芸能ネタ
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芸能ネタ 2014年07月06日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 第19回 福本清三(俳優) ハリウッドに認められた斬られ役一筋50年(3)
斬られ役、殴られ役中心で歩んできた俳優人生。だが、そんな福本に、この夏ついにスポットライトがあたる。71歳にしての初の主演作『太秦ライムライト』が公開されるのだ。 この映画はチャップリンの名作『ライムライト』がモチーフ。若い女優と彼女を支える道化師ならぬ老斬られ役との交流が、時代劇が衰退した太秦を舞台に哀切たっぷりに描かれている。時代劇のスターを目指す女優には新進の山本千尋(17)が抜擢され、松方弘樹、栗塚旭といった太秦ゆかりの俳優が“御馳走”で脇を固める、現場の熱気が伝わる作品に仕上がった。 主演映画製作のきっかけは、やはり“立ち回り”だった。 「以前、テレビに呼ばれたとき『昔見たチャップリンの倒れ方が印象に残っていて、それを倒れ方の演技に取り入れています』と言ったら、それを日本チャップリン協会の会長で、今回、脚本を書いてくれた大野(裕之)さんが見ていて連絡をくださり、そこからお付き合いが始まりました。『太秦〜』はそんな中から出てきた企画ですが、最初に話を聞いたときには他人事でした。私が主演なんて、そんなアホな、ですよ。長く役者をやってると、自分が主演のニンでないことぐらいわかります。そら、我々斬られ役悪役の中からでも、ピラニア軍団の川谷拓三君(故人)みたいな人も出てますが、普通はあり得ないことなんです。しかし、そこをぜひにと言われると…。やっぱり役者ですからね」 『太秦ライムライト』は斬られ役・福本にあてて書かれた作品であり、文字通りの代表作だが、これまでがセリフの少ない斬られ役。さらに元来、話下手とあって、いざ撮影が始まると、多少の混乱もあった。 「セリフが飛んでしまったり、脚本を変えてもらったり、本当に大変でした。それにしても、私なんかが主演なんて畏れ多いことです。スクリーンの隅っこでのたうち回っていたのが、ど真ん中で偉そうな顔してるんですから。ほんまによく務まったなと思います。これも皆さんのおかげです。好評ならば次回作? いや、それはないでしょ(笑)」 今、時代劇を取り巻く状況は厳しい。多くの人員と製作費を必要とすることから、映画もテレビも製作数が激減。その影響は、役者の世界にも及んでいる。福本は映画、テレビに出演する一方で、東映京都撮影所の斬られ役集団『剣会』の代表として後進の指導にあたっているが、現在の会員数はわずか16名だ。 「剣会は、昔は役者の親睦団体みたいなところもあったんですが、今は数が少なくなって、演技術としての立ち回りを保存し、伝えていくことが役目です。時代劇を志す若手俳優に、これはというのがいたらスカウトしていますが、最近はその若いのが少なくなってきました。理由ですか? 時代劇では食べていけないからです。仕事が少ないし、(東映の)社員でやっていた私らと違って、身分の保障もない。寂しい話ですが仕方ありません。でもこれで時代劇がなくなってしまうとは思えない。その意味で、今回の『太秦ライムライト』が時代劇を見直すきっかけになってくれたら、何かが変わるかもしれない。あの映画には、そんな夢も持っているのです。時代劇は必ず盛り返します。その日のために、私は命のある限り、斬られ続けますよ」 映画の惹句ではないが『どこかで誰かが見ていてくれる』の心境であろう。夢が叶うことを祈りたい。福本清三(ふくもと・せいぞう)1943年兵庫県出身。15歳で東映京都撮影所に入所し大部屋俳優になる。時代劇を中心に数々のアクション映画やヤクザ映画にも出演。'02年にはハリウッド映画「ラストサムライ」でも斬られ役を披露。今夏、初の主演映画『太秦ライムライト』が公開。
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芸能ネタ 2014年07月06日 14時00分
離婚成立ふっくんが薬丸と密かに狙うシブがき隊再結成
先日、離婚が成立し、別々に会見を開いた布川敏和(48)と、つちやかおり(49)。 事の発端は、つちやと行きつけの割ぽう料理店店主との不倫騒動だったが、最初はサバサバしたつちやの好感度が、未練がましい布川を上回っていた。 しかし、離婚成立時点では逆転。布川のほうが今後の仕事が増えると見られている。 「布川は最後に潔さや父親らしさも見せ、離婚をネタに笑わせるリップサービスもできていた。つちやは相手の店主が本気でないという情報が流れ、勇み足だった印象が強い。コメントも大事なところはぐらかして、マスコミ受けはあまり良くなかった」(スポーツ紙記者) ところで離婚成立後、今回の騒動に対して、関西のテレビ番組で“夫婦にしかわからないことがあったと思う”などとコメントしたのが長年、布川と不仲といわれてきた元シブがき隊の同僚、薬丸裕英(48)だ。 「解散後、音信不通だったが数年前、つちやが仲をとりもってメールのやりとりをするようになったと明かしていた」 と話すのは、女性誌記者。 「長年レギュラーだったTBS系『はなまるマーケット』が3月に終了し、露出を増やしたい薬丸がここで布川に乗っかった気がする」 そこで現在、業界内で注目されているのがシブがき隊の再結成だ。 「過去に何度かうわさになったのですが、以前は注目度で劣る布川だけが望んで、『はなまる』で余裕だった薬丸と、俳優として地位を確立した本木雅弘は相手にしていないといわれた。しかし今では、薬丸も布川とタッグを組みそうな気配が濃厚。あとはモックンをどう説得するかでしょう」 最近は“懐かし系”の人気が高いだけに、期待するファンも多いのではないか。
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芸能ネタ 2014年07月05日 18時00分
四面楚歌の田中みな実がついにTBS退社! 一役買ったのはサンジャポファミリーあの人
TBSの看板アナウンサー・田中みな実(27)が9月をもって退社することが発表された。宮根誠司(51)、羽鳥慎一(43)らが所属する『テイクオフ』に籍を移し、フリーに転身するという。所属事務所も“大型新人”のスカウトに成功して鼻息が荒いというが、TBS内からは大きな反発も買っており、今後の動向に大きな注目が集まっている。 TBSで人気ナンバー1の女子アナが、以前から噂されていたフリーの道を選んだ。田中アナは元々TBS内で完全に孤立しており、退社は時間の問題だったという。 「もはやTBSでやって行くのは無理、という状況だった。アイドル路線が気に入らない長峰由紀アナらのお局、いや重鎮たちを敵に回しただけでなく、年が近いアナたちにも嫌われていたから。“みな実嫌い”を公言していた加藤シルビア、同期の江藤愛との仲は最悪。先輩たちには小言を言われ、同僚アナとは口もきかない。最近はアナウンス室に近寄りもしなくなったため、余計に怒りを買うという悪循環だった」(TBS関係者) ここまで嫌われてしまったのは、田中アナの人気に対する嫉妬ややっかみもあったが、それと同時に田中アナの行動にも問題はあったという。 「一応彼女なりのポリシーがあるらしく、それと合致しない仕事は嫌がるようになったのです。これが先輩方にとっても“生意気”と映ったのでしょう。基本的に仕事のときは腰が低くて、偉そうな素振りは全くないのですが、ちょっと天然っぽいところがあるので、それが誤解されてしまうことも。まあ、レストランとかでの態度は悪いらしいのですが(笑)」(前出とは別のTBS関係者) 完全に孤立していた田中アナに“救いの手”を差し伸べたのは、元キャバ嬢タレントの立花胡桃(32)だという。『テイクオフ』所属の立花の紹介で、田中アナも同社所属が決まったのだ。同社は大物女子アナを獲得を受けて、早くも水面下で様々な番組へのブッキングを計画しているという。 「基本的に現在担当しているTBSの番組は、退社とともに降板することになる。そこで『サンジャポ!』の中のコーナー『みな実屋』を、『ミヤネ屋』に移そうとしている。当分TBSでの出演はあまりないだろうが、他局で頻繁に見かけることになりそうだ。それこそ現在交際中のオリラジ・藤森との共演もあるでしょう」(テレビ局関係者) かつて『サンデージャポン』で見せた“下ネタ”も含め、なりふり構わない田中アナが見られそうだ。
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芸能ネタ 2014年07月05日 17時59分
友達5000人芸人、カラテカ・入江が『社長が落ちる接待力』を発売! 彼が次に友達になりたい大物とは!?
お笑いコンビ・カラテカの入江慎也が先月、仕事に役立つ接待テクを網羅した『社長が落ちる接待術』を発売した。カラテカ・入江といえば友達5000人芸人とも呼ばれ、豊富な人脈を持つ者として知られる。そんな彼を可愛がるのはテレビなどで活躍する先輩芸人達だけではない。日本を支える一流企業の社長ですらも、入江慎也の卓越した接待力には一目置いているという。一体彼の何が大物達をここまで魅了するのか。今回、本人に詳しい話を伺った。(取材:川島光明 文:柴田慕伊 写真:深澤宏太) −−この度、発売された『社長が落ちる接待力』とは、どのような内容なのでしょうか? 簡単に言うと、社長とうまくコミュニケーションをとって、仕事に繋げていきましょうという内容になっています。タイトルには社長とありますが、会社の社長さんだけじゃなく、身近にいる上司との付き合いや仕事の繋げ方、心の入り方などについて書きました。男性だけでなく女性が読んでも役立つ本になっていると思います。 −−この本を書いたきっかけは? 社長との対談をずっとやりたかったんですよね。それで双葉社さんに企画書を持っていったら雑誌の連載が始まったんです。そこで色々な社長さんに会ってみて思ったのが、みんな凄い素敵な人ばかりだということ。純粋に社長さんっていいなって思えたんです。そこから社長に特化した本を書きたいと思うようになりました。 −−入江さんといえば『友達5000人芸人』とも言われていますが、次に友達になりたい人はいますか? すごく会ってみたいなあと思うのは、エンターティナーであり、社長でもあるEXILEのHIROさんですね。ヒロさんはメールの返信が驚くほど早いらしいんです。やっぱり出来る男は違うなと(笑)。 −−『社長が落ちる接待力』は、どんな人に読んでもらいたいですか? ビジネスマン、特に営業マンの方ですね。でも大きく括ると、誰もが営業マンだと思うんです。どんな形であれ自分をアピールして営業していかなきゃ、次に繋がっていかないじゃないですか。“社長なんて自分とは別世界の人”なんて考えて、萎縮しないことが大切。社長と仲良くなるということは夢を叶える階段の第一歩なんです。【プロフィール】カラテカ・入江慎也77年生まれ。東京都・小平市出身。吉本興業所属。1997年11月、矢部太郎と共にお笑いコンビカラテカを結成。ツッコミを担当する。著書に『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』『使える!人脈力: 「友達5000人芸人」が実践する50の習慣』など。2014年6月に『社長が落ちる接待力』を発売した。
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芸能ネタ 2014年07月05日 14時00分
本性を現した伊勢谷友介のDVに襲われた長澤まさみの末路
女優・前田敦子(22)と歌舞伎俳優・尾上松也(29)のように、女性問題や喧嘩を繰り返して付いたり離れたりしているカップルがいるが、女優・長澤まさみ(27)と俳優兼脚本家兼監督の伊勢谷友介(38)のカップルもその類のようだ。 二人は2013年にフジテレビで放送されたドラマ『女信長』で共演。その後、にお互いの距離は急接近したが、直後に長澤が半年間の長期台湾ロケに出発してしまう。海外ロケは初体験の長澤が、経験豊富な伊勢谷に何かと相談するうち、二人の仲はより一層深くなっていった。 しかし、長澤の両親も事務所もこの交際には大反対。伊勢谷にDVの噂があったからだ。そんな周囲の反対をよそに、二人は相手の家を行き来する半同棲生活を始める仲に進展してゆく。近所のスーパーへ仲よく惣菜を買いに行く姿が目撃され、「結婚も秒読み段階に入った」と書いた週刊誌もあった。周りは反対していても二人の交際自体は順調と思われていたのだが、実は揉め事が多かったようだ。 今年2月に破局が報じられれ、その際に長澤の所属事務所も破局を認めた。だがその3カ月後、深夜にネパール料理店でデートし、仲睦まじく伊勢谷の自宅に帰って行く二人の姿が目撃される。定期的に付いたり離れたりを繰り返していたのだろう。 「伊勢谷の元の女が『部屋中追い掛け回されて、エアガンで撃たれたこともあった』と衝撃告白をしたこともあったけど、長澤は話を信じていなかったそうだ。それが、最近は食事中に皿を投げつけられるようになったって。恐怖を感じて、事務所に相談したそうですよ」(男性誌記者) しかし、長澤自身も伊勢谷の暴力性を垣間見て、考え方が変わったという。 「事の発端は、長澤が『私たち今後どうするの?』と聞いたことだそう。それに対して相手(伊勢谷)は『いま、忙しいから』と、応じなかった。それでも長澤が甘えながらしつこく聞いていたら突然、伊勢谷がキレて『うるせー!』と叫びながら、皿を投げた。すごく怖かったって」(長澤の知人) そして、長澤は知人に「彼とは本当に別れたの。あんな人だとは思わなかった。サディストとかDVとか嘘だと思っていた。でも本当だった。もう信じることができない」と話したそうだ。 最近になって華やいだ笑顔と暗い笑顔を代わる代わる見せるようになった長澤。いつになったら光り輝く笑顔だけに戻るのだろう。
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芸能ネタ 2014年07月05日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 第19回 福本清三(俳優) ハリウッドに認められた斬られ役一筋50年(2)
福本が斬られ役になった頃、映画、テレビは時代劇の黄金時代を迎えていた。中でも東映京都撮影所は数々の名作とスターを生み出す時代劇のメッカだった。 「私の若い頃、ここ(東映京都撮影所)には、400人からの役者がいましてね。それは賑やかなものでした。斬られ役だけでも100人ぐらい居ましたよ。全盛期には撮影が次から次で、(水戸)黄門で斬られ、(遠山の)金さんで斬られ、暴れん坊(将軍)で斬られ、一日数回斬られることもザラでした。あの頃、太秦には大映や松竹の撮影所もありましたから、街全体が江戸時代。朝から晩遅くまでとにかく賑やかで、ほんまに“日本のハリウッド”いう感じでした」 当時は斬られ役にも勢いがあった。 「みんな、『自分たちがいなければ時代劇はできない』というプライドをもってました。そんなんですから、好き放題やってましたよ。つまらない仕事を振られると『こんなんやってられるかっ!』と、撮影を途中で放り投げて帰る人もいたぐらいで、またそれがまかり通るような時代でした。今ではちょっと考えられない話ですが、それだけ活気があったということです」 斬られた回数数知れず、からんだスターはキラ星のごとく。これまでに出演した作品で、印象に残っているものを聞くと「特にないです。大作であろうとなかろうと、とにかくその場その場を一生懸命やってきましたから」。だが'03年に出演したハリウッド映画『ラストサムライ』だけは特別なようだ。『ラストサムライ』では、ハリウッドの大抜擢に応えて、寡黙なサムライ役で出演し、見事な死にっぷりで場面をさらった。 「『ラストサムライ』で印象に残っているのは出演者の作品にかける熱意です。あっちはキャスティングからスタッフ選びに、何から何までオーディションで選ばれるんです。自分は選ばれたという誇りがあるので、みんな自信を持ってやっている。その自信と熱気というのはやっぱり写真(作品)に出てきます。写真は、嘘をつきませんからね。映画はこうでないといけないな、と思いました」 印象に残る役者については、萬屋(錦之助)と即答。 「萬屋さんの立ち回りが好きでした。ヤクザ、侍、殿様と、役柄に応じた立ち回りをその場その場できちんと使い分けができた上に格好が良かった。こっちも気持ちよく斬られましたよ。萬屋さんに『死に方がいいね』と言われたのも、斬られ役としての自信につながりました。それにしても昔は個性的なスターさんがいっぱいいましたね。スターというのは、皆さん、生まれながらにしての魅力や雰囲気が備わっています。でも、そんなスターの流れというのも、高倉健さんや渡哲也さんあたりで止まっているような気がしますね」
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芸能ネタ 2014年07月04日 18時00分
田中みな実はTBSにもううんざり! 退社の理由はプライドの高さ?
TBSで6本のレギュラー番組を持つ人気アナウンサー・田中みな実(27)がTBSを退社する。 「9月30日をもちましてTBSを退社することにいたしました。入局以来大変お世話になった職場を離れることは寂しいですが、大好きなアナウンサーという仕事をもう少し広い視野で、環境で、挑戦していきたいと思い、決意しました」と、コメントを出した。 退社後は『ミヤネ屋』の宮根誠司(51)や『モーニングバード』の羽鳥慎一(43)が所属する事務所に所属する。 スカウト、イジメ、嫉妬などの理由で退社せざるをえなくなった局アナたちに比べれば、寿退社のアナウンサーは幸せを掴んでいる人が多い。田中アナも、半同棲を噂されているお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾(31)と結婚説が囁かれるが、あくまでも「アナウンサーとしての職業を極めたい」という退職理由だ。 しかし、表向きの理由とは別の退社理由がある。セクハラ、イジメで問題で、他社を退社したフリーのアナウンサーを、TBSの早朝番組の顔として迎え入れたことに対する怒りが原因だ。どこのテレビ局にもある話だが、局アナのプライドが嫉妬とジレンマが生む。誰だって、局の看板番組を担当したいのだ。 現在出演中の『サンデージャポン』で“ぶりっ子キャラ”を確立させられたが、これは彼女の本意ではない。もともと田中アナは、父の仕事関係で日米を行き来する生活が続いたことを生かし、青山学院大学文学部英米文学科に進んだ才媛。学生時代から出たがり屋ではあったらしいが、あそこまでのぶりっ子をするタイプではなかった。そもそも『サンデージャポン』は出演者にキャラを“演出”することが多い。田中アナと一緒に出演し、ナイナイの矢部浩之(42)の妻になった青木裕子アナ(31)も、番組では“姓に奔放な女”というキャラにされていた。これら全て番組スタッフが作り出すのだが、一度付いたイメージから脱却するのは難しい。 「朝番組を誰に担当させようか? という話になり、当然、田中アナも候補の一人に上がったが、ぶりっ子キャラが邪魔をして消えた。結果、外部からフリーの夏目三久(29)を連れてきた。数字が取れているなら問題はないけど視聴率は最低。田中アナに不満が生まれた」(スポーツ紙記者) 田中アナはフリー転身後、すっかり世間の間で定着してしまった“ぶりっ子キャラ”を払拭できるだろうか? それとも自分を売り込むために、また別のキャラを画策するのか?
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芸能ネタ 2014年07月04日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 第19回 福本清三(俳優) ハリウッドに認められた斬られ役一筋50年(1)
時代劇で絶対に欠かせないのが「主役以外の役者たち」だが、「悪役・斬られ役に、本当の悪人や性格の悪い人はいない」とはこの業界でよく言われるところ。「日本一の斬られ役」福本清三も例外ではなかった。 「お待たせしました。私なんかのために本当にすみません」 約束の時間に現れた福本は、スクリーンの強面なイメージとは真逆の、低姿勢な好々爺。 「みなさん、日本一の斬られ役とか言うてくれはりますが、そんな格好ええもんやありません。15でこの道に入ってから70なんぼの今まで、斬って斬られてのアホな人生ですわ」 笑顔に刻まれた皺の一つひとつが、俳優としての長いキャリアを物語る。 これまで映画やテレビの時代劇を中心に、斬られ役、敵役の俳優人生を過ごしてきた。キャッチフレーズは、誰言うことなく「5万回斬られた男」。だが、本人によれば「あれはね、ちょっとオーバーなんですよ。数えたことはないんですが、本当のところはその半分もいってないんじゃないでしょうか」と照れ笑い。だが、木刀を手にポーズをとると、スッと表情が変わった。穏やかな好々爺が一転してニヒルな素浪人に。鋭い目つきには殺気すら漂う。キレのある動きと軽快なテンポ、そしてオーバー気味の豊かな表情。見事にきまった立ち回りは、それ自体、一つの芸と言ってよい。 福本清三は昭和18年に兵庫県に生まれ、15歳の時に京都に出て、親戚の伝手により「まあ、なんとなくといった感じで」太秦・東映京都撮影所の大部屋に入る。 「入った時は役者いうよりエキストラ。ほんまのその他大勢ですから言われたことは何でもやりました。そういう中で斬られ役を目指したのは、やっぱり目立ちたいと思ったからです。女優さんなら歩いているだけでも絵になるということもありますが、男はそうはいきません。男が目立とうと思ったら、主演のスターさんと絡むしかないんです。斬られ役は、もちろん主役でも重要な脇役でもありません。でも短い時間にせよ、カメラの真正面でスターさんとからみ、引き立てるわけですから、やっぱり特別な役ですよ。通行人とは違うのです」 斬られ役のコツ、斬られの技術を聞くと「5万回斬られた男」は、こう答えた。 「自分なりの死に方の美学を持ち、それでもってスターさんを引き立てること。しかし、それよりもまず心がけなければいけないのは、スターさんや共演者に怪我をさせないということ。そら、その場の流れでアクシデントはありますが、たとえあったとしても、それが最小限で済むようにしなければいけません。スターさんに怪我なんかさせたら、大変なことになりますからね。だからといって力を抜いてはいけない。主役の強さを引き立てようと思ったら、こっちも全力で『この野郎!』ぐらいの気持ちで向かっていかないと場面が台無しになります。時代劇はアクションであって、喜劇じゃないのですから。怪我は怖いけど、それを恐れているようではダメ。そして相手に気持ちで負けることなく、それでいて全体を格好良く見せなければいけない。そのあたりのタイミングを言葉で説明するのは難しいです。それはもう経験ですね。でも、一生懸命やっていれば、不思議と怪我なんかしないし、たいていは格好がつくものなのです」 若い頃は「どうすれば巧く斬られることができるか、カメラに近づけるか、ということばかり考えていました」という福本。 「立ち回りは殺陣師さんについて習うのですが、その前に個人の努力と創意工夫が必要なんですよ」 その試行錯誤から生まれた技術が“海老反り”だ。 一連の立ち回りの中での最後の見せ場。スターに上段からバッサリ斬られ、苦悶の表情を浮かべ、派手にのけ反ってバッタリ倒れる。そうすることでスターの格好良さを引き立たせ、なおかつ斬られ役も目立つという、福本得意の“巧みの死に方”である。 「斬られ役の美学に叶った死に方ですよね。斬られるなら、やっぱり格好良くですよ(笑)」
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芸能ネタ 2014年07月04日 11時45分
ダンカン “皮肉な運命”愛妻と同い年47歳・春一番の急死を悔やむ「天国で大好きな酒浴びるほど飲めよ」
6月22日に乳ガンで愛妻を亡くしたお笑い芸人のダンカンが4日、アントニオ猪木のモノマネで一世を風靡した春一番さんの急死を悔やんだ。春一番さんは、3日早朝に都内の病院に救急搬送されたが、肝硬変のため死亡が確認された。47歳だった。生前からダンカンなどたけし軍団とは数々の番組で共演し、親交が深かった。 自身のブログでは「みんな早すぎるよ…」というタイトルで、「春ちゃん(春一番)が逝っちまった…。47歳ママリンと同じ歳…一週間前ママリンの葬儀にオレを元気付けようと…」と急死を悔やんだ。 ブログには、“ママリン”の愛称で親しまれ、妻である飯塚初美(47)さんが死去した際に、春一番から届いた弔電をアップ。 「ママリン様のご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。ご遺族の皆様のお悲しみは、いかばかりかとお察し申しあげますとともに、香典ドロに中野まで伺う電車賃にも事欠く有り様をお察しください。なお弔い酒はいつまでもお付き合いいたします。謹んでご冥福をお祈りいたします。ダンカンさん元気ですかー! 春一番」という内容だった。 ダンカンは「香典泥棒に行くお金がない…弔い酒なら付き合う…ギャグの弔電をくれたのに…。オレまだ元気じゃないけど、春ちゃんが『元気ですかー!』て言うなら元気出すよ! 天国で大好きな酒浴びるほど飲めよ! だけど酔っ払って、いい女のママリンに変なことでもしょうもんなら承知しねーかんな! 合掌」と春一番さんに弔いの言葉を捧げた。画像:ダンカンオフィシャルブログから http://ameblo.jp/danakan-tigers11/
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芸能ネタ 2014年07月03日 18時00分
都議会野次問題から派生したフジ女子アナのセクハラ発言
フジテレビの細貝沙羅アナ(27)が、塩村文夏東京都議(35)のセクハラヤジ騒動に巻き込まれてしまった。 細貝アナはフジテレビのエース女子アナ候補が継承する“パン”の愛称こそついていないが、アナウンサーとしてだけでなく、報道の現場でもバリバリ仕事をこなす美人アナ。中高をアメリカで過ごし、米国同時多発テロを体験した影響から、アナウンサーを目指したという。むしろバラエティー番組にはほとんど出ない分、アイドルアナではなく正統派のニュースキャスターとして育成されているといっていいだろう。 英語はペラペラで、しかも『第10回全日本国民的美少女コンテスト』で本選に進出したほどの正統派美人。女子アナウォッチャーからは「こんな美人なのに何で人気が出ないんだ!」という声が出るほどの逸材だ。 その細貝アナが塩村都議のセクハラヤジ騒動に巻き込まれて、沈み込んでいるという。「細貝アナは、帰国子女かつ美人であることを鼻にかけ、新人時代、先輩アナに対して『すぐにあなたを抜いて見せます』と言ってしまい、孤立していた。そこから地味な現場レポートをこつこつとこなし、独自のキャリアを積み上げてきたのに、セクハラヤジ騒動で株を下げ、『私は異動になるの?』と不安になっていますね」(フジテレビ関係者) セクハラヤジ騒動とは、東京都議会で塩村都議が質問に立った際に「早く結婚した方がいい」、「(子供を)産めないのか」などのヤジが飛んだとされる問題。「早く結婚した方がいい」と言った自民党の鈴木章浩都議は自ら名乗り出たが、他のヤジの犯人は不明のままだ。 「鈴木都議は6月23日に萎縮しながら会見したが、ここで細貝アナが『結婚してるんですか?』、『子供はいるんですか?』と質問し、現場で失笑が漏れた。セクハラヤジ謝罪会見で、セクハラ質問をしてどうするんでしょうか。塩村都議の代弁者気取りだったんでしょうか。フジにもクレームが入ったそうです。そもそも、鈴木都議が当初は『私は言ってない』と逃げていたことが問題で、『結婚した方がいい』というヤジ自体は、女性にも男性にも当てはまる性差の関係がない内容。細貝アナの“いじめ”こそ問題ですよ」(政治部記者) “女性の敵”を叩きのめして、お茶の間の女性たちを味方つけようと先走ってしまったのだろうか。なんにせよ、喋る仕事は向かないのかもしれない。