スポーツ
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スポーツ 2021年01月13日 17時00分
「バッターボックスで笑ってる」ロッテ・澤村がマウンドで恐怖? 巨人時代から“カモ”にされている苦手打者を明かす
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が12日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、ロッテ・澤村拓一がゲスト出演。自身が苦手と感じている打者を明かした。 1日に上原氏が投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が4本目となる澤村。今回の動画では自身がこれまで対戦した中で印象に残った打者を複数名挙げながらトークを展開したが、その中で西武・中村剛也を最も苦手な打者に挙げた。 昨年9月に巨人からロッテにトレード移籍し新たにパ・リーグで戦う中では、「僕はホークスよりも西武の方が怖い」と西武への苦手意識が一番強かったという澤村。山川穂高、森友哉といった主軸も怖いとしつつ、「一番アレルギー反応が出る(くらい苦手な)のは中村さん」と明かした。 澤村は続けて、「(威圧感が)マジでやばい。(対戦時はいつも)バッターボックスで笑ってますもん、『いらっしゃい』みたいな(感じで)」とコメント。にこやかな表情でバットを構える中村の姿には、どのコースに投げても狙い打たれそうな威圧感があると吐露した。 動画内で具体的な日時は明かしていないが、ある試合で中村からセンター前に強烈なヒットを打たれたという。「(打たれた直後に)パッと一塁を見たら、中村さんが『余裕余裕』、『ですよね』みたいな感じで笑ってた」と、自身の球を打つのはたやすいといわんばかりの笑顔を浮かべていたためさらに恐怖心が増したと語っていた。 この他にも澤村は自身が対戦して楽しかったというセ・リーグ打者や、最近の審判に対する不満などについて動画内で語っている。 >>MLB移籍断念の巨人・菅野に「もう違う考えなんだ」上原氏ら球界人から驚きの声 本人は来オフの再挑戦を示唆?<< 今回の動画を受け、ネット上には「中村は常にニコニコしてるような気がするが、澤村からするとそれが不気味なのか」、「中村は速球には強い打者だから、速球派の澤村にとってはかなり相性が悪いのかもしれない」、「実際巨人時代から中村との対戦成績は悪かったような気がする」といった反応が多数寄せられている。 これまで巨人(2011-2020)、ロッテ(2020)でプレーしている32歳の澤村と、西武(2002-)一筋で活躍する37歳の中村。両者は2011年から2019年にかけては交流戦、2020年はパ・リーグでそれぞれしのぎを削っている。 中村はこれまでの対戦で澤村に対し「.375」と4割近くの打率をマークし、本塁打も3本放っている。対戦前後に笑みを浮かべるのは、澤村のことを完全に“お得意様”と捉えているからなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年01月13日 11時15分
桑田氏の巨人コーチ就任、原監督との因縁が原因? 他コーチとの配置転換はグラウンド外にも好影響か
巨人・原辰徳監督と桑田真澄氏がオンライン会見に臨み、リーグ3連覇と日本一奪還の熱い思いを語った。会見で注目されたのは、桑田氏のコーチとしての肩書とその役割。「投手チーフコーチ補佐」。つまり、宮本和知投手チーフコーチのサポート役である。立場的には“投手部門のナンバー2”ということだろうか。 「桑田コーチの入閣によって、本当に強化されたのはスカウト部門ですよ」(球界関係者) どういうことかというと、宮本コーチのサポート役は水野雄仁巡回投手コーチだった。一、二軍はもちろん、三軍やリハビリ組の様子を確認し、二軍スタッフとの連絡係を務め、時には投手の直接指導も行っていた。しかし、昨季途中から「スカウト」としての視察業務も加わり、多忙を極めていた。 「水野コーチはスカウトとしての眼力がありました。宮本コーチのサポート役には後任として桑田氏がコーチに迎えられました」(前出・同) 各方面の話を総合すると、原監督は昨年12月28日、山口寿一オーナーに連絡を入れ、桑田招聘の意向を伝えた。この日は球団事務所の仕事納めでもあり、「誰かと会った」という情報は聞かれなかった。電話会談で原監督の提案を了承したのだろう。 「桑田氏の元に連絡を入れたのは、年明けの1月5日。二つ返事で快諾したようです」(同) >>巨人コーチに桑田氏就任で「ピッチャー陣が変わるかも」上原氏ら球界人も期待 本人は早くも闘志「指導者としてもエースに」<< 原監督と桑田コーチの関係で思い出されるのが、第一期政権下の02年6月18日(対横浜)での「代打起用」だ。同点で迎えた延長11回表、原監督は先頭打者が四球を選ぶと、桑田氏の代打起用を告げた。交代させられたのは途中出場のリリーフ投手であり、ベンチにはまだ何人かの野手が待機していた。 その桑田氏がバスターを決め、勝利したことは有名だが、この話には後日談がある。 「翌朝のスポーツ新聞は『原マジック』と称賛しました。でも、原監督は父・貢氏に電話をし、あの采配が正しかったのかどうかを相談しています。投手を代打起用させた後、他の野手の気持ちを思ったからです。代打登場した翌日の桑田氏ですが、メディアが代打成功したことを質問しても、露骨にイヤそうな顔を返していました。代打の準備をしていた野手のことを思ったからです」(前出・同) 原監督はこうした桑田氏の言動を聞かされ、「同じことを心配している」と親近感を持ったそうだ。4番だった原監督、エースを張った桑田コーチ。立場が異なるが、チーム論という点ではすでに意気投合していたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月13日 10時20分
北斗晶アッセンブル1.31上野大会の中止を発表!「会場からの要請」
元女子プロレスラーでタレントの北斗晶が提唱した女子プロレス共闘組織アッセンブルの第3回大会、1月31日東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が中止になったと、アッセンブル事務局が発表した。 事務局によると、「1月31日(日)上野恩賜公園野外ステージにて開催を予定しておりました公演について、会場となる上野恩賜公園より開催中止要請を受けたため、大会を中止することとなりました」と会場側から中止を要請されたことを明らかにしている。 アッセンブルは、新型コロナウイルスとの共存を余儀なくされた現状で、プロレス団体(特に女子)は集客も難しい中、個々の団体でプロレスをやっていくよりも、今こそ力を合わせて一つの大会を開催し、すべての選手がより多く活躍出来る場を生み出していく目的で結成された共闘組織として、昨年10月1日に上野恩賜公園で行われた第1回大会では、マーベラス、OZ、シードリング、仙女、PURE-JにフリーのT-HEARTSがそれぞれ提供マッチを行い大成功。11月20日に行われた第2回大会では、スターダム、ダンプ松本の極悪同盟を軸にしたレジェンド枠が加わり、ジャガー横田や長与千種も参戦。千種とダンプの時代を超えた抗争にオールドファンは酔いしれ、こちらも大成功に終わっている。 コロナを大義名分に始まったイベントなだけに、来場者は報道陣も含めて全員にフェイスシールドと手袋が配布され、試合が終わるたびにリング消毒が行われるなど、ソーシャルディスタンス仕様の座席だけではなく、豊田真奈美、山田敏代、三田英津子らOGたちも率先して物販や消毒活動を大会中に行うなど、野外の会場を選んだことから、細部に渡って、感染対策に力を入れていた。 昨年、12月5日に神奈川・さがみ湖リゾート プレジャーフォレストで予定されていたイベントには、北斗の夫で元プロレスラー・タレントの佐々木健介も参加予定だったが、こちらも新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になっており、試合ではアッセンブルの新人選手のデビューが予定され、レスラーによる運動会も開催するはずだった今大会の中止は残念である。 アッセンブルを立ち上げたことにより、各団体に還元されている面も見受けられているだけに、緊急事態宣言が解除された際には大会を再開させてもらいたい。※一部敬称略(どら増田)
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スポーツ 2021年01月13日 10時15分
K-1代々木第一体育館大会延期を発表!気になる武尊対天心への影響は?
立ち技の格闘技イベントK-1実行委員会は、1月に予定していた「K-1 WORLD GP」「Krush」「K-1アマチュア」の大会スケジュールを、国の緊急事態宣言を受けて変更すると発表した。 1月31日の「第36回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(キッズ・ジュニア・マスターズ)&ワンマッチ~」東京・GENスポーツパレス大会は実行委員会で協議の上、延期に。新たな日程は2月21日に、会場は同じGENスポーツパレスでの開催を予定している。同23日の「Krush.121」日東京・後楽園ホール大会は会場と協議の上、開場時間を16時45分、開始時間を17時30分に変更して開催し、終了時間は20時を予定しているという。 さらに、年間最大のビッグイベント「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4~」1月24日東京・国立代々木競技場第一体育館大会は、実行委員会で協議の上、延期となった。代替日程・会場は調整中。チケット情報についても後日発表するため、K-1実行委員会では「チケットはお手元にて大切に保管ください」と呼びかけた。 この大会では、メインイベントでK-1スーパー・フェザー級タイトルマッチ、チャンピオン武尊にレオナ・ペタスが挑戦することが決定していた。武尊とレオナのタイトルマッチは、当初、昨年11月3日のK-1福岡・福岡国際センター大会での開催が発表されていたが、武尊が左拳を負傷したことにより、試合がキャンセルになっていた。関係者によると、その後武尊サイドと調整し、「1月24日に試合ができることを確認し、レオナサイドもOKした」ため、年間最大のビッグマッチとなる『K’FESTA.4』での対戦が発表されたが、今回の延期により、再び流れてしまった。3度目の正直で、次回大会での実現を期待したいところ。 武尊は「大会延期になりました。皆様が安心して会場に応援に来てもらえる時まで、僕ら選手達ももっと成長出来るように頑張ります!楽しみに待っててください」とファンにメッセージを送っている。 武尊は昨年大晦日のRIZINに来場し、かねてから対戦したい相手としてファンも本人たちも熱望していた那須川天心戦に動き出したばかり。天心に対して「今度はK-1を見に来て欲しい」とラブコールを送っていただけに、武尊と天心のドリームマッチは1.24K-1代々木第一大会で武尊がレオナに、2.28RISE神奈川・横浜アリーナ大会で天心が志朗にそれぞれ勝った上で、「中立の舞台」での対戦という流れだっただけに、現状ではまず天心が志朗と対戦し、勝利すれば武尊を待つ形になりそうだ。武尊は天心の練習拠点であるTEAM TEPPENに所属している白鳥大珠とYouTubeで相互コラボ配信しており、K-1の武尊とRISEの白鳥によるコラボは格闘技ファンに衝撃を与えている。新空手時代から知り合いという白鳥との配信でも天心戦について、「格闘技を盛り上げたい」「俺たちだけで終わらせない」と熱い思いを語っているだけに、今回の延期がドリームマッチ実現に及ぼす影響はないだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年01月12日 22時30分
ノア2.12武道館に秋山準参戦!丸藤とタッグで、清宮&稲村の超新星タッグと対決
プロレスリング・ノアは10日、『HIGHER GROUND 2021』東京・後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントでは「新春スペシャルマッチ東京」として、NOAH対金剛の8人タッグマッチが実現。潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&清宮海斗のNOAHドリームカルテットが、拳王&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学の金剛と対戦した。 試合は8人の持ち味が十分に発揮され32分を超える激闘になったが、最後は拳王が清宮をP.F.Sで仕留め、チーム力で勝る金剛に軍配が上がっている。 試合後、拳王は「不安な中、後楽園ホールへ来てくれてどうもありがとう。緊急事態宣言も出されて俺の夢、テメーらの夢も緊急事態だよな…おい!必ず連れていくぞ!俺たちが感染対策を一つ一つすれば…"夢"は願えばかなうもんだろ?」とファンに訴えると、バックステージでも「夢の日本武道館、俺たちが必ず連れていってやる。夢は願えばかなうもんだ。行くぞ!来月、日本武道館まで」と11年ぶりに開催する『DESTINATION 2021〜BACK TO BUDOKAN〜 』2.12東京・日本武道館大会を必ず実現させると誓った。 ノアでは緊急事態宣言が2月7日から延長された場合でも武道館大会を決行すべく、現在細部を調整している。国や都からの「開催自粛要請」がなければ開催する方針だ。 ノアにとって“聖地”武道館大会の復活はメモリアルなものだ。そこで、旗揚げメンバーの一人である丸藤正道が参戦を熱望していたノアOB・秋山準の同大会参戦が正式に発表された。ノアから古巣の全日本プロレスに移籍した秋山だったが、現在はノアと同じくサイバーファイトが運営するDDTプロレスにレンタル移籍中。サイバーファイトの高木三四郎社長の計らいもあって、秋山のノア参戦が実現した。対戦相手は清宮海斗&稲村愛輝のノアが誇る超新星タッグとなった。 この日の試合後、丸藤は「僕の呼びかけに対して耳を傾けてくれた。感謝してるし、秋山さんの中でやる気に満ちてることがうれしい。秋山準は俺より厳しいぞ。清宮も稲村も心して日本武道館のリングに上がってほしい。ああいう人たちがいてのプロレス界。秋山さんと組めること、楽しみです」とコメント。昨年、武藤敬司を追い続けた清宮は、今度は秋山の前に、しかも武道館という舞台で立つ。稲村にとっても大きなチャンスと言っていいだろう。 現在のノアは緊急事態宣言が出ても止められない勢いがある。武道館大会ではGHCヘビー級でチャンピオン潮崎豪に武藤敬司が、GHCジュニアヘビー級ではチャンピオン原田大輔に吉岡世起がそれぞれ挑戦することが決まっており、いよいよカードもそろい始めてきた。◆プロレスリング・ノア◆『HIGHER GROUND 2021』2021年1月10日東京・後楽園ホール▼新春スペシャルマッチ東京 NOAH 対 金剛(60分1本勝負)潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&●清宮海斗(32分15秒 片エビ固め)拳王○&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学※P.F.S(どら増田)
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スポーツ 2021年01月12日 21時10分
巨人コーチに桑田氏就任で「ピッチャー陣が変わるかも」上原氏ら球界人も期待 本人は早くも闘志「指導者としてもエースに」
現役時代に巨人(1986-2006)、パイレーツ(2007)で活躍し、日米通算で「461登板・173勝142敗3ホールド14セーブ・防御率3.56」といった成績を残した52歳の桑田真澄氏。12日、その桑田氏が今季から巨人の一軍投手チーフコーチ補佐に就任したと球団が発表し、複数メディアもこれを報じた。 現役生活、最後に巨人に在籍した2006年から数えると、実に15年ぶりの復帰となる桑田氏。同日に行われた就任会見を伝える報道によると、昨年12月28日に原辰徳監督が球団上層部に桑田氏の招へいを打診し承諾を得た上で、年明けの5日に桑田氏と直接会ってオファーしたことがコーチ就任の経緯とのこと。また、報道では桑田氏が「指導者としてもエースになれるようにやっていきたい」と抱負を述べたことも伝えられている。 2008年3月の現役引退後は野球解説者に転身する傍ら、早大大学院や東大大学院でスポーツビジネスや投球・打撃の動作解析などを研究してきた経歴を持つ桑田氏。2013年1月から2014年12月にかけては東大硬式野球部で特別コーチを務めたが、NPBでコーチを務めるのは今回が初となる。 >>元巨人・桑田氏のコーチ就任、阿部二軍監督が原因?原監督が15年ぶりの古巣復帰を画策したワケは<< 桑田氏のコーチ就任を受け、球界OBたちが自身のSNSやユーチューブチャンネルを通じコメントしている。元巨人・上原浩治氏は12日に自身の公式ツイッターに「桑田さんが巨人のコーチに… これは楽しみだなぁ」、「ピッチャー陣が変わるかもしれませんね いろいろ期待してます!」と投稿。桑田氏の就任により、昨季セ・リーグトップの防御率(3.34)をマークした巨人投手陣がさらに強固なものになるのではと期待を寄せている。 元大洋・横浜の高木豊氏は同日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。「あそこまで(古巣の)ユニフォームを着なかった人が、ここにきて急に着るのはちょっとビックリ」、「(このタイミングでのコーチ就任は)OBとして心に期するものがあったのかな。例えば、ソフトバンクに日本シリーズ2年連続4連敗という屈辱もあるだろうし」と、桑田氏の決断に驚いた。 同時に、「桑田は理論的だし伝え方がうまい。感情的にものを言うことはまずなく、ちゃんと頭の中で(言いたいことを)整理して理論的に話す(人物)」、「(指導者として)一番大切なのは(選手への)伝え方だと思う。そういった意味では(桑田氏は)すごく伝え方がうまいので、いいコーチになるかなと期待している」と選手に的確な指導ができるコーチになるのではと推測している。 今回のコーチ就任を受けては、ネット上にも「現役時代は1番好きな投手だったから復帰は素直に嬉しい」、「江川(卓氏/元巨人)のようにもう巨人への復帰はないと思っていたから驚いた」、「球団の許可を取りつけた上で直接オファーした原監督の行動力もすごいわ」、「解説の時は結構分かりやすい語り口だったから、選手からも指導や助言を受け入れてもらいやすいのでは」といった反応が多数寄せられている。 現役・巨人時代は沢村賞(1987)、最多奪三振(1994)、最高勝率(1998/当時は連盟表彰なし)をそれぞれ1回、最優秀防御率(1987,2002)を2回獲得するなどチームのエースとして活躍した桑田氏。3年連続のセ・リーグ制覇、そして9年ぶりの日本一に向けどのような指導を見せていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年01月12日 20時30分
“コロナ引退”の琴貫鐵氏が佐渡ヶ嶽親方の冷遇に怒り「これからも何人も辞める」 8年分の不満吐露に反発も
元関脇・貴闘力氏が11日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、新型コロナウイルスへの恐怖心を理由に9日に現役を引退した元序二段・琴貫鐵氏がゲスト出演。引退まで所属した佐渡ヶ嶽部屋の師匠・佐渡ヶ嶽親方からの“冷遇”を暴露した。 10日に貴闘力氏が投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が2本目の登場となる琴貫鐵氏。今回の動画では入門して初土俵を踏んだ2013年3月場所から引退した9日まで約8年過ごした佐渡ヶ嶽部屋での力士生活の中で、佐渡ヶ嶽親方から数々の冷遇を受けていたことを明かした。 9日に自身の公式ツイッターに「今日を持って引退することになりました」と、日本相撲協会に引退を申し出て、受理されたことを明かした琴貫鐵氏。同日には断髪式も行ったというが、佐渡ヶ嶽親方は「(引退が正式に)決まり次第(早く)出ていけ」、「断髪式が終わったら、早く準備して早く出ていきなさい」と要求。そのため、琴貫鐵氏は引退後の仕事や住居を決める間もないまま部屋を追われることになったという。 約8年前に入門する際に、佐渡ヶ嶽親方からは「中卒で入っても大丈夫なようにしておくから安心して入ってこい」と引退後、路頭に迷わないよう仕事を工面すると伝えられていたという。しかし引退決断後、親方は次の仕事を見つけてくれることはなかったといい、自身より前に辞めた他の力士にも仕事を探しているような様子は全く見られなかったという。 また、琴貫鐵氏によると入門前の親方は非常に優しい態度だったというが、いざ入門すると自身を含めた若手力士はほったらかしで、部屋の兄弟子にほとんどの指導を任せているような状況だったとのこと。さらに、怪我をした際の治療費も自己負担だったため場所ごとに7万~10万円程度(序ノ口は7万円、序二段は8万円、三段目は10万円)の場所手当ではまかないきれず、母親に工面してもらうこともしばしばだったという。 そんな状況の中、日本、そして世界で新型コロナの感染が拡大したことを受け、「これでコロナになって入院するってなった時に、また母親に工面してもらわなきゃいけないんじゃないか。それで母に迷惑をかけるんじゃないか」という考えに至ったことが引退決断の理由だったという琴貫鐵氏。「これからも何人も辞めると聞いています」と、自身以外にも複数の力士が佐渡ヶ嶽部屋を去る方向で動いていると語っていた。 >>横綱・白鵬の休場に心無い批判も稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは<< 今回の動画を受け、ネット上には「ここまで冷たく扱うのは酷い、親方は弟子のことをカネを運んできてくれる奴隷としか思ってないんだろうな」、「入門時と引退時で言ってることが違いすぎる、騙したと言われても仕方ないのでは」、「ニュースによると琴貫鐵さんは心臓に疾患があったらしいし、佐渡ヶ嶽親方はもう少し寄り添ってあげるべきだったのではないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「自分から『コロナが怖い』ってゴネて辞めたんだから、出ていけと言われるのも当然では」、「自分のことばかり言ってるから本当に冷遇なのか分からない、他の部屋も同じような感じなら単なるわがままでしかない」、「相当な不満があったことは分かるが、こうも話題を集めると次の仕事探しにも悪影響が出てくるのではないか」といった苦言や批判のコメントも複数見受けられた。 「今回の動画で琴貫鐵氏は自身と同じような立ち位置の同部屋力士や他の部屋との比較については語っていないので、佐渡ヶ嶽部屋の指導体制に問題があるのか、それとも琴貫鐵氏が単にわがままなだけなのかは分かりません。ただ、昨今は減少の一途をたどる新弟子を1人でも多く確保しようとサポート体制を整える部屋も増えてきており、荒汐部屋や時津風部屋などは高卒認定をはじめとした各資格・免許の取得援助や、後援会と協力した引退後の就職あっせんなどを約束すると公式サイト上に掲載しています。もしかしたら琴貫鐵氏はこうした部屋の力士と話すうちに、佐渡ヶ嶽部屋の指導体制はおかしいと判断したのかもしれません」(相撲ライター) 琴貫鐵氏の暴露に対し現在(12日午後5時半)までに佐渡ヶ嶽親方が何らかのコメントをしたとは特に伝えられていないが、今後反論することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg琴貫鐵氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/miyakuradaisuke
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スポーツ 2021年01月12日 17時30分
元全日本、岡田佑介がDDTレギュラー参戦初戦で遠藤哲哉と遭遇も視界に入れず?!
DDTプロレスは9日、『GO TO DDT!vol.1』東京・後楽園ホール大会を開催した。昨年12月いっぱいで全日本プロレスを退団し、DDTへのレギュラー参戦が決まった岡田佑介が今大会より出場し、6人タッグマッチでの白星で初陣を飾っている。 当初、岡田は第1試合に出場予定だったが、秋山準が左ヒザの手術(左ヒザ半月板損傷による関節鏡下半月板切除術)のため欠場となったため、秋山が入る予定だった第4試合の枠に組み込まれた。その秋山が属する「準烈」メンバーの大石真翔、渡瀬瑞基と組んだ岡田は、「ダムネーション」の遠藤哲哉、佐々木大輔、島谷常寛組と対戦。岡田はKO-D無差別級王者の遠藤哲哉と激しいエルボー合戦を繰り広げ、ドロップキックで佐々木と島谷をまとめて吹っ飛ばすなど、その存在を大いにアピール。「準烈」は「ダムネーション」の猛攻で形勢不利となったが、島谷を捕らえた大石がフジヤマ・ニーロックでギブアップを奪い、岡田は勝利に貢献した。 試合後、マイクを持った岡田は「遠藤選手、ここにいる誰より、俺は秋山イズムを持ってる。タイトルマッチでしょっぱいマネしたら、秋山さんより前に俺が潰してやる」と、2・14川崎で秋山の挑戦を受け防衛戦を行う遠藤相手に堂々のアピール。その一方で、「渡瀬選手、もうちょっと仲良くやりましょうよ」と投げ掛けた。バックステージで岡田は「DDTのことはまだわかんない状態。だけど秋山さんに流れてるものは俺が一番わかってる。秋山さんがいない間は俺が体現します」とコメント。渡瀬は「付き人してたかもしれないけど、秋山準の血を、今一番濃く継いでるのは俺。別に(岡田と)対角でもいいし。岡田君とは合わないかもしれない」と話し、不穏なムードが流れる。 リーダーの大石は「準烈を引っ張っていくのは私。任されていると思っているので。いろんないざこざも抑えつつ、あの人が帰ってくる場所を守っていきたい。(手術は)よりよく動けるため、これから長くプロレスを続けるため。2月14日、遠藤哲哉からKO-Dのベルトを獲るためだから」と話した。 一方の遠藤は「秋山準、タイトル戦の1か月前に欠場。ヒザの手術らしいじゃないか。そんな状態で俺に勝てるわけないだろ。言い訳できないくらいに叩き潰してやるから。1か月で万全になるかどうか。万全だったら言い訳できなくなるから」と秋山に関してのコメントのみで、岡田については語らず。DDTを次の主戦場に選んだ岡田は、まずDDTのトップである遠藤の視界に入らなければいけないだろう。◆DDTプロレス◆『GO TO DDT!vol.1』2021年1月9日東京・後楽園ホール観衆 484人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)遠藤哲哉&佐々木大輔&●島谷常寛(12分14秒 フジヤマ・ニーロック)大石真翔○&渡瀬瑞基&岡田佑介(どら増田)
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スポーツ 2021年01月12日 17時00分
守備難の阪神、大山・木浪が救世主になる? 藤本コーチの評価に納得の声、「小幡、北條も見習って」と激励も
阪神・藤本敦士一軍内野守備走塁コーチが、11日放送の『マンデーベースボールパーク』(MBSラジオ)に電話で生出演。昨季守備力が大きく向上したと自身が評価する選手を明かした。 85失策だった昨季を含め、3年連続でセ・リーグ最多失策を記録している阪神。藤本コーチも番組内で「かなり気にしている」と現状に危機感を抱いていると口にしたが、そのような状況の中でも守備面で成長が見られた選手として遊撃・木浪聖也、三塁・大山悠輔を挙げ理由を語った。 プロ5年目・26歳の大山は2019年シーズン20失策とセ・リーグ三塁手ではワーストの失策数を記録したが、昨季は6失策と3分の1に激減。プロ3年目・26歳の木浪も2019年はセ遊撃手ではワーストとなる15失策だったが、翌2020年は8失策と半分に減らしている。 2人合わせて21個の失策を減らした木浪、大山について、藤本コーチは「1年ですごく成長したなと思う。やっと内野の軸ができてきたかなと思う」とコメント。昨季の両名は自身が見ても守備力が大きく向上していたとした上で、今季以降も安心してレギュラーを任せられる選手に成長してきていると評価した。 藤本コーチは続けて「大山に関しては数字に表れた結果というものを残したから、首脳陣に対しても認められたと思う」と守備面の数字に加え、打撃でも「.288・28本・85打点・122安打」といった成績を残した大山の働きは他の首脳陣も認めていると称賛。また、「背中で(他)選手に対してアピールというか、軸になった選手として認められた」と、守備力アップへ日々真剣に努力する大山の姿は他選手にも好影響を与えていると評した。 一方、木浪については「予測ができれば一歩目がすごく変わるので、そういう頭を使った守備というのもすごくできていた」と、味方バッテリーの配球や相手打者の打球傾向を元に打球のコースを予測し、逐一守備位置や一歩目の出足などを変えていたことが結果につながったのだろうとコメント。「(これがチーム内で一番できているのは)今だったら木浪」と、現在のチームでは一番守備を工夫している選手だと語っていた。 >>阪神投手が球団に前代未聞の抵抗!後に痛烈なしっぺ返しが?賛否を呼んだ年またぎの銭闘劇<< 今回の放送を受け、ネット上には「2人とも前年に比べて失策数が半分以下だから、『何とかしないと』と強い思いで守備力アップに励んでいたことは伝わる」、「2019年に比べたら大山、木浪の三遊間はだいぶ安心して見ていられた」、「木浪、大山が頑張ったとはいえ優勝した巨人(昨季43失策)に比べたら失策数は約2倍、彼らに続く選手がまだまだ出てこないと今季も厳しい」、「小幡(竜平/昨季9失策)、北條(史也/同5失策)、植田(海/同5失策)らも大山、木浪を見習って頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 2月1日から始まる春季キャンプでは「もう一度守備位置や足(の動かし方)を全員に徹底させて、まずは下(半身の使い方の指導)からやっていこうと思っている」と、下半身を軸とした守備指導を行う方針も番組内で明かした藤本コーチ。16年ぶりのリーグ優勝、そして36年ぶりの日本一に向け、どこまで守備力を鍛え上げることができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月12日 11時30分
オリックス、ファン待望のロメロ復帰!安達とのパフォーマンス復活に期待
オリックスは8日、ステフェン・ロメロ外野手と、2021年シーズンの契約を締結したと発表した。 ロメロは2017年から2019年までの3シーズン、オリックスの主砲として活躍していた。来日初年となった2017年は103試合に出場、打率.274、26本、66打点、2018年は119試合に出場、打率.237、25本、63点、2019年は81試合に出場、打率.305、18本、63打点というオリックスの助っ人外国人の中ではまずまずの成績を残したが、「怪我が多く1年間フルで起用出来なかった」という首脳陣の判断もあり、2019年オフに自由契約となり、昨年は東北楽天が獲得。コロナ禍において、120試合制となったが、103試合に出場、打率.272、24本、63打点と、特に大きな離脱もなく1年間プレー。規定打席にも到達している。 しかし、楽天と2021年シーズンの契約で合意に至らず、調査していたオリックスが再獲得に動き始め、2年ぶりの復帰が決定した。背番号は「9」から「69」に決まっている。ロメロは「私にとってオリックス・バファローズの選手、スタッフ、関係者の皆さんは家族のような存在です。再び戻ってプレーできることが決まり、大変嬉しく思っています。バファローズの一員としてプレーできることを楽しみにしています。チームのためにハードに練習をし、万全の状態でシーズンに臨みます。ファンの皆様、熱いご声援をよろしくお願いいたします。共に良いシーズンを送りましょう」とコメント。シーズン中もオリックス戦の試合前には、オリックスの選手と談笑する場面が幾度となく見られており、昨年からオリックスに加入したアダム・ジョーンズ外野手とも交流していただけに、すんなりと復帰出来るだろう。ホームランを放った際、ベンチ前で行う安達了一とのパフォーマンスも復活してもらいたいところだ。 ファンの間でもロメロの復帰は歓迎ムードが多く、オリックス時代はロメロが離脱するとチームが低迷してしまうほどの影響力があっただけに、今度は1年間、怪我することなくフルで活躍してもらいたい。オリックスは現時点で、ジョーンズ、スティーブン・モヤ外野手、ブランドン・ディクソン投手、タイラー・ヒギンス投手といった5人の外国人選手と契約をしており、一軍登録の外国人枠が昨年は1人増えたが、今年戻るとなると「枠」の争いも中嶋聡監督にとっては悩ましい問題になるかもしれない。 T-岡田、吉田正尚、ロメロ、ジョーンズ、モヤ…さらに一発のある若手も出て来ているオリックス。全てが機能すれば敵なしなのだが…。(どら増田)
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