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トレンド 2011年12月21日 11時45分
噂の深層 紅白歌合戦の裏舞台!
年末恒例の目玉番組と言えば、やはりNHKの紅白歌合戦。やはりこの番組を見ないと一年は終わらない! という人も多いだろう。 昔から何かと波乱も起きる紅白歌合戦。まずは出場者の選定や出場の可否でも一悶着がおきるもの。しかも今年は芸能界でも様々な騒動があったうえに、そろそろ出場する人々を決めなくてはいけない時期の10月に暴力団排除条例が施工された。所謂『黒い繋がり』があるのではとされたアーティスト等は出演できるのか? と危ぶまれたりもしたが、特に大幅な人の入れ替えがあったりしたわけでもなく、今年も無事に行われるはこびとなった。 無事に出場者が決まっても、まだまだ波乱は起きかねない。生放送と言うこともあり、舞台の上でとんでもないハプニングが起きることも時々あるのだ。古くはサザンオールスターズの桑田佳祐が三波春夫のパロディをした上に、NHKや民放各局をおちょくっているともとれる発言が、後に賛否両論を読んだ。 DJ OZMAの一見肌色に見える衣装でのパフォーマンスに苦情が殺到し、後々問題になった事も記憶に新しい。これによく似た? ケースではとんねるずが1991年の第42回に全身ペイントにパンツ一丁で登場し、背中には「受信料を払おう」とあったため、いかがなものかと話題になったこともあった。 ほかにもセットを壊したり終了間際にギターを燃やすなどした吉川晃司や、一人で複数曲唄って他の出演者の出番を圧迫した長渕剛など。長渕は今年の紅白歌合戦も出場が決まっており、現場関係者の中にはかつての事を覚えている人もおり、「今年は何事もなく終わってくれるのだろうか…」と不安の声が漏れたりもしているのだとか。 中でも一番問題が多く起きるのはまさしく『舞台裏』なのだとか。人気歌手が勢揃いする紅白歌合戦、やはり互いにライバル視したり犬猿の仲の人もいたりする。よく紅白が終わった後、テレビカメラに「お疲れ様でした〜」と一礼して会場を後にする出演者たちが映るが、実際は始まる前も終わった後も、戦々恐々としているのだとか。 「ある大物の方は、今年はあまり好きではない人と共演せざるを得ないのが相当嫌のようで、既にご機嫌斜めだとか。嫌われている方は全く頓着していないだけに、いつ裏側でうっかり衝突するか判らないと関係者は始まる前からヒヤヒヤしているそうです」(現場関係者) そもそも、東日本大震災があったために一度は放映自粛の話も出たという今年の紅白歌合戦。被災地の復興を後押しするべく制作されることとなったのだが、果たしてこちらは何事もなく終了できるのだろうか?
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芸能 2011年12月20日 15時30分
勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その1 夫の“つぶやき”がきっかけでやっと離婚を決意した宮崎あおい
〈正直、8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしーばしーば〉 すべての始まりはこのつぶやきからだった。 7月23日、女優の宮崎あおいの夫で俳優の高岡蒼佑(今月19日に蒼甫から改名)が自身のツイッターで何気なしに韓流コンテンツに傾倒するフジテレビを批判したのだ。 「高岡は感情が抑えられない性格なのか、それまでも何度ブログを炎上させていたが、懲りていなかったようだ」(週刊誌記者) しかし、このつぶやきは、シャレにならず、思わぬ騒動に発展。高岡は所属していた大手芸能プロを7月末で事実上クビに。それでも、引かずにツイッターやブログで自身の思いをつづっていたが、これに頭を悩ませたのが宮崎サイドだった。 「もはや、高岡1人の問題ではなくなったので、宮崎の事務所は芸能界の有力者に仲介を依頼し、高岡を呼び出し土下座させた。後にツイッターは非公開となり、ブログは閉鎖された。かつて、高岡がグラドルとの不倫を女性誌で報じられた際、高岡にべた惚れの宮崎は周囲の離婚のすすめにまったく耳を貸さなかったが、今回は自分の今後の仕事に多大なる悪影響を与えるので、真剣に離婚を考え始めた」(芸能記者) 10月には高岡はマスコミ各社にファクスで一連の騒動を謝罪し、新事務所に移籍したことを報告。その直後、写真誌が2人の別居を報じたものの、高岡が住んでいたのは宮崎が家賃を支払う高級マンションで、離婚しそうな気配はなかったが、年末に事態は急転した。 「東京スポーツ」や「週刊女性」(主婦と生活社)が相次いですでに2人が離婚届に署名・捺印を済ませ、離婚成立の最終段階に入ったことを報じたのだ。 「このところ、ワイドショーが放送されない年末・年始、特に紅白でスポーツ紙の扱いも小さくなるおおみそかに離婚を発表する芸能人が多いが、宮崎サイドから年末に発表がありそうだ」(同) 07年6月の結婚から何度も離婚危機が報じられていたが、約4年半の結婚生活にようやくピリオドが打たれることになりそうだが…。 宮崎にとっては夫に振り回されっぱなしで、まるで“苦行”のような結婚生活だったに違いない。
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芸能 2011年12月20日 15時30分
スケート五輪金メダル・清水宏保とモデル・高垣麗子がスピード離婚
長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保とファッション誌「AneCan」などで活躍中のモデル・高垣麗子が19日に離婚したことが、20日発売の一部スポーツ紙で報じられた。 清水宏保氏は20日朝、レギュラー出演している「モーニングバード!」(テレビ朝日系)で離婚を報告。番組中に離婚のニュースを報じたスポーツ紙の紙面が紹介され、羽鳥慎一キャスターから「どういうことなんでしょうか?」と聞かれた清水は「残念なことですが、離婚は事実です。昨日(19日)離婚届を提出してきました」と離婚を認、「9月から別居していて、どういう展開になるかと。すれ違いの場面が多く仕方がなかった」と説明。「お互い仕事も充実していますし、別々の道を歩んで行こうということです」と晴れやかな表情で話した。 「どちらが原因かと言えば、圧倒的に清水の方が部が悪い。高垣は近く発売されるファッション誌で離婚の真相について独占告白するという情報もある」(芸能記者) 2人は06年9月に知人の紹介で出会い、清水が北海道、高垣が東京を拠点にしていたため、遠距離恋愛を経て、昨年3月31日に結婚。わずか1年9カ月での“スピード離婚”となってしまったが、別居および離婚の原因は清水の女遊び。 「6月末に発売された写真誌『フライデー』(講談社)で清水が銀座の高級クラブで元格闘家・吉田秀彦らと豪遊する姿が、『フライデー』(7月1日発売号、講談社)で報じられた。 記事によると、清水はその店に在籍するゴマキこと後藤真希似のホステスに夢中で、彼女の自宅マンションにも訪れていたという。高垣のような美人妻がありながらの浮気だけに世間反応は冷ややかだったが、現役時代から清水の女好きは有名だった」(週刊誌記者) 清水はリンクの上だけではなく、結婚でスベってコケてしまったようだ。
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芸能 2011年12月20日 15時30分
AKB48 紅白歌合戦をストリーミング配信
AKB48は、12月20日(火)18時より行われる「AKB48 紅白対抗歌合戦」において、「Google+」(グーグルプラス)の機能を活用してLIVEストリーミング配信を実施する。当日はYouTubeでの生中継に加え、Google+の機能を活用し、Google+オリジナル映像の配信や一般ユーザー参加型の企画を行う。 今回の企画は、12月8日「AKB48 新戦略記者発表会」で発表したGoogle+の機能を活用し、AKB48のコンサートをメンバーのGoogle+上でリアルタイム配信する企画の第1弾。 Google+開設から11日が経過した現在、各メンバーをサークルに追加している人数は急速に伸び、6万人を突破しているメンバーも。また、ユーザーからのコメント数においては、世界のあらゆるトップアーティストを上回っているなど大きな反響をよんでいる。
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トレンド 2011年12月20日 15時30分
これからは“おかんの味”? 花畑牧場、AKBショップに続け! タレントヒット商品の新たなる展開
現在、AKB48直営のタレントショップが人気を呼び、展開している35店舗全てが軒並み成功しているとしてファンだけでなく業界の注目も集めている。 こういったタレントショップは、たいていの場合は開店当初はそれなりに人気が出るものの、次第に客足が落ち短命に終わるケースが多かった。これらのタレントショップの長期的喝大規模な成功例が、田中義剛の経営している花畑牧場である。ハロー!プロジェクトのカントリー娘。らも“半農半芸”生活を送っていたこの牧場は、従来のタレントが名義を貸してのフランチャイズ戦略や、グッズのみのショップ展開をもう一段階掘り下げた、新たな戦略をとったとして話題になった。取り扱う商品の品質などを掘り下げ、大規模にビジネスとして展開することに成功したのである。 そして今、更に別視点でのタレントグッズ展開が行われ、主流になってこようとしている。それは、芸能人等の“お袋の味”の再現だ。例えばTKO木下の名物おかんが作る「空とぶからあげ」が商品化され、現在高い人気を得ているという。このブームの火付け役となったのは、ダウンタウンの松本人志の“おかんのスパゲッティ”だという。番組で語られたこのメニューのレシピがネットで公開されるや話題となり、人気のメニューとなったのだとか。 こうして、現在では有名人の親族にスポットが当たったグルメが人気を呼び始めている。最近、有名人のブログでは親兄弟らが顔出しで出演し、話題となることが多い。今後は更にブログで彼らの手料理が公開され、後に話題となってコンビニ等の店頭で販売されるような日がくるのかも?
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トレンド 2011年12月20日 15時30分
あの人に○○されると売れる!? 芸能都市伝説 後輩にご利益を与える芸能人!
先日の12月17日(土)、今一番面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2011』の決勝戦が生放送で放映され、長きにわたる芸人達の戦いに終止符が打たれた。優勝は09年のM-1グランプリ覇者でもあるパンクブーブー、しかしファイナルラウンドで惜しくも敗退したHi-Hi、ナイツ、千鳥に対してもファンを初めとした視聴者等からは惜しみない讃辞が送られた。 もちろん有名人の中でも特定の芸人を応援した人は多く、司会者の宮根誠司は自身がMCを務める『Mr.サンデー』(フジテレビ系列)の中でイチ押ししていた千鳥が惜しくも敗れたことについて述べ、その後にある理由から「千鳥はきっと売れる」と語っていた。彼曰く「関西では“ある人物”に褒められた人物は売れるというジンクスがある」のだとか。そして肝心のその人物は、板東英二だという。 板東英二と言えば、今ではタレントとしての側面が強いが元プロ野球選手でもある。二つの大きな世界を渡り歩いてきた経験から、伸びる可能性のある人を見極めることが出来るのでは、と彼の人となりを知る関係者は語る。 このような「ご利益」のある芸能人は他にもおり、例えばダウンタウンの浜田雅功にドツかれた若手は売れる、極楽とんぼの加藤にアドバイスを受けると売れる、等の噂が囁かれている。ちなみにロンドンブーツ1号2号の二人は彼のアドバイスを受け髪を互いに赤と金に染めて売れ、おぎやはぎも同じく加藤のアドバイスにより両者ともに眼鏡をかけるスタイルにしてから人気が出た、という。また、古くは日本の放送作家であるはかま満緒氏、彼の家に泊まって風呂を借りると、有名になると言う噂もあった。実際、彼の作ったお笑い塾「はかまお笑い塾」出身の萩本欽一、車だん吉、また金ちゃんファミリーの面々は軒並み成功を手にしている。 競争激しい芸能界だからこそ、売れている、実力のある人は後に芽が出る人の事や長所の伸ばし方が判るのかもしれない。兎にも角にも、板東さんに褒められた千鳥はこれから注目すべき存在になるのかも!?
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トレンド 2011年12月20日 15時30分
世界の料理を味比べ!! ワールドグルメハンター齋藤めぐみ 第10回 若鶏のプロヴァンス風煮込み
女優の齋藤めぐみちゃんと世界の料理を楽しむ企画「ワールドグルメハンター」。第10回目の今回はフランス。 世界の料理が楽しめるサクラカフェで食べられるフランス料理は「若鶏のプロヴァンス風煮込み」。フランス・プロヴァンス地方の料理の特徴であるハーブを多様した料理。「若鶏のプロヴァンス風煮込み」でも、トマトソースに、オレガノ、タノムなど様々なハーブを使用している。野菜がごろごろ入ったソースは食べごたえ十分だ。 料理を目の前にしためぐみちゃん、見ただけで、一言、「これ、絶対に美味しいはず!」と感激の様子。もちろん若鶏も美味しいのだが、「野菜も柔らかくて、食べやすい。野菜が苦手人でもこれならば大丈夫だと思いますよ」と語ってくれた。●齋藤めぐみ愛知県出身2006年6月に第1回インターネット美女コンテスト オスカー賞受賞米倉涼子主演のドラマ『HUNTER〜その女たち、賞金稼ぎ』に出演
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スポーツ 2011年12月20日 15時30分
“ミスターPRIDE”桜庭和志が「元気ですか!!大晦日!!」で11年ぶりにプロレスマッチ出場!
総合格闘技団体DREAMを主戦場とするプロレスラーの桜庭和志(42=ラフター7)が、大みそかに開催される「元気ですか!!大晦日!!2011」(さいたまスーパーアリーナ)で、プロレスマッチに臨むことになった。 桜庭がプロレスの試合をするのは00年大みそかに大阪ドーム(現京セラドーム大阪)で初開催された「INOKI BOM-BA-YE」でのケンドー・カシンとのシングルマッチ以来、丸11年ぶり。桜庭はジムの同僚であり、同じくDREAMを中心にファイトするプロレスラーの柴田勝頼とタッグを組み、IGFプロレスリングの鈴川真一(大相撲元幕内・若麒麟)&澤田敦士とIGFルールで対戦する。 桜庭は92年に高田延彦率いるUWFインターナショナルに入門し、翌93年8月にプロレスデビュー。キングダム時代の97年12月に米最大の総合格闘技団体UFCが開催した日本大会(横浜アリーナ)にて、「UFCジャパン・ヘビー級トーナメント」で優勝し、総合での頭角を現した。 高田道場に移籍後、98年の第2回大会からPRIDEに参戦し、連戦連勝。ホイラー、ホイス、ヘンゾ、ハイアンのグレイシー一族相手にも4連勝を飾った。当時、日本人格闘家、プロレスラーにとっては、まさに難攻不落の天敵であったグレイシー一族を総なめにした桜庭は“グレイシーハンター”と称された。PRIDEには国内外から数多くの強豪格闘家が参戦したが、PRIDEをけん引し、あれだけの隆盛に導いた最大の功労者は、間違いなく桜庭で、まさに“ミスターPRIDE”といえた。 桜庭は意見の食い違いもあり、06年からはHERO'S(FEG主催)に戦場を移し、08年からはDREAMでファイトしている。近年は相次ぐ故障や年齢的な衰えもあり、昨年5月から4連敗中。引退説もささやかれていたが、11年ぶりに“古巣”であるプロレスの試合をすることで、いいリフレッシュになりそうだ。 当初、「元気ですか!!大晦日!!2011」は地味なマッチメイクが多かったが、石井慧vsエメリヤーエンコ・ヒョードルの夢カード実現に続き、桜庭のプロレス回帰マッチ決定で、注目度が増すのは必至だ。(落合一郎)
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その他 2011年12月20日 15時30分
コンピューターゲームの20世紀 第33回『スーパーリアル麻雀P2』
『スーパーリアル麻雀P2』は1987年3月に稼働を開始した『スーパーリアル麻雀P1』から、わずか半年後にデビューを遂げている。これは『P1』の販売状況が芳しくなかったためであり、普通の2人打ち麻雀であった『P1』に脱衣という付加価値をつけることで、販売促進効果をもたせようとしたのである。普通はこの様な試みは失敗することがほとんどであり、当時としてもあまり珍しくはなかった脱衣麻雀が大成功を遂げるとは制作者でも想像出来なかったに違いない。 こういったあまり歓迎されざる経緯から発売された本作だが、結果的にはそれまでの脱衣麻雀を圧倒的に凌駕する大ヒットを遂げた。そのヒットの理由とは脱衣シーンのアニメーションが非常に滑らかであり、女の子が可愛かったという点にある。麻雀自体は当時としてもかなりチープであったが、脱衣アニメーションのみは当時最高峰の出来映えであり、このシーンを見るためだけになけなしの小遣いを本作に注ぎ込む若人が全国各地で大量発生した。 しかし、本作の難易度は鬼畜レベルであり、服を2枚脱がせるのが限界という有様だった。それもそのはず、一応は麻雀ゲームという形態をとってはいるものの、実際にはCPUはイカサマが常套手段だったからである。2人打ち麻雀というイカサマに適したゲーム性も手伝い、CPUはプレイヤーのツモから自分の配牌まで自由自在に操ることが出来たのだ。しかも、「ショウ子」(脱衣する女の子の名前)を脱がすには連勝を続ける必要があり、相手が上がるたびに彼女は服を1枚着てしまう。このように「ショウ子」の全てを見ることは到底不可能なレベルであることは当時でもよく知られていた。しかし、男の性欲とは恐ろしいもので、それを理解しながらこの遂行不可能なミッションの前に多数の青少年が撃沈していったのである。また、これは後日判明したことだが、本作にはタイマーが搭載されており、稼働時間によって難易度が上がっていくシステムになっており、プレイヤーがショウ子に思いをよせるほどに難易度が上がっていくという仕掛けであった。 そんな全国の青少年の声に応え、カラーページでショウ子の画像を掲載した新声社のアーケードゲーム専門誌「ゲーメスト」は大反響を呼び、後にヌードのセル原画を載せた号は売り上げが大幅アップするという効果を生んだ。わずか見開き2ページの画像が雑誌の売り上げすら左右したのであるから、当時のプレイヤーが本作にかけた情熱は相当のものだったのである。 こうして本作は設置されたゲームセンターに多大な収益をもたらし、人気シリーズとして脱衣麻雀の重鎮になっていく。しかし、本作のヒット以降、脱衣麻雀は2人打ちのイカサマありがスタンダードとなってしまい、ゲーム性を無視した駄作が氾濫してしまうことになる。また、難易度が高いほどゲームセンターの収益が上がるという考え方から、無茶な難易度がまかり通ることになってしまった。 現在は通信対戦可能な麻雀ゲームがゲームセンターの中心を占めており、脱衣麻雀は店舗の隅に数台設置されているのみである。しかし、ほんの一瞬ではあるが、脱衣麻雀がアーケードゲームの話題の中心であったことを忘れないでほしい。(須藤浩章) DATA発売日…1987年メーカー…セタハード…アーケード(C)SETA co.,ltd. 1987
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その他 2011年12月20日 12時00分
日本人の15人に1人がかかる“心の風邪”「うつ病」患者が10年で倍増した理由(2)
うつ病患者急増のもう一つの背景は、新抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の出現である。'99年にわが国で発売されたこの薬は、前の世代の抗うつ薬(いわゆる三環系・四環系抗うつ薬と呼ばれるもの)に比べて副作用が少なく、画期的な薬としてもてはやされた。 つまり、うつ病の診断基準が緩やかになって、うつ病と診断される人が増加傾向になったところへ、タイミングよく画期的な新薬が認可されて登場したというわけだ。 では、うつ病の治療とは、どのようなものなのか。 「うつ病は非常に個人差がある病気です。気分の落ち込みといっても、例えば、災難に遭遇して絶望したり、落ち込んだりするのはむしろ当然のことで、精神的負担があって落ち込んでいるのか、そうでなくて落ち込んでいるのか、といった患者の状況を十分に把握した上で、医師は治療に入ります。治療の基本は、休養と適切な薬物治療と心理療法。うつ病と診断し、抗うつ薬を処方する場合は、一般的にSSRIがファースト・チョイスになります」(富澤院長) SSRIは、脳の神経細胞間で情報伝達を担う化学物質セロトニンに注目したもの。情報伝達の際に放出されるセロトニンは、役目を終えると吸収されてしまう。その吸収を防いでセロトニンの濃度を保つことにより、うつ症状を改善するしくみだ。症状が改善する割合(有効率)は、70%前後と高い。 ところが、最近になって、このSSRIよりも有効率が高く、効果の出現が早いと評判の抗うつ薬が登場した。'09年9月に認可されたNaSSA(ナッサ。ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬)だ。'90年代にオランダで発売されて以降、現在までに世界の90カ国以上で発売されている。 この新しい薬は、SSRIのしくみとは異なり、セロトニンやノルアドレナリンを認識するセンサーを塞いで、それらが出ていないと錯覚させ、セロトニンやノルアドレナリンの分泌を促すもの。薬の働き方が違うことから、NaSSAは、SSRIが効かず、なかなか治りにくい、いわゆる難治性うつ病の治療に期待されている。 新しい抗うつ薬が世に出ることは、患者にとって「あの薬がダメでもこの薬がある」という選択肢が広がるという意味では良いことかもしれない。ただ、こうした新薬にも、比較的少ないとはいえ、副作用があることも忘れてはならない。 主な副作用を列記してみよう。○三環系→眠気、口渇、便秘など○SSRI→頭痛、吐き気、下痢など○NaSSA→眠気、体重増加など 前の世代の抗うつ薬(三環系・四環系抗うつ薬)やSSRIの副作用の発現率は、どちらも10%前後とあまり変わらないのだが、副作用を比較すると、SSRIのほうがそれ以前の抗うつ薬よりも副作用が少ないといわれている。 うつ病の予後調査(治療した後の経過)によると、うつ病になる人の半分は1回きりのうつで終わるが、あとの半分は2回目のうつがやってくる。そして、2回目のうつがあった人の70〜80%は、3回目のうつがあるとされている。 これは、精神科医の常識であるといわれる。そうであるなら、決して「うつは心の風邪」などではないことを心すべきだろう。
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