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芸能 2011年02月24日 19時00分
アシュトン・カッチャー、『ゴーストバスター3』出演?
アシュトン・カッチャーが映画『ゴーストバスターズ』続編に出演か? アシュトンが出演した新作『抱きたいカンケイ』の監督アイヴァン・ライトマンは、俳優ビル・マーレイが『ゴーストバスターズ』シリーズ第3弾の脚本を受け取ったことを認めているが、キャストに関しての最終決定は未定だとデジタル・スパイに語った。 「ビルは脚本を持っているけど、返事待ちだ。幸運を祈っているよ」 アシュトンが参加することになるか、と質問された監督は、「明らかに可能性がある」と返答している。 これまで2作品でピーター・ベンクマン博士を演じたビルは、脚本の存在は認めているが、自分の中では最優先事項ではないと、ラジオ番組司会者ハワード・スターンに話した。 「僕がトラブルの元なんじゃない。前は僕がセールスポイントだったけど、今じゃ頭痛の種だよ。脚本はあるけど、まだ見ていない」「そのうち読むよ、そのうち必ずね。スゴク申し訳なく感じるよ。でも、僕の中では優先事項じゃないんだ。だから考えないようにしている。だってスタジオ側は、10年ごとに興奮しているんだから。向こうが気にしているのは、シリーズを再現するコトだけなんだ」
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レジャー 2011年02月24日 18時00分
「渋井哲也の気ままに朝帰り」 何気ない手紙。これは新たな営業か?
「この前はありがとう。これからもよろしくね」 先日、見覚えのない女性の名前で封書が届いていた。誰だろう? と思って、封書を開けると、上記のようなことが書いてありました。 さて、これはいったい誰だったのか? と、数分考えると、K嬢であることが分かったのです。本名で書いてあるから誰なのか分からないのですが、住所を見ていて、そこに住んでいる人で、連絡を頻繁に取っているのは、K嬢しか思いつかなかったのです。 文面にある「この前」というのは、先日、K嬢の勤める店に行ったことを指すのでしょう。それにしても、どうして手紙だったのでしょうか。 最近のキャバクラの営業の主な方法はメールです。メールで近況を伝えるとともに、次の予定を約束させるのです。この原稿を書いていると、ちょうど、ガールズバーに勤務するY嬢から、「今夜は出勤」といった内容のメールが届きます。なんともストレートな営業メールでしょうか。 Y嬢の勤めるガールズバーは、風営法上は、キャバクラ登録している。そのため、「名ばかりのガールズバー」で、実態はキャバクラ。そのため、指名すれば、接待をしてくれるのです。ガールズバーのような「接客」なのか、キャバクラのような「接待」なのかで、ムードは違ってきます。 「接客」がほとんどのガールズバーで、「接待」されるには「指名」が必要となります。キャバクラだと「接待」は普通すぎる行為ですが、この店では、指名して「接待」されると、なぜかお得な感じがしてしまう。そんな絶妙な心理を利用しているのが、Y嬢の営業メールです。 しかし、普通のキャバクラで、「接待」の時間が長く、独占状態にするには指名は必要です。しかし、人気のある嬢の場合であれば、同じ時間帯に指名がかぶってしまう。「接待」の価値は落ちてしまう。そこで、「同伴」することで、たとえ「接待」の時間が短くても、「同判時間」が長ければ、それはそれで「得」なのかもしれません。 しかし、同じキャバ嬢と長年付き合っていると、同伴でさえ、それほど希少価値がなくなってきます。新鮮さがありません。恋愛的な要素が絡んで、徐々に距離が近づいて来た、という感覚もありません。つまり、「友達営業」のキャバ嬢とのやりとりでは、気軽さはあるものの、新鮮さなどは感じられないのです。それが続けば、店から、あるいは、その嬢から遠のくことになります。 K嬢にも、そうした危機感があったのかはわかりません。しかし、意図的ではないにせよ、手紙による営業は、それまでのメール営業とは違って、新鮮さを増しました。しかも本名と住所が書いてあるとは、よりプライバーと感覚になります。 ただ、本名と住所のある手紙となれば、こちらとしては壁が一枚なくなった、感覚となりますが、ストーカーの危険も出てきます。キャバクラ嬢のみなさん、実行するとすれば、気をつけてください。 そういえば、このK嬢に「ストーカーしちゃうぞ」と言ったことがあります。その度にK嬢は「どうぞ」と言ってきます。そして、「くんくん、いつも言っているけど、してないじゃん」と言われてしまいます。もしかして、「口で言っているだけじゃなく、ストーカーしてみなさい」という、挑戦状なのかもしれません。いや、そんな妄想はしてはいけないです。<プロフィール>渋井哲也(しぶい てつや)フリーライター。ノンフィクション作家。栃木県生まれ。若者の生きづらさ(自殺、自傷、依存など)をテーマに取材するほか、ケータイ・ネット利用、教育、サブカルチャー、性、風俗、キャバクラなどに関心を持つ。近刊に「実録・闇サイト事件簿」(幻冬舎新書)や「解決!学校クレーム “理不尽”保護者の実態と対応実践」(河出書房新社)。他に、「明日、自殺しませんか 男女7人ネット心中」(幻冬舎文庫)、「ウェブ恋愛」(ちくま新書)、「学校裏サイト」(晋遊舎新書)など。【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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トレンド 2011年02月24日 17時30分
さようなら、シネセゾン渋谷。山下敦弘監督が出世作『リンダ リンダ リンダ』を振り返る
2月27日(日)に26年間の歴史に幕を閉じるシネセゾン渋谷。最前列でもどこでもスクリーンが見やすい空間と疲れない高級シート、そしてコアな人気作品を上映し親しまれたこのミニシアターの閉館を偲んで、過去上演した作品を振り返るクロージング特集上映を開催中。そのイベント・ゲストとして23日、人気映画監督の山下敦弘監督が壇上に登場し、今や伝説となった出世作『リンダ リンダ リンダ』の撮影、公開を振り返った。 女子高校生がバンドを組み、ブルーハーツのヒット曲「リンダ リンダ リンダ」を歌うという、ユニークでポップなこの作品。ブルーハーツの曲の懐かしさとともにスクリーンいっぱいに流れる斬新なビジュアルが学生から社会人まで幅広い年齢層にうけ、見事にヒット。2005年の公開当時20代後半だった山下監督は一躍人気映画監督の仲間入りを果たした。 韓国から来た留学生・ソン(ペ・ドゥナ)の出演はまさにミラクル。『リンダ リンダ リンダ』キャスティングの際、山下監督がブルーハーツのスピリットを伝える女優を思い浮かべたのは、後に「グエムル-漢江の怪物」(ポン・ジュノ監督)や日本でも「空気人形」(是枝裕和監督)などで強烈な存在感を表す韓流スターのペ・ドゥナ。出演交渉が難しいと考えていたところ偶然映画のPRで来日が決まり、そこで交渉し主演に決まった。難航が予想される仕事に怖気づいた監督の背中を押してくれたのは、当時遠距離恋愛中の恋人だったとか。 立花恵役の香椎由宇は、オーディション当時18歳。若いのにとても落ち着いていて、すぐに出演が決定。役が決まってからギターを練習させたという。子役から活躍し、一番キャリアが長い前田亜季はなぜか一番純粋で、ドラム経験もあり山田響子役に。ベースの白河望役の関根史織は彼女が所属するバンド「Base Ball Bear」のライブを監督が実際に見に行き決定。この映画のオーディションには当時はまだ無名であったが、木村カエラや沢尻エリカも受けに来ていたという。しかし、見た目のハデさよりも山下監督独自の目線で作品イメージにピタリとあったキャストを選んだ事で『リンダ リンダ リンダ』は大成功。女子高生の青春の1ページを切り抜いたようないい作品になった。 自身の出世作の上映をしてくれた、シネセゾン渋谷には思い出いっぱいの山下敦弘監督。今や多くの映画ファンが期待する最新作は、妻夫木聡と松山ケンイチ共演の『マイ・バック・ページ』(5月28日公開)。なんと『リンダ リンダ リンダ』には当時ほぼ無名だった松山ケンイチが主人公に恋する男の子の役で少しだけ出演している。山下監督は当時の松山を「格好良いけど、強烈な青森弁でそのギャップが素敵」と思い、キャストに選んだ。『マイ・バック・ページ』では撮影現場で急に芝居に入る、いい意味でのカメレオンぶりをあらためて実感したという。(コダイユキエ)*シネセゾン渋谷のクロージング上映は2月27日(日)まで。
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スポーツ 2011年02月24日 17時00分
大相撲春場所中止で収入途絶える中で、“プロレス様々”の裏事情
八百長問題で中止となった大相撲春場所(3月・大阪)。開催していれば、収入があったと思われる金額は入場料が約7億2000万円、NHK放映権料が約5億円といわれている。合計損失は約12億2000万円。 これに、チケット販売を手掛ける相撲案内所の損失補てん約5億円や、会場の大阪府立体育会館へのキャンセル料約7800万円、同会館の指定管理者である南海グループへのキャンセル料も数千万円に及ぶといい、トータルの損失は約18億円を超える。さらに、中止した巡業の勧進元へも損失補てんをするとなると、とてつもない金額が日本相撲協会から、吹き飛んでしまうことになる。 春場所、巡業を中止にしても、関取、年寄の給与、各部屋の維持費、幕下以下の力士への場所手当は支給することが決まっており、協会は甚大な損失を被ることになる。09年12月現在で約442億円の資産を有しているとされる協会だが、収入が途絶えるとなると、今後、その資産もすり減り体力が弱っていくのは確か。 そんななかで、数少ない大きな収入源が両国国技館の使用料だ。国技館の1日(9時〜21時)使用料は、協会の公式ホームページによると、平日297万5000円、土日祝日350万円だ。2月は3イベント(休日2、平日1)あり、997万5000円の収入。3月は7イベント(休日4、平日3)が予定され、2292万5000円の収入。 3月のイベントのなかで、休日に3回プロレス団体が使用する。6日=ZERO1、20日=ドラゴンゲート、21日=全日本プロレスだ。プロレス団体からの使用料だけで、1050万円の収入がある。金が出て行くばかりの協会にとっては、今はまさにプロレス様々の状況だ。(※注※文中の金額は推定です)(ジャーナリスト/落合一郎)写真:ドラゴンゲート初の両国国技館開催の模様
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トレンド 2011年02月24日 16時30分
ゼロ戦が今も人々に慕われ続ける理由とは
「ゼロ戦」の愛称で有名な旧日本海軍零式艦上戦闘機は、日本が作り上げた奇跡の戦闘機として海外でも人気の高い戦闘機である。その名称は、正式採用された年が日本紀元2600年であり、末尾の零を取って零式艦上戦闘機と命名された。 当時の欧米諸国はアジアの一国である日本に対して、科学技術の低い国と見なしていた。そのために、当時のアジア地区には旧式戦闘機を配備し、日本の戦闘機よりもまだ性能的に勝っていると思い込んでいた。 やがて日米開戦となり、日本海軍の戦闘機の性能に彼らは恐怖した。ゼロ戦は当時のアメリカ軍の配備していたどの戦闘機よりも、高性能であると認識されたのである。 当時のアメリカ海軍の主力戦闘機はF4Fワイルドキャット戦闘機であり、ゼロ戦よりも防弾性能を除き、ゼロ戦の方がすべてが性能的に上であった。アメリカ軍はゼロ戦を「ゼロ・ファイター」と称して恐れた。 奇跡の戦闘機ゼロ戦はどのようにして生まれたのであろうか。 ゼロ戦は三菱重工の堀越技師により設計された。当時の三菱への軍の要求は、当時の技術では困難とされるレベルだったのである。 まず、最高速度は時速500キロ以上。上昇力は3000メートルまで3分30秒以内。航続力は巡航速度で6時間以上。武装は7.7ミリ、20ミリ機銃各2丁。空戦性能は九六式艦上戦闘機に劣らないこと、というのが軍の要求だった。 堀越技師の不眠不休の努力によりゼロ戦は開発されたのであるが、その性能を保つために、徹底的な重量軽減がされた。主力の桁材には当時住友金属が開発した超々ジェラルミンを使用し、さらに重量軽減のために、桁材に丸い穴を開けた。エンジンには三菱製の「瑞星」エンジンが使用されたが、3号機以降は940馬力の中島製「栄」エンジンを搭載した。 ゼロ戦の初陣は1940年9月13日中国重慶において。ゼロ戦13機は中華民国のソ連製戦闘機I-15、I-16戦闘機27機すべてを撃墜したのである。その後の活躍は皆さんもご存じのことだと思う。 さて、近年ゼロ戦に新たな勲章が与えられた。2008年米技術専門誌のポピュラーメカニクス誌11月11日号において、史上最強の軍用機ベスト6において、日本のゼロ戦が第2位に選出された。 理由は「少なくとも大戦初期においてゼロ戦に太刀打ちできる機体は皆無だった」ということである。 ゼロ戦は日本人の心を未だ掴んで離さない、名戦闘機である。(藤原真)
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芸能 2011年02月24日 16時00分
復帰計画が完全に振り出しに戻ったノリピー
覚せい剤取締法違反(譲り受け)容疑で逮捕状が出たているタレントの小向美奈子容疑者(25)。いまだ帰国がいつになるのか不透明な状況が続いている。そんな中、芸能ライターは、「この小向の件で一番、被害を受けているのはノリピーかも」と語る。 昨年6月には自称プロサーファー・高相祐一氏と離婚、12月には告白本『贖罪』(朝日新聞出版)を出版、さらにインタビューでテレビ復帰を果たしたノリピー。しかし、世間からは復帰は時期尚早と批判の声もある。しかし、世間の声がどうであれ、話題性は抜群のノリピー。復帰工作は着々と進められていたようだ。 「テレビ局も話題性が強い人物であるので、強引にでも使うつもりだった。今月にも復帰の話があったようですが、タイミング悪く、小向の騒動です。薬物で問題になったタレントを使いにくい状況になった」(芸能ライター) さらに離婚した前夫が1月25日に新宿・歌舞伎町の路上で倒れているところを通行人が通報、新宿署に保護されたこともマイナスイメージだ。「尿検査でも薬物の反応などはなかったとのことですが、ノリピーにとってはいい迷惑でしょう」(芸能ライター) 周囲がそんな状況であるため、今回の小向騒動で、復帰計画が振り出しに戻ってしまったノリピー。復帰のためにはヌード写真集でも激しい濡れ場でもやる気マンマンとのウワサもあるが、彼女が薬物事件で、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けた人物であることは間違いないことであり、復帰するにしても、“そんなに甘くない”ということなのかもしれない。
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スポーツ 2011年02月24日 15時30分
大相撲八百長調査に“個人情報保護”の壁 暗礁に乗り上げた全容解明
大相撲の八百長調査が遅々として進まない。臨時で設置された特別調査委員会が力士、親方の調査をしているが、なかなか協力を得られず、伊藤滋座長は「ずる賢いヤツを許しちゃいけない。調査に影響しているし、頭にくる」とイライラを隠せず。 野球賭博に関与した元前頭・春日錦の竹縄親方(春日野)、十両・千代白鵬(九重)の携帯メールが警察の調査を受けた結果、14人の力士、親方の八百長疑惑が浮上した。その14人ですら、調査には非協力的。八百長関与を認めたのは竹縄親方、千代白鵬、三段目・恵那司(入間川)の3人だけ。携帯電話をちゃんとした形で提出したのはわずか7人。3人は壊れた携帯を提出。残る4人は未提出で、内1人は紛失したと申告。未提出の1人である十両・清瀬海(北の湖)は、八百長関与を否定したものの、明らかになった携帯メールの内容からクロと認定済み。現役続行が不可能と判断した清瀬海は、引退を決意し、携帯電話の提出はしない意向とも伝えられている。 そんななか、「正直者がバカをみてはいけない」と八百長を正直に告白した者には処罰軽減案が出され、日本相撲協会の理事会で承認された。調査委員会はあくまで、逃げ切りは許さない方針だ。 調査で大きな壁となっているのが、個人情報保護法。調査委員会によると、メールの解析を依頼した携帯電話会社からは、捜査当局からの依頼ではないこともあり、個人情報保護の観点から協力を断わられたことが明かされた。残るは民間の調査会社のみ。これとて、やはり個人情報保護の壁が立ちはだかる可能性もあるのだ。携帯電話の提出すらままならず、調査も進まないなか、閉塞感も漂っている。全容解明ができる日は、果たして来るのであろうか。(ジャーナリスト/落合一郎)
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トレンド 2011年02月24日 15時00分
「国道・高速道路アイドルで、くまドルです! 山形みらい」第1回/全2回
国土交通省のイベントMCにも抜擢されるほどのディープな道路知識を持つアイドルタレント、山形みらい! 活断層やフォッサマグナを研究する大学からスカウトがかかるほどの地質学の実力を持ちながら、それらを断って国道・高速道路アイドルの道へ進みつつも、クマが好きなアイドル「くまドル」としての顔も持っている。 異なる2つの魅力を発揮する山形みらいにアイドルタレントになったキッカケや普段の活動を中心に話を聞いてみた。今回は人のカラダとクマの頭が魅力的なクマネージャー「クマリン」も同席している。 Q:くまドルになったキッカケは? 山形みらい(以下、みらい)「今でこそタレントですが、はじめはテディベアを作るテディベア・アーティストを目指していたんです。クマ好きだから家には100匹以上のクマがいて、1番大きいものは180センチ×180センチありますね。今は忙しくて出来ないんですけど、(岐阜の)木曽三川公園で紅茶の知識やマナーを教える先生をやっていました。この公園は国土交通省が管理しているのですが、イベントをやるにあたりMCを探しているという話があったので、そこからアイドルの仕事が始まりました」 Q:2011年1月11日にセカンドシングル『ついてるっ!ラッキー!ハッピー!元気っ!』がリリースされましたが、どんな曲ですか? みらい「ツキが回って元気になる曲です。みんなハッピーに生きて欲しい。今回、作詞作曲してくださった青葉美咲先生は心理カウンセラーでもあり、その言葉に『偶然は全て必然』というものがあります。運・ツキは自分でつかみ取るという想いが込められています」 クマネージャー、クマリン(以下、クマリン)「元気の無い人がポジティブになれます」 みらい「今日は頑張ろうという気持ちになりますね」 Q:普段はどんな活動を? みらい「MCやステージ活動、WEBテレビにWEBラジオ、そして道路取材です。ライブは月1回程度、名古屋、東京を中心に、オリジナル曲やアニソン、懐メロなどを歌っています。WEBテレビは『チョコレートみるくまてぃ♪』というタイトルで隔週金曜日の23:00から生放送しています。WEBラジオはハイウェイラジオをパロディにした『ハイウェイおやびん』というタイトルで、クマリンと放送しています。道路取材に関しましては、『国道に萌える』というタイトルの本を製作しています。これは自らの足で現地に赴き、フィールドワークに基づいて執筆しています」 Q:めずらしいものをお持ちだとか? みらい「はい、国道標識、通称おにぎりの実際に使用されていた廃却品です。実は年に1回、国道愛好家が集うオフ会が開催されるのですが、そこに国土交通省の道路局の方がいらっしゃって、国道8号の標識を持ってきていました。後日欲しい旨をつたえたら、なんと自宅まで持ってきていただけたんです!」 (資料によると、国道8号は京都から新潟を結ぶ国道で、日本海側の豪雪地帯でかつ、海岸沿いにあたるため、劣化するのが早いとのことだ。) Q:高速道路で流れるハイウェイラジオ(交通情報)がお好きだという話を聞きましたが? みらい「ハイウェイラジオを聴くと癒されます。 ナレーターさんが『さて』という言葉を何度も使うところが良いですね。女性のナレーションから途中で突然、男性のナレーションに変わるところも好きです」 クマリン「ハイウェイラジオが聴ける区間は中央分離帯に導線(電気を流す線のこと)が通っていて、放送が途切れるところは導線も途切れているのがポイントです」 NHK・BSの番組『熱中スタジアム』の企画、ハイウェイ・ドライブに出演した際、「人生の8割はハイウェイの上」と豪語するほどの高速道路マニアのタレント、ふかわりょうと道路話で盛り上がったとのことだ。 山形みらいは化粧道具をはじめ、名刺、手帳、ネタ帳、デジカメ、歌のリズム感を鍛えるメトロノームを常時、持ち歩く。ここまでは普通のアイドルの持ちモノだが、「国道・高速道路アイドル」として、道路取材で使用するGPSロガーを持っている。取材したルートをPC上で確認ができる優れものだ。また、ケータイ電話や鍵には「くまドル」のシンボルといえるクマのぬいぐるみストラップや道路標識(通称・おにぎり)ストラップ、キーホルダーをつけている。徹底的なフィールドワークだけではなく、道具に対する「こだわり」も他のアイドルとは一線を画している!(第2回へ続く)※山形みらい公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/xxSweetiexx/※インタビュアー、文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou※取材アドバイザー、和佐田 真 http://t.co/DfKRq0D
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スポーツ 2011年02月24日 14時30分
元ヤクルト高津が独立リーグ入りした意義
一律13万円、遠征は民宿などで雑魚寝…。「野球を職業にする」ことは並大抵の苦労ではない。選手に『給料』が支払われるのは、シーズン中だけである。プロ野球界も同様だが、金額が違う。しかも、プロ野球界には給料に『プラスアルファー』があるので、生活苦を実感することはほとんどないはずだ。 独立リーグはハングリーである。専有グラウンドを持っていない。資金もない。道具も十分にあるとは言い切れない。持っているのは、本当に『情熱』だけかもしれない。 四国アイランドリーグ・愛媛(名称は当時)に、松坂大輔の弟・恭平が在籍していたころ、彼を取材したことがある。野球に対する情熱も語ってくれたが、練習日の昼食光景が衝撃的だった。コンビニのおにぎり2つ。他選手も似たようなものだった。自炊をしている夕食も「財布と相談しながら」と話していた。アスリートにとって、『食事』は身体を作るための必須事項なのだが…。 また、現埼玉西武ライオンズの宮地克彦・二軍コーチがBCリーグ・富山に在籍していたころだった。練習中の些細なことでもプロ野球との違いを感じることがあったそうだ。たとえば、フリー打撃の際、プロ球団ならば、外野に転がったボールは裏方の職員が拾い集めてくれる。独立リーグは自分たちで集めなければならない。打ち損じて折れたバットを涙目で見つめる選手もいた。プロ野球の世界が「いかに恵まれていたか」を実感したと言う。 去る1月27日、元東京ヤクルトスワローズの高津臣吾投手(42)がBCリーグ・アルビレックス新潟の入団会見に臨んだ。プロ野球史上最多となる286セーブ(日米通算313セーブ)、名球会入りも果たしたビッグネームの独立リーグ入りに驚いたファンも多かったはずだ。現在、BCリーグは1球団が抱えられる選手数を上限27人と定め、年俸総額3105万円までというサラリーキャップ制を敷いている。高津の推定年俸は200万円(6カ月間)である。高津自身、「現役を続けたい、そのためならアジア、米独立リーグ、欧州でも」と考えていたそうだ。 高津が新潟入りする前にも、プロ野球退団者が『再起』を期して、独立リーグ入りした例はたくさんあった。学校卒業後、高いレベルで野球を続けたいと思う学生も少なくない。 元プロ野球選手が監督、コーチを務めているからだろう。独立リーグの練習指導は細部に渡っており、時間も長い。まさに野球漬けだった。独立リーグは「野球を続けたい」と思う元プロ野球選手、学生球児の受け皿でもあり、「存在することに意義のある」と思っている。しかし、それだけではない。 アメリカの地方都市にはマイナーリーグのチームが点在している。地元市民はホームタウンのユニフォームを応援し、そこからメジャーにはばたいて行った選手を誇りに感じている。寂れた地方球場のスタンドに集まった老若男女が声援を送るのは、マイナー選手の頑張りを認めているからであり、ちょっとヘタクソな選手に親近感を覚えるのだろう。 『地域密着』では、Jリーグの後塵を拝したプロ野球12球団もその遅れを取り戻そうと必死だ。 アメリカ市民がマイナーリーグのチームを応援するように、日本の独立リーグは地域住民の「より身近な存在」として、NPBよりも深く地域に根付く可能性を秘めている。選手の成長を楽しむ野球−−。ビッグネーム・高津を得た独立リーグのこれからに期待したい。(一部継承略/スポーツライター・美山和也)
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トレンド 2011年02月24日 14時00分
新価格本は読書好きの新たなる楽しみ?
本は、再販売価格維持されているが、だいぶ前から、“自由価格本”などと呼ばれて売られる、非再販本、というジャンルの流通が行われている。 ここでは、その自由価格本(=非再販本)のうち面白そうなものをランダムに紹介してみよう。 亡くなった平岡正明氏の『アングラ機関説』、河出書房『骨は語る』、朝日新聞社『地球防衛家のヒトビト』、新人物往来社『日本将棋集成』、沖積舎『オフェリア殺し』…等々。これらは某新刊書店のラインナップのホンの一部だ。 棚にはまだまだ、いかにもありそうな明石書店の本から、講談社の昭和史に関するDVDブック、ケンブリッジ大学出版局の研究書まで、様々な本が並んでいた。 ネット情報によると、本は3か月売れないと出版社に返品、年間一億冊くらい廃棄されている、ということなので、新しい流通価格の古書(でも新品)がこのように新刊書店に並んでいたりすると、読書好きならずとも惹かれるものがある。 埋もれたる銘品を一冊いかが。