☆東京11R「スイートピーS」(芝1800メートル)
◎9ジェラシー
○4ギモーヴ
▲6アオイサンシャイン
△2コルコバード、10フェイズベロシティ
本命に推したジェラシーは、新馬戦で1番人気(3着)を集めた素質の持ち主。初勝利を挙げるのに4戦を要したのは意外だが、闘ってきた相手はゲッカコウ(フラワーC2着)、フロンテアクイーン(クイーンC2着)など錚々たる顔ぶれ。この馬の実力も重賞レベルだ。昇級戦のミモザ賞2着の内容も評価できる。先週のオークスTR・フローラS2着のパールコードとコンマ2秒差の接戦を演じているからだ。血統的には距離延びてこそ真価発揮するタイプで、本番のオークスに駒を進めてほしい楽しみな存在。普通に走ってくれば勝ち負けになると確信する。相手は、同じハービンジャー産駒のギモーヴ。休み明けのフラワーCも0秒2差4着と、見どころ十分な内容だったし、叩き2戦目で好勝負。
☆東京12Rサ4歳上1000万下・ダ2100メートル
◎1パッショネイトラン
○8カレングラスジョー
▲10ヴィンテージドール
△3ポルトボナール、5ステージジャンプ
休み明け3戦目の前走を0秒2差2着と接戦に持ち込み、ここに大きく望みをつないだパッショネイトランをイチ押し。東京コースはここまで、2100メートルを含めて<2021>と、安定感抜群。もとより、目標レースだけに万全と言える出走態勢が整っている。中山の2開催をパスして、満を持しての出走だ。負けるわけにはいかない。当面の相手は、カレングラスジョー。昇級以降、(2)(7)(3)(4)着と地力強化の跡は一目瞭然。好勝負に持ち込みそう。
☆京都11R「天皇賞(春)」(芝3200メートル)
◎10アルバート
○17ゴールドアクター
▲15サウンズオブアース
△8シュヴァルグラン、9トーホウジャッカル
メンバー有数のスタミナとパワーの持ち主、アルバートが金星を奪取する。象徴的なのは破竹の4連勝で重賞初制覇を達成した、ステイヤーズS。相手関係に恵まれていたとはいえ、3600メートルを走って最後はメンバー最速の差し脚を爆発させ、2着を0秒8差突き放した底力は半端じゃない。続く有馬記念は11着とGI初挑戦の洗礼を受けているが、0秒6差なら決して悲観する内容ではない。この経験が、ここで生かされると確信する。距離も2500メートルから3200メートルに延びて、チャンスは一段と広がった。典型的な叩き良化タイプでもあり、前哨戦の日経賞(4着)を使った効果は大きい。大一番に強いルメール騎手が勝利のマジックを披露する。相手は、グランプリ馬のゴールドアクターと、同2着のサウンズオブアース。
☆新潟11R「谷川岳ステークス」(芝1600メートル)
◎11アルバタックス
○13グァンチャーレ
▲1インパルスヒーロー
△2ヤングマンパワー、6マイネルホウオウ
昨年3着の雪辱に燃える、アルバタックスに期待する。休み明けを使いつつ5着、2着と状態も上昇一途。昨年を凌ぐ勢いで駒を進めてきた。差し切りが決まる。複勝馬券でお薦めは、マイネルホウオウ。状態は休み明け3戦目で一番だし、GI馬の底力を見せつけるシーンがありそう。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。