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レジャー 2008年03月28日 15時00分
日経賞 アベコーはシルクフェイマスで勝負
春の中山競馬の後半戦は、天皇賞・春の前哨戦「第56回日経賞」(GII 芝2500m 29日)で幕明けする。昨暮れの有馬記念で日本全国をアッといわせたマツリダゴッホが復帰してくるが、伏兵陣も多士済々で予断を許さぬ一戦。アベコーこと阿部幸太郎はシルクフェイマスで敢然と勝負に出る。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 今年も近くの公園の桜が見事に咲きました。日の出の桜に、正午の桜、そして夜桜。時間帯は異なれど、それぞれが風情があって、なんとも心を癒されます。 ところで、東京の新名所、TBS前にできた赤坂サカス。このエリア内にある「さくら坂」は、ライトアップされた100本の桜が、春の宴を盛り上げています。 さて、このサカスの特設ブースから、私がレギュラーでおじゃまさせて頂いているTBSラジオ「元木大介のエキサイトベースボール・サタデー」が29日に公開生放送。無論、GI・高松宮記念特集。大好きな大沢啓二親分も参加して、楽しい放送になりそうです。競馬コーナーは午後6時半ごろから。非売品の競馬グッズのプレゼントも盛り沢山とか。ぜひ、のぞきに来てください。 さあ、中山では天皇賞・春の前哨戦「日経賞」。注目のグランプリ馬マツリダゴッホが登場。有馬記念と同じ中山芝2500mとあって、圧倒的な人気を集めそうです。ところが、今回は初めて背負う59kg。過去10年、この斤量では、優勝した馬はおろか2着もなし。3着すらないのです。有馬記念を優勝し、日経賞に臨んだ1番人気グラスワンダーも59kgを背負い6着に撃沈しています。 そこで、注目しているのがシルクフェイマス。9歳ですから一見、手を出しづらいのですが、一昨年の札幌記念から約1年半も休養。それゆえ馬自身が実年齢よりもフレッシュな状態で若いとみています。 実際、それを実証したのが、前走の京都記念。3角から一気にスパート。直線ではしてやったりといった場面も。結果はアドマイヤオーラの末脚の前に屈したものの、2着アドマイヤフジとはハナ差の3着。ドリームパスポート、トウショウナイト、そしてウオッカに先着したのですから、大いに胸を張っていい内容です。距離の芝2500mは1度だけ走って3着。それが有馬記念。春の天皇賞3着の実績から見ても距離延長は大歓迎です。 今回はヨイチサウスの単騎逃げ。この2番手でゆったり行ける有利さ。叩き3走目で走りごろ、打倒マツリダゴッホのシーンは十分ありです。
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レジャー 2008年03月28日 15時00分
日経賞 藤川京子 アドマイヤモナークが重賞3連勝達成よ!
日経賞はステイヤーとして本格的に目覚めた◎アドマイヤモナークが3連勝で盾へ向かいます。 前々走の日経新春杯で重賞初制覇を飾り、前走のダイヤモンドSで重賞連勝し、ただ今絶好調。その前走は中団で我慢が利いて折り合いもピタリ。抜群の手応えで直線を向くと最後は手綱を緩める余裕を見せ、0秒4差の快勝でした。57.5kgのトップハンデもなんのそのです。 豊富なスタミナが一番の売りですが、前々走の2400mを完勝しているように中距離も難なくこなせますし、息の長い末脚に鋭さも加わり、だんだんとパワーアップしてきていますから、上がりの速い決着にも今なら十分に対応可能です。 昔はもっと折り合いに苦労したし、脚の使いどころが難しく展開や馬場の助けが必要でしたが、今はためた脚をしっかり使えるようになりました。 それも、安藤勝騎手がレースとはどういうものか、実戦で教え込んできたことがパワーアップの秘訣だと思います。 この中間もずっと調子はいいですし、昨年はこのレースで5着。今年も昨年とさほど変わりないメンバーですが、十分すぎるほど力をつけたモナーク。今年はひと味違います。
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レジャー 2008年03月28日 15時00分
日経賞(GII 中山芝2500m 29日) 本紙・橋本は有馬記念馬マツリダゴッホを信頼
昨年の有馬記念馬マツリダゴッホがいよいよ始動する。人気でも素直に底力を信頼したい。 馬インフルエンザの影響でドバイ遠征は回避。海外遠征は先送りになったが、臨戦過程は寸分の狂いもなく、ベストパフォーマンスを見せてくれると確信する。 佐藤助手は「休む前より体全体がたくましくなり、風格が出てきた。勝たないといけない一戦」と堂々と受けて立つ構え。本格化した今なら59kgも死角にはならない。 普通に走ってくれば有馬記念の再現が濃厚だ。 当面の相手は7歳を迎えて重賞2連勝中と本格化著しいアドマイヤモナーク。好勝負必至だ。 この2頭に迫るのはようやく本来の姿に戻ったトウショウナイトだが、4歳の精鋭タスカータソルテはじめ、伏兵陣も多士済々。
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レジャー 2008年03月28日 15時00分
毎日杯(JpnIII 阪神芝1800m 29日) 本紙・谷口 ラジオNIKKEI杯勝ちのサブジェクトが負けられない
東上最終便としてテイエムオペラオーやクロフネ、キングカメハメハ等の名馬がその名を連ねる毎日杯だが、今年は手薄なメンバー構成。ラジオNIKKEI杯2歳S勝ちが断然、光り輝くサブジェクトが負けられまい。 「いい時の競馬と悪い時の競馬の差が激しすぎる。スムーズに走っての結果なら、あきらめもつくんだけど…」と、池江郎師は頭あってヒモなしの現状にグチをこぼすが、今回は「キッチリ追い切りをかけ、状態は申し分ない。前走は向正面で2、3回不利を受け、それで流れに乗れずに終わったもので、力負けじゃない。そう、ラジオNIKKEI杯がこの馬の実力」とキッパリ。
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レジャー 2008年03月28日 15時00分
三河特別(1000万下 中京芝1200m 29日) 本紙・長田 良績ある中京でリッカバクシンオ巻き返し
いよいよ1回中京もラス前を迎えた。例年になく馬場コンディションが良好だが、5週もある変則開催の最終週とあれば、さすがに時計がかかるはず。そこで、リッカバクシンオの出番だ。 持ち時計がない分、荒れた馬場はめっぽう得意。中京コースも<2233>と好相性だ。前走・宇治川特別は距離が1F長くて息切れしたが、2走前の帆柱山特別では0秒2差2着と好走しており、クラスのメドは立っている。乗り慣れた安藤光騎手に手が戻ったのもプラス材料で、万全の態勢が整った。 相手は1000万なら実力上位のパパラチアと、叩き3戦目でデキ急上昇のコスモベル。
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スポーツ 2008年03月28日 15時00分
全日本プロレス 武藤敬司が“4冠戦”を要求
全日本プロレス春の祭典「チャンピオンカーニバル(CC)」(4月5〜9日、東京・後楽園ホール)の連覇を目指す武藤敬司が27日、王道最前線撤退も辞さない決意を表明した。ディフェンディングチャンピオンとして、並々ならぬ覚悟をチラつかせた武藤だが、その背景にはある野望が見え隠れする。CCで頂上対決を熱望する3冠王者・佐々木健介に優勝決定戦&3冠V3戦という“4冠戦”を要求してみせた。 昨年の覇者が春の祭典開幕前にビッグプランを掲げた。 ディフェンディングチャンピオンとしてCCに臨む武藤は「今はコンディションの回復に全精力を注いでいる。2連覇のことしか頭にない」とキッパリ言い切る。 並々ならぬ自信をみなぎらせて連覇を狙う武藤は「今年獲れなかったら、今後の身の振り方も考えていかないとな」。連覇を達成できなかったときには最前線から身を引き、タイトル戦線離脱も辞さない覚悟だ。 CCを10日後に控え、不退転の決意をのぞかせる武藤だが、その胸にはある“野望”を抱く。「今年のマニフェストを実行する」というのだ。 武藤が掲げた公約とは、全日プロのベルト(3冠ヘビー、世界タッグ、アジアタッグ)の総獲りだ。特に全日プロの象徴でもある3冠ベルトは、2006年に鈴木みのるに奪われて以降、およそ2年に渡り全日プロ所属の選手が巻いていない。それだけに武藤は「そろそろ取り戻さないとカッコ悪い」と嘆いている。 くしくも24日の会見では、Bブロックの3冠王者・健介から「決勝は武藤さんとやって優勝したい」と決勝戦での対決を要求された。これに対し武藤は「健介とやりたいよね」と呼応。そればかりか、2人が決勝に進出した場合には、健介に対して「CC優勝決定戦&3冠V3戦」をというウルトラC案を要求しようと目論んでいる。 CCに向けて健介に“4冠戦”を要求するハラの武藤。CC連覇と3冠王座奪還という大いなる野望を胸に秘め、春の祭典に臨む。
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スポーツ 2008年03月28日 15時00分
DREAM U系レジェンドに神器なき闘いを告げる大号令
4月29日「DREAM.2」(さいたまスーパーアリーナ)で開幕するミドル級GPの第一弾カードが27日、都内のジムで発表。GPを回避するはずだった桜庭和志の一戦と、田村潔司VS船木誠勝のU対決が決まり、U系レジェンドに仁義なき闘いを告げる大号令がかかった。 これはDREAM生き残りをかけたサバイバルGPだ。 この日、「DREAM.2」で行われるミドル級GP2008開幕戦の対戦カードが発表。これまでトーナメント参戦を断固拒否してきた桜庭が極真の強豪アンドリュース・ナカハラとの対戦が決まったのに加え、田村と船木の元UWF対決、デニス・カーンVSゲガール・ムサシの3試合が決まった。 この日の会見には船木と桜庭が出席。まずGP参戦を回避する意向だった桜庭が「まだ承諾してませんけど、ワンマッチのつもりでやります」とすれば、昨年大みそか「Dynamite!!」の桜庭との復帰戦で何もできないまま一本負けした船木は「今度こそ何か爪あとを残したい」と悲壮な決意をにじませた。 DREAMミドル級での初戦が決まった桜庭、船木、田村。しかし、このU系レジェンド3戦士といえども、今GPはただの顔見せ参戦ではない。笹原圭一イベントプロデューサーが「今回のカードでおわかりになるとは思いますが、桜庭さんたちであっても特別扱いはないですから、頑張っていただきたい」というように、同リングは決して安住の地ではない。 U系レジェンド3選手に課せられたサバイバルマッチ。歴戦の兵はDREAMリングで存在価値を示すことができるのだろうか。
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スポーツ 2008年03月28日 15時00分
メビウス セクハラ騒動の金村キンタローが土下座外交へ
27日、折原昌夫が主催するメビウスの新宿FACE大会が行なわれ、セクハラ騒動で活動自粛中だった金村キンタローがリング復帰。金村は今後の継続的なプロレス活動を明言し、各団体に土下座外交も辞さない決意を見せた。 試合前にリングに上がった金村。温かい拍手と「キンちゃん」コールに迎えられると土下座で謝罪。試合では折原、ドクロマンズ1号と組み、APEXオブトライアングル選手権に臨み、石井智宏&ミステル・カカオ&旭志織を下し、復帰戦を勝利で飾った。 金村の今後については5・8メビウス新宿FACE大会への参戦が決定しているのみ。「オファーがあれば、折原さんとタッグでどの団体でも上がりたい」。さらに自らが作り上げたアパッチプロレス軍については未定としながらも「選手のブッキングなどでは協力していく」と裏方として“援護射撃”していく。 金村をマネージメントするキャッシュボックスの笹原雄一社長は「各団体に頭を下げて回る」と土下座外交で参戦するリングを模索していく方針を示した。しかし、「今回は折原さんの男気一つで決定したが、今後は組織とのシビアな交渉になる」と金村の今後には厳しい現実が待ち受ける。 早すぎるリング復帰には賛否両論の意見も出ているだけに、今回の復帰は様々な波紋を呼びそうだ。
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芸能 2008年03月28日 15時00分
森三中に迫る誘惑のワナ
いまやお笑い芸人といえば、女優、モデルなどにモテまくっているが、女性の方もモテているようだ。このほど結婚が決まった村上知子(28)のいる女性お笑いトリオ「森三中」もかなりモテているとか…!? 「笑っていいとも!」「SMAP×SMAP」(フジテレビ)をはじめ、数々の人気番組で活躍中の放送作家、鈴木おさむ氏の妻は、女3人のおデブトリオ「森三中」の大島美幸(28)。 「それまで、モデルなどの美女たちと付き合っていた彼が、“交際0日”で大島と結婚したときはビックリしました。よっぽど相性がよかったんでしょう」(芸能ライター) 結婚6年目にして、いまだラブラブだという。 「秘訣は喜怒哀楽を共有すること。そして、お互いの排泄物を見せ合うことだそうです。これ、野々村真夫妻もそうですが、案外多い夫婦円満の秘訣です」(同) とはいえ、お互い売れっ子同士のため、すれ違いも多いという。 「スキンシップ不足を大島は嘆いているようです。人妻の夜のうずきってやつです」(同) そんな“人妻”大島にこのところ熱い視線を送っているのが、お笑いコンビ「さまぁ〜ず」の三村マサカズだという。 「お笑い番組などで一緒になることが多い2人。みんなが笑っているシーンでも三村はニコリともせず、大島をジーっと見つめている時が多いそうです」(同) そして今回、一般男性と結婚するという村上知子には「品川庄司」の庄司智春が、しきりと誘いの声をかけてきたという。 「元・モー娘の藤本美貴というかわいい彼女がいるのに、庄司は『温泉行こっ』と誘ってくるそうです。庄司は『お前の裸を見ても勃たないから、温泉行こっ』っと誘っているらしいのですが、村上は“自分の体が狙われている”と思い込み、いつも答えを曖昧にして、はぐらかしているそうです」(お笑い番組関係者) もうひとり、黒沢かずこ(29)は、ある番組担当のプロデューサーからの熱い視線をひしひしと感じているという。 「いずれも自分の妄想のなせるワザです。一部“ネタ”にしている部分があるかもしれませんが、ポッチャリ系は芸能界でもモテるのです」(同) 仕事で溜まったストレスをふくよかな体で癒やされたいと思う男は確かに多いが…。
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スポーツ 2008年03月27日 15時00分
日ハム中田翔 1軍まで5年はかかる!?
やはり“2軍行き”だった。日本ハムのドラフト1位、中田翔は自信喪失状態のままほっぽられた。それどころか「5年間は使えない」という首脳陣の言葉もあるほど。高い買い物だったのか、という声もある…。 「2軍へ行け」。中田翔に対する梨田監督の言葉は冷たかった。キャンプ、オープン戦では“王子さま扱い”だったのが、手のひらを返したような通告だった。 「大きなショックを受けていましたよ」と担当記者。続けて「中田は真っ青になっていましたからね。高校まで彼はいつもナンバーワンとしてチヤホヤされてきた。突き放されたのは初めてのことでしょう。どうしていいのか分からないのではないか」 先輩選手も「プロは力の世界ということを実感したと思うが、泣きべそ状態だったな。怪物と持ち上げられただけに、自分が相手にされない打者ということを知って胸のうちは半狂乱状態だろう」 2軍のイースタンリーグ開幕戦では3三振と無様なデビューだった。相手のロッテから「ボールがキャッチャーミットに入ってから振っているぞ」と冷やかされるほどひどかった。その後の若手育成試合のフューチャーズ戦にも出場、5打数2安打したものの、首脳陣の評価は辛い。 打てない、守れない、走れない、と今では酷評の的。だから「5年間は鍛えないとダメかな」とフロントも覚悟を決めている。その一方で中田指名を強硬に訴えたスカウトたちに「どこを見ているんだ」と恨み節も出るほど。「とにかく金(1億円の契約金)をドブに捨てたと言われないようにしたい」と球団関係者はため息をつく。 どうしたら中田翔はモノになるのか。専門家の声は厳しい。名球会のメンバーの一人は「まず守ることからだな。守れなくては試合に出られないからね」と、イロハのイからとの御託宣。別の大物評論家は「一塁を守らせて野手の動きを学んだ方がいい」と小学生並みのアドバイスを送る。 試合での中田翔はというと三塁を守っている。「それじゃ野球を覚えられないね」と評論家たちは口を揃える。 中田翔は打撃だけで注目され、プロ入りした。今の高校野球は練習時間の多くを打撃に費やしているのが実情で、ホームラン数さえ稼げばプロから誘いの声がかかることを指導者は承知しているという。つまり野球の基礎がおろそかになっている。中田翔はその典型といっていい。 プロ入り後、チヤホヤしたのはマスコミだけではない。テレビ専属の評論家もヨイショのオンパレードだった。なかでも北京五輪の日本チーム星野監督の「天才的打撃。五輪候補」とブチ上げたのは“究極のヨイショ”だった。 「あれで中田はすっかりその気になり、新人王を取れるかも、と口走るほど。五輪選手に選んで鍛え一人前にするのが星野監督の責任、と多くの専門家は言っていますけどね。今では星野から中田のナの字も出ません」(ベテラン記者) 背番号6をもらって「月30万円の小遣いじゃ、何も買えへん」と大口をたたいた中田が懐かしい。5年後にどう上達しているか、見ものである。