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その他 2012年03月17日 12時00分
“なが〜い友達”でありたい髪の毛 薄毛治療の最前線はここまで来た!(1)
髪が薄くなるのは、男女を問わず寂しいもの。妻に「あなたの髪の毛、ずいぶん薄くなったわね。地肌が見えるわよ」と言われて、単に寄る年波という理由だけでは済まされない複雑な気持ちがある。日本人男性のAGA(男性型脱毛症)発症頻度は約30%。人口に換算して、約1260万人にのぼると推計されている。今回は、そのAGAを含めた薄毛治療の最前線を取り上げてみた。 AGAは、なにも男性ばかりとは限らない。女性でも、AGAになる場合がある。遺伝や男性ホルモンの影響などで額の生え際が後退したり、頭頂部が禿げ上がる症状がそれだ。口さがない人だと、頭頂部のハゲを指して、“お月さん”と呼んだりもする。 こんなコマーシャルを、ご存知だろうか。 《朝、食卓で新聞を読んでいる男に、食後のコーヒーを出そうとする女。女は、男の頭を見て思わず愕然とし、運んできたコーヒーをこぼしそうになったところでクローズアップされる男の薄毛…》 '07年、このコマーシャルによってAGAという言葉が知られ、薄毛は病院に行けば治るかもしれないという期待が広まった。飲むタイプの脱毛治療薬フィナステリド(商品名プロペシア)の登場だ。 もともとフィナステリドは前立腺肥大症の治療薬だったが、抜け毛の進行を止める効果が発見され、脱毛治療薬としても使われるようになった。AGAの原因の一つである男性ホルモンの一種DHT(5α-ジヒドロテストステロン)が大きく関与していることが解明され、そのDHTの働きを阻害する作用がフィナステリドにはあったのだ。 それまでの薄毛対策といえば、気になる薄毛の部分を叩いたり、育毛剤をふりかけたり、植毛するのが定番。いわゆる“叩く・塗る・植える”の育毛3点セットしか方法がなかった。それを思えば、内服薬の登場は格段の進歩だった。 しかし、最近は現代医学の最先端を行く再生医療の分野から、さらに新たな薄毛治療法が開発されている。その一つが、HARG(ハーグ)療法と呼ばれる薄毛治療法。'07年からは臨床も開始されている。 その前年は、再生医療の道を拓いた画期的な年だった。京都大学の山中伸弥教授らが、世界で初めてマウスの皮膚細胞からiPS細胞という万能細胞を作ることに成功する。万能細胞とは、受精卵のように心臓、骨、神経、皮膚など人間の体を構成するさまざまな細胞に分化できる能力を持つ細胞のこと。これが活用できれば、自分の皮膚から万能細胞を作り、自分の体の失われた器官や組織を回復することができるかもしれない。そんな夢のような可能性を秘めているのが、再生医療の分野である。 HARG療法は、その万能細胞の一つであるヒト由来の脂肪幹細胞から抽出されたタンパク質に注目した。 細胞分化の行き着く先は体内の器官や組織だが、細胞が分化するには、細胞をどんどん分裂させ成長させなければならない。その際、細胞に成長を促すタンパク質が分泌される。このタンパク質は、細胞の成長にかかわることから成長因子と呼ばれ、すでに数種類の成長因子をパッケージしたもの(AAPE)が実用化されている。 この成長因子を薄毛の頭皮部分に注入してやれば、成長因子が毛根の根元にある毛母細胞を刺激し、毛髪を再生させることができるのでは、と考えた。
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社会 2012年03月17日 11時00分
グリーンジャンボ史上最高5億円 「庶民の夢」宝くじ利権を貪る黒幕の総務省・みずほ銀行(3)
「宝くじの受託業務から販売、関連業務をすべて取り仕切るのがみずほ銀行で、実際に販売するのは、みずほ銀行から再委託を受けた約1200の販売業者です。全国に約1万7000カ所の売り場がありますが、最大の再委託業者が日本ハーデスグループで、約2000カ所の売り場で約5000億円を売り上げていると言われています。売り場の割合は12%しかないのに、売り上げは5割に達するという化け物会社です」(金融ジャーナリスト) 売上高5000億円といえば、外食産業トップのマクドナルドと双璧。しかも売り場の数2000カ所は、マクドナルド店舗数の3分の2程度だ。 そんなグループ会社が、どういうわけか存在さえも秘密にしたがるのは、一体なぜなのか。 「同社は旧第一勧業銀行時代に、同銀行の全面支援を受けて宝くじ事業を行っていた『日宝販』という会社の末裔です。この会社は、旧一勧、旧富士銀、旧興銀の3行合併が発表された直後の1999年12月1日に一度清算され、銀行との資本関係を解消し、社名を『ニッポーハンです』をもじって日本ハーデスとして設立された。日本ハーデスグループは、宝くじ販売の関連業務を請け負う『機能別子会社』と、全国で宝くじを販売する『地域販社』の2つに大きく分けられ、代表取締役は森信博氏、宮本裕氏(両氏共に、みずほコーポレート銀行元副頭取)、小野正人氏(みずほ銀行元副社長)の3人。いずれもみずほファイナンシャルグループ(FG)の最高幹部を歴任し、退任直後に日本ハーデスの代表取締役に就任しています。しかし、こうした人的交流はあるものの、資本関係はFGとの間に存在しません。ちなみに正確にはハーデス社は、FGというより『旧一勧』の天下り会社です。もっと正確に言えば、旧一勧というより旧第一銀行と旧日本勧業銀行が合併する前の旧勧銀出身者の“牙城”なのです」(全国紙経済部記者) 驚くべきことに、この機能別子会社も地域販社も、すべて旧一勧出身者が代表取締役に就任しているという。この件について、みずほ銀行経営企画部に尋ねると、「弊行一般事業法人のお客様のひとつです。また日本ハーデス様に当FGの幹部が雇用されているという指摘につきましては、『他社の人事採用活動についてはわかりかねます』としかお答えできません」との返答だった。 宝くじ販売事業の過半が、旧一勧OBが運営する企業グループに再委託されているという事実に対し、みずほ銀行は、まるで無関係であるようなコメントを発するのだ。一般社会から隔離され続けているのも納得である。 自身のことは棚に上げながらも総務省は、宝くじ販売の硬直化と一銀行独占による高コストにつながる弊害を認識しているようで、昨年末、宝くじのジリ貧挽回策を検討してきた同省の「宝くじ活性化検討会」(座長・大森彌東大名誉教授)は、ネット販売などとともに「受託銀行が多数参入することによる競争性確保」のための策を提言している。 みずほ銀行が宝くじの受託を独占しているために、“親密会社”日本ハーデスが既得権化していることを強く問題視しているわけだ。 しかし、前出の金融ジャーナリストはこう喝破する。 「旧一勧が積み重ねた販売ノウハウは、他の金融機関が今更マネしようとしても無理な話です。今後もみずほ銀行の受託→日本ハーデスへの丸投げという構図が瓦解することはないでしょう。同社の抱える売り場は一等地が多く、『西銀座チャンスセンター』もそのひとつです」 1等当選金が跳ね上がったおかげか、売り上げは上々だという今回のグリーンジャンボ宝くじ。しかし、配当に回される割合が変わったわけではない。震災復興支援という名の下にあっても、いつものように巨額の金がムダにされていることだろう。 果たして、宝くじという金城湯池にどっぷり浸かるこれらの存在は許されるものなのだろうか。 5億の夢が散った後に、ぜひ考えてみて欲しい。
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社会 2012年03月17日 11時00分
AIJ投資顧問 闇に消えた年金1853億円!(2)
さらに驚くべきは、AIJで運用の中心にいた松木新平取締役も、これまた野村OBなのである。古参の証券マンが語る。 「彼は高卒のキャリアながら、東大卒が幅を利かせる野村にあって常務まで昇進した異色の経歴を持っています。1997年に起きた、当時の4大証券(野村、大和、日興、山一)を総舐めした総会屋への利益供与事件(損失補填による利益供与)で失脚したものの、今度は後輩に当たる浅川社長とタッグを組んで復活した図式です。オリンパス事件に絡んだ面々を含め、野村人脈はそれだけ横の繋がりが深いのです。その彼らが英知を結集すれば、究極のマネーロンダリングなど朝飯前ということですよ」 金融界を直撃したこの利益供与事件では、第一勧銀の宮崎邦次会長(当時)が首吊り自殺をした。 歴史の皮肉と言うべきか、オリンパス事件においても、インドで医療事業を手掛ける『オリンパスメディカルシステムズインディア』の大森力社長が2月20日、ニューデリー郊外の公園で首吊り自殺しているのが発見された。 大森社長はインドへ単身赴任だったとされ、地元警察は日本語で書かれた家族宛の遺書と「迷惑をおかけして申し訳ありません」と書かれた遺書を発見したが、何に対する“迷惑”なのかは不明。この件に関してオリンパスがコメントを控えていることもあって、1300億円余に及ぶ飛ばしスキャンダルとの関係を詮索する声が渦巻いている。 前出の証券マンが言う。 「オリンパスといい、今回のAIJといい、問題は百戦錬磨の野村OBが用意周到にシナリオを描いて実行に移したこと。これでは第三者が運用実態を把握するのは容易じゃない。現にAIJではケイマン諸島を振り出しにバミューダの投資信託や香港の大手銀行も絡むなど、手法は至って複雑。これを一つずつ炙り出さなければ消えた年金の暗部まで踏み込めない以上、証券等監視委員会や金融庁の苦戦は避けられません。当然、捜査当局の出番が早まるでしょう。あまり考えたくはありませんが、これでキーマンが自殺しようものなら“死人に口なし”となる。そうなった日には目も当てられません」 AIJの問題が厄介なのは給付額が減額されるだけでなく、最悪のケースでは運用を委託した基金が行き詰まった揚げ句、厚生年金そのものに波及しかねないことだ。もし、そんな事態になれば、国民にとって「対岸の火事」では済まなくなる。だからこそ金融庁は大慌てでAIJの実態解明に取り組んでいるのだが、野村とは別の大手証券マンは辛らつだ。 「国内の大手格付け会社はAIJが不正行為に手を染めている疑いが濃厚だと以前から指摘していた。にもかかわらず、金融庁は野放しにしてきたということ。まさに、正義の味方をアピールするためのアリバイ工作に過ぎません」 金融庁が躍起になるのは当然。しかし“悲劇”の歴史が繰り返されるようなことは、あってはならない。
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レジャー 2012年03月16日 18時00分
ファルコンS(GIII、中京芝1400メートル、17日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、ファルコンSは◎レオアクティブが豪快な末脚で差し切りを決めます。 前走の朝日杯FSは、後方に下げて追走。道中は脚をタメて、4角大外を回り直線勝負。メンバー最速の上がり3ハロン、34秒9を駆使し、最後までしっかりと伸びて3着確保。マイルにメドの立つ内容で、収穫ある一戦でした。前々走の京王杯2歳Sでは、外から豪快に伸びて決め打ち。1400メートルは2-2-1とパーフェクト連対で、折り合い難の課題がある馬だけに距離短縮はプラス。 この中間は、攻め豊富で動きに機敏さが出てきました。力の出せる仕上がりですね。今回は先行馬が多いですし、展開も向きそう。中京の芝は未知ですが長い直線は合いそうだし、坂もこなせます。悪馬場の経験はありませんが、力強い走法を見ていますと、それほど苦にはしないようにも感じます。ここは、底力を信頼します。(14)レオアクティブ(12)ローレルブレット(17)サドンストーム(5)トウケイヘイロー(15)ブライトライン(3)メイショウヒデタダ(4)キングオブロー馬単 (14)(12) (14)(17) (14)(5)3連単 (14)-(12)(17)(5)(15)(3)(4)レオアクティブ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2012年03月16日 15時30分
局アナ経験なしのフリー女子アナに受難の時代到来?
先ごろ、フリーアナウンサーの皆藤愛子が3月末でフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」を卒業することが発表された。同番組のリニューアルに伴うもので、今後は同局「めざましどようび」のメインキャスターに専念。皆藤の後任は同局の山崎夕貴アナがつとめることが決定してる。 「皆藤は現役早大生だった05年に同番組でデビューして『愛ちゃん』の愛称で親しまれ人気者となり、キャスター業以外にもCM出演、女優業、ラジオのパーソナリティー、写真集発売など売れっ子に。しかし、気象予報士の資格を取るわけでもなく、相変わらず、番組を仕切れる力量もなく、皆藤を気に入っていた大塚範一キャスターに代わり、同局の三宅正治アナのメイン司会就任が発表されたばかりで、“後ろ盾”がなくなったため、上手い具合に“リストラ”された」(フジテレビ関係者) この背景には、相変わらずテレビ各局に吹き荒れるコストカットの嵐の影響も少なからずあるようだ。 「昨年の東日本大震災以降、CMの出稿量の落ち込みが激しいため、各局は制作費を大幅に削って対応するしかない。となると、真っ先に対象となるのが皆藤のようなフリーのアナウンサー。民放キー局ではなくとも、局アナ経験がある程度あれば番組の仕切りなどひと通りのスキルを身につけているので使いようがある。後は、気象予報士などテレビ界で役に立つスキルを個人的に身につけていれば今後、生き残っていけるだろうが。今後、フリーの女子アナには受難の時代が到来しそう」(テレビ関係者) 同じフリーといっても、元フジの高島彩アナ、元日テレの西尾由佳里アナら元局アナの実力者は相変わらず古巣から重宝されているため、フリーの女子アナが入り込む枠はますます狭くなっているだけに、フリーの女子アナは何か自分にしかない“武器”が必要なようだ。
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芸能 2012年03月16日 15時30分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(3) 「自分を見失ってませんか? と母からガチの手紙が届く」(ピース・綾部祐二)
今年の「よしもと男前ランキング」で1位になった、ピースの綾部祐二。いっぽうで、天狗っぷりも拡大している。それをマジで検証しているのが、日テレ系『芸人報道』。昨年から、仲間の証言まじりで披露しており、13日オンエア分では、「帰ってきた 綾部天狗祭」と題したコーナーが組まれた。 綾部が住んでいるのは、都内屈指の高級住宅街・表参道。家賃は46万円。テラスで女性と遊ぶのが至福のときで、後輩には「表参道に住んでるから、気軽にティッシュも買えねぇ」と自慢している。 気がきく性格が災いし、後輩の礼儀、ボケ、台詞に対しても、口うるさい。よしもとの若手芸人が出演している東京・渋谷のヨシモト∞ホールに綾部が来た日には、控え室に緊張の糸が張り詰める。挙げ句、後輩が自分よりおもしろいことを言おうとすると、睨みつける。これを、「綾部eys」と呼ぶらしい。 ほかにも、視聴者のツイッター情報で、さらなる噂が。「俺はキモいと言われたことがない。ちっちゃいころから、かわいいって言われてた」。「俺、そこそこのマンションに住んでるよ。領収書見たら、ドン引くと思う」。「(よしもとの常設劇場・ルミネtheよしもとに客が少ないと聞くと)月9俳優が出るのに空席がありますよって、Twitterで言ってください」。 枚挙にいとまがない綾部の天狗伝説を危惧して最近、実家の母から「自分を見失っていませんか?」と、ガチの手紙が届いた。しかし、その天狗っぷりに今春、ある異変が…。『元祖天狗納豆』を発売している茨城県水戸市の納豆会社の社長が、綾部にイメージキャラクターになってほしいと、オファーしてきたのだ。綾部の天狗が商品化。このてん末はいったい、どうなるのだろうか。<訂正>文章中茨城県の表記に誤りがありました、修正してお詫びいたします。
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レジャー 2012年03月16日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/17)フラワーカップ 他4鞍
☆中山11R「フラワーカップ」(芝1800メートル) 今週も道悪馬場は避けられず、波乱含み。その中で、素質馬のオメガハートランドに期待。 道悪馬場はやや重までは克服しており、悪化しても大きな減点材料にはならないだろう。となれば、フェアリーS4着、クイーンC9着と重賞で好戦してきた実力はここでは一枚上の評価を与えられ、チャンスは十分あると確信する。しかも、2戦とも能力を出し切ったわけではない。 フェアリーSは外枠(13番)でコースロスが大きかったし、勝負どこで他馬に寄られる不利も受けている。また、クイーンCは放牧明けで急仕上げの状態だったのだ。それで、着差はクビ、0秒7だから実力を疑う余地はない。乗り替わりも、手の内に入っている(2勝目を挙げた時のコンビ)石橋修騎手なら全く心配無用。 もちろん、今度は仕上げに抜かりはないし、能力に影響するほど枠順の不利もない。差し切りが決まると見た。◎13オメガハートランド○7メイショウスザンナ▲8ミヤコマンハッタン△1ブリッジクライム、3チャーチクワイア☆中山10R「韓国馬事会杯」(芝1600メートル) 実力拮抗したメンバー構成だが、勝利の指針は、プラスアルファーの大きい4歳馬。この条件に当てはまる、ミヤビファルネーゼをイチ押し。 昇級初戦の前走は前半折り合いを欠いた分、9着と失速したが敗因は明らかだし、0秒8差なら巻き返しは十分可能だろう。今度は得意の中山コース(2勝)に替わるし、前走の二の舞をすることは考えられない。血統、走法から道悪馬場もこなせそうだし、差し切りのチャンスだ。◎11ミヤビファルネーゼ○8ドリームバスケット▲2ディープサウンド△7ムクドク、9クーデグレイス☆中山9R「鎌ケ谷特別」(芝1800メートル) 休み明け2戦目で走り頃の、ソウルフルヴォイスで今度こそ。 中山はここまで、<2210>と安定感抜群の得意コース。実力的にも昨春の福島牝馬Sで重賞メンバー相手に3着と好走実績があるように、牝馬同士のここでは上位。乗り替わりも手の内に入っている内田騎手なら心配無用。勝利へ導いてくれるだろう。◎3ソウルフルヴォイス○1ミッキーレモン▲5ハッピーグラス△8クラックシード、9ケープタウンシチー☆中京11R「ファルコンステークス」(芝1400メートル) 1400メートル2戦2勝と、実績最右翼のトウケイヘイローが3勝目をゲットする。 3走前のくるみ賞は、レオアクティブを0秒2差突き放しレコードのおまけつきだから大したもの。朝日杯FS、シンザン記念はいずれも4着に終わっているが、適鞍を得たここで本領を発揮する。放牧効果で仕上がり状態もほぼ万全。◎5トウケイヘイロー○14レオアクティブ▲1エクセルシオール△12ローレルブレット、17サドンストーム☆阪神11R「若葉ステークス」(芝2000メートル) 次元の違う強さできさらぎ賞を圧勝(0秒2差)した、大器ワールドエースには逆らえない。 調子はもとより、相手関係、距離、コースなどどの角度から見ても死角はない。ここは皐月賞の通過点。普通に走ってくれば結果は付いてくるだろう。◎11ワールドエース○12アルキメデス▲3ラフィングインメイ△13ミルドリーム、16グランプリブラッド※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年03月16日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/17) 若葉S・フラワーC
◆阪神11R 若葉S◎ワールドエース “東高西低”がささやかれるクラシック戦線だが、関西の主役ワールドエースがそんなムードを打ち払うだろう。一競馬ファンとしては、弥生賞やスプリングSで他の強豪との前哨戦を観たかったが、ここから本番へ向かうということはそれなりの思惑があるのだろう。栗東で取材した者によれば、「コーナー4つの競馬を経験しておかないと本番では厳しいから」というのが大きな理由のひとつ。確かに、コーナー4つだった2走前の若駒Sでは2着に敗れている。5頭立ての超スローペース、さらに切れ味を削がれる重馬場と不利な条件が重なってはいたが…。折り合いに若干の不安を残す現状だけに、本番前に再度経験させる意味合いからと先々のためにも我慢を覚えさせて皐月賞へ向かう、そういった腹積もりからのようだ。 「頭が鉄板の時、ヒモは人気薄」若い頃に通っていた居酒屋のおやじがよく口にしていたが、今回はそのケースか。ガミにならないよう総流しで。【馬単】(11)→総流し◆中山11R フラワーC◎メイショウスザンナ○ヘレナモルフォ▲マイネボヌール△チャーチクワイア△オメガハートランド△ターフデライト クラシック戦線が“西高東低”となって久しいが、今年は妙な年で桜花賞のTR全てを関東馬が制している。いずれも快勝だっただけに、“たまたま”ではなく例年になく関東の3歳牝馬の層が厚いのは確かだろう。 さて、3週間後に迫った桜花賞へ向けての最後の前哨戦。04〜06年にかけては、ダンスインザムード、シーザリオ、キストゥヘヴンと3年連続でフラワーCの勝ち馬が本番で連対を果たしており、今年は抜けた印象の馬こそいないものの注目が必要な一戦ではある。1勝馬に魅力的な馬がおらず4頭いる2勝馬が中心か。流れ的に関東馬、なのかもしれないが、敢えて関西馬メイショウスザンヌを狙ってみたい。3戦目の初V以降も気性面に課題の残るレースぶりが目立ったが、前走セントポーリア賞では逃げて牡馬を完封。現状では、馬混みの中で競馬をするよりも逃げた方が力を発揮することがわかった。中山コースで逃げて2勝を挙げているヘレナモルフォとの兼ね合いになるが、おそらく今回もハナを主張するだろう。武豊騎手が行けば無茶な流れにはならず先行馬有利の競馬。行った行ったが本線で、後ろの馬で連絡みの可能性があるのは瞬発力のある馬だけだろう。【馬連】流し(7)軸(3)(4)(13)(14)(16)【3連単】フォーメーション(7)→(3)(4)(14)→(3)(4)(13)(14)(16)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2012年03月16日 15時30分
巨人・野間口まさに崖っぷち! 入団前にこづかい200万円の授与も判明
朝日新聞が3月15日、読売巨人軍が97〜04年に6選手と、新人契約金の最高標準額(1億円プラス出来高5000万円)を超える契約を結んでいたと報じた問題で、巨人側が猛抗議。朝日は反論し、朝日と読売による全面戦争勃発の様相すら呈してきた。 朝日が報じた6選手の契約金は、阿部慎之助捕手(00年ドラフト)=10億円、野間口貴彦投手(04年)=7億円、高橋由伸外野手(97年)=6億5000万円、上原浩治投手(98年=現レンジャーズ)=5億円プラス功労金1億2000万円、二岡智宏内野手(現日本ハム)=5億円プラス功労金7000万円及び別の出来高3000万円、内海哲也投手(03年)=2億5000万円とされる。 このうち、上原、内海はエースとして、阿部、高橋、二岡も主力打者としてプレーしただけに、契約金が高いとはいえ、ファンも納得する部分があるだろう。 しかし、ただ1人、期待に応えていない野間口(28)はバッシングにさらされそうな気配だ。プロ入り前、社会人のシダックスに在籍していた野間口は、即戦力ルーキーとして高い評価を受け、阪神、西武も獲得に動いていた。巨人としてはその競合に勝つために、高額な契約金が必要だったということになる。 野間口は1年目(05年)こそ、4勝をマークしたが、その後は鳴かず飛ばず。プロ通算7年で、わずか13勝。09年からは中継ぎ要員に降格し、10年、11年はともに12試合の登板しかない。とても、契約金の額に見合う働きをしているとはいえないのだ。 朝日が野間口の入団前の04年に、巨人が200万円を渡したと報じた件に関し、巨人側もこれを認めた。巨人は野間口への金銭授与も把握していたが、桃井球団社長は「(社会人のため)日本学生憲章で禁じられている選手ではないので、(当時)公表しなければいけないものでもないと判断した。今回(朝日新聞から)取材を受けたので申し上げておきます」と説明した。 04年当時、明治大の一場靖弘投手(楽天→ヤクルト)が巨人、阪神、横浜から金銭を受け取っていたことが判明し、各球団のトップが引責辞任。巨人は200万円を渡しており、渡辺恒雄オーナー(現球団会長)が職を辞す事態に発展した。ところが、当時は社会人選手への金銭授与禁止の明確な規則はなかったのである。一場問題がきっかけとなり、05年6月に12球団は社会人を含めて一切の利益供与を禁じたが、巨人の認識は野間口に関しては“セーフ”なのだ。 上原や高橋を上回る7億円の契約金を手にした上、入団前には200万円のこづかいまでもらっていたことが明らかになった野間口。入団後、一流プレーヤーになっていればいいのだが、この成績では批判の的となるのは避けられないのではなかろうか。 オフには結婚もし、剣が峰。まさに今季崖っぷちといえる野間口。立派な成績を収めて、「高い契約金を払ってでも、獲得して良かった」と、球団にもファンにも思われるような選手になることが望まれるところだ。(落合一郎)
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トレンド 2012年03月16日 15時30分
三谷啓子の「マイクと声と私」第7回 〜番組中継編〜
ラジオ放送はテレビ放送と違って、ちょっとした機材があれば、身軽に出かけて中継をすることは可能なのです。その機材とは「携帯電話」「マイク」「マイクロフォン中継アダプター(かなり小型です)」…それと「イヤフォン」。 中継は生放送の本番中にリポーターが行います(ラジオを聴いてれば、よく耳にしますよね)。リポーターが「ひとりしゃべり」で中継を繋ぐ場合や、相手がいてインタビューする場合と、その時の状況に応じてリポーター中継シーンを声で伝えていきます。 つい先日、私がレポーターとして出かけて行った先は、東京・立川の『立川高島屋』。正面玄関口で『防災フェア』(東京消防庁・立川消防署の協力)を開催、私が「しゃべり」を担当した訳です。 イベントでは「実際の救助」「救急活動」や「東日本大震災の活動状況のパネル展示」「起震車体験」「防災服着用コーナ(子供用です…私にも入りました!)」…などがあり盛り沢山。買い物客はみなさん、足を止めてイベントを凝視しておりました。 前ふりはこの位にして、ここからが今回(番組中継編)の本題です。 中継する場合は、取材現場に到着すると先ず取材対象の責任者に挨拶。そしてインタビューを受けてくれる人との打ち合わせ。それから現場の状況と情報を取材します。そのあとは中継の時間まで、自分自身の目で中継場所を見て触れて、そして空気も感じておくことが大切です。 今回のイベントでは私が体験した起震車について綴ります。 大きなトラックの荷台にある部屋に靴を脱いで入ります。3畳ほどのスペースに食卓テーブル、流しにはガスコンロ(もちろんダミーです)、天井には電気の笠、地面はカーペットが敷いてあり、まさしく自宅を思わせる内装なのです。 私が部屋に入るや地震の体験がスタート。最初は震度6(関東大震災の揺れです)の体験をしました。初めは下から突き上げるような揺れを感じ、続いてにわかに激しい横揺れを体験…何と、1分半も続いたのです。立ったままで体験しようとしたのですが、揺れを感じると立っていられなくなり、テーブルの下に潜って「四つんばい」になろうとするのですが、これが結構、困難。お恥かしながら私が消防職員に注意されたこと−−『頭隠して尻隠さず』ではなく『尻隠して頭隠さず』状態だったのです。皆さんはテーブルから頭がはみ出ることなく、しっかりと自分の『頭を守って』くださいね。 次は震度7の体験です。これは立っていることすらできず、ただただテーブルの下で(テーブルの)脚にしがみついていただけ。動くことも体勢を変えることも、もちろん移動することもできないような恐ろしい揺れ。自分の意思で行動ができないモドカシさを実感しました。 しかし−−これは「起震車であること」「地震が今からくるとわかっていること」「絶対に安全な状態で終了できる」体験ですから、心構えができています。 実際、本当に体験した様な地震が前触れもなく襲ってきたらどうなるのだろう−−。建物が崩れるのではないだろうか、一体、私はどうなるのだろうか、子供たちは今、どうしているのだろう、火の始末は? …等々、心の恐怖も襲ってくるはずです(因みにガスコンロの火は地震が収まってから切りましょう)。 前置きが長くなりましたが、レポーターは自分自身が実際に体験した話を伝えることが大切です。自分は体験して知っていることを『見ていない人』に、情景が浮かんでくるように声だけで伝えるのは難しいことです。一人よがりにならないよう言葉を駆使して、臨場感溢れるレポートをするには《第三者的な目線》や、《俯瞰して物事を見る力》も必要なのです。 それからインタビューについては、相手を紹介する時に《この人は誰なのか》《何の話が主題なのか》ということを柱に進めていきます…。 話が散乱するので今回はこの辺にしましょう。この続きはインタビュー編で綴ります。(エフエムたちかわアナウンサー・エフエムたちかわアナウンススクール校長)【三谷啓子(みたにけいこ)プロフィール】特技・広島風お好み焼き作り(腕は抜群! と自画自賛)趣味・国際交流ボランティア活動(ホームステイの受け入れや留学生交流、やっぱり“人”が好き)褒賞・2007年3月「防災・防犯無線」アナウンスの永年協力に対し、立川市長より感謝状を授与される〜2010年から立川拘置所で全国初の所内放送をボランティアで始め、新聞各紙、TV、ラジオ、海外メディアにも大きく取り上げられ、注目を集めている〜