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社会 2019年01月06日 12時20分
成人式が1月の中旬に行なわれるワケ
1月の恒例行事といえば成人式。現在は1月の第2週の月曜日に移動しているが、かつては1月15日の祝日に行われていた。毎年、暴れる20歳などの姿がニュース番組で報じられ、「成人式不要論」なども唱えられる。 そもそも、成人式はなぜ1月に行うのだろうか。年末年始は帰省する人は多いだろうが、成人式の時期にはすでに会社や学校が始まっている。そうして見ると、決して理にかなっているわけではない。さらに、冬場の東北や北海道地方などは、深い雪に覆われるところもあり、動きづらい。そのため、成人式は地方によっては8月の夏場に行うところもあるようだ。 だが、成人式の1月開催にはしっかりと伝統文化にもとづいた理由が存在する。成人式のルーツとなるものは、日本で奈良時代から行われてきた元服(げんぷく)という儀式である。数え歳で12歳から16歳になった男子に対して、髪型を大人のスタイルにするほか、大人の服装や、幼名から大人の名前への切り替えなどが行われた。当初は貴族の間のみで行われていたが、室町時代に入ると民間にも普及し始める。元服の年齢にも幅が生まれ、中には5歳や6歳で元服を迎えるところもあったようである。当時の人間は、今よりも精神年齢はプラス10歳くらいはあるだろう。とはいっても、早すぎる印象も受けなくはない。 対して、女子はどうであったのか。女子版の元服は当初は裳着(もぎ)と呼ばれ、平安時代から安土桃山時代にかけて行われた。対象年齢は初潮を迎えた10代前半の人間であり、以降は成人扱いとなり結婚も許された。江戸時代に入ると、男子に同じくこちらも元服と呼ばれるようになり、対象年齢は18歳から20歳ごろとされた。儀式では地味な着物を着て、髪型を整えるほか、厚化粧やお歯黒、眉毛を抜く剃るなどして整える引眉なる儀式も行われていた。現在ならばメイクアップに該当するだろう。 これらの儀式が行われたのが、小正月である1月15日であったため、成人の日のルーツとなったのだ。
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芸能 2019年01月06日 12時10分
“伝説のグラビアアイドル”かとうれいこ、ジワジワと芸能界に復帰してきている事情
90年代に多くのバラエティ番組に出演していた一人、かとうれいこ。抜群のプロポーションで“伝説のグラビアアイドル”とも言われていたかとうは、ドラマやバラエティを中心に大活躍。結婚を機にテレビからすっかり遠ざかってしまったが、現在かとうは何をしているのだろうか。 「かとうさんは人気芸能人への登竜門として知られたクラリオンガールに選ばれたことで注目を浴びました。クラリオンは通常の5倍以上のポスターを作ったそうで、相当期待されていたことが分かりますね。当時はグラビア界で最も勢いのあったイエローキャブに所属し、細川ふみえさんとともに事務所の稼ぎ頭として写真集を連発していましたよ。しかし、かとうさんは2001年に結婚して、芸能界を引退しているんです」(芸能記者) それ以降はめっきりテレビからは遠ざかっていたが、2012年にひっそりと復帰を果たしている。 「2012年のバラエティ番組をきっかけにテレビでの露出を増やし、現在はローカル局の旅番組などに出演しています。実は復帰のきっかけになったのは、ゴルファーである夫の収入が激減したからだともっぱらの噂です。結婚当初の賞金額は2億円近くあったといわれていますが、今は250万円ほどまでに減少。かとうさんもいつかは復帰をしなくてはならないと思っていたようで、テレビに出ていない間も身体のラインを保つためにトレーニングをしていました」(前出・同) また、かとうの娘も芸能界デビューをしている。 「娘の横尾紗千さんはavexが立ち上げたアイドル専門のレーベルに所属し活動したこともあります。かとうさんも娘のことを頻繁にブログに綴っていて、今は娘さんのサポートも芸能界での仕事の一つととらえているようですね。実際、当時からかとうさんは礼儀が正しいと評判だったので、いくつかコネもありそうです」(前出・同) ブログでは「今は前髪短いです」と自撮り写真を掲載することも多々あるが、「全く変わらず美しい!」と絶賛されている。アラフィフアイドルとして今でも一定のファンがいるようだ。記事内の引用についてかとうれいこの公式ブログよりhttps://ameblo.jp/kato-reiko/
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芸能 2019年01月06日 12時00分
今年で放送50周年『サザエさん』 近々高齢キャスト入れ替えの噂?
今年10月で放送開始50周年を迎えるフジテレビのアニメ『サザエさん』。若者のテレビ離れが進む今も、視聴率は常時10%を超える、いわゆる「怪物番組」。そんな「怪物」もついに50年の大台に乗ることになる。 2018年はメインスポンサーであった東芝の経営悪化により、CM提供企業が大幅に変わった。番組史上初のデータ放送も実施されるなど、変わらない作風ながらも地味に進化してきた『サザエさん』だが、2019年には、さらなる進化が見られるのではないかと噂されている。 まず噂されるのが、50周年を記念したサザエさんの特別番組である。あまり大々的ではないが、メモリアルイヤーになるとスペシャル版を制作・放送することがある。1989年の20周年時には1時間スペシャルが、2009年の40周年には実写版含めて2時間30分のスペシャル、さらに45周年時となった2013年には同じく実写版含めて2時間30分のスペシャルが制作された。 そのため、今年50周年も2時間以上のスペシャル版が制作されるのではないかと噂されており今から注目されている。今年1月6日の放送は1時間スペシャルだ。10月にはさらなる「拡大」も期待できるだろう。 一方、『サザエさん』には心配事もあるという。1969年の放送開始から現在まで、変わらずにキャラクターを演じ続けているのはサザエさん役の加藤みどりと、タラちゃん役の貴家堂子のみであり、加藤は今年で80歳、貴家も78歳となる。特に2010年以降はキャストの高齢化が目立ち、放送開始当初から波平を演じ続けていた永井一郎さんは2014年に急死。翌2015年には同じくフネ役を務めていた麻生美代子さんが降板(2018年に死去)するなど、暗い話題も続いている。 そのためか、最近では50周年という節目を迎えるにあたり「高齢キャストの勇退」「世代交代」などがあるのでは、という噂もある。 2013年9月には、ギネスワールドレコーズ社より「史上最も長く放映されているテレビアニメ番組」として認められたサザエさん。すでに前人未到の域に達しているだけに、どのような形で50周年を迎えるのか注目される。
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社会 2019年01月06日 12時00分
1945年「群馬人肉鍋事件」 実の母が娘を食った“本当の理由
「ちょうど山から下りてきたら、“おトラさん”の家のところで警察官が土をふるいにかけているのが見えたんだよ」 太平洋戦争の終結から2カ月後の1945(昭和20)年10月のこと。群馬県のとある村に暮らすKさん(84歳)は、山で薪拾いを終え、家へと帰る道すがら、普段は見かけない光景を目にした。何人もの警察官が“おトラさん”という17歳の少女が暮らしていた家の周りの土を掘り起こして、何かを探していたのだった。「事件なんて滅多に起こらない村だから、何やってんのかなぁって思ったんだ。そうしたら、しばらく経って、おトラさんのことを母親のお龍さんが食べちゃったって聞いて、驚いたんだ 事件を起こしたのは山野朝吉(52歳)の後妻の龍(32歳)だった。彼女は11歳の時に最初の結婚をし、その夫との間に娘に恵まれたが、後に折り合いが悪くなり離婚。その娘を連れ、20歳以上も年が離れた朝吉と再婚したのだった。一方の朝吉にも、前妻との間に長女、次女(トラ)、さらに双子と、4人の子どもがいた。結婚後、夫婦はさらに2人の子どもに恵まれたが、計7人の子どもたちのうち、龍と血が繋がっていない子どもたちは、トラを除いて奉公に出されていた。 ひとつ屋根の下に朝吉夫婦、龍の長女、トラ、朝吉と龍の間にできた2人の子どもという、6人もが暮らす生活。朝吉は土地を持たない日雇い労働者で、一家の生活は傍から見ていても厳しかったという。 一家の経済的な貧しさには、朝吉の性格的な問題も関係していた。朝吉は食い物に困らなければ、日雇いの仕事に出ない墮情なところがあった。また、これは朝吉の次女トラだけが奉公に出されなかった理由でもあるのだが、精神的な障害を抱えていた彼女は人と話すこともままならず、学校にも通えなかったようだ。 当時の新聞報道によると、被害者の父親は「低能」であると書かれている。今ではその真相を知ることはできないが、昭和を代表する小説家・松本清張は、この事件をテーマに『肉鍋を食う女』という小説を書いていて、その中で一家のことをこう記している。《朝吉は少し低能で、怠け者であった。日雇だが、出たり出なかったりした。百姓するにも土地を持たないのである。女房というのは三十三歳だが、朝吉のところへは連れ子をして来ている》そして1945年10月、食べ物に困窮する一家で事件が起こる。《巡査はこの家の前でいつもぼんやり佇んでいるトラという娘の姿がないのに気がついた、トラも精神薄弱な上に盗癖がある。年齢は十七だが、身体は大人のように大きかった》(『肉鍋を食う女』より) 村に駐在していた巡査が村人の戸籍調べをするために一軒一軒をまわっていた折、朝吉の家も訪問。その時、トラの姿が見当たらないことに気付いた巡査が、その安否を龍に尋ねた。「前橋に子守りに出ていて、8月5日の空襲で焼け死んだ」 特に感情の起伏も見せずに龍は言うのだった。もし死んでいるのなら、死亡届が出ているはずだ。しかし、役場の人間は、死亡届は出ていないと言う。不審に思った巡査は、朝吉の近所で聞き込みを開始。すると、トラの姿を半年以上見ていないという答えが返ってきた。これはおかしいと思った巡査が、再び龍のもとを訪れて問いただすと、次第に証言が変わっていった。「トラは病気で死んで、庭に埋めた」 不審に思った巡査により龍と朝吉は警察に呼び出され、ついに尋問を受けることになった。すると、はじめは食い物がなくて栄養失調で死んだと言っていた龍だったが、ぽつりと洩らしたのだった。「食っちゃった」 1945年3月26日ーー。近所の家から米や麦、サツマイモなどを恵んでもらったりしながら日々をしのいでいた朝吉一家であったが、その日ついに食べるものがなくなった。囲炉裏に吊るされていた空っぽの鍋を前に、4人の子どもたちは腹が空いたと泣き叫んだ。 龍は日頃から、自分の血を分けた前夫との間にできた長女、そして朝吉との間にできた2人の子どもには目をかけてきたものの、常々トラにはきつく当ってきた。日々満足に食えない中で、トラは身体が大きく人一倍大飯を食らうことも、彼女には我慢ならないことだった。「この子さえいなければ、“私”の子どもたちは腹を満たせるーー」 龍はトラ以外の子どもたちを外へ遊びに行かせると、腹が減って寝転がっていたトラに襲いかかった。背後から首を絞め上げトラを絶命させると、首と四肢を鋸で切断。肉を包丁で切り刻み、空っぽだった囲炉裏の鍋に入れて肉鍋を作ったのである。頭と手首、足先や内臓などは、庭に埋めた。 普段、肉などほとんど口にしたことのなかった子どもたちは、鍋に入った肉片を、歓喜しながらたいらげた。しかし、日雇の仕事を終えて戻ってきた朝吉だけは、それが何の肉か悟っていたのか、ひと口も箸をつけなかったという。 龍は事件発覚後に逮捕され、実刑判決を受けた。朝吉と残された子どもたちは、その後も村で暮らしていたという。朝吉一家の近所に暮らしていたKさんが言う。「今はゲートボール場になっているところに、朝吉さんの家があったんだ。どこの家も、戦争中は自分で作ったイモでもなんでも供出しなければならなかったから、生活は厳しかった。土地がなかった朝吉さんのところは、さらに大変だったと思うよ。当時は村で、龍さんがトラを食ったなんて悪く言う人もいたけれど、みんな他人事じゃなかった。食事にサツマイモが一本出ればごちそうの時代だったんだよ」 朝吉一家はまさに一日一日を生き抜くために必死だったわけだ。そう考えると、本意ではなかっただろうが、トラは己の身を犠牲にして、幼い兄弟の命を救ったことになる。 人肉を食べるという行為は、飽食の現代から見るとショッキング極まりないことだ。しかし、当時の時代背景を冷静に考えてみると、どこの場所で起きてもおかしくはなかったのかもしれない。それは、村人たちの誰もが朝吉や龍を責めない態度に表れているように思えた。 朝吉一家は事件後も村に住み続け、つい数年前に朝吉と龍の間にできた息子が亡くなるまで暮らし続けていた。刑務所から出た龍は下仁田市内の寺に引き取られ、そこで生活していたという。 一家が暮らした家があったところから目と鼻の先に、朝吉が眠る墓があるというので、訪ねてみることにした。つい最近に建てられたと思われる真新しい墓には、朝吉の名前が刻まれていた。ただ、その墓誌には、人身御供となったトラの名前は刻まれていなかった……。
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その他 2019年01月06日 11時30分
「街道」で選ぶ、住んではいけない街とは?水戸街道編
国道6号総延長●353・6㎞ 起点●東京都中央区日本橋終点●宮城県仙台市苦竹IC 制定年●1920年東京近郊通過地域●浅草、葛飾、松戸、柏、土浦、ほか 東京〜横浜間を結ぶ旧東海道から、戦後東京の発展の象徴である246、西へ延びる甲州街道に、北へゆく中山道・日光街道と見てきたけれど、まだまだ東京起点の街道はある。それが、東へ向かう水戸街道(常磐道/国道6号)と千葉街道(国道14 号)である。ハッキリ言って、行き着くところが水戸か千葉という時点で語るまでもないような“クソ街道”なのだが、それでも他の街道も足元に及ばないほどの危険度を誇る道なので、ここで軽く注意を促しておくことにしたい。 まずは水戸街道。街道筋には“東の渋谷”こと柏や、北関東一のソープ街を持つ土浦などがある。実は、柏は旧宿場町にあらず、それが故に清新なイメージを持つことができたのかもしれないが、それとて「水戸や土浦と比べれば」のお話。土浦まで行けばもはや首都圏の面影は皆無となり、地元の半グレ&チンピラが幅を利かすデンジャラスタウン。その上、この国道6号は、水戸からさらに先に進んでいわきも越えると、なんとあの福島第一原発のすぐ隣を通っている。 原発事故からしばらく6号も通行止めだったが、今では「車から降りないこと」を条件に通行可。興味本位で停車しようものならフル装備の警察官がやってきて、険しい顔で発進を促す。朽ち果てた街道沿いの商業施設や飲食店、すれ違うのは原発関連の工事車両ばかりというゴーストタウン。そこにつながる水戸街道、果たして気軽に走っていいものか。
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芸能 2019年01月06日 11時00分
自殺・病死・殺人 非業のアイドル!⑨
●マリア2004年12月12日/34歳没【死因】一酸化炭素中毒死 2004年秋に頻発したネット心中。9月、埼玉県で男女4人。10月、神奈川で女性2人。同月、埼玉県山中の駐車場で男女7人。この計13人の集団自殺のすべてに関わっていたのが、1999年に解散したバンド『T─BOLAN』ボーカル森友嵐士の元妻マリアだった。彼女自身も最後に決行された集団練炭自殺で、男女7人のうちの1人として死亡。自殺希望者は、自分のブログ『死にたい症候群』で集めていた。 マリアは幼少時に母親から虐待、父親からは頻繁に陵辱されるという過去を持っていたが、父親との肉体関係は大人になっても絶ち切ることができなかったという。 そして、自身のブログに「本気の方募集 練炭 睡眠薬 車の方法で男女問わず」と書き込んで道連れを募集。そして「7〜8人でやるのって新しいよね」との書き込みを最期に、冒頭の結果となったのだった…。(明日に続く)
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芸能 2019年01月06日 06時00分
永野芽郁、朝ドラ後初作品でヒロイン “反面教師”はあの朝ドラ女優たち
昨年前期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを務めた女優の永野芽郁が、6日スタートのドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)でヒロイン役を務める。 同ドラマは、とある高校に2年前に赴任してきた美術教師(菅田将暉)が、卒業式の10日前に突如、担任クラスの生徒29人に「今から皆さんは、僕の人質です」と宣言。生徒たちとともに、数か月前に自ら命を絶ったある生徒の死の真相を探る学園ミステリー。全10話の構成で、卒業までの10日間を、1話につきほぼ1日ずつ描くという。「もともと数字の伸びない日曜午後10時半枠の放送だったが、昨年10月期のドラマ『今日から俺は!!』が高視聴率をゲット。勢いづいているだけに、局内での期待は高い」(日テレ関係者) 永野にとっては、朝ドラ出演後、初の映像作品出演となるが、今回が正念場となりそうだというのだ。 「朝ドラ出演後、どの作品を選ぶかが今後の女優人生の分かれ目と言っても過言でなはい。その意味で見ると、うまく作品を選べずに伸び悩んでしまったのが、『べっぴんさん』(16年)の芳根京子と、永野と同じ事務所の『わろてんか』(17年)の葵わかな。どちらも『高嶺の花』(日本テレビ系)、『ブラックペアン』(TBS系)と豪華キャストがそろった作品に番手が下の脇役で出演したが、ほかのキャストに埋もれてしまった。その後、映像作品を中心にこなすもさっぱり当たらなず、なんとなく同じ道をたどっている。永野はそんな葵を見ているので、しっかり自分の存在をアピールできるヒロイン役の作品を選んだようだ」(芸能記者) 芸能界で活動している限り、どこまでも付いてくる「朝ドラ女優」の肩書だが、永野がその肩書を乗り越えて女優としてステップアップできるかが注目される。
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芸能 2019年01月06日 06時00分
30年前、1989年1月6日のテレビ欄は? 当時の定番目白押しも、時代の節目の日に
平成も終わろうとしている今、30年前の1989年はどんなテレビ番組がオンエアされていたのか? ということで、今回は1989年1月6日の新聞テレビ欄を覗いてみた。 まず、朝の時間帯、『ルックルックこんにちは』、『モーニングEYE』、『おはよう!ナイスデイ』と各局のワイドショーで一斉に報じられているのが、とんねるず石橋貴明のハワイ挙式。もちろんこれは現在の妻・鈴木保奈美ではなく、前妻である元モデルとの結婚式だ。前年からは冠番組『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)が始まっており、石橋にとってはまさに人気絶頂の頃だろう。 昼の番組に目を向けると、『笑っていいとも!』のほか、テレビ朝日系では萩本欽一司会の『欽ちゃんのどこまで笑うの!?』というクイズバラエティがオンエアされている。そう、欽ちゃんが帯番組をやっていた時代もあったのだ。さらに、TBS系では山城新伍が、冨士眞奈美や五月みどりら熟女軍団とトークするワイドショー『新伍のお待ちどおさま』。 そして、ナゾだったのがNHK。12時20分から45分まで流れていた番組のタイトルは『おもち101』。しかも、出演者にせんだみつおの名前があるのだ。共演者は牧野哲大という料理研究家。餅料理でも紹介する番組だったのだろうか。 フジテレビ系の夜7時からは2時間特番『新春!大相撲部屋別対抗歌合戦』。司会は高島忠夫・寿美花代夫妻で、ほか出演者は朝潮、逆鉾、寺尾、霧島、旭道山ら“歌うま”力士ばかりだ。今では考えられない番組だろう。 TBS系の夜8時からは『風雲!たけし城』。さらに、夜9時からは斉藤由貴主演のドラマ『はいすくーる落書』の初回が放送。これは斉藤演じるお嬢様が、不良高校の教師になるという物語で、1話目のタイトルは「先生、もんでやるぜ!」。……何かいろいろ妄想してしまう。 だが、バカを言っていられるのはこの日まで。翌1月07日には日本が一変する。昭和天皇が崩御し、元号が昭和から平成に代わるのだ。これを受けてテレビはさまざまな番組の放送を取りやめる。世に言う「自粛」である。今や震災や殺人事件などで何かと放送を自粛するテレビだが、その自粛ブームのキッカケはまさにここからだった。つまり1989年1月6日は、テレビが面白かった最後の日となったのである。
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芸能 2019年01月05日 23時00分
広瀬すずの朝ドラ、平成をまたぐ作品として視聴者層に受け入れられるか?
女優の広瀬すずが主演を務めるNHK連続テレビ小説『なつぞら』が4月1日から放送される。本作は連続テレビ小説第100作目の記念作品。また、平成と次の年号をまたぐ作品ともなり、現在放送されている『まんぷく』よりも前にヒロインが発表されるという異例の扱いとなっている。 戦後の北海道から、やがてアニメーションの世界へと旅立っていく少女の半生が描かれるという本作。朝ドラヒロインといえば、オーディションで選ばれる場合と女優に直接オファーがいく場合があるが、今回は後者。「遠大な物語を、演技力とリアリティーをもって演じきれる」という理由で広瀬が選ばれたことが発表されている。しかし、朝ドラファンの間には本作についてある懸念があるという。「広瀬さんといえば、その好感度の低さでも知られています。露出度とは裏腹のこの評判の悪さは視聴率にも確実に影響しており、昨年1月期に主演を務めたドラマ『anone』(日本テレビ系)では平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で2018年放送のドラマワースト3位に。水曜10時の同枠の中ではワースト1になってしまいました」(ドラマライター) また、作品自体にも不安要素はあるという。「朝ドラではオリジナルストーリーが嫌われる傾向があります。2018年前半の『半分、青い。』は視聴者から『朝ドラ一番の黒歴史作品』と言われたことも。2015年前半の『まれ』も主演の土屋太鳳さんの好感度の低さや主人公の行動の一貫性のなさが災いしてか、毎回視聴者からは不満が殺到する事態に。2012年後半の『純と愛』も類を見ないシビアさで視聴率も低迷。今も語り継がれるほどの鬱展開の数々で視聴者を騒然となりました」(同) 平均視聴率20%超えが当たり前となる朝ドラ。どのような作品になるのか、4月のスタートを楽しみにしたい。
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スポーツ 2019年01月05日 22時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「前田日明」常に真剣勝負の空気を漂わせていた“新・格闘王”
現役引退から20年近くになる今もなお、その動きに注目が集まる前田日明。伝説的な名勝負も数多く、当時からの信者的ファンがいる一方で、偏執狂的アンチも少なくない。 しかし、賛否両論が渦巻くのも、それこそスターの証明とも言えようか。※ ※ ※ 日本のプロレス界で“カリスマ的存在”といったときに、アントニオ猪木と並んでまず名前が挙がるのが前田日明だろう。 熱心なファンは自ら「前田信者」と言ってはばからず、同時にアンチが多いのも猪木と同様だ。アンチ前田の言い分の一つに、「大言壮語を吐くくせに本人は真剣勝負をしたことがない」というものがある。これを裏付ける関係者の証言もいくつか見られる。 1986年、初の異種格闘技戦で勝利を収めて新・格闘王の呼び名を得た前田だが、この対戦相手のドン・中矢・ニールセンは後年、この試合についてショーとして盛り上げることを依頼されたとしている。 極真空手出身のジェラルド・ゴルドーも、’88年に第二次UWFで前田と対戦した際には「事前にリハーサルがあった」と述べている。 エメリヤーエンコ・ヒョードルとの試合を前田に酷評された永田裕志も「あの人は格闘技もプロレスも中途半端」「俺のヒョードル戦とあの人のニールセン戦を一緒にされたくない」と、暗に前田がこれまでにプロレスの範疇の試合しかしてこなかったことを指摘している。 では、こうした前田批判が的を射たものなのかといえば、必ずしもそうとは言い切れない。総合格闘技の概念が一般的になったのは90年代半ば以降のことだが、それ以前の前田はそもそも昨今に言われるような意味での真剣勝負を志向していたわけではない。「第一次UWFで競技志向の佐山聡を批判し、皆が食っていくための興行優先を唱えたのが前田です。この当時の前田の目指したものはあくまでも“強いプロレスラー”であって、決して格闘家になりたかったわけではありません」(プロレスライター) 前田自身も、若手時代にアントニオ猪木から聞いた「いつかスポーツとして恥ずかしくない戦いを実現させる」との言葉をそのまま受け止め、それに向けてやってきたとの発言をしている。 つまり、プロレスラーが「すごい、強い」と世間から尊敬のまなざしで見られるような状況こそが前田にとっての理想であって、少なくとも第二次UWFの頃まではプロレスを捨てて格闘競技の道へ進む意図はなかった。セメントやシュートを志向していたというのは、あくまでも周囲がそう思っていたというだけにすぎないのだ。 振り返ってみても前田が新日vsUWFでの中で不穏な空気を見せたのは、唯一、アンドレ・ザ・ジャイアント戦ぐらいしかない。「そのアンドレ戦も、最初に不穏な態度を見せたのはアンドレの方です。新日を離れる直前だったアンドレが何かしらの意図によって“仕掛けて”きたのに対して、前田は自衛しただけですからね」(同)★現代の基準とは異なる勝負哲学 蹴りや関節技を前面に出し、ロープに飛ばないなどの形こそは目新しかったが、プロレス界の掟に反することはしていない。「ニールセン戦については微妙なところで、あれは言うなれば昭和版の小川直也vs橋本真也です。藤波辰爾と長州力の名勝負数え唄を“マンネリでつまらない”と、札幌テロリスト事件を指示したのと同じように、前田のUWFで、スタイルに活を入れようとの意図からのものでした」(同) ニールセン本人も興行としての盛り上げを依頼されたとは語っているが、事前の試合展開の打ち合わせについては否定している。 ニールセンが勝ちにこだわっていれば、前田がガードのできていなかった顔面へのパンチ狙いに徹することもできたはずで、その意味では現代基準の真剣勝負とは異なるかもしれない。しかし、筋書きの決まった試合でなかったことは確かであり、そこで前田は堂々とUWFスタイルで勝利してみせた。 新日側にも前田をつぶそうという意図はなく、勝てばOK、負けても惨敗でなければ“リベンジ戦で二度おいしい”ぐらいのものであったのではないか。「猪木が前田を後継者の筆頭に考えていたことに違いはない。ただ、まだあの頃はテレビ朝日や興行関係者からは、前田の看板だけでは弱いと見られていたし、猪木自身もアントン・ハイセル事業の借金返済のため一線から退くわけにはいかなかった」(新日関係者) その後、長州への顔面蹴撃事件が起こるなど巡り合わせも悪かった。その後、新日を離れてからの第二次UWFでも、大筋としては新日での戦い模様の延長であり、ゴルドー戦も「興行トップとしての責任」を果たすためには当然のことをやったまでなのだ。 前田が真剣勝負から逃げていたというわけではない。そもそも今の基準で言うところの真剣勝負を目指していなかったのだから、そこを批判しても意味がない。むしろ本人の意図にかかわらず、真剣勝負の空気を漂わせていた前田の存在感こそ、賞賛すべきではないか。前田日明***************************************PROFILE●1959年1月24日、大阪府大阪市出身。身長192㎝、体重115㎏。得意技/キャプチュード、フライング・ニールキック。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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