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社会 2014年07月09日 11時45分
校内禁煙なのに… 兵庫の小学校長らが「たばこ部屋」設けて喫煙
校長が規則を破ってはいけません…。 学校内では禁煙なはずなのに、兵庫県尼崎市の市立小学校の校長らが校舎内に、「たばこ部屋」を設けて、喫煙を繰り返していたことが分かった。 兵庫県は昨年4月、受動喫煙防止条例を施行し、県内の学校の敷地と建物内での喫煙を禁止し、尼崎市も03年から喫煙を禁止している。 同市教育委員会によると、校長は12年4月の赴任以来、校務員の控室を「たばこ部屋」として、常態的に喫煙。昨年4月に赴任した教頭のほか、臨時講師や校務員もたばこを吸っていた。控室には灰皿や消臭剤が置いてあった。 7月3日、「隠れて喫煙している」などと指摘する匿名の内部告発が届き、市教委が校長に事情を聴いたところ、喫煙を認めた。 校長は「住民の目につく校門の外で吸うよりいいと思った。教員らを管理する立場なのに申し訳ない」と話し、謝罪したという。 市教委は校長、教頭を厳重注意するとともに、市内の全小中学校、市立高校、幼稚園に、文書で校内、園内での全面禁煙の徹底を通知した。 喫煙者の教職員にとって、校内での全面的な喫煙禁止は厳しい規則。しかし、ルールで決まっている以上、守らなければならない。 学校のトップである校長、さらに教頭までもが、県や市で定めた規則を破っていたとなると、生徒へも示しがつかないのでは?(蔵元英二)
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スポーツ 2014年07月09日 11時00分
横浜DeNA・中畑監督に白羽の矢が立つ 巨人次期監督の座(1)
横浜DeNAベイスターズ・中畑清監督(60)の手腕を評価する声が、各方面から聞こえている。 「万年最下位候補だったベイスターズを立て直すのは並大抵ではありません。今もリーグ最下位ですが(7月1日時点)、交流戦は13勝11敗で5位。『計算の立つ投手は三浦大輔だけ』と言っても過言ではなかったこのチームを、よくぞ立て直したものです」(在京球団職員) 先発は井納翔一(28)、山口俊(26)、久保康友(33)の3本柱を編成。新加入のモスコーソ(30)も奮闘。新人の三上朋也(25)もクローザーとして機能している。あらためて見てみると、FA補強の久保、モスコーソ以外は“中畑構想”に入っていなかったはず。 「救援の山口が不振で、先発に転向させました。井納もキャンプ、オープン戦は目立っていなかったが、今や最多勝争いをしています。新クローザーに三上を抜擢した眼力もさすが。要するに、戦いながら修正し、選手を辛抱強く使い、適材適所に据えたわけです」(ベテラン記者) 中畑監督が苦しみながらも、選手の適性を見抜いたというわけだ。 「チーム批判をした中村ノリを懲罰的な意味合いで二軍に降格させました。その是非はともかく、昨季も同じような理由で石川雄洋を二軍落ちさせました。中畑監督は指揮官としての言動が一貫しています」(同) 昨季の観客動員数は142万5728人(主催試合)。多くの球団が観客数で伸び悩む中、12球団トップの伸び率を記録したのは、中畑監督の人気もあってのこと。就任3年目の今季の“覚醒”に、古巣・読売グループも評価を改めたという。 「今季で監督の契約任期が終わる他チームから、中畑監督の手腕を評価する声が多く聞かれました。来季、別のチームに横すべりする可能性もあると思いますよ」(球界関係者) 巨人は2年ぶりの交流戦Vでリーグ首位の座も奪い返したが、苦しい局面を迎えている。いよいよラジオ局までもが主催ゲームの中継撤退を検討し始め、メディア収益の激減は避けられない。松井秀喜氏の監督招聘説が絶えないのはそのためで、人気面でのテコ入れは喫緊の課題だ。 「ペナントレース中盤から後半にかけ、巨人は苦しむと見ています。交流戦Vの立役者は亀井善行と小山雄輝。小山を先発で使えたのは“2連戦ずつ”という交流戦独自の変則日程によるもので、裏を返せば、不振の杉内、内海、大竹の登板回数を減らすことができました。今後、この不振のベテラン投手たちにもチャンスを与えていかなければならないので、首位固めとはいかないでしょう」(スポーツライター・飯山満氏) 原辰徳監督(55)も厳しい展開が続くのは覚悟の上だ。前半戦をけん引した一人、橋本到(24)の復帰が決まると、打率2割8分台の長野久義(29)を名指しして、「スタメンも厳しくなる」と喝を入れるなど、チームを発奮させている。
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スポーツ 2014年07月09日 10時28分
管理体制問われるDeNA 主砲・グリエルが飛行機移動がイヤで沖縄遠征を前代未聞の拒否!
そんな話聞いたことがない! DeNAの主砲、ユリエスキ・グリエル内野手(30)が、飛行機移動がイヤで沖縄遠征への帯同を拒否。“キューバの至宝”のプレーを楽しみにしていた沖縄のファンを落胆させた。 DeNAは7月8日、9日に沖縄・セルラースタジアム那覇で巨人戦が予定されていたが(8日は台風8号接近のため中止)、グリエルは5日の阪神戦(横浜)後に、沖縄遠征への帯同を拒否。球団では直前まで説得にあたったが、「台風が来る中で飛行機は考えられない」として、首を縦に振らなかった。 7日、グリエルは神奈川・横浜市内の病院で診察を受け、「飛行機恐怖症」と診断された。チームドクターの判断もあって、グリエルの意思を尊重することになった。 高田繁GMは「飛行機嫌いはよくあるけど、どうしても乗れないという人は今までにいなかった。説得したけど、どうしても行きたくないということだった」と半ばあきれ顔。 中畑清監督は怒り心頭かと思いきや、「俺も飛行機がダメなんだ。3、4年前に東京に帰るときに台風直撃で死ぬかと思ったよ。グリエルもトラウマなんだろう。しょうがない」と、意外にも理解を示した。 これまで、グリエルは1度だけ飛行機で移動している。7月1日の金沢での中日戦のため、前日に空路で金沢に入った。しかし、この際に揺れがひどく、飛行機が怖くなり復路は列車を利用。6月の福岡遠征(ソフトバンク戦)では新幹線を使ったという。5月には北海道遠征(日本ハム戦)もあったが、これは入団前で空路移動せずにすんだ。8月には愛媛・松山遠征(ヤクルト戦)が控えているが、移動日があるため、これも陸路移動を希望するのだろう。 セ・リーグの場合、最も東のチームは東京で、西は広島までであるため、飛行機移動は少ない。一方、パ・リーグは北海道から福岡までチームがあるため、飛行機移動は避けられない。グリエルは入団したのがセ・リーグで良かったというべきだろう。まして、メジャーでは移動距離が長いため、飛行機移動は日常茶飯事で、そんなわがままはいっていられない。 沖縄遠征を拒否したグリエルに対して、球団はペナルティーを科さず、11日のヤクルト戦(神宮)から合流する予定。 DeNAといえば、中村紀洋内野手(40)が5月6日の巨人戦(東京ドーム)で、8回表無死走者一塁(走者は俊足の梶谷隆幸外野手)の場面で打席に入る際に、首脳陣に「状況によっては走者を走らせず、打撃に集中させてほしい」と要望。これが、首脳陣批判と判断され、ペナルティーとして、翌7日に出場選手登録を抹消され、2軍に降格させられた。あれから、2カ月が経っても、いまだ中村は2軍に幽閉されたままだ。 同じわがままでも、中村に対する対応と随分違うが、遠征を拒否した選手にノーペナルティーでは、他の選手に対して示しがつかないのではないか…。外国人だからといって特別扱いしていたのでは、それこそ球団の管理体制が問われる。 サラリーマンなら、遠方への出張を命じられた際、「飛行機がイヤだから行きません」などと拒否しようものなら、その後には大きな“罰則”が待ち受けているはずだ。(落合一郎)
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芸能 2014年07月08日 16時20分
KONANが「サガミオリジナル002」をPR これからも使って下さい!
タレントのKONAN(29)が8日、リアルライブ編集部に大手コンドームメーカー、相模ゴム工業のフラッグシップモデル「サガミオリジナル002(ゼロゼロツー)」の6代目宣伝大使就任を報告するとともに商品をPRした。 「サガミオリジナル002」についてKONANは、「10年連続売上、ナンバーワンを達成しました。パッケージもカワイイので女の子も持ちやすいと思います。私もこれからは持ち歩きたいです」と語った。 さらに、今回の衣装については、「テーマはJAPAN。サガミオリジナルは世界60か国で使われており、日本の技術が世界にアピールできると思います。私も一緒に世界に羽ばたきたいですね」とコメント。 最後に、「愛をはぐくむために必要なものです。これからも是非、使って下さい」とPRした。
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芸能 2014年07月08日 16時17分
ベイビーレイズ ワンマンライブのポスター第5弾が公開!
7月13日に日比谷野外音楽堂でのワンマンライブを控える、「乗り込み!乗っ取り!!アイドル」ベイビーレイズのライブポスター第5弾が公開された。 このポスターは実際にネット上で話題になったベイビーレイズに対する批判をもとに制作された自虐ネタポスター。 今回公開された第5弾は「ベイビーレイズとかいうアイドルがティッシュ配りしていて腹立つ」という反応に対し、メンバーの傳谷英里香が「もらってくれるまで、粘ります」と健気ながらも真剣な眼差しで応えている。 ベイビーレイズは「乗り込み!乗っ取り!!アイドル」をコンセプトに掲げ活動中。今までにAKB48を始め、ももいろクローバーZなど有名アイドルのライブ会場前や、人通りの多い渋谷などの街中で自分たちをPRするポケットティッシュ配布を行ってきた。 デビューから2年、2014年中に武道館公演を実現させなければ解散という彼女らのひたむきな活動だ。 ポスターは全部で第7弾まであり、7月4日から一週間毎日公開される。●ベイビーレイズ 日比谷野音ワンマンライブ特設サイトhttp://www.lespros.co.jp/special/babyraids/yaon/
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芸能 2014年07月08日 16時03分
【週刊テレビ時評】篠田麻里子も出演の松雪泰子主演「家族狩り」はイマイチのスタート
いよいよ7月期の連続ドラマがスタートした。 プライム帯で、その先陣を切ったのは松雪泰子が主演するTBS「家族狩り」(金曜日午後10時〜)。初回(7月4日)は20分拡大で放送され、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は10.5%と、イマイチだった。 同枠の前作である「アリスの棘」(上野樹里主演)の初回は14.2%で、それを大きく下回る数字となった。ただ、同日、裏で放送された日本テレビ「金曜ロードSHOW!」、宮崎駿作品の「もののけ姫」が21.9%の高視聴率をゲットしたため、その影響を受けたものと思われる。 「金曜ロードSHOW!」は3週連続でスタジオジブリ作品を放送予定で、11日は「となりのトトロ」。強力な裏番組があることで、当面、「家族狩り」は苦戦をしいられそうだ。 「家族狩り」の原作は直木賞作家・天童荒太の同名小説で、三つの家族を通じて「家族とは何か?」を問いかけるヒューマンドラマ。 認知症の父・清太郎(井上真樹夫)と、その介護に疲れた母・民子(浅田美代子)を抱える児童ケアセンターの児童心理司・氷崎游子(松雪)、家庭を持つことに抵抗を感じている高校の美術教師・巣藤浚介(伊藤淳史)、仕事のために家族を犠牲にしてきた警視庁捜査一課の刑事・馬見原光毅(遠藤憲一)の3人を中心にドラマは進行する。 そんななか、注目を集めているのが元AKB48の篠田麻里子。篠田は馬見原の娘・石田真弓役で、非行に走った過去がある一児の母親というむずかしい役どころで出演。篠田が連ドラにレギュラー出演するのは、11年2月〜3月に放送された「桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜」(日本テレビ)を除けば、11年1月期の「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ/戸田恵梨香・三浦春馬主演)以来、約3年ぶり。AKBを卒業し、ソロとなっただけに、今ドラマでは、その演技力が問われることになりそうだ。 深夜枠では、陣内孝則主演「獣医さん、事件ですよ」(日本テレビ/木曜日午後11時59分〜)初回(7月3日)=5.9%、高橋克典主演「匿名探偵」第2シリーズ(テレビ朝日/金曜日午後11時15分)初回(同4日=午後11時25分放送開始)=5.7%と、ともに厳しい船出となった。 また、前週、14.9%と15%を切ったNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第27話(同6日)は16.7%と盛り返した。これで、ここ6週で5週が16%以上と好調だ。(坂本太郎)
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芸能 2014年07月08日 15時30分
香川照之が抱えていた深刻な悩み
昨年放送されたドラマ「半沢直樹」(TBS)の好演で、今やドラマに引っ張りだことなった俳優の香川照之が妻と家庭内別居状態であることを発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。 先日まで放送されていた「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS)で見せた“顔芸”が話題となった香川。同ドラマの放送時期には同局の「MOZU」への出演も掛け持ちするなど、多忙を極めているが、家庭内で大きな問題を抱えていたようだ。 同誌によると、香川は95年に元大手航空会社のキャビンアテンダントをつとめていた女性と結婚。現在、歌舞伎役者としてデビューした長男・政明くんと長女という2人の子供に恵まれたが、長年“冷戦状態”だった脳梗塞で倒れた父で歌舞伎俳優の市川猿翁と電撃和解し、11年の秋頃に妻に相談なく、猿翁と交際女性を自宅に同居させたころから妻との関係が悪化。 香川が“歌舞伎デビュー”を果たし、妻が突如、梨園の妻となり香川の活動をサポートしたことなどから負担が増え、さらには近所に住む車椅子生活の猿翁のサポートもしなければならないため、いつしか夫婦の間に溝が生まれ、家庭内別居状態になってしまったというのだ。香川は同誌の直撃に対し、妻との不仲を否定しつつ、「僕はもう本当に今いちばん人生で大変な時期なんで」などとコメントしている。 「市川中車として鳴り物入りで歌舞伎デビューした香川だが、人気はあるものの実力は伴っていないだけに、歌舞伎界からの反発は強い。おまけに、最近はドラマの仕事が忙しくて歌舞伎はそっちのけ。後援者やほかの役者の妻から厳しい言葉や視線を1人で浴び続けている香川の妻のストレスが限界を超えてしまったのだろう」(演劇記者) 今後は仕事に取り組みながら、夫婦関係の修復も図る必要がありそうだ。
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社会 2014年07月08日 15時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第83回 不思議な法人税減税議論
現在、政府が検討を進めている法人税の実効税率の引き下げ、すなわち「無条件の法人税減税」の議論は、本当に不思議だ。何しろ、「何のために法人税を無条件に引き下げるのか」について、説得力がある説明がなされていない。 安倍晋三総理を含む法人税減税論者の説明は、「法人税は下げなければならないため、下げなければならない」としか聞こえないのである。 一応、それなりに説得力があるというか、「聞こえがいい」法人税減税推進の理由は、 「法人税を引き下げることで、外国企業の投資を呼び込む」 というものだ。世界最大の対外純資産国で、国内に資金も、企業も、技術もある先進国である我が国が、なぜ発展途上国のごとく「外国企業に投資して頂く」必要があるのか意味不明だが、とりあえずその話は置いておこう。 アメリカという国がある。アメリカの法人税の実効税率は、日本よりも高い。外国企業の自国への直接投資(工場建設や支店開設など。株式等への証券投資は含まない)を「対内直接投資」と呼ぶ。日米両国の対内直接投資残高対GDP比率を比較してみよう(2012年)。◆日本=対内直接投資残高対GDP比率 3.5%◆アメリカ=対内直接投資残高対GDP比率 32.2% 日本よりも法人税が高いアメリカは、GDP比で日本の10倍近い直接投資を外国から受け入れている。 アメリカという事例がある以上、 「日本は法人税が高いため、外国企業が投資しない」 という理屈は成り立たないのだ。 というよりも、日本の対内直接投資残高対GDP比が低いのが問題だとして、その理由は、 「長期のデフレで、企業が利益を上げにくい環境であるため」 が主因に決まっている。 利益とは、企業にとって「所得」になる。所得とは、企業が生産活動(サービス供給を含む)に従事し、生産されたモノ・サービスを誰かが消費、投資として購入してはじめて創出される。 長期のデフレに苦しめられた我が国では、物価の下落(生産されたモノ・サービスの価格下落)が所得拡大のボトルネックになっていた。 我が国の企業が利益(=所得)を増やせなかったのは、完全にデフレが原因なのだ。 デフレで利益を上げられない我が国に、外国企業がこぞって投資をするなどあり得ない。そもそも、利益を上げられない環境が続いていた以上、法人税の高低は対内直接投資残高とは無関係なのだ(もしくは「無関係に近い」)。 逆に言えば、法人税が高くても、多額の「利益」を上げることが可能な国であれば、外国企業は喜んで投資をする。 要するに、現在の法人税議論における「外国企業の投資を増やす」は、日本が「投資をすれば利益を上げられる」環境であることが前提になっているのである。すなわち、投資利益率が高いという話だが、現実は異なる。 国内企業ですら「投資利益率が低い」という理由で、投資を増やさない(真っ当な判断である)日本国に、法人税を引き下げた程度で外国企業の投資が増えるだろうか。 ちなみに、筆者は別に日本が対内直接投資を増やすべきだとは考えていないが、それにしても議論がお粗末極まりないのだ。 利益を増やせない以上、法人税が低かろうが高かろうが、企業にとってはどうでもいい話だ。 その法人税とは「税引き前利益」から支払われるのである。 結局のところ、現在の政府の法人税議論は、「日本は投資をすれば、利益を上げられる」環境であることが前提になっているように思え、色々な意味で突っ込みどころ満載なのだ。 日本が投資をすれば利益を上げられる国ならば、これほど長期間、デフレに苦しむはずがない。 現実の法人税減税議論では、「利益」や「デフレ」以前に、なぜか財源問題ばかりがクローズアップされている。 特に、日本経済にネガティブな影響を与えることになりそうなのが、赤字企業でも課税される外形標準課税の中小企業への適用の拡大だ。 外形標準課税とは、企業が稼ぐ利益ではなく、「事業そのもの」に課される税金である。建前としては、企業がビジネスを展開するに際し、自治体の各種行政サービスの提供を受けており、利益と無関係に行政サービスの経費を分担するべき、という考え方になっている。 現在の日本において、外形標準課税の適用を受けているのは、資本金1億円超の法人のみである。すなわち、中小企業は対象外なのだ。 外形標準課税の適用範囲が広がると、税引き前利益がマイナスの状況でも、中小企業ですら付加価値や資本金(及び資本積立金額)に応じて税金を徴収されることになる。 日本の「企業数」に占める中小企業・小規模事業者の割合は、何と99.7%(2012年時点)だ。従業員数の割合でみると、およそ7割になる。 実のところ、我が国の「雇用の担い手」は、大企業ではなく中小企業なのである。 日本経済において、生産や雇用の大半を担っている中小企業の税負担を重くし、法人税税率を引き下げ、一体何をしたいのか、と思いたいところだが、「何をしたいのか」はわかっているのだ。 法人税の実効税率を引き下げれば、配当の原資(純利益)が増えるため、日本の株式市場において「取引の主役」を務める外国人投資家が日本株の買いに入り、日経平均が上がる“かも知れない”。 さらに言えば、グローバル市場を主たる標的市場とする企業の内部留保や、対外直接投資が増える“かも知れない”。 外国人への配当金や、企業の内部留保、「外国」への投資が増えても、日本国民の所得や雇用は増えない。日本国民の「豊かさ」に貢献しない政策を、国内の多数派である中小企業の「損」に基づき実施するとなると、筋が通らないどころの話ではない。 いかなる政策であっても、「得をする人」と「損をする人」が出てくるのは確かだ。 とはいえ、現在の日本で中小企業の損に基づき、法人税を引き下げるとなると、「得をする人」と「損をする人」のバランスがあまりにも悪すぎはしないか。 安倍政権は、法人税を引き下げる「理由」について、より論理的に、具体的に説明する義務がある。「企業の活力を…」といった抽象論で推進するには、あまりにも「損をする人」が多すぎるのだ。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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ミステリー 2014年07月08日 14時30分
謎の水生怪獣「マツドドン」! 正体は「○○○」だった!?
2014年7月3日、ツイッター上に投稿された衝撃の写真が日本中を駆け巡った。 京都府の鴨川市で全長150cm以上と思われる巨大オオサンショウウオが河川敷を這う姿が撮影されたのである。その想像以上の巨大さから投稿者は思わず「もののけ」とつぶやき、ネットでは大きな話題になっている。 さて、今回撮影されたオオサンショウウオのように川の中には不思議な生物がたくさん住んでいると言われている。 右の写真は山口敏太郎事務所の作家・脚本家の中沢健氏が2010年、千葉県の松戸市内で撮影した謎の水生怪物「マツドドン」を撮らえたとされる写真である。 深い緑の草木の間に生物の背中らしき物体が浮かんでいる。全身は緑または黒色で、まさに小型の怪獣を思わせる容姿である。 マツドドンの伝説は1972年に松戸市付近の江戸川で未確認生物が目撃されたことがきっかけではじまった。マツドドンのネーミングは実に単純で「松戸に現れトドに似ているからマツドドン」。命名者は松戸市役所の名物部所「すぐやる課」の職員氏である。 さて、このマツドドンであるが目撃者によると頭が丸く、ヌメっとした体を持ち、ヒゲと二本の牙が生えているという可愛らしい姿をしているという。 特徴はアザラシに酷似している、というかアザラシそのものとの説もあるが、マスクラットやヌートリアの誤認という説もある。もっとも当時、マツドドンは目撃談だけで肝心の写真は撮られておらず「タマちゃん騒動」が話題になる30年も前、日本の川にアザラシが生息するなど当時の日本人は思いもしなかったことだろう。 ちなみに「マツドドン=アザラシ説」はかなり早くから囁かれていた推測である。毎日新聞1974年5月29日の記事によると、羽田空港のわきで推定7〜8歳程度のアザラシが現れたという事件がニュースになっている。記事では「1972年に騒がれたマツドドンの正体か?」とも言及されており、早くから「マツドドン=アザラシ説」の推測が研究者の間で存在していた証拠である。 また、2か月後の7月2日の毎日新聞では今度は愛知県に「イノシシのような怪物が泳いでいる」というニュースも報じられており(翌日7月3日、アザラシであることが判明)、1974年は「アザラシの当たり年」だったと言えるだろう。 ちなみに、アザラシは江戸時代の愛知県にも来日(?)していたようで、こちらは完全に「妖怪」として描かれている絵が現存する(ご丁寧に体重や身長までバッチリ調べているのが笑える)。 このようにマツドドンはすでに正体がほぼ確定してしまった存在だけに「昭和の遺産」としての側面が強いが、中沢氏が改めてその姿を撮影、公表したことでふたたびスポットライトが当てられつつある。 中沢氏は自身の撮影したマツドドンに若干懐疑的な目線(タイヤやゴミの見間違いだったかも? とも語っている)を持ちつつも「私が松戸に調査に行った際には、現地の若者のほとんどがマツドドンの存在すら知らなかった! 松戸市市役所にはもっともっと、マツドドンを愛してもらいたかった!」 と語っており、再度の調査、松戸市をあげてのPRを行うべきとも訴えている。 あなたも松戸市へ「マツドドン」を探しに行ってはいかがだろうか。写真:中沢健文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能 2014年07月08日 14時00分
2016年NHK大河「真田丸」主演・堺雅人vsジャニーズ仁義なき戦い勃発(1)
芸能界を二分しかねないバトルが勃発するかもしれない−−。人気脚本家の三谷幸喜氏(53)と天下のジャニーズ事務所がもはや抜き差しならない事態に陥っているのだ。 「三谷先生と付き合いのない日本テレビとテレビ朝日、TBS等は、高みの見物を決め込んでいます。一番困っているのが先生ともジャニーズとも関係が深いNHKとフジテレビ。どちらに与するかで今後の仕事に影響を及ぼすのは必至の状況なんです。『まさかこんなことになろうとは…』とテレビ関係者はみな頭を抱えています」(業界事情通) いまやヒットメーカーとして引く手あまたの脚本家の三谷氏と天下のジャニーズ事務所が何を揉めているのか。 発端と指摘されているのが、2016年に放映されるNHK大河ドラマ『真田丸』の主演キャストだ。『真田丸』は戦国時代に活躍した武将・真田信繁(幸村)を主人公に波瀾万丈の生涯がオリジナル物語として展開される。 ちなみに、「真田丸」とは大坂の陣(冬の陣)で豊臣方についた幸村が大坂城の平野口に築いたとされる砦で、徳川家康率いる東軍を大いに苦しめた。 6月18日発表された主役の幸村には堺雅人(40)が決まった。堺といえば昨年、大ヒットしたドラマ『半沢直樹』(TBS)で大ブレイクし、いまや押しも押されもせぬ超売れっ子俳優だ。 堺は大河の主演に「三谷幸喜さんの脚本を楽しみにしています」とすでに再来年に向け意欲満々。 「堺が出演するドラマは間違いなく当たる。『半沢直樹』の後に放映されたドラマ『リーガルハイ2』(フジテレビ)もヒットした。キリンビールも、堺が出演中のCMのお蔭で売り上げが伸びている。ソフトバンクもCM起用したように、業界では堺の争奪戦が続いているんです」(大手広告代理店幹部) 確かに、主演が堺と聞けば視聴者の誰もが納得する話なのだ。ところが、ジャニーズはこの主役のポジションを密かに狙い、NHKや三谷サイドにロビー活動を続けていたという。 「ジャニーズがイチ推しだったのはタッキーこと滝沢秀明だった。東山紀之とセットで売り込んでいたそうです。他にも、『嵐』の二宮和也、『SMAP』の木村拓哉、香取慎吾の名前が挙がっていました」(NHKドラマ関係者) しかし、スッタモンダの末、NHKサイドが最終ジャッジを下したのが堺だったのだ。 「実は、堺をこの上なく猛烈にプッシュしていたのが脚本を手掛ける三谷氏だったのです。NHKサイドには『堺でないと、この大河は完結しない』とまで言い切ったそうです。見栄も外聞もかなぐり捨てた主役争奪戦で敗北したジャニーズはメンツを潰された形になってしまった」(芸能プロダクション関係者) 以前ならNHK大河の主演話など歯牙にもかけなかったジャニーズ勢。一転、翻意した背景には切実な事情があったからだという。 「『嵐』のニノ(二宮)はドラマ『弱くても勝てます』(日本テレビ)が大コケ。シングル視聴率のオンパレードで平均視聴率も9.77%。タッキーもコンサート以外はあまりパットしない。今年1月に主演した『鼠、江戸を疾る』(NHK)も『HAMU-公安警察の男-』(フジテレビ)も惨敗している。キムタクに至っては昨年出演したドラマ『安堂ロイド』(TBS)が視聴率的にパットせず、今年放映された特番ドラマ『宮本武蔵』(テレビ朝日)も惨敗を喫している。夏ドラマとして放映される『HERO2』(フジテレビ)は収録中ですが、もしこれがコケるとキムタク神話は完全崩壊するばかりか、ジャニーズの屋台骨を直撃する恐れが出てきていますからね」(テレビ関係者) 香取に至っては俳優廃業の危機に瀕しているというから堪らない。ドラマはどれも当たらず、6月末で終了した『スモーキングガン』(フジテレビ)は全11回の平均視聴率がたったの7.29%だった。 「香取が『SMAP』のメンバーでなかったら、とっくに途中で打ち切りですよ。ジャニーズがNHK大河にこだわった理由は当代きっての人気脚本家である三谷氏のご威光を借りたかったからなんです。高視聴率ドラマに出演したという実績作りもさることながら、いまのジャニタレらの人気低迷を盛り返そうと躍起になっていたからです」(ドラマ制作関係者) ところが、大方の予想に反し三谷氏はジャニタレの主演起用について首を縦に振らなかった。 「一つは三谷先生が各脚本は“当て書き”といって役者を想定してから書き始めるんです。今回は、端っからジャニタレの誰も『イメージにピッタリこなかった』と言うんです。真田幸村は堺の起用で決めていたのです」(消息筋)
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2006年10月10日 15時00分
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
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