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トレンド 2011年02月22日 10時30分
ユダヤ人作家、シュテファン・ツヴァイクの知られざる半生を舞台化。加藤健一事務所の舞台『コラボレーション』
1930年代から40年代にかけてヨーロッパで人気があった、オーストリアのユダヤ系作家・シュテファン・ツヴァイク。今では当時ほど読まれなくなっているが、多数の伝記文学や歴史小説を残した彼は、芸術に生き、その魂とともに激動の時代の犠牲者となった。現在、新宿・紀伊國屋ホールで上演中の加藤健一事務所の舞台『コラボレーション』(2月19日(土)〜27日(日)まで。演出:鵜山仁)ではシュテファン・ツヴァイクとある音楽家の知られざるエピソードをドラマティックに再現。お昼のトーク番組でおなじみの、あのヒトも認めたハンサムがツヴァイクを演じている。 1931年ドイツ、ドイツ人作曲家リヒャルト・シュトラウス(加藤健一)とオーストリアのユダヤ系作家・シュテファン・ツヴァイク(福井貴一)は出会い、オペラ「無口な女」を作り上げる。しかし、ドイツ最高峰の音楽家として名高いシュトラウスはナチスドイツ宣伝省のハンス・ヒンケル(加藤義宗)にナチス政権に協力するよう促され、ユダヤ人であるツヴァイクとの共作も禁止を余儀なくされてしまう。人種による迫害で身の危険を感じたツヴァイクは秘書のロッテ(加藤忍)とともにある計画を思いつき…。 ナチスの求めに応じて、当時ドイツと同盟関係にあった日本の為に「皇紀2600年奉祝曲」まで書いている後期ロマン派を代表する作曲家リヒャルト・シュトラウス(1949年没)。彼が家族の為にナチに協力せざるを得なかった苦悩と、晩年に出会った天才作家ツヴァイクへの執着心を主演の加藤がパワフルに演じている。年齢も性格も対照的な女性二人、リヒャルトの妻パウリーネ(塩田朋子)と、ロッテ(加藤忍)も好演。映画「戦場のピアニスト」と同じ作者による作品であり、過酷な状況でも高潔に生きた当時の芸術家たちの心をとらえたセリフは絶品。戦争や迫害の生々しさは控えているが、不遇な劇場支配人(河内喜一朗)や、「ハイル・ヒトラー!」(ヒトラー万歳)の敬礼を忘れないヒンケル(加藤義宗)らが、ナチスの時代を表現するには充分な存在感がある。 さて、肝心なシュテファン・ツヴァイクは、ドイツ留学の経験もある舞台俳優・福井貴一が演じたが、歴史小説「マリー・アントワネット」や「メアリー・スチュアート」などの代表作で知られるツヴァイクはとてもハンサムで、今なお世界中に女性のファンを持つ。音楽をテーマにした古典的な舞台にも意欲的に出演し、人気司会者でもある黒柳徹子さんもそのひとりらしく、今月15日に加藤健一がテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した際、「この人なら演じてOK」と福井のツヴァイクにお墨付きをもらった。舞台上で福井が演じたツヴァイクは多分当時のご本人よりも若く、少々気の弱いキュートなタイプの男性として描かれているが、「私も必ず拝見したい」と言っていた徹子さんの評価が気になるところ。会場の新宿・紀伊國屋ホールには、ファンの花輪とともに彼女からも大きな花が届いていた。(コダイユキエ)(舞台写真)撮影:石川純加藤健一事務所『コラボレーション』は新宿・紀伊國屋ホールにて27日(日)まで。■『コラボレーション』加藤健一事務所2011年2月19日(土)〜27日(日)新宿・紀伊國屋ホール作:ロナルド・ハーウッド 訳:小田島恒志 小田島則子 演出:鵜山仁出演:加藤健一、福井貴一、加藤忍、塩田朋子(文学座)、加藤義宗、河内喜一朗(Studio Life)<お問い合わせ>加藤健一事務所<HP>http://homepage2.nifty.com/katoken/ (インターネット予約可)
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芸能 2011年02月22日 10時00分
長谷川理恵「カーディガンをプレゼント」
タレント長谷川理恵が映画「恋とニュースのつくり方」の公開に合わせて都内でトークショーを行った。 常にポジティブで、世の女性たちに圧倒的な支持を受けている長谷川は「仕事も恋愛も常に一生懸命、肩に力を入れないでうまくバランスを取って前向きにいきたいですね」自身が落ち込んだときは? 「信頼のおける人に話したり、聞いてもらったりします」と語り「この映画は笑いもあり、とても元気が出る映画です」と太鼓判。 また交際中の神田正輝とはバレンタインは仕事で会えなかったそうだが、長谷川は「先日ディナーの時にラルフローレンのカーディガンをプレゼントしました」とニッコリ。 ホワイトデーには「ディナーでシャンパンが飲みたいです」と幸せぶりをアピールした。 映画「恋とニュースのつくり方」は2月25日より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー公開。(アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2011年02月22日 09時00分
野球バカコラム・「“悪の帝国”らしからぬ? 静かなるヤンキース」
先日、MLBアメリカンリーグ(以下「ア・リーグ」)西部地区に注目というコラムを書かせていただいたが、筆者は松井秀喜が在籍してた頃までは、MLBでは元々ニューヨーク・ヤンキースのファンであった。 今でもヤンキースは大いに注目している。毎年、シーズンオフになる度に他球団からの大物FA選手を大金で獲得し、“悪の帝国”などと呼ばれるヤンキースだが、昨年から今年にかけてのオフは、そんなヤンキースにしては、やけに静かな印象を感じるオフであった。 もちろんヤンキースお得意のFA補強をまったく行わなかった訳ではなく、昨年ア・リーグのセーブ王に輝いたラファエル・ソリアーノ(前・レイズ)と、もう一人、ドジャースからラッセル・マーティンという投手を獲得したが、どうしてもヤンキースにしては地味としか思えない。 というのも、昨年オフのFA市場の一番の目玉といわれたクリフ・リー(前・レンジャーズ)の獲得をヤンキースは全力で狙っていたが、最終的にフィリーズに奪われてしまう。ソリアーノも十分に大物だとは思うが、昨年のレンジャーズ初優勝の立役者のクリフ・リーに比べるとなあ、という気持ちはどうしても否めない。 もう一つ、今回のヤンキースが地味な印象として、比較の問題もあって、最大のライバルであるレッドソックスが随分と派手な補強を行ったからというのもある。 まずはエイドリアン・ゴンザレス(前・パドレス)をトレードで獲得し、そしてなんといっても野手陣では最大級の大物FAだったカール・クロフォード(前・レイズ)も獲得。投手の方もブルペン要員としてボビー・ジェンクス(前・ホワイトソックス)を始め、ダン・ウィーラー(前・レイズ)とマット・アルバース(前・オリオールズ)という投手も獲得している。 こうなると、ヤンキースとレッドソックスのどちらが悪の帝国なのか分からなくなってきそうである。 そもそもヤンキースにはクリフ・リー獲得に匹敵する重要事項として、デレク・ジーターとマリアノ・リベラの残留交渉という大仕事が今回のオフにはあったので、あまり他球団からの大物選手の獲得だけに気を配ることは出来なかったのかもしれない。筆者としても、90年代〜00年代のヤンキース黄金時代を支えた二人の生え抜きがピンストライプ以外のユニホームを着ることはまったく想像することができない。 とはいえ現代のヤンキースが生んだスーパースターであるジーターにも、昨シーズンは明らかに衰えが目立ち始め、リベラも、あとどれぐらいクローザーとして君臨することができるかが分からなくなってきている。アンディ・ペティットが引退した今、ヤンキースには新たなる世代の生え抜きのスターの登場が待たれる時が来たのかもしれない。 他球団からの大物選手ばかりを補強するイメージがどうしても目立ってしまうかもしれないが、ヤンキースはしっかりと生え抜きのスターを育てることもできるのである。前述したペティット、リベラ、ジーターも然り、他にもバーニー・ウィリアムズやホルヘ・ポサダといった選手が、同じく90年代〜00年代の黄金時代を構築した立役者となっている。 現在はすでに、バーニーは事実上の引退状態となり、ポサダも衰えが目立ち始めているので、彼らに代わって2010年代のヤンキース黄金時代を作りあげていくであろう生え抜きのスターの登場に期待する。 その最有力候補がロビンソン・カノであろう。だんだん中堅どころに至り、脂が乗り切った時期に差し掛かってきた。投手陣もジョバ・チェンバレンとフィル・ヒューズといった若手の期待どころがいる。しかし彼ら以外にも、もっと生え抜きのスターにご登場願いたいどころである。今回、補強が比較的おとなしかったヤンキースにとって、新たなる才能を自チームから見つけるきっかけとなるのではなかろうか。 先ほどの補強の話題に戻るが、そういえば今回のオフの移籍は随分と(前・レイズ)という表記が多い気がする。つまり今回のオフはレイズから沢山の選手が出て行ったことになる。ここ3年間、ア・リーグ東部地区において、ヤンキースやレッドソックスに勝るとも劣らない強さを発揮しているレイズだが、これにより今シーズンはどう影響していくのか? レッドソックスの大型補強は成功するのか? ヤンキースはどう戦っていくのか? オリオールズは? ブルージェイズは? やはりア・リーグ東部地区にも要注目である。レギュラーシーズン終了時の順位が楽しみである。(野球狂のアキバ系・伊藤博樹「一番好きな“海外の”アスリートはデレク・ジーター」 山口敏太郎事務所)
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トレンド 2011年02月22日 08時00分
国民的ゲーム「桃鉄」がiPhoneアプリに! 「桃太郎電鉄JAPAN+」
累計出荷本数1200万本を誇る国民的ゲーム「桃太郎電鉄」がiPhoneでも楽しめるようになった。完全版は有料だが、1年間のプレイなら無料でできるから、まずはダウンロードしてみよう。 iPhone版モモテツの正式名称は「桃太郎電鉄JAPAN+」(http://itunes.apple.com/jp/app/id398949117)という。ケータイ版の「桃太郎電鉄JAPAN豪華版」をベースに開発されたというが、大幅にリファインされた画質や操作性にケータイゲームの面影はない。もちろん。1億円を持ってスタートした社長さんたちが、目的地を目指しながら全国各地で収益物件を買い、総資産を競っていく楽しさは今まで通りだ。 すでに「神アプリ」との呼び声もある「JAPAN+」。3人までプレイできるから、友達や恋人と遊ぶのにも最適だ。ただし、貧乏神を擦り付けて嫌われないように!(谷りんご)
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芸能 2011年02月21日 19時00分
マライア・キャリー、早くも甘やかされた妊娠中の双子!
マライア・キャリーとニック・キャノン夫妻が、これから誕生する双子のためにビバリーヒルズの自宅の一部を改造。 現在双子を妊娠中のマライアと、夫ニックは赤ん坊にとって出来るだけ快適な環境にするために、大枚をはたいているという。 関係者は、「マライアとニックは、ビバリーヒルズの自宅に高級な子供部屋を作るため、改装しています」「マライアは、18金を塗り込んだアイボリーの壁に、柔らかい色調の家具、そしてウォークインクローゼットには、プチ・トレゾールのデザイナーの洋服をたくさん入れたいようです」「最高品質のサウンドシステムがあって、子供たちはそれぞれ、ダイアモンドでデコレートされたiPodと、天井からぶら下がったLEDテレビもあります」とそのラグジュアリーさを語った。 夫妻が購入したリストには、1台2200ドル(約18万円)のチェルシー馬車型ベビーベッドを2台、2800ドル(約23万円)のクララのオムツ交換台、それからマライアとニックが座るためのグラム・グライダーの椅子は2270ドル(約19万円)、更に100万ドル(約8000万円)のソファーなどがある。 ナウ誌に関係者は、「マライアと彼女のデザイナー、ケネス・ボーデウィックが全ての詳細をチェックしています」「マイケル・ジャクソンのショーで使用された100万ドルのクラッシュ加工が施された赤いベルベット、24金とオニキスを使ったソファーもあります。本当に『不思議の国のアリス』の世界です」「ヤリすぎかもしれませんが、マライアにとっては長年待ちに待ったベビーなので、本人も地球上で最も甘やかされた双子になるだろうと言っています」
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芸能 2011年02月21日 19時00分
キャメロン・ディアス、最新ダイエット法
キャメロン・ディアスのトレーナーが、炭水化物を朝に、たんぱく質と野菜を夜に摂取する「逆さま」ダイエットを行なっていると語った。 キャメロンのトレーナー、テディ・バスは、キャメロンが食べ物に気を使い、通常はバランスの計算された食事プランを実行しているが、カロリーの高いご褒美を与えることも恐れていないという。 「彼女の食事は、炭水化物を朝に食べて、それから次第に減らして、夜はとにかくタンパク質と野菜だけを食べるという、通常のダイエットから考えると逆さまのものです」「欲しければ、ジャンクフードも食べますが、ハンバーガーを食べる時は何口かだけです」 キャメロンは、「引き締まった強い」ボディーを維持するため、テディと週に数回会っている。 「キャメロンが良い遺伝子を持っていることも事実ですが、ちゃんと運動も行なっていて、出来るだけトレーニングを重ねています。スケジュール次第ですが、45分間のピラティスを行うか、もし90分できるなら半分ウェイトトレーニングをして、残り半分をピラティスにするなど、フレキシブルなエクササイズをしています」「キャメロンは、丸みを帯びた体よりも、引き締まった強いカラダが大好きでなんです」
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芸能 2011年02月21日 19時00分
レディ・ガガ「一生シングルで結構!!」
レディ・ガガにとって、仕事が一番大事で、恋愛の犠牲にすることはないと語った。 そのために、ガガは男性との交際が続かないという。「女性は選択を強いられるし、一番大変なことよ。オトコ? 仕事? ってね。一度、自分以外のコトが優先されるのが理解できないオトコと付き合ったことがあるけどね。イヤだったけど、とにかく私は楽しくなくって、別れなければならなかったわ。永遠にシングルでいるリスクを負っているのは承知だけど、それが私の支払うべき代償よ」 ガガが男性に対して妥協をしない理由の一つは、音楽は男性のように自分を失望させないからという。 「こんな風にさせる恐怖が心の内側にあるんだと思うの。私のミュージックは、ある朝ベッドに寝っ転がって、私の事をもう愛してないなんて言わないし。拒絶されるのがイヤなのよ」
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芸能 2011年02月21日 19時00分
アヴリル・ラヴィーン、母に認められた才能
アヴリル・ラヴィーンは、その昔、兄弟から歌唱力をバカにされていた。 アヴリルは、お気に入りの曲を歌っては兄や妹を憤慨させていたが、彼女が歌うときにする顔の傑作さを意見されていた。 「兄は、私が自分に子守唄を歌っていると壁をよく叩いていたし、ウザイと思っていたのね。兄と妹は私が歌うとき鼻の穴が大きくなるって小バカにしていたわ」 またアヴリルは、母親からは将来歌手になることを信じて疑われず、「リトル・ソングバード」というあだ名まで付けられていたという。 「母は、私が2歳の頃に教会で『主 我を愛す』を歌っていた時に、私が歌手になるってわかっていたらしいの。それから、私の事をリトル・ソングバードって呼んでいたわ。そうよ、だからいつも歌手になりたかったのよ」
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芸能 2011年02月21日 19時00分
ジョン・C・ライリー「コメディは賞レースとは無縁!!」
ジョン・C・ライリーは、コメディ映画は賞に値するモノではないと考えている。 ジョンは、コメディ映画は人気があるものだとは思っているが、殆んどの賞レースにノミネートされないことには特に驚かないという。 「コメディは本来たいしたことがないって、それは受け入れるよ。でも、コメディは観客が即応して愛される映画であるんだから、作り手として毎年の授賞式には選出されるべきだよね?」 「だけど、どうしてかは理解出来るんだ。もし誰かがコメディの王様になったとするだろ、そうすると前の王様はその時点でそのポジションから陥落するんだよ。ホンモノの王様とは正反対な仕事なんだよ」 2002年に映画『シカゴ』でアカデミー賞の助演男優賞候補になったジョン、『サイラス』はドラマとコメディのパーフェクトなクロスオーバーだと語った。 この作品で、好きになったマリサ・トメイ演じるモリーの息子サイラス(ジョナ・ヒル)とケンカをするジョン役を演じるジョンは、「かなり自由があたえられていたことは、良かったよ。真実や正直である限り、事実って気まずくなり得るよね。この映画は、ストレートなコメディよりも、深層心理に訴えるよ。それでもたくさん笑うところはあるけどね」と語っている。
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芸能 2011年02月21日 19時00分
ダニエル・ラドクリフ「新しい役をみんな好きになってくれるかな?」
ダニエル・ラドクリフが、次回作『ザ・ウーマン・イン・ブラック』で、父親と妻に先立たれた役を演じることが、ファンに受け入れないかもしれないと気掛かりだという。 スーザン・ヒルの小説を映画化、すでにウエストエンドでは上映されている新作でアーサー・キップスを演じるダニエルは、新しいキャラクターにファンは満足してくれないのではと不安らしい。 「新しい役を演じる僕を受け入れてくれるのかって、1つの挑戦だと思う。父親と男やもめの2役を演じるんだけど、こんな経験は今までないからね」 しかしダニエルは、キャリア初のチャレンジに対しワクワクもしている。また死亡した依頼人の自宅を訪れ、誰もいないはずなのに自分以外の気配を感じてしまう若き弁護士を演じるダニエル主演の映画に、観客たちは恐怖で震えることになるだろうと予告した。 「『エル・オルファナート -孤児院-』や『アザーズ』みたいな、性格劇のホラー映画だって言えるよ。ゆっくりと熱くなっていって…とてもスゴク怖いんだ。特に喪失、家族、恐怖についてね。避けられない死の感覚が、映画全体に広がっているんだ」 ダニエルは、新しい役でもみんなの期待に応えたいようだ。