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その他 2016年05月01日 15時00分
【幻の兵器】ヒトラーの社会主義的な政治体制下では「奇想砲」のような無駄な開発も堂々とまかり通っていた
ナチスドイツの秘密兵器といえばとにかくV兵器(フェルゲルトゥンクス・ヴァッフェン:報復兵器)が有名だが、ドラマや映画にも度々登場するV1号や2号の陰に隠れて、すっかり忘れ去られたV兵器もあった。それが、通称「ムカデ砲」と呼ばれたV3号で、最も影が薄くかつ最も資源を浪費し、さらに最も効果のなかったV兵器だった。このV3号は砲身側面に複数の装薬燃焼室を持つ多薬室砲で、あたかも魚の骨かムカデのような格好をしていた。中央の主砲身へ枝状に接続されたパイプは全て薬室で、それぞれ発射火薬が装填されていた。専門的な部分は割愛するが、砲弾が発射されると両側の発射薬が次々に発火し、砲弾を徐々に加速していく仕組みだった。 このV3号はドイツの鉄鋼大手であるレヒリング製鉄製鋼有限会社(現在はプラスティック大手のレヒリング兄弟合資会社)に所属していたアウグスト・コンダー技師が中心となって開発した兵器である。また、コンダー技師は極めて強い貫通力を誇る「レヒリング有翼弾」を手がけたことでも知られており、火砲や砲弾の設計についてはドイツでもトップクラスの人材だったとされる。 多薬室砲の概念そのものは19世紀から存在しており、南北戦争前にはアメリカのライマンが「改良型加速火砲」として特許を取得している。しかし、ライマンは開発に失敗し、後に連発銃や機関銃を開発していたアメリカのハスケルも加わって開発を再開するが、やはり成功には至らなかった。 ほぼ同時期、フランスのルイ=ギヨーム・ペローがアメリカのそれとは全く別個に多薬室砲の特許を取得し、パリ万博へ出品している。ペローの多薬室砲は、第一次世界大戦中にドイツの長距離砲を破壊するための火砲として注目され、開発を試みられるが、具体的な作業へ着手する前に戦争が終結したため、机上の計画にとどまった。 しかし、第二次世界大戦において、対仏戦に勝利したドイツがパリで多薬室砲の資料を押収し、それがV3号を開発するきっかけになったとする説もある。少し考えただけでもすぐにわかることとして、砲弾が薬室を通過した直後に発火しないと、全く加速しないどころか砲身が破裂する危険性もあり、発火時期の制御は極めて困難だった。しかし、既存の技術で射程300キロに達する火砲というのは魅力的で、北フランスからロンドンを砲撃することを目標として開発を進めた。だが、資料によっては20000発もの砲弾を無駄にしてもなお実用には遠く、特に高圧に耐える砲身の開発が問題となった。また、火砲の仕組みそのものが非常に複雑かつ巨大であり、砲撃陣地の場所が限られている上、構築にも時間と労力が必要という問題もあった。 とはいえ、砲身の破裂などに悩まされながらも、大戦末期には採石場などを利用した砲撃陣地を構築してルクセンブルク市を砲撃、多少なりとも戦果を上げている。だが、最終的には連合軍の空爆で実験基地を破壊されたり、砲撃陣地を占領されたりしたため、戦局に影響をおよぼすことはなかった。 ただし、ナチスのV3号には、思いもよらぬ後継者が存在している。カナダの弾道工学者ジェラルド・ブルが1960年代に推進した宇宙軌道へ物体を送り届ける大砲、プロジェクトHARPがそれだ。ブルは点火をコンピュータ制御することでタイミングをシンクロさせ、最良の効率を引き出すことに成功したのである。ベトナム戦争による米加の対立などもあって計画は中止されるが、ブルは1980年代末にイラクのフセイン政権と契約し、プロジェクト・バビロンと呼ばれる巨大多薬室砲の開発に着手する。しかし、当のブルが1990年に暗殺されたばかりか、目的を偽って各国へ発注されていた砲の部品も当局に押収されたため、計画は頓挫したのである。 またドイツでは、このV3以外にも奇妙な兵器をいくつか開発していた。まず、酸素と水素を混合して高圧の空気流を作り出し、空気の塊を飛行機に当てて撃ち落とす風力砲が開発された。ヒラースレーベン演習場で実験が行われ、約180メートル先に設置された、厚さ二センチ半の木板を破壊できることが証明された。また、オーストリアアルプスの山中にあるローファ研究所では、これと別個に圧搾空気で「人工竜巻」を発生させ、敵機を撃墜する兵器も開発されていた。この兵器は渦巻き砲(ヴィルベルゲシュッツ)と呼ばれ、途中から石炭粉を巻き上げて爆発させる方式に変わったが、実用化のめどは全く立たないまま敗戦を迎えた。 そのほか、同じローファ研究所では高波長域の音波が生物にとって非常に危険な効果をもたらすという理論を応用し、リヒャルト・ヴァラーチェク博士が音波砲(ルフトカノーネ)を開発していた。これは、メタンと酸素の混合物を爆発させ、その音を巨大なラッパ状の放射器より放射し、強度の衝撃波を浴びせて敵を殺傷するというふれこみだった。だが、殺害するには50メートルまで接近して40秒間も音を浴びせ続けなければならず、行動不能とするためにも200メートルにまで接近しなければならなかった。 これらの兵器は、どれも通常ならば開発に着手するどころか、書類選考の段階で却下されるような代物でしかなかった。しかし、親方日の丸ならぬ親方ヒトラーの社会主義的な政治体制下では、無駄な公共事業の見本としか思えないような兵器開発も、堂々とまかり通っていたのである。ナチスの正式名称は国家社会主義ドイツ労働者党であるが、社会主義の名前は伊達ではなかったといえよう。(隔週日曜日に掲載)
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アイドル 2016年05月01日 12時00分
呪い? 都市伝説? カントリー・ガールズに降りかかる数々の厄難
ハロー!プロジェクトの“7人組”グループ「カントリー・ガールズ」の稲場愛香が、持病の喘息による活動休止を発表した。このところ、グループの活動にまったく姿を見せなくなっていたため、ファンの間では「脱退」も心配されていた最中の報せだった。 とりあえず、最悪の事態は逃れたということでホッと胸をなでおろすファンの一方、依然として不安を拭い去ることができない者も少なくない。その背景には、20年近くにわたり囁かれてきた都市伝説的な噂の存在も…。 稲場愛香がグループの活動から離脱したのは、4月16日のことだ。東京・ディファ有明で行われた3rdシングル『ブギウギLOVE/恋はマグネット/ランラルン〜あなたに夢中〜』の発売記念イベントを「体調不良」を理由に欠席。ハロプロに限らず、アイドルが体調不良を理由にイベントやコンサートを欠席するのは、さほど珍しいことではない。このときも、多くのファンは「すぐに戻ってくるだろう」「明日は個別握手会があるから大事を取ったのだろう」と、重く受け止めてはいなかったはずだ。 しかし、翌日のグループチェキ&個別握手会にも稲場は姿を表さなかった。山木梨沙と並び、グループで断トツの更新数を誇ってきたブログも、4月14日を最後に途絶えていた。 4月20日、「ご心配おかけしました」のタイトルで、久しぶりにブログを更新。前述の発売記念イベントとチェキ&個別握手会の欠席を詫びた。「やっと戻ってくる」とファンが喜んだのも束の間、その後、ブログの更新は再び途絶えた。4月23日、翌24日に予定していたグループチェキ&個別握手会の稲場の欠席を発表。後日振替および返金対応も告知された。さすがに、ハロプロファンの間でも稲場の体調と今後を心配する声が静かに広がっていった。なかには、「脱退」を危惧する声も…。 その不安が一気に高まったのが、メンバーの森戸知沙希のブログに、ある変化が見られてからだ。5月14日から、全国のライブハウスを回るツアーを予定しているカントリー・ガールズ。森戸のブログでも、「7人体制になって初のツアー」という煽り文句とともに追加公演の告知が毎回されていた。それが、稲場が一時的にブログを更新した4月20日から、追加公演告知に「7人体制になって初のツアー」という文言が使われなくなったのだ。定型だった告知文の変化を、目ざといアイドルファンが見逃すはずがない。ネット上でも、「7人体制じゃなくなるということか!?」「まなかん(稲場の愛称)はやっぱり脱退?」と不穏な空気が広がっていった。 稲場愛香というアイドルについて、簡単に説明しておいた方がいいかもしれない。 2013年5月、ハロプロ研修生に加入。それ以前から、地元北海道のローカルアイドルグループ「PEACEFUL」のメンバーとして活動していただけあって、研修生加入時には下地ができあがっていた。特にダンス技術が高く、2014年11月にカントリー・ガールズのメンバーとなってからは、ハロプロの全体コンサートで好例になっている選抜メンバーによるダンスパフォーマンスコーナーでも「センター」的役割を担ってきた。稲場のダンススキルがハロプロ随一であることは、ファンだけでなく、メンバーたちも認めるところだろう。 その他にも、アイドルらしい特徴的な歌声、機転が利くトーク、ライブ中や握手時のファンへの厚遇など秀でた部分が多く、カントリー・ガールズの一番人気メンバーと言ってもいいメンバーだ。 4月28日22時頃の公式発表で、現在の離脱が病気療養のためであることが知らされ、ツイッター上でも安堵の声が溢れかえった。それだけ、稲場の不在を心配し、彼女に期待を寄せていたファンが多かったということだ。しかし、予定されていた舞台『気絶するほど愛してる!』の大阪公演は中止となり、ツアーも中心メンバーの稲場抜きで行うことになる。グループのPM(プレイングマネージャー)である嗣永桃子も、「不安な気持ちがないといったら嘘になります」と、稲場の離脱を知らせるブログに綴っている。嗣永のブログにもあるように、今が“6人”のがんばりどころだ。 それにしても、カントリー・ガールズというグループは、たびたびアクシデントに見舞われるグループだ。2014年11月に結成、年明けのハロプロ全体コンサートで『愛おしくってごめんね』のパフォーマンスが大きな話題を呼ぶものの、人気の大きな推進力となっていた島村喜唄が突然の脱退。2015年6月12日の公式発表では、「ご家族と弊社との間に埋めることができない隔たりがあることが明らかになってまいりました」という異例の説明もあったため、“銭闘”も含めてさまざまな推測が飛び交った。 うたちゃん(島村の愛称)ショックも癒えぬ同年8月には、山木梨沙がマイコプラズマ感染症を患い、10日間ほどの療養を強いられることに。カントリー・ガールズの勢いに衰えが見えていたことは明らかで、それに対するテコ入れでもあったのだろう。11月、ハロプロ研修生の再注目株、船木結と梁川奈々美の加入を発表。両名への期待度の高さも手伝い、勢いを取り戻しつつあった中での稲場の離脱劇だった。 度重なる不運に、「カントリーは呪われている」という物騒な物言いをするファンもいるほどだ。その言葉の背景には、カントリー・ガールズの前身である「カントリー娘。」に降りかかった厄難の数々がある。 1999年4月、「半農半芸」をコンセプトに誕生したカントリー娘。。メンバーは、戸田鈴音、柳原尋美、小林梓の3人。しかし、同年7月、『二人の北海道』でのインディーズデビュー直前、メンバーの柳原尋美が交通事故によって亡くなってしまう。翌月には、リーダーの小林梓が脱退。「心労」との公式発表ではあったが、「加入前のヌード仕事がバレてクビになった」との噂も。その後、あさみ、里田まいが加入するも、唯一の初期メンバーであるりんね(戸田鈴音)が卒業。みうなの加入、あさみとみうなの卒業と流転を繰り返し、最終的には里田まいが唯一の所属メンバーとなってしまった。 このグループを受け継ぎ、名称を改めて誕生したのがカントリー・ガールズだ。依然、稲場愛香とグループの行く末に不安を残すファンたちも、「呪い」などという非科学的なことを信じているわけではないだろう。ただ、「一度、きちんとお祓いをしてもらった方がいい」「いっそ、改名すべき」と真剣に心配する声が多数あるのも事実だ。 少しでもファンやメンバーの不安が消えるのならば、この際、こだわりは捨て、前向きなリスタートとして改名するのも有りなのかもしれない。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第25回】
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スポーツ 2016年05月01日 12時00分
新日本5・3福岡は豪華6大タイトルマッチに! 永田、ライガーと泣けるか!? 大会展望
今年も「レスリングどんたく」の季節がやって来る! 新日本プロレスは5月3日に毎年恒例のビッグマッチ「レスリングどんたく2016」を福岡国際センターで開催する。4・29グランメッセ熊本大会が中止になったことで、タイトルマッチが当大会に振り分けられたことに加えて、NEVER無差別級6人タッグ選手権の開催も急遽決定。全10試合中、豪華6大タイトルマッチにスペシャルマッチが2試合とまさに東京ドーム大会級のラインナップとなった。今回は5・3福岡大会の全対戦カードの見どころを掲載する。1.キャプテン・ニュージャパン&ジュース・ロビンソン vs バッドラック・ファレ&高橋裕二郎 ヨシタツにハンタークラブ入りを直訴したが保留されているキャプテン。ここはバレットクラブ相手に結果を出したいところ。バレットクラブは最近大人しい裕二郎の奮起に期待したい。2.タイガーマスク&田口隆祐&ジェイ・ホワイト&デビット・フィンレー vs 桜庭和志&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&外道 注目は福岡初登場のオスプレイ。8人タッグなので何処まで予測不能な難易度が高い空中殺法が飛び出すかわからないが、まだ荒削りながらも今後新日ジュニアの中心に間違いなく入って行く選手なので、その一挙手一投足に注目してもらいたい。3.IWGPジュニアタッグ選手権試合<王者組>ロッキー・ロメロ&バレッタ vs リコシェ&マット・サイダル<挑戦者組> 4・10両国大会のリターンマッチ。外国人によるIWGPジュニアタッグ戦は本当にハズレがない。この絡みが新日本マットで見られるのは本当に幸せなことである。両国でも熱を生んだこのカードが福岡でも爆発するのは間違いなく、勝敗に関しては当日運が良かったチームが最後にベルトを巻いているのではないだろうか。それだけ両チームの実力は拮抗している。最初から最後まで目が離せない。4.NEVER無差別級6人タッグ選手権試合<王者組>棚橋弘至&マイケル・エルガン&ヨシタツ vs ケニー・オメガ&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン<挑戦者組> この試合も4・10両国大会のリターンマッチだが、4・27博多スターレーン大会でファレとの激戦を制した棚橋が、ケニーが保持するIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦表明(ケニーは拒否)したことにより、棚橋がケニーを振り向かせることができるのか注目される。また敗れはしたものの、ケニーと大熱戦を演じたエルガン、ハンタークラブ設立に向けて動いているヨシタツと話題を欠かさない王者組に、チームワークに自信がある挑戦者組がどう崩して行くのか。様々なテーマが入り混じったタイトルマッチになりそうだ。5.IWGPタッグ選手権試合<王者組>タマ・トンガ&タンガ・ロア vs 真壁刀義&本間朋晃<挑戦者組> ジュニアタッグと同じく4・10両国大会で王座を明け渡した真壁&本間のGBHが、トンガ兄弟を相手にリターンマッチを行う。ここ数年、IWGPタッグ戦線はなかなか日本人タッグチームが確固たるチャンピオンになれていないだけに、GBHにかかる期待は大きい。またGBHが勝利を収めると会場内が笑顔に包まれることを見ても、ファンから愛されていることがわかる。一発でリベンジして九州に笑顔を与えて欲しい。6.NEVER無差別級選手権試合<王者>柴田勝頼 vs 永田裕志<挑戦者> 小島聡、天山広吉と第三世代を相手に防衛を続けている柴田。天山戦ではダメージから試合後にコメントブースで座り込む姿が見られた。次なる挑戦者は、4・10両国で半ば逆指名される形で永田が登場。柴田は先日の後楽園大会で行われたタッグ戦で中西学も破っており、永田が第三世代最後の砦になる。「もう一度這い上がる」と誓った第三世代にとって永田の挑戦は背水の陣と言ってもいい。リスクを背負う闘いという意味では今大会最も注目のカードだ。7.IWGPジュニアヘビー級選手権試合<王者>KUSHIDA vs 獣神サンダーライガー<挑戦者> 4・10両国でライガーが挑戦表明する形で実現。ライガーは約6年振りのIWGPジュニア挑戦。もし戴冠するとなると2000年7月以来、16年振り12回目の快挙となる。しかしこの後スーパージュニア、スーパーJカップが控えているKUSHIDAは時代を戻すわけにはいかない。8.スペシャルマッチ後藤洋央紀 vs EVIL 昨年11月のEVIL凱旋マッチ以来の対戦。あの時は内藤の介入もあり不透明決着に終わっている。一連の石井戦で覚醒したEVILにとって後藤とのシングルはさらなるステージアップするチャンス。一方の後藤もCHAOSに入り“変化”を誓っているだけに負けられない。二人の肉弾戦は見応えがありそう。9.スペシャルマッチオカダ・カズチカ vs SANADA SANADAはオカダにとってようやく現れた同世代の日本人ヘビー級選手。前哨戦では連日SANADAのSkull EndでオカダをはじめCHAOS勢が絞め落とされて来たが、シングルでは真田聖也時代に使用していた技もいくつか解禁されるはず。ただオカダもSANADAにはまだ手の内を見せていないので、このカードに対する期待値は高い。10.IWGPヘビー級選手権試合<王者>内藤哲也 vs 石井智宏<挑戦者> 内藤の「消化試合」発言に怒り心頭の石井だが、この時点で内藤が主導権を握っている感は否めない。石井が王座を奪取すれば史上最小のIWGP王者が誕生するが、L・I・Jの試合をファンは介入も含めて概ね支持しており、4・10両国のオカダ以上に石井は闘い難いかもしれない。それだけ内藤と石井の立場はこの2か月で逆転してしまった。勝っても負けても試合後の内藤の言動に注目が集まる。 以上、全10カード。今大会の結果は新日本プロレス今年前半戦の大一番、6・19大阪城ホール大会に繋がっていくので、どのカードも結果が重視される大会になるだろう。その中でもベテランの永田とライガーの挑戦は二人がIWGPのヘビー、ジュニアヘビーの王者時代を知るものにとっては感慨深いのではないだろうか。どちらかが戴冠して泣きたいファンも多いはず。はたして福岡で泣けるドラマは起こるのか?(増田晋侍)<新日Times VOL.16>
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スポーツ 2016年04月30日 18時00分
東京五輪にドリームチームはやってくるのか?(後編)
2016年のプロ野球ペナントレースは「新たに導入されたコリジョンルールがどう影響するか」が注目を集めていた。このルール導入に批判的なプロ野球解説者の言葉を借りると、「悪質、かつ故意に走者が相手捕手にぶつかっていくプレーだけを注意すればいい」とのこと。捕手が走者のスライディングに対し、ブロックできなくなるため、余計な失点が増え、投手成績も落ちるのではないかと懸念していた。 善し悪しが決まるのは、シーズン終了後になるのかもしれない。しかし、別の見方もされている。 「アメリカ(メジャーリーグ)ですでに導入されている以上、日本が違うルールで公式戦を続けるのは…」(球界関係者) 2015年、メジャーリーグで正式採用され(禁止事項になったのは14年)、NPBも今年からそれに従った。WBCなど、今後さらに盛んになる国際試合に向け、ルールの解釈を統一しておきたいとの思いもあったのだろう。 「MLB(大リーグ機構)とNPB(日本プロ野球機構)が目指す共通事項があります。それは試合時間の短縮です」(前出・同) 大リーグ機構が試合時間の短縮を目指す理由はシンプルで分かりやすい。莫大な放映権料を生むテレビ局との“お付き合い”である。全米4大ネットワークのテレビ局もそうだが、スポーツ専門のケーブルテレビ局との大型契約がメジャーリーグを支えていると言っても過言ではない。スポーツ専門のケーブルテレビ局・ESPNは2021年までの8年間で、MLBと56億ドル(約6160億円)の契約を結んでいる。それだけの大型契約を結んでいるとなれば、発言力も出てくる。「試合時間をコンパクトに」と働きかけているという。 また、日本の場合は目的が少し異なる。地上波でのプロ野球中継回数が激減して久しい。野球は試合時間が読めない。野球中継は試合終了まで放送できないリスクを常にともなう。それは分かっているが、NPBが「時間短縮」を12球団に強く訴えている理由は、東京オリンピックの追加種目になるかもしれないからだ。 オリンピック大会の最大の収支はテレビ放映料である。その中継するテレビ局側が「試合時間が読めないので野球の中継はたいへん」とこぼしており、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長は追い詰められていた。これはソフトボールと“共闘”する前からの懸念事項であり、だから、2008年北京五輪大会の直前にタイブレーク制が導入され、東京五輪の追加種目当選を目指す議論の場で「7イニング制」などの“ギョーテン策”が提案されるのだ。 「試合時間が長引けば、遠方から観に来てくださったファンが帰れなくなるかもしれない。終電車の時間帯があるからと言って、試合途中で帰るお客さん、『子どもが起きている時間ではなくなった』と言って帰る家族連れ…。ファンサービスの目的もあって、試合時間の短縮を目指しています」(プロ野球解説者) ファンサービス、東京五輪の追加種目当選。NPBが時間短縮を掲げる理由は間違っていないが、辿り着くところはテレビ中継だ。新国立競技場の設計、エンブレムのデザインで必ず出たフレーズは「日本らしさ」。日本には長く野球を愛してきた歴史と文化がある。 「メジャーリーグがオールスター戦級のドリームチームを結成すると言ってくれれば、東京五輪の追加種目は野球・ソフトボールで決まるはずなんですが…」(前出・関係者) 国際オリンピック委員会(IOC)はリオデジャネイロ五輪直前の7月に総会を開き、東京五輪の追加競技を決定する。主催国・日本の思いが届くことを祈りたい。
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スポーツ 2016年04月30日 18時00分
東京五輪にドリームチームはやってくるのか?(前編)
その自信はどこに根拠があるのか…。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長が「東京五輪の追加種目」に関する見解を語ったのは、4月11日に逆上る。 「前向きに交渉している。ベストな解決策を探せる自信も持っている」 「前向きに」と自信満々に語ったその交渉相手とは、大リーグ機構である。今年3月、国際オリンピック委員会(IOC)は東京五輪の追加種目についても議論している。そこで野球・ソフトが当確するための課題として指摘されたのが「メジャーリーガーの参加、大リーグ機構の協力」だった。また、同時に「メジャーリーガーの参加は困難である」との調査報告も受けていた。フラッカリ会長の「解決策を探せる自信も」なる発言は、IOCの悲観論を否定する狙いもあったらしい。 「フラッカリ会長がどういう根拠を持って、『自信がある』なんて広言したのか分かりません。ただ、同会長が言うように大リーグ機構と粘り強く交渉を続けていくしかない」(NPB関係者) 「メジャーリーガーの参加」が野球・ソフトの復活の条件だとしたら、その命運は大リーグ機構の一存で決まると言っても過言ではない。 「東京五輪で野球が復活した場合ですが、WBSCは当初の計画を変更し、出場チーム数を『6』に減らしました。アジア地区と北米、中南米に偏った出場枠についても、IOCに『バランスが悪い』と指摘されています」(前出・同) 野球が公式種目だった2008年北京五輪に逆上っても、大リーグ機構はメジャーリーガーの選手派遣には難色を示してきた。フラッカリ会長は『解決策』について、少しだが、その内容を明かしている。準決勝、決勝の限定参加などの代案を提示するという。 これで、大リーグ機構側が協力してくれるのかどうか分からない。しかし、一縷の望みはある。大リーグ機構は今年3月14日(現地時間)で開催されたMLBオーナー会議で、バド・セリグ コミッショナーの後任を選出した。MLB最高責任者の肩書を持っていたロブ・マンフレッド氏である。 「米国では、マンフレッド氏が新コミッショナーに就くことは既定路線のように捉えられていました。マンフレッド氏は公の場で『課題はたぶん、私の右にいる紳士の後釜におさまることだと思う』と述べていましたので。弁護士でもあり、80年代から労使交渉で敏腕を発揮し、メジャーリーグでストライキが起きた1994年はオーナー側の相談役を務めています。薬物問題でも先頭に立って撲滅を目指して働いています」(米国人ライター) だが、マンフレッド氏が新コミッショナーに選ばれた直後のことだ。米デイリー・チューズ紙はホワイトソックスのジェリー・レインドルフ オーナーのコメントを掲載した。 「マンフレッド氏はソフトすぎる。私は(別候補の)トム・ワーナー氏を推していた」 しかも、マンフレッド氏のコミッショナー選出は満場一致ではなかったという。1回目の投票で22票を獲得したが、規約の4分の3に達しなかったため、2回目の投票が行われ、どうにか承認を得ることができたのが真相だ。前出の米国人ライターがこう言う。 「1回目の投票で22票を得たということは、メジャーリーグ30球団の大半がセリグ路線の継承というか、現状維持を望んでいたとも解釈できます。レインドルフ オーナーの発言には重みがありますが、セリグ路線は変わらないと思います。ただ、マンフレッド氏が1回の投票で承認を得られなかったことで強いイニシアティブを握れなくなるとしたら、何か、セリグ時代にはなかった新しいことをやらないと…」 セリグ路線継承なら、夏の書き入れ時に主力選手を失う五輪協力(選手派遣)はないだろう。マンフレッド氏が独自カラーも出したいとするならば、“大逆転”があるかもしれない。フラッカリ会長は新コミッショナーのマンフレッド氏の胸中をどこまで理解しているのだろうか。
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レジャー 2016年04月30日 17時30分
天皇賞(GI、京都芝3200メートル、1日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、天皇賞(春)は、◎サウンズオブアースが大舞台で重賞初制覇を飾ります。まだ2勝馬で重賞勝ちもありませんが、GIでは菊花賞と有馬記念で2着し、重賞で2着6回というシルバーコレクター。昨年は、日経賞4着から天皇賞(春)は9着。折り合いがついて直線でも見せ場を作りましたが最後は伸び切れなかったので、若干距離が長いのかと心配しましたけど、割と力のいる馬場でしたのでそうなるとこの馬には厳しかったのかもしれません。前走の日経賞は、2番手からスムーズに折り合い、直線で先頭に立ってそのまま押し切ろうとしましたが、勝ち馬に競り負け0秒1差2着。有馬記念と日経賞でゴールドアクターに完敗の格好でしたけど、同斤量の有馬記念と違い、前走は2キロの斤量差がありましたので力の差が生まれていたような気もしましたが目標にもされましたし、有馬記念はクビ差だったように差しに徹すれば結果はまた違ったかも。やはり一線級を倒さないとGI馬にはなれませんから、ここは鬼脚勝負と行きたいところです。菊花賞の3分01秒1の持ち時計は、レコード決着から0秒1差。当日は良馬場でできそうですし、得意の京都外回りで巻き返したいですね。有馬記念2着馬は、天皇賞(春)4勝、2着3回。データも後押しします。◎サウンズオブアース (15) ○ゴールドアクター (17)▲サトノノブレス (14)△キタサンブラック (1)△フェイムゲーム (5)△トゥインクル (2)△シュヴァルグラン (8)ワイドBOX(15)(17)(14)(1)3連単サウンズオブアース 1頭軸マルチ15軸(17)(14)(1)(5)(2)(8)動画予想→https://youtu.be/vqrhkkVnbsI※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2016年04月30日 17時10分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(5月1日)天皇賞(GI)他1鞍
ど〜も! ハッシーです。先週は東京4Rを○→◎で的中させ、馬単1,030円、福島12Rを○→△→◎で的中させ、3連複6,780 円のトータル7,810円をゲットしました。今週は伝統のGI・天皇賞(春)がおこなわれます。先週の勢いそのままでここもズバッと的中させたいですね! ☆東京11R スイートピーステークス(芝1800m) ラブリーアモンは、ここ3戦まともな競馬が出来ておらず3連敗。3戦前と前々走は、後方から4コーナー大外を回っての追い込みで届かず。前走は勝負どころで包まれてほとんど追われることなく、勝ち馬と0秒3差の7着と差は僅か。今回はメンバーレベルが落ちることや、鞍上が田辺騎手に替わり新味が出れば面白い。 ◎(16)ラブリーアモン ○(2)コルコバード ▲(9)ジェラシー △(8)ウインクルサルーテ △(12)アグネスフェアリー △(6)アオイサンシャイン 買い目 【馬単】7点 (16)→(2)(6)(8)(9)(12) (2)(9)→(16) 【3連複1頭軸流し】10点 (16)-(2)(6)(8)(9)(12) 【3連単フォーメーション】20点 (16)→(2)(8)(9)→(2)(6)(8)(9)(12) (2)(9)→(16)→(2)(6)(8)(9)(12) ☆京都11R 天皇賞(春)(GI)(芝3200m) 日本最長距離のGI・天皇賞(春)。一昔前のように生粋のステーヤーが活躍する場ではなくなってしまったが、騎手の駆け引きの面白さは健在。今年は逃げ馬不在で展開が気になるところであるが、前走、前々走と押し出されるようにハナを切ったキタサンブラックが1枠1番の好枠を味方にハナを切るだろう。鞍上は楯男・武豊騎手。天皇賞(春)は、23回騎乗し、6勝2着6回3着4回と複勝率は脅威の69.5%。前走はトップハンデを背負ってクビ差2着と、負けはしたが前哨戦としては十分な内容。一度使われて反応がグッと良くなり、ここを目標にしっかりと仕上げられた。豊マジックで逃げ切り勝ちを期待する。対抗は目下5連勝中のゴールドアクター。レース内容、馬体、すべてにおいて完全本格化。前走は休み明けの上、唯一の58kgを背負っても堂々たる勝ちっぷり。ただし、本格化前と言え菊花賞の時の走りを見ると、3200mに不安なしとは言えないと判断。対抗に留める。▲はこちらも完全本格化したサウンズオブアース。以下、シュヴァルグラン、アルバート、トーホウジャッカルまで。 ◎(1)キタサンブラック ○(17)ゴールドアクター ▲(15)サウンズオブアース △(8)シュヴァルグラン △(10)アルバート △(9)トーホウジャッカル 好調教馬(15)(10)(14) 買い目 【馬単】5点 (1)→(8)(15)(17) (15)(17)→(1) 【3連複2頭軸流し】4点 (1)(17)-(8)(9)(10)(15) 【3連単2頭軸マルチ】24点 (1)(17)⇔(8)(9)(10)(15) ※出走表などのデータは、必ず JRA 公式発表のものと照合して下さい。 <プロフィール> ハッシー 山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2016年04月30日 17時10分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(5/1) スイートピーS、他
2回東京競馬4日目(5月1日日曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「スイートピーS」(芝1800メートル)◎9ジェラシー○4ギモーヴ▲6アオイサンシャイン△2コルコバード、10フェイズベロシティ 本命に推したジェラシーは、新馬戦で1番人気(3着)を集めた素質の持ち主。初勝利を挙げるのに4戦を要したのは意外だが、闘ってきた相手はゲッカコウ(フラワーC2着)、フロンテアクイーン(クイーンC2着)など錚々たる顔ぶれ。この馬の実力も重賞レベルだ。昇級戦のミモザ賞2着の内容も評価できる。先週のオークスTR・フローラS2着のパールコードとコンマ2秒差の接戦を演じているからだ。血統的には距離延びてこそ真価発揮するタイプで、本番のオークスに駒を進めてほしい楽しみな存在。普通に走ってくれば勝ち負けになると確信する。相手は、同じハービンジャー産駒のギモーヴ。休み明けのフラワーCも0秒2差4着と、見どころ十分な内容だったし、叩き2戦目で好勝負。☆東京12Rサ4歳上1000万下・ダ2100メートル◎1パッショネイトラン○8カレングラスジョー▲10ヴィンテージドール△3ポルトボナール、5ステージジャンプ 休み明け3戦目の前走を0秒2差2着と接戦に持ち込み、ここに大きく望みをつないだパッショネイトランをイチ押し。東京コースはここまで、2100メートルを含めて<2021>と、安定感抜群。もとより、目標レースだけに万全と言える出走態勢が整っている。中山の2開催をパスして、満を持しての出走だ。負けるわけにはいかない。当面の相手は、カレングラスジョー。昇級以降、(2)(7)(3)(4)着と地力強化の跡は一目瞭然。好勝負に持ち込みそう。☆京都11R「天皇賞(春)」(芝3200メートル)◎10アルバート○17ゴールドアクター▲15サウンズオブアース△8シュヴァルグラン、9トーホウジャッカル メンバー有数のスタミナとパワーの持ち主、アルバートが金星を奪取する。象徴的なのは破竹の4連勝で重賞初制覇を達成した、ステイヤーズS。相手関係に恵まれていたとはいえ、3600メートルを走って最後はメンバー最速の差し脚を爆発させ、2着を0秒8差突き放した底力は半端じゃない。続く有馬記念は11着とGI初挑戦の洗礼を受けているが、0秒6差なら決して悲観する内容ではない。この経験が、ここで生かされると確信する。距離も2500メートルから3200メートルに延びて、チャンスは一段と広がった。典型的な叩き良化タイプでもあり、前哨戦の日経賞(4着)を使った効果は大きい。大一番に強いルメール騎手が勝利のマジックを披露する。相手は、グランプリ馬のゴールドアクターと、同2着のサウンズオブアース。☆新潟11R「谷川岳ステークス」(芝1600メートル)◎11アルバタックス○13グァンチャーレ▲1インパルスヒーロー△2ヤングマンパワー、6マイネルホウオウ 昨年3着の雪辱に燃える、アルバタックスに期待する。休み明けを使いつつ5着、2着と状態も上昇一途。昨年を凌ぐ勢いで駒を進めてきた。差し切りが決まる。複勝馬券でお薦めは、マイネルホウオウ。状態は休み明け3戦目で一番だし、GI馬の底力を見せつけるシーンがありそう。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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芸能 2016年04月30日 16時40分
週刊裏読み芸能ニュース 4月23日から4月29日
■4月23日(土) オリラジ・藤森が新恋人を明かす お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が「第8回沖縄国際映画祭」のイベントに出席。「30歳のお花屋さんとドライブデートした」と新恋人の存在を明かした。 「昨年秋に交際していたフリーの田中みな実アナと破局。以後、“チャラ男キャラ”に戻る宣言をしたが、根はチャラくないので、そろそろキャラに疲れてしまったようだ」(テレビ関係者) 今度こそゴールインなるか?■4月24日(日) 小泉今日子が能年玲奈との思い出を語る 小泉が都内で行われたエッセイ集の発売記念イベントでトークショーを開催。原宿で撮影したが、「『あまちゃん』で能年ちゃんとのシーンもあって楽しかった」と振り返り、後輩女優について「世話したいと思うのも欲望」と話した。 「能年は事務所とのトラブルで休業中だが、6月で契約切れ。その後、小泉の個人事務所で面倒を見ると言われているが、芸能界の大物も一目置く小泉だけに、誰も文句を言えないだろう」(芸能プロ幹部)■4月25日(月) 水谷豊が監督初挑戦 水谷がタップダンスを題材にした映画で監督初挑戦することを一部スポーツ紙が報じた。23歳の時に構想した映画で来年公開だというのだが…。 「『相棒』以外の主演作はさっぱりだが、今度は監督挑戦。とはいえ、もはや周囲は水谷の決定に物申せない状態で、コケても水谷本人は痛くもかゆくもない」(映画業界関係者)■4月26日(火) 関ジャニ∞が全国ツアー ジャニーズ事務所の関ジャニ∞が今夏に全国7都市でツアーを開催することを各スポーツ紙が報じた。全21公演で21万人を動員予定。 「藤島ジュリー景子副社長が後継者に決まったジャニーズだが、藤島氏が最近、頭を悩ませているのが関ジャニ∞の人気にいまいち火が付かないこと。嵐との差が広がるのは仕方ないが、後輩グループに圧倒的に差を付けているわけでもない。今回のツアーで人気の“底上げ”はなるか」(アイドル誌記者)■4月27日(水) ゲス極。・川谷が報道陣をスルー この日発売の「週刊文春」(文芸春秋)に「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音との不倫交際が発覚し休業中のタレント・ベッキーの手紙が掲載。川谷に対し「もう気持ちはない」と絶縁を宣言した。 同日夜、川谷が都内でゲス極。の全国ツアーの公演を開催。終演後、集まった報道陣の問い掛けをスルーして車に乗り込んだ。 「不倫スキャンダルの影響で、全国ツアー後の仕事はかなり厳しい状況。そろそろ、川谷も真剣に謝罪したほうがよさそうだ」(音楽関係者) まだまだ“両成敗”にはなっていないようだ。■4月28日(木) 無免許運転のイケメン芸人に実刑判決 道路交通法違反(無免許運転)で逮捕された元お笑いコンビ「ベイビーギャング」の北見寛明被告の公判が東京地裁で開かれ、懲役4か月の実刑判決が言い渡された。 3年前にも同じ罪で逮捕され、執行猶予付きの判決を受けていたが、猶予期間中に逮捕されていた。 15日付で所属の吉本興業を解雇。イケメン芸人としてもてはやされていたが、運転をガマンできずに全てを失ってしまった。■4月29日(金) 大人気でも先行きが不安な山P 映画「テラフォーマーズ」の公開初日舞台あいさつに山Pこと山下智久が出席。黄色い大歓声が山Pに集中したため、主演の伊藤英明は「驚異的なのは山Pの人気」と驚き、共演の山田孝之は「山Dもいるよ」とアピールし笑わせた。 「相変わらずの人気の山Pだが、今後のスケジュールが白紙。SMAPの分裂・解散騒動で事務所を辞めた元SMAPの女性チーフマネージャーが山Pも統括していたため、事務所内の“窓口”がいない状態。以前、他人の携帯を盗んで壊して書類送検されたこともあるだけに、しばらく干されることもありそうだ」(芸能記者)
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芸能 2016年04月30日 16時30分
森川夕貴アナも参戦 どうなる? テレ朝の女子アナ出世レース
13年度「ミス富士山」グランプリの肩書きを引っ提げて、この4月1日にテレビ朝日に入社したばかりの森川夕貴アナが、「報道ステーション」(月〜金曜午後9時54分〜)の“お天気お姉さん”として鮮烈なデビューを果たした。 森川アナは静岡県出身で、高校時代に1年間、米国に留学。異文化に触れたことで、語学に興味を持ち、上智大学外国語学部で英語学科を専攻。在学時に富士宮市観光協会が主宰する「ミス富士山」のグランプリに輝いた美貌の持ち主で、1年間、日本全国や米国を飛び回り、世界遺産である富士山のPRに努めた。 そして、テレ朝への入社とともに、リニューアルした「報ステ」への大抜擢が決まり、同11日より、天気を担当。同局で、入社後即、同番組のお天気キャスターに起用されたのは、09年の宇賀なつみアナ以来、7年ぶり2度目。 女子アナ・ウォッチャーのA氏は「お嬢様っぽい品のいいルックスが魅力です。『報ステ』といえば、テレ朝の看板報道番組ですから、同局の森川アナに対する期待は並々ならぬものがあります。ましてや、前任の天気担当だった林美沙希アナの人気が上がってきていただけに、思い切った起用となります。ただ、サポート役として、気象予報士・喜田勝キャスターを付けたあたりは慎重です。まだ、入社したばかりで、原稿も棒読みな感は否めませんが、これからの成長ぶりが楽しみな逸材です」と語る。 同局では、15年度には池谷麻依アナ、紀真耶アナ、田中萌アナと3人の美人女子アナを採用したばかり。森川アナと同期の桝田沙也香アナを加えた、若手女子アナによる出世レースが激化するのは間違いない。(坂本太郎)
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