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スポーツ 2009年01月20日 15時00分
全日本プロレス 武藤決断!今年も台湾興行
昨年11月に台湾興行を行った全日本プロレスが今年も同興行を継続させることが19日、判明した。また、今後のアジア進出に向け、中国語の公式サイトを立ち上げることも明らかになった。 武藤全日本が2年目の台湾進出に本腰だ。 昨年、22年ぶりとなる台湾興行を成功させた。武藤敬司社長は新たなマーケットに手応えをつかみ、継続開催を熱望していた。その後、水面下で交渉を続けていた。 交渉に当たっている内田雅之取締役は「下地はできているので、裾野を広げていきたい。点じゃなくて線。プロレスってものを根付かせないといけない」と2年連続で開催することを認めた。 時期は同じく11月を予定。場所は未定ながら台北市以外に台南市、台湾以外では香港などが候補に挙げられている。 さらに「台湾版の(全日本の)ホームページを立ち上げる」と明言。早ければ2月をめどに開設を予定している。すべて中国語で試合結果や映像を配信する。 「1カ所1つずつ増やしていって、着実にアジア進出していきたい」というための布石。台湾ではZチャンネルで試合は放映されているものの、それ以外でまだ情報源となるものは少ない。 知名度を上げるための手段としてホームページを立ち上げるわけだ。 アジア進出に向け武藤全日本は磐石の体制を敷くことになる。
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社会 2009年01月20日 15時00分
事件法廷「40歳“マイホームパパ”盗撮魔」
紺のストライプ柄スーツを着こなすM(40)はまじめな紳士といった印象で、とても“盗撮魔”には見えない。東京地裁で昨年12月、盗撮行為で都迷惑防止条例違反の罪に問われたMの初公判があり、盗撮魔の“公開恥辱刑”に驚いた。 起訴状などによると、昨年10月、東京駅構内で女性(18)のスカートの中を盗撮し、犯行に気付いた周囲の男性から取り押さえられた。Mは起訴事実を全面的に認めている。その手口は、盗撮用デジタルカメラをセットしたバッグに“フラッシュ代わり”のペンライトを忍ばせ、より鮮明な画像を追求するというマニアックなものだった。 検察側は、Mが自宅のパソコンに盗撮画像を保存していたと指摘。「週に2、3度の盗撮と、その画像をもとに週3回自慰を行っていた」と“使用法”まで暴いた。 Mは少なくとも3年前から盗撮を繰り返しており、被害は相当数に上ると推測される。昨年、同種犯罪で罰金刑を受けたことも明らかにされた。 被告人質問では、犯行のきっかけを「仕事上のストレス」と自己分析。これには検察官はもとより、弁護人からも「仕事のストレスと今回の件は結びつきがないように思うが」と厳しい声が上がった。繰り返し盗撮した理由については「なかなかうまく撮れず、『次は』という気持ちになった。『あと1回』が続いた」と妙な向上心をチラリ。すんなり盗撮できないストレスも溜まったといわんばかりだった。 弁護側証人としてMの妻が証言台に立った。 「誕生日にはケーキを買ってきてくれたりするとてもやさしい人。育児にも100%協力してくれる」と、2児の父親の“マイホームパパ”ぶりを訴え、二度と変態行為に走ることのないよう監督していくと誓った。 厳粛な法廷で、夫の自慰回数やオカズを聞かされる妻はたまったものではない。Mは「特に妻には非常に迷惑をかけ、恥ずかしい思いをさせた。次にまたやると離婚だろうし、大好きな子供にも会えなくなる。二度としない」などと謝罪した。 裁判官は「身内には理想的な人物のようだが、無関係の他人をモノとして見ているのでは」と問い詰めた。Mは「そういうところはあると思います」と消え入りそうな声で答えるのがやっと。即日結審し、判決が言い渡された。求刑1年に対し、懲役1年(執行猶予3年)の猶予付き判決。しかしMは今回の件で職場を解雇されている。不況の折、すぐに次の職にありつける保証はない。変態行為の代償はあまりにも大ききかった。(阿部雄二)
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芸能 2009年01月20日 15時00分
秋元順子 史上最年長オリコンシングル1位獲得
歌手・秋元順子(61)が昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で歌った「愛のままで…」が26日付オリコン・シングルチャートで1位を獲得したことが19日、分かった。 オリコンによると、61歳7カ月でのシングル首位獲得は、これまでの小田和正(59歳11カ月)を抜き、史上最年長記録。 同曲は昨年4月の「NHK歌謡コンサート」で話題を呼び、12月6日付チャートで初のトップ10入り。紅白出場後、3位、2位と週ごとにランクアップし、ついに首位を獲得した。 秋元は「今年は“熟女”がブレークすると言われていますが、私もその一員になれたでしょうか。アラ還(アラウンド還暦)の星を目指し、声が続く限り歌っていきます」とコメントを発表した。
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芸能 2009年01月20日 15時00分
「FUJIWARA」原西にエロビデオ脅迫
吉本興業所属の人気お笑いコンビ「FUJIWARA」の原西孝幸(37)の自宅に、脅迫文書が送りつけられていたことが19日、分かった。家族が110番通報し、警視庁は捜査を開始。同社所属のタレント、中田カウス(59)が大阪市で襲われ、脅迫される事件も発生しているため、関連も調べている。 原西あてにメール便で送られてきたのは、わいせつビデオと文書。10日に家族から「気持ち悪いので来てください」との通報があり、警視庁碑文谷署の署員が駆け付けた。文書には身体に危害を加えるような記述はなく、消印を調べたところ、西日本から送られていたという。現時点では被害届は出しておらず、「事件」となるかは未定。 原西は、藤本敏史(38)とのコンビ「FUJIWARA」を1989年に結成。 多くのバラエティー番組に出演し、昨年大みそかには、NHK紅白歌合戦にも「ヘキサゴンファミリー」として出演している。
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トレンド 2009年01月20日 15時00分
覆面パン調査「和・美シリーズ 縁結美&誕生美」(CALL CUISINE)
“わびさび”の世界観を練り込んだ日本式パンを六本木ヒルズノースタワー地下1階のデリカショップで発見した。福島県福島市の銀嶺食品工業が製造する「和・美(わび)シリーズ」がそれ。世界に誇る和食テイストをパンに取り入れているのが特長だ。 2種類を実食した。漢字表記の商品名は「誕生美(たんじょうび)」「縁結美(えんむすび)」という語呂合わせ。包装にはそれぞれ、鶴、亀の和風デザインが施されている。いずれも原材料に卵や乳製品を使わず、ヘルシーな仕上がりで女性にアピールする。 誕生美は、おからペーストのほか鉄分とミネラルが豊富なプルーンエキスを配合。小麦ふすま、りんごピューレも使用しており、食物繊維をたっぷり摂取できる。茶色い生地からはプルーンの芳醇な香りが漂う。1個45グラムで260キロカロリー(100グラムあたり)に抑えた。 一方の縁結美は、おからペーストに加えて、希少価値の高い日本山人参5年根を配合している。粉末還元麦芽糖水飴を砂糖の代わりに使っているため、血糖値の上昇やインシュリンの分泌刺激をほとんど起こさないという。ごま、レーズン、くるみを練り込み、素朴な味わいを演出。1個45グラムで369キロカロリー(同)だ。 いずれも保水保湿作用を持つセラミドを配合。税込み262円。ダイエット中の男女にお薦めしたい。(覆面調査員・ヨン様)
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トレンド 2009年01月20日 15時00分
オヤジの磨き方 正しい男の身だしなみとは?
大人の男の身だしなみについて話しましょう。ファッションセンスは千差万別。基本的には自分自身が納得できる服装であればいいと思います。 しかし稀に、これはナシだよね…というぶっ飛んだセンスを見せつける男性がいます。20代ならば「若さゆえ」と許されますが、30歳オーバーの場合はそうはいきません。恋愛、仕事などそれなりの人生経験があるはずなのに、他人の目を意識できない。もしくは過去の失敗が生かされない。女性はそれを「個性」とは呼ばず、「無成長人間」と切り捨てるのです。 代表的な悪い例を思いつくまま挙げてみましょう。かわいいキャラクターTシャツ。やたらロックバンド調テイスト。オーバーオールにキャップ横かぶり。ベレー帽とネクタイ。いつも同じ服装。いまどきどこでこんなものを売っているのか分からない服装。靴が汚れている。靴のかかとがつぶれている。全体的に色遣いがごちゃごちゃしすぎ。ピエロっぽい。不潔。無精ひげ。襟首が汚い。風呂に入らず強烈なコロンで体臭を隠そうとする…など。 どんなにお気に入りのコーディネートであっても、毎日その格好では不潔です。靴もしかり。安物でも手入れをしっかりしていれば足元は締まって見えます。風呂に入らないのは論外。思い当たるフシがあったら即修正しましょう。(ジゴロライター・紫三太郎)
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その他 2009年01月20日 15時00分
競輪人国記 兵庫(2)
大スターはいないが、持ち味のある選手は多かった。黒田益男(1期)は通算681勝をあげている。まくり先行差しと番手戦をやった記憶はないが、ともあれ力はあった。南勝明(期前)も661勝をあげている。兵庫の選手は関東ではなじみ薄いが近畿地区では圧倒的に強かった。木村繁一(2期)は番手戦の選手、差し脚もあって大物くいだった。 マーク屋では前川良明(12期)が有名だった。狙ったところは、確実にとって流れ込んでいく。どういうわけか、関東のマーク屋の間で「前川とは競るな」という話が飛んでいた。それだけテクニックがあった。隠れた技のキックやハンドルさばきが上手だったということだろう。 朝野文冶(18期)はプロゴルファー志望から競輪選手になった。同期の町田克己(群馬)今井正(埼玉)の次くらいだったが、なぜか早めに引退している。個人競技のゴルフに比べると、競輪はラインの戦いだ。性格的に合わなかったのかも知れない。 藤本清孝(22期)はバンクの外で大物になった。選手会の役員で選手共済会の理事長、選手会の常務までやった。マークきついのは坐古猛(23期)だった。体は大きくないが、じっくりと番手競りをやっていた。 井上博司(25期)は競りと切れのある追い込みで特別競輪でも活躍した。レースを離れると明るい性格で、人あたりも良かった。坂本敏博(26期)は逃げ差し自在で、逃げたときの粘りはなかなかだった。特別競輪でも穴男だった記憶がある。 坂東利則(28期)は西宮高の野球部で投手をしていた。恵まれた体で先行まくりと活躍したものだが、選手会の支部長代行としても、後輩選手の面倒をよく見て弟子も多い。 甲子園と西宮が廃止になった時には、反対運動に精力的に活動したが、その意思どおりにはいかなかった。そのときの落胆ぶりは、いまでも記憶に残っている。
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レジャー 2009年01月20日 15時00分
AJCC 老いてますます盛ん 連覇狙うエアシェイディ
1回中山競馬のフィナーレを飾る「第50回AJCC」(GII、芝2200メートル、25日)は、連覇に王手をかけたエアシェイディを中心に展開されそうだ。明けて8歳を迎えたが、老いてますます盛ん。昨暮れの有馬記念3着はステップアップしている何よりの証明で、指揮官の伊藤正調教師も確かな手応えを感じている。 勝負の世界は、勝者と敗者は天と地ほどの差がある。勝ってナンボの世界だけに、「(有馬記念)3着でおめでとう、といわれても素直に喜べないよ」と、エアシェイディの伊藤正調教師は真顔で反論した。 モノもいいようで角が立つということだが、裏を返せば愛馬に対する期待の大きさの現れでもある。実際、父サンデーサイレンスに母はオークス2着のエアデジャヴーという金箔つきの良血。誕生した時からGIを勝たなければいけない使命を背負ってきた。 ところが、順風満帆だったのは2連勝でホープフルSを勝つまで。以降は、脚部不安と二人三脚の競走人生を送ってきた。2度の骨折を含め4度の休養(合計2年4カ月)を余儀なくされたのだ。 「(2、3歳の)成長期は馬房で寝ていたよ」と苦笑いを浮かべる伊藤正師。しかし、待てば海路の日和あり。7歳を迎えた昨年のAJCCで、待望の初重賞制覇を遂げた。重賞挑戦を続けて、実に15回目のことだった。「あきらめずにやってきて良かったと思ったね」。重いそのひと言にトレーナーの実感がこもっていた。 しかし、AJCCはGI制覇に向けた通過点、あくまで序章にすぎない。昨年は4度、GIに挑戦。有馬記念3着が最高だったが、「コンスタントに力を発揮できるようになった」と評価している。有馬記念が呼び水になり、AJCC連覇の可能性は高い。 「イモ虫みたいに良化度は遅かったが、昨年より確実にステップアップしている。今年は“チョウ”になる手応えを感じている」 勝利を確信した様子の伊藤正師は、視線の先にしっかりとGIを見据えていた。
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レジャー 2009年01月20日 15時00分
平安S 砂の新星エスポワールシチーが初重賞Vに意欲
ダート界に新星誕生の予感! 今週の京都メーン「第16回平安S」(GIII、ダ1800メートル、25日)は、サンライズバッカスなどの実績組に混じって、急上昇馬エスポワールシチーが出走する。昨夏の500万条件を皮切りに現在、4連勝中。初の重賞挑戦となるが、今の勢いなら初タイトル奪取の可能性は十分だ。 まさに水を得た魚とはこのことだ。エスポワールシチーは初のダート戦となった昨夏の小倉でいきなり1秒1差の圧勝。その後もトントン拍子で勝ち続け、アッという間に条件クラスを卒業。前走のトパーズSでもハナを切りながら、直線でもうひと伸びする味な内容でV4を決めた。しかも、ゴール前では鞍上が手綱を抑える余裕を見せながらダ1800メートル1分50秒8の好時計。オープンの壁もアッサリとクリアした。 「連勝中だけど、まだ心身ともに子ども。もっと落ち着きがほしいし、体自体も大きくなってほしい」。これも期待の裏返しか…安達調教師は発展途上を強調した。 前走後は宇治田原牧場へと短期放牧へ。しばしの休養を取って4日に帰厩すると、1週前の14日には栗東坂路で800メートル53秒0をマークした。 「精神面でカリカリしていたので、この中間は放牧に出した。今はリフレッシュして落ち着いている。今度はさすがに重賞挑戦になるのでメンバーも相当強くなる。その中でどんなレースをしてくれるか。ここも着実にクリアしたいね」 この後はマーチSを予定。GIでのお披露目はまだ先となるが、ここで5連勝を飾るようなならダート界のテッペンも見えてくるはずだ。
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レジャー 2009年01月20日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年AJCC・スペシャルウィーク
真冬のなかでも一番寒い時季に行われるこのレース。しかも、暮れから開催が続く中山のターフは荒れていることも多い。故障の危険がつきまとうだけに、普通なら強い馬は無理したくないところだが、力勝負で決まる別定の2200メートルが魅力なのか、以前から勝ち馬には強豪が名を連ねている。 1999年も偉大な名馬が勝ち名乗りを上げた。スペシャルウィークにとって、それは新たな快進撃の始まりだった。 3歳時の98年もダービーを制して頂点を極めたが、秋は不完全燃焼が続いた。菊花賞でセイウンスカイの逃げを捕らえ切れず2着。続くジャパンCはエルコンドルパサーに力の違いをまざまざと見せつけられ3着と、ともに1番人気を裏切る形になった。 そのせいもあったのだろう。天皇賞・春を目指すなら、前哨戦は阪神大賞典か大阪杯というのが一般的だが、陣営はあえて、その前に勢いをつけようというもくろみを立てた。 鞍上はこれ一回きりのコンビとなった名手ペリエ。テイエムトップダン、サイレントハンターがつくる1000メートル通過63秒6の超スローペースをスペシャルウィークは4番手で流れに乗った。瞬発力比べは手慣れたもので、直線に入ると弾けるように伸び、サイレントハンターに3馬身差をつける完勝だった。 続く阪神大賞典→春の天皇賞でメジロブライトを立て続けに撃破。古馬としても見事に頂点を極めた。さらに、秋には天皇賞→ジャパンCを連勝するなど、GI4勝という素晴らしい成績を収めた。ただ、なぜかグラスワンダーとの相性は悪く、宝塚記念と有馬記念はともに2着に敗れた。 2000年から種牡馬に転向。サンデーサイレンスの後継として同系の種牡馬との激しいリーディング争いが続いているが、コンスタントに大物を輩出しており、05年にはシーザリオが日米オークスを制した。そして、今年のクラシックは2歳女王ブエナビスタ、牡馬はリーチザクラウンと大物がスタンバイ。当たり年になりそうな気配が漂っている。