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レジャー 2013年01月26日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(1/27) 根岸S
◆東京11R 根岸S◎ガンジス○タイセイレジェンド▲ストローハット△トウショウカズン△ダノンカモン△エーシンウェズン△トシキャンディ 賞金別定のため55キロで出走できるガンジスは斤量面でいかにも有利。武蔵野Sこそ桁の違う競馬を見せたイジゲンの2着に敗れたが、OP特別で古馬と互角に闘ってきておりここでもまったくひけはとらない。むしろ将来性を考えると、ここでは、一、二の存在と言える。今週の追い切りではここ出走のタイセイレジェンドを追いかけ、捉えることはできなかったものの及第点以上の動きを見せた。先行すると実にしぶとい同厩タイセイレジェンドが相手本線。 他では、約1年勝ち星に見放されているものの仕上がり良好な昨年の2着馬トウショウカズン、コース替わりがプラス材料となりそうなダノンカモン、G3ユニコーンSで強烈な直線一気を決めたストローハットも自慢の末脚が生きる東京コースでは怖い存在。また、霜月S優勝→GIIIカペラS2着と6歳にして本格化してきたエーシンウェズンも1400mの方が競馬がしやすいタイプで侮れない。 テスタマッタ、セイクリムズンの実績馬2頭は、仕上がり? スランプ気味の近走内容? から思い切って消し。逆に、直線の長い東京ということでかえって流れが緩んだりした際のトシキャンディの方に面白味を感じる。 【馬連】流し(5)軸(1)(3)(4)(6)(8)(9)【3連単】フォーメーション(5)→(4)(6)(8)→(1)(3)(4)(6)(8)(9)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2013年01月26日 17時59分
イカだけじゃない! 巨大なタコもいるぞ!?
2013年1月13日に放送されたNHKのテレビ番組「NHKスペシャル 世界初撮影! 深海 の超巨大イカ」において深海を泳ぐダイオウイカの写真が撮影され話題となっている。初回視聴率は16%強、最近では宿敵と言われているマッコウクジラとの対決をイメージしたTシャツやフィギュアも人気を博し、世はまさに『ダイオウイカブーム』である。 さて、そんなダイオウイカはかの有名なUMA『クラーケン』のモデルと言われている。 クラーケンは巨大なイカもしくはタコで(巨大なヒトデという説もある)その大きさは3mのダイオウイカをはるかに超えた全長2km。ちょっとした小島ほどの大きさゆえに島と間違えた人間がクラーケンの上に上陸してしまい海に引きずりこまれるという伝承が残っている。 また、ダイオウイカのような巨大イカ以外にも巨大なタコの写真も世界では撮られている。 右の画像をご覧いただきたい。これは、『ルスカ』と呼ばれているタコらしき死骸である。吸盤こそ見えないものの、のっぺりとした頭はこれまさしくタコである。世界最大といわれるミズダコの大きさは1メートルほどしかなく、隣にいる紳士と比べるとその大きさはかなりのもので、ダイオウイカをはるかに超えていると思われる。 しかし、巨大タコの写真はこの『ルスカ』以外に存在しておらず、特徴的な足も見えないためクジラの死骸ではないか? とも言われている(なお、打ち上げられた正体不明の死骸はUMAの世界では『グロブスター』と呼ばれる)。 イカと違い主に海底を這って生息し、己の身を隠す保護色を持っているタコはたとえ巨大化していても発見が難しいとされているのだ。(山口敏太郎事務所)
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トレンド 2013年01月26日 17時59分
噂の深層 “ヲタク大好き”なテレビ局
テレビを観ていて、ヲタクという人達が悪意を持って描かれている、と感じる方は多いのではないか。 「テレビ局の制作者側からすると、ヲタクとかマニアが大好物なんですよ。彼らは、サービス精神旺盛で面白いので、番組の数字が期待できる」(キー局ライター)と関係者は言う。 しかし、それは、時に過剰演出を生むようである。 「マニア番組に出演した素人の方の告発が、話題になったことがありました。スタッフが、勝手にその方の部屋の壁にアニメのポスターを貼っていた、というのです(笑)。さらに、憎憎しげなキャラにさせられて、答え方がディレクターの演出意図に沿わないと、にくたらしく答えるようにもう一度撮りなおさせられたそう」(テレビに詳しいライター) 真偽の程は不明だ。しかし、実際に取材する側とされる側に、大きな軋轢を生んだ例もあるという。 「某番組の某漫画家の取材が有名。特撮モノの舞台裏を描く新作マンガのPRになるなら…と、出演を快諾したところ、『何故あなたは特撮モノの仕事ではなく漫画家になったのか』という質問に『マンガのほうが好きだから』と答えたところ、特撮モノヲタクなので、特撮モノの舞台裏を描くために漫画家になった、という答えをするように要求したのだといいます。某氏は、ディレクターの期待に応えられずいたたまれない気持ちになって、結局番組制作が中止となった」(同) そもそも、人気漫画家ゆえに、ファンが過剰演出に気付くだろう、と思うが…。 このように、両者のバトルばかりではないようだ。 「フジの《ほこ×たて》などは、マニアさんと制作側の関係がうまくいっているようには見えますね」(前出局ライター)という。 テレビは視聴率が肝心要なので、どうしても絵に描いたようなヲタクキャラがほしいのか!?
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スポーツ 2013年01月26日 17時59分
FA移籍を巡る怪情報 「全員一致ではなかった馬原の一本釣り」
オリックスバファローズが馬原孝浩投手(31)の入団会見を開いたのは、1月18日だった。寺原隼人(29)のFA移籍による人的補償として、「最多セーブタイトルも獲得した右腕」が一本釣りされ、喪失した側のソフトバンクは「苦渋の選択だった。故障・リハビリで1年間投げていないので(馬原には)手を出して来ないと思った」と、地団駄を踏んでいた。 「今回の人的補償を『寺原−馬原』の交換トレードと捉えた場合、得をしたのはオリックスのほうです」(プロ野球解説者の1人) 馬原も新天地での再起を誓っていたが、奇妙なウワサも囁かれている。 順調に行けば、馬原は今オフにFA権を獲得する。それを行使して「1年でホークスに帰還するのではないか?」というものだ。 「あり得ない話ではないと思う。ソフトバンクは結束力の高いチームであり、寺原がホークス帰還を希望してFA宣言したのもそのためです」(前出・同) どのプロ野球選手もドラフト指名された球団には愛着がある。しかし、福岡ソフトバンクホークスは練習熱心な球団でもある。「厳しい練習」を積み重ねていくうちに、「苦楽をともにした」との意識も芽生え、他球団の選手よりも強い愛着を覚えるという。 また、こんな情報も聞こえてきた。 「実は、ソフトバンク側から(人的補償の)名簿が届いたとき、『馬原が良い!』と言ったのは森脇(浩司=52)監督でした。他のコーチ、フロント職員は別選手を押していましたが、森脇監督は譲りませんでした」(球界関係者) ダイエー、ソフトバンクで長年コーチを務めた同監督は、馬原を新人時代から知っている。1年間投げていないとはいえ、復活に関して確証に近い情報を得ていたのだろう。 しかし、オリックス投手陣を客観的に見れば、セットアッパーには平野佳寿(28)、クローザーには岸田護(31)がいる。昨季、52試合に登板した香月良太(30)はトレードに出したが、リリーフ投手の人数は決して少ない方ではない。他のコーチ、フロント職員が他選手を推した理由もこのへんにありそうだ。 「森脇監督がソフトバンクを退団する際、一部フロントとの衝突も伝えられました。オフの補強に成功したソフトバンクを早くも優勝候補に上げる声もあり、馬原を一本釣りしたのは『陽動作戦』の意味合いもあったのでは…」(前出・関係者) その馬原が一緒に自主トレをしている仲間のなかに寺原もいたのは、既報通り。仲良くやっているのは『今オフの再会』という約束があるからだろうか。
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スポーツ 2013年01月26日 17時59分
身から出たさび! 大関復帰ならなかった把瑠都は一から出直し
大相撲初場所(両国国技館)で、大関復帰を目指した把瑠都(28=尾上)の夢はあえなくついえた。 把瑠都は昨年秋場所(9月=両国)で右足親指をはく離骨折、九州場所(11月=福岡国際センター)では左太もも裏を肉離れし、2場所連続で途中休場し負け越して、関脇に陥落。今場所、10勝以上を挙げれば特例で大関に復帰できた。 しかし、慢性化した左ヒザの故障は完治にはほど遠く、場所前の稽古は満足にできなかった。序盤戦、1勝2敗と厳しいスタートを切った把瑠都は、中盤戦から積極的に前に出る相撲に転じ、5勝3敗と星を持ち直した。だが、横綱の白鵬(27=宮城野)、日馬富士(28=伊勢ヶ浜)に連敗し、絶体絶命の5敗目を喫すると、13日目(1月25日)に平幕・高安(22=鳴戸)に寄り切られて6敗となり、大関復帰は露と消えた。 大関への返り咲きがならなかった把瑠都は、「残念です。ちょっと硬くなった。組んでくるとは思わなかった。何をしたかったのか分からない」と首をひねるばかり。今後については「残り2日間頑張ります」と、自身に言い聞かせた。 一から出直しとなった把瑠都だが、大関復帰への道のりは極めて厳しい。現行の降格制度になった69年名古屋場所以降、関脇に陥落したケースは把瑠都以外に16例(13人)あるが、落ちた場所に10勝以上を挙げて大関に戻ったのは5例(4人)しかなかった。ましてや、そのチャンスを逃した11例(10人)のうち、大関に再昇進できたのは魁傑(現放駒親方)ただ一人。 今場所、東前頭16枚目の雅山(35=藤島)は、01年九州場所で陥落後、06年に再びチャンスをつくり、三役で3場所連続2ケタの34勝(11敗)と十分な星を挙げたが、不運にも大関再昇進は見送れたケースがある。 北の湖理事長(元横綱)は「今場所は上がるチャンスだったが、一からやる方がもっと厳しくなる」と明言した。一度落ちた元大関の再昇進には、より高いハードルが待ち受けているのは必至。ましてや、現在4人の大関がおり、どうしても新たな大関をつくる必要性はない。 スポーツライターのA氏は「把瑠都の大関陥落は、身から出たさびですよ。把瑠都は稽古嫌いで知られており、降格の原因となったケガの多さは稽古不足からくるものです。1年前(昨年初場所)に優勝したように地力はある力士ですから、親方衆の間では、『稽古していれば、とっくに横綱になっている』と言われています」と語る。 把瑠都が復活できるかどうかは、故障箇所を治すこともさることながら、「稽古嫌い」の持病を克服するしかなさそうだ。(落合一郎)
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社会 2013年01月26日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第11回 B/C(費用対効果分析)
さて、日本国内で公共事業・公共投資を拡大するに際しては、いくつもの「壁」がある。最大の「壁」は、やはり国民に「公共投資はムダだ」という根拠なきイメージが刷り込まれてしまったことである。 日本の反公共投資派は、方向性は完璧に間違っているが、見倣いたくなるほどの執拗さで、公共投資を否定するレトリックを次々に生み出してきた。結果、日本社会で「公共投資=ムダ」という異常な認識が共有されてしまったのである。 さらに言えば、財務省が煽り立てている「国の借金」問題も「壁」の一つだ。「国の借金がこんなに膨らんでいるんですよ! 公共投資なんかできません」などと言われると、普通の人は「そうだよな〜」と同意しまうことだろう(現実には、国債の100%が自国通貨建ての日本に「国の借金」の問題などない)。 ようやく、イデオロギー的な公共投資否定論から脱却し、「まずはデフレからの脱却」と訴える政権が誕生したわけだが、別に公共投資拡大の「壁」が消えたわけではない。 東日本大震災や各地で頻発する水害、土砂災害、豪雪被害、さらに中央自動車道の笹子トンネルの事故を経て、日本国民の間に「公共投資は増やさなければならないのではないか」というコンセンサス(合意)が生まれつつある。 だからと言って、日本国内の反公共投資派が諦めることはない。彼らは恐らく、次は「B/C(ビーバイシー)」を活用し、我が国の公共投資拡大を妨害しようと図るだろう。 B/Cとは、コスト・ベネフィット分析(費用便益分析)のことである。道路などの公共インフラを整備する際に、社会・経済的な側面から事業の妥当性を評価するために、費用(Cost)と便益(Benefit)を比較する指標だ。B/C自体は、世界各国で事業評価手法として用いられており、ごく標準的な手法になる。 ただ、このB/Cの分析手法が、日本は明らかに特殊なのだ。日本の「不思議な」B/C分析は、まずは道路建設から適用が始まり、次第に他の公共投資へと波及していった。 日本のB/Cは「手法」と「思想」の2つの面が明らかに特殊(他の国と違う)なのだが、まずは手法について考えてみよう。 日本のB/Cの「B」は、定義は極めて小さく、道路の場合は「走行時間短縮」「走行経費減少」「交通事故減少」の3つに限定される。例えば、道路を建設することで、「地域経済が成長する」「自然災害時のバックアップルートとなる」などは、便益として認められないのだ。 他の主要国は「走行快適性」「旅行時間信頼性」「騒音」「地域分断の解消」「健康」「雇用増加」「集積による生産性向上」など、様々な直接的、間接的な効果を便益に含めている。ところが、我が国は3つの便益のみなのだ。 3つの便益以外は認められないとなると、ポイントは「交通量」に絞られてしまう。交通量が少ない区域は、上記の便益が小さくなってしまうわけだ。結果、東北や宮崎県のように交通量が相対的に少ない地域は、B/Cが1を下回ることが多くなり、例えば防災目的であろうとも、道路を建設することは不可能になる。逆に、東京のように渋滞が多い地域は、B/Cが1を越えやすく、予算もつきやすい。 常識的に考えて、日本のような自然災害大国では、「防災」「自然災害時のバックアップ」などを便益に含めるべきであろう。ところが、現時点の日本のB/C分析では、震災などにおいて「日本国民の安全を守る」役割は、便益としてカウントされていない。 道路の便益を3つのみに限定する奇妙なB/C分析手法を用いているのは、世界広しといえども我が国だけである。ここまで便益を絞り込んでしまうと、必要最低限の道路さえ整備できなくなってしまう(実際になっている)。 特に、現行のB/C分析手法を続けると、交通量の少ない地方は見捨てられたのも同然になる。 また、我が国のB/Cは手法的におかしいことに加え、「思想的」にも奇妙なのだ。そもそもB/Cとは、「この公共事業を実施するか? それともやめるのか?」を決断するための指標ではない。単に「どの事業から予算を付けていくのか?」という、優先順位を決定するための指標なのである。 日本以外の主要国においては、B/Cの「B」は「主要3便益+多様な効果」となり、1を切るなどということは基本的には有り得ない。イギリスなど、B/Cは常に3を上回るのが普通である。B/Cが3を上回る各事業の「どれから整備をするか」を判断するために、B/Cを使用しているに過ぎないのだ。 2011年3月11日の東日本大震災の際、震災の6日前に開通したばかりの高速道路「釜石山田道路」が、被災した多くの住民の命を救った。海岸沿いの道路が通行不能になったにもかかわらず、釜石山田道路が開通していたことで、釜石北部の住民たちが徒歩で市内に避難することができたのである。 現地の被災者を救った釜石山田道路は、現在は「命の道」と呼ばれている。本道路のB/Cは、実に1.01であった。まさにギリギリのB/Cで建設されたわけだが、震災時に「住民の生命を救う」ことは「B(便益)」の中に含まれていない。 読者は本件について、いかなる感想を抱いただろうか。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2013年01月26日 14時23分
33歳の女装男が婚活サイトで知り合った47歳男性から現金だまし取る
愛知県警中署は1月15日、女性になりすまして、婚約者募集サイトで知り合った男性から50万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで無職・吉田りょう容疑者(33=同県名古屋市中区千代田)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年3月23日、自宅マンションにおいて、婚活サイトで知り合った三重県四日市市の会社員の男性(47)に、「100万円で口座を作れば、銀行から宝くじがもらえる。50万円足りないので貸してほしい」とウソをつき、50万円をだまし取った疑い。 同署によると、吉田容疑者は「私にくれたと思っていた」と容疑を否認している。 ニューハーフのバーに勤めていたことがあるという吉田容疑者は、百貨店の女性化粧品販売員の「松平あゆ」と名乗り、同年3月頃にサイトに登録。男性は同年7月頃まで、電話やメールのやりとりの他、女装した吉田容疑者と食事を一緒にするなど数回デートをしたが、男性であるとは気付かなかったという。 男性は吉田容疑者がプロポーズに応じたため、50万円を貸したが、その後、連絡が取れなくなったため、同年7月に同署に相談した。 男性は「230万円渡した」と話しており、生活費などの名目で、他にも180万円をだまし取ったとみて、吉田容疑者を追及している。 何度か会っていながら、女性だと信じ切っていたというのも、にわかに信じられない話である。女性にだまされたのならまだしも、女装男に結婚詐欺に遭ったのでは、被害男性も泣くに泣けないに違いない。(蔵元英二)
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社会 2013年01月26日 11時00分
サラ金過払いバブル終焉 「儲からない」弁護士が次に狙う闇ビジネス(2)
弁護士が食えなくなった原因は司法制度改革にもある。裁判員制度に象徴される司法への一般人の参加促進の一方、欧米に比べて圧倒的に少ない法曹資格者も増やし、法曹サービスを充実させるという狙い通り、この新制度により弁護士の数が劇的に増えた。'05年には2万1185人だったが、7年後の'12年には51%増の3万2088人にまで急増したのだ。 中でも、過払い金返還請求に代表される債務整理を専門とする弁護士が多いことが“食えない”という顕在化の大きな要因といえるのである。 そんな中で“パクリ屋の手先”となる弁護士も少なくない。“パクリ屋”とは、別名“取り込み詐欺”。商品を買えるだけ買って、その商品を売却した後に計画倒産する(もしくは、商品を持って夜逃げする)のが典型的パターン。その片棒を担ぐのが“手先”である。 この“手先”が関与した“パクリ屋”を、刑事事件として扱うのは非常に難しいという。 「当職はA社倒産に伴う債務整理について受任しました。しかし、売掛債権・在庫等の資産がなく、商品を売却した先からの回収も滞っているため、債権者に対する返済ができない…(中略)…債権者各位におかれましては、早急に債権回収の法的手続き等をとられることをおすすめ致します」 これは“手先”と疑われているX弁護士が“パクリ屋”と思われるA社の債権者に対して送付した通知である。 X弁護士として大切なのは、正規に受任して正規の調査を行ったということ。A社として大切なのは、支払う気があったにもかかわらず、やむを得ない事情で倒産に至ってしまったということを弁護士に証明してもらうことである。 こうなると、詐欺罪としての立件が極めて難しい。さらに、このケースでいえば、「法的手続きを自らとるつもりはなく、債権者から破産を申し立てるなら構わない」という姿勢である。破産も甘んじて受ける、しかし、自らは動かないというものだ。債権者から破産を申し立てるにも相応の費用がかかり、回収見込みがない破産申請は行わないという債権回収の常識を知ってのことである。 「このX弁護士は近年、把握しているだけでも5、6件の“パクリ屋”と思われる倒産案件に関与しています」と、某信用調査会社の調査員は証言する。
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社会 2013年01月26日 11時00分
桜宮高バスケ主将体罰自殺事件 大阪・橋下市長がボコボコに糾弾する 市教育委員会の隠ぺい体質(2)
ところが、その後の調査で「体罰はなかった」との結果が出され、結局、真相究明はウヤムヤ。これが原因で事件後、父兄の間からは学校側に対する痛烈な批判が殺到しているのだ。 「あのときもっと真剣に問題を総括しておけば、男子生徒も死なずにすんだはず。熱血指導と言えば聞こえはいいが、こうした体罰指導は、昨年11月にバレー部でも起きていた。体罰容認と、それを隠ぺいする学校の体質を、許すわけにはいかないのです」(ある父兄) もっとも、事件の遠因には、スポーツ強豪校の指導者たちが置かれた状況が影響しているとの見方もある。というのも、その重圧は並大抵のものではなく、一部ではA教諭自身も、かなり追い詰められていたとの話が浮上しているからだ。 「桜宮のバスケ部は全国でもトップクラス。彼は、常に理想のリーダーとして脚光を浴びており。勝てば学校に報奨金が出ていたという話もある。チームを弱くできないというプレッシャーが、相当あったと見られているのです」(同僚教師) また、同校のOBは今の教育現場の実情をこう語る。 「A先生ぐらいのスター教師になると、天下り先まで用意されているのが普通。そして、このおこぼれにあやかろうとするコバンザメみたいな先生が周りにいる。そうした輩が、よってたかって熱血指導者たちを追い詰めているのです」 だが、そうは言ってもそこから見えてくるのは、昨年起きた大津市のいじめ事件と同じ構図だ。生徒そっちのけの教師の保身と、学校ぐるみの隠蔽体質に他ならない。 そのためか、事件を重く見た橋下徹大阪市長は「最悪の事態」とカンカンで、近く直轄の究明委員会を組織して、徹底的に調査に乗り出す構えを見せ始めた。一部では、「今後、持論の教育委員会改革論に弾みが付く」と見られているのだ。 ジャーナリストの大谷昭宏氏はこう指摘する。 「今の教育現場を見る限り、いくら新しい組織を作ってもダメ。体罰やイジメを見逃したら組織としてどうなるか、発見した場合はどう対処すべきか、その辺の基準をキチンと確立するべき。組織を作り直すより、組織の体質改善の方が先なのです。それと、いじめにしろ、体罰にしろ、暴力は刑事事件として処理しなければ、生徒や父兄の信頼は守れない。大人の都合で子供の命が失われる。こんな悲劇はもうたくさんですよ」 学校の主役はあくまで生徒。それが犠牲になるようであれば、そんな学校はいらない。
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レジャー 2013年01月25日 16時45分
白富士S(オープン、東京芝2000メートル、26日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、白富士Sは◎ステラロッサが得意舞台でエンジン全開です。 前走の初富士Sは、後方でタメを利かしてジックリと追走。瞬時に脚を使えないので4角ではまだ12番手と厳しい位置にいましたが、追い出されて徐々に加速がつくと、坂を登ってからは一頭次元の違う脚色で全馬ごぼう抜き。あっという間に差し切ってしまいました。上がり3ハロンは33秒9とメンバー1位で、ここでは力が抜けていた感じ。 東京は3-1-0-2と勝率5割。道中は動かない方がいいし、末脚勝負で非凡な瞬発力を生かす競馬が合っていますから、直線の長い東京は歓迎のクチ。東京2000メートルは昨春勝っていて、重賞でも3着のあるダコールを退けての勝利。オープンのメイSでは逃げ馬にうまく乗られてしまいましたがクビ差の2着があり、ここでも通用する能力は十分です。 前走から引き続き好調キープ。開幕週ですが少頭数ですし、中団から鮮やかに決め手を炸裂させてほしいですね。(6)ステラロッサ(4)ムーンリットレイク(7)アンコイルド(3)セイクリッドバレー(2)ラッキーバニラ(5)トシザマキ馬単 (6)(4) (6)(7) (6)(3)3連単 (6)-(4)(7)(3)(2)(5)ステラロッサ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。