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大相撲春場所中止で収入途絶える中で、“プロレス様々”の裏事情

 八百長問題で中止となった大相撲春場所(3月・大阪)。開催していれば、収入があったと思われる金額は入場料が約7億2000万円、NHK放映権料が約5億円といわれている。合計損失は約12億2000万円。

 これに、チケット販売を手掛ける相撲案内所の損失補てん約5億円や、会場の大阪府立体育会館へのキャンセル料約7800万円、同会館の指定管理者である南海グループへのキャンセル料も数千万円に及ぶといい、トータルの損失は約18億円を超える。さらに、中止した巡業の勧進元へも損失補てんをするとなると、とてつもない金額が日本相撲協会から、吹き飛んでしまうことになる。

 春場所、巡業を中止にしても、関取、年寄の給与、各部屋の維持費、幕下以下の力士への場所手当は支給することが決まっており、協会は甚大な損失を被ることになる。09年12月現在で約442億円の資産を有しているとされる協会だが、収入が途絶えるとなると、今後、その資産もすり減り体力が弱っていくのは確か。

 そんななかで、数少ない大きな収入源が両国国技館の使用料だ。国技館の1日(9時〜21時)使用料は、協会の公式ホームページによると、平日297万5000円、土日祝日350万円だ。2月は3イベント(休日2、平日1)あり、997万5000円の収入。3月は7イベント(休日4、平日3)が予定され、2292万5000円の収入。

 3月のイベントのなかで、休日に3回プロレス団体が使用する。6日=ZERO1、20日=ドラゴンゲート、21日=全日本プロレスだ。プロレス団体からの使用料だけで、1050万円の収入がある。金が出て行くばかりの協会にとっては、今はまさにプロレス様々の状況だ。
(※注※文中の金額は推定です)
(ジャーナリスト/落合一郎)

写真:ドラゴンゲート初の両国国技館開催の模様

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