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スポーツ 2009年08月11日 15時00分
西島 シューズ使用にヤル気
8・11『K-1ワールドグランプリ(東京・代々木第2体育館)』でK-1最強のピーター・アーツと対戦する、西島洋介が要求していたシューズ着用を認可された。キック攻撃はアーツのみ可能で、西島は全面禁止となる。 1年8か月ぶりの再起戦にかける西島は、自分の原点であるボクシングにこだわり、パンチのみで勝負することを宣言している。 ボクシングVSキックボクシング。戦いの構図は異種格闘技マッチであり、ボクシングで世界をつかんだ西島の真価が問われる一戦になる。
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スポーツ 2009年08月11日 15時00分
HIROYA 連覇に黄信号
「K-1甲子園FINAL16」が10日、代々木第二体育館で行われ、優勝候補で連覇を狙う“魔裟斗2世”HIROYAは辛くも西川康平に判定勝ちしたが今後に不安を残した。 1、2Rと両者激しい打ち合いとなり迎えた3R。HIROYAは西川のラッシュに押され、飛び膝蹴りまで食らってしまう始末。 的確な打撃で何とか逃げ切ったものの、後味の悪い戦いに「このままの自分じゃいけない。しばらく考えます。原因は100%精神的な部分」と反省も前途は黄信号がともっている。
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スポーツ 2009年08月11日 15時00分
IGF 猪木吠える
IGFを主宰するアントニオ猪木が、東京ドーム進出をブチ上げた。9日に有明コロシアムで2周年記念興行を終えたIGFが10日、都内の事務所で一夜明け会見を開き、猪木が今後のビジョンを明かした。 プロレス発展のために「新人、スターを育てないといけない」という猪木は、旗揚げから目標として掲げてきた、道場設立に着手する。すでにスポーツクラブから売り込みの話は来ているそうだが、リサーチはこれからで「佐山(初代タイガー)が前から言っているように、立ち上げるなら総合格闘技的な道場が必要」と発言。さらに「道場を作るなら所属選手を抱えていきたい」とした。 また、この2年間プロレスを広く発信するために、大会場で勝負をして「着実にお客が入るようになってきた」と、確かな手応えを口にする猪木は「ドームを仕掛けたい。もっと大きな競技場でもいい」と宣言。タイミングを見計らって大勝負に打って出る覚悟だ。 有明大会で猪木の仕掛けに振り回された小川直也と高山善廣が、怒りを爆発させたことについては「俺に怒るのでなくリングで怒れ!」と逆ギレ。一方で2人には「彼らには天下を取ってほしい。俺の望みは高くて、彼らがそのバーを越えるくらいものを持ってほしい」というメッセージを送った。なお、未定となっている次回大会は、年内に開催される予定だ。
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スポーツ 2009年08月11日 15時00分
ボクシング 悩む興毅
WBA世界フライ級11位の“浪速乃弁慶”亀田大毅が10日、都内で会見を開き、同級王者デンカオセーン・カオウィチットとタイトルマッチ(10月6日、大阪市中央体育館)を行うことを発表した。亀田ジムにとって初の世界戦を行うことになったが、2階級制覇を狙う長男の興毅の心境は複雑だ。 この日、亀田陣営は、大毅が2007年10月にWBCフライ級王者の内藤大助と対戦して以来の世界戦に挑むことになったが、内藤戦では、プロレス技など反則行為を繰り返し、日本ボクシングコミッション(JBC)から1年間のライセンス停止処分を受けた。その後、猛省の日々を送り、復帰後は4連勝。着実に成長を遂げた。 2年ぶりの世界再挑戦に向けて「あの1年を乗り越えて、この1年間練習してきた。オレは大阪人やから。大阪でベルト獲れれば最高やな」と意気込んだ。 亀田ジムとして初の故郷凱旋マッチが世界戦。これ以上ないシチュエーションが整ったが、兄・興毅の胸中は穏やかではない。 興毅といえば、今年の2月に一度はデンカオセーンと交渉したが、王者側のマネージャー二重契約問題で白紙に。その後はWBAから指名挑戦者に認定され、頂上対決は時間の問題だった。だが、交渉は平行線をたどったままで、大毅に先を越されてしまった。 それだけに興毅は「勝ったら勝ったで(自分が)次どうなるかわからん。(大毅が)負けたら負けたで嫌やし。複雑な心境やな」とホンネをポロリ。行く先が見えず不安を抱えている。 「決まったものはしょうがない。出来る限り大毅をサポートしていきたい。営業行こうかな」と気持ちを切り替えた興毅。今後のモチベーションが気になるところだ。
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その他 2009年08月11日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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その他 2009年08月10日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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スポーツ 2009年08月10日 15時00分
IGF有明大会 猪木襲われる
IGF旗揚げ2周年記念興行が9日、東京・有明コロシアムで行われた。主宰のアントニオ猪木による国会議事堂破壊デモや“暴走王”小川直也&ジョシュ・バーネットVS三冠ヘビー級王者・高山善廣&ボブ・サップで勝負に出たものの、観客動員で苦戦。おまけに猪木はサップにボディースラムで抱えられるなどご難な日となり、まな弟子の小川にまで苦言を呈された。“アントン狂騒曲”が鳴り止まない。 燃える闘魂が“道”に迷っている!? 自身の主宰する団体が旗揚げ2周年を迎えた猪木。会場となった有明コロシアムは、過去に2度興行を行っているが、いずれも観客動員の面で苦戦しており、IGFにとって“鬼門”となっている。 それだけに、4日の成田会見では「9日のリング上では面白い話をします。北朝鮮の話もありますし…」と意味深な予告を放ち、大会をPR。前日には、猪木自身が千葉で開催されたロックフェス「サマーソニック09」に出演するなど、営業活動に奔走した。 この日、猪木は後半戦開始前にリングに登場すると、コントグループ、「ザ・ニュースペーパー」扮(ふん)する小泉純一郎元首相、麻生太郎首相と北朝鮮の金正日総書記似の男と“猪木劇場”を展開。一部報道でウワサされている衆院選出馬について「出馬しようかと迷っていたら(故)ジャイアント馬場から挑戦状が届いた。『三途の川で待っている』と。逃げるわけにはいかない。馬場からの挑戦と出馬、どっちを先にするか、それはこのイベントが終わってから考えます」と宣言。目の前に置かれていた国会議事堂の模型をハンマーで粉砕した。 さらに、メーンで行われたタッグマッチ終了後にも再びリングに登場。ここでハプニングが起こった。サップにカツを入れるビンタを放った直後、逆ギレしたサップが猪木を抱え、投げようとしたのだ。周囲が止めて事なきを得たが、最後は「1、2、3、ダー」と強引に締めた。 なんとも中途半端な形で幕を閉じた2周年興行。宣言どおりのパフォーマンスや豪華タッグマッチで華を添えたが、結果には結びつかず。今大会も6523人(主催者発表)と満員にすることはできなかった。 終わってみれば、今後について一向に進展はなし。衆院選出馬については「これから1週間以内に」と結論を先送り。次回興行の開催についても「まだ今のところは」と未定のままだ。 そんな行き先不透明な主宰にまな弟子・小川から不満が噴出。「このカード自体ふざけんなって。次、高山とシングルかと思ってたら、サップが入ってたりとか。猪木さんの手のひらに乗せられてやってるのかもしれないけど、いいかげんにしろ。(広島大会から)5カ月も間隔が空いて、モチベーションを保つのは難しい」と怒りを露わにした。 IGF旗揚げから2年。これまで「迷わず行けよ行けばわかるさ」と突き進んできた猪木だが、ここにきて道が見えなくなってしまった。この先どんな道を切り開いていくのか、動向に注目が集まる。
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スポーツ 2009年08月10日 15時00分
新日本G1 中邑独走の裏に“アレ”封印
新日本プロレス「G1クライマックス2009」(16日の東京・両国国技館で決勝)で初優勝を狙う中邑真輔が9日、公式戦3日目の大阪府立体育会館大会を終え、Bブロック単独トップに躍り出た。無傷の開幕3連勝で早くも決勝トーナメント進出も見えてきたが、いったい好調の要因は何か。ここにきて主役に躍り出た中邑が、“G1必勝の掟”を明かした。 夏男に一番縁のない中邑が今夏はグイグイきている。開幕戦からいきなりディフェンディング王者の後藤洋央紀を撃破。昨年は予選リーグで勝ち点8を挙げながらも、後藤との直接対決で敗れて決勝進出を逃したが、初戦でその屈辱を晴して勢いに乗っている。 2日目のプロレスリング・ノア杉浦貴戦では新必殺のヒザ蹴り「ボマイェ(スワヒリ語で殺す)」がうなりをあげて連勝。この日も同じくボマイェで天山広吉を難なく10分弱で葬り「(弱すぎて)調子が狂うぜ。マジで殺せば良かった」と、もはや“蹴撃マシーン”と化した中邑を誰も止めることができない状況だ。 G1といえば、05年に予選リーグの静岡大会で空中殺法を放って自爆して担架で運ばれる不運を皮切りに、07年にも準決勝の永田裕志戦で左肩を負傷、昨年もリーグ戦で敗れた同期の後藤に優勝を持っていかれるなど、近年とことん夏にはツイていない。 むしろ史上最年少でIWGP戴冠したのが12月、カート・アングルとのIWGP王座統一戦を制したのが2月など、たいてい大仕事をやってのけるのは冬。そんな“冬男”が今年はふたを開けば開幕3連勝で、この日も夏男として蝶野と並び称される天山も下して“夏男食い”。単独首位をひた走る快走劇なのだ。 いったい例年と何が違うのか。中邑いわく答えは単純明快「まだ今年はアレを解禁してない」から。「アレ」とは熱い夏に欲するアイスのことで「アイスキャンディーを食ってると良いことがないことに気づいた。なんで大阪でも551のアイスをガマンした」と真顔で言うが、どうやら真剣な話のようだ。 常に自宅の冷蔵庫に数十本のアイスを備蓄するほどの“アイス依存症”だが、中邑にとって夏のアイスには負のジンクスばかり。一昨年はG1前にパワーアップを掲げて10キロ弱の体重増をしたが、結局アイスの暴飲暴食が祟ったこともあって、準決勝で肩にアクシデントを起こしたほか、昨年も勝負どころで後藤に敗れたり、すべてアイスのせいといっても過言ではない。 「マジでアイスは良くない。2006年にメキシコ行ってたときもあずきバーばっか食って太ったし…」。つまり、中邑がもしアイスに手を出せば、このほどドラックで転落人生を歩むことになったのりピーと同じように、自らの身を滅ぼすことにもなりかねない。 たかがアイス、されどアイス…。果たして中邑は今年こそアイスにむしばまれることなく、このままG1を独走できるのだろうか。
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スポーツ 2009年08月10日 15時00分
新日本G1 棚橋G1制覇に黄信号
打倒棚橋に燃える他団体勢がひしめくAブロックは混沌としている。開幕ダッシュにこそ失敗したIWGPヘビー級王者の棚橋弘至は、2日目以降はジャイアント・バーナード、この日の矢野通と順調に勝ち星を築いているが、かねてから痛めている両ヒザのほか、ワキ腹にも違和感を覚えて満身創痍だ。 その一方で打倒棚橋を掲げるZERO1田中将斗は連勝。前夜に前人未到の火祭り4連覇こそ逸したが、この日は元ZERO1大森隆男との再会マッチを制して勝ち点を4に伸ばした。 一方のBブロックは頭ひとつ抜け出した中邑を追う展開。この日は永田裕志VS杉浦貴が30分ドローに終わって決着がつかなかったこともあり、互いに勝ち点を1伸ばしただけ。またもG1初勝利がお預けとなった杉浦は、いよいよ決勝リーグ進出に黄信号が灯った。 開幕スタートに失敗したディフェンディング王者の後藤洋央紀は中西学を必殺の昇天で沈めて3日目でようやく初日。なお、勝ち点4で単独2位の天山広吉は中邑に敗戦後、因縁の飯塚高史から襲撃されて担架で運ばれた。
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スポーツ 2009年08月10日 15時00分
IGF有明大会 凶獣サップ暴走
驚くほど、噛み合わない試合だった。9日のIGF有明大会のメーンで行われたタッグマッチには、自我の強いトップファイターが集結。試合がまとまるはずがなく、IGFのエースの座を巡る闘いは、収拾がつかないものとなった。 混乱を呼び込んだのはボブ・サップ。猪木による“野獣再生計画”の第一弾として、高山善廣と組み、小川直也&ジョシュ・バーネットと対戦。 パートナーの高山を押しのけて先発を買って出ると、小川&バーネットに猛進。まとめてタックルで吹き飛ばす。さらに相撲特訓で習得した破壊力抜群の突っ張りを見せるなど、パワーにものをいわせた一連の攻撃は、誰のどの技よりもインパクトがあった。 師匠の猪木も「サップが一番いい動きをしていた」と合格点を出したが、いかんせん暴走がアダとなった。凶獣のスタンドプレーに高山がブチ切れて2人は空中分解。バーネットが一瞬の隙を突き、かつてのまな弟子であるサップに裸絞めを決めた際、高山はカットに入らず、前回の3・15広島大会で遺恨が勃発した小川と大乱闘を繰り広げた。 サップは力尽きて失神KO負けを喫したが、試合直後、猪木の闘魂ビンタで覚醒。バーネットに殴りかかり、さらに仲裁に入った猪木にボディースラムを試みる。セコンドらの制止で未遂に終わったが、サップは錯乱したのではなく、あくまでも計画的な行動で「あれはビンタの仕返し。ビーストは飼いならされない」と宣言。真の野獣に戻るためには、師に噛み付くことも辞さないとした。 また今回、小川とサップとの初遭遇に注目が集まったが、2人の激突は数えるほどしかなく、小川の本命はやはり高山であった。だが「今回はシングルでやると思っていたら、サップが入ってきて、正直いら立っている」と”猪木の仕掛け”に振り回され、対高山が不完全燃焼に終わったことに怒り心頭だ。高山もまた被害者で「小川は物足りないし、テーマが見つからない」と不満を爆発させた。 ただし、小川は「猪木さんの掌の上で泳がされている感じだが、これが猪木プロレスの味」とも発言。ビーストが復活の兆しを見せたことで、メーンに登場した4人を軸とするIGFの覇権争いは、猪木との間接的な戦いというテーマを内包しながら、し烈をきわめていきそうだ。