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“里子殺し”女性声優の顛末

 里子を死なせたとして傷害致死罪に問われた鈴池静被告(44)の公判が、6月26日から東京地裁で始まった。起訴状によれば、鈴池被告は2010年8月23日の夜、東京都杉並区の自宅で里子として預かっていた渡辺みゆきちゃん(3=当時)の顔や頭を殴ったうえ、髪の毛などを引っ張るという暴行を加え、翌日に急性脳腫脹で死亡させたとされている。

 初公判には25席の一般傍聴席を求め、124名もの傍聴希望者が列を作った。
 「鈴池被告はかつて、声優として活動していたんです。またブログの内容が当時からネットで話題になっていたことから、人気裁判になっているようです」(社会部記者)

 公判では「暴力など振るっていない」と無罪を主張しているが、状況は厳しそうだ。
 「事件発生当時に現場に臨場した警察官が証人出廷し、鈴池被告の自宅階段に髪の毛が落ちていた様子など虐待を伺わせる状況を生々しく語っているほか、注意したにもかかわらず被告人が現場検証前に片付けをしていた事なども明かしていたのです」(司法記者)

 早稲田大学卒業の才女でもある鈴池被告。逮捕までは都内の一軒家に夫と2人の娘、そしてみゆきちゃんと暮らし、『遊魚静』の名で声優の仕事をしていたという。だが、実績として挙げていた『リカちゃん人形』の電話の声だが、タカラトミーは「そのような事実は一切ございません」と発表。鈴池被告の“経歴盛り”も明らかになっている。また自身のブログでは「預かった里子は明らかに心と体がつながっていない」などと記すなど、何かしらの悩みを抱えていたかのような記述も。
 果たしてみゆきちゃんは誰に暴行を加えられたのか。

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