでいる。 「彼女のグラビアは全部で12ページ。全編ハワイロケで、キレイなおヘソまで拝めるカットもありました。どうやら自らの申し出で実現したようです」(芸能リポーター) 今回のグラビアはヌード(?)写真集発売への布石ともっぱらのウワサだが、「王様のブランチ」(TBS)や「グータンヌーボ」(フジテレビ)での優香しか知らないファンが見たら、さぞやビックリするだろう。 97年、ホリプロ初のFカップ巨乳グラビアアイドルとしてデビューしたころのスリーサイズは上から87・59・85だった優香。当時、出版界には表紙やグラビアに優香を載せた雑誌は売り上げが伸びるという“伝説”があった。 「それでも、優香がFカップ巨乳を印象付けながら水着グラビアを中心に活動したのは、デビューから3年にも満たない期間。今回、肌の露出を決意したのは、ある女性タレントの存在があったからだと言われています」(芸能ライター) 優香が“生涯のライバル”として意識しているのが同じホリプロ所属の深田恭子だという。 「年齢では深田の方が3歳年下ですが、芸能界では深田の方が1年先輩。この微妙な関係がお互いのライバル心に拍車をかけているというわけです」(芸能ライター) 96年、デビュー当時の深田のスリーサイズは上から87・60・88で、優香とは甲乙つけがたい数字だった。 「より意識が強いのは優香の方。深田が映画『ヤッターマン』でのSMチックなボンデージ衣装に身を包んだドロンジョ役が大好評を博したので、負けじとセミヌードになったようです」(芸能リポーター) こういう競い合いならファンも大歓迎だ。
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スポーツ 2009年08月12日 15時00分
新日本プロレス 「痛っ」永田 それでも胸張る「ナゼ」
新日本プロレス「G1クライマックス」(16日、東京・両国国技館大会で決勝)のBブロック永田裕志が11日、予選リーグ5日目の東京・後楽園ホール大会で中西学と第三世代対決でG1初黒星を喫したが、敗戦後は「G1の星より大きなもの、俺たちが生きている軌跡を残した」と意味深発言。そこには第三世代の葛藤から会社への不満…世間では中間管理職に位置する“新日アラフォー戦士”のやり場のない思いが込められていた。 負けてなお永田から中年の意地を見た。 強烈な逆水平チョップに悶絶しながらも「このゴリラッ!」と気合を入れてのミドルキックで突破口を開き、ドライブスクリューやマジックスクリューで圧倒。雪崩式エクスプロイダー、こん身のバックドロップホールドでたたみ掛けた。 だが、このチャンスをキックアウトされると、猛攻実らず逆に大☆中西ジャーマン一閃で3カウントを献上。試合後はリング上で再戦を約束。 開幕前から「中西と同じブロック」と口にして盟友との一騎打ちを心待ちにしていた。ここまで2勝1分けで無敗ロードを築いてきたものの、結果的には後半戦の初戦となる第三世代対決を落として決勝進出に足踏みした。とはいえ、永田にとってこの闘いだけはハナから勝ち負け以上に特別なものだった。 「きょうはG1の星取勘定、G1なんてちっぽけなことより大きな足跡を残した。俺たち第三世代といわれるヤツが生きている軌跡を残せたことの充実感がデケェや」。盟友との名勝負で超満員1900人の立ち見客であふれる聖地・後楽園を揺らしたこと。それこそが永田だ。 メーンで第三世代の存在価値を証明した一方、日ごろハラに溜め込んでいる思いも漏らした。「たぶん周りは中西ってものをこんなに強いとは思ってない。まあ軽く見てんだよ。このカードは4年ぶり。ある意味ないがしろにされていたカード。でも俺たちは地方の片隅でいつもタッグでこういう試合してんだよ。俺たちをナメんなよ。腐っても第三世代、腐っても永田裕志、中西学…」 今夏のG1でも同世代の中西や天山広吉がそれぞれ苦戦を強いられる中、永田が発した第三世代の心の叫び。IWGPヘビー級王者の棚橋弘至や後藤洋央紀ら新世代がマットのど真ん中をかっ歩している一方、決してまだ彼らの熱も冷めていない。谷間の世代と称される男たちの逆襲に期待がかかる。◎田中将斗 首位キープ Aブロックは3連勝の田中将斗がジャイアント・バーナードと対戦。場外乱戦の中、両者リングアウトに終わり、勝ち点7で首位をキープした。矢野通は大森隆男を下して2勝目を上げた。 まだ1得点で崖っぷちに立たされる真壁刀義は、TAJIRIのグリーンミスト攻撃により反則勝ち。勝ち方に不満はあれ得点を3に伸ばした。 一方のBブロックは、後藤洋央紀が右肩を負傷のため攻撃力が半減する天山広吉を昇天で撃破。 杉浦貴は飯塚高史に流血に追い込まれるが、ジャーマンスープレックスで形勢逆転で勝ちを拾った。
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スポーツ 2009年08月12日 15時00分
ボクシング 西岡 鉄拳スピードで勝負
ボクシングダブル世界タイトルマッチ(10月10日、国立代々木競技場第二体育館)の対戦カード発表が11日、都内のホテルで行われた。WBCスーパーバンタム級王者の“スピードキング”西岡利晃は、2階級制覇を狙うメキシコの強豪イバン・エルナンデスとのV3戦が決定した。 5月にアウェーのメキシコで24年ぶりとなる日本人の海外防衛に成功した西岡。この日の会見では、WBAスーパーフェザー級王者の“ゴールデンボーイ”ホルヘ・リナレス(VSファン・カルロス・サルガド)とともにW世界戦に臨む。 前回のV2戦で評価を上げたこともあり、今回は自信満々。「勝つことは確信しています。(前回の)ジョニー・ゴンザレス以上のインパクトを見せて勝ちたい」とサラリと言ってのけた。 余裕のKO宣言が飛び出したが相手も元WB0スーパーフライ級王者、ひと筋縄ではいかない。帝拳ジムの浜田剛史代表は「スピード勝負、駆け引き勝負、…どういう場面になっても対応できるような戦いをしないといけない。ちょっとでもスピードが落ちたらやられますね。一瞬のスキをついてきますから」と警告する。 プロボクサーの鉄拳パンチは、コンマ何秒での攻防が勝負の運命を左右する。それだけにさらなるスピードの持続が要求されるという。メキシカンとのスピード対決の様相を呈してきた西岡。高速カウンターで3連続KO勝利を狙う。
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スポーツ 2009年08月12日 15時00分
リアルジャパン 初代虎 引退かけ高山と対決
リアルジャパンプロレスが11日、都内の興義館で会見を開き、9・11後楽園ホール『BREAK OUT』のメーンで初代タイガーVS高山のシングル対決を発表した。初代タイガーは、高山が三冠王者に君臨するいまだからこそ、一騎打ちを切望。「日本のレスラーの中でも絶頂期にある高山選手とやって、通じないようであれば進退を考えたい」との覚悟を示す。 初代タイガーが、現行のトップファイターに挑むのは、自身が掲げるプロレス復興というテーマのためでもある。 戦いを通じて「いまのプロレスは間違った路線に行っている。派手な部分に目がいきがちだけど、それらは厳しい練習で培った基礎があってのこと。自分がやってきた、その魂だけは残したい」という。 一方、高山は進退を賭ける初代タイガーに対して「全力で応えたい」と発言。また、IGFマットでの藤波辰爾戦、藤原喜明戦を見るにつけ「子供の頃に見ていた、全盛期に近い動きをしていた」と警戒した。 初代タイガーの現在の体重は100キロ。高山戦までに、ベストコンディションだったスーパー・タイガー時代の96キロまで体を絞るため、北海道で1週間の合宿に入る。
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スポーツ 2009年08月12日 15時00分
K-1 西島洋介 鉄拳に頼って負けた
「K-1 WORLD GP2009 IN TOKYO」が11日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われ、K-1ヘビー級王者の京太郎がKO勝ちする一方、西島洋介はKO負け。期待の日本人ヘビー級戦士の明暗がクッキリと分かれた。 この日、ヤン・ソウクップと対戦した京太郎。序盤から距離をとって相手の攻撃を封じると2Rの終盤に右フックを交わして、右のショートでダウンを奪った。これで完全にペースを握ると、3Rに勝負を仕掛け、相手がワンツーを打ち込んできたところにカウンターの右クロスを叩き込み、勝負を決めた。 リングネームを前田慶次郎から京太郎に改名後、初の試合で完勝。「これで(GP)開幕戦に出る資格はあると思う」と自信をみなぎらせた。 一方、キックを捨てパンチのみで勝負に出た西島には厳しい現実が待ち受けていた。 “アラフォー戦士”ピーター・アーツの左右のローキックで徹底的に下半身を狙われ、パンチの間合いに持ち込むことが出来ない西島。近づいたかと思うと、ヒザ蹴りで潰されてしまう。 3Rに入ると、下半身への集中砲火でガードが甘くなったところに左ハイキックを被弾し、ダウン。最後は右ローキックで力尽きた。 ホロ苦いK-1デビューとなった西島は「懐が深くて遠いところから蹴りが飛んできました。手が出せませんでした」と完敗を認めた。 試合後、谷川貞治イベントプロデューサーからは「やっぱりボクシングだけでは勝てないので、K-1を覚えてきてほしいっていうのは切なる願い」と勧告を受けた。
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トレンド 2009年08月12日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計 「サントリーラウンジ イーグル」新宿区歌舞伎町
JR新宿駅東口から徒歩330歩 プロバーテンダーの満面の笑みに迎えられれば、こちらも腹をくくってプロの客にならざるをえない。そういう暗黙の了解が、この店では階段下のちいさな踊り場で取り結ばれ、目に見えぬ強制力としてはたらいている。バーというステージで、客という役を振られて演じるのがいやならば、どこか別なところで飲むのがよろしかろうというわけである。鄙(ひな)にあらざる新宿の、その駅前裏でお店を張るということは、そういうことかと思いを致した。 バックバーには、“店にはみ出たピラミッドの裾”のような石塊が突き出ていて、とりあえずの話題には困らない。ビル自体が、これら巨大礎石を埋め込みながら、建設していったものらしい。同じ設計家による、趣向のよく似た建物が3軒、なぜか池袋西口に偏在していたと聞く。西口サントリーバー、沖縄酒房珊瑚、喫茶店居郷留(オルゴール)であるが、そのいずれもが現在は廃業。巨大な礎石は墓石になっているかもしれない。 ローズウッドのカウンターの中央に案内されると、強烈な既視感に襲われた。わたしはアメリカの現代画家エドワード・ホッパーの絵画「ナイトホークス(NIGHT HAWKS)」の世界にいるのだった。ナイトホークとは、アメリカヨタカのこと。広義には、宵っ張り、一匹狼をあらわす。ヴィム・ヴェンダース監督の「エンド・オブ・バイオレンス」という映画が、絵画版「ナイトホークス」を、実写版「ナイトホークス」に仕立て上げてくれたことがある。ヴェンダース監督の「世界全体はこう動いているが、きみはどうする」という問いかけが、聞こえているのかいないのか、カウンターの男の背中が力無い。わたしがなっていたのはその男である。 バランタインとティーチャーズがサービス価格(200円)だったので、計3杯を炭酸割りでいただく。仕上げに北杜12年(500円)を1杯。これはとても好きな味だった。尋ねたら、キックの強いサントリーの白州をベースにしたブレンドウイスキーということだった。説明は丁寧だった。一人なのでつまみは薬膳ナッツをお願いすると、大きいからハーフサイズ(330円)でいかがかと提案された。提案は理に叶っていた。サービス料は10%。消費税は内税。合計金額は1573円。これでいい客になれなければ、ピラミッドの裾に頭をぶつけたほうがいい。後日、一人ではないときに、お店の自慢のメニューである霜降りビーフや、洋風カニミソバターをいただいたが、味盛り付けともとても結構なものだった。げんに6、7人で談論風発、食事を兼ねて長居する方々も多く見受けられた。知っている人は知っているお店らしいが、知らない人も知ったほうがいい、そんなバーである。予算1600円。東京都新宿区新宿3-24-11 セキネビルB1&2
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レジャー 2009年08月12日 15時00分
クイーンS追い切り レインダンス一発ムード
3歳時には秋華賞でダイワスカーレットの0秒2差2着、ウォッカ(3着)には先着を果たしたレインダンスに復調ムードが漂っている。 前走・マーメイドSでは直線で伸びを欠き、見せ場のないまま16着と惨敗。「前走の敗因がサッパリわからない。有力どころも伸びを欠いていたので、馬場が影響したのかも」と宮調教師も首をひねる内容だった。 巻き返しを期し、陣営はいったん放牧に出すことを決意。その効果は絶大で、「1回崩れるとなかなか(状態が)戻らない馬だけど、今回は1度走っただけですぐに放牧に出したから、心身ともに良くなった。順調に乗り込んできたので、仕上がりも申し分ない」という。 今年に入ってからもGIII・京都牝馬Sで0秒2差2着しているように、5歳になっても衰えは感じられない。「ケイコで走っても競馬にいってサッパリのときもあるし、気性的にアテにしづらい面があるのは確か。ただ、能力はこのメンバーなら上位。デキもいいから、何とか巻き返してほしい」。指揮官が復活に懸ける思いは熱い。 1800メートルは鳴尾記念、中山牝馬SのGIIIで2着しているのをはじめ、2勝を挙げる適距離。実力馬が秋に向けて華麗に舞う。 【最終追いVTR】札幌のダートで併せ馬で追われ、5F66秒9、上がり3F38秒9→12秒5(馬なり)をマーク。前半はやや引っ掛かり気味だったため、最後は併走馬に半馬身遅れたが、もともとケイコ駆けしないタイプ。気合い乗り、馬体とも上々で、力を出せる状態にある。
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