芸能
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芸能 2015年08月11日 15時40分
【週刊テレビ時評】視聴者は土屋太鳳と小日向文世の対決が見たい!? 朝ドラ「まれ」週平均視聴率は自己ワーストを記録
NHK連続テレビ小説「まれ」(NHK総合/土屋太鳳主演/月〜土曜午前8時〜)の雲行きが、どうもおかしくなってきた。 ここにきて、視聴率は下降傾向で、第19週「潮時じゃがいもガレット」(8月3日〜8日)は1度も20%の大台を超えることなく、週平均は18.1%(数字は以下、すべて関東地区)にとどまった。同6日木曜の放送が、「広島平和式典」のため、39分遅れとなり、15.8%と大きく落ちたのが響いた。19%を上回ったのは7日金曜の19.4%だけで、1週間を通じて、低調だった。 これで3週連続ダウンとなり、前週と比較すると、1.0ポイントダウンとなり、これまでの最低だった第9週の18.3%を下回って、自己ワーストを記録してしまった。 ドラマは能登編から横浜編になって以降、パティシエ修行に励む主人公の希(土屋)と、その師匠である「マ・シェリ・シュ・シュ」のオーナーシェフ・池畑大悟(小日向文世)との対決が“売り“になっていた。 しかし、輪島塗職人である夫・紺谷圭太(山崎賢人)の師匠で祖父である弥太郎(中村敦夫)が病に倒れたため、希は圭太を支えるべく店を辞めて能登に帰った。希と大悟の対決が見られなくなったことが視聴率に影響してしまったのか!? まだ、ドラマは7週残っており、なんとか巻き返しを図りたいところだ。 好調をキープしている杏主演「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/水曜午後10時〜)第5話(8月5日)は13.6%で、前週より0.5ポイント下げたが、依然他のドラマの追随を許さない。 初回12.7%と好スタートを切りながら、第2話では裏の「FNS27時間テレビ2015」ファイナルの影響を受けて、7.4%まで急落していた「ナポレオンの村」(唐沢寿明主演/TBS/日曜午後9時〜)第3話(同9日=15分拡大)は1.7ポイント上げたものの、9.1%で2話連続1ケタ台に終わった。裏で「ビートたけしのいかがなもの会〜テレ朝夏祭り!!バラエティ番組集結スペシャル〜」(テレビ朝日)第2部が13.0%、サッカー「EAFF東アジアカップ 男子日本×中国」(フジテレビ)が14.0%の好視聴率を獲ったことが響いたようだ。 AKIRA主演「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時〜)第5話(同4日=22時30分より放送)は3.4%で、前週と同じ。 西内まりや主演「ホテルコンシェルジュ」(TBS/火曜午後10時〜)第5話(同4日)は7.9%で、自己最低を更新。 仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合/午後10時〜)第17話(同4日)は5.1%で、前週より0.2ポイントダウン。 東山紀之主演「刑事7人」(テレビ朝日/水曜午後9時〜)第4話(同5日)は9.4%で、前週より0.4ポイントアップしたが、2週連続1ケタ台。 堤真一主演「リスクの神様」(フジテレビ/水曜午後10時〜)第4話(同5日=22時30分より放送)は5.0%で自己ワースト。 武井咲主演「エイジハラスメント」(テレビ朝日/木曜午後9時〜)第5話(同6日)は9.0%で、前週より1.0ポイントアップ。 蓮佛美沙子主演「37.5℃の涙」(TBS/木曜午後9時〜)第5話(同6日)は5.6%で、前週より0.1ポイントアップ。 北川景子主演「探偵の探偵」(フジテレビ/木曜午後10時〜)第5話(同6日)は7.4%で前週より1.3ポイントダウンし、過去最低。 芳根京子主演「表参道高校合唱部!」(TBS/金曜午後10時〜)第4話(同7日)は5.6%で、前週と同じ。 松山ケンイチ主演「ど根性ガエル」(日本テレビ/土曜午後9時〜)第5話(同8日)は7.0%で、前週より1.7ポイントダウン。 窪田正孝主演「デスノート」(日本テレビ/日曜午後10時30分〜)第6話(同9日)は10.2%で、前週より2.0ポイントアップし、2週ぶりに2ケタ台に復帰。 福士蒼汰主演「恋仲」(フジテレビ/月曜午後9時〜)第4話(同10日)は10.8%で、前週より1.1ポイント下げたが、2週連続2ケタ台をキープ。 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜午後8時〜)第32話(同10日)は12.2%で、前週より1.7ポイントアップし、3週ぶりの12%台となった。(坂本太郎)
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芸能 2015年08月11日 15時00分
大作洋画と人気アニメがトップ3に初登場した今週の映画ランキング
8月8日、9日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、スティーヴン・スピルバーグ製作によるヒットシリーズの第4弾「ジュラシック・ワールド」が初登場首位を獲得した。 「ジュラシック・ワールド」は土日2日間で54万4759人を動員し、興行収入8億4512万円をあげた。5日に公開されたため、すでに累計で107万人を動員し興収は15億円を突破している。 2位はトム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ5作目「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」。600スクリーンで公開され、42万7281人を動員し、興収5億7354万9200円をあげた。 「全国各地のスクリーンは夏休み期間ということもあり、確実に観客動員が見込める2つの大作洋画の上映に力を入れている。そのため、邦画の上映スクリーンが減らされているので、今年のこの時期、邦画は苦戦を強いられてしまう」(映画ライター) 3位も初登場で、人気コミック「NARUTO ナルト」のスピンオフ「BORUTO NARUTO THE MOVIE」が268スクリーンで公開され、30万5396人を動員し、興収4億964万6200円をあげ根強い人気をうかがわせた。 夏休み恒例の人気テレビシリーズの劇場版で同時上映となった、「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」と「手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!」は初登場で6位。297スクリーンで公開され、17万1297人を動員し、興収2億1328万9350円をあげた。戦後70年にあたる今年の注目作「日本のいちばん長い日」は初登場10位。210スクリーンで公開され、11万4589人を動員し、興収1億4548万2900円をあげた。 「『日本のいちばん長い日』は今後、公開スクリーンが増えていくので数字を伸ばしそう。逆に、先週の1位から5位にダウンした『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』、同3位から8位にダウンした『HERO』は数字が伸び悩んでしまった」(同) 今週は特に注目作は公開されず。今週のトップ10入り作品が来週もそのままトップ10を争いそうだ。
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芸能 2015年08月11日 11時50分
有吉弘行 川栄李奈と最後に握手&アドバイス受ける「この調子でいけばビッグになれる」
11日、TBS「有吉AKB共和国」でお笑い芸人の有吉弘行が、AKB48の川栄李奈から最後のアドバイスをもらった。 番組では「有吉AKBラジオ局 川栄卒業記念SP」が放送。川栄の仲の良いメンバーとして入山杏奈、小嶋菜月、名取稚菜、横山由依、高橋朱里も出演した。8月4日でAKB48を卒業した川栄だが、最後のアドバイスをメンバーたちに贈った。そんな中、番組のメインを務める有吉にもアドバイスした。 「有吉さんは、たぶん私が研究生の時から好いてくださっていて。私がいない収録の日とかって、暗い顔されていたこともあって…」と語り始めた川栄だったが、この勘違いに有吉は苦笑。 そして川栄は、高橋朱里から聞いた有吉のエピソードを語り、いかに有吉が自分のことを好きでいるのかという内容を説明。最後に、「私も卒業ってことで、もう有吉さんの隣にいることができなくなってしまいました。有吉さんは的確なツッコミと達者な口でこの調子でいけばビッグになれると思うので、有吉さんこの調子で頑張ってください」とアドバイス。有吉もかなり笑っていたが、2人はがっちり握手を交わした。 ちなみに有吉は同番組の他に、日本テレビ「ヒルナンデス!」「有吉反省会」、フジテレビ「おーい!ひろいき村!」、テレビ朝日「マツこ&有吉の怒り新党」などレギュラー番組を11本持っており、一部報道では年収は3億とも5億とも報じられている。
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芸能 2015年08月11日 11時45分
何かとお騒がせの宮崎あおい
先ごろ「女性セブン」(小学館)でV6の岡田准一との交際が発覚したばかりの女優宮崎あおいだが、今月8日、東京都渋谷区の国道で乗用車を運転中、追突事故を起こしていたことが10日に発覚し各メディアが報じた。 報道をまとめると、宮崎は8日午後11時40分ごろ、渋谷区道玄坂の国道246号をプライベートで白いポルシェを運転中、渋滞で止まっていた40代の自営業男性の乗用車に約20キロで追突。双方の車に軽いこすり傷ができた程度で、宮崎と男性にけがはなし。宮崎は遠方の交通状況に気をとられていたというが、管轄の警視庁渋谷署では前方不注意による物損事故とし違反扱いはしない方針。 岡田との交際が発覚したばかりとあって、同乗者が気になるところだが、同乗者はいなかったという。同日は大阪で行われた、今年下半期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(9月28日スタート)の収録に参加。その後、帰京しプライベートで運転していたとみられる。 「岡田との交際が発覚し、デリケートな時期のはずだが、所属事務所の管理体制の甘さが目立ってしまった。もともと、宮崎は運転が好きで、おまけにかなりのドライビング。突然の方向転換や車線変更、高速道路での直線ダッシュなど、緩急つけた運転で尾行の車を巻いたり、あっという間に突き放したりしてしまう。にもかかわらず、気をとられていたということは、何か真剣に考え事をしていたのでは」(芸能記者) それでも仕事は順調で、メインキャストとして声優をつとめた、公開中のアニメ映画「バケモノの子」(細田守監督)が、9日現在で観客動員数300万人を突破。興行収入も38億円を超える大ヒットとなり、また9月にスペイン・サンセバスチャンで行われるサンセバスチャン映画祭のコンペ部門に出品されることが決定。同部門にアニメ作品が選出されるのは史上初で、宮崎も同所を訪れると思われる。 いろいろ大事な時期だけに、所属事務所は運転を控えさせた方が良さそうだ。
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芸能 2015年08月11日 11時45分
大西ライオン&若井おさむ 最高月収暴露! 意外な数字に周囲も驚き!
11日、インターネット配信動画「よしログ」で、ピン芸人の大西ライオンと若井おさむが最高月収を告白した。 「心配ないさ〜」のネタでブレイクした大西ライオン。2009年には日本テレビ「PON!」の月曜日レギュラーを務めるなど、活躍していた。一方の若井おさむは、アニメ「機動戦士ガンダム」の主人公のアムロ・レイのものまねが評判となり、2007年頃にブレイクした。 動画には、大西と若井の他に一発屋芸人のムーディ勝山、あべこうじも出演。トークは最高月収の話題となった。大西は「僕そんなにもらってないです。50(万円)です。CMとかも入って。それがコンスタントにずーっと入って」と明かした。 一方の若井は「僕の最高120(万円)です」と告白。大西、あべ、ムーディは、「お〜、すごい!」と一斉に声を上げて驚いた。テレビと営業の仕事がちょうど半分半分ぐらいで、何度か同様の月収をもらっていたという。 ただ、ムーディは2人比べると段違いに稼いでいたことを少しだけ自慢していた。*写真は「よしログ」から
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芸能 2015年08月11日 11時45分
お笑いコンビ・2700 全盛期から月収5分の1に大幅ダウン! ツネはバイトを開始!
11日、インターネット配信動画「よしログ」で、お笑いコンビの2700が現在の月収を激白した。 2700は八十島とツネが2008年にコンビを結成。歌ネタやリズムネタを得意とするコンビで、同年の「キングオブコント2008」では、コンビ結成わずか8か月で決勝に進出した。また、「キングオブコント2011」では3年ぶりに決勝に進出し、準優勝に輝いた。独特のネタを持つコンビだが、特に「右ひじ左ひじ交互に見て」のネタが一時ブームになり、人気者となった。 動画では、ギャラの話題を展開。ツネは「夢なくなるよ〜」と語り出し、「僕もバイトすることになりましたんで…」と衝撃発表。約2年前までは月収100万円を超えていたというが、八十島は「ここ半年前ぐらいまではあったたんですよ。それがね、ここ半年でね…」と内情を明かした。 相方のツネがバイトを始めたことに対して、八十島は「俺、バイトしたくねぇって〜!」と嘆いたが、ツネは「もう受け入れましょう」と諭し、「先月は(給料が)23万円で。安いなぁ〜って」とぶっちゃけた。全盛期から比べると、なんと5分の1ほど給料が減ったことになる。 2人とも既婚者で子供もいるため、八十島は「一人暮らしだったらまだいけるけど、子供おったら無理だってー!」と本当に困っていた。
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芸能 2015年08月10日 17時26分
“注目の若手俳優”綾野剛 初の連ドラ単独主演で真価問われる! ヒロインは人気急上昇中の松岡茉優
ここ数年、常に注目されてきた綾野剛が、ついに単独で連ドラ初主演を果たすことが分かった。それは、10月期にTBSで放送される「コウノドリ」(金曜午後10時〜)だ。 綾野は昨年10月期の「すべてがFになる」(フジテレビ)で、武井咲と“W主演”したことはあるが、全国ネットの連ドラで単独主演するのは意外にも、今回が初めて。 「コウノドリ」の原作は12年8月から「モーニング」(講談社)で連載されている同名漫画で、作者は鈴ノ木ユウ氏。ドラマの脚本は、NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」(松下奈緒主演)、NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演)などを手掛けた山本むつみ氏。演出は映画「ビリギャル」(有村架純主演)で大ヒットを飛ばした土井裕泰監督で、最強の布陣で臨む。 綾野が演じる主人公・鴻鳥(こうのとり)サクラは、産婦人科医でピアニスト。生まれてすぐ母を亡くし、乳児院と児童養護施設で育ったサクラは愛情深い産科医であり、「BABY」の名で、感情のすべてをピアノにぶつけ、情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニストでもある。そんな二つの顔を持つミステリアスなサクラを綾野がどう演じるのかが見どころとなる。 ヒロインには、本業の女優のみならず、バラエティ、MC、ラジオのパーソナリティなど多彩な才能を発揮し、人気急上昇中の松岡茉優が起用された。松岡はサクラの下で働く新米産科医・下屋加江役。 そして、今や数多くのドラマ、映画に引っ張りだこの吉田羊がベテラン助産師役で出演し、ガッチリ脇を固める。他の共演者は、坂口健太郎、平山祐介、清野菜名、豊本明長(東京03)、浅野和之、江口のりこ、山口紗弥加、星野源、大森南朋ら。 主演となると、問われるのは、やはり「数字が獲れるかどうか」だ。「すべてがFになる」は平均視聴率が1ケタ台(数字は以下、すべて関東地区)に終わったが、“W主演”ということで、さほど、綾野の責任を問う声はなかった。だが、単独主演となると、そうはいかない。同ドラマは綾野の真価が問われる作品になりそうだ。 TBSにとっても、金曜午後10時のドラマ枠は、1月期の「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(生田斗真主演)こそ、平均10.4%とまずまずだったが、4月期の「アルジャーノンに花束を」(山下智久主演)は平均8.6%にとどまった。現在放送中の「表参道高校合唱部!」(芳根京子主演)は5〜6%台をウロウロしており、平均1ケタ台は濃厚な情勢。さすがに、3クール連続で1ケタ台は避けたいところで、「コウノドリ」への期待は高い。(坂本太郎)
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芸能 2015年08月10日 16時00分
南野陽子の夫「愛人問題」に新展開 出産間近の子供の養育費で裁判沙汰
今年4月に本誌がスクープした女優・南野陽子(48)の夫の愛人問題。夫の片野智也氏(43=仮名)と不倫関係にある東京・銀座の高級クラブ『X』のMママ(30代)が妊娠していることはすでに報じたが、出産予定日が間近に迫り、2人の間に養育費を巡る暗闘が勃発しているというのだ。 Mママの知人がこう語る。 「二人は一時、約500万円のクラブの飲み代の支払いを巡ってモメたが、これが返済されてからは関係が修復。連日、片野さんが8月下旬にも出産予定のママを産婦人科に送り、買い物や食事にも行く仲の良さなのです。もともと彼は妊娠を手放しで喜んだほどで、今ではMママも片野さんと子供がいて過ごせれば、南野さんと離婚してもしなくてもいいとさえ思っている」 この人物によれば、そもそも片野氏は妊娠発覚時から子供の認知を約束。養育費の支払いも了承済みだが、問題は同氏の支払い能力が極めて怪しいことなのだ。 「片野さんは、経営する会社の内装費の未払いで施工業者から訴えられたり、知人から借りた300万円も未返済とトラブルまみれ。このため、7月にはMママが“養育費の支払いを書面にしたい”と申し出た。ところが、金額が折り合わず、ここにきて険悪な状況になりつつあるのです」(同) また、別の知人が言う。 「実は、一計を案じたMママはすでに東京地裁に提訴。近々、裁判が始まる予定で、片野氏もママの要求を呑んであげたいが、無い袖は振れない。最大の障害となっているのは、南野が愛人と子供の存在を認めていないことで、二人を知る者たちからは“南野が意地を張らずに養育費を支払ってあげれば丸く収まるのに…”といった声も聞こえてきます」 実際、裁判となった場合、どんな事態に発展するのか。 「裁判が始まっても、片野さんとMママの関係が悪化することはまず有り得ない。二人は養育費の金額さえ決まればいいと思っているからです。ただ、南野さんが抵抗した場合には、子供のDNA鑑定に発展する可能性もある」(冒頭の知人) もはや、“ナンノこれしき”では済まない!?
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芸能 2015年08月10日 15時21分
ココリコ・田中 キリンの首が長いワケ明かす「ウィルス説」
動物好きとして知られているお笑いコンビ・ココリコの田中直樹が、「図解 生き物が見ている世界」(学研パブリッシング)を発売した。同書は、生き物が見ている世界をイラストで掲載し、生き物の目の特徴などを詳しく解説している。 田中は「本当にずっと作りたかった本なんですよ」と開口一番喜びを語った。実に制作期間は2年半。同書は広島大学准教授・生物学者の長沼毅先生が共著しており、そもそも同書を制作したきっかけは、長沼先生の一言だったという。「本当にまだ面識がそんなにない時に番組でお会いして、ずっとこの本を作りたかったので、『こういうことって形になりますかね?』って聞いたら、『それは面白いです』って言ってくれはったんで。先生が面白いですねっていうことをおっしゃってくれなかったら、たぶんこの本生まれてなかったと思うんで、それが有り難かった」と長沼先生に感謝した。 ただ、やはり制作する際に苦労もあったようで、「生物がどう見えてるかっていう答えはないんですよね。直接生き物にどう見えているか聞けないので、人の視細胞を参考に、こう見えているんじゃないかっていう本なんですね。脳でどう処理してるかとか、あくまでも人の理解しているレベルを色んな生き物の視細胞を調べることで、想像していく。答えがないものに向かっていく難しさみたいなものは、すごくありました」と明かした。 田中といえば、動物に関する知識は豊富で、芸能界でも随一の博学として知られている。一体、どこからマニアックな情報を得ているのだろうか? 「図鑑、テレビ番組も見ます。ロケでいろんな場所に行かせてもらえることがあるので、専門家の方や動物園の飼育員の方に、すごくお話聞きますね。現場の人が当然一番詳しいと思うので、生の声を聞きたいんですよ」とまさに貪欲そのもの。ネットや図鑑に載っている当たり前の情報ではなく、本当に貴重な情報を仕入れているという。 そんな田中に今注目の生き物を聞いてみると、「ダニですね」と即答。「何万種っているんですけど、もちろん人に害を及ぼすダニもいれば、チーズを美味しくしたりするダニがいたり、色んな生き物に寄生するダニもいる。専門家の方から聞いたんですけど、赤ちゃんとして生まれてきた段階で、すでにもう赤ちゃんを身ごもっているダニがいるらしいです。マトリョーシカみたいな。ダニは面白い」と興奮気味に語った。 最近では、天体物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が地球外生命体の探索を進めるプロジェクト実施を発表し、世界中で話題となっている。地球外生命体の存在については、「いて欲しいと思っています。長沼先生が言ってはったんですけど、人のような高等な生き物っていうのは、もしかしたら難しいって言ってはって、確かに小さい微生物とかバクテリアとかそういうレベルの生き物はいておかしくないと。なので、そういう生き物はおそらくいるであろうと…。あとは知的生命体ですよね…。人みたいな生き物がいると面白いなとは思います」と考えを明かした。もし、宇宙のある星に地球外生命体が存在するならば、「絶対に見に行きたい」と想像しながら嬉しそうだった。 我々、人間も含む全ての生き物は今まで何百万年もかけて進化を遂げてきた。田中にとって「進化」とは一体どういうことなのだろうか…。「進化って偶然の産物なんです。自分の希望が形になるかっていうとそうではなくて。偶然、ポーンって出てくる」と説明。おそらく多くの方は、進化というものは長い年月をかけて、徐々に環境に適応しながら身体を形成し、変化を遂げていくものだと思っているでしょう。しかし、突然変異的に進化を遂げる動物もいるという。 「まさにキリンがそう。キリンはいきなりポーンって首が長くなったんで、途中の過程がないんですよ」と解説。キリンの首が長くなった理由として様々な説があるが、「ウィルス説が有力なんです。首が長くなるようなウィルスに感染して、それで首が長くなったんじゃないかって」と1つの説を説明した。 さらに「オカピのような原始的なキリンの仲間から、首の長いキリンに飛ぶんですよ、進化ってこういうことなんです。よく首を長くして、高い食べ物を食べるっていうイメージがあると思うんですけど、どうやらそうじゃないみたいです。もちろん、願って叶っていく進化っていうのも多少、あると思うんですけど、こういう進化のケースがベース」と田中なりの「進化論」を示した。 最後に、自身の進化について尋ねると、「50m泳げるようになりました」と申し訳なさそうに明かし、「今までは45mしか泳げなかったんですけど、あと5mがどうしても届かなくて、何度もトライして最近ようやく50m泳げるようになりました。5m進化しました」と自分で苦笑していた。 田中の進化はまだまだこれからのようだ。
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芸能 2015年08月10日 11時52分
“ドーベルマン刑事”じゃなかった反町隆史演じる新相棒
俳優の反町隆史が10月スタートのテレビ朝日系「相棒season14」で演じる、4代目相棒が、シリーズ初の法務省キャリア官僚・冠城亘(かぶらぎ・わたる)であることを、各スポーツ紙が報じている。 報道をまとめると、反町演じる冠城は40歳で、現場に興味があり警視庁に出向。頭脳明晰で見た目はクールだが、法務事務次官を後ろ盾にむちゃを通す一面を持つ変わり種だという。 これまでの相棒は寺脇康文の初代相棒は亀山薫(かめやま・かおる)、及川光博の2代目は神戸尊(かんべ・たける)、成宮寛貴の3代目は甲斐亨(かい・とおる)でいずれも警察官。しかし、冠城は相棒史上初の警察官以外の職業となったが、歴代相棒と同じく名前の読み方が「か」で始まり「る」で終わる役名となった。 「おそらく、水谷の意見が多大に反映された結果だと思われるが、反町のキャラクターではかなり難しい役柄なのではと思われる。クールな性格だということから、セリフは少ないと思われるだけに、演技力のなさは雰囲気でなんとかカバーできそうだが、相棒ファンが新相棒の存在を受け入れるのにはなかなか時間がかかりそう」(テレビ関係者) 反町といえば、俳優としての代表作は主演ドラマ「GTO」で演じた。破天荒な教師・鬼塚英吉役。それだけに、あまりにも有名すぎるあの刑事キャラを熱望する声があがっていたようだ。 「反町といえば、飼い犬のドーベルマンが同じマンションの住民を噛み、マンションの管理会社から、嚙まれた住民が退去したことによる家賃収入の補塡などの損害賠償を求められて敗訴。それだけに、44マグナムをぶっ放す破天荒な刑事である“ドーベルマン刑事”ならピッタリと思われていた。ところが、水谷にはそんなシャレも通用するはずがなく、お堅いキャリア役で落ち着いた」(芸能記者) 水谷の采配がどう視聴率に反映するかが注目される。
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