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社会 2012年06月20日 15時30分
覆面脱ぐ! 沖縄プロレス社長のスペル・デルフィンが大阪・和泉市議選に出馬!
沖縄プロレス社長で覆面レスラーのスペル・デルフィン(44)が、任期満了に伴う大阪府和泉市議選(9月2日公示、9日投開票)に立候補する意向であることを明らかにした。デルフィンは同市出身で、無所属で出馬する予定。6月20日には政治団体「デルフィン新風会」設立を府選管に届け出るという。 かねて、地方自治に関心を示していたデルフィンは、「プロレスの経験や知名度を生かし、スポーツを通じた青少年育成や町おこしをしたい。和泉市は大阪府の中でも知名度が低い。デルフィンというキャラクターで盛り上げられれば」と意欲を見せる。 気になるマスク着用については、「臨機応変に対応したい」と、必要に応じて、覆面レスラーの命であるマスクを脱ぐ覚悟を固めている。 デルフィンはTPG(たけしプロレス軍団)を経て、89年3月にオランダでデビュー。大仁田厚率いるFMWの旗揚げに参加した後、90年3月に旗揚げしたユニバーサル・プロレスに移籍。メキシコ修行中にマスクマンに変身し、92年からスペル・デルフィンを名乗る。 93年3月、ザ・グレート・サスケが設立したみちのくプロレスに参加。サスケのライバルとして活躍した。94年には新日本プロレスの「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で準優勝を果たし、一躍全国区の人気を得た。 99年にはみちのくプロレスを退団し、地元大阪に大阪プロレスを設立。大阪ミナミに常設会場を構え、地域密着のプロレスを根付かせた。 同団体に一定の区切りが付いたことから、08年5月に沖縄プロレスを創業し、同年7月に旗揚げ。この7月で4周年を迎える。 夫人は沖縄出身のタレント早坂好恵さんで、現在はブルーシールアイスクリーム関西国際空港店のオーナー兼店長を務めている。 和泉市は府の泉北地域に位置し、人口は約18万5000人(2月現在)。同市出身の有名人にはデルフィンの他、女優の田丸麻紀、プロレスラーの秋山準(ノア)、日本テレビ・森富美アナらがいる。(ミカエル・コバタ)
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芸能 2012年06月20日 12時40分
48歳の誕生日を迎える阿部寛は、世界に一つのオリジナルハッピを羽織り苦笑い!?
俳優・阿部寛が19日都内で『い・ろ・は・す ECOまつり』のPRイベントにスペシャルサポーターとして出席した。 阿部は「おいしいし、ボトルをひねって小さくなるしカバンにも入るし生活にあった水だと思います」とPR。 イベントではペットボトル1500本を使用したオリジナルみこしが威勢よく登場。6月22日に48歳の誕生日を迎える阿部は世界に一つのオリジナル法被を贈られた。「ありがとうございます。大事に着ます」と手を通し「ちょと小さくないですか?」と苦笑い。 日本全国7か所に採水地を持ち、地元に密着した天然水ブランド「い・ろ・は・す」は全国11か所のお祭りに協賛した「い・ろ・は・す ECOまつり」を開催。(アミーゴ・タケ)
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その他 2012年06月20日 12時00分
厚労省発表「健康寿命」でわかった“ムリヤリ長寿大国”な日本
厚労省が6月1日、「健康寿命」なる新しい指標を算出して発表したが、これにより“長寿大国日本”の現実が浮き彫りになった。 健康寿命とは、「介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる」年齢のこと。発表された数字は、2010年は男性が70.42歳で、女性は73.62歳だった。 「これに対し、同年の平均寿命は男性79.55歳、女性が86.3歳。つまり、男性は9年余り、女性は約13年間、健康ではなくても“生かされている”ことがわかったのです」(健康雑誌記者) 厚労省では、2022年度の平均寿命を男性81.15歳、女性87.87歳と推計し、健康寿命の延び幅が平均寿命の延び幅を上回るよう目標にしたいとしている。この現状について、世田谷井上病院の井上毅一理事長が言う。 「平均寿命がここまで延びた原因は、食生活の向上と医療技術の飛躍的な進歩です。ただ、食べるものがよくなった結果、糖尿病などの生活習慣病が増え、高度な医療がそれを治療するという悪循環もあるのです」 対策として厚労省は、健康寿命の延び幅上昇のため、ガンや脳卒中、心臓病などの生活習慣病による死亡率低減に向けた数値目標の設定や、成人の喫煙率も下げたいとしているが…。 「WHOは昨年、アルコールの摂取によるガン、心臓疾患、肝臓病などで320万人の人が亡くなっていることを明らかにした。いずれはタバコに次いで、アルコールも撲滅したいとしている。日本ではたとえ公務であっても、終わるとアルコールが出てくる。対してフランスでは閣僚全員が酒を飲まないことを公言するほど。酒のCMを大っぴらにやっているのは世界で日本だけですよ」(厚労省関係者) 結局、飽食の末に病気になっても、病院の手厚い看護で無理矢理生かされて平均寿命だけが延びているというのが現状なのだ。 「病院としては患者さんがたとえナチュラルな死を望んだとしても、延命のため最善を尽くすのが当然です。結果、責任を問われるのは、我々病院の側ですからね」(井上理事長) 健康と寿命のギャップは今後も広がりそうだ。
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その他 2012年06月20日 12時00分
「ま○こ発言」あっても売り上げ好調 東京メトロポリタンテレビ「1人1億円」達成
「ま○こ発言」で降板した漫画家・西原理恵子さんの騒動で、一躍注目を集めたのが東京メトロポリタンテレビ(以下MXTV)。 首都圏のテレビ局ではもっとも後発のせいか、スポンサーに対しぴりぴりしているのが、先の騒動でもよくわかった。 もっともここにきて業績はかなりよく、従業員数わずか100名足らずだが、'12年3月期決算は「1人1億円」の売り上げを達成し話題になっているのだ。 先日発表された売り上げが93億円(前期75億円)、経常利益が7億3800万円(同3億4300万円)、最終利益が4億1700万円(同2億1500万円)。 なぜ好調なのか。 「あまりバラエティー番組の内容などは知られていませんが、けっこうメジャーな連中が出ています。さまぁ〜ず、内村光良、バナナマン、原口あきまさ、つんく♂、テリー伊藤からあの中田カウスまでがレギュラーを持っている。ギャラはテレビ東京の半額とされているので、彼らにとってはボランティアに近い仕事といえるでしょう」(テレビ東京関係者) MXTVが儲けているのはアニメとスポーツ中継で、この枠にはCMがかなり入っている。 アニメは朝6時から昼間、夕方、夜とこまめに放送。毎週最低でも60本放送している。そのため昨年、元アニメ監督を専務に招へいした。系列に東映アニメーションがある東映までを大株主に持つ。また、プロ野球ではソフトバンクと楽天イーグルスの試合を年60〜70本放送しているのも売りだ。 儲かるものならなんでも、というダボハゼ商法が成功した結果といえるだろう。アニメもいいが、今後はもう少しお色気番組も増やしてほしいものである。(編集著・黒川誠一)
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芸能 2012年06月20日 11時45分
オウム事件のとばっちりを受けた瀬戸朝香
今月15日の午前中、地下鉄サリン事件で17年間にわたって逃亡していたオウム真理教元信者の高橋克也容疑者が都内の漫画喫茶で逮捕されたが、オウム事件最後の逃亡犯逮捕だけに、テレビ各局は逮捕直後から特番を放送。そんな中、せっせと同日夜に放送予定だった主演ドラマ「金曜プレステージ 特別企画『女秘匿捜査官・原麻希 アゲハ』」をPRしていたのが女優の瀬戸朝香だった。 「瀬戸はV6の井ノ原快彦と結婚し、おととし3月に第1子を出産。産休を経て、今回のドラマが女優復帰作となっただけに、精力的に番宣活動をこなしていた。放送予定当日も『笑っていいとも!』の『テレホンショッキング』に登場し、ポスターを持って笑顔でPR。当日の朝刊各紙のテレビ欄でも番組紹介が掲載されていただけに、瀬戸も放送を待ち望んでいたはずだったが…」(テレビ関係者) ところが、午後の情報番組「知りたがり!」では番組の内容を変更して高橋容疑者逮捕の続報を放送。もちろん、夕方のニュースもその話題一色。そして、ついに、ドラマの放送時間を迎えたが、なんと、オウム特番が生放送されてしまったのだ。 「番組の差し替えは報道部のゴリ押しで突如決定。社内からは『そこまでしなくてもいいのでは』という声が多く聞かれ、営業部はドラマの時間帯の番組スポンサーに、ドラマのスタッフは瀬戸ら出演者の事務所への謝罪に追われた。昨年、フジはおととしまでの7年連続で達成した視聴率三冠王の座を日テレに奪われ、今年に入ってもいっこうに視聴率が上がらないだけに、少しでも数字が取れそうなら無茶な特番でもGOサインが出てしまうようだ。 とはいえ、特番の視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るわず。かなり意識したはずのテレビ朝日『報道ステーション』の14.4%に届かなかった」(同) 瀬戸はオウム事件のとばっちりを受けたばかりでなく、フジから誠意のない対応をされてしまったが、瀬戸のブログによるとドラマの放送は7月13日に決定。フジは力を入れて番宣してくれるに違いない。
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芸能 2012年06月20日 11時45分
24時間テレビ 今年はガッキーがパーソナリティー
女優のガッキーこと新垣結衣が、日本テレビ系「24時間テレビ35 愛は地球を救う」のチャリティーパーソナリティをつとめることがわかった。テレビ番組で進行役をつとめるのは今回がはじめて。 新垣結衣は沖縄県出身。女子小中学生向けファッション雑誌のモデルで芸能界デビュー。2003年にはCMデビュー。2007年には映画でもデビューし、その後は女優として活躍している。
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芸能 2012年06月20日 11時45分
草刈民代がテレビドラマで初主演
女優の草刈民代が年の差の恋愛をテーマにした『眠れる森の熟女』(NHK)で、はじめてテレビ連続ドラマの主演を担当することがわかった。草刈が演じるのは46歳の専業主婦。夫から突然、離婚を切り出されたヒロインだ。相手役は俳優の瀬戸康史。 草刈民代はバレリーナから1996年に映画『Shall we ダンス?』で女優デビュー。NHK大河ドラマ「龍馬伝」でテレビドラマ初出演した。
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社会 2012年06月20日 11時45分
“盗撮常習”の兵庫県警巡査が事情聴取中にも隠し撮り!
警察官の不祥事が相次ぐなか、事情聴取中に女性の足を隠し撮りするという、とんでもない巡査がいた。 兵庫県警神戸西署地域1課の男性巡査(30)が5月11日午後5時頃、神戸市中央区の百貨店内の書店で、女性会社員(25)のスカート内を盗撮しようとして警備員に取り押さえられ、葺合署が県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。 犯行当日、巡査は非番で、「スカートが短い女性がいたから盗撮しようと思った」などと容疑を認めた。巡査は同月22日に神戸簡裁で罰金30万円の略式命令を受けた。 県警によると、その巡査のスマートフォンを調べたところ、4月以降に女性のスカート内を盗撮したとみられる画像8枚を確認。昨年10〜12月に、交番や署内で事情を聴いた短パン姿の女性の足の盗撮画像2枚も見つかったことが、6月15日に分かった。 ただ、スカート内の盗撮は被害者が不明で、足の盗撮も違法性がないため、いずれも立件は見送られた。 兵庫県警は同日、巡査を停職6カ月の懲戒処分とし、巡査は依願退職した。 それにしても、この巡査に警察官としての規範意識はなかったのだろうか。5月11日の犯行以外にもスカート内を盗撮した画像が出てきたわけだから、間違いなく常習だ。 その上、事情聴取中に、相手の女性の足を盗撮するなど論外。立場を利用したセクハラ行為だ。ところが、足の盗撮には違法性がないため、立件できなかったというのは、なんとも釈然としない話であるが…。(蔵元英二)
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社会 2012年06月20日 11時00分
東電元社長・清水氏は今…
原発事故の責任を取り、代表取締役社長を退任した後、顧問(無報酬)に就任していた東京電力の清水正孝氏が、今年4月いっぱいで顧問も辞任した。 「年収1000万円の顧問が30人以上もいて批判の的となっていたので、顧問制度自体をなくしたのですが、肝心の清水氏は、事故に関して口を閉ざしたままですねえ」(全国紙社会部記者) 国会の事故調査委員会で、勝俣恒久会長は部下や政府に責任をなすりつけ、海江田万里元経産大臣は「伝言ゲームのようだった」とまるで他人事。今、清水元社長は、どう思っているのだろうか。東電の広報に「清水元社長にインタビューさせてください」と申し込むと、次のような返事が返ってきた。 「清水は既に退社して“シャユウ”という立場で必要なときだけ来ていただいています。原発事故についての調査は、当社がホームページで出している報告書がすべてです」(広報部) −−“シャユウ”とは何ですか? 「会社の“社”に“友”と書いて社友です」 −−時々は来ているのですか? 「弊社が来てほしいときに、お呼びしています」 ということだ。それにしても「社友」って何だ? 国語辞典にはこう出ている。《1、社員以外で、その会社に関係がある人。2、もともと、その社に勤めていた人。3、同じ社に勤める友人》(新明解国語辞典・三省堂) 電気関係の業界紙記者が苦笑して言う。 「これで今後は取材もされなくなるし、過去の人となってエスケープできる。そのうちどこか電気系の社団か財団法人に滑り込むでしょう」 そんな矢先、東電傘下の「富士石油」から社外取締役就任が発表された清水元社長。社友ならぬ“捨友”生活の行く末はいかに。
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その他 2012年06月19日 18時00分
映画監督・若松孝二「いま三島由紀夫を映画にした理由」(2)
その日暮らしを続けていた若かりし若松青年が、なぜ映画製作を目指したのか。それは、あるアルバイトがきっかけだった。 「映画製作現場で弁当運びのバイトをしたんですよ。その時、弁当を運びながら現場を見てね、ああ、俺だったらこうやるな、とか、あそこはこうしたらいいのに、なんて考えるようになったんです。そもそも、警官がムカついたからといって、いちいち殴っていたら犯罪者になっちゃうでしょ。でも映画ならムカつく警官を何人殺そうが咎められることはない(笑)。絵が描けるわけじゃない、小説が書けるわけじゃない、何の取りえもない自分が唯一やっていけそうだったのが、映像で表現していくということだったんです」 その才能は瞬く間に開花し、『ピンク映画の黒澤明』と異名を取るほどヒット作を連発するまでになった。まさに監督業は天職だったのだ。 「でも現在、映画を取り巻く世界は厳しいですよ。今はハンディカメラを利用するなど、若い人が映画を撮ることは簡単にできるんです。でも、それを上映する映画館がない。そのくせ、くだらない映画ばかり大手の劇場でロードショー公開される。そもそも文化庁がクソ映画に助成金なんか出すからいけないんですよ。それこそ税金のムダです。お役人のバカどものやることはその程度。そんな金があるなら単館映画館に金を配れと言いたい。 役人の顔色をうかがって助成金をもらいたい映画関係者、何のポリシーもなく、ただオファーを待つだけの映画監督。そんな彼らよりも、映画に情熱をかけている若者が育つ環境を整えないとね。最近の若い人たちは最初から、私がやってきたような独立系の自主映画製作を目指してる人も多いですよ」 怒りを映画製作にぶつける、そんなポリシーを持つ若松監督が今、一番怒っている出来事とは一体何なのか。そのあたりに、もしかしたら次回作のヒントが隠されているかもしれない。 「もうこれは言うまでもなく東電です。私は東北出身だから特に思うところもありますね。何より金というシャブで市民をズブズブにして、問題が起きたら知らんふり。誰も責任を一切取らない。東電の社長以下重役は、みんな現地に住めばいいんですよ。 原発が安全だと言うのなら、どうしてはじめから東京湾に設置しなかったのか? もう、考えたら答えはすぐに出るでしょ。まぁ、この問題はいつか、きちんとした形にしたいと考えています」 「映画監督なんて子供がオモチャを欲しがるのと一緒ですよ。1本撮影が終わったら、またすぐ次が撮りたくなる」そう笑いながら語る若松孝二監督。通常1年に1本撮影すればかなりのペースという映画業界にあって、齢76歳にしながら、本年度だけでも3本の劇場公開が決定している。その瞳の奥に光る“反権力魂”は、まだまだ衰えることはないだろう。若松孝二(わかまつこうじ) 19361936年宮城県生まれ。映画監督、映画プロデューサー。'63、'63年、デビュー作であるピンク映画『甘い罠』が、当時の若者から圧倒的支持を得る。'65'65年、「若松プロダクション」設立。大手の配給に頼らない独立系自主製作映画の道へ。『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』('07年)、寺島しのぶ主演『キャタピラー』('10年)など近年、ヒット作を連発している。