-
レジャー 2009年04月02日 15時00分
大阪杯 カワカミプリンセス一変
今週もキングヘイロー産駒だ。「第53回大阪杯」(GII、阪神芝2000メートル、5日)はディープスカイをはじめ、牡馬の強力メンバーがそろったが、紅一点カワカミプリンセスがガラリ一変といえる絶好の気配を見せている。かつては無敗でオークス、秋華賞の2冠を制し、最強牝馬の称号を手にした女傑。先週、同じ父の産駒ローレルゲレイロが高松宮記念を制した血の追い風を背に、打倒ディープを成し遂げる。 3、4コーナーにかけて並ぶ栗東の桜はまだ三分咲き。ただ、つぼみはほのかなピンクに染まっている。昨1日、それらを背景に、カワカミプリンセスがDWコースの直線に入った。軽く仕掛けられるとラスト1Fは12秒2の伸び。追われると次第に頭が高くなっていったが、これはむしろ好調の証しだ。 「気合を入れる感じで肩ムチを3発入れたら、反応は良かったよ。いいころの走りっぷりが戻ってきたし、冬毛がぼうぼうだった前走と比べ物にならない。良くなってきた」 手のひらに残る感触を柳田助手はそう振り返った。6Fも81秒0。テンからしっかりカロリーを消費した。 前走の京都記念は4着。アサクサキングスの復活劇には一歩及ばなかったが、有馬記念7着といい、プリンセスも一歩ずつ上昇している。 西浦調教師も手応え十分だ。「前走後はじっくり調整して、順調にやってきた。前走は休み明けの分、勝負どころでペースが上がると置いていかれたが、今回はそんなこともないだろう。強い牡馬が相手でも結果がほしいね」 先週の高松宮記念はローレルゲレイロがV。同じキングヘイロー産駒のプリンセスにも追い風が吹いている。3歳時の輝きをもう一度。苦労を重ねてGI馬に上り詰めた父の不屈の遺伝子は、プリンセスにも確実に流れている。
-
レジャー 2009年04月02日 15時00分
ダービー卿CT 美浦黄門・橋本記者が連覇を狙うサイレントプライド陣営を直撃
今週の中山メーン「第41回ダービー卿CT」(GIII、芝1600メートル、5日)はハンデ戦で混戦ムードが漂っているが、昨年の覇者サイレントプライドは実力で一歩リードする存在。近走は不振ながらも、中間のリフレッシュ放牧で馬体の立て直しに成功し、反撃態勢は整っている。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が、番頭格の佐藤助手を直撃、勝算を聞きだした。 −−最終追い切り(美浦坂路800メートル50秒6→37秒0→11秒9=強め)の主眼はどこに置きましたか? 佐藤助手「若干、太めだったので、前の2頭を追いかけて、終いも手加減せずにビッシリやりました。並んでから、反応良くスッと突き放した動きは良かったですね」 −−後藤騎手からの報告は? 佐藤助手「『前の2頭が遅かったので、(間隔を)詰めすぎたが、反応は良かった』と、手応えをつかんでくれたようです」 −−前走の東京新聞杯は15着のブービーと惨敗でした。振り返ってください。 佐藤助手「今にして思えば、京都→阪神と遠征競馬が続いた影響で、目に見えない疲れが残っていたようです。体に張りがなかったし、数字(498キロ)以上に寂しく見えました」 −−そのときと比較してどうですか? 佐藤助手「追い切りの動きからして、全然違いますね。前走後はここを目標にいったん、放牧に出しましたが、その効果はてき面。体に張りが戻ったし、勢いも出てきました」 −−昨秋の富士Sは、ダービー卿CTからぶっつけ(6カ月半休養)で重賞を連覇。鉄砲実績もありますね。 佐藤助手「元来、仕上がりの早いタイプだし、(休み明けでも)仕上げは難しくないんですよ(笑)」 −−トップハンデの58キロ(昨年57キロ)については? 佐藤助手「許容範囲だし、能力に影響することはないでしょう」 −−連覇に向けて意気込みをお願いします。 佐藤助手「ヨーイドンの瞬発力勝負では分が悪いけど、スピードの持続力があり、相手がくればいくらでも伸びるタイプ。自分の型にハマればチャンスは十分あります。応援してください」
-
スポーツ 2009年04月02日 15時00分
K-1MAX 魔裟斗が引退試合の相手に09年世界王者を指名
K-1MAXで活躍する“反逆のカリスマ”魔裟斗が1日、都内のホテルで記者会見を開き、年内での引退を正式発表した。スペシャルマッチとして浮上した総合格闘技ファイターとの対戦に迎撃の構えを見せた。 会見では「今年の7月、12月(の2試合出場)で現役を引退することを決めました」とプロ生活に終止符を打つ。 東京マラソン後に引退を決意したというカリスマは「今一番強い自信がある。もっと見たいと思われながら辞めようと思った。残り2試合をやるだけ。来年以降の人生計画は考えていない」。21日のK-1MAX福岡大会でHIROYAとエキシビションマッチを行い、その後は7月、12月の2試合で現役を退く。 現役最後の試合となる12月31日の「Dynamaite!!」では「今年の世界王者とやりたい。3分5R、7Rぐらいやってもいい。その方がKOできる確率が上がるから」と10月に決定する09年世界王者を逆指名。 7月の試合については「ファンの人たちが見たいのであれば、誰でもいい。アンケートを取ってもいいし」。対戦相手に総合の川尻達也が名乗りを挙げていることにも「みなさんが見たいのであればやります。『立ち技なめんなよ』っていうのを教えてやりますよ」と迎撃の構えを見せた。 今年で見納めとなるカリスマは、最後まで自分の道を突き進む。
-
-
スポーツ 2009年04月02日 15時00分
全日本プロレス 諏訪魔がみのる破壊デモ
全日本プロレス「2009チャンピオン・カーニバル(CC)」(4月5日、東京・後楽園ホールで開幕)連覇を狙う諏訪魔が1日、横浜市内の同道場で破壊デモを敢行。1993年スタン・ハンセン以来の連覇を狙う。 昨年の覇者として春の祭典に臨む。3月17日の会見では“性悪男”鈴木みのるとつかみ合いの大乱闘を展開。リーグ戦で最も警戒する相手だ。この日は、石材店から不要になって回収したブロックを「一番壊したい相手」である怨敵・みのるに見立ててハンマーで砕いた。 もちろん、対戦相手全員を粉砕する気構えだ。「ぶっ壊す力、暴れまわる力は誰にも止められない。自分でうまくコントロールできれば間違いなく大きな武器になる」と“暴走ファイト”で春の嵐を巻き起こす。
-
社会 2009年04月02日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(22)
水天宮で知り合った、文房具を売る若い男とは各地の夜店でよく会った。彼は徳次の鉛筆を自分の商い用によく買ってくれ、最後には残りの鉛筆をまとめ買いしてくれた。 こうして鉛筆が片付くと、今度は仕事の少ない夏の時期を利用して、灯籠(とうろう)をブリキで造ってみた。9センチ四方くらいの小型のもので、四面にガラスを嵌(は)め込んだ。近所の絵師に1枚3厘の割で美しい絵を描いてもらった。屋根のついた灯籠の中には、ごく小さなカンテラ(携帯用の灯油ランプ)の灯を入れる。なかなか体裁のよい出来上がりだ。 この灯籠を2個のビール箱いっぱいに入れて深川八幡の縁日に出店した。ビール箱の1個は徳次の腰かけになり、1個は前に置く。これに2本の竹竿を左右に立てて、2段に針金を引き渡して灯籠をいくつも吊り下げた。 数々の絵入り灯籠が徳次の夜店を飾った。1個12銭。針金に掛けるとすぐ売れた。毎晩15個、20個とほとんど全部の品が捌(さば)けた。 灯の下は明るく、徳次は客のいない時は書物を読んだ。夜店に出る合間を縫って夜学にも通った。夜学では主に算盤(そろばん)と漢字を学んだが、職人には付き物の夜業もあり、なかなか通い続けることは困難だった。 そこで、教科書代わりの“千字文”(千の異なった文字が使われている漢文。子供に漢字を教えるのに用いた)から毎日1字ずつ、漢字を覚えることにした。1日1字で1年365字、3年で1095字になるから、3年経てば千字文も暗記できるというのが徳次の考えだった。 これは思ったようには進まなかったが、それでも夜店で客がいない時を見計らって暗記するなど苦心惨憺(くしんさんたん)した挙句、何とか実行した。 この苦労の最中に、文字には関連性があるということに気が付く。1字の記憶はやがて類似の2字、3字とつながっていくのだった。
-
-
社会 2009年04月02日 15時00分
永田町血風録 自民党に多い“二階のような政治家”
与党も野党も、それぞれ一人の政治家の不祥事に「辞めろ」コールが吹きまくっている。言うまでもなく中堅ゼネコン、西松建設による政治資金絡みの政治とカネがその根源だ。 民主党の小沢一郎代表は、旧自民党の田中角栄、金丸信という常にカネがまとわりついていた政治家2人の悪い面をそのまま引き継いで、分が悪くなると今回のように辞任するかどうかは、側近にゲタを預ける姑息ぶり。 これは、小沢流の政治手法の1つといえる。側近から「辞めるな」コールが起きることを、あらかじめ読みきってのこと。 民主党内には、反小沢が少なくない。とくに左翼陣営から加わった政治家は早く辞めてほしいと、それこそ願掛け状態だ。 自民党は「もっと責任説明をすべきだ」と攻勢をかけている。 民主党は守勢一方。「われわれで、しっかりガードしよう」と小沢支持グループはしばしば会合を開けば、「小沢で選挙をしよう」と菅直人代表代行までも言い出している。 そんな矢先、自民党も二階俊博経産相の西松建設絡みの疑惑が発覚。 「自民党は民主党の小沢のことばかり、ああだこうだと言っているが、二階のような悪い政治家はむしろ自民党の方がはるかに多い」と共産党の市田忠義書記局長が指摘。 それを裏打ちするかのように、平田耕一財務副大臣の株の売却が物議をかもした。平田は「この時期だから…」と自ら辞任するためにマイクを握り、「このままだと政界に混乱を招くから」と発言した。 平田は辞任会見の前に、政界の先輩に「どうしたらいいのでしょうか」とお伺いを立てている。 「選挙も近いし、ゴタゴタしたら選挙も不利になる。この際、潔さが肝要だ」と諭されたようだ。 小沢のように、いつまでもメソメソしているようでは男らしくない。そんなアドバイスを受けてのものであった。 小沢のほうも、両院議員総会を開いて、みんなの意見を聞いて決断したという。その際、公然と辞任を促す議員もいた。世論調査でも首相候補に麻生が逆転支持されている。それが国民の総意なのだ。 政権をこの手に握るまで辞めない、そして議会制民主主義を確立するまでは政治家を辞めない。と、突っぱねてきていた小沢は辞任包囲網にがんじがらめにされつつある。それでも強行突破しようとしているのは、政治家としての執念なのか。それとも検察庁に対する意地なのか。 一方、自民党の二階に「あなたも辞めなさい」とは絶対、言い出せない。魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する政治の世界に、世間の常識は通じないということか。(文中敬称略)
-
社会 2009年04月02日 15時00分
鉛筆けずり入社式
先の見えない業績不振が深まるなか企業各社は1日、一斉に入社式を行った。雇用削減の嵐で不安を胸にしながら入社式を迎える新社会人も多いが、三菱鉛筆(東京都品川区、数原英一郎社長)では新入社員が鉛筆をけずるという一風変わった入社式が行われた。 この「鉛筆けずり入社式」は昨年に同社の人気商品「uni」が発売50周年を迎えたのをきっかけに行われ、今年で2回目。 数原徹郎専務取締役の「入社したら辛いことや嫌なことの方が多いと思います。だが、鉛筆もけずらなければただの棒。皆さんも自らを研さんし磨き上げてほしい」との言葉で、23人の新入社員が一斉にナイフを手にぎこちない手で鉛筆をけずりだした。 参加した福田千絵さん=写真右=は「家には電動の鉛筆けずりが何台もあるんですけどね。慣れないから血まみれになりそう」と笑いながら、鉛筆本来の木のぬくもりを再確認していた。 就職難に見事入社を果たした23人は今後、社会の荒波でけずられどんな精鋭たちに育っていくのだろうか。
-
トレンド 2009年04月02日 15時00分
覆面パン調査「極のあんぱん」(サークルKサンクス)
日本で最もスタンダードな菓子パンはあんぱんである。元祖である銀座木村屋のそれはずば抜けてうまい。その事実がパン職人のハートに火をつけるのか? なぜか、あんぱんの新商品には「究極」「極み」「匠」と老舗越えを意識した冠言葉が目立つ。看板倒れの商品が多い中、サークルKサンクスと敷島製パンのオリジナルブランドから新発売された「極(Kiwami)のあんぱん」はいい線を行っている。 あんは北海道産小豆を100%使用。さらに北海道産ビートグラニュー糖でほどよい甘さに仕上げている。実はこうした北海道産へのこだわりは珍しくはない。評価できるのは、あんの甘さを引き立てるため石川・能登半島にある珠洲の塩を使っていることだ。 江戸時代から、珠洲は古式ゆかしい揚浜式製塩の名産地だった。化学製法が進むにつれ衰退してしまったが、いまも海水を汲み上げて釜で煮詰める伝統的製法は守られている。天然塩は地元の誇りという。 あんぱんにおける塩の価値が分からなければ珠洲の塩は使えない。それは木村屋のあんぱんの桜の塩漬けのように、スイカに振る塩のように絶妙なアクセント。小さめのパン生地にはつぶあんがたっぷり。わさびにこだわるすし職人と同質のこだわりをみた。税込み150円。(覆面調査員・ヨン様)
-
レジャー 2009年04月02日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。お花見の時期ですね。私も、もしかしたら週末行くかもしれませんが、多分、競馬を優先しているのではないかと思います(笑)。まあ、中山でしたら、桜は十分満喫できますけどね。 さて、今週は川崎と船橋の変則開催です。船橋競馬の最終日(3日)の最終RはサラC2戦。1500メートルで12頭立てです。 人気はローランブロウが集めそう。近3戦は(1)(3)(2)と好走。前走はケンブリッジロスと0秒1差の接戦でした。今回も強気の先行策から押し切ると読みます。軸は、この馬で決まりですね。 相手本線はビッグサマーライト。前走は不向きな展開ながら4着に善戦。ローランブロウには水をあけられましたが、自分の時計だけ走れば互角の勝負が挑めるはずです。 穴はパワーサンロイヤルと、アイドルマドンナ。あとはアドマイヤジョイ、アルドーレ、トーアゲッコウを押さえておけば大丈夫! 今回は人気馬から流すので1着固定の3連単で勝負といきます。【3連単】(1)→(9)(3)(4)(11)(12)(5)→(9)(3)(4)(11)(12)(5) 船橋競馬は4コーナーの位置取りが非常に大事です。直線残り200メートルからでも差し脚が届くので、先行、逃げ切りより、差し馬有利の馬場になると順位が簡単に入れかわります。それらを踏まえて馬選定すると、かなり結果が変わりますよ。 ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
-
-
その他 2009年04月02日 15時00分
WEB読者プレゼント リカルデント・ソーダミント
キャドバリー・ジャパン(東京都品川区)が販売する人気ガム「リカルデント」に、新しいフレーバーが登場した。「リカルデント・ソーダミント」はさわやかなレモンライムソーダと爽快なミントのすっきりとした後味が特徴。 これからの暖かい季節に涼しげな、オーシャンブルーのパッケージがカッコイイ。 実際に噛んでみると、ミントの香りとともに爽快なレモンライムソーダの味が口中に広がる。ソーダのように泡がはじけこそしないが、同社独自の味長持ち製法でおいしさが長続きするのも嬉しい。 また「リカルデント」は厚生労働省からトクホ(特定保健用食品)の認定も受けている。噛めば噛むほど味が出るだけでなく、歯を丈夫で健康にするサポートまでしてくれ、まさに一度で二度オイシイ商品なのだ。 全国のコンビニエンスストア、駅売店などで発売中。この商品のボトルタイプ(150グラム入り、819円相当)を5人にプレゼント。 ※プレゼントの応募は締め切りました。
特集
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分