ここ5〜6年、同社は複数のアーチストと契約。だが、再浮上ができないケースが目立っているからだ。
話題の宝塚スターとは大空祐飛。宙組の男役トップスターで今年38歳になる。92年に宝塚に入団し、月組、花組に所属し12年に退団した。そして今回の契約となったものだが、どんな経緯があったのか。
「今年10月に、蜷川幸雄演出の舞台『唐版 滝の白糸』に主演するが、それが再出発としての仕事となる。事務所決定は、蜷川氏の娘で映画『ヘルタースケルター』を監督した蜷川実花が動いたのでしょう。エイベックス所属の沢尻エリカを主演に使っていましたからね」(芸能レポーター)
だが、エイベックスと契約した歌手やアーチストは長続きしないことで知られる。
過去に、大竹しのぶがすぐ契約を白紙にした。11年に契約した杉良太郎や伍代夏子は、すでにメンバーリストから消えている。
また、沢尻エリカ、小雪、鈴木亜美ら最近の契約組も、具体的にどういう行動をしているのかよくわからないのが現状だ。
どこに原因があるのか。
「大手芸能プロ社長が話していたが、マネジメントをする人数は5人が限界だという。それ以上の人数になると、お互いの意思の疎通ができなくなるからです。エイベックスともなればアーチストは数百人いる。すべてしっかりと面倒をみることができるのかといえば疑問です」(芸能界事情通)
宝塚を退団しても、芸能界ではほぼ新人に近い大空も、いつまでもつのかと不安視されて当然である。今後も二転三転が予想される。