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芸能 2014年04月23日 11時45分
AKB48グループペナントレースの概要発表
AKB48グループが、新チームでの、「AKB48グループペナントレース〜AKB48グループは競い合って磨かれる〜」開催の概要が発表された。 同グループの公式ブログによると、2014年4月22日より同年10月31日まで、AKB48グループの国内全12チーム(チームA・チームK・チームB・チーム4・チームS・チームKII・チームE・チームN・チームM・チームBII・チームH・チームKIV)が、「AKB48グループ劇場公演有料会員応募倍率」「AKB48劇場盤握手会の販売枚数」「AKB48シングル選抜総選挙の得票数」で勝ち点を競い合う方式になる。
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社会 2014年04月23日 11時45分
どちらが優先? 高校教諭が息子の入学式出席のため勤務先の入学式欠席し物議
自身の子どもの入学式と、勤務校の入学式と、どちらを優先すべきか? 埼玉県立高校の50代の女性教諭が、自身の長男の高校入学式に出席するため、4月8日に行われた勤務校の入学式を欠席していたことが分かり、物議をかもしている。埼玉県教育委員会によると、女性教諭は4月から勤務先の高校で、新1年生の担当を受け持つことになったが、別の高校に通う長男の入学式と日程が重なったため、勤務校より息子の入学式を優先した。 女性教諭は事前に校長に相談し、許可を取った上で、休暇届を提出。あらかじめ欠席を詫びる文書を作り、入学式当日、別の教諭が保護者や生徒らに配った。校長は入学式の担任紹介で、欠席の理由を説明した。県教委に「今の教員は教え子より、息子の入学式が大切なのか」といった趣旨の苦情が入って判明。調査したところ、他にも男女3人の担任教諭が子息の入学式出席を理由に、勤務先の入学式を欠席していたことが明らかになった。 15日までに県教委には147件の意見が寄せられ、校長や教諭への批判が計82件、教諭の行動に理解を示すものが65件で、賛否両論が渦巻いている。 関根郁夫県教育長入学式について「教員は基本的に出席する。私のときは子供の入学式には行かなかった」としたものの、その一方で「時代も少し変わってくる。我々の時代感覚と違う。どちらが良い、悪いというのではない。難しい問題」と話した。 ひと昔前なら、「職責放棄」と大批判を浴びそうな女性教諭の行動。ただ、時代も変わり、公より私が大切な場合もある。親としては大切な息子の入学式だ。教諭側には年休を取る権利もあり、どちらが優先かは難しい問題だ。(蔵元英二)
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芸能 2014年04月23日 11時45分
パンサー向井 ポリープ手術で1週間休養も相方の尾形が心配
22日、お笑いトリオ・パンサーの向井慧が喉にできたポリープ切除手術ため一時休養することを、所属事務所であるよしもとクリエイティブ・エージェンシーが、FAXを通して発表した。 向井は約1カ月前から喉の不調を訴えており、都内の病院で診断を受けたところポリープが判明。医師から手術の際に1日の入院と6日〜7日の休養が必要と診断された。4月29日(火)〜5月6日(火)の1週間、仕事を休養する。 向井は「仕事をお休みしてしまい大変ご迷惑をお掛けしますが、しっかり喉を治して戻っていきたいと思います。それまでなんとか相方二人(特に尾形)をよろしくおねがいします」とコメント。 29日(火)までは予定通り仕事を行うという。
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芸能 2014年04月22日 17時37分
浅尾美和が生足スーツで美脚を惜しげもなく披露
元ビーチバレー選手で“ビーチの妖精”こと浅尾美和が22日、都内で開催された「『ビーチゲームズ招致推進プロジェクト』発足および『ODAIBAビーチスポーツフェスティバル2014』開催記者会見」に、キュロット姿で登場し、ストッキングを履かない「生足」スタイルで、美脚を惜しげもなく披露した。 ビーチバレー、ビーチサッカー、ライフセービング、サーフィン、トライアスロンなど、海や砂浜を舞台にしたスポーツの世界大会「第1回ワールドビーチゲームズ」の開催地や期間などが今年7月に決定予定であることを受け、「ビーチゲームズ招致推進プロジェクト」が発足。元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏と浅尾が、ビーチゲームズ招致推進プロジェクトナビゲーターに就任し、活動第1弾として、「ODAIBAビーチスポーツフェスティバル2014」が5月3日から5日まで、お台場海浜公園・おだいばビーチで開催されることが決定した。 会見では、朝日氏から、諸外国と比べ、日本では海辺が海水浴など限定された目的だけに使われており、海辺でスポーツを楽しむという文化が定着していない現状が紹介された。「ODAIBAビーチスポーツフェスティバル2014」をきっかけとして、まずは、ビーチスポーツを浸透させたいと展望が語られた。フェスで競技に参加するライフセーバーの遊佐雅美選手は「競技で鍛え上げた肉体をお見せしたい」と、ビーチバレーの大山未希選手は「ビーチバレーに興味のなかった人も引きつけるような魅力的なプレーをしたい」と、畑辺純希選手は「まずは大会で優勝して、大会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。 また、司会者が、浅尾の当日のファッションを話題に挙げると、浅尾は、「違うんですよ。ストッキングを履こうと思ったのですが、自分の中ではすごく白くなったと思っていたのですが、履いたら色に合わなくて、白いタイツを履いているようになってしまったので、生足になっちゃったんですよ。すみません、今日は、急きょ生足で」と冷や汗。日本チャンピオンに20回輝いている遊佐選手が、フェスでは、ファッションも含めた“肉体美”で、「浅尾さんと対決したいです!」と会見を盛り上げると、朝日氏の口から「女王と妖精の対決だ!」との声が。浅尾は、「いつまでも妖精と言っていただいて、ありがとうございます」とはにかんだ。(竹内みちまろ)
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社会 2014年04月22日 16時00分
才色兼備の元カノを刺殺 社内不倫男が爆発させた“怒りのジェラシー”(1)
「公園の遊歩道に血まみれの女性が倒れている!」 こんな119番通報で救急隊員が駆けつけたところ、被害者の山本佳代子(32)が首を刺されて倒れていた。被害者の勤務先であるメガネ店は遊歩道の真裏のビル内にあり、被害者はいつも遊歩道に通勤用のバイクを止めていた。 警察の捜査で、まもなく不審な人物が2人浮かび上がった。一人は犬猿の仲だった勤務先の店長である。事件直前まで一緒にいたことは本人も認めていたが、事件への関与は否定した。 もう一人は中学時代の元カレの男だった。事件の数日前、同窓会に出席した佳代子は元カレと再会して言い寄られ、事件前日には何度も復縁を求めるメールを送られていた。 警察はこの2人を中心に被害者の交流関係を洗っていたが、事件から5日後、全くノーマークだった系列店長の亀田明生(47)が突然、「私が殺しました」と言って自首してきた。亀田は憔悴しきっており、「自殺しようと思ったが、それでは彼女に許してもらえないと思い、自首することにした」などと話した。 亀田は取り調べにも素直に応じて、被害者を殺すことになった経緯を丁寧に説明した。亀田はほんのわずかの間、佳代子と不倫関係にあった時期もあった。 だが、1年前に別れ、その後は元の上司と部下に戻り、何のわだかまりもなく付き合っていたが、亀田が語った犯行の動機は信じ難いものだった。 「彼女は非の打ち所がない完璧な女性だった。おそらく、理想の結婚相手を見つけて幸せになるだろう。それに引き換え、自分はバツ2となり、給料も下げられて閑職に追いやられることになった。彼女にも世の中、うまくいかないことがあるということを教えてやりたかった。人間的なジェラシーを感じていたので、彼女が幸せになるのを阻止してやりたかった」 亀田はメガネ専門学校を経て、この業界の技術者として生きてきた。複数の会社を渡り歩き、その間に1回目の結婚をしたが、妻子をもうけたものの離婚。39歳で2度目の結婚をした。 その後、事件当時に勤めていたメガネ店チェーンに転職したが、そこで知り合ったのが佳代子だった。 佳代子は美人で聡明なだけではなく、目の不自由な客を見つけるとさっと駆け寄って手足になるような優しさを兼ね備えていた。同僚にも丁寧に接し、職場での人間関係も良好。以前はブティックで自らがモデルを兼ねるハウスマヌカンをしていた。転職する度に自分自身がスキルアップしていくタイプで、社長にも一目置かれていた。 問題はそんな彼女が亀田の一夜の誘いに乗ってしまったことである。亀田も不思議に思ったが、「初めて会った時、キラキラしたオーラが見えた。私、一目ボレしないタイプなのに一目ボレしちゃった。私のおばあちゃんが占い師で、亀田さんはご縁があるって言ってたから」などと話した。
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芸能 2014年04月22日 15時30分
V6・森田剛の交際相手が発覚!
先週発売の「女性セブン」(小学館)で北海道出身の元グラビアアイドルとの交際を報じられたV6・森田剛だが、女性が人気AV女優の美雪ありすで2人がすでに半同棲中であることを発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。 「セブン」では森田が舞台稽古の帰りに都内のトンカツ店で女性と落ちあい、近くの映画館で3日間限定で上映されていたアニメ映画「風の谷のナウシカ」を楽しんだことが写真とともに報じられ、すでに1年ほど交際を重ね、一緒に宮古島に旅行に行ったり、新しくできたショップでインテリア雑貨を購入したり、堂々とデートしていることが報じられたが、女性の素性については伏せられたままだった。 「『セブン』はジャニーズとの関係が良好なので、あえて伏せた可能性もありそう。ところが、写真から女性の素性が美雪ではないかとネット上で話題になり、美雪のツイッターの書き込みなどから森田とデートしていたことが判明。さっそく、森田のファンがネット上で美雪に対して心ない言葉で総攻撃を開始していた」(週刊誌記者) 「週女」は2人が犬の散歩に出掛けている様子や、美雪が森田のマンションから外出する姿を写真とともに詳報。2人そろって帰宅した際、同誌記者が森田を直撃したところ、交際こそ否定したが、「ちょっと待ってて、オレ逃げないから」、「オレの写真を使ったりとか、名前を記事にすることはいいんだけど、彼女は大変なんです、いろいろ」と自分のファンがバッシングしていることを気にしてか、美雪を気遣ったというのだ。 「ジャニーズと『週女』は敵対関係にあり、ジャニーズタレントが同誌直撃取材に答えるのは異例だが、それだけ美雪をかばいたかったようだ。森田の男気は立派だが、事務所から大目玉を食らいそう」(芸能記者) 森田のファンは“美雪バッシング”を自粛した方が良さそうだ。
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ミステリー 2014年04月22日 15時30分
今、話題の「ネッシー騒動」 UMAを発見するためには有志を募ろう!?
4月19日、海外から衝撃のニュースが発表された。 なんとApple社の開発した地図アプリにてネス湖でネッシーと思われる巨大な影が写っている画像が確認されたのだ。 この影を見つけたのは「ネッシーハンター」(UMA研究家のなかでも特にネッシーに愛着のある研究家たち)の男性二人組。彼らはiPhoneとiPad、それぞれ別の端末でネス湖の衛星写真をチェックしたところ、大きなヒレが付いている巨大な生物が写りこんでいるのを見つけたという。 ネス湖のネッシーは18か月間もの間、目撃情報が途絶えており、インターネットでは「ネッシーの身に何かあったのでは?」と心配する声も挙がっていた。 今回、見つかったネッシーらしき物体の衛星写真は現在でもアプリで確認ができるそうなので、興味のある方は是非その目で確認していただきたい。 さて、今回の事件のように二人組でUMAを発見した例はままある。今回ご紹介している写真は「マニポゴ」という1962年にカナダのマニトバ湖で撮影された海蛇タイプのUMAである。 目撃例は古く1908年に水面から巨大怪物が泳いでいる姿を目撃され、1950年代にはなんとカナダ政府が動き現地調査を実施。政府の調査では怪物を確認することはできなかったものの、その数年後の1962年に二人の男性グループの手によって写真撮影に成功したのである。「マニポゴ」の名称は同じカナダのオカナガン湖のUMA「オゴポゴ」にちなむものである。オゴポゴは100年以上前から目撃例が絶えず、存在の可能性が高いUMAとして20世紀中盤から既に話題を振りまいていた。カナダ政府が調査に乗り出したのはオゴポゴの存在確認のためにマニポゴも同時に調べたかったものと考えられる。 マニポゴは巨大な海蛇と噂されているが、シャクトリムシのように上下に湖を移動することから哺乳類のような動物の可能性もあるという。 残念ながらマニポゴはこの写真の撮影以降姿を現さなくなり、オゴポゴのように有名にはなれなかった。 今回のネッシー事件やマニポゴ事件のように調査団よりも熱心な有志がUMAを発見する例は多い。 未確認生物もやはり我々と同じ生物。人が大勢やってくると怖がったり、警戒してしまうものなのだろう。特に生物ならばいずれ寿命もやってくるはずだ。 歴史的発見の鍵は我々、UMAファンが握っていると言っても過言ではない!?(山口敏太郎事務所)
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社会 2014年04月22日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 国家「利権」特区
政府は3月28日に、地域を限定して規制緩和などを進める国家戦略特区の対象となる6地域を発表した。 国家戦略特区は、アベノミクス第三の矢の一つで、医療や農業、労働分野などに横たわる「岩盤規制」を打破し、経済の活性化を図るのが目的だ。岩盤規制が強固であるため、全国で一気に規制緩和を進めるのは難しく、そのために特区で突破口を開くというのが表向きの導入目的になっている。 今回、特区に選ばれたのは、大都市では(1)東京都と神奈川県、千葉県成田市で構成する「東京圏」、(2)大阪府と兵庫県、京都府の「関西圏」、農業特区として、(3)新潟市と(4)兵庫県養父市、雇用特区で(5)福岡市、観光特区として(6)沖縄県の合計6地域となった。 小泉内閣の時代にも構造改革特区という制度があったが、それは一種の社会実験だった。規制緩和などの施策が特区の中でうまくいけば、その制度を全国に広げるという目的があったのだ。だから、特区の指定地域は地方が中心だった。 ところが安倍内閣の国家戦略特区は、社会実験ではなく、実利を目的としている。海外との競争を勝ち抜く経済構造を作り上げようというのだ。だから、指定地域も、もともと経済力が強い大都市が中心となる。 実際、今回の地域指定も、当初の案では、東京・大阪・名古屋の三大都市圏が対象になるとされていた。私は、地域間の経済格差を拡大するそうした政策には基本的に反対だが、大都市を強くするというのは、一つの考え方であることには違いない。 ところが、今回の指定に際して、あろうことか名古屋が指定から漏れてしまったのだ。なぜ名古屋が外されたのか。噂されている理由は、大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長の存在だ。大村知事は自民党に離党届を突き付けて知事選に立候補した。河村たかし市長は、もともと反自民だ。2人の存在が面白くない政府・与党が、名古屋を外したという憶測だ。 もちろんこの憶測が正しいという証拠は何もない。しかし、名古屋が外された理由はよくわからない。 一方、今回の指定地域が客観的な指標に基づいて選ばれていないことは事実だろう。特区指定を受けた沖縄県は、観光特区として認められている。観光振興は、全国ほぼすべての地域が力を入れている政策だ。そのなかで沖縄だけが選ばれたのは、やはり普天間問題での配慮があったためとみられる。同じく新潟市が農業特区に選ばれたのも、原発再稼働に厳しい態度で臨んでいる泉田裕彦新潟県知事への配慮があったのかもしれない。 国家戦略特区は、指定されれば地域の企業に大きな恩恵がもたらされる。だから、日本経済の活性化というよりも個別地域に対する飴玉の役割を果たしているのではないだろうか。 国家戦略特区で特定企業だけが規制緩和のメリットを受ければ、結果的にその企業が独占権を手にすることが可能になり、大きな利益が得られる。そして利権を得る企業や地域は、政権と親しいところが選ばれる。だとすると、国家戦略特区の本質は、規制緩和ではなく利権の付与ということになる。だから、国家戦略特区という名前を捨てて、早く国家利権特区に名称変更したほうがよいのではないか。
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芸能 2014年04月22日 14時00分
チェ・ジウ 嫌韓ブームで来日するジウ姫の下半身カラカラ事情
かつて親韓のシンボルだった“ジウ姫”こと女優のチェ・ジウ(38)が「完全終了」となった。最近では“枕営業”の噂も出るほどの凋落ぶりだ。 もはや話題にすらならない韓流ブームを作った一人が、チェ・ジウだった。T174センチの長身。B86・W63・H84と、見ためはスラッとした体つきながら隠れ巨乳でボリュームも満点。 「'04年、当時の小泉純一郎首相が大ファンで首相官邸に招きツーショットしたのは、あまりにも有名な話。嫌韓が叫ばれる昨今、日本で成功した数少ない女優でしょう」(スポーツ紙記者) チェ・ジウといえば、なんといっても'04年にNHKで放映されたドラマ『冬のソナタ』。ヨン様のペ・ヨンジュンとの恋愛ストーリーは空前の大ヒットとなった。 「センスがイマイチの韓国ドラマにあって数少ない名作。韓国は嫌いでも、チェ・ジウは好きだという日本人ファンも多い」(前出・スポーツ紙記者) そんな彼女が去る4月7日、2年ぶりに来日会見。韓国資本の菓子メーカーが中心となって、韓国旅行のPRを行った。 「日本から韓国への観光客が、前年比約20%も減少。実は、現地では大弱りなんです。そこで日本で根強い人気があるチェ・ジウを使って挽回したい作戦です。勝手に反日感情を煽っておきながら、金稼ぎになる旅行には来てほしいという非常に虫のいい考え」(旅行ライター) だが、久しぶりに現れたチェ・ジウを見て日本のマスコミはビックリ。 「彼女も韓国女優ですから整形の影響もあるのでしょうか。顔面がむくんだ感じで、かなり変わった。しかも、二の腕などもタプタプ。昔の小顔で美人のイメージが全然ない。ネットでは『チェ・ジウ、完全終了!』なんて書かれる始末」(ネットライター・大川真也氏) 劣化というべきか、それとも年相応というべきか。 「向こうでの出番は減る一方で、ピークが過ぎてもう数年になる。だから本人も焦って、再び日本でのブレイクを狙っている。でも、前のように女優としての復活は難しい」(前出・大川氏) だが彼女には、逆にむっちり度がアップしたナイスバディがある。 「ひと稼ぎのために“肉弾”もあるんじゃないかと評判。年配の金持ちには人気があるし、韓国の芸能人にはその手は常識ですから」(芸能プロ関係者) 末期のソナタ。
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その他 2014年04月22日 12時00分
本好きリビドー(3)
◎快楽の1冊 『養鶏場の殺人/火口箱』ミネット・ウォルターズ/成川裕子=訳創元推理文庫 900円(本体価格) ミネット・ウォルターズは1949年生まれの女性作家だ。世界規模で英国ミステリー界の女王として高い評価を受けており、ここ日本でもかなりの数の愛読者がいる。海外ミステリー・ファンの間では誰もが知っている存在だ。かつ、特にミステリーというジャンルにこだわりを持たない人も満足させることは間違いない。その幅広いエンターテインメント性には風格、貫禄が漂っていると言っていいだろう。 本国で'92年に刊行されたデビュー長篇は『氷の家』というタイトルで'94年に翻訳版が出た。以後『女彫刻家』『鉄の枷』『蛇の形』等、邦訳が継続されてきた。そして、多くの作品が宝島社の『このミステリーがすごい!』など、毎年発表される各種ミステリー・ベスト・ランキングの上位に入ったのだった。 謎解き小説としての説得力あるプロット、それなりに筋が通った推理の過程がなければ、もちろんミステリーとは言い難い。その課題を達成しつつ、ウォルターズは犯罪が起きる要因を総じて複雑な人間関係から見出し、描き切る。洞察力がとてつもなく魅力だ。 さて本書は長篇ではなく、二つの中篇が収められている。ゆえに重量感には欠けるが、コンパクトで鋭いウォルターズらしさを楽しめるのである。一話目の「養鶏場の殺人」は1924年に実際に起きた事件を元にして書かれたものだ。突如失業してしまった青年ノーマンは養鶏場の経営を試みるが、一向にうまくいかない。交際している女性エルシーは結婚を迫ってくる。その強引さで余計に疲弊感が増し、殺意にまで至る。「火口箱」は狭い村で起きた殺人事件の謎を、普通の主婦が探偵役になって解明しようとする。いずれの作品も、やはり人間関係が犯罪と密接に結び付けられている。関係の歪みや破綻が恐ろしい結果を生み出すことは珍しくない。(中辻理夫/文芸評論家)◎昇天の1冊 パンチラといえば、エロメディアの代表的な表現方法の一つ。春は女性たちが重いコートを脱ぐ季節でもあり、がぜんチラリズム本も増えてくる。 『顔を近づけてガン見してみました』(インテルフィン/752円+税)も、そうした1冊。ムックとして発売されており、中身はJKのヒップやフトモモに肉薄したキワドイ写真が満載だ。 登場するモデルは、全員が綿素材の白いパンティーを着用し、撮り方はデルタを強調。ローアングルから秘部を仰ぎ見た、ヘアヌードよりもずっと煽情的なカットも少なくない。 パンチラには、生脚&清楚な白いパンティーをテーマとしたJKモノや、セクシーなストッキング&高級下着で魅せることを中心としたOLモノなど、いくつかのパターンがあるが、いつの時代も人気が高いのはJKらしい。股間を隠すホワイトの綿パンティーに性器の“スジ”が浮き出るよう、「定規の端を擦りつけて下着に“スジ”を作る」(男性誌の編集経験者)など、工夫して撮影しているらしく、制作スタッフのこだわりも半端ではない。こうした苦労が長い間ファンに支持される理由でもあるのだろう。 とはいえ、カメラ付き携帯の普及に伴い、女性のスカートの中を秘密裏に撮影する一部の不埒な盗撮マニアが横行。パンチラ本は犯罪を助長するメディアとして、社会的には決して褒められた内容のものとはいえなくなってきており、愛好家は肩身が狭いだろう。 家でこっそり鑑賞し、楽しむだけにとどめよう。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)