番組では、「中継先にヤバめ素人が現れてもベテランリポーターなら華麗にさばける説」と題した企画を放送。偽番組の生放送中、吉村明宏や中村ゆうじ等の芸歴の長いリポーターが、強引にカメラの前に割り込んでくる素人に対し、どのような対応をするかを検証した。
そんな中、最後のターゲットとして登場した板東は、仕掛け人の素人がフレームインしてくると、険しい表情で相手を強引にカメラの外へ押し出す様子を見せた。そして、一旦中継が終わり、再び素人が板東の前を塞ぐと、その瞬間、VTRが突然終了。そこからは、スタジオでVTRを見ている出演者達のリアクションのみの映像となり、吉木りさは「やだーー! びっくりーー! これ流していいんですか?」と絶句。また、おぎやはぎ・小木博明も「これ流しちゃいけないやつでしょ……」と戸惑う表情を見せた。
すると、この説を持ち込んだ陣内智則は「おそらく、オンエアでは全カットになると思います。今、コンプラ協議中なんですよ」と話し、その言葉通りに放送ではカットとなった。この事態に、視聴者からは「手を出したのでは?」「放送できないほどヤバイことをしたのか」と驚きの声が飛び交っている。
そんな板東は過去にも、同番組で激怒し、出演者に手を上げてしまったことがある。
それは、2016年に放送された企画「早朝リアル脱出ゲーム」でのこと。この企画は、バイきんぐ・小峠英二が各部屋で眠る芸能人を起こし、様々な競技に挑戦してもらうというものだが、2ndステージでハプニングが起こる。
そこでは、熟睡する板東を起こして、ストラックアウトへ挑戦させるのだが、彼は寝起きで機嫌が悪く、「そんなん俺聞いてないよ」と、プレイを徹底拒否。しかし、そのままでは企画が成立しないため、小峠が「板東さんを起こさせていただいて、クリアしていただくっていう」と必死に頼むも、「“さん”つけたらええっちゅうもんちゃうぞ!」「いや俺は全然違うよ。聞いてる話と違う」とますます機嫌が悪化することに。そして、小峠が「あ、ほんとっすか」と返すと、板東が突然、相手の頭を引っ叩き、「断れや、お前バカ!」とマジギレしたのである。さらに、板東は「確かに仕事はなくなったよ!?」と、過去に脱税疑惑が持ち上がり、仕事が激減したこと振り返った。とはいえ、その後は「ごめんね、寝起きが悪かった」と小峠の頭を撫でながら謝罪し、素直にストラックアウトをプレイしたため、無事に企画はオンエアとなったようだ。
今回の新作ドッキリでは、板東が仕掛け人にどれほどのことをしたかは、明らかになっていないが、前回のドッキリ以上の出来事が起こったのは間違いなさそうだ。