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芸能 2010年11月17日 19時14分
ルパート・グリント、シュールな色の車が趣味!
ルパート・グリントは、ホバークラフトやオレンジ色の車を買うことが、イケてるアイデアだと思うという。 ルパートは『ハリー・ポッター』シリーズによる収入については、皆目見当もつかないが、アイスクリームの販売車やピンクのBMXなど意外な車を何台か買うことに費やしたそうだ。 「僕って他の人と同じなのがイヤなんだ。人と違うのがいいのさ。お金に関してはうとくてさ。だけど今後何も心配する必要がない、って分かっているのはいいことだね」「ホバークラフトを持っているんだ。運転するのは結構変だけど面白いよ。オレンジのレンジローバーは、とにかくその時いいアイデアだと思ったんだよね。僕の髪の毛が赤いっていう関係すら考えなかったんだから」 風変わりな車に大金を費やすルパート、アイスクリームの販売車は操作が難しく、思っていたほど使わないとラジオ・タイムズ誌にて語った。 「子供のころからずっと欲しいと思っていたんだ。思っていたより使うことは少ないけどね。車の中にアイスのストックをかなり貯めてあったけど、今はそんなにないよ。一番実用的な車って言うわけじゃないよね。1つしか座席がないんだ。基本的にキッチンが主だからさ」
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芸能 2010年11月17日 19時13分
スカーレット・ヨハンソン「良くも悪くも批評家の的よ!」
スカーレット・ヨハンソンが、最もホットな女性に送られる米GQ誌のベイブ・オブ・ザ・イヤーに輝いた。 スカーレットは、その多才さと新しいことにチャレンジする精神が評価され、米GQ誌が毎年開催するメン・オブ・ザ・イヤー賞のリストから、本年度最初の受賞者となった。 同誌は選出の理由を「26歳にして新鮮さを失わず、探究心を持ち合わせ、新しいことに挑戦し、髪の毛の色を変えるのと同じくらい簡単に感情表現を変えることができます。彼女は勝負師で、素晴らしく、しかもやりすぎ感を出さずに様々な外見に挑戦することが出来る。これこそが、我々がスカーレットを愛して止まない理由です」「この全てを持ち合わせつつも、スカーレットは我々全員が『ロスト・イン・トランスレーション』で恋してしまったような、とにかく観察力が鋭く、探究心のある(そしてとてもかわいい)過渡期の女の子なのです」とコメントしている。 しかしスカーレットは、仕事以外であまり趣味がなく、時間の使い方に苦労しているとGQ誌に話している。 「映画の仕事をしている時以外でやることを見つけようとしているの。私ってあんまり多くのことをしないから」 今年に入ってからスカーレットは、リーヴ・シュレイバーと共演したブロードウェイ作品『ア・ヴュー・フロム・ザ・ブリッジ』の演技でトニー賞を受賞している。そんな彼女の演技力に対する批評家からの称賛とは対照に、スカーレット本人は、この役を引き受けた当初は不評をうけるだろうと感じ、とても緊張していたという。 「上手く行っているかどうかに関わらず、ショーを続行しないといけないというのは未知だった。批評家たちは、彼らの意見に観客を巻き込むの。そして、みんながそれを見るのよ。私達は良くも悪くも批評家の対象になってしまうの」
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芸能 2010年11月17日 19時13分
エマ・ストーン、次世代マネーメイキング・スター
新作『スパイダーマン』映画でヒロイン役を演じるエマ・ストーン、『イージーA』での成功から、ウィル・グラック監督と再びタッグを組む。 今回の契約により、エマはグウェン・ステイシー役を演じる『スパイダーマン』の撮影が終了次第、来年夏にこのタイトル未定の作品に出演する。 製作を担当するスクリーン・ジェムズ社のクリント・カルペップター氏は、この2人が参加してくれてラッキーだとDeadline.comに語った。 「ウィルとエマは『イージーA』で躍進しましたからね。あの作品は、スクリーン・ジェムズ社がこれまでに製作した作品の中で、最も観客から好まれていて、しかも最高の評価を得た作品です」「あの2人がまたスクリーン・ジェムズ社とチームを組んでくれるなんて、私はこの業界において一番の果報者です。もしかしたら、ウィルはどこか別のところに行こうとしたら、私がアイスティーを顔にぶっかけるんじゃないかと恐れたのかもしれませんね」 エマのほかにもスタンリー・トゥッチ、リサ・クドローらが出演した『イージーA』の製作費は8万ドル(約6億6千万円)であったが、全世界に公開されこれまでに6千5百万ドル(54億円)の収益を上げている。
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芸能 2010年11月17日 18時15分
水嶋ヒロ『KAGEROU』単行本が早くも予約開始!
水嶋ヒロさんが「第5回 ポプラ社小説大賞」を受賞したデビュー小説『KAGEROU』の単行本発売日が12月15日に決定した。既にamazonなどオンライン書店での予約受付も始まっており、予価は税込1,470円。本名の齊藤智裕名義で出版されるようだが、BK1では「齊藤智裕(水嶋ヒロ)」となっている。また水嶋さんは11月5日から絢香夫人と共に公式サイトをオープンさせると共にTwitterも始めており、17日には「デザイン案がほぼ決まりました!」とTwitter上で報告している。 10月31日の受賞決定から2か月半での出版は異例の速さだが「実はまだ書いていないのではないか」などの憶測がなされたことへのフェイントとして、出版を急ぐことになったのかもしれない。何にせよ彼の作品を待ち望んでいたファンにとって、年内に読めるのは嬉しい話だ。 『KAGEROU』のように発売前から話題を呼んでいた小説といえば、昨年5月に発売された村上春樹さんの『1Q84』(新潮社)があった。事前に内容が全く明かされなかったにも関わらず、予約だけで2巻併せて初版38万部を売り切り、発売後12日で100万部を突破。今年4月に出た3巻も含め、累計300万部を超えたとか。村上さんは『1Q84』以前からベストセラー作家だったが、水嶋さんの場合は初めての単行本。果たして今年のランキングをどれだけ揺るがすことになるのか。 水嶋さんの受賞が決まる直前の10月29日に初の小説集『マボロシの鳥』を出していた爆笑問題の太田光さんは『1Q84』を超えるつもりで書いたそうである。太田さんは過去にもラジオで「同じ作家に影響を受けてきた自分から見て、村上春樹の小説はつまらない」などと豪語しており、対抗心は相当なものだったようだ。一方で水嶋さんが村上さんをどう思っているのか定かではないが、ポプラ社の公式サイトで公開されている内容説明によると「自殺を食い止める話」だそうである。12月10日から公開予定の映画『ノルウェイの森』は村上さんのベストセラー小説が原作だが、そちらは簡単にいうと「自殺を食い止められない話」であり、意識したかどうかはさておき、水嶋さんは真逆の方向性で勝負をしかけたようにも受け取れる。 水嶋さんは太田さんの小説集を読んだ感想もTwitterに記している。「ストーリーを経る毎に変化する愛のカタチにはピュアなロマンを感じます。光と闇が表裏一体であるように、物事を表と裏の両面から捉えている太田さんは凄いです。最後のページをめくると不思議とスターウォーズのテーマ曲が聴こえてきました。太田さん、どんな魔法をかけたんですか? 笑」作家らしい機転の効いた見事なレビューぶりに、これならきっと小説も面白いに違いないと思った。(工藤伸一)
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トレンド 2010年11月17日 18時00分
話題の妖怪獣映画が京都に上洛!!
妖怪と怪獣〜この二つの異形の存在は、日本人の心をとらえて放しません。妖怪は江戸時代の頃から21世紀の現在まで大衆を楽しませてくれた人気者ですし、怪獣も昭和29年に公開された第1作目のゴジラから既に56年が経ちますが、怪獣は未だに根強い人気を誇り、怪獣映画や怪獣と戦う巨大ヒーロー物は今でも多くの人々の支持を受けています。そんな妖怪と怪獣という日本人が愛する2つのキャラクターの魅力を融合させた映画がこの冬、公開されることになりました。 その名は…デスカッパ!! 妖怪の中でも最もメジャーな存在である河童が巨大な怪獣と化して登場する作品…それが、デスカッパなのです。本作を監督するのは、平成ガメラシリーズや『ウルトラマン80』といった作品で怪獣の造形を担当し、『ウルトラマンメビウス』では監督、特技監督としても活躍した原口智生。 原口さんは『さくや妖怪伝』『跋扈妖怪伝 牙吉』といった妖怪をテーマに扱った作品でも監督をされており、まさに妖怪と怪獣という二大キャラクターの魅力を描くにはうってつけの人物と言えます。脚本は平成ウルトラマンシリーズや『電光超人グリッドマン』などで多くの傑作を生み出した右田昌万が担当。キャストも豪華で、主演は『ウルトラマンメビウス』でアマガイ・コノミ隊員を演 じて特撮マニアから絶大な支持を受けた平田弥里! 共演者には、平成ウルトラマンシリーズや超星神シリーズなどで多くの名キャラクターを演じた北岡龍貴や、怪獣マニアとしても知られる芸人のなべやかん、更には桜井浩子(『ウルトラ Q』、初代『ウルトラマン』のヒロイン!)、星光子(ウルトラマンエース!)、『新世紀エヴァンゲリオン』監督の庵野秀明や、平成ガメラシリーズや 『MM9』など の傑作を世に送り出し続ける樋口真嗣なども出演! そんなスタッフ、キャストを聞いただけでも「もう見るっきゃない!」というテンションにさせられるデスカッパでありますが、関東では渋谷のシアターN で11月27日から12月17日までレイトショー公開されることが決定しています。 更に、大阪の第七藝術劇場では12月11日〜17日まで、デスカッパがレイ トショー上映されることも決定したのですが、それを記念して何とこれまで一切行われなかった期待の妖怪獣映画『デスカッパ』の特別試写会も行われることになりました! しかも、試写会が行われるのは百鬼夜行たちの総本山…京都! 何と、試写会への参加は早い者勝ち! 先着50名様までは誰でも参加できますので、このニュースを見た皆さんは急いで応募しましょう!!『DEATHKAPPA デスカッパ』公開記念イベント(主催:京都嵯峨芸術大学学友会)12月11日(土曜):京都嵯峨芸術大学D棟: AVホール(試写会)14:00〜15:30「特撮妖怪映画の世界戦略」15:40〜17:00ゲスト:原口智生(映画監督)平田弥里(デスガッパ主演女優)中沢健(作家)江村耕市(本学・准教授)事前申込:本学学生50名/一般客50名(計100名)参加希望者は、事前に登録が必要です。登録連絡先:E-mail : figuaxreo@yahoo.co.jpデスガッパ試写会係まで先着100名とさせて頂きます。京都嵯峨芸術大学〒616-8362京都市右京区嵯峨五島町1番地http://www.kyoto-saga.ac.jp/about/access/(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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ミステリー 2010年11月17日 17時30分
怪談作家・呪淋陀の「怪談:死神」
18歳の誕生日の前夜に不思議な夢を見ました。 それは私の誕生日パーティーの場面でした。 私は大きな丸いバースデーケーキの前に座っていて、その周りを沢山の人が取り囲んでいました。 パーティーって楽しいイメージがあるでしょう? だけど皆、なぜか喪服を着ていて暗いんです。まるでお葬式みたいで。 ケーキにはちょうど年の数、18本の蝋燭に火が灯っていました。 私は蝋燭の炎を一本一本、順番に吹き消して行きました。 やがて最後の1本だけが残った時。鋭い視線を感じました。 喪服の人々の中に黒いフードを目深く被った男がいました。青く光る目で私をじっと見つめているんです。 死神…。 男を見てそう感じました。 〈今夜はお前の誕生日にして命日…〉 耳元で不気味な声が聞こえました。 そこでふと目が覚めました。 異様な気配を感じ足元を見ると、夢の中の男が立っていました。 それから私は死神の男に連れられて、今までの人生でお世話になった人々のもとへ最後のお別れの挨拶に回りました。 友人、クラスメイト、近所の人、学校の先生、親戚の人達、初恋の彼の所まで…。 だけど、挨拶に行っても皆ぐっすり眠って気づかなかったり、稀に気づいても無言で悲しそうな顔をしているぐらいでした。 ああ、このまま死神に連れていかれるんだ。 私はすっかり観念していました。 やがて母の枕元に行きました。 私は寝ている母の耳元で囁きました。 「お母さん、今までありがとう。私は死ぬことになりました。さようなら…」 その時、突然眠っていた母がむくっと起き上って 「なーに、馬鹿な事いってんのよ〜。あんたが死ぬわけないじゃない。あははは〜!」 と、明るく大笑いしたんです。 私が呆気に取られていると、傍らにいた死神は白い煙と共にぼわんと消えてしまいました。 それと同時に地震のような衝撃を感じ目の前が暗転しました。 次に目が覚めた時は病院のベッドの上でした。 夜中になぜか階段から転げ落ちたらしく、そのまま意識不明で救急車に運ばれたのでした。 あの時、母が笑い飛ばしてくれなかったら私は本当に死神に連れて行かれたかもしれません…。(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ)山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年11月17日 16時00分
226/515/911/114 日付から見る尖閣問題
自民党の谷垣総裁は11月14日の講演で、神戸海上保安庁の主任航海士による尖閣諸島沖衝突ビデオ流出に「二・二六事件」を関連付け、菅政権の失策を批判したそうである。「二・二六事件」は、昭和11年2月26日に陸軍の青年将校らがクーデターを企て、未遂に終わったもの。そのきっかけになったのは海軍将校らが犬飼毅首相を暗殺した「五・一五事件」で、嘆願運動により「五・一五事件」犯人の量刑が軽かったことから「二・二六事件」につながったとされている。それを受け、寛大な措置をとれば更に規律が乱れるということのようだが、現時点で主任航海士の逮捕は見送られている。 命がけで国を守る海上保安官や自衛隊員は、愛国心なくては務まらない職業である。ビデオ公開の是非が審議されていた頃、東京都内で数千人規模の反中デモの指揮をとっていた民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」代表・田母神俊雄さんは、自衛隊の元航空幕僚長。13日には神奈川県横浜市で開催されているAPEC首脳会議に合わせ4,000人規模のデモを率いた。このように憂国の士による決起が盛んだが、ビデオ流出にしろデモにしろ、軍事的クーデターのように血を流す類のものではない。あくまで平和的な手法に則って行われている限り、頭ごなしに締め付けていいものかは疑問だ。 「二・二六事件」や「五・一五事件」になぞらえれば、11月4日に投稿されたビデオ流出は「一一・四事件」になる。その日が何の日なのか気になって確認してみたら、大正10年に原敬首相暗殺事件が起きた日だった。これは軍人絡みではなく、犯人の中岡艮一(なかおか・こんいち)は山手線の駅夫見習い。親戚に政治家もいたそうだが、今でいうフリーターみたいな感じだった。彼の尊敬する上司が「政治家は反省する時に腹を切ると言ったりするが、本当に腹を切る武士道精神を持っていない」というようなことを漏らした際に「腹を切る=原を斬る」と勘違いして凶行に及んだとされている。彼は無期懲役となったが恩赦で出獄し、神戸でムスリム(イスラム教徒)になったらしいが、没年は不明。皮肉にもここで神戸が出てくる。 またムスリムといえば「9・11同時多発テロ」はイスラム原理主義グループ「アルカイダ」によるものとされていたが、アメリカ国内ではそれ以外の政財界と癒着した陰謀論だったと考える国民も多いとか。そしてそれが政権交替にも影響していたようだが、2008年11月4日は大統領選挙でオバマ氏が選ばれた日でもあった。しかも1980年11月4日にはレーガンが当選していた。レーガンが日本に公式訪問したのは3回で、歴代アメリカ大統領として最多だそうである。APECでの来日に際し、子供の頃に来た鎌倉の寺院を再訪するなど親日派にも思えるオバマ大統領だが、果たして今後レーガンの記録を超えるかどうか。それは日本政府の対応次第だろう。日米の協力関係なくして領土問題の解決は難しいようにも思える。航海士がビデオ流出をするに辺りこの日を選んだのが偶然であったとしても、この符号には考えさせられるところがある。(工藤伸一)
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トレンド 2010年11月17日 15時30分
もちづきる美「ギリギリ☆ガールズ」秘話 お気に入りベスト3!
黄色いパレオが鮮やかです。 太陽に映えてるんですね!! この場所はバリ島o(^-^)o 私が初めてバリ島に撮影に行った時のスナップです♪♪ アジア系は香港にしか行った事がなかったので、ロケ地がバリ島って言われた時は「ヤッター!」って大喜びしました。しっかり嗅覚まで甦って来ましたよ。 バリ、バリ♪と浮かれて飛行機に乗り、楽しみで機内では眠れず…いざ、空港に降りたった私でしたがσ(^◇^;)…。 うっ? 息が!? あのバリ島、独特の匂いが待ち受けていました!? 驚きでしたよ、ナンセ初めてのバリ島で浮かれてて、どんな所だろう? と想像していましたから…。 まさか、匂いにやられるなんて! 今では慣れたのもあるので気になりません!! だけど、あの時は第一印象が最悪。雰囲気は素敵なのに。匂いがね。 まぁ、一時間くらいで匂いが気にならなくなりましたけどね。 恋愛もそうですけど、第一印象があまり良くない方が大好きになったりするじゃないですか!? バリは大好きです。私のお気に入りベスト3に入ってます。1位 ミネアポリス2位 バリ3位 ハワイ となっております♪ このバリ島ロケはスコラの撮影でした。<プロフィール>もちづき る美、1971年10月26日生まれ、蠍座のO型。1992年にギリギリ☆ガールズのメンバーとしてデビュー、セクシーグループでは唯一、歌手として賞レースに参加。新人賞、最優秀新人賞受賞。
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トレンド 2010年11月17日 14時30分
ジョン・レノン、両親の愛に飢えていた幼年時代
ジョン・レノンといえば、元ビートルズのスーパースターであり、日本人女性のアーティストであるオノ・ヨーコと結婚した親日家、というイメージが強い。 ジョン・レノンは1940年10月9日、イギリスのリバプールで、父親アルフレッドと母親ジュリアの間に生を受けた。父であるアルフレッドは、船員として長期航海のため家に帰る機会が少なく、母親も他の男と同棲中でジョンを育てる力がなく、彼は幼少から母の姉であるミミ叔母さんの元で育てられた。その後父親は行方不明となり、母親とも暮らせないジョンをミミ叔母さんはとりわけ可愛がった。 しかし、本当の親でない叔母夫婦に育てられたジョンは、思春期になると、常に孤独を感じていたという。彼の当時の写真を見ると、常に内向的な顔をして写っている。当時のジョンは母親の愛に飢えていたのである。 ジョンが16歳になった頃、母親ジュリアが近くに住んでいることを知ると、彼は頻繁に母親の家に遊びに行った。母親はジョンにギターやプレスリーなどの音楽を教え、ジョンも母親から教わったギターに興味を持った。その後、高校時代に後のビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーと知り合い、当時ジョンが作っていたバンドであるクオリーメンに加入した。 1958年7月15日、ジョンの母親であったジュリアが自動車に跳ねられ事故死した。後年ジョンは母親を二度失ったと語っている。一度目はミミ叔母さんに預けられた時、そして彼が再び母親と親交を築いていた矢先での事故死だった。後年彼は「マザー」という曲で、母親についての思いを歌っている。 1975年、オノ・ヨーコとの間に息子であるショーンが生まれると、彼はそれまでの音楽活動を一切辞めて、主夫として息子を育てた。父親の愛を知らないジョンは、息子には父親の愛を教えたかったのかも知れない。 現在、ジョンの青少年時代を描いた映画『ノーウェアボーイ』(サム・テイラー=ウッド監督、アーロン・ジョンソン主演)が11月5日から全国公開中である。(藤原真)
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トレンド 2010年11月17日 14時00分
客室乗務員はツブシが利かない仕事のようだ
日経ダイヤモンド誌によると、新卒で客室乗務員になった人は、転職先が無いのだという。賃金カットや正社員制度の見直しなどの不況要因だけでなく、意外にツブしの利かない仕事であることが大きな理由である、ということなので、興味深い。 《all aboutビジネス》には、新卒でも長く働かない、出来て当然の事務が出来ない、プライドがあり電話の一本も取れない、などとその理由がある。 前にリアルライブで、離婚110番さんの記事の際、「女性は強くてパートでも何でも働くので離職しても過去のプライドにしがみつく男に愛想を尽かす」、ということを書いたが、こういった情報に接する限りでは客室乗務員はそういう人種ではないのかもしれない。 同《all aboutビジネス》によると、なんとなくだけど私はすごいと思うことを、『根拠なき自己肯定』と呼ぶそうだ。 なるほど、とも思わせる。実際に聞いた。 「再就職に自己肯定は不要です。そういう悪循環に陥らないためには普段から頭と体をフルにつかうこと。土台の部分を磨かないで脆弱なプライドを持つのはいけません。まさに、ホストクラブの毎日ぴかぴかに便所掃除をする精神です」(ヒルズ族のコンサルタント男性談) こんな人もいる。 「電車内で仕事の書類を読むのではなく、論理パズルをやったらいいですよ。『正直村の村民に一回だけ質問し…』みたいなやつや、対偶など集合の知識を駆使し表を使って正解を導くもの。 最初はえらい時間がかかっても、慣れてくると数分で解けます。自分の能力が開発されるのは気分がいいし謙虚になれますね」(スパイスの輸入商社マン) 男女関係無く、頭を使って打ちひしがれた状態が、やがて能力開発につながると本当の自己肯定が出来る、というのは興味深い。女性でもエリート意識の強い人は、思考停止しすぎなのかもだ。 思わぬ方向に話がいったが、この話は、かなり以前から2ちゃんねるのスレッドでも度々話題になっており、今に始まった話題ではない。 そこでは、「PCすら使えない」「思い上がりだけじゃ生きていけないよ?」 とさらに手厳しい。転職希望先が、外資系秘書、大手受付、ヴィトン販売員などに偏りがち(?笑)なことにも集中砲火…。 ただし、多くの正社員じゃない客室乗務員すら、大手航空会社による人員整理を優先する方針の犠牲になるのは可愛そうである。 コミュニケーション能力に長けたCAというのはやはりこっちからは魅力的であるので、頑張っていただければ。