スポーツ
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スポーツ 2022年07月31日 11時00分
大関・貴景勝、格下相手の相撲に「みっともない」批判 大相撲7月場所、無礼と評判落とした力士は他にも
10〜24日に行われた大相撲7月場所。平幕・逸ノ城が「12勝3敗」で悲願の初優勝を果たす結末となった。 力士全体の約3割(全627名中174名)が全休・途中休場を強いられるなど新型コロナが猛威を振るった今場所。それでも優勝争いを引っ張った逸ノ城、横綱・照ノ富士(11勝4敗)、大関・貴景勝(11勝4敗)を中心に各力士が熱戦で土俵を盛り上げたが、中には取組前後の態度が思わぬ注目を集めた力士もいた。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で行司に批判「引退レベルの失態」 不可解なタイミングの“待った”が物議、致命的ミスは前日にも<< 初日の平幕・佐田の海対平幕・碧山戦では、取組後の佐田の海のコメントが話題となった。取組では碧山の引きを食らった佐田の海が地面に落ちたが、佐田の海の体が落ちる直前に、碧山の左足つま先が土俵外についていたのではと勝負審判から物言いがつく。ただ、碧山のつま先が土俵を割ったのかはNHK中継で流された取組のスロー映像でもはっきりとは確認できず、結局判定は覆らなかった。 この後、花道担当アナウンサーは「相手の足が残っていたと思いましたので仕方ありません」と当初は納得していた佐田の海が、中継で再度流されたスロー映像を確認すると「ん? これは碧山関(のつま先が)出てなかったですか?」と一転して未練をにじませたことを伝える。これを受けたネット上には「気持ちは分かるけど、公の場で不満漏らすのはやめといた方がいい」といった苦言が寄せられた。 3日目の貴景勝対平幕・琴ノ若戦では、貴景勝が見せた取り口が問題となった。立ち合い直後に両名の間に一瞬距離ができたが、貴景勝はその瞬間、琴ノ若の顔面に右フックのような強烈な張り手を食らわせる。「バチンッ!」と大きく鳴り響いた音に場内からはどよめきが起こった。 貴景勝はこの後体勢がグラついた琴ノ若を厳しく攻め完全に土俵を割らせたが、なおも琴ノ若の胸を左腕で強く突くなどダメ押しのような動作も見せたため、ファンからは「格下相手に顔面張り手のみならず、ダメ押しまでやったのはみっともない」と批判が噴出。また、中には「前回張られたのを根に持ってたのか?」と、琴ノ若に立ち合い張り手・変化を連発された3月場所の仕返しではないかと勘繰るコメントも散見された。 千秋楽の小結・豊昇龍対平幕・翠富士戦では、敗れた豊昇龍の態度が物議を醸した。渡し込みを仕掛けた翠富士、網打ちで応戦した豊昇龍がほぼ同時に地面に落ちたが、行司は翠富士に軍配を上げ物言いもつかず。豊昇龍はこの判定に納得がいかなかったのか、取組後の一礼を終えた後に向正面の勝負審判を一度見ながら土俵を降りると、眉間にしわを寄せ険しい表情で花道を下がっていった。 同戦は翠富士が渡し込みを仕掛ける際、左足つま先が返って地面についたような様子がリプレー映像に映っており、中継解説・北の富士勝昭氏(元横綱)も「物言いがついてもおかしくない」という見解を示したほどの際どい一番だった。それでも、ネット上には「以前から態度が問題視されてるんだから、そろそろ一時の感情は抑えられるようにならないと」といった指摘も見られた。 千秋楽までもつれた優勝争いの傍らで、こうした力士の態度も注目を集めた7月場所。相撲は相手に敬意を払い礼を欠くことなく取組を行う、いわゆる「礼に始まり礼に終わる」作法が重んじられているため、勝敗以上に注目して取組をチェックしているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月30日 11時00分
ネット騒然、大関・正代の頭に座布団が直撃!「マズい当たり方では」と心配も、7月場所で相次いだ一部観客のルール違反
平幕・逸ノ城が「12勝3敗」で自身初優勝を果たし幕を閉じた大相撲7月場所(10~24日)。新型コロナの影響で力士全体の約3割(全627名中174名)が休場に追い込まれた中、逸ノ城、横綱・照ノ富士(11勝4敗)、大関・貴景勝(11勝4敗)の3名が最後まで優勝争いを盛り上げた。 今場所は約2年半ぶりに観客数の制限が設けられなかったこともあり、観客の熱気や拍手の大きさがひときわ印象的な場所でもあった。ただ、久しぶりの現地観戦で興奮が抑えられなかったのか、一部観客が問題行動を起こしネット上で物議を醸している。 >>大相撲、非常識な勝ち方に「今すぐ角界から出て行け」批判殺到 横綱が謝罪する事態に、貴景勝以上に騒がれた取組後のダメ押し<< 5日目の横綱・照ノ富士対平幕・逸ノ城戦では、取組終了後に座布団が投げられ物議を醸した。同戦は逸ノ城にもろ差しを許した照ノ富士が、逸ノ城の両腕を極めようと試みるも不発に終わり寄り切りで敗戦。取組終了後、照ノ富士は東の徳俵前に戻り、後方に向き直す過程で一瞬、向正面を見た。 その瞬間、客席の観客が投げたと思われる座布団が照ノ富士の前方を左から右へ横切るように飛び、場内からは「あぁ~」とどよめきが起こる。照ノ富士自身は特に気にする様子を見せずに取組後の一礼を終えたが、ネット上には「誰だ今投げた奴は、もし当たってたら危なかったぞ」と苦言が寄せられた。 13日目の三段目・朝乃山対大青山戦では、場内に指笛が2回鳴り響き問題となった。勝った方が三段目優勝となるこの一番は、立ち合いから右四つの体勢を取った朝乃山が一気に相手を寄り切り勝利。場内からは朝乃山の優勝を祝福する拍手が起こったが、その最中に突然、一部観客が吹いたと思われる指笛の音が鳴り響いた。 さらに、その後行司が朝乃山に勝ち名乗りを上げた際にも、場内に再び指笛が響く。朝乃山本人は気に留めず、他の観客からもどよめきなどは起こらなかったが、ネット上には「1人で2回やったのか、別々の客がやったのかは知らんが明らかなルール違反」と非難が相次いだ。 14日目の照ノ富士対大関・正代戦では、取組後に投げられた座布団が正代を直撃するアクシデントも起こった。同戦は立ち合い鋭く踏み込まれた正代が右に動きながらの引き落としを見せ、優勝争いのトップを走っていた照ノ富士を地面にはわせる。大関の意地を見せた形の正代は拍手喝さいを浴びながら勝ち名乗りを受けようとしたが、腰を下ろした瞬間、客席から飛んできた座布団が後頭部に直撃し場内がどよめいた。 座布団は当たった勢いのまま正代の目の前に落ちてきたが、正代は全く動じないまま座布団を左手でつかむと、そのまま左横へポイっと軽く投げ捨てる。取組後に応じた取材では「顔に当たったら危ないけど、後ろからだったので大丈夫でした」と幸いにもけがはしなかった旨を語ったが、ファンの間からは「たまたま無傷で済んだけど、当たり方的にはかなりマズい当たり方だったのでは」、「座布団投げて力士に当てるなんて…怪我したら責任取れるのか」と心配や批判が殺到した。 角界では古くから下位力士が番狂わせを起こした取組後などに、座布団投げや指笛を吹く観客は時たま見られる。ただ、相撲協会は2012年1月26日に制定した観戦契約約款で座布団投げ(土俵、座席、通路、階段等の相撲場への物品の投げ入れ)、指笛(相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行為)のどちらも、取組や他観客に迷惑を及ぼすとして禁止行為に定めている。 にもかかわらず、今場所では一部観客によるルール違反が頻発し物議を醸した。次の9月場所(11~25日)ではこのような問題行動が出ないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月29日 20時30分
楽天・石井監督、伊藤トレードの意図説明も「納得できない」の声 放出選手の人選に不満相次ぐ
28日に両球団が発表した楽天のプロ6年目・30歳の森原康平とDeNAのプロ4年目・25歳の伊藤裕季也の交換トレード。翌29日に伝えられた楽天・石井一久監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、同日に取材に応じた石井監督は、伊藤のトレード補強について「右の内野手でいろいろ守れる(点を評価した)。まだ完成されていなくて、違う環境にいけば何かチャンスを得る選手だと思う。このシーズンというよりは、中長期を考えてのトレードです」とコメント。右打ちの内野手という点に将来性を感じたことが獲得理由と説明したという。 >>楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も<< 楽天内野陣は現在、銀次、小深田大翔、鈴木大地、茂木栄五郎と左打者は人材豊富な一方、右打者は浅村栄斗以外に目立った選手がいない状況。石井監督は不足している右の主力内野手になり得る存在として伊藤に白羽の矢を立てたようだ。 この石井監督のコメントを受け、ネット上には「環境変わった伊藤が化けたら相当デカいな、年齢もまだ若いし」と納得の声が上がったが、中には「伊藤獲得の意図は分かるが、そのために森原を出したのは納得できない」、「両選手の実績を考えると、楽天側が損をしてるようにしか思えないんだが…」と、森原を交換相手とした点に疑問を呈するコメントも見られた。 「伊藤はプロ入りから今季トレード前までの通算成績が『36試合・.247・4本・8打点』と一軍実績があまりない打者。一方、森原は『177試合・8勝10敗49ホールド4セーブ・防御率3.67』と、セットアッパー・抑えとして一定の数字を残しています。楽天側は救援防御率リーグ3位タイ(3.05)と現状そこまでリリーフに困っていないこと、森原は右肘故障で今年1~7月に離脱しており戦力として計算しにくいことなどを加味して放出に至ったのでしょうが、両名の実績の差から楽天側が損をしていると感じているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 実績十分の森原を出してまで伊藤の将来性に懸けた形の楽天。ファンの間で意見が割れている補強は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月29日 18時40分
日本ハム・新庄監督、清宮三塁起用へのコメントに驚きの声「そっちの指示じゃないのか」 異例采配を振るった中嶋監督の意図は
18日に新型コロナ感染が判明し、隔離療養を経て28日の全体練習から復帰した日本ハム・新庄剛志監督。同日に伝えられたオリックス・中嶋聡監督にまつわるコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、新庄監督はこの日応じた取材の中で、27日のオールスター第2戦で日本ハム・清宮幸太郎を未経験の三塁に就かせた中嶋監督の起用法を「あのサードはちょっと、なかなかやりますね。中嶋さん」と驚き交じりに評価。その上で「今の状況だったらあるかも。だって(他に)いないでしょ?」と、コロナ禍(16日以降チーム内で計41人が感染)を乗り切る策として自身もまねする可能性を示唆したという。 >>日本ハム・新庄監督が清宮に激怒「一生結果出ない」 本盗失敗へのカミナリだけじゃない、厳しい指摘は何度も<< パ・リーグを率いた中嶋監督は27日の試合で清宮を「1番・三塁」で先発起用。5回裏まで三塁を守った清宮は、1回裏無死で三ゴロを放ったヤクルト・塩見泰隆を矢のような送球でアウトにするなど軽快なプレーを見せファンを沸かせた。オールスターでの選手起用はリーグ代表監督、所属元監督の話し合いで決められることが一般的で、ファンの間では新庄監督の意向が反映されたのではという見方もあったが、中嶋監督は独断で清宮を異例のポジションで起用したようだ。 この新庄監督のコメントを受け、ネット上には「新庄監督が一枚噛んでるのかと思ったらそっちの指示じゃないのか」、「他球団から預かってる選手を未経験の守備位置で使うって凄い度胸だな」、「参加できなかった野村の分まで目立ってこいって意図もあったんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 「清宮はファン投票・選手間投票・監督推薦ではいずれも選出されなかったものの、選出漏れ選手を対象に行われたプラスワン投票で最多得票(5279票)を獲得しオールスター初選出。迎えた第1戦では9回裏2死でサヨナラ本塁打を放ちMVPを獲得し、ネット上も『滑り込み参加からMVP獲得は持ってる』と盛り上がりました。中嶋監督も勢いづく清宮がさらにファンを沸かせることを期待して、ぶっつけ本番で三塁守備に就かせたのでは。また、今回のオールスターではファン投票・選手間投票で選出されていた日本ハム三塁手・野村佑希が新型コロナ感染を理由に出場を辞退していたので、野村の分も三塁で目立ってほしいという思惑もあった可能性はありそうです」(野球ライター) 清宮本人も「言われたときはびっくりしましたけど、でも粋だなと思って。楽しくやらせてもらいました」と充実感をにじませたという三塁起用。新庄監督が自身の采配にどう落とし込むのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月29日 15時50分
中日・大野「なぜ中日に来なかった?」広島・栗林の返答に驚きの声 オールスター練習中の会話、球団公式YouTubeで公開
中日の公式YouTubeチャンネルが28日に投稿した動画に、広島のプロ2年目・26歳の栗林良吏が登場。動画内での発言がネット上で話題となっている。 26日のオールスター第1戦・試合前練習中に撮影された本動画では、動画スタッフからカメラを託された中日・大野雄大が、ウォーミングアップ中のセ・リーグ選手たちに突撃。大野は最初にヤクルト・村上宗隆に話を聞きに行くと、続いて栗林に話しかけに行った。 >>中日・立浪監督の謝罪が物議「舐めた補強した方も謝るべき」の声も 昨季と変わらぬ貧打は球団にも責任か<< 三塁側カメラマン席前でストレッチ中だった栗林の隣に座った大野は、「生粋の中日ファンという栗林選手、なぜ中日に来なかったんですか?」と質問。すると、栗林は「いや、僕は本当は中日に行きたかったんですけど、なぜ中日は僕を獲ってくれなかったんですか」と、プロ入りした2020年ドラフトで自身を指名しなかった中日への未練をにじませた。 これを聞いた大野は「ああ~中日ファンがまた騒いじゃうよこれで」と問題発言ではないかと栗林を茶化し、栗林も「広島ファンにも怒られちゃう…」と笑い交じりに同意。ただ、最後は「まあでもしっかり、広島で頑張っていただきましょう」という大野の問いかけに「はい、広島で頑張ります!」と力強く宣言した。 栗林のコメントを受け、ネット上には「意中の中日に入れなかったことをまだ引きずってたのか」、「聞いた大野も聞かれた栗林もぶっこみすぎだろ」、「ドラフト直前まで中日志望を公言してたし、心のどこかでまだ諦めがつかない部分もあるんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 「愛知県出身の栗林は小・中・高・大・社会人と、アマチュア時代の全期間を同県で過ごした投手。幼少期から地元球団・中日の大ファンで、社会人ナンバーワン投手として1位指名が有力視されていた2020年ドラフトを迎える前から中日に入りたいと公言していました。ただ、迎えたドラフトでは前評判通りに広島から1位指名は受けたものの、中日は高校ナンバーワン投手と評価されていた高橋宏斗(愛知・中京大中京高校)を1位指名したため中日入りはかなわず。ドラフトから約1年半が経過した現在、栗林は広島の絶対的守護神として、なくてはならない存在となっていますが、意中の中日に入れなかったことにはまだ多少なりとも心残りがあるようです」(野球ライター) 中日への思いを炸裂させ話題となった栗林。中日ファンからも「成績はもちろん、ここまで中日を想ってくれる選手はぜひ欲しかった」と惜しむ声が上がる一方、広島ファンからは「この調子だと将来的なFA流出は避けられないんじゃ…」という心配の声も寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について中日ドラゴンズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC57LcTUKgjDg_K_VJXnmCTg
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スポーツ 2022年07月29日 11時30分
巨人、元木ヘッドが監督代行? 首脳陣も激震のコロナ大量感染、終盤戦のダブルヘッダーも浮上か
やはり、巨人戦は中止となった。もし、ダブルヘッダーが実施されたら、1998年10月10日以来、24年ぶりである。 去る7月28日、NPBとプロ野球12球団はオンラインによる「臨時実行委員会」を開き、同29、30日のDeNA対巨人の中止・延期を決定した。 「球宴前の中日3連戦が中止された時点で、『29日からのDeNA3連戦もアブナイ』と言われていましたからね」そんな声も多く聞かれた。 >>巨人のコロナ大量離脱、中日の育成にも悪影響? 登板流れた若武者に期待されていた投球は<< NPBの井原敦事務局長が取材陣に明かした限りでは、会議冒頭、巨人がチーム状況を説明したそうだ。 19日以降、支配下選手69人のうち38人が陽性判定を受け、残り31人のうち、故障離脱者を除くと野手は9人だけ。同日に支配下登録した勝俣翔貴を入れても、「内野手は3人しかいない」と伝えられたという。 「巨人サンから『チームを編成するのは難しい』と伝えられました。異を唱える出席者は一人もいませんでした。ファンや一部のメディアから中止と試合強行の基準を作るべきと指摘されているのも知っていますが」(某球団スタッフ) その基準設定の是非はともかく、巨人は今後、“2つの問題”を解決しなければならない。 まずは、ダブルヘッダーの開催も念頭に入れ、終盤戦を戦わなければならない。その名の通り、1日に2試合をこなすわけだ。今日のようにドーム球場がたくさんなかった時代は、ダブルヘッダーも珍しくなかった。 “昭和時代”を知る関係者の一人がこう言う。 「チケットの料金設定が難しいんです。1枚のチケットで2試合分を観せることになるので、通常の1・5倍くらいで売っていたと思います。主催チームが2試合分の料金を取れなくなるので損をしますね」 中止・延期となった中日3連戦は、中日の主催ゲーム。今回のDeNA戦も巨人主催ではない。 井原事務局長は「ダブルヘッダーも検討」としか言っていない。大方の見方では「やる」だが、チケット代が2試合分で設定できないとなれば、「損失分」の話も出てくるだろう。 「日本ハムが東京ドームを本拠地としていた1999年、“変則のダブルヘッダー”がありました。デーゲームで日本ハム戦、ナイターで巨人戦が東京ドームで行われ、短時間でお客さんを入れ替え、グラウンド整備もし、球場スタッフは大変だったと聞いています」(前出・関係者) 2つ目の問題は、指揮官の代行者だ。巨人・原辰徳監督の陽性判定が明らかにされたのは7月22日。しかし、症状に関する情報は発表されていない。 NPBのガイドラインによれば、「無症状者」は発症日から7日間経過したら隔離が終了とあり、31日に試合が再開されれば、原監督が指揮を執る。だが、「有症状者」だった場合、<発症日から10日間が経過し、かつ、症状軽快後72時間>と記されているので、復帰は8月4日まで遅れる。 31日のDeNA戦、8月2、3日の阪神戦は誰が代行するのか? 先に陽性判定を受けた元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチだろうか。最下位・中日とのゲーム差は「3・5」である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月28日 19時30分
元広島・前田氏、オールスター戦の解説に批判「忖度しろってことか」 本塁打競争中のレアードへの発言が物議
27日のプロ野球オールスター第2戦の試合前に行われた本塁打競争。出場したロッテ・レアードに対する中継解説・前田智徳氏(元広島)の発言がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、レアードがヤクルト・村上宗隆と対戦した1回戦でのこと。同競技は2分間でより多くの本塁打を放った選手が勝利、同点の場合は1分間の延長戦に突入というルールだが、先攻の村上は2本と思うように本数が伸びないまま終了。後攻のレアードは1本以下に終わらなければ、少なくとも延長戦には持ち込める有利な状況だった。 そのレアードが競技に入る直前、前田氏は「レアードが空気を読んでくれれば、1本で終わると思うんですけどね」と、レアードが村上に“忖度”することを期待するような旨をコメント。迎えた競技ではレアードが残り約30秒で3本目の本塁打を放ち勝利を決めたが、前田氏は打球がスタンドに飛び込んだ瞬間に「ああ~」と落胆の声を上げていた。 >>ソフトB・柳田、ヤジへの“神対応”に「無視するべきだった」と批判も ヒロイン中の一幕が物議、ルール違反を助長?<< この前田氏の発言を受け、ネット上には「レアードに勝ってほしくなさそうに聞こえて本当に不快だった」、「村上勝たせるために忖度しろってことかよ、それはさすがに失礼極まりない」、「村上は同郷の後輩だから贔屓してたのか? だからといって相手のレアードを貶めていい理由にはならんが」と批判が相次いだ。 「今回レアードと戦った村上は前田氏と同じ熊本出身の選手。同郷ということもあるのか、前田氏は村上が台頭し始めた2019年シーズン頃からその才能を高く評価し、メディア上で複数回対談を行ってもいます。これを踏まえると、前田氏はレアードがどうこうというよりは、思い入れのある村上に勝ってもらいたいという気持ちが行き過ぎてしまったのでは。ただ、両チームに公平な目線が求められる解説としては不適切なコメントだと不快に感じたファンも少なからずいたようです」(野球ライター) 前田氏から物議を醸す発言が飛び出た1回戦を突破したレアードはその後、準決勝で楽天・浅村栄斗、決勝でソフトバンク・柳田悠岐を破り見事優勝。一部からは「前田に酷いこと言われたレアードが優勝してスカッとした」というコメントも上がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月28日 17時30分
DeNA、若武者が球宴開催中に爪を研ぐ! 後半戦の“足りないピース”を埋める宮本・石川のポテンシャル
プロ野球の“夢の球宴”、オールスターに注目が集まる中、横須賀スタジアムではファームのゲームが行われ、後半戦に向け虎視眈々と若武者たちが研鑽を積んでいる。 ベイスターズも借金3ながら、7月からは上昇気流に乗り、後半戦で一気にブーストアップを狙いたいところ。それには一軍の弱点を若手で補うのがベターだろう。 三浦政権となり、足を使った攻撃でいかに点を取るかがテーマとしてあるが、スピードスターの森敬斗はコロナで離脱。神里和毅は代走での盗塁失敗が散見され、後半の大事な場面での攻撃のオプションは多くない。そこでファームながらリーグ5位タイの10盗塁を成功させている宮本秀明の走力は捨てがたい。バッティングでも追い込まれてからはノーステップ打法に切り替えるなどの工夫も見られ、打率は3割超え。ホームラン3本、OPS.834と堂々の数字を残している。前半戦も一軍で代打や代走として一定の存在感を放っていたチームには希少な韋駄天は、後半戦の貴重なパーツのひとつとなるために招集を待つ。 投手では石川達也に注目したい。トミー・ジョン手術から復帰し、前半戦フル回転していた田中健二朗が足の張りで離脱し、現在は勝ちパターンのエドウィン・エスコバーと砂田毅樹と、左腕は2人でまかなっている状況。6月21日に支配下登録を勝ち取り、7月5日に一軍昇格した石川はその間、ブルペン待機を続けていたが、東克樹のコロナ感染によりなんと先発として一軍デビュー。3回途中の降板となったが、オープナーとして一定の仕事は果たした。次戦からはブルペン陣との兼ね合いで登録抹消されたが、ファームでは再び無双状態。26日のゲームでは、クイック気味のフォームも試しながら切れのいいストレートを軸に2回を無失点と圧巻投球を披露。回またぎも問題ない内容で期待はさらに高まった印象だ。 現在のセ・リーグは2位から5位まで2.5ゲーム差の中でひしめき合う混戦模様。各チームとも首位を走るスワローズを狙いながらも、まずはクライマックスシリーズのホームでの開催権を得る2位の座をつかみにいく。ベイスターズは横須賀からの台頭が必要不可欠だ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年07月28日 15時30分
ソフトB・柳田、ヤジへの“神対応”に「無視するべきだった」と批判も ヒロイン中の一幕が物議、ルール違反を助長?
27日に行われ、パ・リーグが「2-1」でセ・リーグを下したオールスター第2戦。「3番・DH」で先発したソフトバンクのプロ12年目・33歳の柳田悠岐の振る舞いがネット上で物議を醸している。 柳田は「1-1」と両チーム同点で迎えた6回表1死で、セ・リーグ4番手の阪神・岩崎優の初球を強振し、左翼席に飛び込む決勝のソロ本塁打を放つ。この一発でMVPに選出された柳田は試合後にお立ち台に上がり、インタビュアーから「初球から(本塁打)狙ってたんですか?」と質問を受けた。 これに対し柳田が「いや、狙ってはないんですけど…」と答えようとしたところで、突然スタンドから「狙っとったでしょ~?」とヤジが飛ぶ。すると、これを聞いた柳田は「はい、狙ってました」とヤジに反応しスタンドからは拍手が起こった。 この後、柳田は打った感触について聞かれ「少し詰まってたんですけど、(借りていた)清宮(幸太郎/日本ハム)選手のバットが素晴らしいバットだったので…」と説明していたが、この際にスタンドから「狙っとったでしょぉ~!?」と先ほどよりも大声のヤジが飛ぶ。柳田は笑みを浮かべながら「狙ってました」と答え再びスタンドは沸いていた。 >>西武・山川、来オフソフトBへFA移籍? オールスター選手の会話流出にネット騒然、動画はスピード削除<< ヤジに2度反応した柳田に対し、ネット上には「2回も答えてあげるなんて優しすぎるな」といった好意的な声が上がったが、中には「ヤジは明らかなルール違反なんだから徹底的に無視するべきだった」、「もしかしたら1回答えたら収まると思ったのかもしれんが完全な逆効果だったな…」といった苦言も少なからず見られた。 「プロ野球の試合では新型コロナの影響で開幕が3か月遅れた2020年シーズンから現在まで、ヤジも含めてスタンドで大声を出すことは禁止されています。今回柳田にヤジを飛ばした一部観客はヒーローインタビュー開始直後から『ギータ(柳田の愛称)!』と叫ぶなどルール違反を犯していたのですが、柳田は客側を満足させヤジを止めるために2回も反応してあげたのでは。ただ、客側は反応をもらえたことで舞い上がってしまったのか、その後も柳田のみならず、インタビュー中に名前が出た清宮に対しても『きっよっちゃん! きっよっちゃ~ん!』などと大声を張り上げていました。このこともあり、ファンの間では柳田が最初からヤジに取り合っていなければ、客側がここまでつけ上がることもなかったのではという見方もされています」(野球ライター) 柳田の決勝弾はもちろん、ロッテ・佐々木朗希の球宴日本人最速タイ記録(162キロ)マーク、中日・大野雄大の2イニング完全投球、日本ハム・伊藤大海の超スローボール連発などファンを沸かせるプレーが盛りだくさんだったオールスター第2戦。ただ、最後の最後に後味の悪さが残る結果となってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月28日 11時00分
阪神・佐藤、本塁打競争で打撃に狂い? 佐々木朗希から得点も露呈した深刻な問題は
プロ野球オールスターゲーム第二戦(7月27日)の先制点は、阪神・佐藤輝明のバットから生まれた。しかし、その前に行われた「ホームランダービー」の結果がちょっと気掛かりだ。 佐藤対パ・リーグ先発投手、佐々木朗希。見応えのある対戦だった。 >>阪神・矢野監督、佐藤・近本への怒りコメントに「カバーできた」指摘集まる 拙守連発後の大量失点、采配次第なら防げた?<< 「佐々木が5番・佐藤に投じた初球が、160キロ。それまで対戦した4人のバッターにはストレートしか投げませんでしたが、佐藤に対しては変化球も使っていました。いきなり160キロが出たように、佐藤が佐々木を本気にさせたんです」(プロ野球解説者) 佐々木の外角球に逆らわず、レフトへの犠牲フライ。“怪物同士の対戦”は、記録上では先制点を挙げた佐藤の勝ちだが、 「バットを折られました」 とこぼしていたように、佐々木も爪痕を残したようである。 「バットが折れるなんて…。佐々木の投げたボールがいかにスゴイかが分かります」(前出・同) 気になったのは、佐藤の第2打席以降だ。 同日の佐藤は4回、打席に立っているが、3三振を喫した。そう、佐々木と対戦した後の3打席は全て三振なのだ。 「先日の第一戦も2打数ノーヒット。三振を一つ記録しています」(スポーツ紙記者) オールスターゲームは真剣勝負と、そうではない部分があるという。出場した選手たちは否定するが、「対戦相手を立てる」時もあるらしく、また、登板する投手も決め球を隠さなければならない場面もあるそうだ。 「優勝争いをしているチームのピッチャーなら、日本シリーズで対戦する可能性のあるバッターに手の内は明かせませんし、所属チームの違うキャッチャーとバッテリーを組む時もあります。後半戦で対戦する相手に決め球の軌道を見せるわけにはいきませんから」(球界関係者) その通りだとすれば、佐藤と対戦したパ・リーグの投手たちは“決め球”を封印したことになるが…。佐藤は調子を落としているのではないだろうか。 「ホームランダービーの影響もあるかもしれません。ホームランダービーは打撃投手の投げる遅いボールをフルスイングし、スタンドまで運ばなければなりません。でも、今季の佐藤はコンパクトスイングを心掛け、三振を減らしてきました。ホームランダービーで真逆のことをやらされ、タイミングの取り方がおかしくなったのかもしれません」(前出・同) そう言われてみれば、大谷翔平も昨夏の米球宴でホームランダービーに出場し、フルスイングの連続による後遺症に悩まされた。佐藤も「ファンのために」と責任感で力を入れすぎてしまったのかもしれない。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「球宴中の佐藤はパ投手の直球に差し込まれていたように見えました」 阪神は首位ヤクルトとの3連戦で後半戦を迎える。ペナントレースを盛り上げるためにも「阪神の3タテ」に期待する声も大きい。後半戦のトラのキーマンに途中加入のアデルリン・ロドリゲスが挙げられている。「7番・一塁」での起用が予定されているが、下位に助っ人を置けるのは、「近本、佐藤、大山」のクリーンアップが安定しているからだ。球宴で快音が聞けなかった佐藤の状態が心配だ。(スポーツライター・飯山満)
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サーフィン男子、五十嵐が銀メダル 「戦う相手が大自然、カッコ良すぎる」感動の声相次ぐ、元メダリストからもSNSに労い
2021年07月27日 18時05分
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球界OB、五輪野球には「言うほど興味が湧けへん」発言に共感の声 “金メダルは当然”の風潮には反発も
2021年07月27日 16時30分
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初代タイガー&ジャガー横田の教えを受けたタイガー・クイーンがデビュー戦でいきなりメイン出場が正式決定!
2021年07月27日 11時45分
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新日本IWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟が一夜明け会見「棚橋がまるで主人公のように思えた」
2021年07月27日 11時30分
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SKE48荒井優希、東京女子トーナメント敗退も明るい兆し「もっと強くならないと」
2021年07月27日 11時15分
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阪神・藤浪、エキシビション登板でも先発復帰は困難? 矢野監督の意味深発言、女房役不在も足かせか
2021年07月27日 11時00分
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DeNA、今永・エスコバーらが二軍戦に集結! オリンピックブレイク中の横須賀スタジアムにファン熱狂
2021年07月26日 17時30分
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侍ジャパン・田中、強化試合勝利後のコメントに驚きの声「自己評価低すぎ」 1安打無失点投球もお立ち台で不満げだったワケは
2021年07月26日 17時00分
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女子ソフト、アメリカにサヨナラ負けも「実質勝ち」と歓喜の声 エース上野も手応え? 敗戦の中で得た決勝への好材料とは
2021年07月26日 16時45分
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東京女子プリンセスカップベスト8進出の山下実優「私に限界なんてない!」
2021年07月26日 11時45分
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巨人、対侍ジャパン戦はドラ1試験の場だった? 苛立ち募らせる原監督は指名基準見直しも検討か
2021年07月26日 11時35分
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スターダム林下詩美&中野たむ&舞華らが5★STAR GPに猛アピール!
2021年07月26日 11時30分
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新日本7.25ドーム決戦オカダ・カズチカがジェフ・コブとの激闘を制す!「次は何を狙おうかな」
2021年07月26日 10時55分
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大仁田厚8.15大阪で有刺鉄線電流爆破&電流爆破バット&電流爆破テーブル&バリケードマット地雷爆破ボード火薬3倍~地獄のデスマッチ敢行!
2021年07月25日 11時00分
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新日本7.25東京ドームで鷹木対飯伏、内藤&SANADA対タイチ&ザックがIWGPタイトル戦!
2021年07月24日 11時00分
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中日・大野が試合中に観客前を通り帰宅? 吉見氏が神宮で見た衝撃光景を告白、本人沈痛の悲劇は翌シーズンにも
2021年07月23日 11時00分
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横綱昇進の照ノ富士、口上内容が物議 白鵬の影響で「品格」強調?「横審の注文も踏まえたのか」の声も
2021年07月22日 11時00分
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阪神・矢野監督、侍ジャパン選手に「クセが分かっているなら教えて」 “弱点共有”を主張し物議、選手間の亀裂発生に懸念も
2021年07月21日 19時30分
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女子ソフトの初戦勝利に元巨人・上原氏も「良かった良かった!」 五輪コールド発進に選手も手応え「いいスタートが切れた」
2021年07月21日 13時45分