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芸能 2013年06月05日 11時45分
タカトシ・トシに第2子が誕生
お笑いコンビ、タカアンドトシのトシに第2子が誕生したことがわかった。所属事務所がFAXで発表した。 先月29日午後10時ごろ、トシの夫人が都内の病院で3030グラムの男児を出産。母子ともに健康。トシは、「今回は出産に立ち会うことが出来大変うれしく思っております。家族が増えたということで、今まで以上に仕事に精進して参ります」とコメントしている。
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社会 2013年06月05日 11時45分
電気業者を装い留守番の女児を暴行した男を逮捕
大阪府警捜査1課は6月2日までに、電気工事業者を装って家に上がり込み、留守番の女児に暴行したとして、強姦(ごうかん)致傷の疑いで、自称派遣社員・肥予(ひよ)靖直容疑者(44=同府大阪市西区)を逮捕した。 肥予容疑者は「身に覚えがない」と否認している。 逮捕容疑は、数年前、同府内の住宅に上がり込み、一人で自宅にいた女児に暴行し、ケガをさせたとしている。 捜査関係者によると、今年4月、同府内で、電波調査やインフルエンザ検査を装った男が家の中へ上がり込む強制わいせつ、同未遂事件が2件相次いで発生。両事件は手口が似ていたが、現場付近の防犯カメラにはいずれも黒い自転車に乗ったニット帽に、マスクを着けた男が写っており、特徴が似た肥予容疑者を割り出した。 このため、府警が肥与容疑者のDNA型を解析したところ、08年頃に発生した複数のわいせつ事件で採取されたDNA型と一致したため、逮捕に踏み切った。 府警によると、04年頃から、「電気工事をしに来た」「水道を見せてほしい」と業者を装った男が家に上がり、女児にわいせつな行為をする事件が約50件相次いでいた。肥予容疑者との関連を調べる。 捜査関係者によると、事件は大阪市北西部を中心に、土日や小学校などが長期休暇に入る夏や冬に相次いで起きていた。同課は、女児が自分で鍵を開けて自宅に入るのを確認し、両親らの不在を狙った可能性があるとみている。(蔵元英二)
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社会 2013年06月05日 11時00分
マードック会長が孫正義社長とまた接触 新たな“動き”で名前が出たあのテレビ局
世界のメディア王と呼ばれる米ニューズ・コーポレーションのルパード・マードック会長が、今年に入ってひんぱんに日本を訪れている。 マードック会長は今年6月に『20世紀フォックス』を『21世紀フォックス』に改称。同時に、同社と一体化していた出版・新聞事業の『ニューズ・コーポレーション』を切り離す方針である。そのアジア地域での準備、打ち合わせが訪日の理由としている。 ただ、マードック会長が成田でプライベートジェット機を降りて最初に会いに行くのは、支社の幹部社員ではなく孫正義ソフトバンク社長だ。 「'96年、2人はタッグを組んでテレ朝の買収を仕掛けた。大株主である旺文社メディアを417億円で買収、当時の筆頭株主である朝日新聞を驚かせた。そこで朝日新聞は買収価格以上の料金で買い戻した。一説には450億円とも、それ以上ともいわれています。その儲けを山分けしたマードックと孫はそれ以来、かたい絆で結ばれている」(某テレビ局社員) 実は、マードック・孫両氏の動きをぴったりマークしている部署がある。それはテレ朝のみならず、キー局の表に出ない裏情報収集スタッフである。 「各局の総務局や経営企画室などに、重要な情報収集をおこなう隠れキーマンが2〜3名いる。時にはホステスを利用するハニートラップ戦略まで手を染め、極秘の一級情報を集めている」(放送業界紙記者) では、マードック会長のひんぱんな訪日をどう分析しているのか。 「マイスペースなど、SNS関連の会社は既にある。狙いはやはりキー局の買収でしょう。ターゲットは、ずばりフジ・メディア・ホールディングス。認定放送持ち株会社のため、買収はできないことになっているが、必ず抜け穴はあるというのが2人の発想です。'13年3月期におけるフジ・メディア・ホールディングスの売り上げは6288億円。その中でフジテレビはその半分程度の3235億円しかなく、フジ・メディア・ホールディングスはもはや純然たる放送局ではなくなってきている。サプライズで買収はあるかもしれません」(放送関係者) 82歳になったマードック会長とキー局情報収集スタッフの“神経戦”はこれからが本番である。
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スポーツ 2013年06月05日 11時00分
球団身売り阻止 イチローに急転直下ヤクルト監督就任(2)
興味深いのは、シナリオライターの一人が安倍晋三首相ということだ。 「首相は長嶋さんの前でも『僕はアンチ巨人』と言ってはばからない筋金入りのヤクルトファン。それも父親(故安倍晋太郎元外務大臣)の代からの2世代にわたる“燕党”です。今回のダノンとの事業提携契約解消についても、これが元で球団売却やフランチャイズ移転に発展しないか、と懸念している。もうひとつ、首相が心を痛めているのが長嶋茂雄氏(巨人)へ国民栄誉賞を授与したことで、400勝投手の金田正一氏(国鉄=現ヤクルト)にも、という要望がスワローズファンから数多く届いていること。そこでミスターが松井秀喜氏とのW受賞だったように、金田氏もまた現役引退のイチローとセットで、という案が現実味を帯びてきた。そのうえでイチローがヤクルトの監督に就任すれば、ヤンキースVSメッツの“サブウェイ・シリーズ”のような新たな対決構図が生まれ、プロ野球が盛り上がる。まさしくW国民栄誉賞の“第2の矢”です」(スポーツ紙デスク) 気になるのがイチローの契約。昨年12月にヤンキースと2年総額1300万ドル(約13億円)で再契約したことだ。順当なら来季いっぱいまで契約が残り、引退もなければ、日本球界復帰の必要もない。 このオフ、イチローがヤンキースでのプレーにこだわったのは、理由が二つあったという。開幕前で残り116本に迫った日米通算4000安打達成と12年間の大リーグ生活でまだ一度も手にしていないチャンピオンリング(ワールドシリーズ制覇)の獲得。 逆に考えれば、この二つがかなえば現役続行の理由は消滅する。 「念願の4000本安打は今秋に達成が確実だし、ワールドシリーズ制覇もヤンキースがもっとも近い位置にいる。一方、ヤ軍サイドからみれば、右腕骨折で戦列を離れていた2年連続40本塁打のグランダーソン外野手が復帰したことで、この先イチローの出番が減るのは避けられない。そこで日米4000安打を花道に引退してほしい、というのが本音でしょう。それを代弁するように米殿堂入りの準備が進行している。米メディアも『殿堂入り確実な現役5選手』としてジータ、リベラ(ヤンキース)、プホルス(エンゼルス)、トーミ(オリオールズ)とともにイチローの名前を挙げている」(在米記者) イチローの元には古巣オリックス、故郷愛知の中日も秋波を送るが、「いま、安倍さんのこと、めちゃ応援している」とエールを送った安倍首相本人がスワローズ強化に乗り出したことで、ヤクルトが監督就任先の本命に躍り出た。
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ミステリー 2013年06月04日 16時30分
謎の生命体「フラダンス小僧」日本に現れる!?
右の写真は約10年前、オカルト研究家・作家の山口敏太郎が連載していた雑誌の読者から送られてきた不思議写真の一枚である。 すでにおわかりかと思うが、男の子の右側に白いモヤモヤした物体が写っている。その姿は人間のような形をしており、小さい顔にスカートのようなものを履いており、両手をヒラヒラと動かしているように見える。その力の抜け具合はまるで「フラダンス」の踊り子さんのようである。 山口敏太郎はこの謎の人物を「フラダンス小僧」と名付けた(現在、フラダンスは女性が踊るものとなってはいるが男性しか踊れない時代もあった)。 さて、この写真はお送り主の情報によると1965年に撮影されたものと言われている。 実はこの1965年という年代がフラダンス小僧の謎を解く鍵となっているのではと思われる。 1965年は「スパリゾートハワイアンズ」(常磐ハワイアンセンター)の専属ダンサーを育成するための学校「常磐音楽舞踊学院」が設立された年である。翌1966年には「スパリゾートハワイアンズ」が無事にオープンしており、世はまさにフラダンスブーム真っ盛りであった。 (なお、この学校設立からオープンまでの物語は映画「フラガール」として映像化されている) それだけに1965年という時期にこのような不思議物体が撮影されるというのは非常に感慨深いものがある。 もしかすると、この「フラダンス小僧」は日本のフラダンスブームを祝うべく姿を表した精霊のようなものだったのかもしれない…。(山口敏太郎事務所)
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芸能 2013年06月04日 15時30分
“あまちゃん”効果に期待! ものまねタレント原俊作
高視聴率をキープしているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。劇中の端々に昭和テイストなコネタが散りばめられているのも魅力のひとつ。5月最終週の後半には田原俊彦のそっくりさんが登場し、話題となったが、3日放送の関西ローカル「ちちんぷいぷい」(MBS)では彼を取り上げていた。 彼の正体はものまねタレント・原俊作。東京出身の40歳。レパートリーは田原のほか、近藤真彦、野口五郎、郷ひろみ、井上陽水、舟木一夫など。 番組ではマネージャーのコメントを紹介。それによると「原は学生時代、トシちゃんに似ているといわれ芸人に。コージー冨田さんの運転手もしていました。歌マネ一筋20年で、一番のおすすめはマッチです」とのこと。 また、気になる「あまちゃん」効果だが、「まったくないですね。今のところぷいぷいさんだけで、今週も普通に営業です」。 本物の小泉今日子との絡みなど、かなりのインパクトを残しただけに、意外な気もするが、これから効果が出ることを期待したい。*写真は田原俊彦
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芸能 2013年06月04日 15時30分
【週刊テレビ時評】フジテレビ目論見外れる! 篠原涼子主演「ラスト・シンデレラ」視聴率連続上昇記録ストップ
ついに、篠原涼子主演「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系列/木曜日午後10時〜)の進撃が止まった。 同ドラマは初回(4月11日)=13.3%(視聴率は以下、すべて関東地区)でスタート。以降第2話(同18日)=14.4%、第3話(同25日)=14.4%、第4話(5月2日)=14.5%、第5話(同9日)=14.9%、第6話(同16日)=15.0%と、回を重ねるごとにジリジリ上昇。第7話(同23日)では15.7%まで上がった。 同局によると、民放の連続ドラマで視聴率が1度も落ちずに7週連続でアップしたのは、視聴率がデータ化された89年以降では史上初の記録だという。 さらなるアップを狙った同局では、第8話(同30日)では異例の15分拡大枠で放送したが、14.8%にとどまり、8週連続アップはならなかった。 同ドラマは彼氏いない歴10年の39歳のオヤジ女子の遠山桜役に扮した篠原が、15歳年下の佐伯広斗(三浦春馬)と出会い、恋に仕事に奮闘する姿を描くラブコメディー。 連続アップ記録は止まったが、今後、視聴率がどう推移するか、注目されるところ。 また、好調の福山雅治主演「ガリレオ」(フジテレビ系列/月曜日午後9時〜)第7話(同27日)は、19.7%で2度目の20%割れ。米倉涼子主演「35歳の高校生」(日本テレビ系列/土曜日午後9時〜)第8話(6月1日)は、ワーストだった前週より1.4ポイントアップの12.7%をマークしたが、4週連続12%台以下で低迷が続いている。 いったんは持ち直したNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第22話(同2日)は13.3%で、前週より0.8ポイントのダウンで、再び低迷期に入った。(坂本太郎)
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社会 2013年06月04日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第29回 GDPデフレーター
日本のマスコミはほとんど報道しないが、2014年4月時点の消費税増税はまだ決定していない。今年の10月頃、「時の政権」が第二四半期(すなわち「現在」)の経済状況を見て、来年4月の増税について「執行の停止」を含む判断を下す。 なぜならば、法律(「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」の附則十八条)に、そう書かれているためだ。 同法律の附則十八条の「消費税増税の条件」は複数あるが、鳥瞰すると「デフレ脱却」が消費税増税の条件になっている。本連載第27回で解説した通り、政府の税収は「国民の所得の合計」である名目GDPと強い相関関係にあるためだ。 国民は労働し、所得を稼ぐ。その所得から政府は税金を徴収する。デフレという「国民の所得が増えない時期」に増税を強行すると、国民は消費や投資を減らす。消費や投資が減ると、当たり前の話として「誰か」の所得が減ってしまう。所得とは国民が働き、生産したモノやサービスに対し、誰かが消費や投資としておカネを支払ってくれて初めて創出されるためだ。 デフレ期に政府が増税し、国民の消費や投資が減ると、税金の原資である所得が減ってしまう。すなわち、国民の所得の合計である名目GDPが減る。名目GDPが減少すると、政府は増税しても、いや「増税したからこそ」却って減収になってしまうのだ。 まさに「政府が増税した結果、減収になる」愚行を演じたのが、'97年の橋本政権による消費税増税だ('97年に増税した結果、翌年に政府が減収になった)。 '97年に一度失敗している以上、次なる消費税増税に際し「デフレ脱却」を条件にしたのは、これは当然すぎるほど当然なのである。問題は、この「デフレ脱却」の定義だ。 一応、附則十八条には「名目GDP3%、実質GDP2%の成長」と数字が記載されているが、これはあくまで努力目標である。名目GDP成長率が3%に達していなくても、政府が「デフレ脱却した」と強弁することはできないではない。 ところで、努力目標で「名目GDPの成長率が、実質GDPの成長率より高い」ことには意味がある。 名目GDPの成長率が、実質GDPのそれを上回るということは、GDPデフレーターがプラス化しているということだ。確かに、GDPデフレーターがプラスになっているのであれば、デフレ脱却(一時的でも)と言えなくもない。 GDPデフレーターとは、「名目GDP÷実質GDP×100」で計算される物価指数になる。GDPデフレーターがマイナスということは、我が国の物価がいまだに下落局面にあることを示している。すなわち、デフレ継続だ。 我が国のGDPデフレーターをグラフ化してみると、かなり衝撃的である。 四半期ベースで見た日本のGDPデフレーターは、'98年のデフレ深刻化以降、わずかな例外期を除き、常に下落を続けている。紛うかたなきデフレーション、といったところか。 GDPデフレーターが下落しているということは、名目GDPが実質GDPほどには成長しない時期が継続しているという話だ。少なくとも今年の第一四半期までは、消費税増税の条件を全く満たしていないのである。 ちなみに、日本のGDPデフレーターは「失業率」と極めて強い相関関係にある。GDPデフレーターを「インフレ率」と定義すると、 「インフレ率が低い時期は失業率が高く、インフレ率が高いと失業率が低い」 という傾向が見られるのだ。日本のGDPデフレーターが対前年比でプラス2%になると、我が国の失業率は「ほぼ完全雇用」と言っても過言ではない2%前半に下がる。 別に、筆者は現在の日本が消費税を増税する必要があるとは全く思っていないが、法律に則り消費税を上げるならば、GDPデフレーターを最低1%のプラスに持っていく必要がある。さらに、我が国で「完全雇用」を実現するためにも、GDPデフレーターを押し上げていく必要があるわけだ。 ところが、本稿のような「事実」を日本国民が知らない場合、増税至上主義の財務省や手下のマスコミが、「実質GDPの成長」を理由に消費税アップを図ってくる可能性がある。実質GDPが成長したところで、名目GDPの成長率が下回る(GDPデフレーターがマイナス)では、デフレ脱却どころか「デフレ深刻化」だ。 実質GDPの成長率に目を奪われ、GDPデフレーターがマイナスの状況で消費税増税を強行すると、我が国はまたもや長期デフレの泥沼の中に引きずり込まれることになってしまうことになる。 一応、自民党政権の首脳たちは過去に「デフレ脱却前の消費税増税は有り得ない」と繰り返してきた。とはいえ、「デフレ脱却の定義は、GDPデフレーターが安定的にプラスになることだ」などと、明確化していたわけではない。ここに、財務省やマスコミが付け入る「隙」が生じる。 繰り返しになるが、GDPデフレーターがマイナスの「デフレ期」に増税をしても、国民の所得が縮小し、政府は減収になる。 すなわち、財政悪化である。 日本国民のさらなる貧困化や財政悪化を防ぐためにも、国民一人一人が「GDPデフレーター」「名目GDP」といった指標の意味を正しく理解し、政治家に対し「正しい意見」をぶつける必要があると考えるわけだ。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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その他 2013年06月04日 13時28分
専門医に聞け! Q&A 心筋梗塞・脳梗塞を予防する漢方薬
Q:学生時代からの友人が3人、立て続けに倒れました。1人は心筋梗塞、2人は脳梗塞です。私も含め皆、よくお酒を飲みます。自分も同じような病気になるのではないかと心配です。予防についてアドバイスをお願いします。(58歳・自営業) A:心筋梗塞も脳梗塞も循環器系の重大な病気であり、発症の要因もほぼ共通しています。つまり、高血圧、動脈硬化、ストレス、喫煙、脂肪の多い食事、肥満などです。不整脈や心不全などは特に、無理を重ねて頑張り続けたストレスが強く影響している場合が多いように思えます。 ご質問の方たちは皆さん、これまで頑張って生きてこられそして今、退職の年齢にさしかかろうとしています。疲労も蓄積しているし、飲酒や喫煙の習慣がある人では、そのダメージもあるでしょう。 以上のようなことが積み重なって、慢性の不整脈や心不全、心筋梗塞などの心疾患や脳梗塞を引き起こすものと思われます。 心疾患や脳梗塞の予防は、心身ともに無理をしないことが基本です。もう、無理や無茶ができる年齢ではありません。そのことをしっかりと自覚しましょう。●予防的に漢方薬を利用 喫煙は心臓の病気や脳梗塞の主たる原因ではありません。しかし、血管を収縮させ、動脈硬化を促進する一因となります。心疾患や脳梗塞の直接的な引き金となることもあります。 また、飲酒は喫煙とは違い、少量なら健康によい作用をします。しかし、飲み過ぎると脱水しやすく、それが心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす要因となります。 60歳近くなった今も喫煙、飲酒を続けているなら、その履歴は、ざっと40年でしょうか。 もう十分嗜んだはずですから、そろそろお酒の量を減らしてもよいのではないでしょうか。一方、喫煙については、きっぱりと禁煙するようお勧めします。 そのように生活改善を図った上で、漢方薬を服用すると良いでしょう。心筋梗塞や脳梗塞を起こした際の救急治療は、現代医学が威力を発揮します。一方、再発の予防には漢方薬が効果的です。 漢方には、活血薬というくくりの一群の薬があります。これは血流をよくする漢方薬で、血流がよくなると血栓も出血も起こりにくいと漢方では考えます。 活血薬はいろいろありますが、心疾患や脳梗塞の再発予防に特に効果が期待できるものに「冠元顆粒」があります。これと同じ処方のものが、他の製薬会社から「生薬製剤II号方」の名前で発売されています。 これらを予防的に使用するのもよい方法ですが、二つとも健康保険適用の薬ではありません。岡田研吉氏(玉川学園・岡田医院院長)東邦大学医学部卒。ドイツ留学中に東洋医学に関心を持ち、帰国後、国立東静病院で漢方を学ぶ。独自の漢方処方で生活習慣病などに成果を上げている。著書『さらさら血液が長生きの秘訣』など多数。
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その他 2013年06月04日 13時28分
梅雨シーズンを安全に過ごす ノロウィルス、O157「食中毒」対策法(2)
また、これとは別の細菌、サルモネラが原因の食中毒もある。「マグロのすり身の冷ムース」は、マグロの煮付けをすり身にして卵白と生クリームを加え、冷やして固める。サルモネラ菌は鶏、豚、牛などの動物の腸管や河川、下水などの自然界に広く存在するのだ。 とくに鶏は数千個に1個の割合で産卵の殻にサルモネラが付着する。また、産卵前に卵白がサルモネラに汚染されることもあるといわれるだけに厄介だ。 こうしたことを予防するためには、(1)ヒビの入った卵は使わない。(2)卵の割り置きはしない。(3)加熱調理をしっかり行う。(4)卵を生食する場合は、表示されている消費期限内にする、などに注意すべきだという。 この他、腸管出血性大腸菌(O157,O111)なども牛の腸にいる細菌で、肝臓の内部にも存在している場合があるので同様の注意しよう。 細菌が発育するには水分と37℃前後の温度、栄養(すなわち食品)の三つの条件が必要だ。そして、細菌は分裂を倍々で繰り返して繁殖していくため、途方もない増え方をする。20分で分裂する細菌の場合、12時間後には約2兆個にもなる。ウイルスの場合は食品の中で増えず、人の体内に入ってから増えるので、食品に付着させないことが何より大事となる。 食中毒の原因になる細菌やウイルスは、身近なところで機会をうかがっている。食材を買うときは消費期限を確かめ、持ち帰ったら生鮮食品はすぐ冷蔵庫へ。冷蔵庫も10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つことが大切だ。 調理するときは手を石けんできれいに洗う。生肉や魚を切ったまな板や包丁は必ず洗って熱湯消毒をする。布巾やタオルは、常に清潔なものを使うこと。 専門家によると、「もし。食中毒に罹ったかもしれないと思ったら、まずはしっかり水分補給をし、原因物質を早く体外に出すことです。吐き気止め、下痢止め薬などを慌てて飲むと、それらが体内から出にくくなるため、かえって症状が長引き、重症化する恐れもあります」という。 都内の総合クリニック院長で医学博士の久富茂樹医師は、次のようにアドバイスをする。 「加熱済みの料理なら常温保存でも平気と思うのは危険。料理を室温に放置すると、菌が増殖して食中毒の原因になることがあります。たとえ低温でも、菌は時間とともに少し増えていく。材料は早く使い、料理も早いうちに食べるのが一番です。特に神経質になることはありませんが、自然の物には菌がいるという正しい危機意識を持つこと。味やにおいなど、五感をフルに発揮して、危険なものを排除する能力も鍛えてほしいですね」 一番危険なのは、前述した「O157」や「O111」などの、死に至ることもある腸管出血性大腸菌だ。決して食中毒を侮らず、体調の変化や不安が生じた場合、予防法を含めて医師の相談を受けることをお勧めする。
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