芸能
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芸能 2015年02月25日 20時00分
黒柳徹子に健康不安説 「徹子の部屋」MCにマツコ・デラックス抜擢(2)
さらに、テレ朝躍進の礎を築いたドラマ『相棒』にも綻びが生じているという。 「以前は二桁の視聴率を取っていた『相棒』の再放送も、さすがに数字が取れなくなってきた。視聴者に飽きがきているんです。さらに、成宮寛貴の卒業が発表されたシーズン13の本編も、なかなか視聴率20%超えをしない。最近は15〜17%台をウロウロしている。確かに、他局のドラマに比べれば数字は取っているが、やっぱり以前の勢いはなくなっている」(テレ朝関係者) そんなテレ朝が救世主と頼んでいるのが冒頭のマツコ・デラックス。そもそも、マツコがなぜ、『徹子の部屋』のMC候補として白羽の矢が立ったのか。 「一番は黒柳の体調不安です。最近は本当に滑舌が悪く、何を言っているか本当に聞き取りにくい。視聴者からも黒柳が『何を質問したのか』といった問い合わせが入ることも多々あるそうだ。収録の際には看護師が待機しているなんて話もまことしやかに囁かれていたんです。でも、一番の理由は黒柳自身がマツコを後継者に指名したことが大きい。マツコは黒柳のことを“お母さん”と呼び慕っている。一方の黒柳もマツコを“オバサン”と言い“娘”のようにかわいがっているんです」(制作関係者) それにしても気になるのは、マツコと黒柳の接点だ。2人は一体どこで交流を深めたのか。 「年1〜2回のペースで、放映されているスペシャル番組『出張!徹子の部屋』で共演したことが始まりですよ。マツコが初めてゲストによばれたのが'11年4月のこと。以来、オバサン2人組という構成が面白いとして徐々に人気を高めていったんです。最近はマツコもダイエットに成功したため、ロケができるようになった。昨年6月26日放送回の視聴率は12.2%、直近の2月4日分は11.4%。いずれも民放の同時間帯で1位の視聴率を取っている」(テレビ関係者) いまでは互いの自宅に泊まりに行く間柄。さらに、マツコがMCになった場合のシミュレーションもテレ朝は既に実施済みだという。 昨年4月3日に放送された『徹子の部屋』にマツコがゲスト出演した際、番組中盤からマツコが司会を務めているのだ。 「テロップも『マツコの部屋』になり、ゲストが黒柳徹子という構成だった。司会となったマツコは赤裸々トークでいきなり黒柳の“結婚観”について質問。黒柳も『芸能界に入ってから3回お見合いした。もうちょっとで結婚するところまでいった』などと告白させ、改めてマツコのMCとしての手腕が評価されたんです。視聴率も久々の7%台だった」(放送作家) いずれにせよ、高齢の黒柳が降板するのは時間の問題。『マツコの部屋』が日テレの『ヒルナンデス!』を脅かすかもしれない。
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芸能 2015年02月25日 19時00分
もはや“梨園の妻”は高いハードルではない? 中村獅童から見える歌舞伎界の新しい結婚スタイル
歌舞伎俳優の中村獅童(42)が、5年間交際していた元読者モデルの足立沙織さん(30)と再婚した。 獅童は記者に「次は(誰)?」と聞かれ「松也(尾上)に頑張ってもらいたい」とコメント。尾上松也(30)もそうだが、歌舞伎界には結婚適齢期を迎えた俳優や、交際中の相手がいる俳優が多い。 獅童が期待した尾上は元AKBのトップアイドルで女優の前田敦子(23)と。その両名が引き合わせた中村児太郎(21)と元AKBの秋元才加(26)。片岡愛之助(42)とタレントの熊切あさ美(34)。中村七之助(31)とモデルでタレントのトリンドル玲奈(23)。これらの人々はそれぞれ交際に無言だったり、「お友達の一人」と煙に巻くカップルもいる。しかし、そんな姿勢とは裏腹に、いまと昔は交際や結婚に対する考え方が大違いだと歌舞伎関係者は言う。 梨園の妻になるには、それなりの覚悟も資金も必要だった時代があった。確かに、梨園の妻になるためには、覚えなくてはならない習慣や儀式や人間関係もある。でも、いまはそこまで堅苦しくはない。自由な恋愛の先に結婚があっても、全く不思議じゃないという。 「妻のする仕事で一番大きいのは、旦那の舞台を満席にすることですよ。ご贔屓さんとの繋がりでチケットを売る。しかし、いまは黙っていてもチケットは売れる。だから、資産家の娘さんを嫁さんにする必要がなくなった。昔は、売れないチケットを買って配った役者もいた。そうじゃないと舞台でいい役に付けない」(歌舞伎関係者) 確かに、最近は歌舞伎ファンも増え、チケットが取れない状況になっているのは事実だ。公演日数も激増しているにもかかわらず人気俳優の舞台はチケットが取りづらい。 「環境や人間関係の難しさはあるようですけど、それだけだったら、どこの家庭にもあることですからね。やはり一番は資金力だったような気がする。いまはお金の苦労はないと思いますよ。強いて言えば男の子を出産して欲しいという周囲の期待かな」(松竹OB) 昔は「梨園の妻になるためには修行が必要」と世間は、勝手に言っていたが、一番の問題は資金だったようだ。自由恋愛の先に結婚があるとしたら、これから歌舞伎俳優と女優やタレント、資産家ではない一般女性との結婚が続きそうな気がする。
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芸能 2015年02月25日 16時30分
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演中! “平成の吉永小百合”宮崎香蓮の透き通った目がセクシー
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演)に起用された新進女優・宮崎香蓮(21)が注目を集めている。 宮崎が演じる役どころは、吉田松陰(寅次郎=伊勢谷友介)の妹・杉文(井上)の幼なじみで、松陰が開いた松下村塾の塾生である入江九一(要潤)、野村靖(大野拓朗)の妹・入江すみ役。すみは同塾々生の伊藤博文(利助=劇団ひとり)の妻となる(後に離婚)重要な役柄だ。 宮崎は93年11月20日生まれ、長崎県島原市出身。所属事務所オスカープロモーションの公式プロフィールによると、身長156センチ、スリーサイズはB74、W59、H82。 武井咲も出場した06年の「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で、演技部門賞を受賞し芸能界入り。08年より、女優として活動。 同年11月公開の映画「まぼろしの邪馬台国」では、主役の宮崎和子(吉永小百合)の少女期役で出演し、“平成の吉永小百合”と呼ばれるようになる。同映画は宮崎の祖父で作家の故・宮崎康平氏が書いた同名作品を元にしたもので、宮崎にとっては思い出深い作品となった。 12年4月には、祖父、吉永の母校である早稲田大学(社会科学部)に入学し、女優業と学業を両立すべく奮闘中だ。 昨年は連ドラ「鼠、江戸を疾る」(NHK/滝沢秀明主演)、「なるようになるさ。」第2シリーズ(TBS/舘ひろし主演)、「ゼロの真実〜監察医・松本真央〜」(テレビ朝日/武井咲主演)にレギュラー出演し、今回大河ドラマに初めて抜てきを受けた。 タレントウォッチャーのA氏によると、「あどけない顔立ちの宮崎は、まだ十分女子高生でも通用するルックスですが、その目力は半端ではありません。クリッとした透き通った何かを訴えるかのような目はたまりなくセクシーです。この目で見つめられたら、男はイチコロでしょう」と語る。 大河ドラマ出演は女優として、大きなステップアップになるはず。宮崎の今後の飛躍に大いに期待したい。(坂本太郎)
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芸能 2015年02月25日 15時30分
“ヒモ芸人”の今昔
<♪あったかいんだからぁ>でブレイク中のクマムシ。着うたのダウンロード数や、デビューシングル『あったかいんだからぁ』も絶好調だ。このコンビ芸人。最近になって、イケメンで歌わないほうの佐藤大樹が、“ヒモ芸人”であるという新たな一面が出てきた。佐藤は現在、社長令嬢と同棲中。家賃30万円は、彼女の負担だ。若手芸人ににつかわしくないゴージャスライフを送っているのだ。 元AKB48で、現在は会社社長の川崎希も、モデルの旦那・アレクサンダーを養う身。アレクのモデル仲間であり、サッカー選手のネイマールのものまね芸人としても活動する「ネイボール」も、同じくヒモ男。川崎は、そろって面倒を見ることも少なくないという。 アラフォー独身女の椿鬼奴にも、ついに春が!? と思いきや、お相手は残念なことに、後輩芸人のグランジ・佐藤大だった。大のギャンブル好き、生き甲斐は酒、借金してでも賭け事に精を出すなど、そのなりふり構わない昭和芸人さながらの生き方に、仲間芸人もドン引き。友達が、どんどん離れていった。 ついに住む場所までなくしかけたそのとき、救いの手を差し伸べたのが、“奴姉さん”。そのまま転がり込む形になって、交際・同棲。家賃という負担から解放された佐藤は、バイトに勤しむものの、浪費癖は治らず。ヒモ男は今、独身女のカセとなっている。 振り返れば、貧乏芸人が収入の多い女性に生活を工面してもらう例は、昔からある。 西川きよしの妻・ヘレンは、きよしと出会った当初、吉本新喜劇の看板女優。駆けだし芸人のきよしを養っていた。なぜか、きよしの親友だった坂田利夫の面倒まで見ていたという。ふたりの結婚に事務所は大反対だったが、強行突破。そのわずか数年後、空前の“やすきよブーム”が起こった。 東京は浅草の有名ストリップ劇場・フランス座で、芸の腕を磨いたのは、ビートたけし。当時は、何人もの踊り子さんの世話になった。のちに妻となった元漫才師の幹子さんは、たけしが食えない時代、スナックでアルバイトをして家計を支えた。 芸人とヒモ男は、切っても切れない。女を足掛かりにできる者と、あぐらをかいて堕落していく者。その未来は、さまざまだ。(伊藤由華)
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芸能 2015年02月25日 12時05分
「ビートたけしのTVタックル」で異例の注意テロップ
23日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」で、異例のテロップが流れた。 「日本全国ご当地お悩み相談サミット」という企画が実施され、大阪府のキャラを映像やイラストで紹介。大阪府には92ものキャラが乱立しており、そんな群雄割拠の中で新キャラ・もずやんが人気を上げるための議論が展開された。 そして、紹介VTRが終了すると、唐突に「番組をインターネットに許諾なく公開することは違法です」というテロップが流れた。先週、先々週の放送では同様のテロップは流れていない。YouTubeを確認してみると、サイト上には同番組の動画が数多くアップされているが、一部のユーザーがアップした先週放送(2月16日)の「どうしてもワカラナイ! 中国人のナゼ?」の動画が削除されており、「この動画はユーザーにより削除されました」と表示されていた。 「同番組では今まで同様のテロップは流れていないと思うので異例です。例えば、『違法ダウンロード』『著作権』などの内容を扱う企画の場合には、関連性が強いため同様のテロップを流すこともありますが、今回の内容では関連性が薄い。また、今更注意を促すようなテロップでもないような気もするので、何かトラブルがあったのかもしれません」(テレビ関係者) いまだに、ネット上には無断でテレビ番組の映像がアップされているのが現状。今後もイタチごっこは続く!?
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芸能 2015年02月25日 11時45分
生放送に向いてなかった関ジャニ∞・渋谷すばる
関ジャニ∞の渋谷すばるが24日、都内で行われた主演映画「味園ユニバース」(山下敦弘監督)の舞台あいさつに出席し、14日に生出演したテレビ番組で、司会者の質問にほぼノーリアクションだったことが騒動になっていることに対し、異例の直筆反省文をマスコミ向けに配布したことを各メディアが報じている。 問題となったのは、14日に渋谷が出演した生放送の情報番組「ズームイン!サタデー」(日本テレビ)。渋谷は「味園ユニバース」で共演する女優の二階堂ふみとともに1コーナーに出演したが、司会者がクイズを出題するも、10秒以上無言を貫いたり、屋外で映画を宣伝する際にはフードを深くかぶり、ほんの2〜3言しか話さないなど、あまりの無愛想ぶりに、放送直後からネット上などで“放送事故”として騒動になっていた。 報道をまとめると、渋谷は自ら事務所に「釈明したい」と申し出たそうで、この日のために文書を直筆で書き上げたという。文書には「未熟な為に皆様にご迷惑をおかけすることが多々ありました」、「大人として、プロとして表に立つ人間として恥ずかしくない行動をとっていきます」と心境がつづられていた。 「渋谷は引っ込み思案で、人と話すことが苦手。おまけに、見た目が短髪にヒゲで誤解されやすい。世間は関ジャニのメンバー全員が関西ノリの絶妙なトークが得意だと思っているが、そうではないのが実情。渋谷は収録のバラエティー番組でも、ほとんど言葉を発しないぐらいなので、生放送での“放送事故”は十分に予測された事態。映画の番宣とはいえ、生放送にブッキングしたのは事務所サイドのミス」(音楽関係者) 舞台あいさつでは、関ジャニ∞のメンバーの反応について、「丸山(隆平)くんは僕のことがすごく好きで、この映画をきっかけにますます(好きに)なっているみたい。うれしいんですけど、なんか怖いぐらい」とエピソードを披露。会話の際には少し間を空けてしまうなど、口べたぶりは相変わらずだったようだが、今回の一件を受け事務所も仕事選びに慎重になりそうだ。
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芸能 2015年02月25日 11時45分
爆笑問題・田中裕二 “スキマスイッチ大騒動”に驚愕「想像もしなかった状況」
23日深夜に放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で爆笑問題の田中裕二が、“スキマスイッチ大騒動”に言及した。 事の発端は、スキマスイッチが14日に秋田県民会館で開催したライブ中、前夜に訪れた同県の老舗料亭を揶揄するような内容を発言。そのコメントについて、料亭の従業員がツイッター上で「ショックを受けた」とコメントすると、大騒動に発展。スキマスイッチのツイッターには「店に謝れ」などの意見が殺到。20日、スキマスイッチは公式ホームページで「この度は、弊社所属スキマスイッチがライブMC内での発言につきまして、お騒がせをする事になり大変申し訳ございません」と陳謝したが、ネット上では「所属事務所が謝罪するも本人たちは沈黙」「本人が謝罪しろよ」「本当に酷い」「失望した」など批判が集中していた。 田中は「コンサートのトークでもそうやって広がっちゃうっていうね…」と語り始めると、相方の太田光は「俺らなんて謝罪に次ぐ謝罪だよね」と自虐コメント。 そして、田中は「全然10年前とかとさ、想像もしなかった状況だよね。こういうのってね」と時代の変化に驚きつつ、感傷していた。 今回の件は1人のツイートから大騒動に発展。爆笑問題の2人はツイッターやブログなどのSNSは一切利用しておらず、太田は、「なぜみんなツイッターをやるのか?」という素朴な疑問を田中に投げかけたが、田中は「わかんないんだよね」と返答。 太田は「俺は芸能人とかがやっている人いっぱいいるからアレだけど、そりゃそれで良いと思うんだけど、なんかツイッターって、ファンというかフォローの人と直接話すとかっていうのは、ステージの後に客席でお酒をつぐみたいなね。なんかそんな感じするんだよね」と持論を展開した。
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芸能 2015年02月25日 11時45分
バクステメンバーが出演するミュージカル「遥かなるミドルガルズ」が初日
バクステ外神田一丁目のメンバーが出演するミュージカル「遥かなるミドルガルズ」が、24日初日を迎えた。 海賊たちが跋扈する世界、アースガルズに、放り出された少女たち。遥か昔、虹の橋で結ばれた元の世界ミドルガルズへ還るため、立ちはだかる困難に立ち向かうというストーリー。 主演の伊田静役の朝倉ゆりは初日公演後に「初めて主演を務めさせて頂いてます。出演者みんなで約1か月半頑張って稽古してきた努力の結晶が、一つの舞台に入っていると思います。千秋楽までこのパワーを、見て頂く皆さまに届けたいと思います」と初日を迎えた喜びをコメント。 ポップ船長と、高橋刑事役を務めた安里南は、「全くキャラクターの違う二つの役を演じさせて頂いてます。高橋刑事の役作りに苦労しましたが、千秋楽までどちらの役もより成長したいと思います」と安里らしい追求する姿勢を役作りでもみせていた。 また、空組・機関士アン、浅野舞役を務めた松本ふうかは、「明るく元気に初日を演じる事ができました。ファンの方にもダンス良かったよ! と言ってもらえてとても嬉しいです」と笑顔で話した。 海組には、航海士タック、楠本理沙役で、海岬まりなが出演する。 ハイパーガールズミュージカル「遥かなるミドルガルズ」は、2月24日から、3月1日まで、東京・新宿シアターブラッツで行われる。【参考サイト】http://backst.jp/news/201501/656/
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芸能 2015年02月25日 11時45分
中村獅童 坂東三津五郎をしのぶ「気軽にコメント出来る気持ちでは無いですが…」
映画「振り子」東京凱旋試写会舞台挨拶が24日、東京・新橋のスペースFS汐留で行われ、主演の中村獅童と小西真奈美が出席した。 会見の最後に報道陣から「歌舞伎界に悲しいニュースがありまして…」と21日に膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった歌舞伎俳優、坂東三津五郎について質問がとんだ。中村は「気軽にコメント出来る気持ちでは無いですが、皆で力を合わせてこれからの歌舞伎界を盛り上げていって、自分自身も良い役者になるように精進していくことが恩返しなると思います。前進あるのみです」と静かに答えた。 最近会ったのは1月13日に見舞いに行った時とだいう。「入籍の報告と御挨拶にいきました。長時間話してくださってすごくお元気そうでした。弱っている姿は見たことが無かったので…非常に残念です」と語った。 本作はお笑い芸人・鉄拳が原作。明るい夢を持つある夫婦を描いた感動パラパラ漫画を実写映画化したもの。 映画「振り子」は2月28日(土)角川シネマ新宿、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2015年02月24日 20時00分
黒柳徹子に健康不安説 「徹子の部屋」MCにマツコ・デラックス抜擢(1)
最近、ツキから見放されたかのようなテレビ朝日が禁断の番組編成に着手する。40年目を迎えた長寿番組『徹子の部屋』('76年2月2日スタート)の黒柳徹子(81)が降板、マツコ・デラックス(42)をMCに大抜擢するという。番組タイトルもズバリ『マツコの部屋』になるのだとか…。 「早くて、この4月、遅くても10月の編成までにはマツコがMCになることを発表する方向で調整に入った。局内でもこの話を知っているのはごく少数だけですよ」(事情通) 背景にあるのがテレ朝の絵に描いたような絶不調ぶり。視聴率競争では日本テレビに大惨敗。そんな矢先に発覚したのが『ももいろクローバーZ』の妹分グループ『3B junior』のメンバー(12)が番組収録中にヘリウムを吸い、意識不明の重体に陥るといったテレビ史に残る大不祥事だ。 テレビ業界関係者に言わせれば、いまやテレ朝の転落はとどまるところをしらないという。 「昨年秋には証券会社のレーティングで格下げになってしまった。しかも、今回のヘリウムガス事件が影響したのか、テレビ朝日ホールディングスの株価は急落。'15年3月期の連結業績予想を売上高2750億円(従来2815億円)、営業利益150億円(同180億円)に引き下げ、スポット収入の予想も大幅に下回る見通しだ。12歳の少女の容態次第では刑事事件化に発展する可能性も出てきた。'12年と'13年に年間視聴率のゴールデン&プライム帯で二冠を獲得し、'18年度までに連結営業利益200億円を目指すと気勢を上げていたが、当時の勢いは見る影もない」(テレビ朝日関係者) そのテレビ朝日が局を挙げて取り組んでいるのが4月以降の番組新編成。 「とにかくヤバイの一言です。池上彰や『くりぃむしちゅー』をMCに起用した2本の番組を立ち上げるが、全て日テレのパクリのような番組なんです。一つは『世界一受けたい授業』と似た内容の番組を池上に、二つ目もやはり日テレの『深イイ話』を模倣した番組を、くりぃむにやらせる。企画が上がらず最終的には視聴者を喰い合う作戦に出た。ある意味、テレビ界では禁じ手とされた手法を使わないとテレ朝はやっていけないのでしょう」(放送作家) テレ朝がここまで追い詰められてしまった理由は、他にもあるようだ。 「誤算ですよ。これまで“テレ朝お抱え女優”といわれていた米倉涼子がテレ朝と距離を置き始めた。今夏にもドラマ『ドクターX』のシーズン4を制作するつもりでいたが、米倉サイドから正式にNGを喰らってしまった。皮肉なことに、またしても日テレのドラマに出演することが内定しているんです。なんでも“しばらくは、『ドクターX』の続編を受けない”と本人が話しているようです。再三にわたり続編をオファーしたため、米倉を激怒させたという噂です」(編成関係者)