「テレビの報道や一般紙の記者はなかなか裏が取れずに夜通し都内の警察署を駆け回っていたが、ジャニーズ担当がいるスポーツ紙各紙は早々とジャニーズの広報担当者から『事実無根』と言われて取材をやめていた」(週刊誌記者)
今週発売の「週刊新潮」によると、赤西逮捕騒動が勃発したのは10月30日の夜。赤西が都内で行われるハロウィーンパーティーに姿を現したら、警視庁の組織対策5課の捜査員が任意同行を求める、という怪情報が流れたため、警視庁記者クラブは怒号が飛び交う騒ぎになったという。しかし、以前から赤西を尾行していた捜査員が「オリキ」と呼ばれるジャニーズファンに見つかり、そのオリキのまとめ役を経由してジャニーズに報告。ジャニーズが赤西に注意を促し、捜査は空振りに終わったそうだ。
「赤西といえば、以前から悪いうわさはあった。というのも、昨年、大麻取締法違反で逮捕された、執行猶予付きの判決を受けたプロテニスプレーヤーの宮尾祥慈は赤西率いる“赤西軍団”のメンバーとして知られていた。宮尾が逮捕されるきっかけとなった、交際相手で元AV嬢の倖田梨紗こと菊地有紗(今年、薬物事件で逮捕され実刑判決、服役中)が赤西のことをあれこれしゃべって捜査対象になっていた」(警視庁担当記者)
しかし、騒動は思わぬところに飛び火。とばっちりを受けたのが田中だった。
「赤西の話がどんどん大きくなっていき、しまいには『田中も一緒に逮捕された』『逮捕されたのは田中』という話まであった。田中はかつて菊地と交際していたのでそんなうわさが流れたのではないか」(同)
しかし、田中に何もなかったのはすぐに証明された。
「今月1日に、田中は謎のRAPユニットのメンバーとして顔に白塗りのメークをほどこし、都内のクラブで行われたライブイベントに登場、はじけたパフォーマンスをみせた。おそらく、事務所には内証でオフのイベント出演でしょう」(芸能ライター)
一方、赤西は田中がイベントに出演した翌2日、都内で行われた主演映画の完成披露試写会に出席。 「赤西が来ないのでは、とうわさが流れた。当日は、大麻取締法違反で起訴された押尾学被告の判決公判があったが、もし赤西が欠席すればまたまた大騒動になっていた」(同)
結局、2人ともに身辺に変化はなかったわけだが、KAT-TUNのイメージダウンにつながりかねない騒動だった。