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芸能 2012年06月19日 15時30分
主役なのにどんどん出番を減らされる松山ケンイチ
「画面が汚い」などと再三NHK大河ドラマ「平清盛」を批判していた井戸敏三兵庫県知事が18日、アイドルグループ「NMB48」の山本彩と渡辺美優紀とともに神戸市内で行われた節電・クールビズ推進の「SUPER COOLBIZ2012 in 関西」のキックオフイベントに登場。 同ドラマは6月3日の第22話が関西地区で9.2%という前代未聞の低視聴率を記録したが、低視聴率アップのために投入された登場人物のテロップ表示や番組プロデューサーによるツイッター解説などを井戸知事は「視聴者が求めていること」とし、ストーリーについて「一般の人に分かりやすい流れになってきた」と評価したが、遠景の撮影手法については「普通に撮ったらいいのに」と疑問を投げ掛けた。 「3日はサッカー日本代表戦の放送と重なったこともあり、関東地区でも11.0%と低視聴率だったが、前週5月27日の10.2%よりもアップ。6月10日は11.6%、17日は12.1%と低空飛行ながら少しずつ回復している」(NHK関係者) そんな同ドラマについて、発売中の「女性自身」(光文社)が衝撃的な“秘策”が練られていることを報じている。同誌によると、これまでの視聴率を制作サイドが分析した結果、平清盛を演じる主演の松山ケンイチだけでは数字が取りにくいとして、「松山さんばかりクローズアップするのはやめよう」という方針に決定。清盛のライバルである源義朝を演じる玉木宏や武井咲演じる悲劇のヒロイン・常磐御前の出番を増やし、今後、1話のうち松山が5分しか登場しないストーリーも考えられているというのだ。 「たしかに、大河の主演に松山を抜擢したことに対し、局内からは『時期尚早では』との声もあがっていたようだが、いくら低視聴率でも、あまりにも扱いがひどいのでは。来年の大河『八重の桜』の主演は松山と同じ事務所の綾瀬はるかだけに、事務所サイドがNHKに不信感を抱き、関係が悪化しそう」(テレビ関係者) 史実では源氏が平氏に勝利したが、ドラマでは源氏が主役の平氏を押しのけそうで、そのうち、またまた井戸知事が苦言を呈すことになりそうだ。
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芸能 2012年06月19日 15時30分
【週刊テレビ時評】低調の春ドラマ 「Answer〜警視庁検証捜査」「Wの悲劇」は平均視聴率1ケタ台で幕!
4月にスタートした春ドラマは、一部を除き低調だ。 すでに、「家族のうた」(オダギリジョー主演=フジテレビ系列・日曜日午後9時〜)、「クレオパトラな女たち」(佐藤隆太主演=日本テレビ系列・水曜日午後10時〜)は全8話で事実上打ち切りとなった。平均視聴率(以下、ビデオリサーチ調べ、関東地区)は「家族のうた」が3.9%、「クレオパトラな女たち」が7.8%だった。 先週、テレビ朝日系列の3つの春ドラマが終了。「相棒」(水谷豊主演)の後継番組として、同局の期待が高かった「Answer〜警視庁検証捜査」(観月ありさ主演=水曜日午後9時〜)最終話(9話=13日)は8.4%で、平均視聴率は9.6%と1ケタ台に終わった。 武井咲を主演に起用した「Wの悲劇」(木曜日午後9時〜)最終話(8話=14日)は9.4%で、平均視聴率は9.1%と、こちらも2ケタに乗らず。 第9シリーズとなった「新・おみやさん」(渡瀬恒彦主演=木曜日午後8時〜)最終話(9話=14日)は12.3%で、平均視聴率は11.0%とかろうじて2ケタ台をキープ。昨春の前シリーズの平均11.5%と、ほぼ変わりがなかった。 相変わらず、乱高下を繰り返しているのがTBS系列「ATARU」(中居正広主演=日曜日午後9時〜)で、第10話(17日)は13.5%と、前週(10日)の17.1%から大きくダウン。次回は最終話で、いかなる数字で終えるか注目が集まる。 「ATARU」と視聴率戦争を繰り広げている日本テレビ系列「行列のできる法律相談所」(日曜日午後9時〜)も、17日は10.6%と低調。裏でテレビ朝日系列が放送した「そうだったのか!池上彰の学べるニュース 世界が大不況に!?緊急解説SP」(17日日曜日午後8時58分〜11時19分)が15.2%の好視聴率を獲得しており、同番組に食われた格好だ。「家族のうた」の穴埋め番組、「ドラマチック・サンデー〜早海さんと呼ばれる日スペシャル後編」(17日日曜日午後9時〜)は7.8%で、前編(10日)の6.3%より、やや上昇した。 低迷する視聴率の打開策として、ツイッター解説を導入したNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜日午後8時〜)第24話(17日)は12.1%に終わった。もはや、このあたりの数字が“実力”と解釈すべきなのか…。 高視聴率を連発している「2014FIFA W杯サッカー・ブラジル大会アジア地区最終予選」、日本×オーストラリア戦(テレビ朝日系列=12日火曜日午後6時56分〜9時)は35.1%で、ヨルダン戦(8日)=31.6%、オマーン戦(3日)=31.0%をさらに上回った。 また、ここ最近、低迷していたナインティナインのフジテレビ系列「めちゃ×2イケてるっ!」(土曜日午後7時57分〜)17日放送分は16.3%をゲット。久々の好視聴率を得た。(坂本太郎)
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トレンド 2012年06月19日 15時30分
相撲芸人あかつ“すもササイズ”を引っ提げ米NY・アポロシアターに殴りこみ!
惜しまれながら終了した『クイズ★タレント名鑑』(TBS系)では、結婚するまでをドキュメントで追跡された。『アッコにおまかせ!』(同)では、米国ニューヨークでおこなわれた『アマチュアナイト』で3位に入賞したニュースが、2週にわたって取り上げられた。そして、あの和田アキ子の目の前で、ネタを披露した。今、すもササイズを持ちネタにしているあかつが、ジワジワとキテいる。今月20日には再びNYに発ち、一流ミュージシャンを多数輩出したアポロシアターのステージに立つ。世界で通用する(かもしれない)エンターテイナー、あかつに、再び迫った。 −−『アマチュアナイト』における、あかつさんの現況を教えてください。 「今月にマンスリーチャンピオン大会があって、その上位3組が、秋の10月〜11月にある年間チャンピオン大会に出れるんです。とりあえず今は、月間のチャンピオンになりたいというところですね」 −−5月30日に開催されたマンスリーチャンピオン大会では、イケそうな感触をつかんでいたんですか? 「順位は、お客さんの拍手の音量で決まるんですけど、最後に出演者が出てって判定をする前に、“あかつ”コールが鳴りやまなかったんで、あー、これはイケるかなぁとは思ってました。周りは歌手とかばっかりで、僕だけあんなカッコして、相撲で盛りあがったっていうのもありますけど、アメリカのお客さんは物珍しさではなく、ちゃんと、出し物の質でシビアな評価をするんです。私の場合は、相撲とジャクソン5の音楽(『I Want You Back』)に、共感を持ってくれたんじゃないかと思いますけど」 −−そもそも、なぜこのイベントに参加しようと思ったんですか? 「正直、すもササイズのネタは年内いっぱいかなぁと思っていて、そんなときにこういうのがあるって知って。受かっても落ちても、話としてはおもしろいと思ったんです。そしたら、いいほうに転がって、またあのステージに立てるチャンスをもらったんで、なんとかチャンピオンになって、日本に帰ってきたいなって思いますけど」 −−新婚ですが、奥さまはなんと言っていますか? 「喜んではいますけど、嫁が稼いだ金でニューヨークに行ってるんで、ねぇ。早く恩返ししたいなって思います。『ニューヨークのために、月の食費とかを削んないといけないから大変だけど、ダイちゃん(あかつの呼称)のやりたいこと、やって』って言ってくれてるんです」 −−なんてステキな伴侶でしょう! では最後に、旅立つ前の意気込みを。 「今年の目標は、年間チャンピオンになることですけど、チャンピオンになって、それを今後どう使っていったらいいのかがまだわかんなくて…。でも、とりあえず、チャンスなんでね。今は優勝することしか、考えてないですね」(インタビュー・伊藤雅奈子)
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ミステリー 2012年06月19日 15時30分
パワースポット、なのに…!? 壁に浮かぶ巨大なドクロ
ごつごつしたトンネルの岩肌を出口からの光が照らし出している。トンネルを歩いている人は逆光で影のようになっているが、反対側の岩壁にはまるでこの人物を見つめているかのような、うつろな目の大きなドクロが浮かんでいるのだ。見ようによってはこめかみの辺りから角が生えているようにも見える。 そして、光のささない天井から降りてくる一筋の光…。この写真は、愛知県某所で撮影されたものである。 城下町として栄えたこの地には、城が敵の手に落ちた際などの有事に備えてあちこちに抜け道が造られていたという。このトンネルもそのひとつで、岩山を手で掘削して城下を流れる川に繋げている。川には 小さな船着き場があって、常に漁師が数名常駐していた。城が落ち、城主の身に危険が迫った時はこのトンネルを抜け、漁師達の船に乗り込んで敵の目を欺く作戦だったようだ。 幸いにも城が落ちることはなく、このトンネルも逃げ道として使われることや血なまぐさい事件が起きたりした記録はなかったと言うのだが…では、この岩壁に浮かんだドクロは何なのだろうか。 作家であり、オカルト研究家の山口敏太郎は以下のような仮説を立てている。 このトンネルは逃げ道として作られているが、再起をかけるための道として作られたためか非常に優れたパワースポットでもあるという。事実、霊感の強い人はこのトンネルを見て「金色の光が充満している」と表現するそうだ。そのパワーはトンネルの中央付近が特に濃く、正しく写真の場所から光が射しているように感じられるのだという。 また、このトンネルは目を瞑って通れば邪念が落ちるとも言われている。ひょっとすると、トンネルを通った人々から落ちた邪念がこのようなドクロの姿で現れたのかも知れない。(文・写真/山口敏太郎事務所)
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トレンド 2012年06月19日 15時30分
噂の深層 「日常系アニメ」ってなに? ポスト「けいおん」は?
ただ単に、理想の日常を描くだけの、いわゆる“日常系アニメ”の勢いが止まらない。識者は、こんな解説をする。 「日頃の人間関係や、何をやってもうまくいかないような閉塞感のような、日常のストレスに囲まれているのが我々の生活ですが、それが一切ない、まさしく“理想の日常”を描くだけのアニメが“日常系アニメ”です。その代表的な作品が、《けいおん》。元々、軽音楽部の活動を題材にしているものの4コマ漫画ですので、肝心の演奏の様子があまり出てこない。登場する萌えキャラの女子高生達のなんのこともない日常会話の妙が、唯一の見どころだったんですが…」(アニメに詳しいライター) ところが、《けいおん》は、その後、思いもよらぬ人気を博すことになったという。 「アニメ化され、原作のエッセンスを元に登場人物の性格や行動をパターン化せずに深く描くことで、その子が考え抜いて行動するさまが、30代までのヲタだけでなく、若い人の青春のバイブルになってしまった。こうして命を吹き込まれた登場人物たちが、その思いを胸に秘めて演奏するシーンで、泣く人が続出して、ブレイクしたんです」(同) なるほど。そう言われると、少しずつ人気のわけがわかってくるような。 「いっぽうで、演奏される曲は、アニメソングの王道を往くぶっ飛んだ曲調の新鮮な音楽でした。いわゆる、“神曲”といわれるもの。こうして、今や《けいおん》は、青春真っ只中の大学生くらいまでの層からも支持を受け、キャラクターグッズは、女子中高生あたりにも売れている状況が続いています」(同)ということなのだ。 ネット掲示板などには、「その辺のアイドルよりももっと評価されるべきなのに二次元だからという事で評価されないという偏見がこの世の中間違ってると思う」「唯は憂にひび感謝ですもんねっ。その気持ちがこもってていい歌だとおもいます」(原文ママ)などの意見が飛び交っており、今回の取材内容を裏付けるようなコメントともいえるだろうか。 では、ポスト“けいおん”というと、どんなアニメが人気なのか。 トレンディ雑誌などの情報を頼りに(苦笑)やっと捻り出したのが、フジテレビ系列・《坂道のアポロン》というのは、違うのだろうか。ジャズも出てくる。 「《坂道のアポロン》は、ノスタルジックな内容ですし、恋愛模様が中心ですから、ちょっと世界観が違うんです…。あくまで、今どきの青春が描かれていて、登場人物もたくさんいる作品、ひいて若い人にも人気がさらに出そう…ということとなると、《アイドルマスター》あたりが筆頭でしょうか」(都内のアニメショップ店長) …千早というアイドルの子が、声が出なくなったが仲間に支えられて復活する、というエピソードを、たまたまテレビで観たのを思い出した! そこには、悩みというものに対する、理想の日常が描かれているといえるのではないか。 「ほかにも、ポスト《けいおん》と呼べそうなのは、音楽モノに限らなければ、《ゆるゆり》、《ロウきゅーぶ!》などが挙げられる。うちでも、《けいおん》をきっかけにファンになる方が多い日常系アニメです。内容は、バスケ部など部活の青春がテーマです」(同上) 今まで、日常系といえば、ふわふわした日常やギャグが中心だったようだが、これらの作品は、“ちょっとアツい新たな日常系の世界観”が描かれた作品、ということで、更なる知名度のアップも期待されているそうである。
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芸能 2012年06月19日 14時00分
初公開 昭和の大スター知られざる下積み秘話(3)
当時の俳優は必ずどこかの映画会社と専属契約しており、5社協定によって他社の俳優同士が共演することはほとんどなかった。そんな時代、渡部さんたちのような記者が、スターたちの交流を取り持つことも少なくなかった。 「雑誌での顔合わせをセッティングしてあげると喜ばれましたね。そういえばある年、『上半期の新人にスポットを当てる』という企画で座談会を開いたんですが、そのメンバーが日活の石原裕次郎、東映の高倉健、大映の川口浩、東宝の白川由美、松竹の杉田弘子と渡辺文雄。今考えると、凄い顔ぶれでしょ」 こうした取材でも、それぞれの性格がよく表れていたそうだ。 「裕ちゃんや浩ちゃんは、飲んで食べて言いたい放題なのに、健さんはほとんどしゃべってくれなかった。翌日に追加取材をしに行ったら、2人っきりで取材に応じてくれて。しかも、座談会に出席していた杉田弘子とデビュー前に付き合っていたなんて話まで明かしてくれました。この恋は先にスカウトされた杉田から『今度会っても気安く声をかけないで』と言われて終わったそうですけど」 当時、デビューしたばかりの高倉のギャラは一本2万円程度。よく先輩たちの車を洗いながら「早く自分の車が欲しい」とボヤいていたという。 「映画で共演した東映専属の若い女優さんが健さんにほれちゃって、その相談を受けたことも。それで私が健さんのところに『よかったら付き合ってあげて』って頼みにいったんですが、『どうしても妹としか思えない』って断られました。江利チエミさんと結婚するときも、『まだ結婚は早いんじゃないの。もう1、2年先に延ばせないの』なんて忠告したことがありました。人気が出始めていた頃で、結婚の影響を心配したんですけど、今考えれば本当におせっかいもいいところでしたね(笑)」 スター同士のロマンスをカムフラージュするために協力したことは一度や二度ではなかった。 「浅丘ルリ子ちゃんと小林旭の交際が噂になっていた頃は、よくロードショー劇場に一緒に行ってました。先に旭が指定席に座っていて、そこに合流するんですけど、私がいるから『仕事なのかな』ってほかの記者たちの目をごまかせたから(笑)。逆に対談をしてもらったウェスタン歌手の小坂一也が、ルリちゃんのストーカーみたいになっちゃって、私が注意を申し入れたなんてこともありました」 そんな渡部さんの目に現在の日本映画界はどう映っているのか。 「ここ数年、邦画界は盛り上がっていますけど、一つ言えるのは当たってる映画と、いい映画は違うんだということ。私的にはいい作品が是非当たってほしいですね。こんなこと言うと、また映画会社の人に嫌な顔されちゃうかな(笑)」渡部保子(わたべやすこ) 日大芸術学部映画学科から映画世界社に入社。『映画ファン』が休刊するまで編集部に在籍し、その後も映画評論家として映画界に深くかかわってきた。現在は日本映画批評家大賞選考委員代表も務める。この春には著書『昭和のスター 最後の証言』(収穫社)を出版した。
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芸能 2012年06月19日 14時00分
堺・新垣『リーガル・ハイ』は意外なクリーンヒット作 「録画率」はダントツ首位
打ち切りが2本も出た4月期ドラマだが、そのなかで“隠れたヒット”があることはあまり知られていない。 堺雅人と新垣結衣がW主演の弁護士ドラマ『リーガル・ハイ』(フジ)である。ちょっとおっちょこちょいだが、訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門研介(堺)、それに真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子(新垣)の2人が繰り広げるコメディーだ。 このドラマは9回平均12.4%でベスト5入りし、ここにきて視聴率は右肩上がり。7、8回では14%台を続けて出した。 驚きなのは「録画率」がトップということだ。これはソネット・エンタテインメントが行なっている調査で、どのドラマがもっとも録画されているかを調べるもの。こうしたデータはほとんど公表されていないが、多くのスポンサーが『リーガル・ハイ』がトップであることに注目している。 「いまのドラマ視聴者は、リアルタイムよりもブルーレイなどに録画しておき、土・日曜にまとめて観ることが多い。録画視聴率は、本来の視聴率に反映されないので、従来の視聴率を加えるといかに『リーガル・ハイ』が観られているかがわかります。日本には、視聴率調査会社がビデオ・リサーチしかなく、録画率にもほとんど力を入れていない。遅れているというしかありません」(テレビ業界関係者) 『リーガル・ハイ』が「録画率調査」の存在・重要性をアピールした功績は大で、今後は視聴率調査方法を大きく変えていくだろう。
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その他 2012年06月19日 12時00分
物がゆがんで見える…“老化”が引き起こす怖〜い「目」のお話(2)
加齢黄斑変性症は片目ずつ起こると前述したが、一方の目に症状が出た人は、もう片方の目にも起きやすいことも認識しておく必要がある。だから、片目の治療が済んでいても、もう片方の目のチェックを定期的にしなくてはならない。それが視力低下、失明防止へつながる早期発見への道だという。 目は脳と直結し、体の中で最も進化した物を見る器官だが、実は脳の出先器官でもあり、実際は脳で見ている、と言うのは回生眼科院長で『白内障、緑内障が少食でよくなる』(マキノ出版)の著者でもある山口康三氏だ。著書の中でこう記している。 《よく“目は心の窓”といわれますが、目はまた、全身の健康状態を映す窓でもあります》 目は全身の健康状態と深い関係にあって、その人の健康状態をダイレクトに反映しているという。 「健康な人は目がキラキラと輝いているし、病気があると目は力を失ったり、濁ったりします。“目は口ほどにものを言う”も同じ意味で、やる気があるときは目は力を持っているし、精神状態が不調な時は目に力がありません。目は外界と体内部の両方を見せてくれる“ダブルウインドー”になっているのです」(山口氏) それだけ、目の器官は大事であり、しっかりと守らなければならないということである。ちょっとしたことでも心掛けよう。便秘傾向にある人は、加齢黄斑性変性症になりやすいといわれる。1日3回ほど黄色い便が出るように生活改善してみてはどうか。 さらに、睡眠を十分取ることも老化を防ぐ。遅くとも夜11時には就寝したい。テレビやパソコンもほどほどにし、体調が悪い時ほど早く寝ることにする。そして、抑圧された怒りや欲求不満など、ネガティブな感情を減らしたり解消させれば、眼圧が下がるという専門家もいる。あとは何といっても食事療法だ。 「活性酸素も、黄斑変性症を引き起こす要因なので“大食”は禁物。体内で大量の活性酸素を発生させるので、私は“少食のすすめ”を提案します」 これは、栄養管理士で料理研究家でもある林康子氏の弁。さらに、抗酸化作用のあるビタミン、ミネラルなどの栄養素を十分に摂ることだと言う。 中でも重要なのは、ビタミンCと亜鉛。ビタミンCの血中レベルが低い人は、黄斑変性症に2〜3倍かかりやすい。ビタミンCは天然の紫外線フィルターの役目をするので、網膜の老化を防ぐ効果がある。一方の亜鉛も目にとって最も必要とされ、これが不足すると網膜が変性し、逆に十分摂っていれば視力も安定し、黄斑変性症が改善する可能性があるとも言われる。 いずれにしても「仕事が忙しいから」を理由に、人間が生きていく上で最も大切な目を、粗雑にしたりチェックを怠ったりしていると、取り返しのつかない事態に至ることを再認識すべきである。
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芸能 2012年06月19日 11時45分
企画の枯渇ぶりを露呈する各局のバラエティー番組
ここ数年、連日、民放キー局のいずれかでバラエティー番組が放送されバラエティーファンにとっては飽きない日々が続いているが、「テレビ局の新入社員は相変わらず制作志望が多いが、ドラマ志望は少数派。圧倒的にバラエティー志望が多い」(テレビ関係者)という状況だけに、企画が似たりよったりなのは、いた仕方ないが、かといってやり過ぎが許されるはずがない。 酒の一気飲みなどで子供を失った遺族らが作る「イッキ飲み防止連絡協議会」(石谷師子代表)は18日、フジテレビに対して9日に放送された同局のバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」の内容が、急性アルコール中毒を招きかねない危険な飲酒を助長したとして文書で抗議した。 抗議の内容は、同番組中の「めちゃイケ酒豪No.1は誰だ!決定戦」のコーナーで、レギュラー出演者十数人が、夕方から翌朝まで長時間にわたって飲み会を開き、飲酒量を競ったり、飲酒を強要したりしたことが危険な行為と指摘。番組内での謝罪と再発防止策などを求めたものだが、同局は今のところ、「内容を精査して対応する」とコメントしている。 「同連絡協議会の発表によると、一気飲みによって、ここ30年で98人が亡くなっており、その多くが学生です。また、花見シーズンは一気飲みによる死亡には至らなくても、急性アルコール中毒で搬送される人が多く、社会問題となっている。今回抗議を受けた企画の内容だと、ロケの費用も抑えられるし、手っ取り早く収録できるので、制作費に対するコストカットの嵐が吹き荒れるテレビ各局にとってはやりやすい企画だが、それをやらなければいけなかったということは、企画が枯渇していたのだろう」(放送作家) 抗議を受けた同日の同番組の視聴率は12.8%で前週の10.2%よりもアップしたが、せっかくの視聴率アップも台無しになってしまった。
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芸能 2012年06月19日 11時45分
AKB48渡辺麻友2ndソロシングル『大人ジェリービーンズ』発売決定
アイドルグループ、AKB48の渡辺麻友の2ndシングル『大人ジェリービーンズ』のリリースが7月25日に決定した。 2月29日にリリースされたソロデビューシングル「シンクロときめき」は20万枚を超えるヒット。オリコンウィークリーチャート堂々第2位を獲得した。ファン待望の2ndシングルは、“オトナ可愛い”楽曲になるということで、サビの歌詞の中にも「大人誕生」とあり、ジャケット写真では、今まであまり見せてこなかった大人っぽいビジュアルに挑戦。髪を下ろし、ゆるく巻いて、ナチュラルで大人っぽい印象になっているという。 今回のセカンドシングル発売について、渡辺は、「今回の曲もすごいカワイイ曲! 歌詞と合わさって、私がすごい好きな感じです! ジェリービーンズって単語もかわいいし気に入っています」「ジャケットは前回がバッシリ決めたアイドル系だったので、今回はナチュラルな大人っぽい感じを出してみました。髪も下ろして、ゆるく巻いたのはあんまりやらないので、新鮮で楽しかったです」とコメント。 衣装もブルーのシンプルなワンピース。今までの可愛さに加えて、“大人まゆゆ”を堪能できる、そんな作品に仕上がる予定だ。